JPH01155558A - ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はディスク装置に関する。

（従来の技術） 従来から、ワードプロセッサやコンピュータ・などの情
報処理装置においてその外部記憶手段として磁気ディス
ク装置が用いられている。

たとえばフロッピーディスク装置においては、従来から
ステッピングモータを用いたスチールベルト方式などに
よりヘッドの移動を行っており、ステッピングモータの
位置決め（回転）によりヘッドの位置決めを行っていた
。そして最近では、記録トラックの密度を向上するため
、ディスクにサーボ情報を書込んでおき、ディスクに対
するヘッドの位置決めに上述のディスクのサーボ情報を
用いたものが増えている。つまり、ディスク上に、予め
サーボ情報を占込んでおき、ヘッドの所定の動作時にお
いてサーボ情報を用いてヘッドの位置決めなどのサーボ
を行うように構成されている。

上述したディスク装置のサーボ方式としては、ディスク
の１つのトラック内で何ケ所かにサーボ情報を分散して
書いである間欠サーボ方式がある。

間欠サーボ方式の１つとしてセクタサーボ方式があるが
、この間欠サーボ方式では、サーボ情報を時間的に連続
して得ることができない。

たとえば、１つのトラックに５０ケ所のサーボ情報が書
込まれたディスクを３０Ｏｒｐｍで回転させた場合、あ
るサーボ情報を冑てからこのサーボ情報の次のサーボ情
報を得るまでに４ｍ秒の時間が経過してしまう。

したがって、上述したセクタサーボ方式のディスク装置
では、ヘッドによりディスクにデータを書込む場合、サ
ーボ情報は間欠的に得られるため、あるサーボ情報を得
てからこのサーボ情報の次のサーボ情報を冑るまでの聞
に、外部から振動や衝撃が加わわるとヘッドの位置が動
いてしまうが、サーボ情報がないために装置はヘッド位
置が変ったことを認識できず、ヘッド位置の柊正ができ
ないため、他のトラックにデータを内込んでそのトラッ
クに書込まれているデータを破壊してしまうという難点
があった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は上述した従来の問題を解決するためのもので、
データの書込み時に外部から振動、衝撃が加わりった際
にヘッド支持手段が動いてヘッド位置が変ってし、他の
トラックのデータの破損を防止することのできるディス
ク装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は上述した目的を達成するために、ディスクに対
してデータの書込みおよび読出しを行うヘッドを支持す
るヘッド支持手段と、前記ヘッド支持手段に加えられる
力によって生ずる加速度を検出する加速度検出手段と、
前記加速度検出手段により検出された前記ヘッド支持手
段の加速度が所定の加速度を越えたときに前記ヘッドに
よる前記ディスクへのデータの書込み動作を禁止させる
制御手段とを備えたものである。

（作　用） 本発明のディスク装置では、加速度検出手段により検出
されたヘッド支持手段の加速度が所定の加速度を越えた
とぎにヘッドによるディスクへのデータの書込み動作を
禁止させるように構成したので、データの書込み時に外
部から振動、衝撃が加わわった際にヘッド支持手段が動
いてヘッド位置が変っても、他のトラックのデータの破
損を防止することができる。

（実施例） 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。

第１図は本発明のディスク装置の一実施例の説明に好適
するフロッピーディスク装置の構成を説明するための概
略図である。

同図において、１はシャーシ、２はディスク３を回転駆
動するディスクモータ、４はディスク３に対してデータ
の書込みおよび読出しを行うヘッド、５はヘッド４を保
持しヘッド４をディスク３の径方向であるトラック方向
に移動させるキャリッジ、６はキャリッジ５に設けられ
キャリッジ５に加えられる加速度を検出し、加速度に対
応した出力の信号を出力する加速度センサ、７はヘッド
４によるデータの書込みおよび読出しの情報の入出力を
行うためのリード／ライト回路、８は加速度センサ６の
検出結果に基づいてリード／ライト回路７のヘッド４の
書込み動作を禁止する書込禁止回路である。

第２図は第１図の書込禁止回路８の詳細を説明するため
の回路図である。

書込禁止回路８は、加速度センサ６からの加速度検出信
号Ａと基準加速度信号Ｂとを入力するコンパレータ１１
と、このコンパレータ１１からの出力信号Ｃと図示を省
略したフロッピーディスクコントローラからの書込ゲー
ト信号−Ｇとを入力し書込許可・禁止信号Ｅを出力する
オア回路１２とからなる。

コンパレータ１１からの出力信号Ｃは、ヘッドに加速度
検出信号Ａの値がデータの占込み動作に許容できる範囲
の加速度に対応したり準加速度信号Ｂの値より低い場合
はローレベルの信号であり、基準加速度信号Ｂの値を越
えた場合にハイレベルの信号が出力される。また、書込
ゲート信号ＷＧは、書込み時はローレベルの信号であり
、その他の場合はハイレベルの信号である。また、出力
信号Ｃと書込ゲート信ＬｉＪＧとのオアをとると店込訂
可・禁止信ｑ　Ｅは、所定の加速度内のときに書込許可
のローレベルの信号、所定の加速度を越えたときに書込
禁止のハイレベルの信号となり、この書込許可・禁止信
号Ｅは、リード／ライト回路７に出力される。リード／
ライト回路７は、リード／ライトアンプとも呼ばれるも
ので、ヘッドに設けられるリード／ライ］へコイル、イ
レーズコイルをドライブする回路である。リード／ライ
ト回路７は、データ書込み時に、リード／ライト回路７
に入力されるデータ信号１，１０１．：基づいてリード
／ライトコイルに書込み電流を出力する回路を右してい
る。

この回路は、書込許可・禁止信ｑ　Ｅが書込み許可（ロ
ーレベル）を示しているときに動作する。したがって、
書込許可・梨止信号Ｅが占込み禁止（ハイレベル）のと
きには、リード／ライトコイルに書込み電流の出力が行
われず、データ信号誓０の占込みが禁止される。リード
／ライ１〜回路７の基本回路としては、日立製作所製の
１１＾１６６．４２１”ＤＤ用リード／ライトアンプな
どが知られている。

また第３図は第１図のフロッピーディスク装置を用いた
システムの構成を説明するためのブロック図である。

同図において、２１はシステムにおける制御を行うＣＰ
Ｕ、２２はホストシステムに対するデータの記憶を行う
メモリ、２３はメモリ２２のデータをＣＰＵ　２１とは
別に直接的にアクセス可能なりＡＭコントローラ、２４
はフロッピーディスクコントローラ（ＦＣＣ）、２５は
第１図で説明したフロッピーディスク装置（ＦＤＤ）で
ある。

このシステムにおいては、ＣＰＵ２１によりメモリ２２
に記憶された棗込みデータが、ＤＡＭコントローラ２３
により読出されてＦＤＣ２４に送られる。そしてＦＤＣ
２４からＦＤＤ２５の第１図で説明したリード／ライト
回路にデータが送られヘッドによりディスクに対してデ
ータが書込まれる。ＦＤＣ２４の基本回路としては、日
本電気社製μＰＤ７（ｉ５Ａが知られているが、高密度
化（たとえばサーボ技術の導入）により、付加回路が要
求される。しかし、この点は本発明と直接関係しないた
め説明を省略する。

次にこのように構成されたフロッピーディスク装置の動
作を説明する。

ディスク３に所定のデータを記憶させる場合、まず、Ｆ
ＤＣ２４から書込データＷＤと書込ゲート信号ＷＧが出
力される。書込ゲート信号ＷＧは、直接に、またはＦＤ
Ｄ２５の内部ステータスが書込み可であることを示す信
号との論理積がとられた形の書込ゲート１２号−Ｇ（内
部書込ゲート信号）がＦＤＤ２５の書込禁止回路８のオ
ア回路１２に入力され、キャリッジ５に規定以上の加速
度がかかつていない状態（信ＰｉＣがローレベルの状態
）では、書込許可のローレベルの信号がリード／ライト
回路７に出力され、リード／ライト回路７は、ＦＤＣ２
４から送られた書込データ１ｌＩＯに基づく所定のデー
タがヘッド４からディスク３の所定のトラックに書込む
。

ところで、１述のデータの出込み動作時において、ＦＤ
Ｄ２５に、たとえば外部からの振動や衝撃などの外力が
加わると、この外力がキャリッジ５に伝わりキャリッジ
５がヘッドを所定トラックからずらしてしまわないよう
な許容しうる範囲の加速度より大きい加速度で移動する
。この加速度が加速度センサ６により検出されてその加
速度検出信号がＦＤＤ２５の書込禁止回路８のコンパレ
ータ１１に入力される。そしてコンパレータ１１からハ
イレベルの信号がオア回路１２に出力され、オア回路１
２から書込禁止の信号であるハイレベルの信号がリード
／ライト回路７に出力され、ヘッド４によるディスク３
への書込み動作が禁止される。

この際、オア回路１２からの書込禁止の信号、または、
コンパレータ１１からの過加速度の発生を検出した信号
に基づいて第３図に示す［ｒｒｏｒ信号を生成し、ＦＤ
Ｃ２４に送ってやれば、ＦＤＣ２４は今回の書込みが中
断されたことを認識し、データの再書込みを行うことが
できる。なお、Ｅｒｒｏｒ信号の送出は必ずしも必要で
なく、出込み動作の終了後、書込んだデータを読出して
占込みデータと比較するベリフフイ動作を行う機能を「
ＤＣ２４が持っていれば、ＦＤＣ２４は過加速度の発生
による書込みの中断を認識することができる。

したがって、この実施例では、外部から外力が加わると
ヘッド４の占込み動作が禁止されるため、セクタサーボ
方式などの間欠サーボ方式の装置であっても、ヘッドの
占込み動作による臨接トラックのデータの破壊を防止す
ることができる。

なお、上述した実施例では、リード／ライト回路への書
込ゲート信号−Ｇの入力を禁止する構成をしたが、リー
ド／ライ］・回路を構成するｔＣチップにチップ自体の
動作を禁止するチップイネーブル端子が設けられていれ
ば、コンパレータ１１の出力信号Ｃをデツプイネーブル
端子に送ってライト動作を禁止してもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のフロッピーディスク装置は
、加速度検出手段により検出されたヘッドの移動の加速
度が所定の加速度を越えたとぎにヘッドによるディスク
へのデータの占込み動作を禁止させるように構成したの
で、間欠サーボ方式であっても、データの書込み時に外
部から振動、衝撃が加わわった際に、ヘッドによる他の
トラックのデータの破損を防止することができる。

また、本発明はフロッピーディスク装置に限定されるも
のではなく、間欠サーボ方式をとってヘッドの位置決め
を行っているハードディスク装置、光デイスク装置など
においても同様な効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のフロッピーディスク装置の
構成を説明するための概略図、第２図は第１図の書込禁
止回路の詳細を説明するための回路図、第３図は第１図
のフロッピーディスク装置を用いたシステムを説明する
ためのブロック図である。 ３・・・ディスク、４・・・ヘッド、５川キヤリツジ、
６・・・加速度センサ、７・・・リード／ライト回路、
８・・・書込禁止回路。 出願人　　　　　　株式会社　東芝 代理人　弁理士　　須　山　佐　− 第１　図 第２四ｊ 簗３（′７１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディスクに対してデータの書込みおよび読出しを行うヘ
   ッドを支持するヘッド支持手段と、前記ヘッド支持手段
   に加えられる力によって生ずる加速度を検出する加速度
   検出手段と、前記加速度検出手段により検出された前記
   ヘッド支持手段の加速度が所定の加速度を越えたときに
   前記ヘッドによる前記ディスクへのデータの書込み動作
   を禁止させる制御手段とを具備したことを特徴とするデ
   ィスク装置。