JPS6130292Y2 - - Google Patents

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JPS6130292Y2
JPS6130292Y2 JP7550280U JP7550280U JPS6130292Y2 JP S6130292 Y2 JPS6130292 Y2 JP S6130292Y2 JP 7550280 U JP7550280 U JP 7550280U JP 7550280 U JP7550280 U JP 7550280U JP S6130292 Y2 JPS6130292 Y2 JP S6130292Y2
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JP
Japan
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condenser
evaporator
insulating tube
heat transport
semiconductor device
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JP7550280U
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JPS57955U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は凝縮性冷却媒体の液相と気相間の相
変化を利用して、半導体素子を冷却する沸騰冷却
式半導体装置に関するものである。
一般に沸騰冷却式半導体装置は、半導体素子と
接触した蒸発器の上部に凝縮器を設け、蒸発器と
凝縮器との間は熱輸送管で連通して冷却媒体を流
通させるように構成してある。
電気車の床下に塔載される場合は、車両限界の
制限があつて小形化が要求され、高さは車両限界
の許容いつぱいまでとし、車体取付面積はできる
だけ小さくすることが要求される。
従来のものは第1図に示すように、フロン等の
凝縮性の冷却媒体が封入された蒸発器1と半導体
素子10とを交互に積み重ねて圧接し、蒸発器1
と凝縮器3とを熱輸送管2で連通している。さら
に、熱輸送管2の内部に絶縁物でつくられた中空
パイプ7を設けて液相の冷却媒体が蒸発器1の底
部に循環するようにしてある。熱輸送管2は第2
図に示すように一端が蒸発器1と連結されたベロ
ーズ4と、各端がベローズ4の他端及び凝縮器3
の口金管3Aに連結された絶縁管6とで構成され
ている。これによつて、半導体素子10と凝縮器
3とを電気的に絶縁するとともに、半導体素子1
0が破壊したときに熱輸送管2を第1図の左右方
向に変化させることによつて、半導体素子10の
交換が容易にできる。
しかし、上記構成のものにおいては、蒸発器、
熱輸送管及び凝縮器が高さ方向に配設されるの
で、車両限界の制限から凝縮器の高さを大きくと
れないため、車体取付面積が大きくなる構成とな
り大きくなるという欠点があつた。
本考案は上述の如き従来装置の欠点を改善する
ため、凝縮底面と蒸発器との間の高さ方向の寸法
を小さくし、その分だけ凝縮器の高さを大きくし
車体取付面積の縮少すなわち小形軽量な半導体装
置を提供しようとするものである。
第3図は本考案による熱輸送管の一実施例を示
す図である。凝縮器3の底板にリング状の口金管
3Aの一端を凝縮器3の内部上方に向つて溶接す
る。
口金管3Aの他端には絶縁管6の一端を連結
し、絶縁管6の他端にはベローズ4の一端を、更
にベローズ4の他端は蒸発器1に連結する。
なお、口金管3Aの高さは、所定長さのベロー
ズ4及び所定長さの絶縁管6を設けた場合の絶縁
管6の頂部と、凝縮器3の底部との間の間隔を等
しくしている。
第4図は他の実施例を示し凝縮器3の底板を上
方に折り曲げて絶縁管6と連結してもよい。
絶縁管6は、通常セラミツク等の磁器で成型
し、両端部にメタライズド加工を施し金属リング
をロー付で固着したもので、この両端部の金属リ
ング部と凝縮器3の底部およびベローズ4とを溶
接等で連結するものである。
熱輸送管2の内部には絶縁物で作られた中空パ
イプ7を設けて液相の冷却媒体8が蒸発器の底部
へ循環するようにする。中空パイプ7は図示して
いない支持金具で保持してある。
蒸発器1、熱輸送管2および凝縮器3の下部に
は冷却媒体8の液相を充填し、その冷却媒体8の
液面9は常時中空パイプ7の上部流入口7Aより
上方となる様所定量の冷却媒体8を充填する。凝
縮器3の上部空間は冷却媒体の気相で満たされて
いる。
この半導体装置の動作を述べると半導体素子1
0で発生した熱は蒸発器1に伝導し蒸発器1の内
面に接触している冷媒8は沸騰し気泡が発生す
る。この気泡は、熱輸送管2と中空パイプ7との
間隙を通つて上昇し凝縮器3へと導かれる。
凝縮器3へ導かられた冷却媒体8の気相は、冷
却されて液化し凝縮器3下部に溜まり、中空パイ
プ7を通つて蒸発器1の下部に戻る。上記サイク
ルで冷却媒体8は循環し半導体素子10は冷却さ
れる。
以上述べた様に本考案は、蒸発器1と凝縮器3
とを絶縁管6、ベローズ4から成る熱輸送管2と
の連結方法に於いて凝縮器3の底板と絶縁管6の
連結部位が凝縮器の底板より内部上方で構成する
ため凝縮器3の底板と蒸発器1との間寸法の縮少
が可能となり半導体装置の小形軽量化が図れる。
尚本考案は、凝縮器3の底板に熱輸送管を連結
した場合について述べたが、凝縮器3が冷却媒体
8の気相を凝縮液化する凝縮部と、冷却媒体8の
液相を収納する液溜部とに分離された構造のもの
に於いては、前記液溜部と蒸発器1との間に熱輸
送管を構成されるので液溜部と熱輸送管との連結
構成についても本考案のものを使用することは容
易に考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は沸騰冷却式半導体装置の一般的な構成
を示す図、第2図は従来装置における熱輸送管の
断面を示す図、第3図はこの考案の装置における
熱輸送管の断面を示す図、第4図はこの考案の他
の実施例を示す熱輸送管の断面図である。 図中1は蒸発器、2は熱輸送管、3は凝縮器、
3Aは口金管、4はベローズ、6は絶縁管、7は
中空パイプ、8は冷却媒体、10は半導体素子で
ある。尚図中同一符号は同一又は相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 凝縮性の冷却媒体が封入された蒸発器と半導
    体素子とを交互に積み重ねて圧接し、蒸発器と
    凝縮器とを熱輸送管で連通して、上記冷却媒体
    を上記蒸発器と上記凝縮器間に循環させ、上記
    半導体素子の発生した熱を輸送するように構成
    した半導体装置において、上記熱輸送管は、一
    端が蒸発器に連結されたベローズと、各端がベ
    ローズの他端および凝縮器に連結された絶縁管
    からなり、上記絶縁管と凝縮器との連結部位
    が、凝縮器底部より上方に位置することを特徴
    とする半導体装置。 (2) 凝縮器の底面部材より凝縮器の内部上方へ向
    つて突出して口金管を配設し、この口金管と絶
    縁管との連結部位が凝縮器底部より、蒸発器及
    び凝縮器間の可能離隔間隔と絶縁管及びベロー
    ズを含む蒸発器上端及び凝縮器底部間の所要長
    さとの差だけ、上方に位置することを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の半導体
    装置。
JP7550280U 1980-05-30 1980-05-30 Expired JPS6130292Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7550280U JPS6130292Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7550280U JPS6130292Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57955U JPS57955U (ja) 1982-01-06
JPS6130292Y2 true JPS6130292Y2 (ja) 1986-09-05

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ID=29438177

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JP7550280U Expired JPS6130292Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30

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JPS6039305U (ja) * 1983-08-25 1985-03-19 三菱重工業株式会社 油水分離式ビルジ水排出装置

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Publication number Publication date
JPS57955U (ja) 1982-01-06

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