JPH03283139A - フロッピィディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はフロッピィディスク制御装置がらの制御に基づ
いてフロッピィディスクにデータを書込み記録し、ある
いはフロッピィディスクがらデータを読出し再生する機
能を有する。フロッピィディスク装置に関し、特にフロ
ッピィディスクに記録するデータを保護する機能を有す
るフロッピィディスク装置に関する。

（従来の技術） 従来、この種のフロッピィディスク装置においてフロッ
ピィディスクにデータを書込み記録する場合は、中央処
理装置（以下ｃＰＵと略記する）からの命令に基づいて
フロッピィディスク制御装置（以下ＦＤＣと略記する）
が動作し、ＦＣＣがフロッピィディスク装置（以下ＦＤ
Ｄと略記する）に対して磁気ヘッドを目的のトラック（
データを記録したいフロッピィディスク上のトラック、
以下目標トラックと記述する）へ移動制御してデータ記
録が行われる。以下にフロッピィディスクへのデータ記
録動作について詳細説明する。

まず、ＣＰＵはＦＤＣに対してシーク（Ｓｅｅｋ）命令
を出力する。ＦＤＣはそのシーク命令に従ってＦＤＤの
磁気ヘッドをフロッピィディスクの目標トラックへ移動
させる制御をする６次に、ＣＰＵはデータを記録したい
セクタのセクタアドレス情報を含むライトデータ命令を
ＦＤＣに出力する。

ＦＤＣはＦＤＤから出力されるリードデータ信号（この
信号にはフロッピィディスクに記録されているセクタア
ドレス情報が含まれている）を受は取って、リードデー
タ信号の中からライトデータ命令で示された目的のセク
タアドレスを検索する。

目的のセクタアドレスが検索された場合は、ＦＤＣはＣ
ＰＵに対して記録すべきデータの転送要求を出力し、Ｃ
Ｐ　Ｕ　＆ｉＦ　Ｄ　Ｃに記録すべきデータを送出する
。ＦＤＣはＦＤＤに対してそのデータを送出してデータ
記録制御を行ってライトデータ命令を終了する。フロッ
ピィディスクが２回転する時間より長く設定された所定
時間内で目的のセクタアドレスが検索されない場合には
、ＦＤＣはフロッピィディスクへのデータ記録制御を行
わないでライトデータ命令を終了させ、ＣＰＵに対して
異常終了であることを通知する。上記の所定時間内にお
いては、１回のライトデータ命令によってリードデータ
信号の中から目的のセクタアドレスを検索する機会は複
数回あり、この複数回の検索実施を行っても目的のセク
タアドレスが検索されなかった場合に異常終了となる。

以上の動作により、フロッピィディスク上の目標トラッ
クの所定のセクタアドレスにデータが書込み記録される
。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来のフロッピィディスク装置において
は、磁気ヘッドと目標トラックとの相対位置誤差の大き
さにかかわらず、リードデータ信号をフロッピィディス
ク制御装置へ送出している。

このため、磁気ヘッドが目標トラックに対して位置ずれ
を起こして、相対位置誤差が所定値以上となっている場
合においても、フロッピィディスク制御装置はり一ドデ
ータ信号の中から目的のセクタアドレスを検索してフロ
ッピィディスクにデータを記録する制御を行う、従って
、この場合においては、フロッピィディスク上の目標ト
ラックから所定値以上ずれた位置にデータが書込み記録
され、次にこの記録されたデータを読出し再生する場合
においては読出しエラーを引き起こすこととなり、記録
すべきデータが保護されず、本来のデーダ記録・再生を
達成しないという欠点がある。

本発明の目的は、上述の従来のフロッピィディスク装置
の持つ問題点を解決するために、相対位置誤差が所定値
以上の場合にはり一ドデータ信号の出力を禁止する手段
を有し、これによってフロッピィディスクへのデータ書
込み記録動作を中止して、記録すべきデータの保護を可
能とするフロッピィディスク装置を提供することにある
。

（課題を解決するための手段） 本発明のフロッピィディスク装置は、上記目的を達成す
るために、次の手段構成を有する。

すなわち、本発明のフロッピィディスク装置は、フロッ
ピィディスク制御装置と接続して、フロッピィディスク
制御装置からの制御に基づいてフロッピィディスクにデ
ータを書込み記録し、あるいはフロッピィディスクから
データを読出し再生する機能を有するフロッピィディス
ク装置であって、フロッピィディスクに記録されている
磁気ヘッド位置検出情報によって磁気ヘッドと目標トラ
ックとの相対位置誤差を検出する位置誤差検出手段と；
　前記位置誤差検出手段によって検出された前記相対位
置誤差と予め定めた所定値とを比較して前記相対位置誤
差が所定値以上の場合において、かつまた前記フロッピ
ィディスク制御装置がフロッピィディスク装置に対して
のデータ記録制御動作を実行している場合においては、
フロッピィディスクから読出し再生されたセクタアドレ
ス情報を含むリードデータ信号を前記フロッピィディス
ク制御装置へ出力することを禁止するリードデータ信号
送出手段と；　を具備することを特徴とするフロッピィ
ディスク装置である。

（作　用） 以下に、上記の手段構成を有する本発明のフロッピィデ
ィスク装置の作用に２いて説明する。

フロッピィディスク装置はフロッピィディスク制御装置
と接続されて、フロッピィディスク制御装置からの制御
に基づいて、フロッピィディスクにデータを書込み記録
し、あるいはフロッピィディスクからデータを読出し再
生する。フロッピィディスクに記録されている磁気ヘッ
ド位置検出情報が読出し再生されて位置誤差検出手段に
入力される０位置誤差検出手段は磁気ヘッド位置検出情
報から磁気ヘッドと目標トラックとの相対位置誤差を検
出して、その検出結果をリードデータ送出手段へ出力す
る。リードデータ送出手段にはフロッピィディスクから
読出し再生されたセクタアドレス情報を含むリードデー
タ信号が入力される。

リードデータ送出手段は入力された相対位置誤差と予め
定めた所定値とを比較する。その比較結果、相対位置誤
差が所定値以上の場合において、がっまたフロッピィデ
ィスク制御装置がフロッピィディスク装置に対してのデ
ータ記録制御動作を実行していることを示す信号をフロ
ッピィディスク制御装置から受けている場合においては
、入力されたリードデータ信号をフロッピィディスク制
御装置へ出力することを禁止する。

以上の作用によって、磁気ヘッドが目標トラックに対し
て位置ずれを起こして、相対位置誤差が所定値以上とな
った場合は、フロッピィディスク制御装置にリードデー
タ信号が送出されず、フロッピィディスクへのデータ書
込み記録動作が行われなくなり、記録すべきデータが保
護される。

（実　施　例） 次に、本発明のフロッピィディスク装置の一実施例につ
いて図面を参照して説明する。

第１図は本発明実施例のフロッピィディスク装置の構成
図であり、Ｉはフロッピィディスクに記録されている磁
化情報を読出す磁気ヘッド、２は磁気ヘッド１がら送ら
れてきた磁化情報１０１がらリードデータ信号１０２と
磁気ヘッドｌの位置検出用の磁気ヘッド位置検出情報１
０３とを再生する再生回路、３は再生回路２から入力さ
れた磁気ヘッド位置検出情報１０３から磁気ヘッド１と
目標トラックとの相対位置誤差を検出して相対位置誤差
情報１０４を出力する位置誤差検出回路、４は再生回路
２の出力のリードデータ信号１０２をフロッピィディス
ク制御装置１１へ送出するか否かを制御するリードデー
タ信号送出回路、４−１は位置誤差検出回路３から入力
された相対位置誤差情報１０４について、相対位置誤差
と予め定めた所定値とを比較して、比較結果によって禁
止制御信号１０５を出力する位置誤差判定回路、４−２
は位置誤差判定回路４−１から入力された禁止制御信号
１０５に基づいて、再生回路２から入力されたリードデ
ータ信号１０２の送出を禁止する送出禁止回路である。

なお、第１図はフロッピィディスク装置の構成要素の中
で本発明の説明に関係する構成要素のみを図示したもの
であり、例えば磁気ヘッド位置制御回路や磁気へラドア
クチュエータ等の従来のフロッピィディスク装置の構成
要素と同じ構成要素については図示を省略している。

以下、第１図に示した実施例の動作について説明する。

磁気ヘッド１はフロッピィディスクに記録されている磁
化情報を読出して磁化情報＋０１を再生回路２へ出力す
る。再生回路２は磁化情報＋０１からリードデータ信号
１０２と磁気ヘッド位置検出情報１０３を再生する。リ
ードデータ信号１（１２にはフロッピィディスクに記録
されているセクタアドレス情報が含まれている。磁気ヘ
ッド位置検出情報１０３は位置誤差検出回路３に入力さ
れる。位置誤差検出回路３は磁気ヘッド位置検出情報１
０３から磁気ヘッドｌと目標トラックとの相対位置誤差
を検出して相対位置誤差情報１０４を出力する。相対位
置誤差情報１０４はリードデータ信号送出回路４に入力
され、リードデータ信号送出回路４の構成回路である位
置誤差判定回路４−１に入力される９位置誤差判定回路
４−１は相対位置誤差情報１０４について相対位置誤差
と予め定めた所定値との比較を行う、その比較結果、相
対位置誤差が所定値以上である場合は禁止制御信号１０
５を生成する、一方、位置誤差判定回路４−１には、フ
ロッピィディスク制御装置１１から記録状態信号１０６
が入力される。記録状態信号１０６はフロッピィディス
ク制御装置１１がフロッピィディスク装置に対してのデ
ータ記録制御動作を実行している状態を示す信号である
。データ記録制御動作は、中央処理装置がフロッピィデ
ィスク制御装置にライトデータ命令を出力した時点から
ライトデータ命令が終了する時点までの動作である。

位置誤差判定回路４−１は、記録状態信号１０６に基づ
いて、フロッピィディスク制御装置１１がデータ記録制
御動作を実行している場合において、禁止制御信号１０
５を出力する。禁止制御信号１０５はリードデータ信号
送出回路４の構成回路である送出禁止回路４−２に入力
される。送出禁止回路４−２は、禁止制御信号１０５が
送出禁止を示している場合は、再生回路２から入力され
ているリードデータ信号１０２の送出を禁止する。禁止
制御信号ｌθ５が送出可を示している場合は、リードデ
ータ信号１０２が送出禁止回路４−２を通過して、リー
ドデータ信号１０２′がフロッピィディスク制御装置１
１へ入力される。

上述の実施例においては、フロッピィディスク制御装置
１１の出力の記録状態信号１０６は位置誤差判定回路４
−１に入力されているが、これに限定されるものではな
く、例えば記録状態信号ｌθ６を送出禁止回路４−２へ
入力しても同じ目的を達成することができることは明白
である。すなわち、記録状態信号１０６にかかわらず位
置誤差判定回路４−１は禁止制御信号１０５を出力し、
送出禁止回路４−２において、禁止制御信号１０５が送
出禁止を示している場合で、かつまた記録状態信号１０
６がデータ記録制御動作実行状態を示している場合は、
リードデータ信号１０２の送出が禁止される。

以上の動作によって、目標トラックに対する磁気ヘッド
１の相対位置誤差が所定値以上に大きくなった場合には
、リードデータ信号１０２がフロッピィディスク制御装
置１１へ送出されなくなるので、記録すべきデータをフ
ロッピィディスクに書込み記録する動作が行われなくな
り、読出しエラーの発生を未然に防止できて記録すべき
データの保護が可能となる。

なお、１回のライトデータ命令によってリードデータ信
号１０２′の中から目的のセクタアドレスを検索する機
会は複数回存在する。相対位置誤差が所定値以上に大き
くなる原因が一時的なものであれば、この複数回の機会
が失われるまでの時間内に、磁気ヘッド位置制御回路（
図示していない）によって磁気ヘッド１の目標トラック
に対する相対位置が最小となるように磁気へラドアクチ
ュエータ（図示していない）の駆動によって目標トラッ
クの方向へと磁気ヘッド１が移動されて、相対位置誤差
が所定値以下となる。

従って、複数回の機会のうち１回は正常なデータの記録
が行われて、ライトデータ命令の異常終了に至ることな
く、かつ、また読出しエラーの発生を未然に防止できる
。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明のフロッピィディスク装置
においては、磁気ヘッドと目標トラックとの相対位置誤
差が所定値以上の場合において、かつまたフロッピィデ
ィスク制御装置がデータ記録制御動作を実行している場
合においては、フロッピィディスク制御装置へのリード
データ信号の送出が禁止され、記録すべきデータをフロ
ッピィディスクに書込み記録する動作が行われなくなる
。

従って、フロッピィディスク上の目標トラックから所定
値以上ずれた位置にデータを書込み記録することを防止
できて、次にデータを読出し再生する際の読出しエラー
を未然に防止できるという効果がある。そしてその結果
、記録すべきデータが保護されるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例のフロッピィディスク装置の構成
図である。 １・・・・・・磁気ヘッド、　２・・・・・・再生回路
、　３・・・・・・位置誤差検出回路、　４・・・・・
・リードデータ信号送出口路、　４−１・・・・・・位
置誤差判定回路、４−２・・・・・・送出禁止回路、　
１１・・・・・・フロッピィディスク制御装置、１０１
・・・・・・磁化情報、１０２．１０２’・・・・・・
リードデータ信号、　１０３・・・・、、磁気ヘッド位
置検出情報、１０４・・・・・・相対位置誤差情報、１
０５・・・・・・禁止制御信号、１０６・・・・・・記
録状態信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フロッピイディスク制御装置と接続して、フロッピイデ
   ィスク制御装置からの制御に基づいてフロッピイディス
   クにデータを書込み記録し、あるいはフロッピイディス
   クからデータを読出し再生する機能を有するフロッピイ
   ディスク装置において、フロッピイディスクに記録され
   ている磁気ヘッド位置検出情報によって磁気ヘッドと目
   標トラックとの相対位置誤差を検出する位置誤差検出手
   段と；前記位置誤差検出手段によって検出された前記相
   対位置誤差と予め定めた所定値とを比較して前記相対位
   置誤差が所定値以上の場合において、かつまた前記フロ
   ッピイディスク制御装置がフロッピイディスク装置に対
   してのデータ記録制御動作を実行している場合において
   は、フロッピイディスクから読出し再生されたセクタア
   ドレス情報を含むリードデータ信号を前記フロッピイデ
   ィスク制御装置へ出力することを禁止するリードデータ
   信号送出手段と；を具備することを特徴とするフロッピ
   イディスク装置。