JPH03281793A

JPH03281793A - 超音波洗浄・乾燥装置

Info

Publication number: JPH03281793A
Application number: JP8114190A
Authority: JP
Inventors: Yuji Yamashita; 山下　勇二
Original assignee: SPC Electronics Corp
Current assignee: SPC Electronics Corp
Priority date: 1990-03-30
Filing date: 1990-03-30
Publication date: 1991-12-12
Anticipated expiration: 2011-09-11
Also published as: JP2534153B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、特に金属加工部品、装置（中空部材の長尺物
を含む）等のオーバーホール時の油脂、カーボン等の＋
１着した物の洗浄に有効な超音波洗浄、乾燥装置に関す
るものである。

（従来の技術）従来の装置は、１に油脂の除去には、蒸留再生のできる
有機溶剤（例えば、ハロゲン化炭化水素、トリクロロエ
チレン、ｌ−１−１−トリクロ【１エタン、フロン１１
３、メチレンクロライ１−等）を用い、超音波振動子部
、蒸気発生槽部よりなる洗浄装置を用いて、超音波洗浄
後、超ｆｘ、波洗浄槽部より引き−１−げ、超音波洗浄
後槽部の上部て洗ｎ−を行うか、又は、自然乾燥を行う
ようになっていた。

（発す１か解決しようとする課題）前記従来の装置にあっては、装置の高さか高くなり、又
、蒸気洗浄に用いる有機溶剤を凝縮させるために、冷却
水か必要となる。

又、カーボンを除去するためには、特殊な有機溶剤を主
体とするカーボン除去剤にて、浸漬洗ｎ１ａ音波洗ｆ′
１１等を行った後、前記有機溶剤の洗ｒｔｒ装置にて洗
ｒＩ＋を行っていた。

そして、前記の洗ｎ１てハロゲン化炭化水素を用いる洗
浄方法において、トリクロロエチレン、１−１−１−ト
リクロロエタン等は有害であり、人体に対する安全面に
問題を有し、取扱いにも充分な配慮か要求される。

又、フロン溶剤は、オゾン層破壊原因物質とされており
、その取扱に制限を受ける。

更に、カーボン除去用の溶剤も、安全、環境面で問題が
ある。

更に又、金属物品をハロゲン化炭化水素で洗浄すると、
安全脱脂か行われると、保管雰囲気によっては、発錆も
生しるという問題点もある。

そこて、本発明においては、超音波洗浄槽内て、防錆効
果のある水溶性洗剤を用いて、高圧シャワー洗浄、超音
波洗浄を行い、洗浄完了後、洗浄液を付属タンクに移送
し、同−洗？！Ｉ槽内で温風により被洗浄物を乾燥させ
ることかできる超音波洗浄、乾燥装置を提供するのか目
的である。

（課題を解決するための手段）本発明における超音波洗浄、乾燥装置は、底面に複数個
の超音波振動子を設けた洗浄槽と、洗浄槽の底と、洗浄
槽の上方に設置した複数個のスプレィノズルと底部とに
夫々別体の電磁弁と高圧ポンプを介して連通した水溶性
洗剤の洗浄液を貯留する洗ｎ１液付属タンクと、洗浄槽
内を昇降する被洗ｎ−物を投入する洗浄バスケットと、
洗ｎＩ槽の一方に送風口を他方に排風口を設け、両日を
連通ずるフロワーと乾燥用ヒーターを有するダクトホー
スとから成るものである。

（作　用）本発明は前記のように構成したもので、洗浄バスケット
に被洗浄物を投入した後、洗浄バスケットを下降させて
下部位置にセットする。その後、洗浄液付属タンクの水
溶性洗剤の洗浄液を高圧ポンプによりスプレーノズルか
ら被洗Ｍ、物に噴射して高圧スプレー洗浄を行う。

洗浄液か洗浄槽内に所定量貯留された後にａ音波振動子
を発振させて、超音波洗浄を行い、所定時間の洗浄か終
った後に、洗ｎＩ槽内の洗浄液を高圧ポンプにより洗浄
液付属タンクに戻す。

次に洗浄バスケットを上昇させ、上部位置において、ブ
ロワ−及び乾燥用ヒーターを作動して洗浄槽内の空気な
排風口から吸引し、乾燥用ヒーターて加熱し、高温の乾
燥用空気を送風口から被洗浄物に送風する循環作用て被
洗浄物を乾燥させる。

（実施例）本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。

ｌは洗浄槽て、上端開口部を蓋２て被うようになってい
る。洗Ｓ槽１内には被洗浄物を入れる洗浄バスケット３
を昇降及び揺動させる昇降及び揺動機構４を設置してお
り、底面には複数個の超音波振動子５３，５□、・・・
５４を取付けている。そして、洗浄槽ｌの高さ方向にお
ける途中からオーバフローさせた洗浄液６を受ける洗浄
液加熱槽７を洗浄槽ｌの側方に設置し、洗浄液６の温度
か低下した時に加熱する加熱ヒーター８を内部に設置し
ている。

洗浄液加熱槽７は途中に循環ポンプ９を設けた導管１０
を設け、この導管ｌＯを分岐させて分岐管１１．１１’
を設け、一方に夫々フィルター１２．１２′を設け、先
端に洗浄槽ｌ内に開口す乙供給ｎ１３．１３”を設けて
いる。

一方、洗浄槽ｌとは別体に洗浄液付属タンク１４を設置
し、内部に加熱ヒーター１５を設置し、底部に三方切換
電磁弁１６を介して洗浄槽１の底部と連通ずる導管１７
を取付け、洗浄液付属タンク１４の上方に開口した導管
１８は途中に三方切換電磁弁１９を設け、洗浄槽ｌの上
部に開口した複数個のスプレィノズル２０．．２０２・
・・２０４に連通し、更に洗浄槽ｌの側方に設けたスプ
レィノズル２１とも連通している。

尚、前記両三方切換電磁弁１６．１９は高圧ポンプ２２
に連結している。

又、洗ｎ１槽ｌの上端の一方に送風口２３を他方に排Ｊ
ｌ］２４を夫々開目し、排風０２４からダクトホース２
５でブロワ−２６及び乾燥用ヒータ２７を介して送風口
２３に連通している。そして、フロワー２６の排出口２
４側に空気を導入する空気配給管２８をダクトホース２
５に連結し、ツロワー２６と乾燥用ヒータ２７間のダク
トホース２５に空気排出管２９に連結している。

ｊ）ワ記昇降及び揺動機構４は第２，３図に示すように
構成している。

即ち、洗浄槽１の後方に設けた基枠３０に２本のＭ障案
内杯３１．３１−を垂直に固定し、両昇降案内杯３１．
３１′に洗炸ハスケッ１−３に固定した対型の保持部材
３２．３２′を嵌入している。

両昇腎案内杯３１．３１′の後方の両側上下に昇降用ス
プロケットホイル３３．３３′を設け、この−ｎ降用ス
プロケッ１へホイル３３．３３′にチェーン３４を継に
チェーン３４に保持部材３２．３２′に固定した突片３
５を固定している。そして、上側の昇降用スプロケット
ホイル３３と同軸に駆動用スプロケットホイル３６を軸
着し、駆動モータ３７のスプロケットホイル３８との間
にチェーン３９を掛け、駆動モーター３７の駆動でチェ
ーン３４を駆動して洗浄バスケット３を只陣させる。

又、Ｆ側の両肩除用スプロケットホイル３３′と同軸に
自由に回転てきる揺動用スプロケットホイル４０を人々
設け、この両姪動用スプロケットホイル４０に偏心カム
４１を固定し、前記保持部材３２．３２”に固定した乗
架片４２（第３図参照）に取付けたローラ４３を偏心カ
ム４１に当接している。モして揺動用スプロケットホイ
ル４０と駆動モータ４４のスプロケットホイル４５との
間にチェーン４６を掛け、駆動モータ４２を駆動するこ
とにより、偏心カム４１を回転させて下降位置（洗浄位
ｔ）にある洗浄バスケット３を作動させて洗浄効果を促
進させる。

本実施例は前記のように構成したもので、洗浄に際して
は洗浄液付属タンク１４て加熱ヒーター１５により洗浄
液６を所定温度に−ＬＡさせておく。そして、蓋２を開
いて洗浄バスケラｌ−３内に被洗浄物を投入し、スター
１〜スイツチを押すと、ｙ１鋳及び揺動機構４で洗顔バ
スケット３を破線で示す下降位ｔまて下降させる。次に
、三方切換電磁弁１９を閉じ、三方切換電磁弁１６か開
となり高圧ポンプ２２か作動し、洗浄液付属タンク１４
内の加温された洗浄液６か三方切換電磁弁１６及び三方
切換゛電磁弁１９を通り導管１８から複数個のスプレイ
ノスル２０．．２０□・・・２０４及び２Ｉから洗浄ハ
スケラ）−３内の被洗浄物に噴射し、被洗浄物を高圧ス
プレー洗浄を行いながら、洗浄槽ｌ内に洗浄液６を貯液
する。そして、洗浄槽ｌ及び洗浄液加熱槽７の液深か所
定位置になると、高圧ポンプ２２か停止し、反ｕ三方切
換電磁ｊＰ　１９を閉し循環ポンプ９が作動する。

循環ポンプ９の作動により洗浄液６は、洗浄液加熱槽７
から吸引され、フィルター１２．１２′て鉋過され洗浄
槽ｌの側面に開口した供給［１１３，１３′から洗浄槽
ｌに供給され、洗浄槽ｌ内の洗浄液６はオーバーフロー
して洗浄液加熱槽７へ流下し、洗浄槽ｌとの洗浄液加熱
槽７との間を循環する。洗？￥、液加熱槽７内に設置さ
れた加熱ヒーター９は洗浄液６か規定液温より低下した
時に作動して洗浄液６を加熱し、規定温度になると停止
する。

洗浄槽ｌ及び洗浄液加熱＃ｆｊ７の液深か所定位置にな
った特恵て、洗Ｓ槽１内の複数個の超音波振動ｒ−ｓ、
、ｓ、・・・５４か発振し、超音波洗顔か開始される。

超ｆｆ波洗浄の際、洗顔バスケット３は’ｙｌＩｌ！及
び採動ａ構４により、昇齢及び作動を行って洗顔効果を
高める。

所定の洗顔時間終ｒ後、循環ポンプ９か停止し、三方切
換電磁弁１６．１９か切換り、高圧ポンプ２２か作動し
て、洗浄４Ｐｊｌの底から導管エフ、三方切換７に磁Ｊ
ｐ１６．１９を通り洗浄液付属タンク１４の１一方へ洗
ｎ１液６を送り回収を行う。

洗浄液６か洗浄液付属タンク１４に回収されると、高圧
ポンプ２２か停止にし、三方切換電磁弁１６．１９か切
換わる。この時ブロワ−２６か作動すると共に乾燥用ヒ
ーター２７も作動し、乾燥用空気か送風口２３から洗ｎ
１槽ｌ内に送り込まれる。この時洗ｎ１バスケット３は
−Ｌ部位ｔに１：　ｊ４し、送風［１２３により送り込
まれた加熱空気により、洗ｆ′ＩＩバスケット３内の被
洗浄物の乾燥か開始される。

ａ外槽１内に送り込まれた加熱空気は、搏風Ｌｌ２４か
らブロワ−２６の吸引力でダクトホース２５に吸引され
、ブロワ−２６，乾燥用ヒーター２７、洗浄槽ｌの間て
循環される。循環する乾燥空気は、循環中に湿気を含ん
でくるので、一部新鮮な空気を空気供給管２８から取り
入れ、一部湿気を含んだ空気を空気排出管２９から外部
に排出する。

所定の乾燥時間経過後、乾燥用ヒーター２７、ブロワ−
２６を停止する。一連の洗浄、乾燥動作か終了した後に
Ｍ２を開け、被洗浄物を洗浄バスケット３から取り出す
。

（発明の効果）本発明は前記のような構成、作用を有するものて、一つ
の洗浄槽内で防錆効果のある水溶性洗浄剤でスプレー洗
炸、超音波洗浄を行った後、乾燥まて行うことができる
ので、金属部品の発錆の恐れかなく、安全に洗浄を行う
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る超音波洗浄、乾燥装置の一実施例
の正面図、第２図はその一部を切欠いた側面図、第３図
は洗浄バスケットの揺動部分を示す側面図である。ｌ・・・洗浄槽、２・・・蓋、３・・・−バスケット、
４・・・昇降及び揺動機構、５１．５□　・・・５４　
超音波振動子、６・・・洗浄液、７・・・洗浄液加熱槽
、８・・・加熱ヒーター、９・・・循環ポンプ、ｌＯ・
・・導管、１１．１１”・・・分岐管、１２．１２′・
・・フィルタ１３．１３′・・・供給口、１４・・・洗
浄液付属タンク、１５・・・加熱ヒーター、１６・・・
三方切換電磁弁、１７・・・導管、１８・・・導管、１
９・・・三方切換電磁弁、２０゜、２０２・・・２０４
・・・スプレィノズル、２１・・・スプレィノズル、２
２・・・高圧ポンプ、２３・・・送風口、２４・・・排
風口、２５・・・ダクトホース、２６・・・ツロワー、
２７乾燥用ヒーター２８・・・空気供給管、２９・・・
空気排出管、３０・・・基枠、３１．３１′・・・昇降
案内棒、３２．３２′・・・保持部材、３３．３３′・
・・昇降用スプロケットホイル、３４・・・チェーン、
３５・・・突片、３６・・・駆動用スプロケットホイル
５．３９・・・チェーン、４０・・・揺動用スプロケッ
トホイル、４１・−・偏心カム、４２・・・乗架片、４
３・・・ローラ、４４・・・駆動モータ、４５・・・ス
プロケットホイル、４６・・・チェーン第２図船３図

Claims

【特許請求の範囲】

底面に複数個の超音波振動子を設けた洗浄槽と、洗浄槽
の底と、洗浄槽の上方に設置した複数個のスプレイノズ
ルと底部とに夫々別体の電磁弁と高圧ポンプを介して連
通した水溶性洗剤の洗浄液を貯留する洗浄液付属タンク
と、洗浄槽内を昇降する被洗浄物を投入する洗浄バスケ
ットと、洗浄槽の一方に送風口を他方に排風口を設け、
両口を連通するブロワーと乾燥用ヒーターを有するダク
トホースとから成る超音波洗浄、乾燥装置。