JPH03282157A - 風呂装置におけるぬるめ運転制御装置 - Google Patents

風呂装置におけるぬるめ運転制御装置

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JPH03282157A
JPH03282157A JP2082193A JP8219390A JPH03282157A JP H03282157 A JPH03282157 A JP H03282157A JP 2082193 A JP2082193 A JP 2082193A JP 8219390 A JP8219390 A JP 8219390A JP H03282157 A JPH03282157 A JP H03282157A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、浴槽内の湯水を加熱する強制循環加熱装置を
備え、給水を加熱して供給する給湯装置からの新しい湯
をこの強制am加熱装置を介して浴槽に供給するように
した風呂装置に関する。
(従来の技術) この種の風呂装置としては、例えば特開昭63−214
42号公報に示すものがある。この種のものにおいては
、自動給湯後に保温運転を行う場合は、一定時間間隔(
例えば10分間)毎に浴槽内の湯温を検出して予め設定
した温度と比較し、設定温度よりも低い場合は強制循環
加熱装置を作動させて追い焚きを行い、湯温が設定温度
に達すれば+3!制循環加熱装置を停止するようにして
いる。
(発明が解決しようとする課題) 風呂の湯温は人の好みにより多少異なり、また風呂に入
るときは多少ぬるめに、また風呂から出るときはそれよ
りも多少あつめにすることが好まれる。しかしながら上
述のような従来技術では、保温運転となっている状態で
、風呂にはいるときに水を入れてぬるめにしても、その
時のタイミングがたまたま浴槽内の湯温を検出する直前
であると強制循環加熱装置はすぐに追い焚きを行うので
たちまち湯温が上昇してしまい、せっかくぬるめにした
目的が達成されない。もちろん保温運転を停止しあるい
は設定温度を低下させればよいのであるが、その都度そ
のような操作を行うのは面倒であり、また子供や老人に
とってはそのような操作は必ずしも容易ではない。
本発明はこのような問題を解決して、手動により設定温
度を変えることなく簡単な操作で湯温をぬるめにするこ
とができる風呂装置におけるぬるめ運転制御装置を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために、本発明による風呂装置におけるぬるめ運転
制御装置は、添付図面に例示するごとく、両端が浴槽1
0に接続された循環管路21の途中にポンプ22と風呂
釜25を設けて前1ril!浴槽10内の湯水を予め与
えられた設定温度まで自動的に加熱する強制循環加熱装
置20と、この強制循環加熱装置の一部に接続され給水
管31からの給水をガスバーナ37により加熱して同強
制循環加熱装置を介して前記浴槽10に供給する給湯装
置30と、前記強制循環加熱装置20及び給湯装置30
の作動を制御する電子制御装置50を備えてなる風呂装
置において、ぬるめ操作部材52と連動して作動するぬ
るめスイッチを備え、前記電子制御装置5oは前記ぬる
めスイッチが作動状態であれば先ず前記ガスバーナ37
を作動させることなく前記給湯装置30から前記浴槽1
0に給水し、この給水量が予め定められた所定量に達す
るかまたは前記ぬるめスイッチが作動状態でなくなれば
前記給水を停止し、この給水停止後は前記強制循環加熱
装置2Qの作動を停止することを特徴とするものである
前記制御装置50は、前記給水の停止後予め定められた
待機時間経過後は前記強制循環加熱装置20の作動を行
わせるようにしてもよい。
また前記制御装置50は、前記給水の停止後に、前記強
制循環加熱装置20の作動を停止するのに代えて、前記
設定温度を前記停止時の前記浴槽10内の湯温に変更す
るようにしてもよい。
更に前記所定量は式 %式%) 但し V:風呂の標準貯湯量 to= 給水温度 し1:設定温度 t2: ぬるめ目標温度 により演算した値とすることが好ましい。
(作用) ぬるめ操作部材52を操作してぬるめスイッチを作動状
態にすれば、制御波frE50はガスバーナ37を作動
させることなく給湯波W30から強制循環加熱装置20
を介して浴槽10に給水し、浴槽10内の湯温をぬるめ
にする。この給水は予め定められた所定量に達すれば自
動的に停止されるのでぬるくなり過ぎることはなく、ま
た給水中にぬるめ操作部材52を操作してぬるめスイッ
チを作動状態でなくすればそこで給水は停止される。
制御装置50は、この給水の停止後は、強制循環加熱装
置20の作動を停止するので、せっかくぬるめにした湯
温がすぐに上昇してしまうことはない。
給水の停止後予め定められた待機時間経過後は強制循環
加熱装置20の作動を行わせるようにしたものによれば
、待機時間経過後は浴槽10内の湯温は設定温度まで自
動的に加熱される。
また、給水の停止後制御装置50が設定温度を給水停止
時の浴槽10内の湯温に変更するようにしたものによれ
ば、ぬるめにした湯温はそのまま維持される。
更に、給水停止までの給水の所定量を、式V (tl−
t2) / (t2−to)により演算した量にすれば
、給水温度10の変化にかかわらず、湯温は常に所望の
ぬるめ目標温度t2となる。
(発明の効果) 上述のように、本発明によればぬるめ操作部材によりぬ
るめスイッチを作動または不作動状態にするという簡単
な操作のみで、保温運転中であっても浴槽の湯温を一時
的にぬるめにすることができ、使用者の意図に反してす
ぐに追い焚きがなされてたちまち湯温が上昇することは
なくなる。また浴槽の湯温を、所定の待機時間経過後に
再び設定温度まで加熱することも、ぬるめ温度に維持す
ることもできる。更に給水温度の変化にかかわらず、確
実に所望のぬるめ目標温度とすることもできる。
(実施例) 以下に、添付図面により、本発明の詳細な説明をする。
I!1図に示すように、浴槽10には、その−側下部に
設けたバスアダプタ11を介して循環管路21の両端が
接続されている。循環管路21は途中に設けた渦巻式の
ポンプ22により復管21aと往管路21bに分離され
て復管21a側から往管21b側に向けて湯水が送られ
、復管21aの途中には風呂釜25の熱交換器26が設
けられている。ポンプ22近くの復管21aには、不作
動状態において閉となる循環電磁弁23が設けられ、こ
れら循環管路21、ポンプ22、循環電磁弁23及び風
呂釜25により、浴槽10内の湯水を加熱する強制循環
加熱装置2oが構成されている。
風呂釜25は熱交換器26を通る湯水を加熱するガスバ
ーナ27を備え、このガスバーナ27にはガス弁29を
設けたガス管28により燃料ガスが供給されるようにな
っている。また循環電磁弁23近くの浴槽10側には、
圧力センサ54及び風呂温度センサ55が設けられてい
る。
次に、浴槽10に新しい湯を供給する給湯装置30の説
明をする。第1図に示すように、給湯装置30の一部で
ある瞬間湯沸器35の熱交換器36の入口側と出口側に
はそれぞれ給水管31と出湯管32が接続されている。
給水管31の先端は水道管に接続され、出湯管32の先
端は電磁式の混合水栓34の一方の入口に接続され、混
合水栓34の他方の入口は給水管31の途中から分岐さ
れた連通管33の先端に接続されている。本実施例の給
湯装置30はこの瞬間湯沸器35と混合水栓34を主要
な構成部材としている。瞬間湯沸器35には熱交換器3
6を通る水を加熱するガスバーナ37が設けられ、この
ガスバーナ37には電磁式の比例ガス弁39を備えたガ
ス管38を介して燃料ガスが供給されるようになってい
る。
給湯装置30の出湯部である混合水栓34の出口は給湯
管40を介して前記循環管路21の往管21bの一部に
接続されている。給湯管40の途中には、浴槽10の湯
面12の最高位置よりも上方に位置するバキュームブレ
ーカ45を設けると共にその前後に逆止弁42を設け、
これらよりも混合水栓34側には給水電磁弁41が設け
られている。
バキュームブレーカ45は、ケーシングに設けら九て大
気に開口する吸入口46をスプリング48により押圧さ
れた弁体47により内側から閉じたものである。このバ
キュームブレーカ45は、その部分の給湯管40内の圧
力が大気圧以上の場合は作動しないが、大気圧以下にな
ろうとすればスプリング48に抗して弁体47が戻って
吸入口46を開き、外気を吸入して給湯管40内の圧力
をほぼ大気圧に維持するものである。このバキュ−ムブ
レーカ45は、逆止弁42と共に、給水管31内の給水
圧が極端に低下した場合に、浴槽10内の湯水が給水管
31から水道管にに逆流するのを防止するものである。
給水管31には給水温度センサ56と水流センサ57が
、出湯管32には出湯温度センサ58が、給湯管40の
混合水栓34近くには給湯温度センサ59が設けられて
いる。水流センサ57は所定量の水が通過する毎にパル
スを発するものである。
また、混合水栓34と給水電磁弁41の間において給湯
管40から分かれた分岐管43の先端には出湯栓44が
設けられている。
本実施例の瞬間湯沸器35は、出湯温度センサ58によ
り検出される温度が所定の高温度となるように、後述す
る電子制御装置5oにより比例ガス弁39の開度が制御
されるものである。また混合水栓34も電子制御装置5
0により制御されて給湯温度センサ59により検出され
る給湯温度が所定の設定値となるように瞬間湯沸器35
からの出湯量と連通管33からの給水量の比率を制御す
るものである。給湯装置30は本実施例のように瞬間湯
沸器35と混合水栓34を組み合わせて浴槽10等への
給湯温度を制御するものでもよいし、出wk温度制御機
能を備えた瞬間湯沸器でもよい。
この風呂装置の作動は、マイクロプロセッサを用いた電
子制御装置5oにより制御される。第1図に示すように
、この電子制御装置5oには前記各センサ54〜59、
各電磁弁23. 29. 39゜41及び混合水栓34
等が接続され、また給湯温度、沸上り温度などを設定す
ると共に作動を指令する操作盤51が接続されている。
操作盤51にはぬるめ運転ボタン52並びに給湯ボタン
、保温ボタン、温度等の設定ボタン及びそれらのスイッ
チ(何れも図示省略)等が設けられ、電子制御装置50
内にはこれらのスイッチにより制御される半導体スイッ
チが設けられている。電子制御装置50は各センサ54
〜59等からの検出値並びに操作盤51から入力された
設定値及び指令に基づき各電磁弁23,29,39,4
1及び混合水栓34などを制御して風呂装置を作動させ
るものである。
次に、上記実施例の作動の説明をする。
先ず、空の(または水位が低下した)浴槽10内に給湯
装置30から新しい湯を供給する場合には、操作盤51
に設けた全自動ボタンを押して給湯スイッチ(何れも図
示省略)を入れる。これにより電子制御装置50は先ず
給水電磁弁41を開いて熱交換器36に通水し、水流セ
ンサ57により通水を検出すればガス管38に設けた主
電磁弁(図示省略)を開いて、ガスバーナ37から噴出
するガスに点火する。電子制御装置50は出湯温度セン
サ58により検出される出湯温度が所定の高温度となる
ように比例ガス弁39の開度を制御し、また給湯温度セ
ンサ59により検出される給湯温度が設定温度となるよ
うに混合水栓34の開度を制御する。これにより設定温
度の湯が給湯管40及び強制循環加熱装置2oを介して
バスアダプタ11力tら浴槽10内に供給される。浴槽
10内の湯面12の水位は圧力センサ54により検出さ
れ、これが設定された水位となれば電子制御波!![5
0は給水電磁弁41を閉じて給湯は終了する。
湯をくみ出して湯面12が所定の位置まで低下すれば電
子制御装置50は圧力センサ54によりこれを検出し、
給水電磁弁41を開いて前記作動を繰り返し、再び設定
水位になるまで給湯する。
全自動ボタンを再び押して給湯スイッチを切ればこの作
動は行われなくなる。なお詳細な説明は省略するが、本
実施例においては、電子制御装置50は循環電磁弁23
に通常は比較的長時間(例えば2分間)の開状態と短時
間(例えば15秒間)の閉状態を繰り返させ、この閉状
態の時に圧力センサ54による水位の検出を行っている
。そして湯面12が設定水位に近づいた給湯の末期にお
いては、Ii環電磁弁23を閉じ連続して湯面12の水
位を検出している。
浴槽10内の湯を設定温度に保持する保温運転の場合に
は、操作1151に設けた保温ボタンを押して保温スイ
ッチ(何れも図示省略)を入れる。
これにより電子制御装置50は循環電磁弁23を開とし
、所定の時間間隔(例えば10分間)毎にポンプ22を
作動させ循環管路21に浴槽lo内の湯を循環させて風
呂温度センサ55により湯温を検出する。検出された湯
温か設定温度よりも低ければそのままポンプ22を作動
させ、更にガス弁29を開きガスバーナ27から噴出す
るガスに点火して熱交換器26内を通る湯を加熱する。
これにより風呂温度センサ55により検出される浴槽1
0内の湯温は次第に上昇し、設定温度に達すれば電子制
御装置150はガス弁29を閉じて加熱を終了させ、し
ばらくしてポンプ22を停止させる。検出された湯温が
設定温度よりも高ければ、ポンプ22は停止され風呂釜
25による加熱は行われない。
保温運転では以上の作動を繰り返して浴槽l。
内の湯温を設定温度付近に維持する。保温ボタンを再び
押せばこの保温運転は停止される。以後、保温ボタンを
押す度に、保温運転の再開と停止が繰り返される。なお
前述の給湯終了後は、保温ボタンを押さなくても自動的
に保温運転が開始されるようにしてもよい。
次に保温運転状態からぬるめ運転ボタン52を押した場
合のぬるめ運転の作動の詳細を、第2図に示すサブフロ
ーチャートにより説明する。電子制御装置5o内に設け
られたぬるめスイッチ(図示省略)は、ぬるめ運転ボタ
ン52を押す度に開閉を繰り返す半導体スイッチである
ぬるめ運転ボタン52によりこのぬるめスイッチを閉じ
れば、先ず電子制御装置50は水流センサ57からの信
号の如何にかかわらずガス管38に設けた主電磁弁(図
示省略)が開かないようにし、混合水栓34の給水側(
連通管33側)入口を閉じる信号を発してから、第2図
のフローチャートによる制御動作を開始する。電子制御
装置50はステップ100において混合水栓34の給水
側入口が全閉となったことを確認してから、ステップ1
01において給水電磁弁41を開いて給水管31からの
給水の全量を水流センサ57により計量し、給湯管40
及び強制循環加熱装置20を介して浴槽10内に供給す
る。電子制御装置50は続くステップ102においてぬ
るめスイッチが開になっているか否かを確認し、開でな
ければステップ103に進んで浴槽10内に所定量の給
水がなされたか否かを判断する。この給水量の計量は、
単位量の給水が通過する毎に水流センサ57が発するパ
ルスの累計を電子制御装置50がカウントすることによ
りなされる。またこの所定量は櫟準貯湯量200リット
ルの浴槽10の場合は例えば8リツトルである。電子制
御装置50は給水量がこの所定量に達するまではステッ
プ102゜103を繰り返し、この所定量に達すればス
テップ↓03からステップ104に制御動作を進める。
これにより浴槽10内の湯温は、給水温度などにより異
なるが、前記数値例では給水温度が16℃の場合は設定
温度から約1℃低下する。この所定量は任意に設定すれ
ばよく、他の条件を変えずに16リツトルとすれば、湯
温は約2℃低下する。
給水量がこの設定量に達する前にぬるめ運転ボタン52
を押してぬるめスイッチを開けば、制御動作は直ちにス
テップ102からステップ104に移る。
電子制御装置50はステップ104において給水電磁弁
41を閉じて浴槽1oへの給水を停止し、続くステップ
105においてポンプ22を作動させて浴槽10内の湯
を攪拌する。この攪拌はステップ106により所定の攪
拌時間(例えば2分間)行われ、これが過ぎれば電子制
御波W50は制御動作をステップ107に進めてポンプ
22を停止する。続くステップ108において電子制御
装置50は風呂温度センサ55により検出した浴槽10
内の湯温を設定温度と比較する。この場合の湯温は通常
は設定温度以下となっているので電子制御波W50は制
御動作をステップ109に進め、予め定められた待機時
間(例えば20分間、前記保温運転の際の湯温検出時間
間隔よりも大とする)の経過後、ぬるめスイッチを開と
して制御動作を保温運転に戻す。従ってこの待機時間経
過後は再び強制循環加熱装置20が作動し、湯温は設定
温度まで上昇してその温度に維持される。
なお、本実施例の浴槽の運転制御装置はあっめ運転ボタ
ン(詳細は省略)も備えており、これにより設定温度以
上となっているときはぬるめ運転ボタン52の操作によ
りぬるめても浴槽10内の湯温が設定温度以上となって
いることがあり、このような場合は電子制御装置t50
は制御動作をステップ108から直ちに保温運転に戻す
以上により浴槽10内の湯温は、設定温度とは無関係に
給水量に相当する所定温度だけぬるめとなるが、これで
不充分な場合は再度ぬるめ運転ボタン52を押せば同様
な作動が繰り返されて湯温は一段とぬるくなる。
上述のように、本実施例によればぬるめ運転ボタン52
の押圧によるぬるめスイッチの開閉という簡単な操作の
みで、保温運転のままで浴槽10内の湯温を一時的にぬ
るめにすることができ、所定の待機時間が経ってから設
定温度に戻すことができる。
次に上に述べた実施例の種々の変形例の説明をする。
先ず、jl!2図のステップ107におけるポンプ22
の停止後に、電子制御装置50がこのサブフローチャー
トによる作動を停止し、保温運転も停止するようにして
もよい。これによれば、浴槽10内の湯温は放冷により
次第に冷却するが、適当な時期に保温ボタンを押して保
温運転を開始すればよい。
前記実施例では、ステップ103における給水限度の所
定量は一定量としたが、これでは夏と冬など給水温度が
大幅に異なった場合には、給水によりぬるくなる温度が
相当に異なるという不都合がある。この問題を解決する
には、給水の所定量を次の式により演算した値とすれば
よい。
v (tl−tl) / (tl−to)但し V:風
呂の標準貯湯量 to= 給水温度 tl: 設定温度 tl: ぬるめ目標温度 この式の実際の適用の際には、給水温度tOのみを給水
温度センサ56により検出した値とし、その他の値V、
  tl及びtlは適当な定数とすればよい。
例えばv=200リットル、tl= 42℃、t2=4
1℃とすれば、この給水の所定量は 200/ (41−to) となり、tlのみ43℃に変えれば 400/ (41−to) となる。設定温度t1及びぬるめ設定温度t2は給水温
度toに比して変動幅が少ないので、このようにしても
実用的に問題が生じることはない。
また、第2図のサブフローチャートのステップ107〜
109を、第3図の部分フローチャートのステップ11
0〜112のように変更してもよい。これによれば、ス
テップ106における所定の攪拌時間の経過後、電子制
御装置50はステップ110において風呂温度センサ5
5による浴槽10内の湯温を検出し、ステップ111に
おいて設定温度をこの検出した温度に変更し、ステップ
112においてポンプ22を停止してから、ぬるめスイ
ッチを開として制御動作を保温運転に戻すようにしてい
る。この実施例によれば、その後の保温運転における設
定温度はステップ110で検出された温度となるので、
浴槽10内の湯温はぬるめられた湯温となるように保温
制御がされる。
なおこの場合において、この変更された設定温度は、所
定時間経過すれば自動的にもとの設定温度に戻るように
してもよいし、保温運転を一旦停止して再度保温運転を
開始することによりもとの設定温度に戻るようにしても
よいし、あるいは変更された設定温度にそのまま維持さ
れるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明による風呂装置におけるぬるめ運転制
御装置の一実施例を示し、第1図は使用する風呂装置の
全体構成図、第2図はぬるめ運転の作動を示すサブフロ
ーチャートである。第3図は変形例の部分フローチャー
トで、第2図のサブフローチャートに対する変更部分を
示す。 符  号  の  説  明 10・・・浴槽、20・・・強制′a1@加熱装置、2
1・・・循環管路、 22・・・ポンプ、25・・・風
呂釜、30・・・給湯装置、31・・・給水管、37・
・・ガスバーナ、50・・・制御装置 (電子制御装置)、 52 ・ ぬるめ操作部材 (ぬるめ運転ボタン)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両端が浴槽に接続された循環管路の途中にポンプ
    と風呂釜を設けて前記浴槽内の湯水を予め与えられた設
    定温度まで自動的に加熱する強制循環加熱装置と、この
    強制循環加熱装置の一部に接続され給水管からの給水を
    ガスバーナにより加熱して同強制循環加熱装置を介して
    前記浴槽に供給する給湯装置と、前記強制循環加熱装置
    及び給湯装置の作動を制御する電子制御装置を備えてな
    る風呂装置において、ぬるめ操作部材と連動して作動す
    るぬるめスイッチを備え、前記電子制御装置は前記ぬる
    めスイッチが作動状態であれば先ず前記ガスバーナを作
    動させることなく前記給湯装置から前記浴槽に給水し、
    この給水量が予め定められた所定量に達するかまたは前
    記ぬるめスイッチが作動状態でなくなれば前記給水を停
    止し、この給水停止後は前記強制循環加熱装置の作動を
    停止することを特徴とする風呂装置におけるぬるめ運転
    制御装置。
  2. (2)前記制御装置は、前記給水の停止後予め定められ
    た待機時間経過後は前記強制循環加熱装置の作動を行わ
    せるようにした請求項1に記載の風呂装置におけるぬる
    め運転制御装置。
  3. (3)前記制御装置は、前記給水の停止後に前記強制循
    環加熱装置の作動を停止するのに代えて、前記設定温度
    を前記停止時の前記浴槽内の湯温に変更するようにした
    請求項1または2に記載の風呂装置におけるぬるめ運転
    制御装置。
  4. (4)前記所定量は式 V(t1−t2)/(t2−t0) 但しV:風呂の標準貯湯量 t0:給水温度 t1:設定温度 t2:ぬるめ目標温度 により演算した値である請求項1、2または3に記載の
    風呂装置におけるぬるめ運転制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002257411A (ja) * 2001-03-01 2002-09-11 Denso Corp 風呂給湯装置
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