JPH03280978A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH03280978A
JPH03280978A JP2022990A JP2022990A JPH03280978A JP H03280978 A JPH03280978 A JP H03280978A JP 2022990 A JP2022990 A JP 2022990A JP 2022990 A JP2022990 A JP 2022990A JP H03280978 A JPH03280978 A JP H03280978A
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ball
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新山 吉平
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、遊技盤の役物の種類に応じて決定される賞球
排出数に基づいて賞品球の排出を行なわせる賞球排出制
御装置を備えたパチンコ遊技機に関する。
[従来の技術] パチンコ遊技業界にあっては、興趣に富む新型のパチン
コ遊技機を遊技者に提供できるよう、新しい種々の役物
を配したパチンコ遊技機の開発が常になされている。こ
のような新機種の開発を行なうに当っては、遊技内容を
バラエティに富んだものにするため、更には、パチンコ
遊技における遊技者側と遊技店側の利益のバランスを保
つため、遊技盤の役物の種類に応じて賞品球の排出数を
異ならせる試みがなされている。更に、同一の役物であ
ってもその入賞口(入賞領域)によって賞品球の排出数
を異ならせるようにする等の工夫もなされる。
従って、実際にパチンコ遊技機の新機種を開発する際に
は、遊技機毎にその遊技内容(遊技盤に配設される役物
)に見合った制御装置、即ち、その機種特有の役物の動
作を制御する役物制御装置とそれに対応した賞球数の排
出を行なうその機種固有の賞球排出制御装置を用意しな
ければならない。
上記用意される賞球排出制御装置のうち電子式のものに
あっては、制御装置内部に設けられたメモリに記憶され
た(役物の種類に応じた)賞球排出数に基づいて賞球排
出制御装置が賞品球の排出を行なうように構成され、一
方、機械式の賞球排出装置にあっては役物に応じた賞球
排出数の設定が賞球数設定機構にて機械的に行なわれる
構成となっている。そして、前記役物制御装置が遊技盤
側に設置されるのに対し、前記賞球排出制御装置は、電
子式/機械式を問わず通常、遊技機の裏機構盤側に組み
込まれる。
従って、パチンコ遊技機の遊技盤の機種を変更するに当
たっては、上記役物及び役物制御装置が設置される遊技
盤の取替えを行なうのみならず、賞球排出制御装置が設
置される裏機構盤をも取替える必要がある。
パチンコ遊技店にあっては遊技機が遊技者に飽きられる
前に遊技機の役物を取替える(該役物の取替は遊技盤(
ベニヤ)ごと行われる)のが慣習であって(およそ半年
、早いもので3力月の周期で行なわれる)このように頻
繁に行なわれる役物の取替え時に、上述の如く裏機構盤
をも取替えるのは経済的でなくしかも取替え作業が面倒
であり、遊技店側としては遊技内容がバラエティに富ん
だ新機種のパチンコ遊技機を短期間に多種類遊技者に提
供するのが困難であった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたもので、パチン
コ遊技機の遊技盤を賞球排出数の異なる遊技盤に取替え
る際、賞球排出制御装置及び該装置が設置される裏機構
盤を取替える必要のないパチンコ遊技機を提供すること
を目的とする。
[課題を達成するための手段] 上記目的を達成するため、本発明のパチンコ遊技機は、
賞球排出数を記憶する賞球数設定手段と該賞球数設定手
段に記憶されている賞球排出数を読み取って該賞球排出
数を表わす賞球数読取信号を出力する賞球数読込手段と
から成る賞球設定装置と、該賞球設定装置からの賞球数
読取信号に応じた個数の賞品球の排出を行なわせる賞球
排出制御装置とを備え、前記賞球数設定手段を、前記賞
球数読込手段と一緒又は前記賞球数読込手段と別個に、
且つ交換可能に設ける構成とした。
[作用] 本発明のパチンコ遊技機は、賞球排出制御装置によって
排出される賞品球の排出数が賞球数設定手段に記憶され
、該手段が遊技盤に対して、賞球数読込手段と一緒又は
該賞球数読込手段と別個に且つ交換可能に設けられるよ
うになっており、賞球排出制御装置は該手段からの賞球
数読取信号に応じて所望の個数の賞品球の排出を行わせ
るため、遊技盤(役物)を賞球排出数の異なるものに取
替える際、賞球数設定手段を取替えるのみで賞球排出数
の変更が可能であり、従って、賞球排出数が変更された
場合であっても賞球排出制御装置(更には賞球数読込手
段)がそのまま使用できるので、役物を交換した場合で
あってもパチンコ遊技機の裏機構盤側の各種制御装置を
取替える必要がなくなる。
[実施例コ 第1図には、パチンコ遊技機10を斜め前側から見た部
分分解斜視図を示す。
パチンコ遊技機lOは、同図に示すように、島設@(図
外)に設置される取付枠400に対し、開閉可能に取付
けられている。
このパチンコ遊技機10の前面側に取り付けられた開閉
パネル110の上部側には、その内部に設置された遊技
盤300(第2図)の前面の遊技領域(図示省略)を遊
技者に視認させるための透明なガラス窓101が設けら
れ、下部側には打球発射部(図示省略)に供給される打
球を貯留する供給皿102が取り付けられている。供給
皿102の右側上部には球回収用釦106が抑圧操作自
在に設置されている。
更に、前記遊技盤300の表側(ガラス窓101側)右
上には、例えば賞球排出数等を表示するサイドケース3
50が、遊技者から視認可能となるように設けられてい
る。
また、パチンコ遊技機10の下部には前記供給皿102
から溢れた賞品球を貯留するための受皿103が設けら
れるとともに、打球発射装置(後述)を駆動操作するた
めの操作ダイヤル105が取り付けられている。
パチンコ遊技機1oを支持する前枠100の上端部前側
には、情報表示装置450が設置されている。この情報
表示装置450は、点灯や点滅などによって大当りの発
生や打球発射装置(後述)の駆動状態を知らせる大当り
表示器451や発射状態表示器452、および1回入賞
当りの賞球数を知らせる賞球数表示器460等を具えて
いる。
このうち賞球数表示器460は第1および第2の賞球数
表示部463,464を具えている。
そして、前記大当り表示器451および発射状態表示器
452からのリード線461や賞球数表示器460から
のリード線453が、それぞれ、前枠100の上部に設
けられた開口部121,122を介して前枠100の裏
側に導かれ、コネクタ462,454を介して排出制御
装置(後述)や役物制御装置(図示省略)に接続されて
いる。
また、前枠100の自由端部裏側の上下位置には、取付
枠400内の対応する位置に設けられた係止片401 
(一方のみ図示)と係合するフック131.132が設
けられている。そして、前枠100が取付枠400側に
回動されて閉められたときに、それらフック131,1
32が取付枠40oの係止片401,401に引掛るこ
とによって、その閉じた状態に係止されるようになって
いる。
第2図には、パチンコ遊技機10の分解斜視図を示す。
このパチンコ遊技機10は、取付枠400に開閉(回動
)可能に取付けられた前枠100と、該前枠100の前
面側に入れ替え可能に設置された遊技盤300と、前枠
100の前面側に開閉(回動)可能に取り付けられた開
閉パネル110と、前枠100の裏側に取付けられた裏
機構盤200と、該裏機構盤200の裏側に取り付けら
れた開閉Ji250とを具えている。
前記前枠100は、パチンコ遊技機10の本体の輪郭部
分を構成するもので、その基部側の上端と下端に設けら
れた支軸135と軸受136がそれぞれ取付枠400の
片側の上端部と下端部に設けられた軸受405と支軸4
06とで支持されることにより、取付枠400に対して
開閉(回動)可能に設置されている。
この前枠100の曲面側上部には、遊技盤設置部(図面
上では見えない)が凹状に設けられ、該設置部中に前記
遊技盤300が着脱可能に設置されてい°る。
また、この前枠100の上部中央には、遊技盤300の
裏側を露出させるための開口部140が設けられ、下部
前面側には、前記受皿103(第1図)が取り付けられ
ている。そして、その画側下部の自由端側には前記操作
ダイヤル105が設置されている。
該操作ダイヤル105には、遊技者が該操作ダイヤル1
05を掌握しているか否かを検知するタッチスイッチ1
05aが埋設されており、該スイッチ105aは、掌握
していることを示す信号(スイッチON)を後述の賞球
排出制御装置600に送るようになっている。
又、この前枠100の自由端側の裏側部には、前枠10
0を前記取付枠400に対して閉じた状態に施錠するた
めの施錠装置130が設置されている。
前枠100の自由端側の下部裏側には、前記操作ダイヤ
ル105の操作によって作動される駆動源としてのモー
タ151を備えた打球発射装置150が設置されている
前記遊技盤300は、前記打球発射装置150によって
発射された遊技球による遊技を行なわせる遊技領域(図
示省略)を構成するもので、前枠100の前面側上部に
設けられた設置部(図面上に現れていない)中に着脱自
在に設置されている。
この遊技盤300の遊技領域には多数の障害釘が植設さ
れるとともに、各種入賞領域が設けられる他、遊技者に
大きな利益を与える(大当りの遊技状態を作り出す)役
物と呼ばれる変動入賞装置等が設置されている。これら
変動入賞装置等はパチンコ遊技機10に設置された役物
制御装置50O(後述)によって制御されるようになっ
ている。
一方、この遊技盤300の裏側には、1回入賞当りの賞
球排出数の多い(例えば、13個排出)入賞領域(大排
出入賞領域)に入賞した入賞球(セーフ球)を集める第
1の入賞球集合樋301と、1回当りの賞球排出数の少
ない(例えば、7個)入賞領域(小排出入賞領域)に入
賞した入賞球(セーフ球)を集める第2の入賞球集合樋
302が前後に仕切られた状態で設けられており、小排
出入賞領域に入賞した入賞球は案内通路303を介して
第2の入賞球集合樋302の中に流入するようになって
いる。そして、それら第1および第2の入賞球集合樋3
01,302によって集められた入賞球は後述の入賞球
処理部800に送られて、それぞれ別個に処理されるよ
うになっている。
前枠100の裏側下部の打球発射装置150側寄り位置
には、賞球排出系統の制御を行なう賞球排出制御装置6
00が設置されている。
前記開閉パネル110は、前枠100の前面倒を覆うも
のであり、その基部側が前枠lOOの基部側前面部に軸
支されることによって、開閉(回動)可能に取り付けら
れている。
また、この開閉パネル110の自由端部の裏側には係止
片(図に現れていない)が設けられている。一方、前枠
100の前面側のそれと対応する位置には、該開閉パネ
ル110を閉めたときに、その係止片と係合してその閉
まった状態に保持する開閉機構(図に現れていない)が
設けられている。
前記裏機構盤200は、賞球排出機構等を構成するもの
で、例えば、コ字型形状をしていて、前枠100の裏側
に取り付けられている。
この裏機構盤200の裏側上端部には、予備球(払出し
前の賞品球)を貯留する貯留タンク201が設けられ、
この貯留タンク201の下端開口部に臨むように、誘導
樋202が接続されている。
この誘導樋202は内部の予備球を自作用的に整列され
て誘導するもので、緩やかに下り傾斜しながら裏機構盤
200の一側側(この実施例では基部側)に至っている
。誘導樋202の流下端部には、これと連続するような
形で賞球排出部700が縦長に配設されている。前記裏
機構盤200の、下部中央には、前記第1および第2の
入賞球集合樋301,302によって集められた夫々の
入賞球を別個に処理して下方に排出する入賞球処理部8
00が設けられている。
前記開閉扉250は、前記遊技盤300の裏面側が露出
しないように開口部140を覆うもので、その基端部側
が、裏機構盤200の基部内側部に開閉自在に軸支され
ている。この開閉扉250の自由端部側には、前枠10
0のそれと対応した位置に設けられた係合部(図示省略
)に係合して開閉扉250を閉じた状態に係止する係止
レバー251が取り付けられている。
また、この開閉扉250の裏側中央には、前記遊技盤3
00に設置された役物(図に現れていない)等を制御す
る役物制御装置500が設置されている。前記役物は遊
技中一定の条件が成立したときに遊技者に大当りと呼ば
れる大きな利益状態を作り出す装置で、可変表示ゲーム
タイプのものや翼が開閉するタイプのものなどがある・
第3図には、前記賞球排出部700と、入賞球処理部8
00の内部構成をわかり易く表わしたパ゛チンコ遊技機
IOの裏面図を示す。
誘導樋202は、中央分離帯203によって分離された
2条の通路を有していて緩やかに傾斜している。そして
、その途中には振り予成の球ならし204が配設され、
下流側には球止め無法ならしレバー205が配設されて
いる。また、この誘導樋202の上流端部には補給セン
サ211を具えた補給要求検出装置210が設置され、
一方、誘導樋202の下流端部には半端センサ221を
具えた半端球検出装置220が設置されている。
そして、その補給要求検出装置210によって貯留タン
ク201内の予備球の不足状態が検出され、半端球検出
装置220によって賞球排出用の予備球の半端状態(予
備球数が2回の賞球排出個数に満たなくなった状!!り
が検出されるようになっている。
また、銹導樋202の流下端部にはこれと連続するよう
な形で、賞球排出部700が縦長に配設され、下部中央
には前記第1および第2の入賞球集合樋301,302
によって集められた入賞球を処理する入賞球処理装置8
00が配設されている。
前記賞球排出部700は、賞球排出ユニット700Aと
賞球排出樋ユニット700Bとから構成されている。賞
球排出ユニット700Aには、前記銹導樋202の2条
の通路に対応させて、第3図の紙面に垂直方向に賞球導
出樋710,710が2条設けられている。そして、こ
れら賞球導出樋710,710の上流部には、不正発生
時等に賞品球の排出をストップさせるロック装置720
が設置され、下流部には第1および第2の賞球排出セン
サ(排出センサ1,2)730,730と第1および第
2の賞球排出装置740,740が設置されている。
一方、賞球排出樋ユニット700Bには、前記第1およ
び第2の賞球導出樋710,710から流下される賞品
球や抜法を外部に導出させる球導出樋750が設けられ
ている。この球導出樋750は、貯留された遊技球を賞
品球としてパチンコ遊技機10の表側の供給皿102又
は受皿103に排出するための賞球排出樋751と、抜
法として島設備の回収樋(図示省略)に排8するための
球抜樋752とに分岐している。球導出樋750の分岐
部には球抜き装置760が設置されている。
この球抜き装置760は、球導出樋750の分岐部にビ
ン762aを軸芯として回動自在に設置された切換ゲー
ト762と、該切換えゲート762を回動させる球抜き
ソレノイド761とを備え、切換えゲート762の基部
と球抜きソレノイド761の作動ロッド761aとは連
結手段763によって連結されている。そして、その球
抜きソレノイド761が消磁(オフ)状態となっている
ときには、その作動ロッド761aがその自重および図
示省略の復帰用スプリングの復帰力によって下降状態に
復帰され、連結手段763が切換ゲート762をして球
抜き樋752を閉塞せしめる(同図に実線で示す状態)
。反対に、球抜きソレノイド761が励磁(オン)され
ると、その作動ロッド761aが上昇して、連結手段7
63が切換ゲート762をして同図に鎖線で示すように
賞球排出樋751を閉塞せしめる。また、賞球排出樋7
51の途中位置には、該賞球排出樋751内の賞品球が
一定レベル以上に溜まった状態を検出するオーバーフロ
ー検出器770が設置されている。
また、前記賞球排出装置740の近傍位置には遊技店の
係員によって押圧操作される回復スイッチ780が設置
されている。この回復スイッチ780は、賞品球の不正
排出が行なわれたときに作動するロック装置720を解
除するものであって該スイッチを押圧することによって
ロック装置720のソレノイド721が励磁(ON)さ
れ再び賞品球の排出が可能な状態になる。
前記入賞球処理部800の上部側には、前記第1および
第2の入賞球集合樋301,302によって集められた
入賞球(セーフ球)をそれぞれ受は入れる第1および第
2の入賞球受入れ樋810゜810が図中垂直方向に重
ね合った状態で且つ互いに独立したて設けられている。
これら第1および第2の入賞球受入れ樋810゜810
の排出口側には、これら入賞球受入れ樋810.810
をそれぞれ島設備の回収樋(図示省略)に連結させる第
1および第2の入賞球導出樋820.820が設けられ
ている。
そして、これら第1および第2の入賞球導出樋820.
820の途中には、それぞれ第1および第2の入賞球検
出器830,830 (セーフセンサl、2)と第1お
よび第2の入賞球処理装置850.850が設置されて
いる。
これら入賞球処理装置850は、夫々駆動手段としての
セーフソレノイド851,851  (セーフソレノイ
ド1,2)と、該セーフソレノイド851によって回動
されて適宜入賞球導出樋820内の入賞球の流下を阻止
する係止爪部材853と、該爪部材853により回動さ
れて入賞球導出樋820中の入賞球を1個ずつ分離する
分離爪部材854とから構成されている。
前記セーフソレノイド851は、その消磁(オフ)時に
その自重および図示省略のスプリングの復帰力によって
、下降(伸張)し、励磁(オン)時に上昇(縮む)する
作動ロッド852を具えている。また、前記係止爪部材
853は、その基部がビン853aを軸芯として回動自
在に設置されている。そして、その中間部が前記セーフ
ソレノイド851の作動ロッド852の下端部とリンク
結合(詳しい図示は省略)されている。この係止爪部材
853が前記セーフソレノイド851の昇降に伴って回
動し、その先端の爪部853bが入賞球導出樋820中
に出入りするようになっている。また、前記分離爪部材
854は、その中間部がビン854aで軸支されること
によって回動自在となってし;る。この分離爪部材85
4の先端部には、その回動に伴って入賞球導出樋820
中に出入りする爪部854bが設けられている。一方、
その後端部には、分離爪部材854にその爪部854b
が入賞球導出樋820中から脱する方向への回動復帰力
を与えるウェイト855が取り付けられている。
入賞球処理装置850は、上記のように構成されていて
、セーフソレノイド851の消磁時には、その作動ロッ
ドが下降復帰していて、係止爪部材853の先端側が下
降する方向に回動復帰されて、その先端の爪部853b
が入賞球導出樋820中に入り込んだ状態となっている
。このとき、分離爪部材854は、その後部側がウェイ
ト855によって下げる方向に回動復帰された状態にあ
り、それによって、その先端の爪部854bが入賞導出
樋820中から脱した状態となっている。
セーフソレノイド851が励磁されると、その作動ロッ
ド852が上昇し、係止爪部材853がその先端側が上
昇する方向に回動されて、その先端の爪部853bが入
賞球導出樋820中から脱した状態となる。そして、分
離爪部材854は、その後部側がその係止爪部材853
の先端側上端部によって押し上げられることにより、そ
の先端側が下がる方向に回動されて、その先端の爪部8
54bが入賞球導出樋820中に入り込んだ状態となる
パチンコ遊技機10の前記操作ダイヤル105の上方位
置内部には、打球発射部(図示省略)に発射球を供給す
る発射球供給部900が設けられている。
また、パチンコ遊技機10の下部中央寄り位置には、遊
技盤300の下部中央に設けられたアウト球回収口31
0から回収されるアウト球を島設備の回収樋(図示省略
)中に導くアウト球回収樋260が設けられている。
また、パチンコ遊技機10内の上部には、打止め状態を
知らせる完了ランプ271、大排出入賞領域に遊技球が
入賞したことを知らせる第1の入賞表示ランプ272(
セーフランプ1)、及び小排出の入賞領域に遊技球が入
賞したことを知らせる第2の入賞表示ランプ273(セ
ーフランプ2)が遊技者にそれらの点灯光を視認し得る
状態に設置されている。
第4図には、パチンコ遊技機10の裏側に設置された賞
球排出部700を構成する賞球排出ユニット700Aの
分解斜視図を示す。
この賞球排出ユニット700Aは、パチンコ遊技機10
の裏側に取り付けられる賞球排出銹導枠701Aを具え
ている。
この賞球排出銹導枠701Aは、貯留タンク201に連
結された誘導樋202の2条の通路から送られてくる賞
品球を球導出樋750に導くもので、仕切板702の両
面側にはそれぞれ誘導樋202の2条の通路の下端8口
と球導出樋750の入口を連絡する賞球導出樋710,
710が設けられている。
これら賞球導出樋710,710は、その上段部、中段
部、下段部がそれぞれ、減圧路710a。
710a、縁切り路710b、710b、排出路710
c、710cとなっている。
前記減圧路710a、710aは、貯留タンク201か
ら誘導樋202を介して送られてくる賞品球としての予
備球の移動圧を減圧させるもので、同図に示すように、
緩傾斜状態にUターンさせて設けられている。前記縁切
り路710b、710bは、その下の排出路710c、
710cを通る賞品球どうしに間隔を開けさせて、後述
の賞球排出装置740による賞品球の排出をストッパに
よって止め易くするためのもので、前記減圧路710a
に通じる垂直通路部分711と後述の排出路710cに
通じる方向変換通路部分712とから構成されている。
そして、その垂直通路部分711の下端部には、球の流
下方向への移動力を減衰させる移動力減衰傾斜部713
が方向変換通路部分712に向けて緩やかに下り傾斜さ
せた状態で設けられている。また、方向変換通路部分7
12の前方には、前記減衰傾斜部713に沿って流下す
る球の流下方向を垂直下方に方向変換させる案内傾斜壁
714が設けられている。一方、方向変換通路部分71
2の後方の垂直通路部分711の後壁部には球詰まり防
止突部715が前方に突出して設けられている。この球
詰まり防止突部715によって、垂直通路部分711に
縦に並んで停止した球のうちの最も下の減衰傾斜部71
3上の球の中心位置がその上方の球の中心位置より常に
前方に位置せしめられるようになる。それによって、上
方の球の流下移動圧が最も下の減衰傾斜部713に至る
球を常に前方に押し遣ることとなり、従って最も下の球
は常に減衰傾斜部713の下流側に押し遣られて球詰ま
りが防止される。
また、賞球排出誘導枠701Aの手前側上部には、一定
の事由が発生した時に、賞品球の排出を停止さぜるロッ
ク装置720が設置されている。
このロック装置720は、賞球排出誘導枠701Aの手
前側(表側)上部に設置された駆動手段としてのロック
ソレノイド721と該ロックソレノイド721の駆動力
により駆動されて、第1および第2の賞球導出樋710
,710の減圧通路710a、710a中の球の流下を
制御する第1および第2のロック部材728,729を
具えている。
前記ロックソレノイド721は、その消磁(オフ)時に
自重および復帰用スプリング(図示省略)の力によって
下降(伸張)復帰していて、励磁(オン)時に上昇(縮
む)する作動ロッド722を具えている。
前記第1および第2のロック部材728,729は、減
圧路710aの上方の仕切板702を貫通して設けられ
た軸受孔702a中に回転自在に押通された回転軸72
7の両端にそれぞれ固定されることにより、−緒に回動
するようになっている。
これらロック部材728,729のうちの第2のロック
部材729の一側部に連結ピン729aが突設され、該
連結ビン729aと作動ロッド722の下端部とが連結
板726により連結されている。
そして、ロックソレノイド721が消磁(オフ)状態に
あるときには、作動ロッド722が下降して第1および
第2のロック部材728,729の先端部が切欠き部7
03a、703aを介してそれぞれ第1および第2の賞
球導出樋710,710の減圧路710a、710a中
に入り込んで、それら減圧路710a、710a中の遊
技球を流下させないようになっている。
一方、ロックソレノイド721が励磁(オン)されると
、作動ロッド722が上昇して第1および第2のロック
部材728,729がそれらの先端側が上昇する方向に
回動されて第1および第2の賞球導出樋710,710
の減圧路710a。
710a中から脱出してそれら減圧路710a。
710a中の球を流下させ得るようになっている。
また、賞球排出誘導枠701Aの手前側上部には、前枠
100の操作用孔(図示省略)から球抜き操作用の球抜
き棒(図示省略)が差し込まれたことを検出する球抜き
センサ719が設置されている。
第1および第2の賞球導出樋710,710の排出路7
10c、710c中には、これら排出路710c、71
0cを流下する球を検出する第1および第2の賞球排出
センサ730,730 (排出センサ1,2)が設置さ
れている。
また、賞球排出誘導枠701Aの仕切板702の下部の
表裏両側部には、第1および第2の賞球排出樋710,
710の排出路710c、710C中にある球の流下を
制御する第1および第2の賞球排出装置740,740
がそれぞれ設置されている。
これら第1および第2の賞球排出装置740゜740は
、それぞれ、賞球排出誘導枠701Aの仕切板702の
下部の表裏両側部に設置された駆動手段としての第1お
よび第2の賞球排出ソレノイド741,741  (排
出ソレノイド1,2)と、これらソレノイド741,7
41の駆動力により駆動されて、第1および第2の賞球
導出樋710゜710の排出路710c、710c中の
球の排出を制御する第1および第2の流下阻止部材74
5゜745を具えている。
前記第1および第2の賞球排出ソレノイド741.74
1は、それぞれ、それらの消磁(オフ)時に自重および
復帰用スプリング(図示省略)の力によって下降復帰し
ていて、励磁(オン)時に上昇する作動ロッド742を
具えている。
一方、前記第1および第2の流下阻止部材745.74
5は、それぞれ、賞球排出誘導枠701Aの仕切板70
2の下部の表裏両側に突設された第1および第2の支軸
705,705に回動自在に支持されている。
これら第1および第2の流下阻止部材745゜745の
一側部には、それぞれ連結ピン746゜746が突設さ
れ、これら連結ビン746,746と第1および第2の
賞球排出ソレノイド741゜741の作動ロッド742
,742の下端部とが、それぞれ連結板747,747
により連結されている。
そして、第1および第2の賞球排出ソレノイド741.
741が消磁(オフ)状態にあるときには、作動ロッド
742,742が下降して第1および第2の流下阻止部
材745,745の先端部が切欠き部703b、703
bを介して、それぞれ第1および第2の賞球導出樋71
0,710の排出路710c、710c中に入り込んで
、それら排出路710c、710c中の遊技球を流下さ
せないようになっている。
一方、第1および第2の賞球排出ソレノイド741.7
41が励磁(オン)されると、作動ロッド742,74
2が上昇して第1および第2の流下阻止部材745,7
45がそれらの先端側が上昇する方向に回動されて第1
および第2の賞球排出樋710,710の排出路710
c、710c中から脱して、それら排出路710c、7
10c中の球を流下させ得るようになっている。
上記のように、ロック装置7201第1および第2の賞
球排出装置740,740.球抜きセンサ719および
賞球排出センサ730,730等の設置された賞球排出
誘導枠701Aは、その第1の賞球導出樋710側(裏
側)がパチンコ遊技機10の裏側に相対して取り付けら
れ、一方その第2の賞球導出樋710側(表側)が蓋枠
701Bによって封止されている。
そして、前記ロックソレノイド721、球抜きセンサ7
19、第1および第2の賞球排出ソレノイド741,7
41、および第1および第2の賞球排出センサ730,
730がそれぞれコネクタ723.719a、743,
743および731゜731を介して賞球排出制御装置
600−(第2図)に電気的に接続されている。
第5図には賞球排出ユニット700Aの内部機構の正面
図を示す。
前述したように、賞球排出ユニット700Aの内部には
賞球導出樋710が設けられ、該賞球導出樋710に沿
って、不正発生時等に賞品球の排出をストップさせるロ
ック装置720、賞品球の排出に関与する賞球排出装置
740、球抜き棒(図示省略)が差し込まれたことを検
出する球抜きセンサ719、および賞品球の排出を検出
する賞球排出センサ730が設置されている。
前記賞球導出樋710は前述したように上流部の減圧路
710a、中流部の縁切り路710bおよび下流部の排
出路710Cとから構成されている。そして、前記縁切
り路710bは垂直通路部分711と方向変換通路部分
712とから構成され、特に、その垂直通路部分711
の下部の後壁部には該垂直通路部分711の下部に至っ
た球をその中心部がその直上の球の中心位置より前方に
至るように押し遣る球詰り防止突部715が設けられて
いる。
この球詰り防止突部715によって前方に押し遣られた
球B1の中心位置は、その直上の球Bfの中心位置より
少なくとも前方にd (>O)の距離だけ前方に位置せ
しめられるようになっている。
それにより、垂直通路部分711に縦に並んで停止した
球のうちの最も下の減衰傾斜部713上の球(B、)が
その直上の球(B8)の下方への流下移動圧によって減
衰傾斜部713の後方側に押し遣られて球詰りするのを
防止できるようになっている。
賞球導出樋710の流入口側は誘導樋202の流下端部
に接続され、流出口側は球導出樋750の上端流入口に
接続されている。
第6図(A)〜(C)には賞球排出センサ730による
検出と賞球排出個数との関係を賞球排出ユニット700
Aの内部機構の正面図を用いて示す。
常時は、第6図(A)に示すように、賞球排出ソレノイ
ド741が消磁(オフ)状態になっていて、その作動ロ
ッド742が下降して流下阻止部材745の先端が賞球
導出樋710の排出路710C中に入り込んで賞球導出
樋710中の賞品球Bが排出されないようになっている
この状態で、賞球排出ソレノイド741が励磁(オン)
されると、その作動ロッド742が上昇して流下阻止部
材745の先端が賞球導出樋71Oの排出路710c中
から脱し、それによって。
賞球導出樋710の中の賞品球Bが排出可能な状態に変
換する。
このように変換すると、賞球排出樋710中の賞品球B
がその下方に排出される6その過程で、賞球排出樋71
0中を流下して賞球排出センサ730を通過した球はそ
の通過の時に同センサ730によって検出されて、その
結果通過個数のカウントが可能となる。
この実施例の場合上記通過個数は、第7図に示すように
、賞球排出センサ730の検出信号の立上りがあるごと
に、賞球排出制御装置600によりカウントされている
上記賞球排出センサ730は上記流下阻止部材745よ
り上流側の賞球導出樋710に位置しており、賞品球の
排出が阻止されている状態では上記賞球排出センサ73
0内に下から2つ目の賞品球B、が留まる。このため、
賞品球の排出の際には、第6図(A)に示すように賞球
排出センサ730より下方にある球B1および賞球排出
センサ730中に位置している球B、はカウントされな
い。
また、流下阻止部材745の先端部が排出路710c内
に入り込んだ状態から該排出路710cより脱した状態
に変換されたときにも、上記賞球排出センサ730は排
出路710c内の流下阻止部材745の直上に残る賞品
球(B1)をカウントすることはない。
従って、例えば、4個排出のときには、第7図に示すよ
うに、賞球排出センサ730で3個目の検出信号の立上
りがあった時点で賞球排出ソレノイド741を消磁(オ
フ)する。すると、第6図(C)に示すように、作動ロ
ッド742が下降して流下阻止部材745の先端が賞球
導出樋710の排出路710c中に入り込んだ状態に戻
って、5番目の球B、を流下阻止部材745の手前側に
止めるため、4個の球の排出が行なわれる。
従って、所望排出数より「1」少ない賞球排出センサ7
30の立上りをカウントした時点で賞球排出ソレノイド
741を消磁(オフ)することにより所望個数の排出が
行なわれる。
第8図(A)、(B)には(第1および第2の)入賞球
処理装置850による入賞球の処理動作説明図を示す。
常時は、第8図(A)に示すように、セーフソレノイド
851が消磁(オフ)状態になっていて、その作動ロッ
ド852が下降して係止爪部材853の先端が入賞球導
出樋820中に入り込んでその入賞球導出樋820中の
入賞球Sが導出されないようになっている。また、分離
爪部材854はその後部側のウェイト855の重量によ
ってその先端側が上昇する方向に回動復帰されていてそ
の先端の爪部854bが入賞球導出樋820中から脱し
た状態となっている。
この状態で、セーフソレノイド851が励磁(オン)さ
れると、その作動ロッドが上昇して係止爪部材853の
先端の爪部853bが第8図(B)に示すように入賞球
検出器820中から脱して入賞球導出樋820中の入賞
球の導出を可能にすると同時に、その上昇した作動ロッ
ド852の先端部により分離爪部材854の後端部側が
押し上げられてその先端の爪部854bが入賞球導出樋
820中に入り込んで2番目以後の入賞球SW+SS+
 ・・・・・・の流下を阻止する。それによって、1番
下の入賞球S1のみ導出される。
その1番下の入賞球S1が導出された後に再びセーフソ
レノイド851が消磁されると、第8図(A)に示すよ
うに係止爪部材853の先端の爪部853bが入賞球導
出樋820中に入り込むとともに分離爪部材854の先
端の爪部854bが入賞球導出樋820中から脱した状
態に復帰して、今度は2番目の入賞球S、が係止爪部材
853の先端の爪部853bで係止されて待機した状態
となる。
そして、その後また、セーフソレノイド851が励磁さ
れると、第8図(B)に示すように、係止爪部材853
の先端の爪部853bが入賞球導出樋820中から脱し
た状態となって分離爪部材854の先端の爪部854b
が入賞球導出樋820中に入り込むと、今度は2番目の
入賞球S、が導出される。
このように、セーフソレノイド851がオン・オフ動作
を繰り返すごとに、入賞球導出樋820中の入賞球が】
個ずつ導出される。
そして、第8図(A)に示すように、係止爪部材853
により入賞球Sが係止されて待機状態となるごとにその
待機した入賞球Sが入賞球検出器83o(セーフセンサ
)に検出されるようになっている。
第9図(A)、(B)には供給皿102から発射レール
の発射球特機部、即ち打球発射部(図示省略)に遊技球
を供給する発射球供給部900の内部機構図を示す。
発射球供給部900は供給皿102(第1図)から供給
される遊技球を打球発射部(図示省略)に適宜1個ずつ
送ったり、その供給を阻止したりする部分で、供給皿1
02に通ずる遊技球の供給口102bの内側には、該供
給口102bから供給される遊技球を内部の打球発射部
に導くための発射球供給通路950が設けられている。
この発射球供給通路950の下部には、パチンコ遊技機
10の前側下部の受皿103中に通ずる回収通路962
が設けられている。この回収通路962の上端開口部に
は、発射球供給通路950の通路底板を構成する開閉通
路部材961が矢印方向に往復摺動自在に設置されてい
る。この開閉通路部材961は図示省略の復帰用スプリ
ングによる復帰力によって回収通路962を閉塞する方
向に移動復帰されているが、パチンコ遊技機10の前側
の供給皿102の一側部に突出して設置された球回収用
釦106を押すことにより回収通路962の入口を開放
できるようになっている。
また、発射球供給通路950の前方に・は、打球発射部
(図示省略)に通ずる発射球導入空間970が設けられ
ている。この導入空間970には球送り装置980が設
置されている。
この球送り装置980は発射球供給通路950上に待機
している遊技球Bを1個ずつ分離して打球発射部に供給
するもので、ビン989を軸芯としてその先端側が昇降
する方向に回動自在に設置されている。
この球送り装置980の先端部には球取込み部981が
設けられている。この球取込み部981は例えばコ字型
に設けられ、その中央部には発射球供給通路950上に
待機している遊技球Bを1個ずつ取り込む球取込み空間
981aが、下部にはその取り込んだ球Bを打球発射部
(図示省略)方向に転動させて移送させる傾斜面を有す
る球移送傾斜部982bが、上部には前記球移送傾斜部
982bによって打球発射部(図示省略)に送られた球
Bの発射が終了するまで次の球Bを発肘球供給通路95
0上に待機させておく係止部982aが設けられている
このように構成された球送り装置980は発射モータ1
51 (第2図)により回転されるカム(図示省略)に
よって遊技球の発射に同期して回動されるようになって
いて次のように動作する。
即ち、球送り装置980により、打球発射部(図示省略
)に先に移送された球(前の球)が打球発射装置150
によって発射されるまでの間。
球送り装置980は、第9図(A)に示すように自重に
よってその先端側が下降復帰してその上部の係止部98
2aにより発射球供給通路950上の次の球Bを係止し
た状態に保っている。
そして、前の球の発射が終了した時点で、発射モータ1
51 (第2図)の駆動力によって球送り装置&980
の先端側が上昇する方向に回動される。
そして、その回動に伴ってその先端の球取込み空間98
1aの中に待機中の球Bを取り込んだ時点で第9図(A
)に示すように先端部が下降した状態に回動復帰されて
、その取り込んだ球を打球発射部(図示省略)に移送さ
せると同時に、その次の待機味をその上部の係止部98
2aによって係止した状態となる。
このように、打球発射部の球が発射されるごとに、球送
り装置980が発射球供給通路950上の待機味Bを1
つずつ取り込んで打球発射部に移送させることとなる。
発射球供給部900の上方部には、補給センサ211の
出力信号によって、貯留タンク203(第3図)中の球
Bが無くなったことが確認されたとき等に発射球供給通
路950上の待機味Bを係止し、球送り装置980によ
って待機味Bが取り込まれないようにするシャッター装
置910Aが設置されている。
このシャッター装置910Aは、発射球供給部900の
上側に設置された駆動源としてのシャッターソレノイド
910と該シャッターソレノイド910の駆動力により
駆動されて発射球供給通路950上の待機味Bを球送り
装置980に取り込まれないように係止する供給阻止部
材920を具えている。
がj記シャッターソレノイド910は、その消磁(オフ
)時に自重および復帰用スプリング911の力によって
下降していて、励磁(オン)時に上昇(縮む)する作動
ロッド912を具えている。
一方、前記供給阻止部材920は、その中間部がビン9
25を軸芯として先端側および後端側が昇降する方向に
回動自在に設置されている。この供給阻止部材920の
先端部には、発射球供給通路950の土壁部に設けられ
た開口部951を介して、発射球供給通路950中に入
り込んで該供給通路950中の待機味Bを前記回収通路
962中に回収可能な位置に係止させる係止爪921が
、円弧状に湾曲させて下向きに設けられている。
そして、この供給阻止部材920の後端部が連結部材9
13により前記シャッターソレノイド910の作動ロッ
ド912に連結されていて、作動ロッド912の昇降に
伴って供給阻止部材920が回動されて、その先端の係
止爪921が発射球供給通路950内に出入りするよう
になっている。
シャッター装置910Aは上記のように構成されており
、常時はシャッターソレノイド910が消磁(オフ)状
態にあって、作動ロッド912が下降して供給阻止部材
920の先端側が上昇復帰していて、その先端の係止爪
921が発射球供給通路950中がら脱出した状態とな
っている。このときには、発射球供給通路950中の待
機味Bは球送り装置980によって打球発射部(図示省
略)への移動が可能な状態となっている。
そして、貯留タンク2o1 (第3図)中の球が無くな
って補給センサ211の出力がHレベルとなったときな
どにシャッターソレノイド910が励磁されると、作動
ロッド912が上昇して供給阻止部材920の先端側が
下降されてその先端の係止爪921が第9図(B)に示
すように発射球供給通路950中に入り込んで、供給通
路950中の待機味Bを前記回収通路962中に回収可
能な位置、即ち、供給通路950中の先頭の待機味Bが
回収通路962の上端開口部上で、かつ開閉通路部材9
61上に載った状態に係止する。
二のように、発射球供給通路950中の待機球Bがシャ
ッター装置91 OAにより係止された状態にあるとき
、パチンコ遊技機10の前側の供給皿102(第1図)
の−側に突出して設置された前記球回収用釦(図示省略
)の操作によって開閉通路部材961を後退させる方向
に移動(摺動)させて回収通路962上の上端開口部を
開放させれば、発射球供給通路950中の待球機Bを1
つ残らず全て受皿103(第1図)中に回収できる他、
供給口102bを介して、新たに発射球供給通路950
中に入り込む球Bも全て受皿103中に回収することが
できる。
第10図には前記賞球排出制御装置600の分解斜視図
を示す。
この賞球排出制御装置600はパチンコ遊技機10の賞
球排出系統の制御を行なうもので、パチンコ遊技機10
の前枠100裏側の左下部分に一対の取付ビン617a
、617bによって脱着自在に取り付けられている(第
2図)。
より具体的には、賞球排出制御装置600は、排出制御
基板610が金属シールド盤613によって支持された
状態でケース616中に収納され、それに保護蓋690
が取り付けられた構成となっている。
このうち前記排出制御基板610には、賞品球の排出制
御に関与する排出制御用のマイクロコンピュータ、パワ
ートランジスタ、バックアップバッテリ、コンデンサ等
の電子部品612や電子回路等が配設された構成となっ
ており、賞球排出制御装置600の複数のコネクタ61
5は該基板610の下側(図中左下側)のコネクタ配設
部610aに集中して設置されている。
前記金属シールド盤613の裏側にはクツション材61
4が貼着され、該クツション材614を介して前記排出
制御基板610が保持されている。
前記保護蓋690には制御基板610の熱を放出する放
熱孔690aが設けられている。
また、この保護蓋690の表側(取付ビン側)には、詳
細は後述する(第11図)カートリッジ式の賞球数設定
装置510を挿入して設置するための装着部692が設
けられている。
この装着部692は賞球数設定装置510の厚みに合わ
せて凹状に設けられ、その挿入口側を除く周囲に賞球数
設定装置510を保持するための係止片692a、69
2bが弾性変形自在に設けられている。そしてこの装着
部692中に賞球数設定装置510が装着されたときに
その賞球数設定装置の表面に設けられた嵌合凸部516
a、516bが係止片692bの裏側に当って挟持され
ることによって、その装着された状態に確実に保持され
るようになっている。
前記賞球数設定装置510は、上記保護蓋690の前記
装着部692に脱着自在に挿着され、その内部の賞球数
読取器503(第11図参照)に接続されたリード線5
02の先端のコネクタ501が上記排出制御基板610
の所定のコネクタ615に接続されるようになっている
第11図は賞球数設定カード520を内包する前記賞球
数設定装置510の構成を示す分解斜視図である。
本実施例では賞球数設定装置510は、該賞球数設定カ
ード520と、該カード520に設定された賞球設定数
を読み取る賞球数設定器503と、これらカード520
および賞球数読取器503を収納するケース510Aと
、これに取り付けられる蓋510Bとから構成されてい
る。
前記賞球数設定カード(賞球数設定手段)520は押入
される側の先端部(切欠部)に凹凸形状をした賞球数設
定部522が設けられている。この賞球数設定部522
には凹凸形状によって所定の賞球数(賞球設定数)が記
録されている。
そして、その記録された賞球設定数を表わす表示、例え
ば、7個と13個の賞球設定数を示す17/13Jの表
示がカード520の表面になされている。
一方、賞球数読取器(賞球数読込手段)503は、前記
ケース510A内の読取り側に収容される支持基板50
3Aに設置された複数のコ字型読取素子503a〜50
3hを具えていて、これら読取素子503a〜503h
によって前記賞球数設定カード520先端の賞球数設定
部522の凹凸状態によって表わされている賞球設定数
を読み取るようになっている。
この賞球数読取器503には、その読み取った賞球設定
数を電気的信号として前記賞球排出制御基板610のマ
イクロコンピュータ620(第10図には現れていない
)に送るためのリード線502とコネクタ501とが取
り付けられている。
前記ケース510Aおよび蓋510Bの長手方向手前側
(図中右側)にはカード挿入口511が設けられ、長手
方向奥部(図中左側)には賞球数読取器設置部519が
設けられ、その奥端に賞球数読取器503の左右両端部
を挿入された状態に保持する保持溝519a、519a
が設けられている。
また、前記ケース510A及び蓋510B内壁部には、
夫々一対の案内レール512a、、512b、513a
、513bがカード520の挿入方向にまっすぐ並行に
伸びた状態で設けられており、これら案内レール512
a、5]2b、513a。
513bに案内された状態でカード520が水平に挿入
されるようになっている。また、ケース510A内の左
右両側にはその長平方向に沿ってカード520をまっす
ぐ挿入させるためのガイドレール514,514が設け
られている。これらガイドレール514,514の入口
側には挿入されるカード520をまっすぐになるように
修正する案内面514a、514aが設けられている。
また、これらガイドレール514,514の奥側にはカ
ード520の左右両側に設けられた円弧状溝521a、
521a中に入り込んで挿入されたカード520を動か
ないようにする保持部514b。
514bが設けられ、それらガイドレール514゜51
4の保持部514b、514b側が弾性変形自在となっ
ている。
また、蓋510Bの表面の奥側寄り位置(図中左側)に
は、前述の保護M690の装着部692の左右両側上部
に設けられた一対の係止片692b、692bの裏面と
接触する嵌合凸部516a。
516bが設けられている。また、その挿入口511側
には賞球設定数視認用の窓部517が設けられ、該窓部
517を介して、賞球数設定カード520に表示されて
いる賞球設定数(図示例では、7個と13個を示す7/
13の数字)が見えるようになっている。
また、前記賞球数読取器503には、カード520がケ
ース510A内に押入されたときに、その先端の賞球数
設定部522がコ字型読取素子503a〜503h中に
至ったときに点灯する挿入完了ランプ504が設けられ
ている。このランプ504が蓋510Bに設けられたラ
ンプ孔518を介して目視できるようになっている。
そして、前記読取器503が前記ケース510Aの読取
器設置部519中に設置された状態で蓋510Bが取り
付けられ、それらケース510Aと蓋510Bにまたが
って設けられたリード線引出し口5】9bを介して読取
器503のリード線502が外方に導き出されている。
これらケース510Aと蓋510Bとで画成された内部
空間中にカード押入口511から賞球数設定カード52
0を挿入してその両サイドの円弧状溝521a。
521aが内部のガイドレール514,514の保持部
514b、514bと出会って係止された状態にさせる
と、カード520の先端の賞球数設定部522がコ字型
読取素子503a〜503h中に入り込んだ状態となっ
て、挿入完了ランプ504が点灯する。
第12図は賞球排出数設定部680の内部構成及び他の
制御系との接続の様子を模式的に示すブロック図である
賞球排出数設定部680は賞球排出制御装置600の要
部と賞球数読取器503とによって構成され、賞球排出
数の設定を行なうものである。より具体的には、この賞
球排出数設定部680は、賞球数設定手段(カード52
0)により設定された賞球数設定カードを読み込む賞球
数読込手段(賞球数読取器503)、該読込んだ情報を
記憶する賞球数記憶部681、最初の電源の投入を検知
して、賞球数記憶部681をして賞球数読込手段503
から送られてくる信号を記憶せしめる電源投入検出手段
684、その電源の投入後に一定時間ごとに賞球数記憶
部681に賞球数設定情報の記憶を行なわせる信号を送
るタイマ683および賞球数記憶部681に賞球排出数
が記憶されたことを確認する賞球数設定確認手段682
とによって構成されている。
前記賞球排出数設定部680の賞球数記憶部681には
更に、賞球数表示器460(第1図)が表示器駆動源4
30を介して接続されるとともに、賞品球排出の制御を
行なう賞球排出制御部601が接続されている。
一方、前記賞球数設定確認手段682の出力側には、サ
ウンドジェネレータ626およびアンプ688を介して
音声発生手段たるスピーカー689が接続されている。
賞球排出数設定部680を中心としたパチンコ遊技機1
0の制御系は上記のように構成されていて、以下のよう
に作用する。
先ず、電源が投入(ON)されると、賞球数記憶部68
1は、賞球数設定情報の読込み可能な状態になり且つそ
れが最初の電源投入である場合にのみ、電源投入検出手
段684からの検出信号に基づいて賞球設定手段(賞球
数設定カード520)に記憶されている賞球数設定情報
の読込みが強制的に行なわれる。その後は、タイマ68
3から所定時間経過毎に送信される信号に基づいて一定
時間ごとにその読み込みを行なってそれを記憶する。
このようにして記憶された賞球設定数は、賞球排出数設
定部680からの表示指令信号に基づいて、表示器駆動
源430により賞球数表示器460(第1図)に表示さ
れる。この実施例の場合、賞球排出系統は2系統(例え
ば7個排出と13個排出)とされており、2つの数字(
「7」と[13J)が表示される。
また、前記賞球数記憶部681からの賞球数の設定値が
賞球排出制御部601に送られ、該賞球排出制御部60
1により上記賞球排出数に基づく賞品球の排出が行なわ
れるようになっている。
第13図は賞球排出制御装置600の内部構成及び他の
制御系との接続の様子を示す制御ブロック図である。
賞球排出制御装置600はパチンコ遊技機10の賞球排
出系統の制御を行なうもので、賞球排出系統の制御を行
なうマイクロコンピュータ(MPU)620、その入力
側に接続された第1及び第2のローパスフィルタ631
a、631b、マイクロコンピュータ620の出力側に
接続されたドライバ632、マイクロコンピュータ62
0に電気を供給する電源回路680、マイクロコンピュ
ータ620の動作の基準時間(制御タイミング)を決定
するためのクロックパルス発振器634、及びマイクロ
コンピュータ620からの音声信号を増幅してスピーカ
ー689に供給するアンプ688等から成る。
前記マイクロコンピュータ620はROM621、RA
M622、タイマカウンタ623、サウンドジェネレー
タ626、入力ポートバッファ624および出力ポート
ラッチ625等を具えている。
これらのうち、ROM621には、賞球数表示器460
の第1および第2の賞球数表示部463゜464への数
字表示パターン、第1および第2の賞球排出ソレノイド
741,741の作動パターン、第1および第2のセー
フソレノイド851゜851の作動パターン、球技ソレ
ノイド761の作動パターン、シャッターソレノイド9
10の作動パターン、ロックソレノイド721の作動パ
ターン、打止め等によって遊技が完了したことを知らせ
る完了ランプ271の点灯パターン、第1および第2の
入賞表示ランプ(セーフランプ1,2ン272.273
の点灯パターン、賞球数設定カード520が挿着されて
いることを示す挿入完了ランプ504の点灯パターン、
賞球数読込手段503から送られてくる賞球数読取信号
に基づいて賞球設定数を判断する賞球設定数判定パター
ン等の固定データが記憶されている。
一方、RAM622には、第1のローパスフィルタ63
1aを介して送られてくる各種センサ105a、211
,221,719,730,730.830,830,
770やスイッチ780等から送られてくる検出信号、
第2のローパスフィルタ631bを介して送られてくる
賞球数設定手段(賞球数設定カード520)の賞球設定
数の情報信号など各種制御信号を一時的に記憶する記憶
領域、およびマイクロコンピュータ620の作業領域(
ワークエリア)などが設けられている。
マイクロコンピュータ620の入力ポートバッファ62
4には、第1のローパスフィルタ631aを介して、補
給センサ211、半端センサ221、球抜きセンサ71
9、回復スイッチ780、第1および第2の賞球排出セ
ンサ730,730、第1および第2のセーフセンサ8
30,830およびオーバーフロー検出器770等が接
続される他、第2のローパスフィルタ631bを介して
、賞球数設定手段(賞球数設定カード520)の記憶情
報を読み取る賞球数読込手段(賞球数読取器503)が
接続されている。
この賞球数読込手段503は、前述したように8つの賞
球数読取素子503a〜503hからなり、このうち素
子503a〜503d  (第1の素子群)によって第
1の賞球排出数が読み取られ、素子503e〜503h
 (第2の素子群)によって第2の賞球排出数が読み取
られる。
賞球排出制御装置600は、上記のように構成されてい
て、各種センサ221,719,730゜730.83
0,830や回復スイッチ780等からの信号がローパ
スフィルタ(631a、631b)を介してマイクロコ
ンピュータ620に送られてくると、マイクロコンピュ
ータ620がその送られてきた信号の種類に対応した出
力信号をドライバ632に送って、賞球数表示部463
゜464のうちの対応する表示部を点灯させたり、賞球
排出ソレノイド741,741.セーフソレノイド85
1,851.球技ソレノイド761゜シャッターソレノ
イド910.ロックソレノイド721のうちの対応する
ソレノイドを作動させたり、或いは、完了ランプ271
を点灯させたり、セーフランプ272,273のうちの
対応するランプを点灯させたり、挿入完了ランプ504
を点灯させたりする。
また、賞球排出制御装置600は補給センサ211から
補給要求信号が送られてきたときには、ドライバ632
および外部情報リレー回路687を介して中央管理装置
685に補給指令信号を送り、オーバーフロー検出器7
70からのオーバーフロー信号が送られてきたときには
ドライバ632および発射モータ制御リレー回路679
を介して発射モータ151にストップ信号を送ってその
動きを停止させる。
また、賞球数読込手段503によって読み取られた賞球
数設定手段(賞球数設定カード)520にて設定される
賞球設定数情報を表わす信号(賞球数読取信号)は、一
定時間経過毎に第2のローパスフィルタ631bを介し
てマイクロコンピュータ620に送信され、該信号に応
じて第1及び第2の賞球数表示器463,464、排出
ソレノイド741等各種制御装置が駆動されることとな
る。さらに前記マイクロコンピュータ620は、前記賞
球排出数を表わす信号(賞球数読取信号)を賞球排出数
が決定したことを示す信号と見做して、該信号をアンプ
688を介してスピーカー689に送信すると共に前記
挿入完了ランプ504に送るようになっており、賞球排
出数が設定されたときその旨を該スピーカー689及び
挿入完了ランプ504によって遊技店の係員に告知する
ようになっている。
第14図は前述した賞球数設定カード520の賞球数設
定部522の形状及びその賞球数設定部522の賞球数
読取器503内への挿入の様子を示す要部斜視図である
同図に示すように賞球数読取器(賞球数読込手段)50
3は複数個の(図示例では、8個の)コ字型読取素子5
03a〜503hにて構成されており、一方、賞球数設
定カード520の切欠部(賞球数設定部)522は8つ
の記憶領域5228〜522hに分割されている。そし
て、上記賞球数読取器503は各読取素子503a〜5
03hの間に前記8つに分割された切欠部522の凸部
が挿入されているか否かによって夫々の素子からハイレ
ベル(H)又はローレベル(L)の信号を出力するよう
になっている。従って、1枚の賞球数設定カード520
が賞球数読取器503に挿入された場合、個々の読取素
子503a〜503hから該カード520の切欠部52
2の形状に応じて8つの二値信号S1〜S、が出力され
ることとなる。
第15図は、第14図に示した賞球数設定カード520
を実際に前記賞球数読取器503に挿入したときの様子
を模式的に示した説明図である。
同図に示すように、前記コの字型読取素子503a〜5
03hは発光ダイオードとフォトトランジスタより成り
、夫々の読取素子503a〜503hに読取回路505
a〜505hが接続されている。そして該読取素子の発
光ダイオードとフォトトランジスタとの間に賞球数設定
カード520の切欠部522の凸部が挿入されていない
とき、該読取素子はローレベル(L)の信号を、挿入さ
れているときハイレベルの信号(H)を出力するように
なっている。このように構成される8つのコの字型読取
素子503a〜503hは2つの素子群(第1の素子群
503a 〜503d、第2の素子群503e〜503
h)に群分けされ、第1の素子群により第1の賞球設定
数(7)が読出され、第2の素子群により第2の賞球設
定数(13)が読出されるようになっている。
従って、第14図に示す賞球数設定カード520の挿入
時、第1の読取素子503a〜503d群からの出力信
号81〜S4は順にL(=OX2”)、H(=IX2”
) 、 H(〜1 x2’) 、 H(=1×21)と
なって7個排出を表わし、第2の読取素子503e〜5
03h群からの出力信号S、〜S、は順にH(=IX2
°)、H(=lX2“)。
L (=OX2’)、H(=IX2°)・どなって13
個排出を表わすようになる。
第16図は、第1の賞球排出数、第2の賞球排出数を共
に13個とした賞球数設定カード520を賞球数読取器
503内部に挿入した場合の要部斜視図である。
この場合、図中上方左側より3番目、7番目の記憶領域
(爪部)522c、522gが切り欠かれて、共に13
個排出を示すようになっている。
第17図は、第16図に示した賞球数設定カード520
を実際に前記賞球数読取器503に挿入したときの様子
を模式的に示した説明図である。
同図に示すように、賞球数設定カード520の切欠部5
22が挿入されると前記コ字型読取素子503 a 〜
503 hのうち第1の素子群503a〜503dによ
り第1の賞球設定数(13)が読出され、第2の素子群
503e〜503hにより第2の賞球設定数(13)が
読出されるようになっている。
従って、第16図に示す賞球数設定カード520の挿入
時、第1の読取素子503a〜503d群からの出力信
号$1〜$4は順にH(=lX2°)、 H(=IX2
”) 、 L (=OX2’) 、 H(=1×21)
となり、第2の読取素子503e〜503h群からの出
力信号S、〜S、は順にH(=IX2°)、H(=1x
2”)、L (=Ox2’)、H(= I X 2°)
となって、共に13個排出を表わすようになる。
第18図乃至第21図には、賞球排出装置600に装着
される賞球数設定装置510(第10図〜第17図)に
代えて、遊技盤300に設置される賞球数設定カード1
520とその賞球設定数を読み取る賞球数読取器150
3とが適用された変形例を示す。尚、この変形例にて用
いられる賞球数設定カード1520による賞球設定数の
記録方法、及び賞球数読取器1503による賞球設定数
の読取方法は第10図乃至第17図に示した実施例と同
様なので、その詳細な説明は省略して、ここでは構成上
の差異についてのみ説明する。
第18図に示すように、この変形例で用いられる賞球数
設定カード1520の先端部には凹凸形状の賞球数設定
部1522が設けられその基部側には取付孔1521.
1521が設けられている。
この賞球数設定カード】520を保持するカードホルダ
ー1510は取付部1517とこの取付部1517の前
面側に設けられたカード載置部1510aと該カード載
置部1510aに回動自在に取付けられたカード保持板
1510bとを具えている。そして、そのカード載置部
1510aおよびカード保持板1510bには、それぞ
れ前記カードl 520の取付孔1521b、1521
b中に嵌入し得る係止突起1516a、1516aとこ
れら係止突起1516a、1516aが嵌入させる嵌入
孔1518a、1518bが設けられている。
このカードホルダー151Oのカード載置部1510a
上にカード1520をその取付孔1521.1521が
係止突起1516a、1516aに嵌まるように載せて
からカード保持板1510bを倒してその先端がカード
載置部1510aの対応する側の上部に設けられた係合
部1516cに係合した状態にセットされるようになっ
ている。
このカードホルダー1510の取付部1517の裏側に
は、その賞球数設定カード1520によって設定される
賞球設定数(7/13’)を表示する賞球数設定シール
1519が貼着されている。
第19図は、上述のように一体に嵌合された賞球数設定
カード1520がセットされたカードホルダー1510
 (以下[賞球数設定器1530Jと総称する)を、遊
技盤300の表面側(ガラス窓101側、第1図及び第
21図参照)の右上のサイドケース350の裏側部分に
設置する様子を示した要部斜視図である。
サイドケース350は遊技盤300の前面側上部から左
右両す、イドにわたって取り付けられる装飾用ケースで
、その裏側の賞球設定器設置部には、そこに設置される
賞球数設定器1530の賞球数設定シール1519を視
認させるための窓部351が設けられ、該窓部351に
クリアプレート353が設置されている。そしてサイド
ケース350の裏側部分(図中手前側)350aには前
記クリアプレート353を囲むように3つの設定器取付
片355a〜355Cが配設される。
このように構成された賞球設定器設置部に賞球設定器1
530を取り付ける際には、該賞球数設定器1530の
取付部1517の下端の嵌入部1517aを設置部の下
側の取付片355Cの内側嵌入孔中に嵌入させてから取
付111517の上端の左右両側部を設置部上側の取付
片355a、355bの鉤状部に係止させた状態にさせ
る。このように賞球数設定器1530が設置された状態
にあってはその裏側のシール1519の表示が窓部の3
51のクリアプレート353を介して遊技者側(遊技機
10のガラス窓101側)から目視できるようになって
いる。
第20図は、上記のようにサイドケース350の裏側(
遊技盤300の表側)に設置された賞球数設定器153
0に記録された賞球設定数の読取りを行なう賞球数読取
器1503の分解斜視図である。
この賞球数読取器1503は、前後開口のケース154
0内に収容され、その裏側に蓋1541が取り付けられ
た状態で、遊技盤300の収納フレーム1356の裏側
の前記賞球数設定器1530と対応する位置に設置され
るもので、前記賞球数設定器1530と協働して賞球数
設定装置1550を構成する。
前記ケース1540内には第21図に示すように賞球数
読取器1503の読取素子1503a〜1503hを動
かないように収容する収容空間1540bが設けられ、
その中に賞球数読取器1503が収脱自在に収容させて
いる。そして、その後から蓋1541が被せられている
。そして、この蓋1541の後側上下の係止溝部154
1a、。
1541 aにケース1540の上下に一体に設けられ
た弾性変形可能な係止片1540a、1540aが係脱
可能に係合している。
一力、遊技盤300を収脱自在に収容する遊技盤収納フ
レーム1356には前記ケース1540を取付けるため
の取付用開口部1352が設けられている。この取付用
開口部1352は前記ケース1540よりやや大きい幅
と高さを有する上段開口部1352aとケース1540
の後部寄り左右両側の取り付は溝1540c、1540
cの底部間の幅と同じ幅でかつケース1540の高さと
同じ高さを有する下段側開口部1352bとからなり、
下段側開口部1352bの下部には前記ケース1540
の下側の係止片1540aの厚みを逃げるための逃げ溝
1352cが設けられているそして、そのさらに下方に
は前記ケース1540の下側の係止片1540aの下側
に設けられた鉤状係止片1.540c(第21図参照)
が係合する保合孔1357が設けられている。
そして、前記賞球数読取器1503をケース1540中
に収納させて蓋1541を取付けた後にそのケース15
40部分を遊技盤収納フレーム1356の上段側開口部
1352a中に臨ませ、しかる後、その左右の溝154
0c、1540c部分を下段側開口部1352bの左右
両端縁に嵌め込ませるようにしてケース154011分
を下げると、ケース1540の下側係止片1540aの
鉤状係止片1.540G(第21図)が遊技盤収納フレ
ーム1356の係合孔1357中に嵌入し、それによっ
て、ケース1540部分が遊技盤収納フレーム1356
部分に動かないように取付けられる。
第21図は、第18図に示した賞球数設定器1530と
第20図に示した賞球数読取器1503と(賞球数設定
器flt1550)を実際に遊技盤300に組込んだ状
態を示すパチンコ遊技機10の部分縦断面図である。
パチンコ遊技機lOの遊技盤300の前記収納フレーム
1356の取付用開口部1352と対応する部分位置に
は取付孔300aが設けられ、該取付孔300a及び開
口部1352を介して賞球数読取器1503と賞球数設
定器1530が相対向した状態に設置されている。
そして、そのように設置された状態において、賞球数読
取器1503のコ字型読取素子503a〜503hの中
に、前記賞球数設定器1530の賞球数設定カード15
20の先端の賞球数設定部1522が臨んだ状態となっ
ている。
この変形例では遊技盤300の製造時に遊技盤300の
サイドケース350に設置される賞球数設定カード15
20をその遊技盤300固有の賞球設定数のものに組み
込んでおけば、遊技盤300の交換と同時に賞球設定数
をその遊技盤300固有の所定賞球排出数に設定するこ
とができる。
次に、上述した賞球排出制御装置600によって行なわ
れる賞球排出制御の手順を第22図乃至第50図を参照
して詳細に説明する。
賞球排出制御は、上記賞球排出制御装置600の電源の
投入と同時に開始され電源が投入されている限り繰返し
その処理が行なわれる所謂バックグラウンド制御処理(
第22図(A)、(B))と、上記電源が投入されたあ
と所定時間経過(例えば0. 5m5ec)毎に、上記
バックグランド制御処理中に当該バックグランド制御処
理を中断してその処理が割込される割込処理(第23図
)の2つの制御処理に大別されるものであり、これら2
つの制御処理は上記装置600内のMPU620により
実行される。尚、バックグランド制御処理の周期は割込
処理の周期よりも著しく短くなっている。
先ず、上記バックグランド制御処理のメインルーチンに
ついて第22図(A)、(B)を参照して説明する。
このメインルーチンは、前述したように賞球排出制御装
置600の電源の投下後繰返し行なわれるもので、電源
投下直後に唯一回行なわれる初期化制御ブロックI (
ステップ$2〜516)、該初期化制御ブロックIが終
了した後繰返し行なわれる監視制御ブロック■(ステッ
プ318〜524)及び排出制御ブロックm(ステップ
S26〜540)から成る。
より具体的には、初期化ブロックIでは先ずステップS
2において、前記MPU620内のRAM622の記憶
内容のクリア、後述の各種サブルーチンにて用いられる
各種判別フラグのリセット(0″にセット) 、 MP
U6207’l”う各稲作動部(各種ソレノイド、各種
ランプ等)への出力リセット(Lレベルに設定)が、順
次行なわれ、斯る初期化を行なった後、次のステップS
3に進む。
ステップS3では、賞球数設定カード520(又は15
20)に記憶されている賞球設定数の読込みが行なわれ
、次いでステップS4で該読み込んだデータ(賞球設定
数)が′0”であるが否かが判別される。この判別結果
が’Yes”のとき、即ち上記ステップS3を実行した
にも拘らず未だ賞球設定数が読み込まれていないとき(
賞球設定数がO′″)には賞球設定数が読み込まれるま
で(ステップS4の判別結果が“NO″となるまで)前
記ステップS3を繰返し実行する。
次のステップS5では、セーフセンサ1,2用の賞球数
記憶部に前記読み込んだ賞球設定数をセットし、その後
、詳細は後述する賞球数表示処理(第29図)を行ない
(ステップ$6)、賞球数設定カード520が賞球設定
装置装置510に挿着されたことを示すべく挿入完了ラ
ンプのON″(ステップS7)、スピーカー689にょ
る読込確認音の発生処理(ステップS8)を順次行なっ
てステップStOに進む。
ステップSIOではロックソレノイド721の励磁(O
N)によるロック装置720の解除が行なわれ、その後
ウェイトタイマのセット(2secに設定)が行なわれ
る(ステップ512)。このウェイトタイマは、電源投
下後2 sec間のアイドルタイムを設け、その後に以
下の制御を開始するだめのもので、該ウェイトタイマが
タイムアツプした後(ステップS14の判別結果が”Y
es”となったとき)にステップS16に進み、賞球読
込みタイマのセット(lomsecに設定)が行なわれ
る。
賞球読込みタイマは、賞球設定数の読込みタイミングの
間隔を所定時間(lomsec)以上開けるために設け
られるもので、2回目以降の賞球設定数の読込み(後述
の常時監視処理で定期的に行なわれる)は該タイマがタ
イムアツプしたことを条件に行なわれるようになってい
る。
このステップS16による賞球読込みタイマのセットが
終了して、−旦ステップS]8以降に進むと、賞球排出
制御装置600に電源電圧が印加される限り続くステッ
プSI8〜540(監視制御ブロック■、排出制御ブロ
ックm)が繰返し実行されることになる。
監視制御ブロックHに移行すると、先ずステップS18
で常時監視処理(後述の第30図に示すルーチン)が行
なわれる。この常時監視処理は、詳細は後述するように
、賞球排出制御装置600に接続される各種センサ及び
スイッチの入力処理(但し、賞球排出センサ1,2、補
給センサ211の入力処理は除く)、発射モータ制御処
理、貯留タンク201への賞品球の補給処理、及び初期
化後(2回目以降)の賞球設定数の読込み処理を行なう
ものであり、該常時監視処理は後述の各種制御処理実行
中(例えば第43図に示す排出処理のステップ8734
等)にも所望のタイミングで適宜行なわれる。
上記ステップS18の常時監視処理が終了すると、次の
ステップS20及びステップS21にてセーフ1法官フ
ラグlがLL 1 ++であるか否が、及びセーフ2法
官フラグ2が1111であるが否かが夫々判別される。
ここでセーフ1法官フラグ1は、第3図の第1の入賞球
導出樋820内に入賞球(セーフ球)が存在しているこ
とがセーフセンサ1によって確認されたときにビに設定
されるものであり、−方、セーフ2法官フラグ2は、第
3図の第2の入賞球導出樋820内に入賞球が存在して
いることがセーフセンサ2によって確認されたときに1
″に設定されるものである。
従って、ステップS20、ステップS21の判別結果が
共にII No++のときには、第1及び第2の入賞球
導出樋820,820の何れにも入賞球が無いと判断し
て、同じく監視制御ブロック■内のステップS22に進
む。
次のステップS22では球核開始フラグがII I +
+であるか否かが判別される。この球核開始フラグは球
核センサ719の出力に基づいて値が決定されるもので
(後述の球核センサ入力処理、第26図)、遊技店の係
員が球核処理を開始するための操作(遊技機前面の球技
孔に鍵を挿入する処理)を行なったことをセンサ719
が検知したときその値がII i ++に設定される。
従って、この判別結果が11 y eSI+のときには
、ステップ323に進んで詳細は後述する、球核処理(
第50図)を行った後、ステップS24に進み、一方、
判別結果がII Nol″のときには該ステップS23
をスキップしてステップS24に進む。
ステップS24では排出装置不正監視処理(後述の第4
2図に示すルーチン)が行なわれる。
この排出装置不正監視処理は、遊技者等の不正によって
賞品球が不当に排出されるのを防止するために行なわれ
る処理であり、詳細は後述するように、不正が発覚した
ときには、該処理によりロック装置720が作動し賞品
球の排出の禁止等が行なわれる。
斯る監視制御ブロック■(ステップS18〜524)の
実行中に、セーフセンサ1及び/又はセーフセンサ2に
よってセーフ球が確認されると、前記ステップS20及
び/又はステップS21の判別結果が+1 y esr
rとなって排出制御ブロックm(ステップ826〜S3
2、スフ ’/プS34〜540)の賞品球排出のため
の処理が開始される。
具体的には、セーフセンサエによって入賞球が確認され
た場合には(ステップS20が“Y e s ”)、先
ずステップS26に進みセーフフラグを“OIIに設定
する。
このセーフフラグは続く、ステップS28の排出手段選
択処理、S32の排出処理を行なうに際し、第1及び第
2の入賞球導出樋820,820の何れのセーフ球に対
応した賞品球の排出を行なうかを記憶しておくためのも
のである。このようにセーフフラグを設けるのは、通常
、セーフ球が第1及び第2の入賞球導出樋(セーフセン
サ1側、セーフセンサ2側)の何れに流入したかによっ
て排出すべき賞品球の数が異なるためである。
次のステップS28では、排出手段選択処理(後述の第
39図に示すルーチン)が行なわれる。
この排出手段選択処理は上記セーフフラグの値(II 
O1+の′1″何れであるカリに基づいて、賞品球の排
出数(賞球設定数)を決定する(この場合にはセーフセ
ンサl側に対応した賞球設定数(例えば13個)に設定
する)と共に、該決定した賞球設定数に応じて後述の排
出処理(第43図参照)における賞球排出装置740,
740の第1及び第2の賞球排出ソレノイド1,2の動
作パターン(詳細は後述する、1個排出処理、交互排出
処理、併用排出処理の何れの処理パターンにて賞品球を
排出するか)を決定するものである。
このステップS28にて賞球設定数及び排出の処理パタ
ーンが決定されると、続くステップS30にて排出開始
条件確認処理(後述の第41図に示すルーチン)が行な
われる。この排出開始条件確認処理は、排出処理系の各
種装置が上記第1及び第2の賞球排出ソレノイド1.2
の作動によって第1及び第2の賞球導出樋710,71
0内の賞品球を確実に排出する状態となっていることを
確認する処理である。
該確認処理が終了するとステップ332にて賞品球の実
際の排出処理(後述の第43図に示すルーチン)が実行
され、上記決定、された賞球設定数の賞品球が第1及び
第2の賞球排出装置740゜740により供給皿102
側に排出されると共に、セーフソレノイド1が励磁(O
N)されセーフセンサ1により検知されていたセーフ球
が回収される。
上記ステップ326〜S32の処理によって、セーフセ
ンサlの出力(該センサ1は大排出入賞領域への入賞を
示す)に対応した賞球設定数分の賞品球の排出が完了す
ると、再び監視制御ブロックHに戻り前記ステップS1
8以降の処理を行なう。このとき上記第1の入賞球排出
樋820内にセーフ球が存在する限り(セーフ1法官フ
ラグ=1111+ )、前記ステップS20の判別がr
t y esrrとなり、ステップS26〜S32によ
る賞品球排出の処理が繰返し行なわれることになる。
第1の入賞球導出樋820内のセーフ球に対応した賞品
球の排出がすべて終了された後、前記ステップS21の
判別によって第2の入賞球導出樋820内に入賞球が存
在していることが確認されると(ステップS21の判別
結果が”Yes”)、ステップS34〜540(排出制
御ブロック■)によるセーフセンサ2側の賞品球排出の
処理が行なわれる。
先ず、ステップS34ではセーフフラグを“1″に設定
して、第2の入賞球導出樋820に流入したセーフ球に
対応した賞品球の排出を行なう旨が記憶される。
その後、ステップS36で、前記ステップS28と全く
同一の手順(フロー)で、賞球設定数がセーフセンサ2
側に対応した数(例えば7個)に設定するとともに、該
賞球設定数に応じて前記第1及び第2の賞球排出ソレノ
イド1.2の動作パターンを決定し、続くステップ33
8で前記ステップS30と全く同一の手順(フロー)で
排出開始条件確認処理を行ない、更に続くステップS4
0で、前記ステップS32と全く同一の手順(フロー)
でセーフセンサ2の出力(該センサ2は小排出入賞領域
への入賞を示す)に対応した賞品球の排出を行なうと共
に、それまで該センサ2によって検知されていた第2の
入賞球導出樋820内の入賞球の回収を行なって再び、
監視制御ブロック■(ステップ518)に戻る。
このような制御手順により、初期化制御ブロックIの終
了後、第1及び第2の入賞球導出樋820.820内に
セーフ球が存在しない場合には監視制御ブロック■が繰
返し実行されることとなり、一方、セーフセンサ1又は
2によって第1及び第2の入賞球導出樋820,820
内のセーフ球が検知されたときには、その都度当該セー
フ球に対応した賞品数の排出が行なわれることになる。
次に、斯かるバックグランド処理に優先して行なわれる
割込処理の詳しい手順について第23図乃至第27図を
参照して説明する。
第23図に示すように、割込処理が開始されると、先ず
、前述したウェイトタイマ、賞球読込みタイマ、更には
後述する排出ウェイトタイマ、セーフ球ウェイトタイマ
等の各種タイマのカウント値の更新を行ない(ステップ
542)、次いで排出センサlの入力処理(ステップ5
44)、排出センサ2の入力処理(ステップ546)、
球抜センサ入力処理(ステップ547)、補給センサの
入力処理(ステップ548)、賞球数表示器点滅処理(
ステップ$49)が順次行なわれる。
前述したように、賞球排出制御装置600に接続される
各種センサ及びスイッチの入力処理は、主にメインルー
チン側にて行なわれる常時監視処理(例えば第22図の
ステップS18の処理)で実行されるが、排出センサ1
,2、補給センサ211及び球技センサ719の入力処
理はそのセンサ出力を入力する周期を長くしておく必要
があるために、本割込処理にてその処理を行なうように
なっている。
第24図は、上記ステップS44にて行なわれる排出セ
ンサ1の入力処理ルーチンのフローチャートである。
排出センサ1 (及び2)は、前述したように、該セン
サ1 (及び2)内に賞品球が存在しているときその出
力信号がHレベルとなり、賞品球が流出して一時的に又
は継続してセンサ内に存在しなくなったときその出力信
号がLレベルとなるように構成されている。従って本フ
ローでは該出力信号がLレベルからHレベルに立ち上が
ったとき(後述の排出センサ1立上フラグ=“′1”、
排出センサ2立上フラグに“l”となったとき)に賞品
球が該センサ1 (及び2)内に達したと判断するよう
になっている。
ところで、前述したように、全ての判別フラグは賞球排
出制御装置600内の電源が投入された直後、メインル
ーチン(第22図(A)、(B))のステップS2にて
“Q I+に設定される。
従って本割込処理が開始された直後には、センサ1の出
力信号レベルに拘らずステップ54402.54404
の判別結果が共に’ N o ”となって、先ずステッ
プ84406が実行される。
金板りに、排出センサl内に賞品球が留まっている状態
から排出ソレノイドlの作動により該賞品球が供給皿1
02側に排出される場合を考える。
賞品球がセンサ1に留まっている状態では該センサ1の
出力信号はHレベルのままであり、従って前記ステップ
54402、ステップ54404は共にl N o++
となってステップ54406の判別が行なわれる。ステ
ップ84406では今回ループで出力信号がLレベル(
排出センサl出力=rr Ol+ )であるか否かが判
別され、この場合、該判別結果が“No”となって、そ
のまま本ルーチンを終了する(このステップ54402
〜S4406は初期化後、センサlの出力信号が初めて
Lレベルに変化するまで繰返し行なわれる)。
この状態から排出センサl内の賞品球が移動して(セン
サl内から脱して)、該センサlの出力信号がHレベル
からLレベルに変化すると、前記ステップ54406の
判別結果が11 Y esllとなり、続くステップ3
4408にて、今回ループでセンサ1の出力信号がLレ
ベルとなったことを記atべく、排出ILレベルフラグ
を# I Ifに設定して本ルーチンを終了する。
次のループに進むと、直前のループの前記ステップ54
408の処理により排出ILレベルフラグが“I”に設
定されたのでステップ84404の判別結果が“Yes
”となり、ステップ54410に進んで、今回ループで
の排出センサlの出力信号がHレベル(排出センサl出
力=“1#)であるか否かが判別される。この判別結果
が“NO″、即ち、前回ループに続いて今回ループでも
出力信号がLレベルのときには、続くステップ4412
、ステップ54414をスキップして本ルーチンを終了
する。従って出力信号がl、レベルである限りステップ
54402,54404,54410が繰返し行なわれ
こととなる。
一方、判別結果が’Yes  、即ち、前回ループまで
Lレベルであった排出センサlの出力信号が今回ループ
に移行するまでの間にLレベルからHレベルに立ち上が
ったときには、今回ループで当該立上りがあったことを
記憶すべく、排出l変化フラグを“1″に設定する(ス
テップ54412)と共に、今回ループでの出力信号が
もはやLレベルでないことを記憶すべく前記排出ILレ
ベルフラグを“0”に設定し直して本ルーチンを終了す
る。
排出センサ1の出力信号が立ち上がった直後のループで
は、先ず、ステップ54402にて排出1変化フラグが
1(I 11であるか否かが判別される。
この場合、判別結果は”Yes″′となり、続くステッ
プ54416において排出センサ1の出力信号が今回ル
ープで依然Hレベルであるか否かが判別される。
この判別結果がl Y esllのとき、即ち、前回ル
ープにて排出センサの出力信号が立上り、且つ今回ルー
プでも引き続きHレベルが維持されているときには、賞
品球が該排出センサ1内に達したとの判断がなされ、後
述の交互排出処理(第46図)、後述の併用排出処理(
第47図)にてセンサ出力として用いられる排出センサ
l立上フラグを′1′″に設定する(ステップ3441
8)と共に、前記出力信号の立上りを記憶していた排出
l変化フラグをリセット(“OI+に設定)して(ス矢
ツブ54420)本ルーチンを終了する。
以降のループにて、出力信号が依然Hレベルを維持する
限り、前記ステップ84402,54404.5440
6が繰返し行なわれることとなる。
一方、前記ステップ54416の判別結果が・No″の
とき、即ち出力信号が立ち上がった直後のループで再び
出力信号が立ち下がったときには、これら出力信号の変
化は賞品球の通過による変化ではない(ノイズ信号の発
生等)と判断し、今回ループでの出力信号がLレベルで
あることを記憶した後(ステップ54422)、前記ス
テップ54420にて前記排出1変化フラグをリセット
(110I+に設定)して(今回発生した立上りはノイ
ズによるものと判断してこれを無効にする)、本ルーチ
ンを終了する。
以上のルーチンを実行することによって、排出センサl
の出力信号が立ち上がった後、所定期間以上(少なくと
も割込処理が2回行なわれる間)その状態が維持された
ときに排出センサl立上フラグが“1″に設定され、従
って該立上フラグは賞品球が排出センサl内に達したこ
とを示すようになる。尚、この排出センサ1立上フラグ
は、バックグランド処理(メインルーチン)の中の排出
処理(後述の第43図)にて、排出ソレノイドl。
2を励磁した直後にリセットされるので、本フラグが1
′″の状態で重複した排出センサlの入力処理が行なわ
れることはない。
第25図は割込処理(第23図)の前記ステップS46
にて行なわれる排出センサ2の入力処理ルーチンのフロ
ーチャートである。本フローは上述した排出センサ1の
入力処理ルーチンと同一の手順にて行なわれるものであ
る。
賞球排出制御装置600の電源が投入され、メインルー
チンのステップS2にてすべての判別フラグが0”に設
定された後本ルーチンが開始されると、センサ2の出力
信号レベルに拘らずステップ54602,54604の
判別結果が共に” N o ’″となり、ステップ54
606で今回ループでの出力信号がLレベル(排出セン
サ1出力=パ0”)であるか否かが判別される。
合板りに、排出センサ2内に賞品球が留まっている状態
から排出ソレノイド2の作動により該賞品球が供給皿1
02側に排出される場合を考える。
賞品球がセンサ2に留まっている状態では該センサ2の
出力信号はHレベルのままであり、従って前記ステップ
54602、ステップS4604、ステップ54606
の判別結果がすべて’N。
となって、そのまま本ルーチンを終了するこの状態から
排出センサ2内の賞品球が移動して(センサ2内から脱
して)、出力信号がHレベルからLレベルに変化すると
、前記ステップ54606の判別結果が“Yes″とな
り、続くステップ34608にて、今回ループでセンサ
2の出力信号がLレベルであったことを記憶すべく、排
出2Lレベルフラグが“ビ′に設定され、本ルーチンを
終了する。
次のループに進むと、直前のループの前記ステップ54
608で排出2Lレベルフラグが“ビ′となっているの
で前記ステップ54604の判別結果が’Yes”とな
り、ステップ54610にて、今回ループでの排出セン
サ2の出力信号がHレベル(排出センサ2出力== I
I I II )であるか否かが判別される。この判別
結果がl N OI+、即ち、前回ループに統いて今回
ループでも出力信号がLレベルのときには、続くステッ
プ54612,54614をスキップして本ルーチンを
終了する。
従って出力信号がLレベルである限りステップ5460
2.54604,54610が繰返し行なわれこととな
る。
一方、判別結果が”Yes、即ち、前回ループまでLレ
ベルであった排出センサ2の出力信号が今回ループに移
行するまでの間にLレベルからHレベルに立ち上がった
ときには、当該立上りがあったことを記憶すべく、排出
2変化フラグを″ビ′に設定する(ステップ54612
)と共に、今回ループでの出力信号がもはやLレベルで
ないことを記憶すべく前記排出2Lレベルフラグをリセ
ット(” 0 ”に設定)して、本ルーチンを終了する
その直後のループ、即ち、排出センサ2の出力信号が立
ち上がった次のループでは、先ず、ステップ54602
の判別、即ち排出2変化フラグが“I 11であるか否
かが判別される。この場合、判別結果は″Y e s 
”となり、続いてステップ54616において排出セン
サ2の出力信号が今回ループで依然Hレベルを維持して
いるか否かが判別される。
この判別結果が1yes++のとき、即ち、前回ループ
にて排出センサの出力信号が立上り、且つ今回ループで
も引き続きHレベルが維持されているときには、賞品球
が該排出センサ2内に達したとの判断がなされ、後述の
交互排出処理(第46図)、併用排出処理(第47図)
にてセンサ出力として用いられる排出センサ2立上フラ
グを1”に設定する(ステップ84618)と共に、前
記出力信号の立上りを記憶した排出2変化フラグをリセ
ット(′0”に設定)して(ステップ84620)本ル
ーチンを終了する。
以降のループにて、出力信号が依然Hレベルを維持する
限り、前記ステップ54602,54604.5460
6が繰返し行なわれることとなる。
一方、前記ステップ54616の判別結果が11 NO
nのとき、即ち出力信号が立ち上がった直後のループで
再び出力信号が立ち下がったときには、これら出力信号
の変化は賞品球がセンサ取付位置に達したことによる変
化ではない(ノイズ信号の発生等)と判断し、今回ルー
プでの出力信号がLレベルであることを記憶した後(ス
テップ54622)、前記ステップ54620にて前記
排出2変化フラグをリセット(“0″に設定)して(今
回発生した立上りはノイズによるものと判断してこれを
無効にする)、本ルーチンを終了する。
以上のルーチンを実行することによって、排出センサ2
の出力信号が立上がった後所定期間以上(少なくとも割
込処理が2回行なわれる間)その状態が維持されたとき
に排出センサ2立上フラグが“1″に設定され、従って
該立上フラグは賞品球が排出センサ2内に達したことを
示すようになる。尚、この排出センサ2立上フラグも前
述した排出センサl立上フラグと同様、バックグランド
処理(メインルーチン)の中の排出処理(後述の第43
図)にて、排出ソレノイド1,2を励磁した直後に“O
Nにリセットされるので、本フラグが“1″の状態で重
複した排出センサ2の入力処理が行われることはない。
第26図は、第23図の割込処理のステップ$47にて
行なわれる球核センサ719の入力処理ルーチンのフロ
ーチャートである。
球核センサ719は、前述したように、遊技店の係員が
球技処理を開始するための操作、即ち、パチンコ遊技機
10前面に設けられた操作用孔に球抜き棒(共に図示省
略)を挿入する操作が為されたことを検知するためもの
で、球抜き棒の挿入を検知したとき該センサ719の出
力信号はHレベルとなり、検知していないときには出力
信号がLレベルに保持されるように構成されている。
ところで、本フローでは該センサ719からの出力信号
がLレベルからHレベルに変化したとき、後述する球技
開始フラグを″ビ′に設定して、遊技店の係員が球技処
理を開始するため(或は球技処理を強制的に終了させる
ため)の操作を行ったと判断するようになっている。そ
して、賞球排出制御装置は、該“1′″に設定された球
技開始フラグによって(メインルーチン(第22図)の
ステップ522)後述の球技処理(第50図)を開始す
るようになっている。
本ルーチンが開始されると、先ずステップ54700に
て排出処理フラグが″′ビ′であるか否かが判別される
。この排出処理フラグは賞品球の排出処理が開始された
ときに(第43図の排出処理のステップ5700にて)
“】″に設定され、該排出処理が終了したときく同ステ
ップ5774にて)ljQl+に設定されるものである
。従って、メインルーチン(第22図)にて、第43図
に示す後述の賞品球の排出処理が行われているとき(排
出処理内の排出エラー処理(第48図)実行時も含む)
には、上記ステップ54700の判別結果は常に“Ye
s”となり、球技センサ変化フラグを′O”に設定しく
ステップ54701)、球技センサLレベルフラグを0
”に設定して(ステップ54702)、本ルーチンを終
了する。ここで前記球技センサ変化フラグは、今回ルー
プでセンサ719の出力信号がローレベル(L)からハ
イレベル(H)に変化した(このとき]′°に設定され
る)ことを記憶するためのフラグであり、上記球技セン
サLレベルフラグは今回ループでセンサの出力信号がロ
ーレベル(L)であったことを記憶するためのフラグで
ある。
上述のステップ54700の判別を行なうことによって
、遊技店の係員が球技操作を行った場合であっても、賞
品球の排出処理の実行中には本ルーチンによる球核セン
サの入力処理は実質的に行われないこととなるので賞品
球の排出処理中、後述の球技処理(第50図)が禁止さ
れるようになる。
金板りに、賞品球の排出処理が行われていない場合であ
って且つ、遊技機10の操作用孔に球抜き棒が差し込ま
れていない状態から、遊技店の係員によって球抜き棒が
差し込まれた状態に変化する場合を考える。
賞品球の排出処理が行われていないときには前記ステッ
プ54700の判別結果はII N onとなり、続く
ステップ54703にて球技センサ変化フラグが“1″
であるか否がが、さらにステップS4704にて球技セ
ンサLレベルフラグが″ビ′であるか否かが判別される
ところで°、前述したように、全ての判別フラグは賞球
排出制御装置600内の電源が投入された直後、メイン
ルーチン(第22図のステップS2)にてll Q I
Iに設定されるので、前記ステップs4703、S47
04の判別結果は共に” N o ’″となリステップ
54706で球抜センサの出力信号がLレベル(球抜セ
ンサ出力=′″0″)であるが否かが判別される。操作
用孔に球抜き棒が差し込まれていない状態では該センサ
719の出力信号はLレベルのままであり、従って該ス
テップ54706の判別結果は11 Y esIIとな
り、ステップ84708に進んで球技センサLレベルフ
ラグをII I IIに設定して本ルーチンを終了する
その後のループでも前記球抜センサの出力信号がLレベ
ルを保持しているときには、球技センサLレベルフラグ
が′″1″に設定されているので、前記ステップ547
04の判別結果が“Yesとなり続くステップ5471
0にて今回ループでの球抜センサの出力信号がHレベル
(球抜センサ出力= 111 II )であるか否かが
判別される。このとき(球抜センサの出力信号がLレベ
ルを保持)該判別結果は+i N ouとなって、その
まま本ルーチンを終了する。従って、球抜センサの出力
信号がLレベルを保持する限り、ステップ54700゜
54703,54704,54710が繰返し実行され
ることとなる。
この状態から操作用孔に球抜き棒が挿入され球抜センサ
の出力信号がLレベルからHレベルに変化すると、前記
ステップ54710の判別結果がII Y esIIと
なり、続くステップ54712にて今回ループで球抜セ
ンサ719の出力信号がLレベルからHレベルとなった
ことを記憶すべく、球抜センサ変化フラグを“l II
に設定して、次いでステップ54714にて球技センサ
LレベルフラグをII OIIにリセットして、本ルー
チンを終了する。
前回ループに続いて今回ループでも出力信号がHレベル
のときには、直前のループの前記ステップ54712の
処理により球抜センサ変化フラグが“l”に設定された
のでステップ54703の判別結果が11 Y esI
Iとなり、ステップ34716に進んで、今回ループで
の球抜センサの出力信号がHレベル(球技センサ出力=
″ビ″)であるか否かが判別される。この判別結果が“
’Yes即ち、前回ループに続いて今回ループでも出力
信号がHレベルのときには、続くステップ54718に
て球核開始フラグをII I IIに設定し、更にステ
ップ54720にて前記球抜センサ変化フラグをit 
011にリセットして本ルーチンを終了する。
その後のループで球抜センサの出力信号が依然Hレベル
のときにはステップ54703の判別結果が“l N 
O++に転じ(球抜センサ変化フラグはIf OIIに
リセットされている)、次いでステップ54704.ス
テップ54706の判別結果は共にl N OI+とな
って、以後ステップ54703゜54704,3470
6を繰返し実行することとなる。
一方、球抜センサの出力信号がLレベルからHレベルに
変化した直後(前記ステップ54712゜ステップ54
714が実行された直後)のループで、球抜センサの出
力信号が再びLレベルに変化したときには、前記ステッ
プ54716の判別結果がII N oI+となり前記
ステップ54718(球技開始フラグ=″ビ′)を実行
することなく、ステップ54722にて球技センサLレ
ベルフラグをl°′に設定した後前記ステップ5472
0を実行して、本ルーチンを終了する。
このように球抜センサの出力信号がLレベルからHレベ
ルに変化したときに、少なくとも2回の処理ループが実
行される間に亘って前記出力信号がHレベルを保持した
ときにのみ、球核開始フラグをII I IIに設定す
るようにしているのでノイズ等が発生した場合に球核開
始フラグが誤って“I IIに設定されることがない。
第27図は、第23図に示す割込処理のステップS48
にて行なわれる補給センサ211の入力処理のサブルー
チンを示すフローチャートである。
前述したように補給センサ211は、貯留タンク201
内の賞品球(予備球)の不足状態を検知するものであり
、貯留された賞品球が該タンク201内の補給センサ2
11の設置位置まで達しているときにLレベル、そうで
ないときにHレベルの信号を出力するように構成されて
いる。
金板りに、タンク201内のセンサ設置位置まで賞品球
が充填されていない状態(不足状態)を考える。
この状態で賞球排出制御装置600に電源が投入され、
該ルーチンが開始されると、先ず、ステップ84802
にて該センサ211の出力信号がHレベル(補給センサ
出力=“1″)であるか否かが判別される。この場合、
判別結果は”Yesとなってステップ34804に進む
ところでMPU620の初期化直後はすべてのフラグが
“0″に設定されているため、ステップ54804〜5
4810の判別結果はすべて1lNO”となり、ステッ
プ34812にて、今回ループで補給センサの出力信号
がHレベルであったことを記憶すべく補給Hレベルフラ
グを1”に設定して本ルーチンを終了する。以後のルー
プでは補給Hレベルフラグがパ1”に設定されているの
で出力信号がHレベルの状態が継続する限りステップ5
4802,54804,54806,54808.54
810が繰返し実行されることになる。
その後、賞品球(予備球)の補給によって貯留タンク2
01内の補給センサ2+1の設置位置にまで賞品球が充
填されると、補給センサ211の出力信号がLレベルに
転じ、前記ステップ54802の判別結果が′″No’
″となってステップ54830以降に進む。
ステップ54830が最初に行なわれるときには、前記
補給HレベルフラグはII I II、それ以外のフラ
グはすべて” o ”であるため、該ステップ5483
0、次のステップ34832の判別結果が共にll N
 o+1、続くステップ54834が”Yesとなって
ステップ54836,54838が実行される。
ステップ84836では、前回ループから今回ループに
かけて補給センサ211の出力信号がHレベルからLレ
ベルに変化した(立下がった)ことを記憶すべく、補給
立下変化フラグを1′″に設定し、続くステップ348
38では、前回ループで111 IIに設定された補給
Hレベルフラグをリセット(ll Q IIに設定)し
、本ルーチンを終了する。
次回ループで引き続き補給センサ211の出力信号がL
レベルのときには、前回ループのステップ54836で
補給立下変化フラグが“V″に設定されているので、ス
テップ34830の判別結果が“Yes”に転じる。そ
して、続くステップ54840〜54846で、貯留タ
ンク201内の補給センサ211設置位置まで賞品球が
充填されていることを検知したことを記憶すべく補給セ
ンサ立下フラグを“1”に設定(ステップ54840)
すると共に、その値が“1″のときセンサ211の設置
位置に賞品球が無いことを示す補給センサ立上フラグ(
初期化後初めて本ステップが実行されるときは“0”に
設定されている)を′O″に設定しくステップ5484
2)、続いて前記補給立下変化フラグを“0″に設定す
る(ステップ84844)と共に、今回ループでの補給
センサ211の出力信号がLレベルであることを記憶す
べく補給Lレベルフラグを″ビ′に設定して(ステップ
S4846)本ルーチンを終了する。
その後、補給センサ211の出力信号がLレベルである
限り、前記ステップ54802,54830.5483
2.S4,834,34848が繰返し実行されること
になり、このとき、補給センサ立下フラグは゛ビ″、補
給センサ立上フラグはu OIIに保持される。
一方、補給センサ211の出力信号がト(レベルからL
レベルに立ち下がった直後のループにおいて、当該出力
信号がHレベルに立上がってしまった場合(前回ループ
でステップ54836が実行されて補給立下変化フラグ
が“ビ″となり、且つ今回ループがHレベルの場合)に
は、ステップ84802の判別結果がYes  、ステ
ップ34804の判別結果が11 N oI+、ステッ
プ34806の判別結果が’Yes″と云う具合に判定
され、ステップ34828にて前回ループから今回ルー
プにかけて出力信号が立上がったことを記憶すべく補給
立上変化フラグを゛1パに設定すると共に、ステップ8
4830にて前回ループ時に1゛ビ′に設定した補給立
下変化フラグを′″OIIに戻して本ルーチンを終了す
る。
この結果、補給センサ211の出力信号が立下がった後
Hレベルの状態が所定時間以上(少なくとも本割込処理
が2回行なわれる間)検知されない限り、補給立下フラ
グを″ビ″に設定する(貯留タンク201内のセンサ2
11設定位置まで賞品球が充填されていることを示す)
処理は行なわれないようになっており、補給センサの出
力信号にノイズが発生した場合等に対処できるようにな
っている。
次に貯留タンク201内のセンサ211設置位置まで賞
品球が充填されている状態で賞球排出制御装置600に
電源が投入され、本ルーチンが開始される場合を考える
。先ず、ステップ54802では該センサ211の出力
信号がHレベル(補給センサ出力=′″1″)であるか
否かが判別されるが、この場合、判別結果はII N 
OI+となりステップ54830に進む。
MPU620の初期化直後はすべてのフラグが′″0″
に設定されているため、ステップ54830.5483
2,54834,54848の判別結果はすべて″No
’″となり、ステップ54854にて、今回ループで補
給センサの出力信号がLレベルであったことを記憶すべ
く補給Lレベルフラグを′1″に設定して、本ルーチン
を終了する。
以後のループでは補給Lレベルフラグが′l″に設定さ
れているので出力信号がLレベルの状態が継続する限り
ステップ54802,54830゜54832,548
34,54848が繰返し実行されることになる。
その後、賞品球の排出によって該賞品球が貯留タンク2
01内の補給センサ211の設置位置になくなると、補
給センサ211の出力信号がHレベルとなり、前記ステ
ップ84802の判別結果が11 y 、sl−どなっ
てステップ54804以降に進む。
ステップ54804が最初に行なわれるときには、前記
補給LレベルフラグはIl l II、それ以外のフラ
グはすべてu □ IIであるため、ステップ5480
4、次のステップ54806の判別結果が共に1lNo
I+、続くステップ54808か”Yes″′となって
ステップ34814が実行される。
このステップ54814では、前回ループから今回ルー
プにかけて補給センサ211の出力信号がLレベルから
Hレベルに変化した(立上った)ことを記憶すべく、補
給立上変化フラグをパビに設定し、続くステップ548
16では、前回ループのステップ34854でビに設定
された補給Lレベルフラグをリセット(” o ”に設
定)し、本ルーチンを終了する。
次回ループで引き続き補給センサ211の出力信号がH
レベルのときには、前回ループのステップ54814で
補給立上変化フラグが゛ビ′に設定されているので前記
ステップ54802の判別を行なった後前記ステップ5
4804の判別結果が“Yes’″に転じる。そして、
続くステップ54818〜54824で、補給センサ2
11によって貯留タンク201内に補給センサ211設
置位置に賞品球がなくなったことを記憶すべく補給セン
サ立上フラグを1″に設定(ステップ54818)する
と共に、その値が″ビ′のとき貯留タンク201内のセ
ンサ設置位置に賞品球があることを示す補給センサ立下
フラグ(初期化初めて本ステップが実行されるときはI
I Q″′に設定されている)を′″O′″に設定しく
ステップ54820)、続いて前記補給立上変化フラグ
を1101+に設定する(ステップ54822)と共に
、今回ループでの補給センサ211の出力信号がHレベ
ルであることを記憶すべく補給Hレベルフラグを゛′ビ
′に設定して(ステップ34824)本ルーチンを終了
する。
その後、補給センサ211の出力信号がLレベルである
限り、前記ステップS480.2. S4804.54
806,54808,54810が繰返し実行されるこ
とになり、このとき、補給立上フラグは1′、補給立下
フラグは′″OIIに保持される。
一方、補給センサ211の出力信号がLレベルからHレ
ベルに立上がった直後のループにおいて、当該出力信号
がLレベルに立下がってしまった場合(前回ループでス
テップ84814が実行されて補給立上変化フラグが″
ビ′となり、且つ今回ループが■、レベルの場合)には
、ステップ34802の判別結果が11 NOI″、ス
テップ54830の判別結果がl No+−、ステップ
54832の判別結果がu y eSI+と云う具合に
判定され、ステップ54850にて前回ループから今回
ループにかけて出力信号が立下がったことを記憶すべく
補給立下変化フラグを′1″に設定すると共に、ステッ
プ54852にて前回ループ時に11111に設定した
補給立上変化フラグをIIQ”に戻して本ルーチンを終
了する。
以上のようにこのルーチンにおいては、補給センサ21
1の出力信号が立上がった後Hレベルの状態が所定時間
以上(少なくとも本割込処理が2回行なわれる間)検知
されない限り、補給立上フラグを“1”に設定する(貯
留タンク201内のセンサ211設置位置に賞品球が無
くなったことを示す)処理は行なわれないようになって
おり、補給センサの出力信号にノイズが発生した場合等
に対処できるようになっている。
このようにしてO”又はl″に設定される補給センサ立
上フラグ及び補給センサ立下フラグはメインルーチン(
第22図(A)、(B))のステップ318等で実行さ
れる常時監視処理内の補給処理(後述の第38図)にて
用いられる。
第28図は割込処理(第23図)の前記ステップS49
にて行なわれる賞球表示器点滅処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
この点滅処理は、メインルーチン(第22図)のステッ
プS6にて行なわれる賞球数表示処理(後述の第29図
参照)にて用いられる点滅フラグの値を設定するための
処理である。より具体的には、点滅フラグは所定時間(
250m5ec)経過毎に反転して、賞球数表示器の点
灯パ○Nパ/消灯”OFF’″を交互に繰り返し行なわ
せるものである。
本ルーチンが開始されると、先ずステップ54902で
点滅タイマがタイムアツプしたか否かが判別される。こ
の点滅タイマは上記所定時間(250msec)をカウ
ントするためのもので、未だタイムアツプしていないと
きには、ステップ34904〜ステツプ54910をス
キップして、即ち、点滅フラグを反転させることなく本
ルーチンを終了する。
一方、前記ステップ54902の判別結果が”Yes 
 、即ち点滅タイマがタイムアツプしたときには、ステ
ップ54904にて該点滅タイマをリセットした後、ス
テップ54906の判別を行なう。
ステップ54906では、その時点での点滅フラグの値
が“1”であるか否かが判別され、判別結果が“N o
I+のとき(点滅フラグ= rr O11)には当該点
滅フラグを“Inに反転しくステップ54908)、”
Yes”のとき(点滅フラグ=“1”)には“0″′に
反転して(ステップ54910)、本ルーチンを終了す
る。
次にバックグランド処理にて行なわれるメインルーチン
(第22図(A)、(B))の各種サブルーチンについ
て順次詳細に説明する。
第29図は、前述のメインルーチン(第22図)、後述
の常時監視処理(第30図)等にて行なわれる賞球数表
示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
この賞球数表示処理は、メインルーチンでの賞球数の読
込が完了して賞球設定数がMPU620に記憶されてい
るときに該賞球設定数を表示する賞球数表示器460 
(463,464)を、賞球設定数がクリアされたとき
に点滅させるための処理である。
本ルーチンが開始されると、先ずステップS90で賞球
数Oフラグがll I IIであるか否かが判定される
この賞球数0フラグは、後述の常時監視処理(第30図
)において、賞球設定数の読込データが「0」であると
判別されたときに′1′″に設定され、何かしらのデー
タ(1〜15の何れか)が入力されているときにII 
OIIに設定されるものである。
従って、前記ステップS90の判別結果がllN0″の
ときには、賞球設定数が記憶されていることを示すべく
賞球数ズ示器460を点灯(この場合継続して点灯され
る)させ(ステップ596)、更に賞球数の表示(ステ
ップ598)を行なって本ルーチンを終了する。
一方、前記ステップS90の判別結果がII y el
lのときにはステップS92で前述の点滅フラグがti
 Onであるか否かが判別され、判別結果が11 Y 
esnのときには、前記ステップS96.S98にて、
賞球数表示器460の点灯、賞球設定数の表示を行ない
、一方、NO”のときには、賞球数表示器460の消灯
を行なう。この結果賞球設定数が記憶されていないとき
には、点滅フラグに基づく賞球数表示器460の所定時
間(250m5ec)毎の点滅が行なわれることになる
第30図は上記メインルーチンのステップS18、後述
の排出処理(第43図)のステップ5734.3744
等で実行される常時監視処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
この常時監視処理は前述したように、所望のタイミング
で適宜性なわれるものであり、該処理によって賞球排出
制御装置600に接続される各種センサ及びスイッチ(
前述した賞球排出センサl。
2、補給センサ211以外のもの)の入力処理、発射モ
ータ制御処理、打球発射装置150への遊技球の供給処
理、及び賞球設定数の読込み処理が行なわれる。
具体的には、本ルーチンが開始されると、先ずステップ
5102及びステップ5104にて入賞球処理部850
(第3図)に設置されたセーフセンサ1及びセーフセン
サ2の入力処理(第31図及び第32図)が行なわれ、
続いてステップ5106及びステップ3108にて排出
センサl及び排出センサ2のレベル入力処理(第33図
及び第34図)が行なわれる。
続くステップSl 10では賞球排出樋751に設置さ
れたオーバーフロー検出器770の入力処理(第35図
参照)が、ステップ5112では銹導樋202の下流端
部に設置された半端センサ221の入力処理(第36図
)が行なわれる。
これら入力処理によって得られたセンサ出力は、メイン
ルーチンの排出開始条件確認処理、排出処理等に用いら
れる。
次のステップ5114では、タッチスイッチ105a及
びオーバーフロー検出器770の出力信号に基づいた発
射モータ制御処理(第37図)が、続くステップ511
6では補給センサ211の出力信号に基づいた補給処理
(第38図)が行なわれ、その後賞球設定数の読込み(
ステップ5l18〜ステツプ5126)が行なわれる。
ステップ5118では、先ず賞球設定数の読込み間隔を
必要最小限確保すべく設けられる前述の賞球数読込みタ
イマ(該タイマは読込み直後に所定値(l 0m5ec
)にセットされる。例えば第22図(A)のステップS
16、本ルーチンのステップS 124)がタイムアツ
プしたか否かが判別され、未だタイムアツプしていない
ときく判別結果が’No’″)には賞球設定数の読込み
を行なうことなく、ステップ8119〜5124をスキ
ップしてこの時点で既に読み込まれている値を賞球設定
数として前述の賞球数表示処理(第29図)を実行しく
ステップ5126)、その後、本ルーチンを終了する。
一方、前記タイマがタイムアツプしたとき(ステップS
l 18の判別結果が11 y eS′Iのとき)には
、ステップ5119で賞球数設定カード520(152
0)に記憶されている賞球設定数の読込みが行なわれそ
の後、ステップ5120に進んで、該読み込んだデータ
(賞球設定数)が[OJであるか否かが判別される。
この判別結果がl y eST+のとき、即ち上記ステ
ップ5119を実行したにも拘らず未だ賞球設定数が読
み込まれていないとき(賞球設定数が「0」)には、前
述した賞球数0フラグを1′″に設定しくステップ51
21)、一方、判別結果が’No”のときにはステップ
5122にてセーフセンサl、2用の賞球数記憶部に前
記読み込んだ賞球設定数をセットし、その後、賞球数0
フラグを′″0″に設定して(ステップ5123)、夫
々ステップ5124に進む。
ステップ5124では前記賞球数読込みタイマが所定値
(1,0m5ec)にセットされ、次いでステップ51
26にて前述の賞球数表示処理(第29図)を行った後
、本ルーチンを終了する。
第31図は常時監視処理のステップ$102にて行なわ
れるセーフセンサ1の入力処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
セーフセンサl (及び2)は、その出力信号がメイン
ルーチン(第22図(A)、(B))のステップS20
にて用いられるセーフ1法官フラグを設定するための信
号を出力するもので、前述の排出センサ1,2と同様に
、センサ内にセーフ球が存在しているときにその出力信
号がHレベル、存在していないときにLレベルとなるよ
うに構成されている。
ルーチンが開始されると、先ずステップ5130でセー
フセンサ1の出力がHレベル(セーフセンサ1出力= 
ti 1 n )であるか否かが判別される。
金板りにセーフセンサ1内にセーフ球が無い状態から、
入賞領域に入賞した遊技球(セーフ球)が第1の入賞集
合樋301を介してセーフセンサ1内に流入する場合を
考える。
セーフ球が無い状態ではステップ3130の判別結果は
“NO″となる。このとき判別フラグはすべて′0″に
リセットされている(第22図(A)のステップS2)
ので、続くステップ5132の判別(セーフ1球無フラ
グが“ビか)、及びステップ5I34の判別(セーフ1
球無監視フラグが′″1″か)の結果は共にllN0I
Iとなり、セーフ1球無監視フラグをLr I IIに
設定しくステップ$136)、セーフ1法官監視フラグ
を′″Ouに設定しくステップ5138)、更にセーフ
1球無タイマを所定値(4msec)にセットして(ス
テップS]、40)本ルーチンを終了する。ここでセー
フ1球無監視フラグはセンサl内にセーフ球が存在しな
い状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ステ
ップ5134)するために用いられるフラグであり、一
方、セーフ1法官監視フラグは、センサ1内にセーフ球
が存在する状態が2回以上続けて検知されたか否かを判
断(ステップ5150)するために用いられるフラグで
ある。
次のループで引き続き、セーフセンサ1内にセーフ球が
存在しないと、前記ステップ5130゜5132の判別
結果が共にJJ+、続く前記ステップ5134の判別結
果がit y es′+となってステップ5142が実
行される。
このステップ5142ではさらに、前記球無タイマがタ
イムアツプしたか否か、即ち、セーフセンサ1内にセー
フ球が存在しないと初めて判別された後(前述のステッ
プ5136〜3140実行後)所定時間(4m5ec)
経過したか否かが判別され、判別結果が“NO”のとき
には、続くステップ5144,5146をスキップして
本ルーチンを終了する。一方、判別結果が11 y e
Sl′のときには、ステップ5144にて、セーフセン
サ1内にセーフ球が存在していないことを示すべくセー
フ1球無フラグをパ1”に設定すると共に、次のステッ
プ5146にて、セーフ1法官フラグ(このステップが
初期化後初めて行なわれるときには初期値“Onに設定
されている)をリセット(“0″′に設定)して、本ル
ーチンを終了する。
以後のループで、センサl内にセーフ球が存在しない限
り、ステップ5130の判別結果が” N O”、ステ
ップ5132の判別結果が11 y esl+となって
、これらのステップが繰返し実行される。
この状態からセーフ球が入賞領域に入賞してセーフセン
サl内に入るとステップ5130の判別結果が11 y
eSI+となる。続くステップ5148で判別されるセ
ーフ1法官フラグは′0″に設定されているのでこの判
別結果は”No” 、続くステップ5150の判別(セ
ーフ1法官監視フラグがrL I IIか)の結果もI
I NoIIとなり、セーフ1法官監視フラグをdl 
l Hに設定すると共に(ステップ5152)、前記セ
ーフ1球無監視フラグを”O”に設定しくステップ31
54)、更にセーフ1法官タイマを所定値(10m5e
c)にセットして(ステップ5156)本ルーチンを終
了する。
次のループで引き続き、セーフセンサl内にセーフ球が
存在していると、前記ステップ5130の判別結果がY
esn、ステップ5148の判別結果が’No” 、続
く前記ステップ5150の判別結果が“Yes”となっ
てステップ5158が実行される。
このステップ5158では、前記法官タイマがタイムア
ツプしたか否か、即ち、セーフセンサ1内にセーフ球が
存在すると初めて判別された後(前述のステップ815
2〜5156実行後)所定時間(10m5ec)経過し
たか否かが判別され、判別結果が“NO”のときには、
続くステップ5160.5162をスキップして本ルー
チンを終了する。一方、判別結果が”Yes”のときに
は、ステップ8160にて、セーフセンサ1内にセーフ
球が存在していることを示すべくセーフ1法官フラグを
“1”に設定すると共に、次のステップ8162にて、
セーフ1球無フラグをリセット(“0′″)して本ルー
チンを終了する。
以後のループで、センサ1内にセーフ球が存在する限り
、ステップ5130の判別結果が1lyeS++、ステ
ップ5148の判別結果が1yes71となって、これ
らのステップが繰返し実行される。
以上のように、本人力処理ではセーフセンサlの出力信
号がLレベルから■(レベル(又はHレベルからLレベ
ル)に変化した直後のループでは該LレベルからHレベ
ルの変化(又はHレベルからLレベルの変化)を記憶す
る(監視フラグを′l″とする)だけに止めておき、次
回ループで依然Hレベル(又はLレベル)であって且つ
上記変化した時点より所定時間が経過した後に初めて本
ルー・チンの最終出力値であるセーフ1法官フラグを′
1” (セーフ1球無フラグを″ビ′)に変更するよう
にしている。このような制御手順を採用することによっ
て、ノイズ発生等によりセンサlの出力信号レベルが瞬
間的に変化した場合であっても直ちにその変化を正規の
変化と判断することがなく、当該ノイズ発生等による誤
作動を防止することができるようになっている。
第32図は常時監視処理のステップ5104にて行なわ
れるセーフセンサ2の入力処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
該ルーチンは上述したセーフセンサlの入力処理ルーチ
ンと同一の手順にて行なわれる。
本ルーチンが開始されると、先ずステップ5200でセ
ーフセンサ2の出力がHレベル(セーフセンサ2出力=
゛′1”)であるか否かが判別される。
金板りにセーフセンサ2内にセーフ球が無い状態から、
入賞領域に入賞した遊技球(セーフ球)が第2の入賞集
合樋302を介してセーフセンサ2内に流入する場合を
考える。
セーフ球が無い状態ではステップ5200の判別結果が
“NO”となる。このとき判別フラグはすべて“ONに
リセットされている(第22図(A)のステップ82)
ので、続くステップ5202の判別(セーフ2球無フラ
グが111”か)、及びステップS20.4の判別(セ
ーフ2球無監視フラグが“1”か)の結果は共に“No
”となり、セーフ2球無監視フラグを“1″に設定しく
ステップ5206)、セーフ2法官監視フラグを“0″
に設定しくステップ5208)、更にセーフ2球無タイ
マを所定値(4msec)にセットして(ステップ52
10)本ルーチンを終了する。ここでセーフ2球無監視
フラグはセンサ2内にセーフ球が存在しない状態が2回
以上続けて検知されたか否かを判断(ステップ5204
)するために用いられるフラグであり、一方、セーフ2
法官監視フラグは、センサ2内にセーフ球が存在する状
態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ステップ
5220)するために用いられるフラグである。
次のループで引き続き、セーフセンサ2内にセーフ球が
存在しないと、前記ステップ5200゜5202の判別
結果が共に“No”、続く前記ステップ8204の判別
結果が+1 y eSPIとなってステップ5212が
実行される。
このステップ5212では更に、前記球無タイマがタイ
ムアツプしたか否か、即ち、セーフセンサ2内にセーフ
球が存在しないと初めて判別された後(前述のステップ
8206〜5210実行後)所定時間(4+n5ec)
経過したか否かが判別され、判別結果がNo”のときに
は、続くステップ5214.5216をスキップして本
ルーチンを終了する。一方、判別結果がIYeSI+の
ときには、スチップ5214にて、セーフセンサ2内に
セーフ球が存在していないことを示すべくセーフ2球無
フラグを“′ビ″に設定すると共に、次のステップ52
16にて、セーフ2法官フラグ(このステップが初期化
後初めて行なわれるときには初期値“0″に設定されて
いる)をリセット(” 0 ”に設定)して、本ルーチ
ンを終了する。
以後のループで、センサ2内のセーフ球が存在しない限
り、ステップ5200の判別結果がパNO”、ステップ
5202の判別結果が“Yes”となって、これらのス
テップが繰返し実行される。
この状態からセーフ球が入賞領域に入賞してセーフセン
サ2内に入るとステップ5200の判別結果が”Yes
’″となる。続くステップ5218で判別されるセーフ
2法官フラグは“Onに設定されているのでこの判別結
果はNO″、続くステップ5220の判別(セーフ2法
官監視フラグが01″′か)の結果も“p40I+とな
り、セーフ2法官監視フラグを′ビに設定すると共に(
ステップ5222)、前記セーフ2球無監視フラグを0
″に設定しくステップ5224)、更にセーフ2法官タ
イマを所定値(10msec)にセットして(ステップ
5140)本ルーチンを終了する。
次のループで引き続き、セーフセンサ2内にセーフ球が
存在していると、前記ステップ5200の判別結果が“
Yes” 、ステップ5218の判別結果が“No”、
続く前記ステップ5220の判別結果が“Yes″どな
ってステップ5228が実行される。
このステップ5228では、前記法官タイマがタイムア
ツプしたか否か、即ち、セーフセンサ2内にセーフ球が
存在すると初めて判別された後(前述のステップ522
2〜5226実行後)所定時間(l 0m5ec)経過
したか否かが判別され、判別結果がパNO”のときには
、続くステップ5230.5232をスキップして本ル
ーチンを終了する。一方、判別結果が+yeS++のと
きには、ステップ5230にて、セーフセンサ2内にセ
ーフ球が存在していることを示すべくセーフ2法官フラ
グを1111+に設定すると共に、次のステップ523
2にて、セーフ2球無フラグをリセット(゛O″に設定
)して本ルーチンを終了する。
以後のループで、センサ2内のセーフ球が存在する限り
、ステップ5200の判別結果が”Yes、ステップ5
218の判別結果が+ y esI+となって、これら
のステップが繰返し実行される。
以上のように、本人力処理では、セーフセンサ1の場合
と同様、セーフセンサ2の出力信号がLレベルからHレ
ベル(又はHレベルからLレベル)に変化した直後のル
ープでは該LレベルからHレベルの変化(又はHレベル
からLレベルの変化)を記憶する(監視フラグを“l”
とする)だけに止めておき、次回ループで依然[(レベ
ル(又はLレベル)であって且つ上記変化した時点より
所定時間が経過した後に初めて本ルーチンの最終出力値
であるセーフ2法官フラグを“V′ (セーフ2球無フ
ラグを1111+ )に変更するようにしている。
このような制御手順を採用することによって、ノイズ発
生等によりセンサ2の出力信号レベルが瞬間的に変化し
た場合であっても直ちにその変化を正規の変化と判断す
ることがなく、当該ノイズ発生等により誤作動を防止す
ることができるようになっている。
第33図は常時監視処理(第30図)のステップ810
6にて行なわれる排出センサ1のレベル入力処理のルー
チンを示すフローチャートである。
このレベル入力処理は、排出センサ1の出力信号がLレ
ベル(センサ1が賞品球を検知している状a)である期
間が所定期間以上継続しているか否かを判断するための
ルーチンであり、賞品球が無い状態から有る状態へ変化
した後、第1の所定期間(50+n5ec)が経過した
ときに排出センサ1法官フラグを“l I+に設定して
これを記憶しておき、上記変化の徒弟2の所定期間(2
5ec)が経過したときに排出1エラー解除フラグをパ
1″′に設定することによってこれを記憶しておくもの
である。これら2つのフラグは詳細は後述する排出処理
(第43図)、排出エラー処理(第48図)にて用いら
れる。
本ルーチンが開始されると、ステップ8240にて排出
センサlの出力信号がHレベルである(排出センサl出
力=゛′ビ′)か否かが判別される。
この判別結果がII No II、即ち出力信号がLレ
ベルであるときには、排出1法官監視フラグを“0“(
ステップ8242)、前述した排出センサ1法官フラグ
を“0″(ステップ5244)、排出1エラー監視フラ
グを0” (ステップ5246)、前述した排出lエラ
ー解除フラグを“O″ (ステップ3248)に夫々設
定して、本ルーチンを終了する。
ここで排出1法官監視フラグ及び排出1エラー監視フラ
グは共に、排出センサ1の出力信号がHレベルであると
判別されたループにおいて、そのループがLレベルから
Hレベルへの立上り直後のループであるか否かを判別す
る(後述のステップ5252及びステップ5264)た
めに用いられるものである。
その後、前記排出センサ1の出力信号がLレベルからH
レベルに変化すると、その直後のループでは前記ステッ
プ5240の判別結果が”Yesとなり、続くステップ
5250で排出センサ1法官フラグが“1″であるか否
かが、更に、続くステップ5252で排出1法官監視フ
ラグがパビ′であるか否かが判別される。この場合、判
別結果は共に“NO″となり、続くステップ5254で
排出1法官監視フラグを“I IIに設定し、ステップ
8256で排出1法官タイマを第1の所定期間(5Qm
sec)に設定してステップ5262に進む。
ステップ5262では排出1エラー解除フラグが“1″
であるか否かが判別される。この場合(センサlの出力
信号がLレベルからHレベルに変化した直後)判別結果
は′No″となり、続くステップ8264にて排出1エ
ラー監視フラグがLL 1”であるか否かが判別される
。今回ループではこの判別結果も“No”となるので、
ステップ5266で排出lエラー監視フラグを″ビ′に
設定し、続くステップ5268で排出1エラータイマを
第2の所定期間(2sec)に設定して本ルーチンを終
了する。
次のループで排出センサ1の出力信号が依然Hレベルを
維持していると、前記ステップ5240の判別結果が“
YθS″、ステップ5250の判別結果が′NO′″、
ステップ5252の判別結果が“’Yes”となって、
ステップ5258に進む。ステップ5258では前記ス
テップ5254でセットされた法官タイマがタイムアツ
プしたか否かが判別され、この判別結果がllN011
のとき(出力信号がHレベルに変化してから未だ第1の
所定期間が経過していないとき)には、続くステップ8
260をスキップして、前記ステップ5262に進む。
今回ループでは、このステップ5262の判別結果が“
No”、続くステップ5264の判別結果が“Yes”
となって、ステップ5270に進む。
ステップ5270では前記ステップ8268でセットさ
れた排出1エラータイマがタイムアツプしたか否かが判
別され、この判別結果が’No″′のとき(出力信号が
Hレベルに変化してから、未だ第2の所定期間が経過し
ていないとき)には、続くステップ5272をスキップ
して、本ルーチンを終了する。
更に次回以降のループにおいて、排出センサlの出力信
号がHレベルである限り、ステップ5240.5250
,5252,5258及びステップ8262以降が繰返
し実行され、ステップ5258の判別結果が′″NoI
+からII y esl′に転じたとき(上記第1の所
定期間経過直後)、ステップ5260にて前述した排出
センサ1法官フラグが“l 11に設定され、以後ステ
ップ5240,5250及びステップ5262以降が繰
返し実行されることになる。
又、ステップ8262以降の処理に関しても、排出セン
サ1の出力信号がHレベルである限りステップ5262
,5264,5270が繰返し実行され、ステップ52
70の判別結果が11 NoIIから“Yes”に転じ
たとき(上記第2の所定期間経過直後)、ステップ52
72にて約述した排出lエラー解除フラグが“1″に設
定され、以後ステップ5240,5250,5262 
(排出1エラ−解除フラグが″ビのときには、当然に、
排出センサ1法官フラグは“1″となっている)が繰返
し実行される。
そして、排出センサ1の出力信号が一度でもLレベルに
変化したときは、ステップ8242〜5248にて各フ
ラグが′0″にリセットされるため、その直後にHレベ
ルに戻っても再びステップ5250以降の処理が初めか
ら開始されることになる。
第34図は常時監視処理(第30図)のステップ310
8にて行なわれる排出センサ2のレベル入力処理のルー
チンを示すフローチャートであり、本ルーチンは前述の
排出センサ1のレベル入力処理と同一の手順にて行なわ
れる。
このレベル入力処理は、排出センサ2の出力信号が■]
レベル(センサ2が賞品球を検知している状態)である
期間が所定期間以上継続しているか否かを判断するため
のルーチンであり、賞品球が無い状態から有る状態に変
化した後、第1の所定期間(50m5ec)が経過した
ときに排出センサ2法官フラグを“ビ′に設定してこれ
を記憶しておき、上記変化の徒弟2の所定期間(25e
c)が経過したときに排出2エラー解除フラグを″1″
に設定することによってこれを記憶しておくものである
。これら2つのフラグも詳細は後述する排出処理(第4
3図)、排出エラー処理(第48図)にて用いられる7 本ルーチンが開始されると、先ずステップ5300にて
排出センサ2の出力信号がHレベルである(排出センサ
2出力=“ビ′)か否かが判別される。
この判別結果が“No″、即ち出力信号がLレベルであ
るときには、排出2球有監視フラグを“0″(ステップ
5302)、前述した排出センサ2法官フラグを“O”
 (ステップ5304)、排出2エラー監視フラグを1
1011(ステップ5306)、前述した排出2エラー
解除フラグを11011(ステップ3308)に夫々設
定して、本ルーチンを終了する。
ここで排出2球有監視フラグ及び排出2エラー監視フラ
グは共に、排出センサ2の出力信号がHレベルであると
判別されたループにおいて、そのループがLレベルから
Hレベルへの立上り直後のループであるか否かを判別す
る(後述のステップ5312及びステップ5324)た
めに用いられるものである。
その後、前記排出センサ2の出力信号がLレベルから[
(レベルに変化すると、その直後のループでは前記ステ
ップ5300の判別結果が”Yesとなり、続くステッ
プ5310で排出センサ2球宥フラグが″ビ′であるか
否かが、更に、続くステップ5312で排出2球有監視
フラグがIf I Ifであるか否かが判別される。こ
の場合、判別結果は共に“NO″となり、続くステップ
5314で排出2球有監視フラグを′1′″に設定し、
ステップ5316で排出2法官タイマを第1の所定期間
(50msec)に設定してステップ5322に進む。
ステップ5322では排出2エラー解除フラグが′】″
であるか否かが判別される。この場合(センサ2の出力
信号がLレベルからHレベルに変化した直後)判別結果
は’No″′とな番ハ続くステップ5324にて排出2
エラー監視フラグが゛′ビ′であるか否かが判別される
。今回ループではこの判別結果もNo”となるので、ス
テップ5326で排出2エラー監視フラグを゛1″に設
定し、続くステップ5328で排出2エラータイマを第
2の所定期間(25ec)に設定して本ルーチンを終了
する。
次のループで排出センサ2の出力信号が依然Hレベルを
維持していると、前記ステップ8300の判別結果が“
Yes” 、ステップ8310の判別結果が”No′、
ステップ5312の判別結果が・・Yes・′となって
、ステップ5318に進む。ステップ5318では前記
ステップS3】6でセットされた法官タイマがタイムア
ツプしたか否かが判別され、この判別結果が1rNo4
+のとき(出力信号がHレベルに変化してから未だ第1
の所定期間が経過していないとき)には、続くステップ
5320をスキップして、前記ステップ5322に進む
今回ループでは、このステップ5322の判別結果が”
No″、続くステップ5324の判別結果が″“Yes
”となって、ステップ5330に進む。
ステップ5330では前記ステップ5328でセットさ
れた排出2エラータイマがタイムアツプしたか否かが判
別され、この判別結果が“No ++のとき(出力信号
がHレベルに変化してから、未だ第2の所定期間が経過
していないとき)には、続くステップ5332をスキッ
プして、本ルーチンを終了する。
更に次回以降のループにおいて、排出センサ2の出力信
号がHレベルである限り、ステップ5300、S3]0
,5312,5318及びステップ5322以降が繰返
し実行され、ステップ5318の判別結果が“NO”か
ら”Yes”に転じたとき(上記第1の所定期間経過直
後)、ステップ5320にて前述した排出センサ2法官
フラグが′ビに設定され、以後ステップ5300,53
10及びステップ5322以降が繰返し実行されること
になる。
又、ステップ5322以降の処理に関しても、排出セン
サ2の出力信号がHレベルである限りステップ5322
,5324,5330が繰返し実行され、ステップ53
30の判別結果が′″No’″から“Yes”に転じた
とき(上記第2の所定期間経過直後)、ステップ533
2にて前述した排出2エラー解除フラグがII I +
+に設定され、以後ステップ5300,5310,53
22 (排出2エラー解除フラグが“1′″のときには
、当然に、排出センサ2法官フラグはl′″となってい
る)が繰返し実行される。
そして、排出センサ2の出力信号が一度でもLレベルに
変化したときは、ステップ8302〜5308にて各フ
ラグが“0″にリセットされるため、その直後にHレベ
ルに戻っても再びステップ5310以降の処理が初めか
ら開始されることになる。
第35図は常時監視処理(第30図)のステップSl 
10にて行なわれるオーバーフロー検出器770の入力
処理のルーチンを示すフローチャートである。
オーバーフロー検出器770は、その出力信号が常時監
視処理のステップSl 14にて行なわれる発射モータ
制御処理(第37図)、排出開始条件確認処理(第41
図)等にて用いられるもので、賞球排出樋751内の賞
品球が一定レベル以上に溜った状態のときにその出力信
号がHレベル、定レベル以下のときにLレベルとなるよ
うに構成されている。
このルーチンが開始されると、先ずステップ5330で
検出器の出力がHレベル(オーバーフロー出力=“1”
)であるか否かが判別される。
金板りに球導出樋750内のオーバーフロー検出器の設
置位置に賞品球が達していない状態から、賞品球が排出
され球導出樋750内の検出器770の位置に達した状
態に変化した場合を考える。
賞品球が検出器の位置に達していない状態ではステップ
5330の判別結果が”No”となる。このとき判別フ
ラグはすべて“0″にリセットされている(第22図(
A)のステップS2)ので、続くステップ5332の判
別(オーバーフロー球無フラグがit 1 nか)、及
びステップ5334の判別(オーバーフロー球無監視フ
ラグがit I nか)の結果は共にllNo+1とな
り、オーバーフロー球無監視フラグを°″1″に設定し
くステップ5336)、オーバーフロー法官監視フラグ
をII Q Hに設定しくステップ8338)、更にオ
ーバーフロー球無タイマを所定値(25ec)にセット
して(ステップ5340)本ルーチンを終了する。ここ
でオーバーフロー球無監視フラグは検出器の位置に賞品
球が達していない状態が2回以上続けて検知されたか否
かを判断(ステップ5334)するために用いられるフ
ラグであり、一方、オーバーフロー法官監視フラグは、
検出器の位置に賞品球が達した状態が2回以上続けて検
知されたか否かを判断(ステップ5350)するために
用いられるフラグである。
次のループで引き続き、賞品球が上記位置に達していな
いと、前記ステップ5330.3332の判別結果が共
にI NoT″、続く前記ステップS334の判別結果
が11 yeSI+となってステップ5342が実行さ
れる。
このステップ5342では、前記球無タイマがタイムア
ツプしたか否か、即ち、検出器の位置に賞品球が達して
いないと初めて判別された後(前述のステップ5336
〜5340実行後)所定時間(25ec)経過したか否
かが判別され、判別結果が“NO″のときには、続くス
テップ5344゜5346をスキップして本ルーチンを
終了する。
一方、判別結果が“Yes″のときには、ステップ53
44にて、賞品球が検出器の位置に達していないことを
示すべくオーバーフロー球無フラグを1”に設定すると
共につぎのステップ5346にて、オーバーフロー法官
フラグ(このステップが初期化後初めて行なわれるとき
には初期値″0″′に設定されている)をリセット(1
1Q 11に設定)して本ルーチンを終了する。
以後のループで、検出器の位置に賞品球が達していない
限り、ステップ5330の判別結果が“NoII、ステ
ップ5332の判別結果が“Yes”となって、これら
のステップが繰返し実行される。
この状態から排出された賞品球が溜ってで検出器770
の位置まで達するとステップ5330の判別結果が’Y
es″どなる。続くステップ5348で判別されるオー
バーフロー法官フラグは“0″に設定されているのでこ
の判別結果は11 N011となり続くステップ535
0の判別(オーバーフロー法官監視フラグが“1″か)
の結果はf NOI+となり、オーバーフロー法官監視
フラグを゛′ビ′に設定すると共に(ステップ5352
)、前記オーバーフロー球無監視フラグを“Onに設定
しくステップ5354)、更にオーバーフロー法官タイ
マを所定値(2sec)にセットして(ステップ535
6)本ルーチンを終了する。
次のループで引き続き、賞品球が検出器770の位置ま
で達していると、前記ステップ5330の判別結果が”
Yes”、ステップ5348の判別結果がllN0”、
続く前記ステップ5350の判別結果が1lyeSl″
となってステップ5358が実行される。
このステップ8358では更に、前記法官タイマがタイ
ムアツプしたか否か、即ち、賞品球が上記位置に達した
と初めて判別された後(前述のステップ5352〜53
56実行後)所定時間(2sec )経過したか否かが
判別され、判別結果が′No”のときには、続くステッ
プ5360,5362をスキップして本ルーチンを終了
する。一方、判別結果が”Yes”のときには、ステッ
プ5360にて、賞品球が検出器の位置まで達したこと
を示すべくオーバーフロー法官フラグを“l”に設定す
ると共につぎのステップ8362にて、オーバーフロー
球無フラグをリセット(II OIIに設定)して本ル
ーチンを終了する。
以後のループで、賞球排出樋751内の検出器770の
位置まで賞品球が達している限り、ステップ5330の
判別結果が”Yes”、ステップ8348の判別結果が
“Yes″となって、これらのステップが繰返し実行さ
れる。
以上のように、本人力処理では、セーフセンサ1.2の
場合と同様の出力信号がLレベルからHレベル(又はH
レベルからLレベル)に変化した直後のループでは該L
レベルからHレベルの変化(又はHレベルからLレベル
の変化)を記憶する(監視フラグを′1′″とする)だ
けに止めておき、次回ループでも依然Hレベル(又はL
レベル)であって更に上記変化した時点より所定時間(
25ec)が経過した後に初めて本ルーチンの最終出力
値であるオーバーフロー法官フラグを″ビ′ (オーバ
ーフロー球無フラグを“1″)に変更するようにしてい
る。このような制御手順を採用することによって、ノイ
ズ発生等によりオーバーフローの出力信号レベルが瞬間
的に変化した場合であっても直ちにその変化を正規の変
化と判断することがなく、当該ノイズ発生等による誤作
動を防止することができるようになっている。
第36図は常時監視処理(第30図)のステップSl 
12にて行なわれる半端センサ221の入力処理のルー
チンを示すフローチャートである。
半端センサは、後述の排出開始条件確認処理(第41図
)にて用いられる半端センサ球有フラグを設定するため
の信号を出力するもので、誘導樋202内に賞品球が十
分存在しているときに(賞品球がセンサの設置位置まで
達しているときに)その出力信号がHレベル、達してい
ないときにLレベルとなるように構成されている。
このルーチンが開始されると、先ずステップ5430で
半端センサの出力がHレベル(半端センサ出力=“1″
)であるか否かが判別される。
金板りに誘導樋202の半端センサ設置位置に賞品球が
達していない状態から、賞品球が補給されて上記設置位
置に達した場合を考える。
賞品球が上記設置位置に達していない状態ではステップ
5430の判別結果がか“No”となる。
このとき判別フラグはすべて“O”にリセットされてい
る(第22図(A)のステップS2)ので、続くステッ
プ5432の判別(半端センサ殊勲フラグが“1#か)
、及びステップ5434の判別(半端球無監視フラグが
″ビ′か)の結果は共に“NoIIとなり、半端球無監
視フラグを“1″に設定しくステップ5436)、半端
球有監視フラグをII Q IIに設定しくステップ3
438)、更に半端殊勲タイマを所定値(25ec)に
セットして(ステップ5440)本ルーチンを終了する
。ここで半端球無監視フラグは賞品球が上記設置位置に
達していない状態が2回続けて検知されたか否かを判断
(ステップ5434)するために用いられるフラグであ
り、一方半端法官監視フラグは、賞品球が上記設置位置
に達した状態が2回続けて検知されたか否かを判断(ス
テップ5450)するために用いられるフラグである。
次のループで引き続き、賞品球が上記設置位置に達して
いないと、前記ステップ5430,5432の判別結果
が共に“No″′、続く前記ステップ5434の判別結
果が“Yes”となってステップ5442が実行される
このステップ5442では更に、前記殊勲タイマがタイ
ムアツプしたか否か、即ち、賞品球が上記設置位置に達
していないと初めて判別された後(前述のステップ54
36〜5440実行後)所定時間(25ec)経過した
か否かが判別され、判別結果が“NO″のときには、続
くステップ5444.5446をスキップして本ルーチ
ンを終了する。一方、判別結果が“Yes”のときには
、ステップ5444にて、賞品球が誘導樋202のセン
サ設置位置に達していないことを示すべく半端センサ殊
勲フラグを“l”に設定すると共に、次のステップ54
46にて、半端センサ法官フラグ(このステップが初期
化後初めて行なわれるときには初期値“0″に設定され
ている)をリセット(“0”に設定)して本ルーチンを
終了する。
以後のループで、賞品球が上記設置位置に達していない
限り、ステップ5430の判別結果が・No・、ステッ
プ5432の判別結果が”Yesとなって、これらのス
テップが繰返し実行される。
この状態から賞品球の供給によって該賞品球が誘導樋2
02の半端センサ202の設置位置に達するとステップ
5430の判別結果が’Yes”となる。続くステップ
5448で判別される半端センサ法官フラグはこのとき
初期値“0″に設定されているのでこの判別結果は“N
o”となり。続くステップ5450の判別(半端球有監
視フラグがit 1 nか)の結果はu N01−とな
り、半端球有監視フラグをLl I IIに設定すると
共に(ステップ5452)、前記半端球無監視フラグを
II OIIに設定しくステップ5454)、更に半端
法官タイマを所定値(25ec)にセットして(ステッ
プ3456)本ルーチンを終了する。
次のループで引き続き、賞品球が半端センサの設置位置
まで達していると、前記ステップ5430の判別結果が
“Yes” 、ステップ5448の判別結果が11 N
oII、続く前記ステップ5450の判別結果が“Ye
s”となってステップ5458が実行される。
このステップ5458では更に、前記法官タイマがタイ
ムアツプしたか否か、即ち、賞品球が上記設置位置に達
したと初めて判別された後(前述のステップ5452〜
5456実行後)所定時間(25ec)経過したか否か
が判別され、判別結果がl′NOr″のときには、続く
ステップ5460.5462をスキップして本ルーチン
を終了する。
方、判別結果が=l yeSTlのときには、ステップ
5460にて、賞品球が半端センサ211の設置位置に
達したことを示すべく半端センサ法官フラグを″ビ″に
設定すると共に、次のステップ5462にて、半端セン
サ殊勲フラグをリセット(“0″に設定)して本ルーチ
ンを終了する。
以後のループで、銹導樋202内の半端センサ設置位置
まで賞品球が貯留されている限り、ステップ5430の
判別結果が“Yes  、ステップ5448の判別結果
が’Yes”となって、これらのステップが繰返し実行
される。
以上のように、本人力処理では、半端センサの出力信号
がLレベルからHレベル(又はHレベルからLレベル)
に変化した直後のループでは該LレベルからHレベルの
変化〈又はHレベルからLレベルの変化)を記憶する(
監視フラグを111”とする)だけに止めておき、次回
ループでも依然Hレベル(又はLレベル)であって且つ
上記変化した時点より所定時間(25ec)が経過した
後に初めて本ルーチンの最終出力値である半端センサ法
官フラグを“1”  (又は半端センサ殊勲フラグを“
l”)に変更するようにしている。このような制御手順
を採用することによって、ノイズ発生等により半端セン
サの出力信号レベルがlllfMI的に変化した場合で
あっても直ちにその変化を正規の変化と判断することが
なく、当該ノイズ発生等による誤作動を防止することが
できるようになっている。
第37図は、常時監視処理(第30図)のステップ51
14にて行なわれる発射モータ制御処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
このルーチンが開始されると、先ずステップ5470で
打球発射装置150に設けられたタッチスイッチ105
aが” ON”であるか否か、即ち遊技者が操作ダイヤ
ル105を掌握しているか否かが判別され、次のステッ
プ5472で前述のオーバーフロー殊勲フラグがパビ′
であるか否か、即ち、排出された賞品球が未だ賞球排出
樋751内の検出器770の設置位置まで達していない
かが判別される。これら2つのステップの判別結果が共
にl yeSTlのときには、発射モータ151を作動
させるべく打球発射装置150のモータ制御リレー(図
示省略)を’ON”にして(ステップ5474)、本ル
ーチンを終了する。
一方、前記ステップ5470,5472の判別結果の何
れかが’No”となったときには前記モータ制御リレー
を”OFF”にして(ステップ5476)、本ルーチン
を終了する。
第38図は、常時監視処理(第30図)のステップsi
 16にて行なわれる補給処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
このルーチンが開始されると、先ずステップ8480で
前述の補給センサ入力処理(第27図)で設定される補
給センサ立上フラグがこの時点で“1”であるか否かが
判別される。この判別結果が″Yes”のとき、即ち賞
品球の排出によって貯留タンク201の補給センサ21
1設置位置まで賞品球がないときには、遊技の完了を示
すべく完了ランプを“ON”  (ステップ84.84
)、発射球の発射を禁止すべくシャッターソレノイドを
“ON”(ステップ8486)、外部情報リレーを′″
ON″(ステップ5488)、更に、前記補給センサ立
上フラグを“O”に設定して(ステップ5490)、本
ルーチンを終了する。
前記ステップ3480の判別結果が″NO″のときには
、続くステップ5482にて前述の補給センサ立下フラ
グが1”であるか否かが判別される。この判別結果が’
Yes”のとき、即ち補給が行われて賞品球が貯留タン
ク201の補給センサ211設置位置まで達していると
きには、前記完了ランプを“OFF”  (ステップ5
492)、発射球の発射を可能にすべくシャッターソレ
ノイドを”OFF”  (ステップ5494)、前記外
部情報リレーを”OFF”  (ステップ5496)、
更に前記補給センサ立下フラグを“′0″に設定して(
ステップ849g)、本ルーチンを終了する。
第39図は前述したメインルーチン(第22図(A)、
(B))のステップS28及びステップS36で実行さ
れる排出手段選択処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。このサブルーチンは、1つのセーフ球に対
して行われる賞品球の排出処理(第43図)を実際に行
なうに当り、該排出処理が第1の入賞集合樋301に流
入したセーフ球と第2の入賞集合樋302に流入したセ
ーフ球の何れについて実行するか(本ルーチンがステッ
プS28、ステップS36の何れで実行されているか)
を判別すると共に、上記第1及び第2の入賞集合樋30
1,302の入賞球に夫々対応して設定されている数(
賞球設定数)の賞品球の排出を行なうに当り、賞品球を
、2条設けられた賞球導出樋710,710の一方から
幾つ排出し、他方から幾つ排出するか等排出の態様を予
め決定するものである。
このルーチンが開始されると、先ずステップ5500で
セーフフラグが′1″であるか否か、即ちこれに引き続
いて行なわれる排出処理(後述)が第2の賞球導出樋に
流入したセーフ球(セーフセンサ2側のセーフ球)に対
応して行なわれる処理(ステップS36の処理)である
か否かが判別される。
この判別結果がllN0+1のときには、排出レジスタ
0に、第1の入賞球導出樋内のセーフ球(セーフセンサ
1側のセーフ球)に対応して設定されている賞球設定数
(以下「セーフセンサ1賞球数Jと云う)を設定して(
ステップ5502)、ステップ5506以降に進む。
一方、前記ステップ5sooの判別結果が”Yes’の
ときには、排出レジスタOにセーフセンサ2側のセーフ
球に対応して設定されている賞球設定数(以下[セーフ
センサ2賞球数」と云う)を設定して(ステップ550
4)、ステップ3506以降に進む。
続いて、ステップ5506では上記排出レジスタOの値
が1であるか否かが、ステップ5508では該排出レジ
スタOの値が8以下であるか否かが夫々判別される。
前記ステップ5506の判別結果が“Yes”即ち排出
レジスタOの値が1のときには、1個排出フラグをII
 I ++に設定しくステップ5510)、交互排出フ
ラグをII O++に設定して(ステップ5512)本
ルーチンを終了する。
一方、前記ステップ5506の判別結果が′°゛NO、
前記ステップ5508の判別結果が”YeS 、即ち上
記排出排出レジスタOの値が2以上8以下の値であると
きには、1個排出フラグを“0″に設定しくステップ5
514)、交互排出フラグを1”に設定しくステップ5
516)、更に上記排出レジスタOの値を排出レジスタ
1に設定して(ステップ5518)、本ルーチンを終了
する。
又、前記ステップ5506,5508の判別結果が共に
“NOI+のときには、後述(第40図)の排出数分割
処理(ステップ5520)を行なった後、1個排出フラ
グをl Q nに設定しくステップ5522)、交互排
出フラグをit O++に設定して(ステップ5524
)、本ルーチンを終了する。
ここで、1個排出フラグ及び交互排出フラグは本ルーチ
ンに続いて行なわれる後述の排出処理(第43図)の賞
品球排出の態様を後述の3つの態様(1個排出処理;排
出ソレノイド1,2を交互に作動される交互排出処理;
排出ソレノイド]。
2を同時に作動させる併用排出処理)から選択する際に
用いられる判別フラグであり、1個排出フラグがII 
1 ++に設定されているときには1個排出処理が(賞
球設定数が1)、交互排出フラグが“l Hに設定され
ているときには交互排出処理(賞球設定数が2〜8)が
、両フラグが共に′o′″に設定されているときには併
用排出処理(賞球設定数が9〜15)が行なわれる。
第40図は、排出手段選択処理(第39図)のステップ
5520にて実行される排出数分割処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
このルーチンは賞球設定数(排出レジスタ0の値)が9
以上15以下のときに行なわれる併用排出処理に先だっ
て行なわれるものである。即ち、該併用排出処理では排
出ソレノイド1,2を1回の制御ループで同時に作動さ
せるようになっており(後述の第47図参照)、前記排
出レジスタ0に記憶された値を2つに分けて2つの排出
レジスタ1,2に夫々別個記憶しておくものである。そ
してこれら2つの排出レジスタ1.2の値に応じて夫々
排出ソレノイドl、2が作動される。
本ルーチンが開始されると、ステップ3530〜854
0にて順次、排出レジスタの値が、9であるか否か(ス
テップ5530)、10であるか否か(ステップ353
2)、11であるか否か(ステップ5534)、12で
あるか否か(ステップ5536)、13であるか否か(
ステップ$538)、14であるか否か(ステップ55
40)が判別される。
そして、前記ステップ5530の判別結果が”Yes”
のときにはステップ5542にて排出レジスタlの値を
“5″に設定すると共にステップ5544にて排出レジ
スタ2の値を“4″に設定して本ルーチンを終了する。
以後、前記ステップ5532の判別結果がl゛yes1
1のときには排出レジスタ1の値“5゛′に設定すると
共に(ステップ5546)排出レジスタ2の値を5nに
設定して(ステップ5548)、前記ステップ5534
の判別結果がIf I/esl″のときには排出レジス
タ1の値を′6″に設定すると共に(ステップ5550
)排出レジスタ2の値を“5″′に設定して(ステップ
5552)、前記ステップ8536の判別結果が1fy
eSI+のときには排出レジスタ1の値をll 6 I
Iに設定すると共に(ステップ5554)排出レジスタ
2の値をII 6 IIに設定して(ステップ5556
)、前記ステップ5538の判別結果がIIYeSI+
のときには排出レジスタ1の値を“7″に設定すると共
に(ステップ5558)排出レジスタ2の値を6nに設
定して(ステップ8560)、前記ステップ5540の
判別結果が“Yes”のときには排出レジスタ1の値を
7”に設定すると共に(ステップ5562)排出レジス
タ2の値を7′″に設定して(ステップ5564)、夫
々、本ルーチンを終了する。
一方、前記ステップ3530〜前記ステツプ5540の
判別結果がすべて#No++のときには排出レジスタ1
の値を′8″に設定すると共に(ステップ5566)排
出レジスタ2の値を′7′″に設定して(ステップ35
68)、本ルーチンを終了する。
第41図は、前述したメインルーチン(第22図(A)
、(B))のステップS30及びステップ338で実行
される排出開始条件確認処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。このサブルーチンは、パチンコ遊技
機の各作動部が本ルーチンに引き続いて行なわれる排出
処理(第43図)を実行し得る状態となっていることを
確認するためのものである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップ5600及
びステップ5602にて夫々前述した排出センサ1法官
フラグ及び排出センサ2法官フラグを“Onに設定し、
その直後に、これも前述した常時監視処理を行なう(ス
テップ5604)。
続くステップ5606では、正規の排出処理が未だ行な
われていない状態(本ルーチン実行時)で賞品球の排出
が確認されたときに(不正排出が行われたとき)に行わ
れる排出装置不正監視処理(第42図)を行う。
その後ステップ5608では前述した半端センサ入力処
理(第36図)にて設定される半端センサ法官フラグが
LL 1 #であるか否か、即ち誘導樋202の半端セ
ンサ設置位置に賞品球が溜っているか否かが判別される
更にステップ5610及びステップ5612では、前記
ステップ5600,5602にて強制的に夫々rr Q
 IIに設定された排出センサ1法官フラグ及び排出セ
ンサ2法官フラグが上記常時監視処理(ステップ560
4)の実行によって“′1″に転じたか否か、即ち、本
ルーチンの実行時に第1及び第2の賞球導出樋710,
710の排出センサ1,2内に排出前の賞品球が存在す
るか否かが判別される。
更に次のステップ5614では、前述したオーバーフロ
ー検出入力処理(第35図)で設定されるオーバーフロ
ー殊勲フラグがit I nであるか否か、即ち排出さ
れた賞品球が賞球排出樋751内のオーバーフロー検出
器770設置位置に達していないか否かが判別される。
これらステップ8608〜5614の判別結果が1つで
も=I N 01″となっているときには前記ステップ
5604に戻って、これら4つの判別結果がすべて1′
YeS″となるまでステップ8604〜5614を繰返
し実行する。そして、すべての判別結果が“Y e s
 ”となったときに初めて本ルーチンを終了して、排出
処理(第22図(A)、(B)のステップS32,54
0)に移行する。
第42図は前述した排出開始条件確認処理(第41図)
のステップ8606等で実行される排出装置不正監視処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップ5650で
排出センサ1立上フラグが′l″であるか否かが判別さ
れる。この排出センサ1立上フラグは、前述したように
、排出処理が実際に行なわれてセンサ1内の賞品球が移
動したときにti 1”に設定されるものである。従っ
て、排出処理前に実行される本ルーチンに於いてその値
が′0″のときはそのまま本ルーチンを終了する。一方
、その値が′1″のときには該排出センサl立上フラグ
をリセット(“0″に設定)する(ステップ5652)
と共に排出処理前であるにも拘らず賞品球の排出が不当
に行なわれたと判断して、その旨を記憶すべく排出不正
監視カウンタl (該カウンタのカウント値はメインル
ーチンのステップS2にてOにリセットされている)の
値に1を加えて(ステップ5654)、ステップ865
6に進む。
ステップ8656では、前記ステップ5654にてカウ
ントアツプされた排出不正監視カウンタ1の値が3以上
となったか否かが判別され、この判別結果が“Y e 
s ”のときにはステップ5666以降の処理に進み、
11 No”のときには続くステップ5658以降の処
理に進む。
前記ステップ5650の判別結果がl N OI+のと
き、又は前記ステップ8656の判別結果が′″N o
llのときに実行されるステップ5658では排出セン
サ2立上フラグが“ビ′であるか否かが判別される。こ
の排出センサ2立上フラグは、排出センサ1立上フラグ
と同様、排出処理が実際に行なわれてセンサ2内の賞品
球が移動したときにII I IIに設定されるもので
ある。従って、排出処理前に実行される本ルーチンに於
いてその値がII OIIのときはそのままステップ5
658に進み、一方その値がパ1”のときには該排出セ
ンサ2立上フラグをリセット(“Onに設定)する(ス
テップ5660)と共に排出処理前であるにも拘らず賞
品球の排出が不当に行なわれたと判断して、その旨を記
憶すべく排出不正監視カウンタ2(該カウンタのカウン
ト値もメインルーチンのステップS2にて0にリセット
されている)の値に1を加えて(ステップ5662)、
ステップ5664に進む。
ステップ5664では、前記ステップ5662にてカウ
ントアツプされた排出不正監視カウンタ2の値が3以上
となったか否かが判別され、この判別結果が”Yes”
のときにはステップ3666以降の処理に進み、11 
N onのときにはそのまま、本ルーチンを終了する。
第1又は第2の賞球排出装置の何れか一方に対して賞品
球の不当な排出が3回以上行なわれたと判断されたとき
くステップ5656,5664の何れかの判別結果が“
’Yes″゛となったとき)に実行される処理において
は、先ず、ステップ5666にて賞品球の排出を禁止す
べくロックソレノイド721が消磁(OFF)され、更
にステップ8668.5670にて、該不正な排出を遊
技店の係員に警告すべくセーフランプl及びセーフラン
プ2が点灯(ON)される。
次のステップ5672では、回復ステップ8760が押
圧(ON)されたか否かが判別される。
前記ステップ8666〜5670により警報が開始され
た後、係員により回復スイッチ760の抑圧が行なわれ
るまでは(ステップ5672の判別結果が11 N O
T″)、ステップ5682の常時監視処理(第30図)
及びステップ5672の判別が繰返し実行される。
その後、遊技店の係員が不正排出を知って当該不正が行
なわれたパチンコ遊技機を元の遊技可能な状態に戻すべ
く回復スイッチ750を押圧すると、ステップ5672
の判別結果は11 Y esl′となり、ステップ56
74,5676にてセーフランプl及びセーフランプ2
の消灯(OFF)、ステップ5678にてロックソレノ
イド721を励磁(ON) 、ステップ5680にて排
出不正監視カウンタ1,2のカウント値をクリア(II
 OIIに設定)して、本ルーチンを終了する。
第43図(A)、(B)は、前述したメインルーチン(
第22図(A)、(B))のステップS32及びステッ
プS40で実行される排出処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
本ルーチンが開始されると、先ず、排出処理フラグが“
ビに設定される。この排出処理フラグはその値が′1”
のとき排出処理中であることを示し“0″のとき排出処
理が行われていないことを示すもので、該フラグは、本
ルーチンによる排出処理中に前述の球技セ“ンサの入力
処理(第26図)を禁止するために用いられる。
続くステップ$701では、前述の排出手段選択処理に
用いられた排出不正監視カウンタ1゜2が共にリセット
(”O’″に設定)され、その後、排出手段選択処理(
第30図)で賞球設定数に応じて設定される1個排出フ
ラグの値が1′″であるか否か、(ステップ5702)
、同じく賞球設定数に応じて設定された交互排出フラグ
の値がII I 11であるか否か(ステップ5704
)が夫々判別される。
前記ステップ5702の判別結果が”Yes即ち賞球設
定数(排出レジスタ0)が1であるときには、ステップ
5708に進んで、詳細は後述する1個排出処理(第4
4図)による賞品球の排出を行なってステップ5714
以降に進む。
前記ステップ5702の判別結果が11 N oI+I
Iステップ5704の判別結果がl ’y esIIの
とき、即ち賞球設定数(排出レジスタO)が2以上8以
下のときにはステップ5710に進んで。
詳細は後述する交互排出処理(第46図)による賞品球
の排出を行なってステップ5714以降に進む。
前記ステップ5702及び前記ステップ5704の判別
結果が共にII N OI+、即ち賞球設定数(排出レ
ジスタO)が9以上のときにはステップ5712に進ん
で、詳細は後述する併用排出処理(第47図)による賞
品球の排出を行なってステップ5714以降に進む。
ステップ5714ではセーフフラグがII I IIで
あるか否か、即ち本ルーチンによる排出処理がセーフセ
ンサ2側のセーフ球に対して行なわれたか(第22図の
ステップS38で行なわれている処理であるか)否かを
判別する。
この判別結果がl Yesllのときにはステップ57
16に進んでセーフセンサ2側のセーフ球を放出すべく
セーフソレノイド2を励磁(ON)I、、一方、”No
″″のときにはステップ5718に進んでセーフセンサ
l側のセーフ球を排出すべくセーフソレノイド1を励磁
(ON)L、て、ステップ5720に進む。
ステップ5720では、後述するステップ5768の判
別に用いられる排出ウェイトタイマを所定値(400m
5ec)に設定し、ついでステップ5722で、後述す
るステップ5730の判別に用いられるセーフ球払出エ
ラータイマを所定値(200m5ec)に設定して、ス
テップ5724以降に進む。
続くステップ8724〜ステツプ5736では、上記ス
テップ5716又はステップS7】8の実行により、セ
ーフセンサl又は2側のセーフ球が実際に第1又は第2
の入賞球導出樋820から島設備の回収樋に放出された
か否かが判断される。
先ずステップ5724では、前記セーフフラグが111
1+であるか否かが判別される。この判別結果がu N
 o++のときにはステップ8726に進んでセーフ1
球無フラグが′】″であるが否がか判別され、一方、前
記ステップ5724の判別結果が′″Yes”のときに
は更にステップ8728に進んでセーフ2球無フラグが
“′1″であるが否かが判別される。
前記ステップ5724の判別結果が“’NOステップ5
726の判別結果が’No”のとき、即ち前記ステップ
5718でセーフセンサl側のセーフソレノイド1を作
動させたにも拘らずセーフ球がセーフセンサ1に存在し
ていると判断されたときにはステップ5730に進んで
前記ステップ5722でセットしたセーフ球払出エラー
タイマがタイムアツプしたか否かを判別する。そして、
該エラータイマが未だタイムアツプしていないとき(判
別結果が“N OI+ )にはステップ5732で前述
した排出装置不正監視処理(第42図)、ステップ57
34で前述した常時監視処理(第30図)を順次行なっ
た後、再び前記ステップ5724.5726の判別を行
なう。
そして、セーフソレノイド1の作動後、前記エラータイ
マがタイムアツプするまでの間に、前記常時監視処理に
よってセーフセンサl側にセーフ球が存在しなくなった
ことが確認されたときには(セーフ1球無フラグがrt
 1 n )、そのままステップ5738以降に進む。
一方、前記エラータイマがタイムアツプした後にもセー
フセンサ1側にセーフ球が存在していると判断されると
(ステップ5730の判別結果が“Yes”)、ステッ
プ8736に進み後述のセーフ球払出エラー処理(第4
9図)が実行され、その後ステップ5738に進む。
また、前記ステップ5724の判別結果が“Yes 、
ステップ5728の判別結果が“N。
のとき、即ち前記ステップ5716でセーフセンサ2側
のセーフソレノイド2を作動させたにも拘らずセーフ球
がセーフセンサ2に存在していると判断されたときには
前記ステップ5730に進んで前記セーフ球払出エラー
タイマがタイムアツプしたか否かを判別する。そして、
該エラータイマが未だタイムアツプしていないとき(判
別結果がlI No”)には前記ステップ5732,5
734を順次行なった後、再び前記ステップ5724゜
5728の判別を行なう。
そして、セーフソレノイド2の作動後、前記エラータイ
マがタイムアツプするまでの間に、前記常時監視処理に
よってセーフセンサ2側にセーフ球が存在しなくなった
ことが確認されたときには(セーフ2球無フラグが“l
”)、そのままステップ5738以降に進む。一方、前
記エラータイマがタイムアツプした後にもセーフセンサ
2鉤にセーフ球が存在していると判断されるとくステッ
プ5730の判別結果が′″Yes″′)、ステップ8
736に進んでセーフ球払出エラー処理を実行した後ス
テップ8738に進む。
ステップ5738ではセーフ球払出ウェイトタイマが所
定値(100m5ec)にセットされ、続くステップ5
740で該タイマがタイムアツプしたか否かが判別され
る。
この判別結果が“No  、即ち未だ上記タイマがタイ
ムアツプしていないときには、前述した排出装置不正監
視処理(ステップ5742)、及び前述した常時監視処
理(ステップ5744)を繰返し行なう。
前記セーフ球払出ウェイトタイマがタイムアツプすると
、ステップ5746にてセーフ球払出エラーフラグが′
1”であるか否かが判別される。
このセーフ球払出エラーフラグは、今回ループで前記ス
テップ5736のセーフ球払出エラー処理が実行された
とき(第49図のステップ51200)に“1”に設定
されるものである。
この判別結果が“No”のときは続くステップ5748
でセーフフラグが“′1”であるが否かを判別して、そ
の結果が“N oI+のとき、即ち前記ステップ371
8にてセーフセンサl側のセーフ球を放出すべくセーフ
ソレノイド1が励磁(ON)されているときにはステッ
プ5750に進んでセーフソレノイド1を消磁(OFF
)してステップ8768に進み、一方、その結果が“y
es”のとき、即ち前記ステップ5716にてセーフセ
ンサ2側のセーフ球を放出すべくセーフソレノイド2が
励磁(ON)されているときにはステップ5752に進
んでセーフソレノイド2を消磁(OFF)した後ステッ
プ5768に進む6 一方、前記ステップ5746の判別結果が″Yes”の
とき、即ち今回ループでステップ3736のセーフ球払
出エラー処理(第49図)が実行されたときには、該セ
ーフ球払出エラー処理(後述)で消磁(オフ)されたロ
ックソレノイド72lを励磁(ON)しくステップ57
54)、ステップ8756でセーフ球払出エラーフラグ
をリセット(“O”に設定)してステップ5758に進
む。
ステップ5758ではセーフフラグがl#であるか否か
が判別され、この判別結果が11 N 。
のときには前記セーフ球払出エラー処理で点灯されたセ
ーフランプlを消灯(QFF)L (ステップ5760
)、ステップ8762でセーフソレノイド1を消磁(O
FF)して、ステップ8768に進み、一方、48 Y
 eSllのときにはステップ5764で、これも前記
セーフ球払出エラー処理で点灯されたセーフランプ2を
消灯(OFF)(、、ステップ5766でセーフソレノ
イド2を消磁(OFF) して、ステップ8768に進
む。
ステップ5768では、前記ステップ5720で所定値
(400m5ec)にセットされた排出ウェイトタイマ
がタイムアツプしたか否かが判別され、未だタイムアツ
プしていないとき(判別結果が“No″)には、タイム
アツプするまでステップ5770にて前述した排出装置
不正監視処理(第42図)、ステップ5772にて前述
した常時監視処理(第30図)を繰返し実行し、タイム
アツプしたとき(判別結果が“Yes’″)、ステップ
5774にて排出処理フラグを′O″にリセットして、
本ルーチンを終了する。
第44図は、上述した排出処理(第43図)のステップ
5708にて行われる1個排出処理のサブルーチンを示
すフローチャートである。
前述したように本ルーチンは排出される賞品球の数(賞
球設定数)が1のときにのみ行われる処理である。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップ5800に
て反転フラグ処理が行われる。この反転フラグ処理は、
賞品球の排出を実際に行うに際し、第1の賞球排出装置
740の排出ソレノイド1と第2の賞球排出装置740
の排出ソレノイド2とを交互に作動させるために設けら
れている反転フラグの値を交互に反転させるためのもの
で、第45図に示すように、本処理開始時点で反転フラ
グがl′″ (排出ソレノイド2に対応)であるとき(
ステップ88001の判別結果が“Yes”)には“0
′に反転しくステップ58002)、方、反転フラグが
“O” (排出ソレノイド1に対応)であるとき(ステ
ップ58001の判別結果が“No”)には111 I
Iに反転する(ステップ58003)ようになっている
この反転フラグ処理が終了すると、後述のステップ58
16の判別に用いられる1個排出タイマを所定値(35
m5ec)に設定した後(ステップ5802)、ステッ
プ5804にて前記反転フラグが“l”であるか否かが
判別される。
この判別結果が“NO”のときには、排出ソレノイドl
を励磁(ON)して(ステップ5806)第1の賞球排
出装置740による賞品球の111排出を行い、一方、
この判別結果がY e s ”のときには排出ソレノイ
ド2を励磁(ON) II、て(ステップ8808)第
2の賞球排出装置740による賞品球のIII排出を行
って、ステップ5810に進む。
ステップ5810ではセーフフラグが″ビ′であるか否
かが判別され、判別結果が′f N O′″のとき、即
ち、この1個排出処理がセーフセンサl側のセーフ球に
対応した処理であるとき(賞球数読取器の第1の素子群
503a〜503dにより“′1″が記憶されていると
き)にはセーフランプ1を点灯(ON)して(ステップ
5812)ステップ8816に進む。一方、この判別結
果が“′Yes++のとき、即ち、この1個排出処理が
セーフセンサ2側のセーフ球に対応した処理であるとき
(賞球数設定器の第2の素子群503e〜503hによ
り′″1″が記憶されているとき)にはセーフランプ2
を点灯(ON)して(ステップ5814)ステップ58
16に進む。
ステップ8816では前記ステップ5802にてセット
された1個排出タイマがタイムアツプしたか否かが判別
される。
この1個排出タイマは、排出ソレノイドJMは2を作動
させた後、第1、第2の賞球導出樋710.710内に
入り込んでいる第1.第2の流下阻止部745,745
 (第5図参照)が、実際に上記導出樋710,710
から脱して、唯一個の賞品球のみが流下するまでの時間
(約35m5ec)に設定されるものである。従って、
該1個排出タイマが未だタイムアツプしていないとき(
判別結果が“N OI+ )ときには、タイムアツプさ
れるまでステップ8818にて前述の常時監視処理を繰
返し行い、タイムアツプしたとき(判別結果が“Yes
”)には1個排出が終了したと判断してステップ582
0を実行する。
ステップ5820では、再びこの時点での反転フラグが
1”であるかが判別され、判別結果が“No”のときに
は上記ステップ5806にて励磁された排出ソレノイド
1を消磁(OFF)L。
(ステップ5822)、+1 y eStlのときには
上記ステップ5808にて励磁された排出ソレノイド2
を消磁(OFF)L (ステップ5824)、更に続く
ステップ8826でセーフフラグが1111+であるか
否かを判別した後、ステップ5828でのセーフランプ
1の消灯(判別結果が“NO″のとき)、又はステップ
5830でセーフランプ2の消灯(判別結果が“Y e
 s ”のとき)を行って、本ルーチンを終了する。
第46図(A)、(B)は上述した排出処理(第43図
)のステップ5710にて行われる交互排出処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
前述したように本ルーチンは排出される賞品球の数(賞
球設定数)が2以上8以下のときに行われる処理であり
、本ルーチンでは上述した第1および第2の賞球排出装
置740,740を交互に使って賞品球を排出するよう
にしたものである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップ5900に
て排出レジスタ0に記憶されている値(本ルーチン開始
時の値は排出手段選択処理(第39図)のステップ55
02又は5504にて賞球設定数に設定される)を予め
1だけ減算し、続くステップ5902で後述のステップ
5920゜5954の判別に用いられる排出エラータイ
マを所定値(3sec)にセットして、ステップ590
4に進む。上述のように予め1だけ減算しておくのは、
本ルーチンが初めて開始されたときには排出ソレノイド
1,2を励磁した後3つめの賞品球がセンサ内に達した
とき始めてその排出が排出センサにて検知され、一方、
本ルーチンが終了する直前にセンサに達した最後の賞品
球は外部に排出されないためであり、従って排出制御に
おいては排出数(賞球設定数)より1つだけ少ない数だ
け排出センサの立上りをカウントしてその排出処理を行
えば足りるからである。
ステップ5904ではセーフフラグが“1 uであるか
否かが判別され、判別結果がl N or+のとき、即
ち、この交互排出処理がセーフセンサ1側のセーフ球に
対応した処理であるとき(賞球数設定器の第1の素子群
503a−dにより“2から8までの何れかの数”が記
憶されているとき)にはセーフランプlを点灯(ON)
して(ステップ5906)、ステップ5910に進む。
一方、この判別結果が“Y e s ”のとき、即ち、
この交互排出処理がセーフセンサ2側のセーフ球に対応
した処理であるとき(賞球数設定器の第2の素子群50
3e〜503hにより12から8までの何れかの数″が
記憶されているとき)にはセーフランプ2を点灯(ON
)して(ステップ3908)ステップ5910に進む。
ステップ5910では前述した反転フラグ処理(第45
図)が行われ、続くステップ5912で反転後の反転フ
ラグが“Inであるか否かが判別される。この判別結果
が“NO”のときには第1の賞球排出装置740による
賞品球の排出処理(ステップ8914〜5946)が行
われ、一方、判別結果が“Y e s ”のときには第
2の賞球排出装置740による賞品球の排出処理(ステ
ップ5948〜5980)が行われる。
先ず、ステップ5914〜5946による処理について
説明する。
ステップ5914では排出ソレノイド1が励磁(ON)
され、続くステップ5916では排出センサ1立上フラ
グが“ONであるか否かが判別される。この判別結果が
“No”″即ち排出ソレノイド1をONL、た後、未だ
排出センサlによって賞品球の排出が検知されないとき
には、ステップ5918にて前述した常時監視処理(第
30図)を行い、続いて前記ステップ5902でセット
された排出エラータイマがタイムアツプしたか否かが判
別される(ステップ5920)。この判別結果が“No
”のときには再び前記ステップ5916を実行する。
前記排出エラータイマがタイムアツプした時点で賞品球
の排出が未だ確認されていないときには(ステップS9
20の判別結果が“Yes”)、第1の賞球排出装置に
何らかの異常が生じたと判断して、排出ソレノイドlを
消磁(OFF)u(ステップ5922)、続くステップ
5924でセーフフラグが“l”であるか否かを判別し
た後、ステップ5926のセーフランプ1の消灯(判別
結果が“NO”のとき)又はステップ5928のセーフ
ランプ2の消灯(判別結果が″Y e s ”のとき)
を行って、その後、後述(第48図)の排出エラー処理
(ステップ5930)、排出レジスタOの値の初期化(
排出手段選択処理(第39図)のステップ8518で設
定初期の値が排出レジスタ1に記憶されている)を行っ
て(ステップ5932)、再び前記ステップ5900よ
り排出処理をやり直す。
一方、前記ステップ5916の判別結果がIIYes 
 、即ち排出エラータイマがタイムアツプする前に排出
センサ1によって該センサ内に賞品球が達したこと(排
出センサ1立上フラグが1′″)が確認されると、該排
出センサ1立上フラグを“0′″にリセットしくステッ
プ5934)、この時点での排出レジスタ0の値から1
だけ減算して(ステップ5936)、ステップ8938
を行う。
次のステップ5938では該減算した値が0”であるか
否かが判別され、この結果がII N o++即ち、排
出ソレノイド1をONすることによって第1の賞球排出
装置から排出された賞品球が未だ賞球設定数に達してい
ないと判断されたときには前述のステップ5918以降
に進む。従って、上記排出エラータイマがタイムアツプ
した時点で、本ルーチンで排出すべき数(賞球設定数)
の賞品球が未だ排出されていないときには上述したステ
ップ8922〜5932によるエラー発生に対処した処
理が行われることになる。
一方、前記ステップ5938の判別結果が“YeS 、
即ち、排出エラータイマがタイムアツプする前に、上記
排出ソレノイドlの”ON”  (ステップ5914)
によって上記賞球設定数の賞品球の排出がすべて完了す
ると、ステップ5940にて該排出ソレノイドlを消磁
(OFF)し、更に続くステップ5942でセーフフラ
グが1111+であるか否かを判別した後、ステップ5
946でのセーフランプ1消灯(判別結果が“No”の
とき)、又はステップ5944でのセーフランプ2の消
灯(判別結果が“Y e s ”のとき)を行って、本
ルーチンを終了する。
次に反転フラグが“l”のときに行われるステップ89
48〜5980による処理について説明する。
これらの一連の処理もステップ5914〜5946とほ
ぼ同一の手順で行われる。即ち、ステップ5948では
排出ソレノイド2が励磁(ON)され、続くステップ5
950では排出センサ2立上フラグがII Q +!で
あるか否かが判別される。この判別結果がf NoII
即ち排出ソレノイド2をONした後、未だ排出センサ2
によって賞品球の排出が検知されないときには、ステッ
プ5952にて前述した常時監視処理(第30図)を行
い、続いて前記ステップ5902でセットされた排出エ
ラータイマがタイムアツプしたか否がが判別される(ス
テップ5954)。この判別結果が“No″′のときに
は再び前記ステップ5950を実行する。
前記排出エラータイマがタイムアツプした時点で賞品球
の排出が未だ確認されていないときには(ステップ59
54の判別結果が11 y esI+ )、第2の賞球
排出装置に何らかの異常が生じたと判断して、排出ソレ
ノイド2を消磁(OFF)L(ステップ5956)、続
くステップ5958でセーフフラグが“I”であるか否
かを判別した後、ステップ5960のセーフランプIの
消灯(判別結果がl N OI+のとき)、又はステッ
プ5962のセーフランプ2の消灯(判別結果が”Ye
sのとき)を行って、その後、後述(第48図)の排出
エラー処理(ステップ5964)、排出レジスタ0の値
の初期化(排出手段選択処理(第39図)のステップ5
518で設定初期の値が排出レジスタlに記憶されてい
る)を行って(ステップ5966)、再び前記ステップ
5900より排出処理をやり直す。
一方、前記ステップ5950の判別結果が“Yes”、
即ち排出エラータイマがタイムアツプする前に排出セン
サ2によって該センサ内に賞品球が達したこと(排出セ
ンサ2立上フラグが“l″)が確認されると、該排出セ
ンサ2立上フラグを“Onにリセットしくステップ59
68)、この時点での排出レジスタOの値から1だけ減
算する(ステップ5970)。
次のステップ5972では該減算した値が“OI+であ
るか否かが判別され、この結果が゛”N。
即ち、排出ソレノイド2をONすることによって第2の
賞球排出装置から排出された賞品球が未だ賞球設定数に
達していないと判断されたときには前述のステップ59
52以降に進む。従って、上記排出エラータイマがタイ
ムアツプした時点で、本ルーチンで排出すべき数(賞球
設定数)の賞品球が未だ排出されていないときには上述
したステップ8956〜8966によるエラー発生に対
処する処理が行われることになる。
一方、前記ステップ5972の判別結果が“Yes”、
即ち、排出エラータイマがタイムアツプする前に、上記
排出ソレノイド2の“ON”  (ステップ3948)
によって上記賞球設定数の賞品球の排出がすべて完了す
ると、ステップ5974にて該排出ソレノイド2を消磁
(OFF)L、更に続くステップ8976でセーフフラ
グが“l”であるか否かを判別した後、ステップ597
8のセーフランプ1消灯(判別結果が“N o ”のと
き)、又はステップ5980でのセーフランプ2の消灯
(判別結果が“Yes”のとき)を行って、本ルーチン
を終了する。
第47図(A)、(B)は上述した排出処理(第43図
)のステップ5712にて行われる併用排出処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
前述したように本ルーチンは排出される賞品球の数(賞
球設定数)が9以上(但し15以下)のときに行われる
処理であり、本ルーチンを1口実行したときに、上述し
た第1及び第2の賞球排出装置740,740によって
同時に賞品球を排出(奇数個の場合、最後の1個は一方
の装置(この場合第1の賞球排出装置)によって排出)
するようにしたものである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップ51000
.5IO02にて順次、排出l終了フラグのリセット(
“O”)、排出2終了フラグのリセット(’o”)を行
う。この排出1終了フラグおよび排出2終了フラグは、
後述のステップ51020.51034,51050の
判別に用いられるフラグであり、その値が“1nのとき
、夫々第1及び第2の賞球排出装置により排出される賞
球数(前述の排出数分割処理(第40図)で分割された
数)の賞品球が排出されたことを示すものである。
続くステップ51004,5IO06では、前述した交
互排出処理のステップ5900と同じ理由により、排出
レジスタ1、排出レジスタ2に夫々記憶されている値(
本ルーチン開始時の値は排出数分割処理(第40図)の
ステップ8542〜8568にて決定されている)を予
め1だけ減算し、続くステップ51008では後述のス
テップ51054の判別に用いられる排出エラータイマ
を所定値(3sec)に設定する。
続くステップ5101Oではセーフフラグが“1nであ
るか否かが判別され、判別結果がllN0″のとき、即
ち、この併用排出処理がセーフセンサ1側のセーフ球に
対応した処理であるとき(賞球数設定器の第1の素子群
503a−dにより“9から15までの何れかの数′′
が記憶されているとき)にはセーフランプ1を点灯(O
N)L。
て(ステップ51012)ステップ51016に進む。
一方、この判別結果が+1 Y eSI+のとき、即ち
、この併用排出処理がセーフセンサ2側のセーフ球に対
応した処理であるときく賞球数設定器の第2の素子群5
03 e 〜503 hにより′9から15までの何れ
かの数”が記憶されているとき)にはセーフランプ2を
点灯(ON)して(ステップ51014)ステップ51
016に進む。
続くステップ5IO16,5IO18では排出ソレノイ
ドl及び排出ソレノイド2が順次励磁(ON)され、次
いでステップ51020で前記排出l終了フラグが“1
″であるか否かが判別される。
この判別結果が“NOn、即ちこの時点で未だ第1の賞
球排出装置が排出すべき賞球数(以下「第1の分割賞球
数」という)分の賞品球の排出が完了していないときに
は、ステップ51022〜51032の処理が行われる
先ずステップ51022では排出センサ1立上フラグが
“l IIであるか否かが判別され、この結果が“No
  、即ち前記ステップ51016で排出ソレノイド1
をONした後、未だ賞品球の排出が排出センサlによっ
て1つも検知されていないときには、続くステップS 
]、 024〜51032をスキップして、ステップ5
1034以降に進む。
一方、この判別結果が+i y eS++のときには、
1個の賞品球が排出されたことを示した排出センサ1立
上フラグの値を“I IIからII O″′にリセット
する(ステップ51024)とともに、排出レジスタ1
の値を1だけ減算しくステップ51026)、更に該減
算した値が′″0″′に達したか否かを判別する(ステ
ップ51028)。
このステップ31028の判別結果が“N。
即ち第1の賞球排出装置によって排出された賞品球の数
が未だ前記第1の分割賞球数に達していないときには、
そのままステップS l 034以降に進む。一方、判
別結果が゛”Yes  、即ち第1の賞球排出により前
記第1の分割賞球数の賞品球がすべて呂されたと判断し
たときには、排出ソレノイド1を消磁(OFF)する(
ステップ51030)とともに第1の賞球排出装置によ
る賞品球の排出が完了した旨を記憶すべく排出1終了フ
ラグを“1″に設定して(ステップ51032)、ステ
ップ51034以降に進む。従って上記賞品球の排出が
完了した後において前記ステップ5IO20が行われた
ときには上記ステップ51022〜51032がスキッ
プされ、直接ステップ51034以降に進むことになる
一方、ステップ51034では前記排出2終了フラグが
“l”であるか否かが判別される。
この判別結果が”No”、即ちこの時点で未だ、第2の
賞球排出装置が排出すべき賞球数(以下[第2の分割賞
球数Jという)分の賞品球の排出が完了していないとき
には、ステップ51036〜81048の処理が行われ
る。
先ずステップ51036では排出センサ2立上フラグが
“1”であるか否かが判別され、この結果が”No  
、即ち前記ステップ51018で排出ソレノイド2をO
Nした後、未だ賞品球の排出が排出センサ2によって1
つも検知されないときには、続くステップ81038〜
51048をスキップして、ステップ51052以降に
進む。
一方、この判別結果が“Y e s ”のときには、1
個の賞品球が排出されたことを示した排出センサ2立上
フラグの値を1+ 11+から′″OIIにリセットす
る(ステップ51038)とともに、排出レジスタ2の
値を1だけ減算しくステップ51040)、更に該減算
した値が′″O′″に達したか否かを判別する(ステッ
プ51042)。
このステップ51042の判別結果がr N Q11即
ち第2の賞球排出装置によって排出された賞品球の数が
未だ前記第2の分割賞球数に達していないときには、そ
のままステップ51052以降に進む。一方、判別結果
が“Yes  、即ち第2の賞球排出により前記第2の
分割賞球数の賞品球がすべて出されたと判断したときに
は、排出ソレノイド2を消磁(OFF)する(ステップ
51044)とともに第2の賞球排出装置による賞品球
の排出が完了した旨を記憶すべく排出2終了フラグを′
l″に設定して(ステップ31048)、ステップ31
052以降に進む。従って上記賞品球の排出が完了した
後において前記ステップ5IO34が行われたときには
上記ステップ51036〜51048を行うことなく、
ステップ51050で前述した排出終了フラグが′l″
であるか否かの判断を行った後にステップ51052以
降に進むことになる。
ここで、ステップ51034,51050の判別結果が
ともに”Yes  、即ち第1及び第2の賞球排出装置
による第1及び第2の分割賞球数分の賞品球の排出がす
べて完了したと判断されたときには、排出1終了フラグ
、排出2終了フラグがともに“0″にリセット(ステッ
プ51070゜51072)され、更に統<ステップ5
1074でセーフフラグが1″であるか否かを判別した
後、ステップ51076のセーフランプlの消灯(判別
結果が“No”のとき)、又はステップ51078のセ
ーフランプ2の消灯(判別結果が“Yes”のとき)を
行って、本ルーチンを終了する。
一方、前記ステップ5L036〜51048の終了後、
又は前記ステップ51050の判別結果がNO”のとき
に行われる処理においては、先ず、ステップ51052
で前述した常時監視処理(第30図)が行われ、次いで
、前記ステップ51008でセットされた排出エラータ
イマがタイムアツプしたか否かが判別される(ステップ
51054)。
この判別結果が“No”のとき、即ちステップ5100
8の後に行われるステップ5IO16゜S、1018に
て排出ソレノイド1,2が励磁されてから未だ十分な時
間(35ec)が経過していないときには、再び前記ス
テップ51020に戻って(前記ステップ51034,
51050の判別結果がともに“Y e s ”となる
まで)ステップ81022〜51048,51052,
51054を繰返し実行する。
一方、前記ステップ51054の判別結果が“Yes”
、即ち、排出ソレノイドl、2が励磁された後、十分な
時間(35ec)が経過したにも拘らず、未だ第1、第
2の賞球排出装置による賞品球の排出が完了していない
ときには、上記第1、第2の賞球排出装置の少なくとも
何れか一方に異常が発生したと判断して、排出ソレノイ
ドl、排出ソレノイド2をともに消磁(OFF)(ステ
ップ51056.51058)L、更に続くステップ5
1060でセーフフラグが1″であるか否かを判別した
後、ステップ51062のセーフランプlの消灯(判別
結果が“N oIIのとき)又はステップ51064の
セーフランプ2の消灯(判別結果が“Y e s ”の
とき)を行って、更に、ス央ツブ51066で、詳細は
後述する排出エラー処理(第48図)を行うとともに、
排出レジスタ1.2の値を初期の値(第1、第2の分割
賞球数)にリセットすべくステップ810.68で前述
の排出数分割処理(第40図)を行って、その後、再び
前記ステップ5100Oに戻って制御をやり直す。
以上のように、賞球設定数が大きな値(9〜15)に設
定されているときに該設定数を分割して2つの排出レジ
スタ1.2にその値を記憶し、排出レジスタ1.2の値
に基づいて第1及び第2の賞球排出装置を夫々独立して
作動させることにより、多数の賞品球の排出が一層迅速
に行えるようになる。
第48図は、前述した交互排出処理(第46図)のステ
ップ5930,5964及び併用排出処理(第47図)
のステップ51066にて行われる排出エラー処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
前述したように、この排出エラー処理は第1及び/又は
第2の賞球排出装置による賞球設定数(又は第1、第2
の分割賞球数)の賞品球の排出が排出ソレノイド励磁後
所定時間(35ec)経過するまでに完了せず異常が発
生したと判断したときに実行されるものである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップ51102
、Sl 104にて順次、セーフランプlの点灯(ON
)%セーフランプ2の点灯(ON)が行われる。
次のステップ51106では、第1及び/又は第2の賞
球排出装置の異常が交互排出処理と併用排出処理の何れ
を実行しているときに発生したかを判断すべく、交互排
出フラグが“V′であるか否かを判別する。
上記異常が交互排出処理実行中に生じたと判断されたと
きく判断結果がYes”)には、さらにステップ511
08で、排出ソレノイド1,2の何れが励磁されている
ときに異常が生じたかを判断すべく、反転フラグが“ビ
′であるか否かを判別する。
この判断結果が“No”即ち排出ソレノイドlの励磁中
に異常が検知されたと判断されたときには、ステップ5
IIIOに進み、常時監視処理(第30図)の中の排出
センサlレベル入力処理(第33図)によりその値が決
定される排出lエラー解除フラグが、1”であるか否か
が判別される。このフラグは排出センサ1の出力信号が
LレベルからHレベルに立上がった後所定時間(2s6
c) Hレベルを維持したときには“1′′にセットさ
れ、1度でもLレベルに立下がったときit O#+に
リセットされるものである。
従ってこのステップSl 110の判別結果が11 N
 OI+である限り、ステップ51112で常時監視処
理を行った後、再びステップSl l 10に戻ってこ
の処理を繰返し行う。ステップ5il12の常時監視処
理の実行により排出lエラー解除フラグが“0″からパ
1”に転じると(ステップ5IIIOの判別結果が”Y
es”)、ステップ51128,51130に進んで順
次セーフランプlの消灯(OFF)、セーフランプ2の
消灯(OFF)を行い、更にステップ51132にて前
述した排出開始条件確認処理(第41図)を行って、本
ルーチンを終了する。
一方、前記ステップ51108の判別結果が”Yes 
 、即ち第1及び/又は第2の賞球排出装置の異常が交
互排出処理実行中に生じ、且つそれが排出ソレノイド2
の励磁中であると判断されたときには、ステップ511
14に進み、これも常時監視処理(第30図)の中の排
出センサ2レベル入力処理(第34図)によりその値が
決定される排出2エラー解除フラグがII I IIで
あるか否かが判別される。このフラグは排出センサ2d
出力信号がLレベルからHレベルに立上がった後所定時
間(2sec) Hレベルを維持したときにはl”にセ
ットされ、1度でもLレベルに立下がったときII Q
 IIにリセットされるものである。
従ってこのステップSl 114の判別結果が“NO″
である限り、ステップ51116で常時監視処理を行っ
た後、再びステップSl 114に戻ってこの処理を繰
返し行う。ステップ5il16の常時監視処理の実行に
より排出2エラー解除フラグが“0”から′l”に転じ
ると(ステップSl 114の判別結果が“Yes”)
、前記ステップ51128,51130,51132を
実行して、本ルーチンを終了する。
又、前記ステップ51106の判別結果が“NO”、即
ち、第1及び/又は第2の賞球排出装置の異常が併用排
出処理実行中に生じたと判断されたときには、ステップ
51118にて排出2終了フラグが′l″であるか否か
が判断される。この判別結果が“Yes”のとき、即ち
第2の賞球排出装置による前記第2の分割賞球数分の賞
品球の排出が完了しているときには、上記異常が第1の
賞球排出装置側で発生したと見做して、前記ステップS
l 110以降に進み、排出1エラー解除フラグに基づ
くエラー処理(ステップ5IIIO。
Sl 112.Sl 128〜51132)を行った後
、本ルーチンを終了する。
一方、ステップS1118の判別結果が’N。
であるとき、即ち第2の賞球排出装置による前記第2の
分割賞球数分の賞品球の排出が未だ完了していないとき
には、上記異常が第2の賞球排出装置側で発生した可能
性があるので、ステップ51120以降に進み、排出2
エラー解除フラグが“1”であるか否かが判別され、更
に、ステップ51122,51124で夫々排出1終了
フラグが“1′°であるか否か、排出1エラー解除フラ
グがLL 111であるか否かが判別される。
これらの判別のうちステップ51122の判別結果が’
Yes”、即ち前記ステップS1118の判別結果が1
1 N Onとなった時点で第1の賞球排出装置による
前記第1の分割賞球数分の賞品球の排出が既に完了して
いるときには、上記異常が第2の賞球排出装置側で発生
したと見做して、前記ステップSl 114以降に進み
、排出2エラー解除フラグに基づくエラー処理(ステッ
プ5l114.51116,31128〜51132)
を行った後、本ルーチンを終了する。
そして、ステップ51120〜51124の判別結果が
すべて“No  (第1及び第2の賞球排出装置による
賞品球の排出がともに実行中で、且つ排出1エラーフラ
グ、排出2エラーフラグがともに“0″のとき)である
限り、ステップ31126で前述の常時監視処理を行っ
た後再びステップ51120に戻ってこれらの処理が繰
返し実行される。
そして、上記常時監視処理によって排出2エラー解除フ
ラグが“0″から′″1″に転じるとぐステップ511
20の判別結果が゛”Yes”)、少なくとも第2の賞
球排出装置の排出エラーが解除されたと判断して、前記
ステップ5IIIOに進み、引き続いて排出lエラー解
除フラグに基づくエラー処理(ステップSl l 10
.Sl 112゜51128〜51132)を行った後
、本ルーチンを終了する。
又、前記ステップ51126の、上記常時監視処理によ
って排出1エラー解除フラグが“O′″からIf I 
Ifに転じると(ステップ51124の判別結果が“Y
es”)、少なくとも第1の賞球排出装置の排出エラー
が解除されたと判断して、前記ステップSl 114に
進み、引き続いて排出2エラー解除フラグに基づくエラ
ー処理(ステップ51114.51116,51128
〜5l132)を行った後、本ルーチンを終了する。
第49図は、上述した排出処理(第43図)のステップ
8736にて行われるセーフ球払出エラー処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
前述したように本ルーチンは、セーフソレノイドl又は
2を励磁した後所定時間(200m5ec)経過するま
でにセーフ球の放出が行われないときに実行されるもの
である。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップ51200
で本ルーチンが実行中であることを示すべくセーフ球払
出エラーフラグ(該フラグは排出処理(第43図)のス
テップ8746の判別に用いられる)を“1”に設定し
、次いでステップ51202にて賞品球の排出を禁止す
べくロック装置を作動(ロックソレノイドを0FF)さ
せて、ステップ51204以降の制御を行う。
ステップS 1204ではセーフフラグが“1″である
か否かが判断される。この判別結果が1iNO″、即ち
今回行われている排出処理がセーフセンサ1側のセーフ
球に対応するものであると判断されたときには、ステッ
プ51206にてセーフランプ1を点灯(ON)L、た
後、更にこの時点でセーフ1殊勲フラクグが“ビ′であ
るか否が、即ちセーフセンサl内にセーフ球が存在して
いないか否かを判別する(ステップ51208)。この
判別結果が“No”のとき、即ち、この時点て未だセー
フセンサ1によってセーフ球の存在が継続して確認され
続けているときには、ステップ51210で前述した排
出装置不正監視処理(第42図)、ステップ51212
で前述した常時監視処理(第30図)が繰返し実行され
る。そしてステップ51208〜51212を繰り返し
ている間に上記常時監視処理にてセーフセンサ1がセー
フ球の不存在を一度でも確認すると(セーフ1球無フラ
グ=“1″)前記ステップSl:l”08の判別結果が
’Yes”に転じ、本ルーチンを終了することとなる。
一方、前記ステップ51204の判別結果が”Yes、
即ち今回行われている排出処理がセーフセンサ2側のセ
ーフ球に対応するものであると判断されたときには、ス
テップ51214にてセーフランプ2を点灯(ON)し
た後、更にこの時点でセーフ2球無フラグが″′ビ′で
あるか否が、即ちセーフセンサ2内にセーフ球が存在し
ていないか否かを判別する(ステップ51216)。こ
の判別結果が“No”のとき、即ち、この時点で未だセ
ーフセンサ2によってセーフ球の存在が継続して確認さ
れ続けているときには、ステップ81218にて排出装
置不正監視処理、ステップ51220にて常時監視処理
が繰返し実行される。
そしてステップ51216〜51220を繰り返してい
る間に上記常時監視処理にてセーフセンサ2がセーフ球
の不存在を一度でも確認すると前記ステップ51216
の判別結果が”Yes’″に転じて、本ルーチンを終了
することとなる。
第50図は、前述したメインルーチン(第22図(A)
、(B))のステップS23で実行される球技処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
この球技処理は、遊技店の係員が球抜を行なうための操
作、即ち、パチンコ遊技機10の前面に設けられた操作
用孔に球抜き棒(共に図示省略)を挿入する操作がなさ
れたことを球技センサが検知して(前述したように賞品
球の排出中は検知されない)、前述の球技開始フラグが
″ビ′となったときに(第26図)実行されるもので、
球技ソレノイド761をON”にした状態(第3図に示
す球抜き装置760により切換ゲート762が同図中破
線に示す位置まで回動された状態)で排出ソレノイド1
.2を励磁(ON)して、第1および第2の賞球導出樋
710,710内の賞品球を、球技樋752を介して島
設備の回収樋(図示省略)に排出するものである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップ51302
にて球技開始フラグを″O′″にリセットし、次いで球
技開始タイマを所定時間(例えば1sec)にセットし
た後(ステップ51304)、切換ゲート762を反時
計廻りに回動すべく球技ソレノイドを励磁(ON)して
(ステップ51306)、ステップ51308以降に進
む。
ステップ51308では球技開始フラグが“1″である
か否かが再び判別され、この判別結果が11 NoII
のとき前記ステップ51304にてセットされた球技開
始タイマがタイムアツプしたか否かが判別される(ステ
ップS 1310)。
この判別結果が“No、即ち球技ソレノイドを”ON”
(、た後未だ所定時間(15ec)が経過していないと
きには、この判別経過が“’Yes’″に転じるまで、
ステップ51312の常時監視処理(第30図)、ステ
ップ51314の排出処理不正監視処理(第42図)、
前記ステップ81308の判別を繰返し実行する。
この間にステップ51308の判別結果がIIYesI
+となったとき(前記ステップ51302からステップ
31308までの処理を行なう間に“Yes”となった
ときを含む)即ち、この間に遊技店の係員が再び操作用
孔に球抜き棒を挿入したとき(前述の割込処理(第23
図)にて球技センサの出力信号が再び立ち上がったとき
)には、球技処理を強制的に終了させるべく後述のステ
ップ51382以降(第50図(D))に移行する。
前記球技開始タイマがタイムアツプすると(ステップ5
1310の判別結果が“′Yesn)、ステップ513
16で、前述の排出不正監視処理(第42図)にてカウ
ントアツプされる排出不正監視カウンタ1,2をともに
“0′′にリセットし、次いでステップ5I318,5
1320にて順次排出ソレノイドlの励磁(ON)、排
出ソレノイド2の励磁(ON)を行なってステップ51
322に進む。
ステップ51322では、再び球技開始フラグがII 
I IIであるか否かが判別され、判別結果がII y
 esI+のときには、後述のステップSl 374〜
51380(第50図(C))を実行した後、球技処理
を強制的に終了させるべくステップ51382以降(第
50図(D))に進む。
前記ステップ51322の判別結果がJ N o+−の
ときには、更に排出1終了フラグが“ビ′であるか否か
が判別される(ステップ51324)。
この排出1終了フラグ(及び後述の排出2終了フラグ)
は、併用排出処理に用いられるものC終了時に0”にリ
セットされている)がそのまま転用されており(併用排
出処理と本ルーチンとが同時に実行されることはない)
、本ルーチンに於いては排出ソレノイド1 (又は排出
ソレノイド2)を励磁した後、排出センサ1 (又は2
)により賞品球がないと判断され、しかもその後所定期
間経過したとき(第1又は第2の賞球導出樋710内に
もはや賞品球が残っていないとき)に後述のステップ5
1338,51356,51396,51404で“1
″に設定され、本ルーチンの終了時に後述のステップ5
1362,81364,51414.51416で“0
″にリセットされるものである。
前記ステップ51324の判別結果が“Yes即ち前記
第1の導出樋710内の全ての賞品球が回収樋側に放出
されたと判断されたときに、続くステップ5L326〜
51340をスキップして、ステップ51342以降(
第50図(B))に進む。
一方、前記ステップ51324の判別結果がNO、即ち
賞品球が未だ第1の賞球導出樋710に残っていると判
断されたときにはステップ51326に進み、排出1球
無フラグが“1nであるか否かが、続いてステップ51
328で排出センサlの出力信号がLレベル(出力==
 110 II )であるか否かが判別される。
排出1球無フラグは、本球技処理によって第1の賞球導
出樋710の排出センサl取付位置に賞品球がなくなっ
たとき(センサ出力= 1101+となったとき)にス
テップ51330にて″″ビ′設定されるものである。
従って、排出ソレノイドlを励磁しているにも拘らず未
だ前記導出樋710内のセンサ取付位置に賞品球が残っ
ているときにはステップ51326の判別結果は“N 
oI+となり、しかもセンサ出力が“1”であるため、
そのままステップ51342以降に進む。
排出ソレノイド1の励磁による賞品球の排出によって、
賞球導出樋710内の最後の賞品球が該導出樋710の
排出センサl取付位置を通り過ぎると、排出センサ1の
出力信号がLレベル(排出センサ出力=“0″)となり
(ステップ51328の判別結果が”Yes”)、ステ
ップ51330で排出1球無フラグが“I IIに設定
され、続くステップ51332で排出1球無タイマを所
定時間(例えば35ec)にセットしてステップ513
42以降に進む。
最後の賞品球が排出センサ1取付位置を通過した以降の
ループにおいては、前記ステップ51326の判別結果
が+1 y eSr′に転じ、ステップ51334にて
排出センサlの出力信号が依然Lレベル(排出センサ1
出力= II O11)であるか否かが判別される。
この判別結果が“Y e s ”のときには、更にステ
ップ51336で前記ステップ51332にてセットさ
れた排出1球無タイマがタイムアツプしたか否かが判別
され、未だタイムアツプしていないときには、続くステ
ップ51338,51340をスキップして、ステップ
51342以降に進む。
前記ステップ51336の判別結果が11 y esI
+、即ち、最後の賞品球が上記センサ1取付位置を通過
した後、所定時間(35ec)が経過したときには該最
後の賞品球が少なくとも前記切換ゲート762を通過し
たと判断して、第1の賞球導出樋710側の球技が完了
したことを示すべく排出l終了フラグを“1 uに設定
しくステップ51338)、前記排出1球無フラグをパ
0″′にリセットしてステップ51342以降に進む。
一方、前記ステップ51334の判別結果が“No  
、即ち、排出センサ1取付位置に賞品球がない(センサ
l出力= II OII )と判別された後、上記所定
時間が経過する前に再び、該排出センサ1により賞品球
の存在が確認されると、ステップS、1336,513
38をスキップし、排出1球無フラグを“Q 11にリ
セットして(ステップ51340)ステップ51342
以降に進む。
ステップ51342以降(第50図(B))では、先ず
排出2終了フラグがo 1 nであるか否かが判別され
る(ステップ51342)。
前記ステップ51342の判別結果が”Yes即ち前記
第2の導出樋710内の全ての賞品球が回収樋側に放出
されたと判断されたときには、続くステップ51344
〜51358をスキップして、ステップ51360以降
に進む。
一方、前記ステップ51342の判別結果が“No  
、即ち賞品球が未だ第2の賞球導出樋71Oに残ってい
ると判断されたときにはステップ51344に進み、排
出2球無フラグが′″l 11であるか否かが、続いて
ステップ51346で排出センサ2の出力信号がLレベ
ル(出カニ″0″)であるか否かが判別される。
この排出2球無フラグは、本球技処理によって第2の賞
球導出樋710の排出センサ2取付位置に賞品球がなく
なったとき(センサ2出力=“o″となったとき)にス
テップ31348にて“1′″に設定されるものである
従って、排出ソレノイド2を励磁しているにも拘らず未
だ前記導出樋710内のセンサ2取付位置に賞品球が残
っているときにはステップ51344の判別結果は“N
O″となり、しかもセンサ出力が“1nであるため、ス
テップ51372に進んで常時監視処理(第30図)を
行った後、前記ステップ51322より処理を再開する
排出ソレノイド2の励磁による球技によって、賞球導出
樋710内の最後の賞品球が該導出樋710の排出セン
サ2取付位置を通り過ぎると、排出センサ2の出力信号
がLレベル(排出センサ2出力=“0″)となり(ステ
ップ51346の判別結果が”Yes”)、ステップ5
1348で排出2球無フラグを“1″に設定し、続くス
テップ51350で排出2殊勲タイマを所定時間(例え
ば35ec)にセットしてステップ51372に進み常
時監視処理(第30図)を行った後、前記ステップ81
322からの処理を再開する。
最後の賞品球が排出センサ2取付位置を通過した以降の
ループにおいては、前記ステップ51344の判別結果
が“Yes”に転じ、ステップ51352にて排出セン
サ2の出力信号が依然Lレベル(排出センサ2出力==
 1101+ )であるか否かが判別される。
この判別結果が“Ye s”のときには、更にステップ
81.354で前記ステップSl 350にてセットさ
れた排出2球無フラグがタイムアツプしたか否かが判別
され、未だタイムアツプしていないときには、続くステ
ップ51356,51358をスキップして、ステップ
51372以降+3進み、常時監視処理(第30図)を
実行した後ステップ51322からの処理を再び行なう
前記ステップ51354の判別結果が’Yes即ち、最
後の賞品球が上記センサ2取付位置を通過した後、所定
時間(35ec)が経過したときには該最後の賞品球が
少なくとも前記切換ゲート762を通過したと判断して
、第2の賞球導出樋71O側の球技が完了したことを示
すべく排出2終了フラグを“1″に設定しくステップ5
1356)、前記排出2球無フラグを110 IIにリ
セットして(ステップ51358)、ステップ5136
0以降に進む。
一方、前記ステップ51352の判別結果が“No  
、即ち、排出センサ2取付位置に賞品球がない(センサ
2出力== ll Q 11 )と判別された後、上記
所定時間が経過する前に再び、該排出センサ2により賞
品球の存在が確認されると、ステップ51354,51
356をスキップして、排出2球無フラグをll OI
Iにリセット(ステップ51358)した後ステップ5
1360以降に進む。
ステップ51360では、再び排出l終了フラグが11
1″′であるか否かが判別され、判別結果が”Yes、
即ち第1及び第2の賞球導出樋710.710内の賞品
球が全て回収樋側に放出されたと判断されたときは、排
出1終了フラグ、排出2終了フラグを共に“0″にリセ
ットしくステップSl 362.Sl 364) 、排
出ソレノイドl。
2・を消磁(OFF)L (ステップ51366.51
368)、更に球技ソレノイドを消磁(OFF)して(
ステップ51370)、本ルーチンを終了する。
一方、前記ステップ51360の判別結果がII N 
OI+のときには排出センサ1側の賞品球の放出が未だ
完了していないので、ステップ51372に進んで常時
監視処理(第30図)を行なった後、前記ステップ51
322より処理を再開する。
前記ステップ51308または51322の判別結果が
“Yes  、即ち、−旦球技処理が開始され(球技開
始フラグは該処理開始時にIf OIIにリセットされ
る)、前述のステップ51308〜51314、又は5
1316〜51362,51372を繰返し実行してい
る間に、再び球技開始フラグがII I IIになると
ステップ81382以降に進んで当該球技処理が強制的
に終了される。
ステップS 1374〜51380 (第50図(C)
)が実行される。
ところで、前記ステップ51322の判別結果が“Ye
s”のときには前記ステップ51382に進む前に、ス
テップ51374で排出l終了フラグが“1”であるか
否かが、続くステップ51376で排出2終了フラグが
“1″であるか否かが判別される。
前記ステップ51374の判別結果が“Yesのとき、
即ちこの時点で第1の賞球導出樋710側の球技が完了
しているときには排出ソレノイド1を消磁(OFF)L
 (ステップ31378)、一方、前記ステップ513
76の判別結果が“Yes”のとき、即ちこの時点で第
2の賞球導出樋710側の球技が完了しているときには
排出ソレノイド2を消磁(OFF)して(ステップ51
380)、ステップ51382に進む(尚、この時点で
2つのフラグが共に01″′となることはない)。
前記ステップ51308又は前記ステップ51322の
判別結果が“Y e s ”のとき実行されるステップ
31382以降の処理(第50図(D))は、遊技店の
係員が当該球技処理を強制的に終了させるべく、球技処
理中に再度パチンコ遊技機10の操作用孔に球技き棒を
挿入したときに行われるものである。
先ず、ステップ31382、ステップ51384では、
排出1球無フラグ、排出2球無フラグをともに“0″に
リセットし、次いで強制終了タイマを所定時間(lse
c)にセットして(ステップ51386)、ステップ5
1388に進む。
ステップ51388では前記セットした強制終了タイマ
がタイムアツプしたか否かが判別され、判別結果が“’
No″のときには、続くステップS1390〜5140
8を、排出1終了フラグ、排出2終了フラグが共に11
11+となるまで繰返し行なう。
具体的にはステップ51390で、排出I終了フラグが
′1″であるか否かが判別され、判別結果が11 N 
O1即ち未だ第1の賞球導出樋710側の球技が完了し
ていないときには、ステップ51392にて排出センサ
l立上フラグがLr l IIであるか否かが判別され
る。
この判別結果が“NO”のときは、続くステップ513
94.S]396をスキップしてステップ51398に
進み、一方 11 Y esI+のとき、即ち球技処理
中に排出センサlによって再び賞品球が確認されたとき
には、球技を中止すべく排出ソレノイド1を消磁(OF
F)L、(ステップ51394)、続いて排出l終了フ
ラグを“1″′にセットして(ステップ51396)、
ステップ51398に進む。
ステップ81398では、排出2終了フラグがII I
 11であるか否かが判別され、判別結果が“NO、即
ち未だ第2の賞球導出樋710側の球技が完了していな
いときには、ステップ51400にて排出センサ2立上
フラグが“ビ′であるか否かが判別される。
この判別結果が”No”のときは、続くステップ514
02,51404,81406をスキップしてステップ
51408に進み常時監視処理(第30図)を行った後
前記ステップ51388に戻って処理を繰り返す(この
とき少なくとも第2の賞球排出樋710側では球技が未
だ完了していない) 一方、前記ステップ51400の判別結果が“Yes”
のとき、即ち球技処理中に排出センサ2によって再び賞
品球が確認されたときには、球技を中止すべく排出ソレ
ノイド2を消磁(OFF)しくステップ81402)、
続いて排出2終了フラグを111 IIにセットして(
ステップ81404)、ステップ31406進む。
ステップ51406では、再び排出1終了フラグが“1
”であるか否かが判別され、判別結果がl N o++
、即ち第1の賞球導出樋710側で依然球技が行われて
いるときには、ステップ51408で常時監視処理(第
30図)を行った後、前記ステップ8138Bに戻って
処理を繰り返す。
前記第1及び第2の賞球導出樋710,710の排出ソ
レノイド1.2が共に消磁(OFF)されたときくステ
ップ51406の判別結果が′Yes”のとき)、又は
前記ステップ51386でセットされた強制終了タイマ
がタイムアツプしステップ51410,51412にて
排出ソレノイドl、2が消磁(OFF)されたときには
、ステップ51414,1416にて排出1終了フラグ
及び排出2終了フラグを“0″にリセットして、ステッ
プ51418に進む。
ステップ51418では球核終了タイマが所定時間(3
s e c)にセットされ、続くステップ51420で
該セットされたタイマがタイムアツプしたか否かが判別
される。
この判別結果が“No  、即ち未だ上記タイマがタイ
ムアツプしていないときには、常時監視処理(ステップ
51422)及び排出装置不正監視処理(ステップ51
424)をタイマがタイムアツプするまで繰返し行い、
タイムアツプした後(ステップ51420の判別結果が
’Yes”となった後)、球技ソレノイド761を消磁
(OFF)して本ルーチンを終了する。
以上詳述したように本実施例のパチンコ遊技機では、賞
球排出数が賞球排出制御装置とは別個に設置される賞球
数設定手段(賞球数設定カード)の切欠部に記録され、
さらに該賞球数設定手段に記憶された賞球排出数が前記
賞球数設定手段と別個に設置された賞球数読込手段によ
って読み取られ、該賞球数読込手段から出力される賞球
設定信号に応じて、賞球排出制御装置が所望の個数の賞
品球の排出を行なわせるようになっているので、役物の
変更時に該役物に応じた賞球排出数を設定し直す際、賞
球設定手段を取替えるだけで賞球排出数の変更が容易に
なされ、従って賞球排出制御装置600及び該装置が設
置される裏機構盤、更には賞球数読込手段は、排出数の
変更に拘らず同一のものを使用することが可能となる。
また、遊技盤の取替えに合わせて新機種の遊技機を設計
するに当たり、賞球排出制御装置に関しては1つの装置
を設計するだけで良い。また多くの新機種のパチンコ遊
技機を製造するに際しても全体として部品点数も少なく
てすみ部品管理も簡素化されることとなる。
尚、本実施例では賞球排出数を記憶する賞球数設定カー
ド(賞球数設定手段)520が、賞球数読取器を内包す
る賞球数設定装置510に対して着脱自在に設置され、
更に該賞球数設定装置slO自体も(パチンコ遊技機l
Oの裏機構盤200に設置される)賞球排出制御装置6
00に着脱自在に配設されて、遊技盤の取替時の賞球排
出数の変更が容易に行えるようにしているが、賞球数設
定カードを賞球数設定装置と一体に構成して、これを裏
機構盤に設置される賞球排出制御装置に着脱自在に装着
するように構成してもよい。
また、前述した変形例では賞球数設定カード1520を
裏機構盤に組込れる遊技盤300に固定し、該賞球数設
定カード1520に記憶された賞球設定数を読み取る賞
球数読取器1503を上記カードとは別個に、遊技盤を
収納したフレームに着脱自在に組み込む構成としたが、
賞球数設定カードと賞球数読取器とを一体に構成して遊
技盤に設置するようにしてもよい。
また、上記賞球数設定カードは、遊技盤の取替時に容易
に取替えられるようにされるのであれば、該取替えられ
る遊技盤に取付けておくようにしてもよいし、遊技機の
裏機構盤側に直接取付けるようにしてもよい。
また、本実施例では賞球排出数を記憶するに際し、賞球
数設定カード(賞球数設定手段)に設けられた賞球数設
定部の切欠部の凹凸形状にてこれを記録するようにし、
該凹凸形状の切欠部の形状を、発光ダイオードとフォト
トランジスタ(コ字型読取素子)にて読取るようにして
いるが、これに限ることなく、例えば賞球排出数を磁気
的に記憶したもの、電気的に(電気回路等を使って)記
憶したもの、或は賞球排出数を光学的に(色の濃淡、縞
模様などで)記憶したものを賞球数設定手段として用い
、これら手段に対応した読込手段にてこれを読取った後
該手段から賞球数読取信号を発生させるようにするなど
種々の変形例が考えられる。
また、本実施例では賞球設定数が2種類(7個。
13個)設定されたパチンコ遊技機、即ち入賞球受入れ
樋810、入賞球導出樋820等、入賞球処理部800
が2系統に独立したパチンコ遊技機について説明したが
、賞球設定数が1種類のパチンコ遊技機に本発明を適用
するのであれば、賞球数設定部(設定器)は1個でよく
、賞球排出制御装置600側に関しては、読取り回路6
40の回路構成を簡素化することが出来る。又、賞球設
定数が3種類以上設定されるパチンコ遊技機に本発明を
適用するのであれば、賞球数設定部(設定器)を3個以
上設置し、その夫々によって賞球設定信号を作成すれば
、賞球排出制御装置600側に関しては、読取り回路6
40のみ変更すればその他の部分を特に新しくする設計
し直す必要はなく所望の賞品球の排出が達成される(尚
、このときパチンコ遊技機の入賞球処理部は増設する必
要がある)。
また、本実施例では賞品球排出用の導出樋が2条(第1
.第2の賞球導出樋)のパチンコ遊技機の例を示したが
、これに限ることなく、1条の導出樋、又は3条以上導
出樋を備えたパチンコ遊技機について本発明を適用する
ことも可能であり、その場合には導出樋の数に応じた賞
球排出装置740を夫々の導出樋に設置すれば良い。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明に記載のパチンコ遊技機は、
賞球排出数を記憶する賞球数設定手段と該賞球数設定手
段に記憶されている賞球排出数を読み取って該賞球排出
数を表わす賞球数読取信号を出力する賞球数読込手段と
から成る賞球設定装置と、該賞球設定装置からの賞球数
読取信号に応じた個数の賞品球の排出を行なわせる賞球
排出制御装置とを備え、前記賞球数設定手段は、前記賞
球数読込手段と一緒又は前記賞球数読込手段と別個に、
且つ交換可能に設けられるので、遊技盤(役物)を賞球
排出数の異なるものに取替える際、賞球数設定手段を取
替えるのみで容易に賞球排出数の変更が可能であり、従
って賞球排出数が変更された場合であっても賞球排出制
御装置、更には賞球数読取手段がそのまま使用できるの
で、パチンコ遊技機の裏機構盤側の各種制御装置を取替
える必要がなくなる。更に、多種類の新規のパチンコ遊
技機を開発/製造するに際しても、遊技機の制御系の部
品点数が少なくて済み、制御装置の設計や部品の仕入2
部品管理等を飛躍的に簡素化することができ、パチンコ
遊技機の量産体制に充分対処できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパチンコ遊技機10を斜め前側から見た部分分
解斜視図、 第2図はパチンコ遊技機10の分解斜視図、第3図は前
記賞球排出部700と入賞球処理部800の内部構成を
表わしたパチンコ遊技機10の裏面図、 第4図はパチンコ遊技機10の裏側に設置された賞球排
出部700を構成する賞球排出ユニット700Aの分解
斜視図、 第5図は賞球排出ユニット700Aの内部機構を示す正
面図、 第6図(A)〜(C)は賞球排出センサ730による賞
品球の検出と賞品球の排出個数との関係を説明する賞球
排出ユニット700Aの内部機構の正面図、 第7図は排出ソレノイドの励磁/消磁のタイミングと排
出センサの出力信号との関係を示すタイミングチャート
、 第8図(A)、(B)は入賞球の処理動作を説明するた
めの(第1および第2の)入賞球処理装置850の内部
機構を示す正面図、 第9図(A)、(B)は供給皿102がら発射レールの
打球発射部に遊技球を供給する発射球供給部900の内
部機構の要部断面図、 第1O図は前記賞球排出制御装置600の分解斜視図、 第11図は賞球数設定カード520を内包する前記賞球
数設定装着510の構成を示す分解斜視図、 第12図は賞球排出制御装置600の内部構成を模式的
に示すブロック図、 第13図は賞球排出制御装置600の内部構成及び他の
制御系との接続の様子を示す制御ブロック図、 第14図は前述した賞球設定カード520の賞球数設定
器522の形状及びその賞球数設定部522の賞球数読
取器503内への挿入の様子を示す要部斜視図、 第15図は賞球数設定カード520を賞球数読取器50
3に挿入したときの様子を模式的に示した説明図、 第16図は第1の賞球排出数、第2の賞球排出数を共に
13個とした賞球数設定カード520を賞球数読取器5
03内部に挿入した場合の要部斜視図、 917図は第16図の賞球数設定カード520を賞球数
読取器503に挿入したときの様子を模式的に示した説
明図、 第18図至第21図は、賞球数設定装置520に代えて
、遊技盤300に設置される賞球数設定カード1520
とその賞球設定数を読み取る賞球数読取器1503の変
形例を示し、 第18図は賞球数設定カード1520とカードホルダー
1510との係合の様子を示す斜視図、第19図は賞球
数設定カード1520がセットされたカードホルダー1
510を遊技盤300右上のサイドケース350の裏側
部分に設置する様子を示した要部斜視図、 第20図は賞球数設定器1530に記録された賞球設定
数の読取りを行なう賞球数読取器1503の分解斜視図
、 第21図は賞球数設定器1530と賞球数読取器150
3とを遊技盤300に組込んだ状態を示すパチンコ遊技
機10の部分縦断面図、第2211(A)、(B)はバ
ックグランド制御処理にて行なわれるメインルーチンの
プログラムを示すフローチャート、 第23図は上記バックグランド処理に優先して行なわれ
る割込み処理のプログラムを示すフローチャート、 第24図は割込み処理にて行なわれる排出センサ1の入
力処理ルーチンのフローチャート、第25図は割込み処
理(第23図)にて行なわれる排出センサ2の入力処理
ルーチンのフローチャート、 第26図は割込み処理(第23図)にて行なわれる補給
センサ211の入力処理のサブルーチンを示すフローチ
ャート、 第30図は常時監視処理のサブルーチンを示すフローチ
ャート、 第31図は上記常時監視処理にて行なわれるセーフセン
サ1の入力処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第32図は上記常時監視処理にて行なわれるセーフセン
サ2の入力処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第33図は上記常時監視処理にて行なわれる排出センサ
lのレベル入力処理のルーチンを示すフローチャート、 第34図は上記常時監視処理にて行なわれる排出センサ
2のレベル入力処理のルーチンを示すフローチャート、 第35図は上記常時監視処理にて行なわれるオーバーフ
ロー検出器770の入力処理のルーチンを示すフローチ
ャート、 第36図は上記常時監視処理にて行なわれる半端センサ
221の入力処理のルーチンを示すフローチャート、 第37図は上記常時監視処理にて行なわれる発射モータ
制御処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第38図は上記常時監視処理にて行なわれる補給処理の
サブルーチンを示すフローチャート、第39図は上記メ
インルーチン(第22図(A)。 (B))にて行なわれる排出手段選択処理のサブルーチ
ンを示すフローチャー1\、 第40図は上記排出手段選択処理にて行なわれる排出数
分割処理のサブルーチンを示すフローチヤード、 第41図は上記メインルーチン(第22図(A)、(B
))にて行なわれる排出開始条件確認処理のサブルーチ
ンを示すフローチャート、 第42図は排出装置不正監視処理のサブルーチンを示す
フローチャート、 第43図(A)、(B)は上記メインルーチン(第22
図(A)、(B))にて行なわれる排出処理のサブルー
チンを示すフローチャート、第44図は上記排出処理(
第43図)にて行われる1個排出処理のサブルーチンを
示すフローチャート、 第45図は反転フラグ処理のサブルーチンを示すフロー
チャート、 第46図(A)、(B)は上記排出処理(第43図)に
て行われる交互排出処理のサブルーチンを示すフローチ
ャート、 第47図(A)、(B)は上記排出処理(第43図)に
て行われる併用排出処理のサブルーチンを示すフローチ
ャート、 第48図は上記交互排出処理(第46図)及び併用排出
処理(第47図)にて行われる排出エラー処理のサブル
ーチンを示すフローチャート、第49図は上記排出処理
(第43図)にて行われるセーフ球払出エラー処理のサ
ブルーチンを示すフローチャート、 第50図は、前述したメインルーチン(第22図(A)
、(B))のステップS23で実行される球技処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。 10・・・・パチンコ遊技機、200・・・・裏機構盤
、300・・・・遊技盤、503,1503・・・・賞
球数読取器(賞球数読込手段)、503a〜503h・
・・・賞球数読取素子、510・・・・賞球数設定装置
、520.1520・・・・賞球数設定カード(賞球数
設定手段)、522・・・・賞球数設定部、600・・
・・賞球排出制御装置、620・・・・(A) 800 図 (B) 80゜ ノ (A1 900 図 (日) 00 第 14 図 22 第 図 \505h 第 16 図 22 第 図 \ 05h 第 8図 第 19図 第 2 図 第22図 (B) ■の ■■ の   の 手続捕正書 (方式) 事件の表示 平成2年特許願第20229号 2゜ 発明の名称 パチンコ遊技機 3、補正をする考 事件との関係

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 賞球排出数を記憶する賞球数設定手段と該賞球数設定手
    段に記憶されている賞球排出数を読み取って該賞球排出
    数を表わす賞球数読取信号を出力する賞球数読込手段と
    から成る賞球設定装置と、該賞球設定装置からの賞球数
    読取信号に応じた個数の賞品球の排出を行なわせる賞球
    排出制御装置とを備え、前記賞球数設定手段は、前記賞
    球数読込手段と一緒又は前記賞球数読込手段と別個に、
    且つ交換可能に設けられていることを特徴とするパチン
    コ遊技機。
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