JPH03282561A - 透過画像読み取りの為の照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、透過性のフィルムに記録された画像読み取り
の為の照明装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、このような透過性媒体上に記憶された画像を歪み
なく計算機に入力したり静電式複写機によって普通紙に
コピーするには、−旦印画紙に画像を焼付けたうえで、
イメージスキャナ、あるいは複写機に画像の画像入力面
にセットし、画像の反射強度分布を受光素子によって記
憶・変換する方法がとられてきた。

［解決しようとする問題点］ このような従来法では、印画紙に焼付け、現像・定着と
いう手間のかがる処理を必要とするため医療現場で要求
される即時性と相反するものであった。また、計算機援
用下で定位脳手術装置など高い位置精度が要求される機
器に於ては印画紙を介した画像入力方式では十分な精度
の確保がむずかしく、解像度自体も悪化することを避は
得なかつた・ 本発明は透過性フィルム上に記録された画像を良好な濃
度分布を維持しつつ、迅速かつ高精度で読み取り、計算
機への入力情報もしくは乾式複写画像を得ることのでき
る装置を提供せんとするものである。

［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、この発明に係る透過画像読
み取りの為の照明装置は、光透過性原図の両面に照明機
構を配し、原図からの反射光と透過光の総和を感光素子
に入力することを特徴とするものである。

［作　　　用］ 原図を両面より照明するので反射光及び透過光両者の濃
淡表現の弱点を補いあい、原画像の持つ濃淡のバランス
を良好に維持する。

［実　施　例］ 以下、この発明の構成を図に基づいて説明する第１図に
示すように、読み取り機１の上面に一対のガイド２．３
が設けられ、各ガイドの内側には第２図に示すように多
数のガイドローラ４が取付られている。このガイドロー
ラの上に、原図装填枠５の両側に設けられた支持板６が
載置され、枠５を挿入取出しできるようになっている。

支持板６の上面に複数個の位置決めノツチ７が所定間隔
で形成され、これにノツチ機構８の爪が弾性的に係合し
位置決めを行うようになっている。原図装填枠５は第２
図に示すように、下部ガラス板１０と上部半透明樹脂板
１１とを有し、その間に光透過性原図１２を挟持するよ
うになっている。

ガイド２．３の上方に支持板１３が固定され、その下側
に多数の透過光光源１４が取付られている。また、読み
取り機ｌの上部には装填枠５の下側において単一の反射
光光源１５が移動装置（図示せず）によって矢印六方向
に往復動するようになっている。

以上のような構造であるから、原図１２を装填した枠５
を読み取り機１の上に挿入し、光源１４１５を点灯し、
光源１５を移動させることにより光源１４による透過光
及び光源１５による反射光により画像を読み取ることが
できる。また枠５をノツチ７により原図を一定量ずつ送
ることによりＣＴやＭＲＩ画像のように１枚の原図に一
定間隔で複数個記録された画像１７を正確かつ迅速に読
み取ることができる。この場合、各停止位置において所
定の範囲のみ読み取るようにプログラムが設けられてい
る。

第３図は本発明の他の実施例を示し、上部の透過光光源
１４は移動台１６の下側に取付けられ、反射光光源１５
と対向して一対的に移動するようになっている。他の部
分は前例と同じで、同一符号が付しである。

第４図は通常用いられる医療用透過原図を読み取る場合
の照明方法の差異による階調表現能力の差異のヒストグ
ラムで、線ａは通常のイメージスキャナや静電式複写機
に使われている原図表面からの照明のもとに反射光のみ
の強度を記録した場合、ｂは光源を原図の裏面のみに配
し、透過光のみを記録した場合、Ｃは本発明に係る照明
方法によるもので、受光素子には反射光と透過光の総和
が記録される。同図から明らかなように透明度の比較的
低い医療用透過原図は反射光だけでは良好な読み取りが
行えないばかりか、透過光だけでも中間のグレーレベル
を読み取るのには難点がある本発明の照明方法によれば
両者の弱点を補いあい低濃度から高濃度に至るまで濃度
分布を良好に読み取ることができる。

［発明の効果］ この発明は以上説明したように、光透過性原図を両面よ
り照明するので高い位置精度と良好なコントラストを維
持しつつ迅速に読み取り、計算機への入力データもしく
は普通紙上への複写像へと変換できる効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は原図
装填枠部分の側面図、第３図は本発明の他の実施例を示
す斜視図、第４図は原図の照明方法による読み取りコン
トラストの差を示すヒストグラムである。 １１１．読み取り機、２．３１．、ガイド、４３．。 ガイドローラ、５１０．原図装填枠、６１２．支持板７
１１０位置決めノツチ、８１０．ノツチ機構、１０１．
　下部ガラス板、１１．、、上部半透明樹脂板、１２、
、、光透過性原図、１３．、、支持板、１４０１．透過
光光源、１５．、、反射光光源、１６．、。 移動台、１７．、、画像。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）原図の両面に照明機構を有することを特徴とする
   透過画像読み取りの為の照明装置。
2. （２）原図を装填する装填枠と、該装填枠を案内支持す
   る装置と、装填枠の一面側に設けられた第１光源と、装
   填枠の他面側に設けられた第２光源とよりなる透過画像
   読み取りの為の照明装置。
3. （３）装填枠が水平に設けられ、第１光源が枠の上方に
   、第２光源が枠の下方に設けられ、第２光源が移動する
   ように構成されたことを特徴とする請求項（２）による
   透過画像読み取りの為の照明装置。
4. （４）第１光源が移動するように構成されたことを特徴
   とする請求項（３）による透過画像読み取りの為の照明
   装置。
5. （５）原図装填枠を一定量ずつずらして読み取るための
   ノッチ機構を備えたことを特徴とする請求項（１）によ
   る透過画像読み取りの為の照明装置。