JPH03281940A - エンジンのカムシャフト駆動装置 - Google Patents
エンジンのカムシャフト駆動装置Info
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- JPH03281940A JPH03281940A JP8633690A JP8633690A JPH03281940A JP H03281940 A JPH03281940 A JP H03281940A JP 8633690 A JP8633690 A JP 8633690A JP 8633690 A JP8633690 A JP 8633690A JP H03281940 A JPH03281940 A JP H03281940A
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- Japan
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- shaft
- gears
- camshaft
- transmission shaft
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 21
- 230000002146 bilateral effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 abstract 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 20
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はエンジンのカムシャフト駆動装置に関し、特に
タイミングギヤ方式によってカムシャフトを駆動する装
置に関する。
タイミングギヤ方式によってカムシャフトを駆動する装
置に関する。
(従来の技術)
エンジンのカムシャフト駆動装置としては、特開昭57
−210110号公報に示されるように、V型エンジン
の両バンクに設けられた各カムシャフトをバンク間に配
設されたタイミングチェーンによって駆動するもの、或
いは実開昭58−137810号公報に示されるように
、V型エンジンの両バンクに設けられた各カムシャフト
を複数のギヤよりなるギヤトレーンを介して駆動するも
の等が知られている。
−210110号公報に示されるように、V型エンジン
の両バンクに設けられた各カムシャフトをバンク間に配
設されたタイミングチェーンによって駆動するもの、或
いは実開昭58−137810号公報に示されるように
、V型エンジンの両バンクに設けられた各カムシャフト
を複数のギヤよりなるギヤトレーンを介して駆動するも
の等が知られている。
そして、後者のカムシャフト駆動装置としては、クラン
クシャフトの軸方向の途中部に出力を取り出すための出
力取出し機構を設け、該出力取出し機構によりギヤトレ
ーンを介してカムシャフトを駆動するようにした装置が
知られている。このカムシャフト駆動装置はクランク軸
の軸方向の途中部に出力取出し機構を設けることにより
、エンジン前端部にはカムシャフト駆動装置用のスペー
スを無くシ、エンジン全体の長さを短くするものである
。
クシャフトの軸方向の途中部に出力を取り出すための出
力取出し機構を設け、該出力取出し機構によりギヤトレ
ーンを介してカムシャフトを駆動するようにした装置が
知られている。このカムシャフト駆動装置はクランク軸
の軸方向の途中部に出力取出し機構を設けることにより
、エンジン前端部にはカムシャフト駆動装置用のスペー
スを無くシ、エンジン全体の長さを短くするものである
。
(発明が解決しようとする課題)
しかるに、カムシャフトをギヤトレーンを介して駆動す
る方式のカムシャフト駆動装置においては、上記ギヤト
レーンに大きな衝撃力が作用し、該ギヤトレーンを構成
する各ギヤが損傷を受けるという問題がある。つまり、
急発進時等にクランクシャフトが急に高速回転すると、
この高速回転がギヤトレーンに伝えられるため、ギヤト
レーンに大きな衝撃力が加わり、この衝撃力によりギヤ
トレーンを構成するギヤが欠けるものである。
る方式のカムシャフト駆動装置においては、上記ギヤト
レーンに大きな衝撃力が作用し、該ギヤトレーンを構成
する各ギヤが損傷を受けるという問題がある。つまり、
急発進時等にクランクシャフトが急に高速回転すると、
この高速回転がギヤトレーンに伝えられるため、ギヤト
レーンに大きな衝撃力が加わり、この衝撃力によりギヤ
トレーンを構成するギヤが欠けるものである。
上記に鑑みて、本発明は、クランクシャフトが急に高速
回転を開始しても、ギヤトレーンに大きな衝撃力が作用
するのを防止し、これによりギヤトレーンを構成するギ
ヤに損傷が生じないようにするものである。
回転を開始しても、ギヤトレーンに大きな衝撃力が作用
するのを防止し、これによりギヤトレーンを構成するギ
ヤに損傷が生じないようにするものである。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本発明は、クランクシャフ
トの軸方向の途中部から取り出され、複数のギヤによっ
てカムシャフトに伝達される駆動力を、カムシャフトに
伝達される途中で、補機を駆動するために利用すること
により、該補機をダンパーとして機能させるものである
。
トの軸方向の途中部から取り出され、複数のギヤによっ
てカムシャフトに伝達される駆動力を、カムシャフトに
伝達される途中で、補機を駆動するために利用すること
により、該補機をダンパーとして機能させるものである
。
具体的に本発明が講じた解決手段は、クランクシャフト
の軸方向の途中部に出力を取り出すための出力取出し機
構が設けられ、該出力取出し機構により複数のギヤを介
してカムシャフトを駆動するようにしたエンジンのカム
シャフト駆動装置を前提とし、上記複数のギヤのいずれ
かに補機を駆動するための駆動部が設けられている構成
とするものである。
の軸方向の途中部に出力を取り出すための出力取出し機
構が設けられ、該出力取出し機構により複数のギヤを介
してカムシャフトを駆動するようにしたエンジンのカム
シャフト駆動装置を前提とし、上記複数のギヤのいずれ
かに補機を駆動するための駆動部が設けられている構成
とするものである。
(作用)
上記の構成により、複数のギヤのいずれかに補機を駆動
するための駆動部が設けられているため、クランクシャ
フトが急に高速回転した場合に複数のギヤに伝達される
衝撃力は、補機によってダンピングされて低減するので
、上記駆動部が設けられたギヤよりもカムシャフト側に
配設されるギヤには、低減された衝撃力のみが作用する
。
するための駆動部が設けられているため、クランクシャ
フトが急に高速回転した場合に複数のギヤに伝達される
衝撃力は、補機によってダンピングされて低減するので
、上記駆動部が設けられたギヤよりもカムシャフト側に
配設されるギヤには、低減された衝撃力のみが作用する
。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るエンジンのカムシャフトの駆動装
置が適用された■型10気筒エンジンAの縦断側面構造
を、第2図は該エンジンAの縦断正面構造を各々示して
いる。尚、第1図及び第2図においては図示の都合上、
エンジン本体の内部を省略して示している。
置が適用された■型10気筒エンジンAの縦断側面構造
を、第2図は該エンジンAの縦断正面構造を各々示して
いる。尚、第1図及び第2図においては図示の都合上、
エンジン本体の内部を省略して示している。
V型エンジンAは、クランクシャフト10を軸受ジャー
ナルを介して下側から軸支するクランクケース12と、
該クランクケース12の上に組み付けられてクランクシ
ャフト10を上側から軸支するシリンダブロック16と
、該シリンダブロック14の各バンクの先端に組み付け
られたシリンダヘッド16と、該シリンダヘッド16の
先端に組付けられたヘッドカバー18とを備えており、
クランクシャフト10の軸方向の中央部に位置するクラ
ンクピン20の前後両側には、該クランクシャフト10
から出力を取り出すためのタイミングギヤ22a、22
bが取り付けられている。
ナルを介して下側から軸支するクランクケース12と、
該クランクケース12の上に組み付けられてクランクシ
ャフト10を上側から軸支するシリンダブロック16と
、該シリンダブロック14の各バンクの先端に組み付け
られたシリンダヘッド16と、該シリンダヘッド16の
先端に組付けられたヘッドカバー18とを備えており、
クランクシャフト10の軸方向の中央部に位置するクラ
ンクピン20の前後両側には、該クランクシャフト10
から出力を取り出すためのタイミングギヤ22a、22
bが取り付けられている。
クランクシャフト10の上方には、クランクシャフト1
0の中央部から該クランクシャフト10と同軸方向の後
方へ延びる出力軸24が配設されている。そして、該出
力軸24の後端部はクラッチ26のクラッチシャフトに
連結されている一方、該出力軸24の前端部には前後一
対のセンターギヤ24g、24bが取り付けられており
、該センターギヤ24a、24bは各々上記のタイミン
グギヤ22a、22bと噛合している。また、一対のセ
ンターギヤ24a、24b同士の間には、該センターギ
ヤ24a、24bよりも小径の出力ギヤ24cが同軸に
取り付けられており、以上説明したタイミングギヤ22
a、22b、センターギヤ24a、24b及び出力ギヤ
24cによって、クランクシャフト10の途中部から出
力を取り出す出力取出し機構28が構成されている。
0の中央部から該クランクシャフト10と同軸方向の後
方へ延びる出力軸24が配設されている。そして、該出
力軸24の後端部はクラッチ26のクラッチシャフトに
連結されている一方、該出力軸24の前端部には前後一
対のセンターギヤ24g、24bが取り付けられており
、該センターギヤ24a、24bは各々上記のタイミン
グギヤ22a、22bと噛合している。また、一対のセ
ンターギヤ24a、24b同士の間には、該センターギ
ヤ24a、24bよりも小径の出力ギヤ24cが同軸に
取り付けられており、以上説明したタイミングギヤ22
a、22b、センターギヤ24a、24b及び出力ギヤ
24cによって、クランクシャフト10の途中部から出
力を取り出す出力取出し機構28が構成されている。
出力軸24におけるセンターギヤ24a、24b間の上
方には、出力軸24と同軸方向に延びる伝達軸30が配
設されており、該伝達軸30の中央部に大径ギヤ30a
が、該大径ギヤ30aの前後両側に前方小径ギヤ30b
及び後方小径ギヤ30Cが各々取り付けられている。そ
して、上記大径ギヤ3C)aは出力軸24の出力ギヤ2
4cと噛合しており、出力軸24の駆動力は該伝達軸3
0に伝達される。
方には、出力軸24と同軸方向に延びる伝達軸30が配
設されており、該伝達軸30の中央部に大径ギヤ30a
が、該大径ギヤ30aの前後両側に前方小径ギヤ30b
及び後方小径ギヤ30Cが各々取り付けられている。そ
して、上記大径ギヤ3C)aは出力軸24の出力ギヤ2
4cと噛合しており、出力軸24の駆動力は該伝達軸3
0に伝達される。
伝達軸30の上方における左右両側には、伝達軸30と
同軸方向に延びる左右オイルポンプ用シャフト32L、
32Rが各々配設されており、左右オイルポンプ用シャ
フト32L、32Hの前後両端部は、該エンジンAにエ
ンジンオイルを供給するための補機としてのオイルポン
プ34,34の主軸に連結されている。
同軸方向に延びる左右オイルポンプ用シャフト32L、
32Rが各々配設されており、左右オイルポンプ用シャ
フト32L、32Hの前後両端部は、該エンジンAにエ
ンジンオイルを供給するための補機としてのオイルポン
プ34,34の主軸に連結されている。
左オイルポンプ用シャフト32Lの略中央部には、同径
で且つ前後方向に配置された前方ギヤ32aと後方ギヤ
32bとが取り付けられており、後方ギヤ32bは、シ
リンダ同士の間に位置している。
で且つ前後方向に配置された前方ギヤ32aと後方ギヤ
32bとが取り付けられており、後方ギヤ32bは、シ
リンダ同士の間に位置している。
左オイルポンプ用シャフト32Lの前方ギヤ32aは伝
達軸30の後方小径ギヤ30cと噛合しており、伝達軸
30に伝達された駆動力はオイルポンプ用シャフト32
Lを介してオイルポンプ34の主軸に伝達される。これ
により、伝達軸30の後方小径ギヤ30cは、補機を駆
動するための駆動部を構成している。
達軸30の後方小径ギヤ30cと噛合しており、伝達軸
30に伝達された駆動力はオイルポンプ用シャフト32
Lを介してオイルポンプ34の主軸に伝達される。これ
により、伝達軸30の後方小径ギヤ30cは、補機を駆
動するための駆動部を構成している。
図示は省略しているが、右オイルポンプ用シャフト32
Rの略中央部にも、上記左オイルポンプ用シャフト32
Lと同様に、前方ギヤ32c及び後方ギヤが取り付けら
れ、後方ギヤが伝達軸30の前方小径ギヤ30bと噛合
しており、伝達軸30に伝達された駆動力は右オイルポ
ンプ用シャフト32Rを介してオイルポンプの主軸に伝
達される。これにより、伝達軸30の前方小径ギヤ30
bも補機を駆動するための駆動部を構成している。
Rの略中央部にも、上記左オイルポンプ用シャフト32
Lと同様に、前方ギヤ32c及び後方ギヤが取り付けら
れ、後方ギヤが伝達軸30の前方小径ギヤ30bと噛合
しており、伝達軸30に伝達された駆動力は右オイルポ
ンプ用シャフト32Rを介してオイルポンプの主軸に伝
達される。これにより、伝達軸30の前方小径ギヤ30
bも補機を駆動するための駆動部を構成している。
左オイルポンプ用シャフト32Lの後方ギヤ32bの左
方に、左第1アイドルギヤ36L及び左第2アイドルギ
ヤ38Lが順次噛合状態で配設されている一方、右オイ
ルポンプ用シャフト32Hの前方ギヤ32cの右方に、
右第1アイドルギヤ36R及び右第2アイドルギヤ38
Rが各々噛合状態で配設されている。
方に、左第1アイドルギヤ36L及び左第2アイドルギ
ヤ38Lが順次噛合状態で配設されている一方、右オイ
ルポンプ用シャフト32Hの前方ギヤ32cの右方に、
右第1アイドルギヤ36R及び右第2アイドルギヤ38
Rが各々噛合状態で配設されている。
以上のように構成されているので、急発進時にクランク
シャフト10が急に高速回転を開始し、大きな駆動力が
衝撃力を伴って伝達軸30に伝わった場合、該衝撃力は
左右オイルポンプ用シャフト32L、32Rを介して各
々のオイルポンプ34.34に伝わり、該オイルポンプ
34.34で消費されるので、伝達軸30から左右オイ
ルポンプ用シャフト32L、32Rを介して左第1.左
第2アイドルギヤ36L、38L及び右第1.右第2ア
イドルギヤ36R,38Rに伝わる衝撃力は少ない。こ
のため、クランクシャフト10か急に高速回転を開始し
ても左第1.左第2アイドルギヤ36L、38L及び右
第1.右第2アイドルギヤ36R,38Rが欠けること
はない。
シャフト10が急に高速回転を開始し、大きな駆動力が
衝撃力を伴って伝達軸30に伝わった場合、該衝撃力は
左右オイルポンプ用シャフト32L、32Rを介して各
々のオイルポンプ34.34に伝わり、該オイルポンプ
34.34で消費されるので、伝達軸30から左右オイ
ルポンプ用シャフト32L、32Rを介して左第1.左
第2アイドルギヤ36L、38L及び右第1.右第2ア
イドルギヤ36R,38Rに伝わる衝撃力は少ない。こ
のため、クランクシャフト10か急に高速回転を開始し
ても左第1.左第2アイドルギヤ36L、38L及び右
第1.右第2アイドルギヤ36R,38Rが欠けること
はない。
尚、本実施例では、複数のギヤを構成する伝達軸30の
前方、後方小径ギヤ30b、:30c、左右オイルポン
プ用シャフト32L、32Rの前方。
前方、後方小径ギヤ30b、:30c、左右オイルポン
プ用シャフト32L、32Rの前方。
後方ギヤ32a、32b、32c、及び左右節1゜第2
アイドルギヤ36L、36R,38R,38Rのうち、
伝達軸30の前方、後方小径ギヤ3゜b、30cに補機
の駆動部を設けたが、これに限られず、補機の駆動部は
上記複数のギヤのいずれかに設けてもよい。もっとも、
補機によって衝撃力を吸収し、複数のギヤの損傷を防止
する観点からは、補機の駆動部はカムシャフト1oに近
い方が好ましい。
アイドルギヤ36L、36R,38R,38Rのうち、
伝達軸30の前方、後方小径ギヤ3゜b、30cに補機
の駆動部を設けたが、これに限られず、補機の駆動部は
上記複数のギヤのいずれかに設けてもよい。もっとも、
補機によって衝撃力を吸収し、複数のギヤの損傷を防止
する観点からは、補機の駆動部はカムシャフト1oに近
い方が好ましい。
また、上記実施例では補機はオイルポンプであったが、
補機としてはこれに限られず、ウォーターポンプやオル
タネータ等を適用してもよい。
補機としてはこれに限られず、ウォーターポンプやオル
タネータ等を適用してもよい。
左第2アイドルギヤ36Lの左方には、左バンクの排気
弁を開閉する左バンク排気弁用カムシャフト40Lを駆
動するための左排気用タイミングギヤ41Lが配設され
、該左排気用タイミングギヤ41Lと左第2アイドルギ
ヤ36Lとが噛合しており、クランクシャフト10の駆
動力は、出力軸24、伝達軸30、左オイルポンプ用シ
ャフト32L1左第1アイドルギヤ36L1左第2アイ
ドルギヤ38L及び左排気用タイミングギヤ41Lを介
して左バンク排気弁用カムシャフト40Lに伝達される
。
弁を開閉する左バンク排気弁用カムシャフト40Lを駆
動するための左排気用タイミングギヤ41Lが配設され
、該左排気用タイミングギヤ41Lと左第2アイドルギ
ヤ36Lとが噛合しており、クランクシャフト10の駆
動力は、出力軸24、伝達軸30、左オイルポンプ用シ
ャフト32L1左第1アイドルギヤ36L1左第2アイ
ドルギヤ38L及び左排気用タイミングギヤ41Lを介
して左バンク排気弁用カムシャフト40Lに伝達される
。
左排気用タイミングギヤ41Lの左方には、左バンクの
吸気弁を開閉する左バンク吸気弁用カムシャフト42L
を駆動するための左吸気用タイミングギヤ43Lが配設
され、該左吸気用タイミングギャ43Lは左第3アイド
ルギヤ44Lを介して左排気用タイミングギヤ41Lと
噛合しており、左排気用タイミングギヤ41Lに伝達さ
れた駆動力は左バンク吸気弁用カムシャフト43Lに伝
達される。
吸気弁を開閉する左バンク吸気弁用カムシャフト42L
を駆動するための左吸気用タイミングギヤ43Lが配設
され、該左吸気用タイミングギャ43Lは左第3アイド
ルギヤ44Lを介して左排気用タイミングギヤ41Lと
噛合しており、左排気用タイミングギヤ41Lに伝達さ
れた駆動力は左バンク吸気弁用カムシャフト43Lに伝
達される。
また、右第2アイドルギヤ36Rの右方には、右バンク
の排気弁を開閉する右バンク排気弁用カムシャフト40
Rを駆動するための右排気用タイミングギヤ41Rが配
設され、該右排気用タイミングギヤ41Rと左第2アイ
ドルギヤ36Rとが噛合しており、クランクシャフト1
0の駆動力は右バンク排気弁用カムシャフト40Rに伝
達される。
の排気弁を開閉する右バンク排気弁用カムシャフト40
Rを駆動するための右排気用タイミングギヤ41Rが配
設され、該右排気用タイミングギヤ41Rと左第2アイ
ドルギヤ36Rとが噛合しており、クランクシャフト1
0の駆動力は右バンク排気弁用カムシャフト40Rに伝
達される。
また、右排気用タイミングギヤ41Rの右方には、右バ
ンクの吸気弁を開閉する右バンク吸気弁用カムシャフト
42Rを駆動するための右吸気用タイミングギヤ43R
が配設され、該右吸気用タイミングギヤ43Hに伝達さ
れた駆動力は右第3アイドルギヤ44Rを介して右バン
ク吸気弁用カムシャフト42Rに伝達される。
ンクの吸気弁を開閉する右バンク吸気弁用カムシャフト
42Rを駆動するための右吸気用タイミングギヤ43R
が配設され、該右吸気用タイミングギヤ43Hに伝達さ
れた駆動力は右第3アイドルギヤ44Rを介して右バン
ク吸気弁用カムシャフト42Rに伝達される。
第3図及び第4図は、シリンダヘッド18に組み付けら
れ、上記左第1.左第2アイドルギヤ36L、38L或
いは右第1.右第2アイドルギヤ36R,38Rを覆う
ギヤケース46を示している。該ギヤケース46は、シ
リンダヘッド18の吸気ポート周縁部に組み付けられる
インティクマニホルド48と一体に形成されている。
れ、上記左第1.左第2アイドルギヤ36L、38L或
いは右第1.右第2アイドルギヤ36R,38Rを覆う
ギヤケース46を示している。該ギヤケース46は、シ
リンダヘッド18の吸気ポート周縁部に組み付けられる
インティクマニホルド48と一体に形成されている。
上記のように、カムシャフトを駆動する出力をクランク
シャフトの軸方向の途中部から取り出し、該出力を複数
のギヤで伝達する方式の駆動装置においては、従来、複
数のギヤを覆うギヤケースはインティクマニホルドと別
体に形成されていた。
シャフトの軸方向の途中部から取り出し、該出力を複数
のギヤで伝達する方式の駆動装置においては、従来、複
数のギヤを覆うギヤケースはインティクマニホルドと別
体に形成されていた。
このため、該ギヤケースをシリンダヘッドに組み付ける
ための結合部をシリンダヘッドの吸気ポートの周辺部に
確保する必要性から、該結合部の両側に位置する吸気ポ
ートの形状が制約を受けていた。
ための結合部をシリンダヘッドの吸気ポートの周辺部に
確保する必要性から、該結合部の両側に位置する吸気ポ
ートの形状が制約を受けていた。
ところが、上記のように、ギヤケース46をインティク
マニホルド48と一体に形成すると、シリンダヘッド1
8にギヤケース46を組み付けるための結合部を確保し
なくてもよいため、ギヤケース46両側の吸気ポートの
形状が制約を受けなくなるので、該吸気ポートの形状を
他の吸気ポートと同様の形状にすることができる。
マニホルド48と一体に形成すると、シリンダヘッド1
8にギヤケース46を組み付けるための結合部を確保し
なくてもよいため、ギヤケース46両側の吸気ポートの
形状が制約を受けなくなるので、該吸気ポートの形状を
他の吸気ポートと同様の形状にすることができる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明に係るエンジンのカムシャ
フト駆動装置によると、カムシャフトを駆動するための
駆動力を伝達する複数のギヤのいずれかに、補機を駆動
するための駆動部を設けたため、クランクシャフトが急
に高速回転を開始した場合の衝撃力は補機によってダン
ピングされ、駆動部が設けられたギヤよりもカムシャフ
ト側のギヤには低減された衝撃力が作用するので、これ
らのギヤに損傷が生じ難い。
フト駆動装置によると、カムシャフトを駆動するための
駆動力を伝達する複数のギヤのいずれかに、補機を駆動
するための駆動部を設けたため、クランクシャフトが急
に高速回転を開始した場合の衝撃力は補機によってダン
ピングされ、駆動部が設けられたギヤよりもカムシャフ
ト側のギヤには低減された衝撃力が作用するので、これ
らのギヤに損傷が生じ難い。
第1図及び第2図は本発明の一実施例であるエンジンの
カムシャフト駆動装置を示し、第1図は縦断側面図、第
2図は第1図における■〜■線断面図、第3図及び第4
図は上記カムシャフト駆動装置を覆うギヤカバーを示し
、第3図は平面図、第4図は断面図である。 10・・・クランクシャフト 22a、22b・・・タイミングギヤ 24・・・出力軸 24a、24b・・・センターギヤ 24c・・・出力ギヤ 28・・・出力取出し機構 30・・・伝達軸 30b・・・前方小径ギヤ(駆動部) 30c・・・後方小径ギヤ(駆動部) 34・・・オイルポンプ(補機) 40L・・・左バンク排気弁用カムシャツ40R・・・
右バンク排気弁用カムシャフト ト は力)2る
カムシャフト駆動装置を示し、第1図は縦断側面図、第
2図は第1図における■〜■線断面図、第3図及び第4
図は上記カムシャフト駆動装置を覆うギヤカバーを示し
、第3図は平面図、第4図は断面図である。 10・・・クランクシャフト 22a、22b・・・タイミングギヤ 24・・・出力軸 24a、24b・・・センターギヤ 24c・・・出力ギヤ 28・・・出力取出し機構 30・・・伝達軸 30b・・・前方小径ギヤ(駆動部) 30c・・・後方小径ギヤ(駆動部) 34・・・オイルポンプ(補機) 40L・・・左バンク排気弁用カムシャツ40R・・・
右バンク排気弁用カムシャフト ト は力)2る
Claims (1)
- (1)クランクシャフトの軸方向の途中部に出力を取り
出すための出力取出し機構が設けられ、該出力取出し機
構により複数のギヤを介してカムシャフトを駆動するよ
うにしたエンジンのカムシャフト駆動装置において、上
記複数のギヤのいずれかに補機を駆動するための駆動部
が設けられていることを特徴とするエンジンのカムシャ
フト駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8633690A JPH03281940A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | エンジンのカムシャフト駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8633690A JPH03281940A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | エンジンのカムシャフト駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03281940A true JPH03281940A (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=13884005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8633690A Pending JPH03281940A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | エンジンのカムシャフト駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03281940A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003074853A1 (fr) * | 2002-03-06 | 2003-09-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Moteur en v |
WO2003074852A1 (fr) * | 2002-03-06 | 2003-09-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Moteur en v pour vehicule |
JP2020165358A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関 |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP8633690A patent/JPH03281940A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003074853A1 (fr) * | 2002-03-06 | 2003-09-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Moteur en v |
WO2003074852A1 (fr) * | 2002-03-06 | 2003-09-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Moteur en v pour vehicule |
JP2020165358A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関 |
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