JPH0328307Y2 - - Google Patents

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JPH0328307Y2
JPH0328307Y2 JP1984116461U JP11646184U JPH0328307Y2 JP H0328307 Y2 JPH0328307 Y2 JP H0328307Y2 JP 1984116461 U JP1984116461 U JP 1984116461U JP 11646184 U JP11646184 U JP 11646184U JP H0328307 Y2 JPH0328307 Y2 JP H0328307Y2
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JP
Japan
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automatic door
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door opening
closing device
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JP1984116461U
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JPS6134089U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シヨーケースにおける自動扉の開閉
装置、特に、シヨーケースの利用者が手に何かを
持つていて、自由に使用できない場合に便利で、
しかも省エネルギー、省力化となるシヨーケース
の自動扉開閉装置に関するものである。
また、本考案は、シヨーケースの扉を狭い場所
に収納して、シヨーケースの物品収納部を少しで
も広くするために考えられたシヨーケースの自動
扉開閉装置に関するものである。
〔従来の技術〕
人件費の高騰からセルフサービス形式のレスト
ランが考えられてきた。また、レストランあるい
はスーパーにおいて、従業員に対して高度で確実
なサービスを要求することが困難になつている現
状から、省力化やサービスの安定供給のためにセ
ルフサービス形式のシヨーケースを採用すること
が多くなつてきた。
セルフサービス形式のシヨーケースは、商品陳
列を兼ねた商品収納用のケース箱体であり、透明
の扉が開閉する構造になつている。利用者は、両
手に荷物、篭あるいはトレイを持つてシヨーケー
スの間で商品の選択をして回り、必要な商品を取
り出す。
利用者は、このように手が塞がつていることが
多いので、この種のシヨーケースの扉は、利用者
が個々に操作するのではなく、自動開閉する構造
にしておくと都合が良い。
自動扉の構造としては、利用者がシヨーケース
の前に立つと近接スイツチあるいは足踏スイツチ
等が入り、扉の駆動回転が作動して扉が自動的に
開くようになつている。
一方、たとえば、レストランで供給される食物
等の多くは、保温あるいは冷蔵する必要があるの
で、シヨーケースを兼ねた商品陳列収納箱体は、
保温あるいは冷蔵装置を装備した保冷庫(以下、
本明細書における保冷庫は、保温あるいは冷蔵装
置を装備したものとする)となつている。したが
つて、自動扉は、利用者の要求に応じて早急に開
き、かつ商品の取り出し終了次第、保冷状態を維
持するために、早急にしかも安全確実に閉鎖する
形式の構造が要求される。
具体的な従来例として、たとえば、実開昭56−
98980号公報に記載されている扉開閉装置は、利
用者の接近によりセンサーが働き、自動扉の一端
に止着された索条をドラムに巻き取りながら、自
動扉を上方向に開けるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記のようなシヨーケースの自動扉
は、収納する場所を広くとり、また索条あるいは
ドラムの巻き取りの音がうるさいという問題があ
つた。
シヨーケースの自動扉は、収納する場所が限ら
れている。すなわち、シヨーケースの自動扉の収
納部は、利用者が商品を取り出すためには邪魔に
ならず、見た目が良く、しかもできるだけシヨー
ケースのスペース効率を下げないという条件が必
要である。
また、シヨーケースの自動扉は、その開閉によ
り利用者を驚かしたり、不快感を与えてはなら
ず、しかも安全、確実、簡単でなくてはならない
という課題があつた。
本考案は、シヨーケースの陳列品を少しでも多
く陳列できるように自動扉を幅方向には収納せず
に、利用者に対して前後方向に収納したシヨーケ
ースの自動扉開閉装置を提供することを目的とす
る。
また、本考案は、自動扉をシヨーケースの前後
方向の側壁面に設けられた狭い垂直な収納部に収
納したシヨーケースの自動扉開閉装置を提供する
ことを目的とする。
さらに、本考案は、音が少なく利用者が自動扉
の開閉により驚かないシヨーケースの自動扉開閉
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
以上のような目的を達成するために、本考案
は、商品陳列収納部と、保冷庫と、自動扉と、自
動扉収納部と、自動扉開閉駆動装置とからなるシ
ヨーケースの自動扉開閉装置において、商品陳列
収納部の前後方向の少なくとも一側壁に沿つて延
設された自動扉収納部と、該自動扉収納部内に垂
直に設けられ、駆動装置により回転する送りネジ
を有する駆動部材と、該駆動部材の送りネジに螺
合し自動扉の下端部と枢動している上下動部材
と、から構成される。
本考案の自動扉は、閉鎖状態で傾斜蓋体を構成
するとともに、開放状態で自動扉収納部に垂直に
収納されるよう構成される。
本考案の自動扉開閉駆動装置は、モータおよび
一端を前記送りネジの上端に他端を自動扉の下端
に連結されているバネ部材から構成される。
本考案のバネ部材は、巻バネで構成される。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案に実施例を説明す
る。図は本考案に係るシヨーケースの自動扉開閉
装置の横断面概略図で、図示の左側は利用者と向
き合う前部とすると、図示の右側はシヨーケース
の後部となる。(利用者が反対側に行けば前後は
逆になる)また、図示の左側の自動扉は、自動扉
収納部に収納されて、シヨーケースが全開してい
る状態を、図示の右側の自動扉は、閉鎖されてい
る状態を示している。
図中、10はシヨーケースの自動扉開閉装置、
12は商品陳列収納部、14は自動扉、16は自
動扉収納部、16aはスリツト、17はシール、
18は保冷庫、20は自動扉開閉駆動装置、22
は駆動部材、24は上下動部材、26はたとえ
ば、モータのような駆動装置、28はバネ部材、
29はバネ先端、30は送りネジを示す。
送りネジ30を有する駆動部材22が、モータ
26により回転し、この回転により、送りネジ3
0に螺合している上下動部材24が上下方向に応
動する。そして、上下動部材24は、自動扉14
の下端部に枢動可能に連結されている。
駆動装置26は、前記モータ以外に自動扉14
の下端と駆動部材22の上端に接続されたバネ部
材28から構成することもできる。
なお、前記駆動装置26は、バネ部材28がな
い場合でも動作するが、バネ部材28のエネルギ
ーを利用した方が扉がスムーズに動く。
そして、上記自動扉開閉駆動装置20は、商品
陳列収納部の前後方向で、少なくとも一方の側壁
面に垂直に設けられた自動扉収納部16に内装さ
れている。また、上下動部材24に設けられた突
起部25は、自動扉14の下端部と上下動部材2
4とを駆動させている。
前記送りネジ部材22の上端には、たとえば、
巻バネ部材28が装着されており、該巻バネ部材
28から伸張した巻バネの先端29は、自動扉1
4の下端に連結される。
図示の実施例では、フロアに独立して設置する
形式のシヨーケースであり、自動扉14は、前後
対称に傾斜しており、シヨーケースの上部で、前
後方向(図では左右方向)に設けられている。商
品陳列収納部12は、水平な天井32と傾斜した
前記自動扉14とで台形に形成されている。
また、自動扉14は開いた状態では、該自動扉
14は、自動扉収納部16に縦に収納される。
自動扉収納部16は、保冷庫18の側壁に付設
されている。
一方が壁面に位置して、片側だけに扉を有する
シヨーケースの自動扉開閉装置とすることもでき
る。
自動扉収納部16の上部は、スリツト16aが
設けられており、このスリツト16aを通して、
自動扉14は、商品陳列収納部12の前後方向の
側壁に設けられた自動扉収納部16に出し入れさ
れる。
また、自動扉収納部16の上部に設けられたス
リツト16aには、たとえば、ゴムあるいは金属
シールが装着されているので、手あるいは塵芥が
入らずに安全でしかも衛生的である。
次に、本考案の一実施例について動作を説明す
る。
利用者がシヨーケースに近づき、図示されてい
ない近接スイツチあるいは足踏みスイツチによ
り、自動扉開閉駆動装置20に電源が投入され
る。
電源の投入により自動扉開閉駆動装置20のモ
ータ26は、回転して駆動部材22に伝達され
る。
そして、駆動部材22の送りネジ30に螺合し
ている上下動部材24が駆動部材22に沿つて上
下に移動する。
下端が上下動部材24に枢動連結されている自
動扉14は、上下動部材24の上下方向の移動に
したがつて開閉動作を行なう。
また、自動扉14は、たとえば、巻バネ部材2
8の先端29が装着されており、自動扉14が閉
鎖状態に戻るための上昇動作を補うことができ
る。
このようにして、モータ26の小型化が可能と
なるとともに、自動扉14の下端を内側に引く力
にもなつているため、自動扉14をシヨーケース
の前後方向の壁面に沿つた比較的狭い収納部に収
納することが可能となつた。
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案
は、前記実施例に限定されるものではなく、実用
新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱す
ることなく、種々の設計変更を行なうことが可能
である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、シヨーケースの前後方向の側
壁面に沿つて自動扉を収納する自動扉収納部を設
けたので、シヨーケースをその幅方向に広く採る
ことができた。
本考案によれば、回転する駆動部材と駆動部材
に螺合する上下動部材とにより、自動扉を垂直で
薄い自動扉収納部に収納することができたので、
商品陳列収納部のスペース効率を向上することが
できた。
本考案によれば、簡単な構造により、自動扉の
開閉動作がスムーズで、音が出ずに、安全確実に
自動開閉ができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例におけるシヨーケースの
自動扉開閉装置の横断面概略図を示す。 図において、10……シヨーケースの自動扉開
閉装置、12……商品陳列収納部、14……自動
扉、16……自動扉収納部、17……シール、1
8……保冷庫、20……自動扉開閉駆動装置、2
2……駆動部材、24……上下動部材、25……
突起部、26……モータ、28……バネ部材、2
9……バネ先端、30……送りネジ、32……天
井。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 商品陳列収納部12と、保冷庫18と、自動
    扉14と、自動扉収納部16と、自動扉開閉駆
    動装置20とからなるシヨーケースの自動扉開
    閉装置において、 商品陳列収納部12の前後方向の少なくとも
    一側壁に沿つて延設された自動扉収納部16
    と、 該自動扉収納部16内に垂直に設けられ、駆
    動装置20により回転する送りネジ30を有す
    る駆動部材22と、 該駆動部材22の送りネジ30に螺合し自動
    扉14の下端部と枢動している上下動部材24
    と、 から構成されることを特徴とするシヨーケー
    スの自動扉開閉装置。 (2) 前記自動扉14は、閉鎖状態で傾斜蓋体を構
    成するとともに、開放状態で自動扉収納部16
    に垂直に収納されることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のシヨーケースの自
    動扉開閉装置。 (3) 前記自動扉開閉駆動装置20は、モータ26
    および一端を前記送りネジ30の上端に他端を
    自動扉14の下端に連結されているバネ部材2
    8からなることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のシヨーケースの自動扉開閉
    装置。 (4) 前記バネ部材28は、巻バネであることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第3項記載の
    シヨーケースの自動扉開閉装置。
JP11646184U 1984-07-31 1984-07-31 シヨ−ケ−スの自動扉開閉装置 Granted JPS6134089U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11646184U JPS6134089U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 シヨ−ケ−スの自動扉開閉装置

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JP11646184U JPS6134089U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 シヨ−ケ−スの自動扉開閉装置

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JPS6134089U JPS6134089U (ja) 1986-03-01
JPH0328307Y2 true JPH0328307Y2 (ja) 1991-06-18

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JP11646184U Granted JPS6134089U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 シヨ−ケ−スの自動扉開閉装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015014419A (ja) * 2013-07-04 2015-01-22 ホシザキ電機株式会社 貯蔵庫の扉開閉構造

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JPS6134089U (ja) 1986-03-01

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