JPH05265779A - タスク間通信システム - Google Patents

タスク間通信システム

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JPH05265779A
JPH05265779A JP6455792A JP6455792A JPH05265779A JP H05265779 A JPH05265779 A JP H05265779A JP 6455792 A JP6455792 A JP 6455792A JP 6455792 A JP6455792 A JP 6455792A JP H05265779 A JPH05265779 A JP H05265779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
command
buffer
tasks
inter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6455792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Gyotoku
英昭 行徳
Shuichiro Narisawa
修一郎 成澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Robotics Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Robotics Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Robotics Engineering Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP6455792A priority Critical patent/JPH05265779A/ja
Publication of JPH05265779A publication Critical patent/JPH05265779A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速性等を要求されるタスクがコマンドを支
障なく発行できるようにする。 【構成】 第1のタスク111 の発行するコマンドの処
理が高速性を要求されたり、コマンドの発行が頻繁に行
われるものとすると、コマンドを一時的に格納するシス
テムバッファ12内に第1のタスク111 専用のバッフ
ァ領域として第1のタスク専用バッファ12Aが予め設
けられるようになっている。したがって、他のタスクが
システムバッファ12の全体を使用して第1のタスク1
1 がこれを使用できないといった事態を回避すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチタスクのソフトウ
ェア・システムでタスク間通信を行う場合に好適なタス
ク間通信システムに係わり、特にコマンドを格納するバ
ッファを複数のタスクが共同で使用する場合に効果のあ
るタスク間通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来において複数のタスクがタ
スク間通信を行う場合の通信システムの要部を表わした
ものである。このタスク間通信システムでは、代表的に
示した第1のタスク111 がコマンドを第2のタスク1
2 に送出し、所定の処理を行わせるようになってい
る。システムバッファ12は、図示しない他のタスクと
共に第1のタスク111 がコマンドを共同して格納する
ために使用されるものである。第1のキュー131 は第
1のタスク111 が発行するコマンドを第2のタスク1
2 に送出する際の仲介を行うためのものであり、第2
のキュー132 は第2のタスク112 が処理結果をレス
ポンスとして第1のタスク111 に返送する際の仲介を
行うためのものである。マルチタスクモニタ14は、タ
スクの実行管理やシステムバッファ12およびキュー1
1 、132 の資源管理を行うためのものである。
【0003】このような従来のタスク間通信システム
で、第1のタスク111 が第2のタスク112 に対して
処理を依頼する場合の動作を説明する。
【0004】第1のタスク111 は、まずシステムバッ
ファ12から自己の使用する分のバッファ領域12Sを
獲得する。次に、第2のタスク112 に対するコマンド
をこのバッファ領域12S内に作成する。そして、第2
のタスク112 に対してコマンドの発行を行う。
【0005】第1のタスク111 により発行されたコマ
ンドは、第1のキュー131 を介して第2のタスク11
2 に渡される。第2のタスク112 はコマンドを受信す
ると、その内容に従った処理を実行する。そして、その
結果を第1のタスク111 に対してレスポンスとして発
行する。このレスポンスは第2のキュー132 を介して
第1のタスク111 に渡される。第1のタスク111
このレスポンスを受信すると、バッファ領域12Sをシ
ステムバッファ12に返却する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
タスク間通信システムでは、図示した第1あるいは第2
のタスク111 、112 以外のタスクがシステムバッフ
ァ12を共同して使用している。このため、この例のよ
うに第1のタスク111 がバッファ領域12Sを獲得し
ようとしても、この時点でシステムバッファ12のすべ
てが他のタスクによって使用されていた場合には、これ
を使用することができない。すなわち、システムバッフ
ァ12に再び空が生じるまで第2のタスク112 に対し
てコマンドを発行することができないという問題があっ
た。
【0007】そこで本発明の目的は、所定の条件を満た
すタスクがコマンドを支障なく発行することのできるタ
スク間通信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、処理を行うタスクに対してその処理を指示するため
のコマンドをそれぞれ発行する複数のタスクと、これら
複数のタスクのコマンドの発行に先駆けてこれらのコマ
ンドを一時的に格納するシステムバッファと、前記した
複数のタスクのうちコマンドの発行を頻繁に行うものに
対して、前記したシステムバッファの一部を専用バッフ
ァ領域として割り当てる専用バッファ領域割当手段とを
タスク間通信システムに具備させる。
【0009】すなわち請求項1記載の発明では、すべて
のタスクが共同で使用していたシステムバッファの一部
を、コマンドの発行を頻繁に行う1または複数のタスク
にそれぞれ専用のバッファ領域として割り振ることにし
て、前記した目的を達成する。
【0010】請求項2記載の発明では、処理を行うタス
クに対してその処理を指示するためのコマンドをそれぞ
れ発行する複数のタスクと、これら複数のタスクの前記
したコマンドの発行に先駆けてこれらのコマンドを一時
的に格納するシステムバッファと、前記した複数のタス
クのうちコマンドの発行を高速で行う必要のあるものに
対して、前記したシステムバッファの一部を専用バッフ
ァ領域として割り当てる専用バッファ領域割当手段とを
タスク間通信システムに具備させる。
【0011】すなわち請求項2記載の発明では、すべて
のタスクが共同で使用していたシステムバッファの一部
を、コマンドの発行を高速で行う必要のある1または複
数のタスクにそれぞれ専用のバッファ領域として割り振
ることにして、前記した目的を達成する。
【0012】請求項3記載の発明では、専用バッファか
ら読み出されたコマンドはキューを介して目的とするタ
スクに送信されることにしている。
【0013】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例におけるタスク間
通信システムの要部を表わしたものである。図3と同一
部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜
省略する。
【0015】本実施例のタスク間通信システムでは、第
1のタスク111 がシステムバッファ12内に専用バッ
ファ領域として第1のタスク専用バッファ12Aを獲得
している。第1のタスク専用バッファ12Aのメモリ容
量は、コマンド1つの格納に必要なものであってもよい
し、複数のコマンドを格納できるようにより大きなもの
であってもよい。本実施例のシステムで、この図に示し
ていない他のタスクはシステムバッファ12の残りの領
域12Bを共同して使用するようになっている。
【0016】このように第1のタスク111 は第1のタ
スク専用バッファ12Aを有しているので、第1のタス
ク111 が第2のタスク112 にコマンドを送出する場
合の制御は従来に比して単純となる。すなわち、第1の
タスク111 は、すでに用意された第1のタスク専用バ
ッファ12Aを用いて第2のタスク112 に対するコマ
ンドを直ちに作成する。そして、第2のタスク112
対してコマンドの発行を行う。
【0017】第1のタスク111 により発行されたコマ
ンドは、第1のキュー131 にエンキューされ、これに
より第2のタスク112 が起動される。第2のタスク1
2が起動されると、第1のキュー131 からコマンド
の受信が行われ、第2のキュー132 へレスポンスがエ
ンキューされる。第1のタスク111 はこのレスポンス
を第2のキュー132 からデキューする。
【0018】なお、本実施例のマルチタスクモニタ21
は、タスクの実行管理やシステムバッファ12の各領域
12A、12Bおよびキュー131 、132 の資源管理
を行うためのものである。
【0019】図2は、このような比較的迅速な制御を可
能にするための専用バッファの割り当ての様子を表わし
たものである。このような割当制御は、タスク間通信シ
ステムの初期設定の段階におけるシステム・ゼネレーシ
ョンと呼ばれる処理過程で行われる。
【0020】まず、操作者はこのタスク間通信システム
の適用される情報処理装置の図示しないキーボードを操
作して、コマンドを発行するタスクが存在するかどうか
をキー入力する。この結果としてコマンドを発行するタ
スクが存在した場合には(ステップS101;Y)、操
作者がキーボードからタスク名を入力するのを待って
(ステップS102;Y)、そのタスク名をこの情報処
理装置の図示しないメモリに登録する(ステップS10
3)。
【0021】そして、操作者のキー入力を待機し、その
キー入力がそのタスクについて高速性が要求されるとい
う内容のものであったり、そのタスクの使用頻度が高い
というものであった場合には(ステップS104;
Y)、システムバッファ12内に所定容量の専用バッフ
ァ領域を確保する(ステップS105)。そして、その
専用バッファ領域のアドレスをステータス103で登録
したタスク名と対にして登録する(ステップS10
6)。これにより、このタスクがコマンドの処理を行う
場合には、該当するメモリ領域が専用バッファ領域とし
て何時でも用意されることになる。
【0022】一方、ステップS104で判別したキー入
力の内容が前記したいずれのものでもなかった場合には
(N)、システムバッファ12内の専用バッファ以外の
領域(共有部分)を使用することになり、この共有部分
を使用することを示すデータが該当するタスク名と対に
して登録される(ステップS107)。
【0023】このようにして1つのタスクについての登
録処理が終了したら、ステップS101に戻って、コマ
ンドを発行するタスクが他に存在する限り同様の処理が
繰り返されることになる(ステップS101〜S10
6、S107)。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
マンドの発行を行うタスクを2つのグループに分けて、
一方のグループについてはシステムバッファ内に専用の
バッファ領域を割り当てることにした。このため、シス
テムバッファ以外のバッファを用意することなく、専用
のバッファ領域をもったタスクは他のタスクの動きに影
響されることなくコマンドの処理を行うことができると
いう効果がある。このため、タスク間通信システム全体
の処理速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるタスク間通信システ
ムの要部を表わしたブロック図である。
【図2】このタスク間通信システムにおけるシステムバ
ッファの割り当てのための作業を示す流れ図である。
【図3】従来のタスク間通信システムの要部を表わした
ブロック図である。
【符号の説明】
111 第1のタスク 112 第2のタスク 12 システムバッファ 12A 第1のタスク専用バッファ 131 第1のキュー 132 第2のキュー 21 マルチタスクモニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成澤 修一郎 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1丁目1 番地25日本電気ロボットエンジニアリング 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理を行うタスクに対してその処理を指
    示するためのコマンドをそれぞれ発行する複数のタスク
    と、 これら複数のタスクの前記コマンドの発行に先駆けて一
    時的にこれらのコマンドを格納するシステムバッファ
    と、 前記複数のタスクのうちコマンドの発行を頻繁に行うも
    のに対して、前記システムバッファの一部を専用バッフ
    ァ領域として割り当てる専用バッファ領域割当手段とを
    具備することを特徴とするタスク間通信システム。
  2. 【請求項2】 処理を行うタスクに対してその処理を指
    示するためのコマンドをそれぞれ発行する複数のタスク
    と、 これら複数のタスクの前記コマンドの発行に先駆けて一
    時的にこれらのコマンドを格納するシステムバッファ
    と、 前記複数のタスクのうちコマンドの発行を高速で行う必
    要のあるものに対して、前記システムバッファの一部を
    専用バッファ領域として割り当てる専用バッファ領域割
    当手段とを具備することを特徴とするタスク間通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 専用バッファから読み出されたコマンド
    はキューを介して目的とするタスクに送信されることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載のタスク間通信
    システム。
JP6455792A 1992-03-23 1992-03-23 タスク間通信システム Pending JPH05265779A (ja)

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JP6455792A JPH05265779A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 タスク間通信システム

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JP6455792A JPH05265779A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 タスク間通信システム

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ID=13261656

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JP6455792A Pending JPH05265779A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 タスク間通信システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014506704A (ja) * 2011-02-24 2014-03-17 トラストニック リミテッド セキュアランタイム環境でのデータ交換方法
US9489505B2 (en) 2011-04-21 2016-11-08 Trustonic Limited Method for displaying information on a display device of a terminal
US9875366B2 (en) 2011-10-07 2018-01-23 Trustonic Limited Microprocessor system with secured runtime environment

Cited By (3)

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JP2014506704A (ja) * 2011-02-24 2014-03-17 トラストニック リミテッド セキュアランタイム環境でのデータ交換方法
US9489505B2 (en) 2011-04-21 2016-11-08 Trustonic Limited Method for displaying information on a display device of a terminal
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