JPH03281028A - 鍛造金型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、密閉鍛造又は複数の部材を鍛造接合する場合
に、パリの発生を防止した鍛造金型に関するものである
。

〔従来の技術〕

従来の密閉鍛造では、第２図（Ａ）に示すように下型ｌ
に加熱した素材Ｗを入れ、上型２を下降させて素材Ｗを
成形した場合に、下型ｌと上型２の摺動部Ｕの開放端部
の隙間に素材か流動して、成形品Ｗに第２図（Ｂ）に示
すようなバリＶか発生する。

また、歯車の成形に一体鍛造に代って鍛造接合法か採用
されるようになった。第３図は歯車素材の鍛造接合法に
よる成形の一例を断面て示し、中心線の左に成形部品を
セットした状態を、中心線の右に鍛造接合した状態を示
し、第４図は、成形する部品及び鍛造接合した歯車を示
す断面図である。

第３図において、金型は固定の下型ｌと軽動の１−、型
２でａ成され、Ｊ：、型２にはスライド型３がへネ４を
介して設置されている。

第４図（Ｃ）に示す鍛造接合した歯車Ｐの成形用の部品
は、第４［′Ａ（＾）に示す予め肉盗み部９を成形した
ボス部とリブ部を形成する部品Ｐ、と、第４図（Ｂ）に
示す後に歯形を形成する周縁部の中空円筒状の部品ｐ２
の２部品からなるものて、これらの材質は適宜選定する
ことかできるう鍛造接合される部品Ｐ、を第３図の中心
線の左に示すように、肉盗み部９を利用して下５．１に
位置決めセットし、その部品Ｐ＋の外周に鍛造により変
形させる部品ｐ２を加熱してセットする。この場合、部
品Ｐ＋と部品ｐ２の下面は、ｔだけ軸線方向にずらした
位置とする。

上型２を降下させると、スライド型３が部品ｐ、に当接
し、バネ４を圧縮しながら部品Ｐ＋を下型ｌに押圧して
その位置を保持し１次いで上型２が部品Ｐ２を押圧し、
第３図の中心線の右に示すように、部品ｐ２か位置決め
された部品ｐ、の外縁部に塑性流動して両者が一体的に
接合される。

（発明が解決しようとする課題〕 前記第２図（Ａ）に示した密閉鍛造では、成形品に第２
図（Ｂ）に示すようなバリ■が発生する。

第３図に示された鍛造接合法では２部品ｐ１が下型ｌの
底部よりｔたけ上方に支持され、成形の圧力が加わった
ときにこの間隙に部品ｐ２か塑性流動して入り込むのて
、破線で囲んたＵ、の部位に第４図（Ｃ）に示すハリｖ
ｌか発生する。また。

破線で囲んだＵ２の部位においても、上型２とスライド
型３の摺動面及びスライド型３と部品ｐ。

の当接面に第４図（Ｃ）に示す薄皮状のハリｖ２か発生
する。

これらのハリは、その後の加工の陣容となったり、製品
組付は後に欠陥となるおそれがあるので削除しているか
、この作業は困難で手間を要している。

本発明は、密閉鍛造や鍛造接合する際に、ハリか発生し
ない鍛造金型を提供することを目的とするものである。

（課題を解決するための１段及び作用）本発明は、金型
の摺動部の開放端部ヌは金型内の被接合部品と被鍛造部
品との接合部の端部に冷却剤の導入通路を配設した鍛造
金型ある。

このＩｎｎ全金型用いて成形する場合には、冷却剤を導
入通路に供給して、金型の摺動部の開放端部又は被接合
部品と被鍛造部品の接合部の端部に冷却剤を噴射させる
。金型内にセットされた加熱被鍛造部品に成形の圧力が
加わったときに、被鍛造部品か塑性変形して成形又は被
接合部品と一体的に接合されるか、被鍛造部品の冷却剤
が噴射された部位は急速に冷却されて変形抵抗を増大し
。

金型のＷＪ動部の開放端部の隙間又は被接合部品と被鍛
造部品の接合部の端部の隙間に入り込むことかなく、ｊ
＆形品にパリか発生しない。

（実施例） 本発明の実施例を以下に説明する。

ｍｉ図は歯車素材の鍛造接合に本発明を適用した場合の
断面図で、中心線の左に成形部品をセットした状態を、
中心線の右に鍛造接合した状態を示す。

ｍｉ図において、金型は、固定の下型と可動の上型で構
成され、下型は外下型ＩＡと内下型ＩＢに分割して両者
の接合部に型内に開口する多数の一穴からなる通路６を
形成し、外下型ＩＡには通路６に連通する通孔の端に接
続ロアを形成する。

−上型２にバネ４を介して設置されるスライド型も下型
と同様に内外スライド型３Ａ、３Ｂに分割してピン５で
遼結し１両者の接合部に型内に開口する多数の細穴から
なる通路８を形成し、内スライド型３Ｂには通路８に連
通する通孔の端に接続口９を形成する。＃１ｉ銃ロア、
９は、空気又は木等の冷却剤の供給部に接続する。

鍛造接合歯車の成形用の部品は、第４図（＾）に示す予
め肉盗み部９を成形したボス部とリブ部を形成する部品
Ｐ＋と、第４図（Ｂ）に示す後に歯形を形成する周縁部
の中空円筒状の部品Ｐ２の２部品からなり、これらは従
来の鍛造接合用の部品と同しである。

次に、第１図に示した金型を用いた鍛造接合の作用につ
いて説明する。

鍛造接合される部品ｐ、を第１図の中心線の左に示すよ
うに、肉盗み部９を利用して内下型ＩＢに位置決めセッ
トし、その部品ｐ、の周りの外下型ＩＡ上に鍛造により
変形させる加熱された部品ｐ２をセットする。

空気又は水等の冷却剤を接続ロア、９から供給しながら
上型２を降下させると、スライド型３Ａ、３Ｂか部品Ｐ
、に当接し、ハネ４を圧縮しながら部品Ｐ１を白下Ｊｆ
ｉｌＢに押圧してその位置を保持し、次いて−Ｅ型２が
部品ｐ２を押圧し、第１図の中心線の右に示すように１
部品Ｐ、が位置決めされた部品ｐ、の外縁部に塑性流動
して両者が−体的に接合される。この際、通路６．７か
ら噴射される空気又は水が塑性変形する部品Ｐ２を部分
的に冷却し、その部位の材料の変形抵抗か大となるので
、上型２とスライド５７３　Ａの摺動部の開放端部の隙
間及び被接合部品ｐ、と被鍛造部品ｐ２の接合部の端部
の隙間に入り込むことがなく、成形品にパリが発生しな
い。

以上の実施例は、２部品からなる歯車の鍛造接合に１い
てのものであるか、第２Ｕ４に示す密閉鍛造金型におい
て、上下型の摺動部の開放端のパリ発生部位に同様の冷
却手段を配設することにより、パリの発生を防止できる
のは勿論である。

（発明の効果） 本発明は、密閉鍛造や鍛造接合において、鍛造成形品に
パリの発生がなくなり、製品の品質の向上と鍛造成形品
からパリ取り作業が不必要となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１Ｕ；Ａは本発明の鍛造金型の一実施例の断面図で中
心線の左に成形部品をセウトした状態を中心線の右に鍛
造接合した状態を示し、第２図は従来の密閉鍛造を示す
断面図、第３図は歯車の鍛造接合を示す断面図、第４図
は成形する部品及びｍ造接合した歯車をそれぞれ示す断
面図である。 ＩＡ、ＩＢ：下ｙＢ　　　　２：）二型３Ａ、３Ｂ・ス
ライド型　４：ハネ ６．７：冷却剤通路　　　７，８：＃１ｉ続ロＰ：Ｆ＆
形歯車　　　　　　Ｐｌ、Ｐ２：部品Ｖ：ハリ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金型の摺動部の開放端部又は金型内の被接合部品と被鍛
   造部品との接合部の端部に冷却剤の導入通路を配設した
   ことを特徴とする鍛造金型。