JPH03282756A - 非同期入出力方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ処理システムに関し、特に主記憶の一
部を外部記憶装置の非同期人出カバッファ（以下［非同
期Ｉ１０バッファ」という）として使用する際の非同期
入出力管理テーブル（以下「非同期Ｉ１０管理テーブル
」という）の制御方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、外部記憶装置を有するデータ処理システムでは、
外部記憶装置への入出力はユーザプログラムからの命令
発行時に同期的に実行されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

外部記憶装置を有するデータ処理システムにおいては、
システムにおける処理速度の高速化には外部記憶装置に
対する入出力時間及び入出力待ち時間が処理速度の殆ど
を占めている為、処理速度に限界があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、外部記憶装置と主記憶装置とを備え、該主記
憶装置の一部を前記外部記憶装置用の非同期Ｉ１０バッ
ファとして使用するデータ処理システムにおいて、主記
憶空間を前記外部記憶装１用の非同期Ｉ１０バッファと
して制御する非同期Ｉ１０管理テーブル制御手段と、非
同期Ｉ１０バッファを管理する非同期■／○バッファ管
理ブロックとを備えて構成される。

〔実施例〕

次に本発明の一実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の実施例のブロック図であり、制御プロ
グラム１０と、非同期Ｉ１０管理テーブル制御手段２０
と、非同期Ｉ１０バッファ管理ブロック３０と、非同期
Ｉ１０管理タスク４０と、主記憶空間の一部が非同期Ｉ
１０バッファ３として使用される主記憶装置４と、外部
記憶装置５とで構成されている。

第２図は本実施例の非同期Ｉ１０管理テーブル制御手段
２０の処理の流れ図である。第３図は本実施例の非同期
Ｉ１０管理タスク４０の処理の流れ図である。第４図は
非同期Ｉ１０バッファ管理ブロック３０の構造を示す説
明図である。

制御プログラム１０は、ユーザプログラム９からの入出
力要求に従って、非同期Ｉ１０管理テーブル制御手段２
０に対して動作指示である入力１を与え、その応答であ
る出力２によって、ユーザプログラム９との間でデータ
の授受を行う。

非同期Ｉ１０管理テーブル制御手段２０は、第４図に示
すように主記憶装置４に設けられている非同期Ｉ１０バ
ッファ３の各領域３−１〜３−Ｎの管理情報を、それぞ
れ非同期Ｉ１０バッファ管理ブロック３０の領域３０−
１〜３０−Ｎで管理しており、制御プログラム１０から
書き込みに関する入力１を受けると、例えば第２図に示
すように非同期Ｉ１０バッファ領域の割り当てが可能か
否か非同期Ｉ１０バッファ管理ブロック３０内の使用Ｉ
Ｄ３３にて判断する（ステップＳＬ）。

そして、割り当て不可であれば非同期Ｉ１０バッファ領
域の空き待ち状態となる（ステップＳ２＞。他方、割り
当て可であれば例えば新たに割り当てられた非同期■／
○バッファのバッファ領域３−Ｘにデータを格納し、非
同期Ｉ１０バッファのバッファ領域３−Ｘに関する管理
情報を非同期■／○バッファ管理ブロック３０の領域内
の管理ブロック３０−Ｘに作成することにより、非同期
Ｉ１０バッファ管理ブロヅク３０を更新（ステップＳ３
）し、非同期Ｉ１０管理タスク４０に書き込み命令を発
行くステップＳ４）し、制御プログラム１０に対して出
力２を与える（ステップＳ５）。

以上のようにして、ユーザプログラム９には実際の書き
込み処理以前に出力２を通知する。

次に、実際の書き込み処理について説明すると、第２図
のステップＳ４による書き込み命令により例えば第３図
に示すように、非同期Ｉ１０管理タスク４０は非同期Ｉ
１０バッファ管理ブロック３０内の例えば管理ブロック
３０Ｘの使用ＩＤ３３より当該管理ブロック３０Ｘが有
効であるか否か判断（ステップＳ６）し、無効の場合は
次の管理ブロックの判断を行う。有効な管理ブロックが
存在した場合非同期Ｉ１０バッファ管理ブロック３０、
管理ブロック３０Ｘ内の書き込みＩＤ３４より書き込む
べきブロックか否か判断（ステラプＳ７）し、書き込む
べきブロックでない場合は次のブロックの判断を行う。

書き込むべきブロックは、非同期Ｉ１０バッファ管理ブ
ロック３０内の管理ブロック３０−Ｘ内のデータアドレ
ス３１とデータサイズ３２との情報より外部記憶装置５
に書き込みを行う（ステップＳ８）。書き込み終了時非
同期Ｉ１０バッファ管理ブロック３０内の管理ブロック
３０−Ｘ内の使用ＩＤ３３と書き込みＩ　Ｄ３４をオフ
とする（ステップＳ９）。

以上で当該ブロックに関する書き込み処理は終了である
が、非同期■／○バッファ空き待ちタスクが存在する場
合は当該タスクをレディ状態とする必要がある（ステッ
プ５ＩＯ）。

上記手順により非同期Ｉ１０バッファ管理ブロック３０
をすべて調査し、書き込むべき管理ブロックがなくなっ
た時にこの非同期Ｉ１０管理タスクは処理待ち状態とな
る（ステップ５１１）。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、書き込み要求が発生した
時点で非同期Ｉ１０バッファ内にデータを保存し、実際
の書き込みは別タスクにて行わせることにより、ユーザ
プログラムの書き込み待ち時間がなくなり、データ処理
システムの処理速度を飛躍的に向上することができると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は本実施例の非同期Ｉ１０管理テーブル制御手段２
０の処理の流れ図、第３図は本実施例の非同期Ｉ１０管
理タスク４０の処理の流れ図、第４図は非同期Ｉ１０バ
ッファ管理ブロック３０の構造を示す説明図である。 １・・・入力、２・・・出力、３・・・非同期Ｉ１０バ
ッファ、４・・・主記憶装置、５・・・外部記憶装置、
９・・・ユーザプログラム、１０・・・制御プログラム
、２０・・・非同期Ｉ１０管理テーブル制御手段、３０
・・・非同期Ｉ１０バッファ管理ブロック、４０・・・
非同期Ｉ１０管理タスク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外部記憶装置と主記憶装置とを備え、該主記憶装置の一
   部を前記外部記憶装置用の非同期入出力バッファとして
   使用するデータ処理システムにおいて、主記憶空間を前
   記外部記憶装置用の前記非同期入出力バッファとして制
   御する非同期入出力管理テーブル制御手段と、前記非同
   期入出力バッファを管理する非同期入出力バッファ管理
   ブロックとを備えて成ることを特徴とする非同期入出力
   方式。