JPH03281989A - プランジャポンプのシール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 皮粟上皇■里公… 本発明は、ポンプ部より油膜状でせり上がる高粘度材料
がエアーモーター内へ浸入しない様にしたプランジャポ
ンプのシール装置に関するものである。

堡米■技止 従来、プランジャポンプにおいてエアーモーターとポン
プ部間ではピストン軸とプランジャを連結しており、ピ
ストン軸の下方部で連結筒（カプラー）にＯリング等を
装着して高粘度材料のせり上がりを防止しているが、完
全なせり上がり防止は不可能で高粘度材料は油膜状とな
ってピストン軸を伝わってせり上がり、高粘度材料のＩ
ＩＩ　（例えば樹脂、ポリエステル、ウレタン、接着材
等）によってはエアーモーターのシリンダー内で空気（
＃素、水分等）と接触することにより硬化して、ピスト
ンを固着させ、エアーモーターを停止させる欠点を有し
ていた旧が”′しよ°と　る 本発明は、ポンプ部より油膜状でせり上がる高粘度材料
を洗浄してエアーモーターへ浸入させずに、エアーモー
ターの固着化を防止する様にしたプランジャポンプのシ
ール装置を従供せんとするものである。

〔発明の構成〕

課　を”るための 本発明は、上記従来技術に基づく、高粘度材料がせり上
がり、エアーモーターを固着化させる課題に鑑み、エア
ーモーターとポンプ部間に溶剤等が入った洗浄空間を設
けてピストン軸及びプランジャと連結するプランジャ軸
を洗浄することによって、エアーモーター内への高粘度
材料の浸入を防止し、又小径のピストン軸と大径のプラ
ンジャ軸が交互に洗浄空間りこ出入りすることによって
、洗浄空間内と貯溜部間を溶剤等が流通し奇麗な溶剤等
で洗浄する様にして、前記課題を解決せんとするもので
ある。

詐−１− 本発明は、油膜状となってプランジャ軸を伝わってせり
上がった高粘度材料は洗浄空間内の溶剤等により溶解洗
浄され、又ピストン軸に代わって大径のプランジャ軸が
洗浄空間内に上昇すると、洗浄空間内の容積は一定であ
るために洗浄空間内の溶剤等はチェックバルブより流出
し、次にプランジャ軸に代わって小径のピスト・ン軸が
洗浄空間内に下降すると貯溜部内の溶剤等はチェックバ
ルブより洗浄空間内に流入し、順次洗浄空間内の溶剤等
は貯溜部の溶剤等と入れ替わり、洗浄空間内の溶剤等は
常に奇麗なものとなって洗浄作用を持続し、又透明なケ
ースカバーにより貯溜部内の溶剤等の汚れ具合を確認し
、必要に応じて溶剤等を交換するのであるス」１匹 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、 １は高粘度材料（接着剤、シーリング材、コーキング材
、パテ又はグリース等）Ｌこ使用されるプランジャポン
プであり、エアーモーター２の下部に連結筒３を介して
ポンプ部４の上部を固定し、連結筒３にはシール装置５
を設けている。

６はエアーモーター２のシリンダーであり、該シリンダ
ー６内にはピストン７を上下動自在ニ内装し、該ピスト
ン７の上下に圧力流体が流・出入する上部圧力室８及び
下部圧力室９を区割形成し、又ピストン７には下方にピ
ストン軸ｌＯを垂設している。

連結筒３の中間部には高粘度材料の溶剤、油、潤滑剤等
を入れる洗浄空間１１を穿設すると共に、該洗浄空間１
１にはピストン軸１０及びピストン軸】０の下端に連結
された大径なプランジャ軸１２を挿通し、又連結筒３の
中間部側壁には流通孔】３．１３ａを穿設し、一方連結
筒３の下方部に底板１４をナツトにより固定し、連結筒
３の上方部と底板１４間にケース１５を固定して流通孔
１３．１３ａを囲繞し、更にケース１５の外側には貯溜
部１６を形成する様に透明なケースカバー１７を固定し
ている。

尚、上記ピストン軸１０と大径なプランジャ軸】２の断
面積比は】；２である。

上記ケース１５の両側には流入するチェックバルブ】８
及び流出するチェックバルブ】９を設けており、貯溜部
１６から洗浄空間１１へを８剤等が流入するチェックバ
ルブ１８Ｌこおいては、ケース】５にパルプキャップ２
０を固定し、ケース１５に流入口２１を穿設すると共に
、パルプキャンプ２０に弁口２２を穿設形成し、該弁口
２２に着座するバルブシート２３をスプリング２４によ
り付勢し、又洗浄空間１１から貯溜部１６へ溶剤等が流
出するチエ・ツクパルプ１９においてはケース１５にバ
ルブキャンプ２５を固定し、該バルブキャップ２５に排
出口２６を穿設すると共に、ケース１５に弁口２７を穿
設形成し、該弁口２７に着座するバルブシート２８をス
プリング２９により付勢している。

尚、３０は洗浄空間１１及び貯溜部１６内の溶剤等の定
量化を図るオイルボトル又は溶剤等の交換口である。

３１はポンプ部４の外筒であり、該外筒３１の上部には
プランジャ軸１２が挿通自在なベアリングシール３２を
設け、又外′＠３１には吐出口３３を関口形成すると共
に、プランジャ軸１２の下端にはポンプ部４のプランジ
ャ３４を固定している。

３５は連結筒３の上部にピストン軸１０が挿通自在とな
る様に介装したＯリングである。

次に本発明に係るプランジャポンプのシール装置の作用
ｔこついて説明すると、 油膜状となってポンプ部４よりプランジャ軸１２を伝わ
って廿り上がった高粘度材料は洗浄空間１１内の溶剤等
により溶解洗浄され、ピストン７の上下動によりピスト
ン軸】０に代わって大径のプランジャ軸１２が洗浄空間
１１内に上昇すると、洗浄空間１１内の容積は一定であ
るためＬこ洗浄空間ｌｌ内の溶剤等はスプリング２９に
抗してバルブシート２８を押圧しチェックバルブ１９が
開弁してチエツクパルプ１９より流出し、次にプランジ
中軸］２に代わって小径のピストン軸１０が洗浄空間１
１内に下降すると貯溜部１６内の溶剤等はスプリング２
４に抗してバルブシート２３を押圧しチエツクパルプ１
８が開弁じてチェックバルブ１８より流入し、順次洗浄
空間１】内の溶剤等は貯溜部１６の溶剤等と入れ替わり
、従って洗浄空間１１内の溶剤等は常に奇麗なものとな
って洗浄作用を持続し、又透明なケースカバー１７によ
り貯溜部１６内の溶剤等の汚れ具合を確認し、必要に応
じて溶剤等を交換するのである。

［発明の効果〕 要するに本発明は、エアーモーター２とポンプ部４を連
結筒３により連結し、該連結筒３には洗浄空間１１を穿
設すると共に、該洗浄空間１１にはピストン軸１０及び
プランジャ軸１２を挿通したので、プランジャ軸１２を
伝わって油膜状でせり上がる高粘度材料は洗浄空間１１
内で溶剤等により溶解洗浄され、エアーモーター２内へ
のせり上がりを防止してピストン７の固着を防止出来、
又連結筒３の側壁には流通孔１３．１３ａを穿設し、洗
浄空間１１をケース１５により囲繞すると共に、ケース
１５の外側には透明なケースカバー１７を固定し、又ケ
ース】５には流入するチェックバルブ１８及び流出する
チエ７クバルブ１９を設けたので、ピストン軸】Ｏと大
径のプランジ中軸】２の上下動により溶剤等は洗浄空間
１１とケースカバー】７内の貯溜部１６間で沫通しで常
に奇麗な溶剤等で洗浄出来、又貯溜部１６内の溶剤等の
汚れ具合は透明なケースカバー１７Ｌこより確認して溶
剤等を交換することが出来るのである。

又、連結筒３とピストン軸１０間にはＯリング３５を介
装したので、溶剤等をシール出来、仮に溶剤等が油膜状
となって連結筒３より上昇してもシリンダー６内で蒸発
してピストン７の固着を防止出来る等その実用的効果甚
だ大なるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すものにして、第１図はシー
ル装置を配設したプランジャポンプの要部断面図である
。 ２エアーモーター　３連結筒　４ポンプ部１０ピストン
軸　１１洗浄空間　１２プランジヤ軸１３．１３ｍ流通
孔　１５ケース　】７ケースカパー１８チェックバルブ
　１９チェックバルブ３５０リング

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）エアーモーターとポンプ部を連結筒により連結し
   、該連結筒には洗浄空間を穿設すると共に、該洗浄空間
   にはピストン軸及びプランジャ軸を挿通し、又連結筒の
   側壁には流通孔を穿設し、洗浄空間をケースにより囲繞
   すると共に、ケースの外側には透明なケースカバーを固
   定し、又ケースには流入するチェックバルブ及び流出す
   るチェックバルブを設けたことを特徴とするプランジャ
   ポンプのシール装置。
2. （２）連結筒とピストン軸間にはＯリングを介装したこ
   とを特徴とする請求項１記載のプランジャポンプのシー
   ル装置。