JP2888359B2 - 遊技機 - Google Patents
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- JP2888359B2 JP2888359B2 JP2022990A JP2022990A JP2888359B2 JP 2888359 B2 JP2888359 B2 JP 2888359B2 JP 2022990 A JP2022990 A JP 2022990A JP 2022990 A JP2022990 A JP 2022990A JP 2888359 B2 JP2888359 B2 JP 2888359B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、所要数の球を排出可能な球排出装置と、該
球排出装置を球排出指令信号に基づいて作動させて所定
数の球の排出を行う球排出制御装置と、を備えた遊技機
に関するものである。
球排出装置を球排出指令信号に基づいて作動させて所定
数の球の排出を行う球排出制御装置と、を備えた遊技機
に関するものである。
[従来の技術] 従来の遊技機では、入賞口へ入賞した入賞球の重量や
その大きさを利用してリンク機構により球鞘などから構
成された賞球排出装置を作動させ、入賞球に対する賞球
を排出させていた。
その大きさを利用してリンク機構により球鞘などから構
成された賞球排出装置を作動させ、入賞球に対する賞球
を排出させていた。
また、遊技盤の機種によって賞球数の設定が異なる場
合があるため、異なる賞球数の遊技盤と交換する際に、
賞球排出装置が裏機構盤から取り外せない場合は裏機構
盤を、賞球排出装置が裏機構盤から分離可能な場合は賞
球排出装置を、賞球排出装置の構成部品の交換が可能な
場合はその構成部品を、それぞれ交換することにより賞
球数の変更に対応していた。
合があるため、異なる賞球数の遊技盤と交換する際に、
賞球排出装置が裏機構盤から取り外せない場合は裏機構
盤を、賞球排出装置が裏機構盤から分離可能な場合は賞
球排出装置を、賞球排出装置の構成部品の交換が可能な
場合はその構成部品を、それぞれ交換することにより賞
球数の変更に対応していた。
[発明が解決しようとする課題] 近年は、特別遊技態様が発生すると、変動入賞装置が
作動して多量の入賞球が発生し遊技者が短期間に多量の
賞球を得ることが可能な遊技機の人気が高まっている。
作動して多量の入賞球が発生し遊技者が短期間に多量の
賞球を得ることが可能な遊技機の人気が高まっている。
特別遊技態様が発生する遊技内容の遊技機において
は、その特別遊技態様の終了時点で、獲得した遊技球を
一旦交換しないと、遊技を続行できないような営業形態
をとる遊技店が多い。その場合、多量に発生した入賞球
に対する賞球排出が全て終了しないと、遊技を続行でき
ないために、賞球排出が終了するまでの遊技者を長期間
待たせることになる。また、その間、遊技機が稼働しな
いために、遊技機の稼働率の低下も招いている。
は、その特別遊技態様の終了時点で、獲得した遊技球を
一旦交換しないと、遊技を続行できないような営業形態
をとる遊技店が多い。その場合、多量に発生した入賞球
に対する賞球排出が全て終了しないと、遊技を続行でき
ないために、賞球排出が終了するまでの遊技者を長期間
待たせることになる。また、その間、遊技機が稼働しな
いために、遊技機の稼働率の低下も招いている。
また、遊技内容によっては記憶や特別遊技態様の終了
間際に入賞した入賞球等により、連続して特別遊技態様
が発生することがあり、この場合には特別遊技態様を連
続して実行させているが、入賞球の検出に基づいて排出
する賞球の排出処理が遅いと、特別遊技態様が連続して
発生した場合に、入賞球の量が増えて、変動入賞装置内
まで入賞球が溢れてくることがあって、変動入賞装置に
おける入賞球の検出や作動に支障を来すこともあった。
間際に入賞した入賞球等により、連続して特別遊技態様
が発生することがあり、この場合には特別遊技態様を連
続して実行させているが、入賞球の検出に基づいて排出
する賞球の排出処理が遅いと、特別遊技態様が連続して
発生した場合に、入賞球の量が増えて、変動入賞装置内
まで入賞球が溢れてくることがあって、変動入賞装置に
おける入賞球の検出や作動に支障を来すこともあった。
さらに、入賞口によって異なる賞球数が設定されるも
のや、遊技機から貸し球を排出させるものもあって、従
来の賞球排出機構では対応が困難になっている。
のや、遊技機から貸し球を排出させるものもあって、従
来の賞球排出機構では対応が困難になっている。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもの
で、球を効率よく高速排出することが可能な遊技機を提
供することを目的としている。
で、球を効率よく高速排出することが可能な遊技機を提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明に係る遊技機は、上記課題を解決するため、 貯留タンク(201)から誘導樋(202)を介して導かれ
てきた球を流下案内する導出樋(例えば、賞球導出樋71
0)の所定部位に臨んで設けられ、電気的駆動源(例え
ば、賞球排出ソレノイド741など)を有する球排出装置
(例えば、賞球排出部700など)と、 球排出指令信号に基づき、上記球排出装置の電気的駆
動源を作動させて所要数の球の排出を行わせる球排出制
御装置(例えば、賞球排出制御装置600など)と、 を備えた遊技機(例えば、パチンコ遊技機など)におい
て、 上記導出樋が複数条に形成され、該複数条の導出樋の
それぞれに対応させて配設された球排出機構をそれぞれ
個別に制御可能な球排出装置が設けられ、 上記各球排出機構は、 上記電気的駆動源と、該電気的駆動源の作用に基いて
球を排出させる排出作動部材(例えば、流下阻止部材74
5など)と、該排出作動部材によって排出される排出球
数を計数可能な所要の検出信号を出力する検出手段(例
えば、賞球排出センサ730など)とを備え、 上記球排出制御装置は、 排出球数に応じて、駆動制御を行うべき球排出機構の
数と、該駆動制御によって各球排出機構から排出すべき
球数と、が排出態様として複数種類予め設定されている
排出態様設定手段(例えば、ROM621など)と、 球排出指令信号に基づいて、上記排出態様設定手段に
設定された所定の排出態様を選択する排出態様選択手段
(例えば、第39図の排出手段選択処理、第40図の排出数
分割処理など)と、 上記排出態様選択手段により選択された排出態様に基
づいて、該当する球排出機構の電気的駆動源を作動させ
るとともに、該球排出機構の検出手段からの検出信号を
計数して該球排出機構に設定された球数に従った排出制
御を行う球排出実行手段(例えば、第43図の排出処理な
ど)と、 を備えた構成とした。
てきた球を流下案内する導出樋(例えば、賞球導出樋71
0)の所定部位に臨んで設けられ、電気的駆動源(例え
ば、賞球排出ソレノイド741など)を有する球排出装置
(例えば、賞球排出部700など)と、 球排出指令信号に基づき、上記球排出装置の電気的駆
動源を作動させて所要数の球の排出を行わせる球排出制
御装置(例えば、賞球排出制御装置600など)と、 を備えた遊技機(例えば、パチンコ遊技機など)におい
て、 上記導出樋が複数条に形成され、該複数条の導出樋の
それぞれに対応させて配設された球排出機構をそれぞれ
個別に制御可能な球排出装置が設けられ、 上記各球排出機構は、 上記電気的駆動源と、該電気的駆動源の作用に基いて
球を排出させる排出作動部材(例えば、流下阻止部材74
5など)と、該排出作動部材によって排出される排出球
数を計数可能な所要の検出信号を出力する検出手段(例
えば、賞球排出センサ730など)とを備え、 上記球排出制御装置は、 排出球数に応じて、駆動制御を行うべき球排出機構の
数と、該駆動制御によって各球排出機構から排出すべき
球数と、が排出態様として複数種類予め設定されている
排出態様設定手段(例えば、ROM621など)と、 球排出指令信号に基づいて、上記排出態様設定手段に
設定された所定の排出態様を選択する排出態様選択手段
(例えば、第39図の排出手段選択処理、第40図の排出数
分割処理など)と、 上記排出態様選択手段により選択された排出態様に基
づいて、該当する球排出機構の電気的駆動源を作動させ
るとともに、該球排出機構の検出手段からの検出信号を
計数して該球排出機構に設定された球数に従った排出制
御を行う球排出実行手段(例えば、第43図の排出処理な
ど)と、 を備えた構成とした。
[作用] この発明によれば、球排出装置によって球の排出を行
う際、排出指令信号による球排球数に応じて、排出態様
選択手段により、排出態様設定手段から、該当する排出
態様が選択され、球排出実行手段により、その選択され
た排出態様に応じて、複数条の導出樋に対応して設けら
れたうちの該当する数の球排出機構が作動されて、所要
数の球が検出されて排出される。
う際、排出指令信号による球排球数に応じて、排出態様
選択手段により、排出態様設定手段から、該当する排出
態様が選択され、球排出実行手段により、その選択され
た排出態様に応じて、複数条の導出樋に対応して設けら
れたうちの該当する数の球排出機構が作動されて、所要
数の球が検出されて排出される。
[実施例] 第1図には、遊技機として例示するパチンコ遊技機10
を斜め前側から見た部分分解斜視図を示す。
を斜め前側から見た部分分解斜視図を示す。
パチンコ遊技機10は、同図に示すように、島設備(図
外)に設置される取付枠400に対し、開閉可能に取付け
られている。
外)に設置される取付枠400に対し、開閉可能に取付け
られている。
このパチンコ遊技機10の前面側に取り付けられた開閉
パネル110の上部側には、その内部に設置された遊技盤3
00(第2図)の前面の遊技領域(図示省略)を遊技者に
視認させるための透明なガラス窓101が設けられ、下部
側には打球発射部(図示省略)に供給される打球を貯留
する供給皿102が取り付けられている。供給皿102の右側
上部には球回収用釦106が押圧操作自在に設置されてい
る。
パネル110の上部側には、その内部に設置された遊技盤3
00(第2図)の前面の遊技領域(図示省略)を遊技者に
視認させるための透明なガラス窓101が設けられ、下部
側には打球発射部(図示省略)に供給される打球を貯留
する供給皿102が取り付けられている。供給皿102の右側
上部には球回収用釦106が押圧操作自在に設置されてい
る。
更に、前記遊技盤300の表側(ガラス窓101側)右上に
は、例えば賞球排出数等を表示するサイドケース350
が、遊技者から視認可能となるように設けられている。
は、例えば賞球排出数等を表示するサイドケース350
が、遊技者から視認可能となるように設けられている。
また、パチンコ遊技機10の下部には前記供給皿102か
ら溢れた賞品球を貯留するための受皿103が設けられる
とともに、打球発射装置(後述)を駆動操作するための
操作ダイヤル105が取り付けられている。
ら溢れた賞品球を貯留するための受皿103が設けられる
とともに、打球発射装置(後述)を駆動操作するための
操作ダイヤル105が取り付けられている。
パチンコ遊技機10を支持する前枠100の上端部前側に
は、情報表示装置450が設置されている。この情報表示
装置450は、点灯や点滅などによって大当りの発生や打
球発射装置(後述)の駆動状態から知らせる大当り表示
器451や発射状態表示器452、および1回入賞当りの賞球
数を知らせる賞球表示器460等を具えている。このうち
賞球数表示器460は第1および第2の賞球数表示部463,4
64を具えている。
は、情報表示装置450が設置されている。この情報表示
装置450は、点灯や点滅などによって大当りの発生や打
球発射装置(後述)の駆動状態から知らせる大当り表示
器451や発射状態表示器452、および1回入賞当りの賞球
数を知らせる賞球表示器460等を具えている。このうち
賞球数表示器460は第1および第2の賞球数表示部463,4
64を具えている。
そして、前記大当り表示器451および発射状態表示器4
52からのリード線461や賞球数表示器460からのリード線
453が、それぞれ、前枠100の上部に設けられた開口部12
1,122を介して前枠100の裏側に導かれ、コネクタ462,45
4を介して排出制御装置(後述)や役物制御装置(図示
省略)に接続されている。
52からのリード線461や賞球数表示器460からのリード線
453が、それぞれ、前枠100の上部に設けられた開口部12
1,122を介して前枠100の裏側に導かれ、コネクタ462,45
4を介して排出制御装置(後述)や役物制御装置(図示
省略)に接続されている。
また、前枠100の自由端部裏側の上下位置には、取付
枠400内の対応する位置に設けられた係止片401(一方の
み図示)と係合するフック131,132が設けられている。
そして、前枠100が取付枠400側に回動されて閉められた
ときに、それらフック131,132が取付枠400の係止片401,
401に引掛ることによって、その閉じた状態に係止され
るようになっている。
枠400内の対応する位置に設けられた係止片401(一方の
み図示)と係合するフック131,132が設けられている。
そして、前枠100が取付枠400側に回動されて閉められた
ときに、それらフック131,132が取付枠400の係止片401,
401に引掛ることによって、その閉じた状態に係止され
るようになっている。
第2図には、パチンコ遊技機10の分解斜視図を示す。
このパチンコ遊技機10は、取付枠400に開閉(回動)
可能に取付けられた前枠100と、該前枠100の前面側に入
れ替え可能に設置された遊技盤300と、前枠100の前面側
に開閉(回動)可能に取り付けられた開閉パネル110
と、前枠100の裏側に取付けられた裏機構盤200と、該裏
機構盤200の裏側に取り付けられた開閉扉250とを具えて
いる。
可能に取付けられた前枠100と、該前枠100の前面側に入
れ替え可能に設置された遊技盤300と、前枠100の前面側
に開閉(回動)可能に取り付けられた開閉パネル110
と、前枠100の裏側に取付けられた裏機構盤200と、該裏
機構盤200の裏側に取り付けられた開閉扉250とを具えて
いる。
前記前枠100は、パチンコ遊技機10の本体の輪郭部分
を構成するもので、その基部側の上端と下端に設けられ
た支軸135と軸受136がそれぞれ取付枠400の片側の上端
部と下端部に設けられた軸受405と支軸406とで支持され
ることにより、取付枠400に対して開閉(回動)可能に
設置されている。
を構成するもので、その基部側の上端と下端に設けられ
た支軸135と軸受136がそれぞれ取付枠400の片側の上端
部と下端部に設けられた軸受405と支軸406とで支持され
ることにより、取付枠400に対して開閉(回動)可能に
設置されている。
この前枠100の前面側上部には、遊技盤設置部(図面
上では見えない)が凹状に設けられ、該設置部中に前記
遊技盤300が着脱可能に設置されている。
上では見えない)が凹状に設けられ、該設置部中に前記
遊技盤300が着脱可能に設置されている。
また、この前枠100の上部中央には、遊技盤300の裏側
を露出されるための開口部140が設けられ、下部前面側
には、前記受皿103(第1図)が取り付けられている。
そして、その前側下部の自由端側には前記操作ダイヤル
105が設置されている。
を露出されるための開口部140が設けられ、下部前面側
には、前記受皿103(第1図)が取り付けられている。
そして、その前側下部の自由端側には前記操作ダイヤル
105が設置されている。
該操作ダイヤル105には、遊技者が該操作ダイヤル105
を掌握しているか否かを検知するタッチスイッチ105aが
埋設されており、該スイッチ105aは、掌握していること
を示す信号(スイッチON)を後述の賞球排出制御装置60
0に送るようになっている。
を掌握しているか否かを検知するタッチスイッチ105aが
埋設されており、該スイッチ105aは、掌握していること
を示す信号(スイッチON)を後述の賞球排出制御装置60
0に送るようになっている。
又、この前枠100の自由端側の裏側部には、前枠100を
前記取付枠400に対して閉じた状態に施錠するための施
錠装置130が設置されている。
前記取付枠400に対して閉じた状態に施錠するための施
錠装置130が設置されている。
前枠100の自由端側の下部裏側には、前記操作ダイヤ
ル105の操作によって作動される駆動源としてのモータ1
51を備えた打球発射装置150が設置されている。
ル105の操作によって作動される駆動源としてのモータ1
51を備えた打球発射装置150が設置されている。
前記遊技盤300は、前記打球発射装置150によって発射
された遊技球による遊技を行なわせる遊技領域(図示省
略)を構成するもので、前枠100の前面側上部に設けら
れた設置部(図面上に現れていない)中に着脱自在に設
置されている。
された遊技球による遊技を行なわせる遊技領域(図示省
略)を構成するもので、前枠100の前面側上部に設けら
れた設置部(図面上に現れていない)中に着脱自在に設
置されている。
この遊技盤300の遊技領域には多数の障害釘が植設さ
れるとともに、各種入賞領域が設けられる他、遊技者に
大きな利益を与える(大当りの遊技状態を作り出す)役
物と呼ばれる変動入賞装置等が設置されている。これら
変装入賞装置等はパチンコ遊技機10に設置された役物制
御装置500(後述)によって制御されるようになってい
る。
れるとともに、各種入賞領域が設けられる他、遊技者に
大きな利益を与える(大当りの遊技状態を作り出す)役
物と呼ばれる変動入賞装置等が設置されている。これら
変装入賞装置等はパチンコ遊技機10に設置された役物制
御装置500(後述)によって制御されるようになってい
る。
一方、この遊技盤300の裏側には、1回入賞当りの賞
球排出数の多い(例えば、13個排出)入賞領域(大排出
入賞領域)に入賞した入賞球(セーフ球)を集める第1
の入賞球集合樋301と、1回当りの賞球排出数の少ない
(例えば、7個)入賞領域(小排出入賞領域)に入賞し
た入賞球(セーフ球)を集める第2の入賞球集合樋302
が前後に仕切られた状態で設けられており、小排出入賞
領域に入賞した入賞球は案内通路303を介して第2の入
賞球集合樋302の中に流入するようになっている。そし
て、それら第1および第2の入賞球集合樋301,302によ
って集められた入賞球は後述の入賞球処理部800に送ら
れて、それぞれ別個に処理されるようになっている。
球排出数の多い(例えば、13個排出)入賞領域(大排出
入賞領域)に入賞した入賞球(セーフ球)を集める第1
の入賞球集合樋301と、1回当りの賞球排出数の少ない
(例えば、7個)入賞領域(小排出入賞領域)に入賞し
た入賞球(セーフ球)を集める第2の入賞球集合樋302
が前後に仕切られた状態で設けられており、小排出入賞
領域に入賞した入賞球は案内通路303を介して第2の入
賞球集合樋302の中に流入するようになっている。そし
て、それら第1および第2の入賞球集合樋301,302によ
って集められた入賞球は後述の入賞球処理部800に送ら
れて、それぞれ別個に処理されるようになっている。
前枠100の裏側下部の打球発射装置150側寄り位置に
は、賞球排出系統の制御を行なう賞球排出制御装置(球
排出制御装置)600が設置されている。
は、賞球排出系統の制御を行なう賞球排出制御装置(球
排出制御装置)600が設置されている。
前記開閉パネル110は、前枠100の前面側を覆うもので
あり、その基部側が前枠100の基部側前面部に軸支され
ることによって、開閉(回動)可能に取り付けられてい
る。
あり、その基部側が前枠100の基部側前面部に軸支され
ることによって、開閉(回動)可能に取り付けられてい
る。
また、この開閉パネル110の自由端部の裏側には係止
片(図に現れていない)が設けられている。一方、前枠
100の前面側のそれと対応する位置には、該開閉パネル1
10を閉めたときに、その係止片と係合してその閉まった
状態に保持する開閉機構(図に現れていない)が設けら
れている。
片(図に現れていない)が設けられている。一方、前枠
100の前面側のそれと対応する位置には、該開閉パネル1
10を閉めたときに、その係止片と係合してその閉まった
状態に保持する開閉機構(図に現れていない)が設けら
れている。
前記裏機構盤200は、賞球排出機構等を構成するもの
で、例えば、コ字型形状をしていて、前枠100の裏側に
取り付けられている。
で、例えば、コ字型形状をしていて、前枠100の裏側に
取り付けられている。
この裏機構盤200の裏側上端部には、予備球(払出し
前の賞品球)を貯留する貯留タンク201が設けられ、こ
の貯留タンク201の下端開口部に臨むように、誘導樋202
が接続されている。この誘導樋202は内部の予備球を自
作用的に整列されて誘導するもので、緩やかに下り傾斜
しながら裏機構盤200の一側側(この実施例では基部
側)に至っている。誘導樋202の流下端部には、これと
連続するような形で賞球排出部700が縦長に配設されて
いる。前記裏機構盤200の、下部中央には、前記第1お
よび第2の入賞球集合樋301,302によって集められた夫
々の入賞球を別個に処理して下方に排出する入賞球処理
部800が設けられている。
前の賞品球)を貯留する貯留タンク201が設けられ、こ
の貯留タンク201の下端開口部に臨むように、誘導樋202
が接続されている。この誘導樋202は内部の予備球を自
作用的に整列されて誘導するもので、緩やかに下り傾斜
しながら裏機構盤200の一側側(この実施例では基部
側)に至っている。誘導樋202の流下端部には、これと
連続するような形で賞球排出部700が縦長に配設されて
いる。前記裏機構盤200の、下部中央には、前記第1お
よび第2の入賞球集合樋301,302によって集められた夫
々の入賞球を別個に処理して下方に排出する入賞球処理
部800が設けられている。
前記開閉扉250は、前記遊技盤300の裏面側が露出しな
いように開口部140を覆うもので、その基端部側が、裏
機構盤200の基部内側部に開閉自在に軸支されている。
この開閉扉250の自由端部側には、前枠100のそれと対応
した位置に設けられた係合部(図示省略)に係合して開
閉扉250を閉じた状態に係止する係止レバー251が取り付
けられている。
いように開口部140を覆うもので、その基端部側が、裏
機構盤200の基部内側部に開閉自在に軸支されている。
この開閉扉250の自由端部側には、前枠100のそれと対応
した位置に設けられた係合部(図示省略)に係合して開
閉扉250を閉じた状態に係止する係止レバー251が取り付
けられている。
また、この開閉扉250の裏側中央には、前記遊技盤300
に設置された役物(図に現れていない)等を制御する役
物制御装置500が設置されている。前記役物は遊技中一
定の条件が成立したときに遊技者に大当りと呼ばれる大
きな利益状態を作り出す装置で、可変表示ゲームタイプ
のものや翼が開閉するタイプのものなどがある。
に設置された役物(図に現れていない)等を制御する役
物制御装置500が設置されている。前記役物は遊技中一
定の条件が成立したときに遊技者に大当りと呼ばれる大
きな利益状態を作り出す装置で、可変表示ゲームタイプ
のものや翼が開閉するタイプのものなどがある。
第3図には、前記賞球排出部700と、入賞球処理部800
の内部構成をわかり易く表わしたパチンコ遊技機10の裏
面図を示す。
の内部構成をわかり易く表わしたパチンコ遊技機10の裏
面図を示す。
誘導樋202は、中央分離帯203によって分離された2条
の通路を有していて緩やかに傾斜している。そして、そ
の途中には振り子式の球ならし204は配設され、下流側
には球止め兼球ならしレバー205が配設されている。ま
た、この誘導樋202の上流端部には補給センサ211を具え
た補給要求検出装置210が設置され、一方、誘導樋202の
下流端部には半端センサ221を具えた半端球検出装置220
が設置されている。そして、その補給要求検出装置210
によって貯留タンク201内の予備球の不足状態が検出さ
れ、半端球検出装置220によって賞球排出用の予備球の
半端状態(予備球数が2回の賞球排出個数に満たなくな
った状態)が検出されるようになっている。
の通路を有していて緩やかに傾斜している。そして、そ
の途中には振り子式の球ならし204は配設され、下流側
には球止め兼球ならしレバー205が配設されている。ま
た、この誘導樋202の上流端部には補給センサ211を具え
た補給要求検出装置210が設置され、一方、誘導樋202の
下流端部には半端センサ221を具えた半端球検出装置220
が設置されている。そして、その補給要求検出装置210
によって貯留タンク201内の予備球の不足状態が検出さ
れ、半端球検出装置220によって賞球排出用の予備球の
半端状態(予備球数が2回の賞球排出個数に満たなくな
った状態)が検出されるようになっている。
また、誘導樋202の流下端部にはこれと連続するよう
な形で、賞球排出装置として例示する賞球排出部700が
縦長に配設され、下部中央には前記第1および第2の入
賞球集合樋301,302によって集められた入賞球を処理す
る入賞球処理装置800が配設されている。
な形で、賞球排出装置として例示する賞球排出部700が
縦長に配設され、下部中央には前記第1および第2の入
賞球集合樋301,302によって集められた入賞球を処理す
る入賞球処理装置800が配設されている。
前記賞球排出部700は、賞球排出ユニット700Aと賞球
排出樋ユニット700Bとから構成されている。賞球排出ユ
ニット700Aには、前記誘導樋202の2条の通路に対応さ
せて、第3図の紙面に垂直方向に賞球導出樋(導出樋)
710,710が2条設けられている。そして、これら賞球導
出樋710,710の上端部には、不正発生時等に賞品球の排
出をストップさせるロック装置720が設置され、下流部
には第1および第2の賞球排出センサ(排出センサ1,
2)730,730と第1および第2の賞球排出装置740,740が
設置されている。
排出樋ユニット700Bとから構成されている。賞球排出ユ
ニット700Aには、前記誘導樋202の2条の通路に対応さ
せて、第3図の紙面に垂直方向に賞球導出樋(導出樋)
710,710が2条設けられている。そして、これら賞球導
出樋710,710の上端部には、不正発生時等に賞品球の排
出をストップさせるロック装置720が設置され、下流部
には第1および第2の賞球排出センサ(排出センサ1,
2)730,730と第1および第2の賞球排出装置740,740が
設置されている。
一方、賞球排出樋ユニット700Bには、前記第1および
第2の賞球導出樋710,710から流下される賞品球や抜球
を外部に導出させる球導出樋750が設けられている。こ
の球導出樋750は、貯留された遊技球を賞品球としてパ
チンコ遊技機10の表側の供給皿102又は受皿103に排出す
るための賞球排出樋751と、抜球として島設備の回収樋
(図示省略)に排出するための球抜樋752とに分岐して
いる。球導出樋750の分岐部には球抜き装置760が設置さ
れている。この球抜き装置760は、球導出樋750の分岐部
にピン762aも軸芯として回動自在に設置された切換ゲー
ト762と、該切換えゲート762を回動させる球抜きソレノ
イド761とを備え、切換えゲート762の基部と球抜きソレ
ノイド761の作動ロッド761aとは連結手段763によって連
結されている。そして、その球抜きソレノイド761が消
磁(オフ)状態となっているときには、その作動ロッド
761aがその自重および図示省略の復帰用スプリングの復
帰力によって下降状態に復帰され、連結手段763が切換
ゲート762をして球抜き樋752を閉塞せしめる(同図に実
線で示す状態)。反対に、球抜きソレノイド761が励磁
(オン)されると、その作動ロッド761aが上昇して、連
結手段763が切換ゲート762をして同図に鎖線で示すよう
に賞球排出樋751を閉塞せしめる。また、賞球排出樋751
の途中位置には、該賞球排出樋751内の賞品球が一定レ
ベル以上に溜まった状態を検出するオーバーフロー検出
器770が設置されている。
第2の賞球導出樋710,710から流下される賞品球や抜球
を外部に導出させる球導出樋750が設けられている。こ
の球導出樋750は、貯留された遊技球を賞品球としてパ
チンコ遊技機10の表側の供給皿102又は受皿103に排出す
るための賞球排出樋751と、抜球として島設備の回収樋
(図示省略)に排出するための球抜樋752とに分岐して
いる。球導出樋750の分岐部には球抜き装置760が設置さ
れている。この球抜き装置760は、球導出樋750の分岐部
にピン762aも軸芯として回動自在に設置された切換ゲー
ト762と、該切換えゲート762を回動させる球抜きソレノ
イド761とを備え、切換えゲート762の基部と球抜きソレ
ノイド761の作動ロッド761aとは連結手段763によって連
結されている。そして、その球抜きソレノイド761が消
磁(オフ)状態となっているときには、その作動ロッド
761aがその自重および図示省略の復帰用スプリングの復
帰力によって下降状態に復帰され、連結手段763が切換
ゲート762をして球抜き樋752を閉塞せしめる(同図に実
線で示す状態)。反対に、球抜きソレノイド761が励磁
(オン)されると、その作動ロッド761aが上昇して、連
結手段763が切換ゲート762をして同図に鎖線で示すよう
に賞球排出樋751を閉塞せしめる。また、賞球排出樋751
の途中位置には、該賞球排出樋751内の賞品球が一定レ
ベル以上に溜まった状態を検出するオーバーフロー検出
器770が設置されている。
また、前記賞球排出装置740の近傍位置には、遊技店
の係員によって押圧操作される回復スイッチ780が設置
されている。この回復スイッチ780は、賞品球の不正排
出が行なわれたときに作動するロック装置720を解除す
るものであって該スイッチを押圧することによってロッ
ク装置720のソレノイド721が励磁(ON)され再び賞品球
の排出が可能な状態になる。
の係員によって押圧操作される回復スイッチ780が設置
されている。この回復スイッチ780は、賞品球の不正排
出が行なわれたときに作動するロック装置720を解除す
るものであって該スイッチを押圧することによってロッ
ク装置720のソレノイド721が励磁(ON)され再び賞品球
の排出が可能な状態になる。
前記入賞球処理部800の上部側には、前記第1および
第2の入賞球集合樋301,302によって集められた入賞球
(セーフ球)をそれぞれ受け入れる第1および第2の入
賞球受入れ樋810,810が図中垂直方向に重ね合った状態
で且つ互いに独立したて設けられている。
第2の入賞球集合樋301,302によって集められた入賞球
(セーフ球)をそれぞれ受け入れる第1および第2の入
賞球受入れ樋810,810が図中垂直方向に重ね合った状態
で且つ互いに独立したて設けられている。
これら第1および第2の入賞球受入れ樋810,810の排
出口側には、これら入賞球受入れ樋810,810をそれぞれ
島設備の回収樋(図示省略)に連結させる第1および第
2の入賞球導出樋820,820が設けられている。
出口側には、これら入賞球受入れ樋810,810をそれぞれ
島設備の回収樋(図示省略)に連結させる第1および第
2の入賞球導出樋820,820が設けられている。
そして、これら第1および第2の入賞球導出樋820,82
0の途中には、それぞれ第1および第2の入賞球検出器8
30,830(セーフセンサ1,2)と第1および第2の入賞球
処理装置850,850が設置されている。
0の途中には、それぞれ第1および第2の入賞球検出器8
30,830(セーフセンサ1,2)と第1および第2の入賞球
処理装置850,850が設置されている。
これら入賞球処理装置850は、夫々駆動手段としての
セーフソレノイド851,851(セーフソレノイド1,2)と、
該セーフソレノイド851によって回動されて適宜入賞球
導出樋820内の入賞球の流下を阻止する係止爪部材853
と、該爪部材853により回動されて入賞球導出樋820中の
入賞球を1個ずつ分離する分離爪部材854とから構成さ
れている。
セーフソレノイド851,851(セーフソレノイド1,2)と、
該セーフソレノイド851によって回動されて適宜入賞球
導出樋820内の入賞球の流下を阻止する係止爪部材853
と、該爪部材853により回動されて入賞球導出樋820中の
入賞球を1個ずつ分離する分離爪部材854とから構成さ
れている。
前記セーフソレノイド851は、その消磁(オフ)時に
その自重および図示省略のスプリングの復帰力によっ
て、下降(伸張)し、励磁(オン)時に上昇(縮む)す
る作動ロッド852を具えている。また、前記係止爪部材8
53は、その基部がピン853aを軸芯として回動自在に設置
されている。そして、その中間部が前記セーフソレノイ
ド851の作動ロッド852の下端部とリンク結合(詳しい図
示は省略)されている。この係止爪部材853が前記セー
フソレノイド851の昇降に伴って回動し、その先端の爪
部853bが入賞球導出樋820中に出入りするようになって
いる。また、前記分離爪部材854は、その中間部がピン8
54aで軸支されることによって回動自在となっている。
この分離爪部材854の先端部には、その回動に伴って入
賞球導出樋820中に出入りする爪部854bが設けられてい
る。一方、その後端部には、分離爪部材854にその爪部8
54bが入賞球導出樋820中から脱する方向への回動復帰力
を与えるウェイト855が取り付けられている。
その自重および図示省略のスプリングの復帰力によっ
て、下降(伸張)し、励磁(オン)時に上昇(縮む)す
る作動ロッド852を具えている。また、前記係止爪部材8
53は、その基部がピン853aを軸芯として回動自在に設置
されている。そして、その中間部が前記セーフソレノイ
ド851の作動ロッド852の下端部とリンク結合(詳しい図
示は省略)されている。この係止爪部材853が前記セー
フソレノイド851の昇降に伴って回動し、その先端の爪
部853bが入賞球導出樋820中に出入りするようになって
いる。また、前記分離爪部材854は、その中間部がピン8
54aで軸支されることによって回動自在となっている。
この分離爪部材854の先端部には、その回動に伴って入
賞球導出樋820中に出入りする爪部854bが設けられてい
る。一方、その後端部には、分離爪部材854にその爪部8
54bが入賞球導出樋820中から脱する方向への回動復帰力
を与えるウェイト855が取り付けられている。
入賞球処理装置850は、上記のように構成されてい
て、セーフソレノイド851の消磁時には、その作動ロッ
ドが下降復帰していて、係止爪部材853の先端側が下降
する方向に回動復帰されて、その先端の爪部853bが入賞
球導出樋820中に入り込んだ状態となっている。このと
き、分離爪部材854は、その後部側がウェイト855によっ
て下げる方向に回動復帰された状態にあり、それによっ
て、その先端の爪部854bが入賞導出樋820中から脱した
状態となっている。
て、セーフソレノイド851の消磁時には、その作動ロッ
ドが下降復帰していて、係止爪部材853の先端側が下降
する方向に回動復帰されて、その先端の爪部853bが入賞
球導出樋820中に入り込んだ状態となっている。このと
き、分離爪部材854は、その後部側がウェイト855によっ
て下げる方向に回動復帰された状態にあり、それによっ
て、その先端の爪部854bが入賞導出樋820中から脱した
状態となっている。
セーフソレノイド851が励磁されると、その作動ロッ
ド852が上昇し、係止爪部材853がその先端側が上昇する
方向に回動されて、その先端の爪部853bが入賞球導出樋
820中から脱した状態となる。そして、分離爪部材854
は、その後部側がその係止爪部材853の先端側上端部に
よって押し上げられることにより、その先端側が下がる
方向に回動されて、その先端の爪部854bが入賞球導出樋
820中に入り込んだ状態となる。
ド852が上昇し、係止爪部材853がその先端側が上昇する
方向に回動されて、その先端の爪部853bが入賞球導出樋
820中から脱した状態となる。そして、分離爪部材854
は、その後部側がその係止爪部材853の先端側上端部に
よって押し上げられることにより、その先端側が下がる
方向に回動されて、その先端の爪部854bが入賞球導出樋
820中に入り込んだ状態となる。
パチンコ遊技機10の前記操作ダイヤル105の上方位置
内部には、打球発射部(図示省略)に発射球を供給する
発射球供給部900が設けられている。
内部には、打球発射部(図示省略)に発射球を供給する
発射球供給部900が設けられている。
また、パチンコ遊技機10の下部中央寄り位置には、遊
技盤300の下部中央に設けられたアウト球回収口310から
回収されるアウト球の島設備の回収樋(図示省略)中に
導くアウト球回収樋260が設けられている。
技盤300の下部中央に設けられたアウト球回収口310から
回収されるアウト球の島設備の回収樋(図示省略)中に
導くアウト球回収樋260が設けられている。
また、パチンコ遊技機10内の上部には、打止め状態を
知らせる完了ランプ271、大排出入賞領域に遊技球が入
賞したことを知らせる第1の入賞表示ランプ272(セー
フランプ1)、及び小排出の入賞領域に遊技球が入賞し
たことを知らせる第2の入賞表示ランプ273(セーフラ
ンプ2)が遊技者にそれらの点灯光を視認し得る状態に
設置されている。
知らせる完了ランプ271、大排出入賞領域に遊技球が入
賞したことを知らせる第1の入賞表示ランプ272(セー
フランプ1)、及び小排出の入賞領域に遊技球が入賞し
たことを知らせる第2の入賞表示ランプ273(セーフラ
ンプ2)が遊技者にそれらの点灯光を視認し得る状態に
設置されている。
第4図には、パチンコ遊技機10の裏側に設置された賞
球排出部700を構成する賞球排出ユニット700Aの分解斜
視図を示す。
球排出部700を構成する賞球排出ユニット700Aの分解斜
視図を示す。
この賞球排出ユニット700Aは、パチンコ遊技機10の裏
側に取り付けられる賞球排出誘導枠701Aを具えている。
側に取り付けられる賞球排出誘導枠701Aを具えている。
この賞球排出誘導枠701Aは、貯留タンク201に連結さ
れた誘導樋202の2条の通路から送られてくる賞品球を
球導出樋750に導くもので、仕切板702の両面側にはそれ
ぞれ誘導樋202の2条の通路の下端出口と球導出樋750の
入口を連絡する賞球導出樋710,710が設けられている。
れた誘導樋202の2条の通路から送られてくる賞品球を
球導出樋750に導くもので、仕切板702の両面側にはそれ
ぞれ誘導樋202の2条の通路の下端出口と球導出樋750の
入口を連絡する賞球導出樋710,710が設けられている。
これら賞球導出樋710,710は、その上段部、中段部、
下段部がそれぞれ、減圧路710a,710a、縁切り路710b,71
0b、排出路710c,710cとなっている。
下段部がそれぞれ、減圧路710a,710a、縁切り路710b,71
0b、排出路710c,710cとなっている。
前記減圧路710a,710aは、貯留タンク201から誘導樋20
2を介して送られてくる賞品球としての予備球の移動圧
を減圧させるもので、同図に示すように、緩傾斜状態に
Uターンさせて設けられている。前記縁切り路710b,710
bは、その下の排出路710c,710cを通る賞品球どうしに間
隔を開けさせて、後述の賞球排出装置740による賞品球
の排出をストッパによって止め易くするためのもので、
前記減圧路710aに通じる垂直通路部分711と後述の排出
路710cに通じる方向変換通路部分712とから構成されて
いる。そして、その垂直通路部分711の下端部には、球
の流下方向への移動力を減衰させる移動力減衰傾斜部71
3が方向変換通路部分712に向けて緩やかに下り傾斜させ
た状態で設けられている。また、方向変換通路部分712
の前方には、前記減衰傾斜部713に沿って流下する球の
流下方向を垂直下方に方向変換させる案内傾斜壁714が
設けられている。一方、方向変換通路部分712の後方の
垂直通路部分711の後壁部には球詰まり防止突部715が前
方に突出して設けられている。この球詰まり防止突部71
5によって、垂直通路部分711に縦に並んで停止した球の
うちの最も下の減衰傾斜部713上の球の中心位置がその
上方の球の中心位置より常に前方に位置せしめられるよ
うになる。それによって、上方の球の流下移動圧が最も
下の減衰傾斜部713に至る球を常に前方を押し遺ること
となり、従って最も下の球は常に減衰傾斜部713の下流
側に押し遣られて球詰まりが防止される。
2を介して送られてくる賞品球としての予備球の移動圧
を減圧させるもので、同図に示すように、緩傾斜状態に
Uターンさせて設けられている。前記縁切り路710b,710
bは、その下の排出路710c,710cを通る賞品球どうしに間
隔を開けさせて、後述の賞球排出装置740による賞品球
の排出をストッパによって止め易くするためのもので、
前記減圧路710aに通じる垂直通路部分711と後述の排出
路710cに通じる方向変換通路部分712とから構成されて
いる。そして、その垂直通路部分711の下端部には、球
の流下方向への移動力を減衰させる移動力減衰傾斜部71
3が方向変換通路部分712に向けて緩やかに下り傾斜させ
た状態で設けられている。また、方向変換通路部分712
の前方には、前記減衰傾斜部713に沿って流下する球の
流下方向を垂直下方に方向変換させる案内傾斜壁714が
設けられている。一方、方向変換通路部分712の後方の
垂直通路部分711の後壁部には球詰まり防止突部715が前
方に突出して設けられている。この球詰まり防止突部71
5によって、垂直通路部分711に縦に並んで停止した球の
うちの最も下の減衰傾斜部713上の球の中心位置がその
上方の球の中心位置より常に前方に位置せしめられるよ
うになる。それによって、上方の球の流下移動圧が最も
下の減衰傾斜部713に至る球を常に前方を押し遺ること
となり、従って最も下の球は常に減衰傾斜部713の下流
側に押し遣られて球詰まりが防止される。
また、賞球排出誘導枠701Aの手前側上部には、一定の
事由が発生した時に、賞品球の排出を停止させるロック
装置720が設置されている。
事由が発生した時に、賞品球の排出を停止させるロック
装置720が設置されている。
このロック装置720は、賞球排出誘導枠701Aの手前側
(表側)上部に設置された駆動手段としてのロックソレ
ノイド721と該ロックソレノイド721の駆動力により駆動
されて、第1および第2の賞球導出樋710,710の減圧通
路710a,710a中の球の流下を制御する第1および第2の
ロック部材728,729を具えている。
(表側)上部に設置された駆動手段としてのロックソレ
ノイド721と該ロックソレノイド721の駆動力により駆動
されて、第1および第2の賞球導出樋710,710の減圧通
路710a,710a中の球の流下を制御する第1および第2の
ロック部材728,729を具えている。
前記ロックソレノイド721は、その消磁(オフ)時に
自重および復帰用スプリング(図示省略)の力によって
下降(伸張)復帰していて、励磁(オン)時に上昇(縮
む)する作動ロッド722を具えている。
自重および復帰用スプリング(図示省略)の力によって
下降(伸張)復帰していて、励磁(オン)時に上昇(縮
む)する作動ロッド722を具えている。
前記第1および第2のロック部材728,729は、減圧路7
10aの上方の仕切板702を貫通して設けられた軸受孔702a
中に回転自在に挿通された回転軸727の両端にそれぞれ
固定されることにより、一緒に回動するようになってい
る。
10aの上方の仕切板702を貫通して設けられた軸受孔702a
中に回転自在に挿通された回転軸727の両端にそれぞれ
固定されることにより、一緒に回動するようになってい
る。
これらロック部材728,729のうちの第2のロック部材7
29の一側部に連結ピン729aが突設され、該連結ピン729a
と作動ロッド722の下端部とが連結板726により連結され
ている。
29の一側部に連結ピン729aが突設され、該連結ピン729a
と作動ロッド722の下端部とが連結板726により連結され
ている。
そして、ロックソレノイド721が消磁(オフ)状態に
あるときには、作動ロッド722が下降して第1および第
2のロック部材728,729の先端部が切欠き部703a、703a
を介してそれぞれ第1および第2の賞球導出樋710,710
の減圧路710a,710a中に入り込んで、それら減圧路710a,
710a中の遊技球を流下させないようになっている。
あるときには、作動ロッド722が下降して第1および第
2のロック部材728,729の先端部が切欠き部703a、703a
を介してそれぞれ第1および第2の賞球導出樋710,710
の減圧路710a,710a中に入り込んで、それら減圧路710a,
710a中の遊技球を流下させないようになっている。
一方、ロックソレノイド721が励磁(オン)される
と、作動ロッド722が上昇して第1および第2のロック
部材728,729がそれらの先端側が上昇する方向に回動さ
れて第1および第2の賞球導出樋710,710の減圧路710a,
710a中から脱出してそれら減圧路710a,710a中の球を流
下させ得るようになっている。
と、作動ロッド722が上昇して第1および第2のロック
部材728,729がそれらの先端側が上昇する方向に回動さ
れて第1および第2の賞球導出樋710,710の減圧路710a,
710a中から脱出してそれら減圧路710a,710a中の球を流
下させ得るようになっている。
また、賞球排出誘導枠701Aの手前側上部には、前枠10
0の操作用孔(図示省略)から球抜き操作用の球抜き棒
(図示省略)が差し込まれたことを検出する球抜きセン
サ719が設置されている。
0の操作用孔(図示省略)から球抜き操作用の球抜き棒
(図示省略)が差し込まれたことを検出する球抜きセン
サ719が設置されている。
第1および第2の賞球導出樋710,710の排出路710c,71
0c中には、これら排出路710c,710cを流下する球を検出
する検出手段として例示する第1および第2の賞球排出
センサ730,730(排出センサ1,2)が設置されている。
0c中には、これら排出路710c,710cを流下する球を検出
する検出手段として例示する第1および第2の賞球排出
センサ730,730(排出センサ1,2)が設置されている。
また、賞球排出誘導枠701Aの仕切板702の下部の表裏
両側部には、第1および第2の賞球排出樋710,710の排
出路710c,710c中にある球の流下を制御する第1および
第2の賞球排出装置740,740がそれぞれ設置されてい
る。
両側部には、第1および第2の賞球排出樋710,710の排
出路710c,710c中にある球の流下を制御する第1および
第2の賞球排出装置740,740がそれぞれ設置されてい
る。
これら第1および第2の賞球排出装置740,740は、そ
れぞれ、賞球排出誘導枠701Aの仕切板702の下部の表裏
両側部に設置された駆動手段(電気的駆動源)としての
第1および第2の賞球排出ソレノイド741,741(排出ソ
レノイド1,2)と、これらソレノイド741,741の駆動力に
より駆動されて、第1および第2の賞球導出樋710,710
の排出路710c,710c中の球の排出を制御する排出作動部
材として例示する第1および第2の流下阻止部材745,74
5を具えている。
れぞれ、賞球排出誘導枠701Aの仕切板702の下部の表裏
両側部に設置された駆動手段(電気的駆動源)としての
第1および第2の賞球排出ソレノイド741,741(排出ソ
レノイド1,2)と、これらソレノイド741,741の駆動力に
より駆動されて、第1および第2の賞球導出樋710,710
の排出路710c,710c中の球の排出を制御する排出作動部
材として例示する第1および第2の流下阻止部材745,74
5を具えている。
前記第1および第2の賞球排出ソレノイド741,741
は、それぞれ、それらの消磁(オフ)時に自重および復
帰用スプリング(図示省略)の力によって下降復帰して
いて、励磁(オン)時に上昇する作動ロッド742を具え
ている。
は、それぞれ、それらの消磁(オフ)時に自重および復
帰用スプリング(図示省略)の力によって下降復帰して
いて、励磁(オン)時に上昇する作動ロッド742を具え
ている。
一方、前記第1および第2の流下阻止部材745,745
は、それぞれ、賞球排出誘導枠701Aの仕切板702の下部
の表裏両側に突設された第1および第2の支軸705,705
に回動自在に支持されている。
は、それぞれ、賞球排出誘導枠701Aの仕切板702の下部
の表裏両側に突設された第1および第2の支軸705,705
に回動自在に支持されている。
これら第1および第2の流下阻止部材745,745の一側
部には、それぞれ連結ピン746,746が突設され、これら
連結ピン746,746と第1および第2の賞球排出ソレノイ
ド741,741の作動ロッド742,742の下端部とが、それぞれ
連結板747,747により連結されている。
部には、それぞれ連結ピン746,746が突設され、これら
連結ピン746,746と第1および第2の賞球排出ソレノイ
ド741,741の作動ロッド742,742の下端部とが、それぞれ
連結板747,747により連結されている。
そして、第1および第2の賞球排出ソレノイド741,74
1が消磁(オフ)状態にあるときには、作動ロッド742,7
42が下降して第1および第2の流下阻止部材745,745の
先端部が切欠き部703b,703bを介して、それぞれ第1お
よび第2の賞球導出樋710,710の排出路710c,710c中に入
り込んで、それら排出路710c,710c中の遊技球を流下さ
せないようになっている。
1が消磁(オフ)状態にあるときには、作動ロッド742,7
42が下降して第1および第2の流下阻止部材745,745の
先端部が切欠き部703b,703bを介して、それぞれ第1お
よび第2の賞球導出樋710,710の排出路710c,710c中に入
り込んで、それら排出路710c,710c中の遊技球を流下さ
せないようになっている。
一方、第1および第2の賞球排出ソレノイド741,741
が励磁(オン)されると、作動ロッド742,742が上昇し
て第1および第2の流下阻止部材745,745がそれらの先
端側が上昇する方向に回動されて第1および第2の賞球
排出樋710,710の排出路710c,710c中から脱して、それら
排出路710c,710c中の球を流下させ得るようになってい
る。
が励磁(オン)されると、作動ロッド742,742が上昇し
て第1および第2の流下阻止部材745,745がそれらの先
端側が上昇する方向に回動されて第1および第2の賞球
排出樋710,710の排出路710c,710c中から脱して、それら
排出路710c,710c中の球を流下させ得るようになってい
る。
上記のように、ロック装置720、第1および第2の賞
球排出装置740,740、球抜きセンサ719および賞球排出セ
ンサ730,730等の設置された賞球排出誘導枠701Aは、そ
の第1の賞球導出樋710側(裏側)がパチンコ遊技機10
の裏側に相対して取り付けられ、一方その第2の賞球導
出樋710側(表側)が蓋枠701Bによって封止されてい
る。
球排出装置740,740、球抜きセンサ719および賞球排出セ
ンサ730,730等の設置された賞球排出誘導枠701Aは、そ
の第1の賞球導出樋710側(裏側)がパチンコ遊技機10
の裏側に相対して取り付けられ、一方その第2の賞球導
出樋710側(表側)が蓋枠701Bによって封止されてい
る。
そして、前記ロックソレノイド721、球抜きセンサ71
9、第1および第2の賞球排出ソレノイド741,741、およ
び第1および第2の賞球排出センサ730,730がそれぞれ
コネクタ723,719a,743,743および731,731を介して賞球
排出制御装置600(第2図)に電気的に接続されてい
る。
9、第1および第2の賞球排出ソレノイド741,741、およ
び第1および第2の賞球排出センサ730,730がそれぞれ
コネクタ723,719a,743,743および731,731を介して賞球
排出制御装置600(第2図)に電気的に接続されてい
る。
第5図には賞球排出ユニット700Aの内部機構の正面図
を示す。
を示す。
前述したように、賞球排出ユニット700Aの内部には賞
球導出樋710が設けられ、該賞球導出樋710に沿って、不
正発生時等に賞品球の排出をストップさせるロック装置
720、賞品球の排出に関与する賞球排出装置740、球抜き
棒(図示省略)が差し込まれたことを検出する球抜きセ
ンサ719、および賞品球の排出を検出する賞球排出セン
サ730が設置されている。
球導出樋710が設けられ、該賞球導出樋710に沿って、不
正発生時等に賞品球の排出をストップさせるロック装置
720、賞品球の排出に関与する賞球排出装置740、球抜き
棒(図示省略)が差し込まれたことを検出する球抜きセ
ンサ719、および賞品球の排出を検出する賞球排出セン
サ730が設置されている。
前記賞球導出樋710は前述したように上流部の減圧路7
10a、中流部の縁切り路710bおよび下流部の排出路710c
とから構成されている。そして、前記縁切り路710bは垂
直通路部分711と方向変換通路部分712とから構成され、
特に、その垂直通路部分711の下部の後壁部には該垂直
通路部分711の下部に至った球をその中心部がその直上
の球の中心位置より前方に至るように押し遣る球詰り防
止突部715が設けられている。
10a、中流部の縁切り路710bおよび下流部の排出路710c
とから構成されている。そして、前記縁切り路710bは垂
直通路部分711と方向変換通路部分712とから構成され、
特に、その垂直通路部分711の下部の後壁部には該垂直
通路部分711の下部に至った球をその中心部がその直上
の球の中心位置より前方に至るように押し遣る球詰り防
止突部715が設けられている。
この球詰り防止突部715によって前方に押し遣られた
球B1の中心位置は、その直上の球B2の中心位置より少な
くとも前方にd(>0)の距離だけ前方に位置せしめら
れるようになっている。それにより、垂直通路部分711
に縦に並んで停止した球のうちの最も下の減衰傾斜部71
3上の球(B1)がその直上の球(B2)の下方への流下移
動圧によって減衰傾斜部713の後方側に押し遣られて球
詰りするのを防止できるようになっている。
球B1の中心位置は、その直上の球B2の中心位置より少な
くとも前方にd(>0)の距離だけ前方に位置せしめら
れるようになっている。それにより、垂直通路部分711
に縦に並んで停止した球のうちの最も下の減衰傾斜部71
3上の球(B1)がその直上の球(B2)の下方への流下移
動圧によって減衰傾斜部713の後方側に押し遣られて球
詰りするのを防止できるようになっている。
賞球導出樋710の流入口側は誘導樋202の流下端部に接
続され、流出口側は球導出樋750の上端流入口に接続さ
れている。
続され、流出口側は球導出樋750の上端流入口に接続さ
れている。
第6図(A)〜(C)には賞球排出センサ730による
検出と賞球排出個数との関係を賞球排出ユニット700Aの
内部機構の正面図を用いて示す。
検出と賞球排出個数との関係を賞球排出ユニット700Aの
内部機構の正面図を用いて示す。
常時は、第6図(A)に示すように、賞球排出ソレノ
イド741が消磁(オフ)状態になっていて、その作動ロ
ッド742が下降して流下阻止部材745の先端が賞球導出樋
710の排出路710c中に入り込んで賞球導出樋710中の賞品
球Bが排出されないようになっている。
イド741が消磁(オフ)状態になっていて、その作動ロ
ッド742が下降して流下阻止部材745の先端が賞球導出樋
710の排出路710c中に入り込んで賞球導出樋710中の賞品
球Bが排出されないようになっている。
この状態で、賞球排出ソレノイド741が励磁(オン)
されると、その作動ロッド742が上昇して流下阻止部材7
45の先端が賞球導出樋710の排出路710c中から脱し、そ
れによって、賞球導出樋710の中の賞品球Bが排出可能
な状態に変換する。
されると、その作動ロッド742が上昇して流下阻止部材7
45の先端が賞球導出樋710の排出路710c中から脱し、そ
れによって、賞球導出樋710の中の賞品球Bが排出可能
な状態に変換する。
このように変換すると、賞球排出樋710中の賞品球B
がその下方に排出される。その過程で、賞球排出樋710
中を流下して賞球排出センサ730を通過した球はその通
過の時に同センサ730によって検出されて、その結果通
過個数のカウントが可能となる。
がその下方に排出される。その過程で、賞球排出樋710
中を流下して賞球排出センサ730を通過した球はその通
過の時に同センサ730によって検出されて、その結果通
過個数のカウントが可能となる。
この実施例の場合上記通過個数は、第7図に示すよう
に、賞球排出センサ730の検出信号の立上りがあるごと
に、賞球排出制御装置600によりカウントされている。
に、賞球排出センサ730の検出信号の立上りがあるごと
に、賞球排出制御装置600によりカウントされている。
上記賞球排出センサ730は上記流下阻止部材745より上
流側の賞球導出樋710に位置しており、賞品球の排出が
阻止されている状態では上記賞球排出センサ730内に下
から2つ目の賞品球B2が留まる。このため、賞品球の排
出の際には、第6図(A)に示すように賞球排出センサ
730より下方にある球B1および賞球排出センサ730中に位
置している球B2はカウントされない。
流側の賞球導出樋710に位置しており、賞品球の排出が
阻止されている状態では上記賞球排出センサ730内に下
から2つ目の賞品球B2が留まる。このため、賞品球の排
出の際には、第6図(A)に示すように賞球排出センサ
730より下方にある球B1および賞球排出センサ730中に位
置している球B2はカウントされない。
また、流下阻止部材745の先端部が排出路710c内に入
り込んだ状態から該排出路710cより脱した状態に変換さ
れたときにも、上記賞球排出センサ730は排出路710c内
の流下阻止部材745の直上に残る賞品球(B1)をカウン
トすることはない。
り込んだ状態から該排出路710cより脱した状態に変換さ
れたときにも、上記賞球排出センサ730は排出路710c内
の流下阻止部材745の直上に残る賞品球(B1)をカウン
トすることはない。
従って、例えば、4個排出のときには、第7図に示す
ように、賞球排出センサ730で3個目の検出信号の立上
りがあった時点で賞球排出ソレノイド741を消磁(オ
フ)する。すると、第6図(C)に示すように、作動ロ
ッド742が下降して流下阻止部材745の先端が賞球導出樋
710の排出路710c中に入り込んだ状態に戻って、5番目
の球B2を流下阻止部材745の手前側に止めるため、4個
の球の排出が行なわれる。
ように、賞球排出センサ730で3個目の検出信号の立上
りがあった時点で賞球排出ソレノイド741を消磁(オ
フ)する。すると、第6図(C)に示すように、作動ロ
ッド742が下降して流下阻止部材745の先端が賞球導出樋
710の排出路710c中に入り込んだ状態に戻って、5番目
の球B2を流下阻止部材745の手前側に止めるため、4個
の球の排出が行なわれる。
従って、所望排出数より「1」少ない賞球排出センサ
730の立上りをカウントした時点で賞球排出ソレノイド7
41を消磁(オフ)することにより所望個数の排出が行な
われる。
730の立上りをカウントした時点で賞球排出ソレノイド7
41を消磁(オフ)することにより所望個数の排出が行な
われる。
第8図(A),(B)には(第1および第2の)入賞
球処理装置850による入賞球の処理動作説明図を示す。
球処理装置850による入賞球の処理動作説明図を示す。
常時は、第8図(A)に示すように、セーフソレノイ
ド851が消磁(オフ)状態になっていて、その作動ロッ
ド852が下降して係止爪部材853の先端が入賞球導出樋82
0中に入り込んでその入賞球導出樋820中の入賞球Sが導
出されないようになっている。また、分離爪部材854は
その後部側のウエイト855の重量によってその先端側が
上昇する方向に回動復帰されていてその先端の爪部854b
が入賞球導出樋820中から脱した状態となっている。
ド851が消磁(オフ)状態になっていて、その作動ロッ
ド852が下降して係止爪部材853の先端が入賞球導出樋82
0中に入り込んでその入賞球導出樋820中の入賞球Sが導
出されないようになっている。また、分離爪部材854は
その後部側のウエイト855の重量によってその先端側が
上昇する方向に回動復帰されていてその先端の爪部854b
が入賞球導出樋820中から脱した状態となっている。
この状態で、セーフソレノイド851が励磁(オン)さ
れると、その作動ロッドが上昇して係止爪部材853の先
端の爪部853bが第8図(B)に示すように入賞球導出樋
820中から脱して入賞球導出樋820中の入賞球の導出を可
能にすると同時に、その上昇した作動ロッド852の先端
部により分離爪部材854の後端部側が押し上げられてそ
の先端の爪部854bが入賞球導出樋820中に入り込んで2
番目以後の入賞球S2,S3,……の流下を阻止する。それ
によって、1番下の入賞球S1のみ導出される。
れると、その作動ロッドが上昇して係止爪部材853の先
端の爪部853bが第8図(B)に示すように入賞球導出樋
820中から脱して入賞球導出樋820中の入賞球の導出を可
能にすると同時に、その上昇した作動ロッド852の先端
部により分離爪部材854の後端部側が押し上げられてそ
の先端の爪部854bが入賞球導出樋820中に入り込んで2
番目以後の入賞球S2,S3,……の流下を阻止する。それ
によって、1番下の入賞球S1のみ導出される。
その1番下の入賞球S1が導出された後に再びセーフソ
レノイド851が消磁されると、第8図(A)に示すよう
に係止爪部材853の先端の爪部853bが入賞球導出樋820中
に入り込むとともに分離爪部材854の先端の爪部854bが
入賞球導出樋820中から脱した状態に復帰して、今度は
2番目の入賞球S2が係止爪部材853の先端の爪部853bで
係止されて待機した状態となる。
レノイド851が消磁されると、第8図(A)に示すよう
に係止爪部材853の先端の爪部853bが入賞球導出樋820中
に入り込むとともに分離爪部材854の先端の爪部854bが
入賞球導出樋820中から脱した状態に復帰して、今度は
2番目の入賞球S2が係止爪部材853の先端の爪部853bで
係止されて待機した状態となる。
そして、その後また、セーフソレノイド851が励磁さ
れると、第8図(B)に示すように、係止爪部材853の
先端の爪部853bが入賞球導出樋820中から脱した状態と
なって分離爪部材854の先端の爪部854bが入賞球導出樋8
20中に入り込むと、今度が2番目の入賞球S2が導出され
る。
れると、第8図(B)に示すように、係止爪部材853の
先端の爪部853bが入賞球導出樋820中から脱した状態と
なって分離爪部材854の先端の爪部854bが入賞球導出樋8
20中に入り込むと、今度が2番目の入賞球S2が導出され
る。
このように、セーフソレノイド851がオン・オフ動作
を繰り返すごとに、入賞球導出樋820中の入賞球が1個
ずつ導出される。
を繰り返すごとに、入賞球導出樋820中の入賞球が1個
ずつ導出される。
そして、第8図(A)に示すように、係止爪部材853
により入賞球Sが係止されて待機状態となるごとにその
待機した入賞球Sが入賞球検出器830(セーフセンサ)
に検出されるようになっている。
により入賞球Sが係止されて待機状態となるごとにその
待機した入賞球Sが入賞球検出器830(セーフセンサ)
に検出されるようになっている。
第9図(A),(B)には供給皿102から発射レール
の発射球待機部、即ち打球発射部(図示省略)に遊技球
を供給する発射球供給部900の内部機構図を示す。
の発射球待機部、即ち打球発射部(図示省略)に遊技球
を供給する発射球供給部900の内部機構図を示す。
発射球供給部900は供給皿102(第1図)から供給され
る遊技球を打球発射部(図示省略)に適宜1個ずつ送っ
たり、その供給を阻止したりする部分で、供給皿102に
通ずる遊技球の供給口102bの内側には、該供給口102bか
ら供給される遊技球を内部の打球発射部に導くための発
射球供給通路950が設けられている。
る遊技球を打球発射部(図示省略)に適宜1個ずつ送っ
たり、その供給を阻止したりする部分で、供給皿102に
通ずる遊技球の供給口102bの内側には、該供給口102bか
ら供給される遊技球を内部の打球発射部に導くための発
射球供給通路950が設けられている。
この発射球供給通路950の下部には、パチンコ遊技機1
0の前側下部の受皿102中に通ずる回収通路962が設けら
れている。この回収通路962の上端開口部には、発射球
供給通路950の通路底板を構成する開閉通路部材961が矢
印方向に往復摺動自在に設置されている。この開閉通路
部材961は図示省略の復帰用スプリングによる復帰力に
よって回収通路962を閉塞する方向に移動復帰されてい
るが、パチンコ遊技機10の前側の供給皿102の一側部に
突出して設置された球回収用釦106を押すことにより回
収通路962の入口を開放できるようになっている。
0の前側下部の受皿102中に通ずる回収通路962が設けら
れている。この回収通路962の上端開口部には、発射球
供給通路950の通路底板を構成する開閉通路部材961が矢
印方向に往復摺動自在に設置されている。この開閉通路
部材961は図示省略の復帰用スプリングによる復帰力に
よって回収通路962を閉塞する方向に移動復帰されてい
るが、パチンコ遊技機10の前側の供給皿102の一側部に
突出して設置された球回収用釦106を押すことにより回
収通路962の入口を開放できるようになっている。
また、発射球供給通路950の前方には、打球発射部
(図示省略)に通ずる発射球導入空間970が設けられて
いる。この導入空間970には球送り装置980が設置されて
いる。
(図示省略)に通ずる発射球導入空間970が設けられて
いる。この導入空間970には球送り装置980が設置されて
いる。
この球送り装置980は発射球供給通路950上に待機して
いる遊技球Bを1個ずつ分離して打球発射部に供給する
もので、ピン989を軸芯としてその先端側が昇降する方
向に回動自在に設置されている。
いる遊技球Bを1個ずつ分離して打球発射部に供給する
もので、ピン989を軸芯としてその先端側が昇降する方
向に回動自在に設置されている。
この球送り装置980の先端部には球取込み部981が設け
られている。この球取込み部981は例えばコ字型に設け
られ、その中央部には発射球供給通路950上に待機して
いる遊技球Bを1個ずつ取り込む球取込み空間981aが、
下部にはその取り込んだ球Bを打球発射部(図示省略)
方向に転動させて移送させる傾斜面を有する球移送傾斜
部982bが、上部には前記球移送傾斜部982bによって打球
発射部(図示省略)に送られた球Bの発射が終了するま
で次の球Bを発射球供給通路950上に待機させておく係
止部982aが設けられている。
られている。この球取込み部981は例えばコ字型に設け
られ、その中央部には発射球供給通路950上に待機して
いる遊技球Bを1個ずつ取り込む球取込み空間981aが、
下部にはその取り込んだ球Bを打球発射部(図示省略)
方向に転動させて移送させる傾斜面を有する球移送傾斜
部982bが、上部には前記球移送傾斜部982bによって打球
発射部(図示省略)に送られた球Bの発射が終了するま
で次の球Bを発射球供給通路950上に待機させておく係
止部982aが設けられている。
このように構成された球送り装置980は発射モータ151
(第2図)により回転されるカム(図示省略)によって
遊技球の発射に同期して回動されるようになっていて次
のように動作する。
(第2図)により回転されるカム(図示省略)によって
遊技球の発射に同期して回動されるようになっていて次
のように動作する。
即ち、球送り装置980により、打球発射部(図示省
略)に先に移送された球(前の球)が打球発射装置150
によって発射されるまでの間、球送り装置980は、第9
図(A)に示すように自重によってその先端側が下降復
帰してその上部の係止部982aにより発射球供給通路950
上の次の球Bを係止した状態に保っている。
略)に先に移送された球(前の球)が打球発射装置150
によって発射されるまでの間、球送り装置980は、第9
図(A)に示すように自重によってその先端側が下降復
帰してその上部の係止部982aにより発射球供給通路950
上の次の球Bを係止した状態に保っている。
そして、前の球の発射が終了した時点で、発射モータ
151(第2図)の駆動力によって球送り装置980の先端側
が上昇する方向に回動される。そして、その回動に伴っ
てその先端の球取込み空間981aの中に待機中の球Bを取
り込んだ時点で第9図(A)に示すように先端部が下降
した状態に回動復帰されて、その取り込んだ球を打球発
射部(図示省略)に移送させると同時に、その次の待機
球をその上部の係止部982aによって係止した状態とな
る。
151(第2図)の駆動力によって球送り装置980の先端側
が上昇する方向に回動される。そして、その回動に伴っ
てその先端の球取込み空間981aの中に待機中の球Bを取
り込んだ時点で第9図(A)に示すように先端部が下降
した状態に回動復帰されて、その取り込んだ球を打球発
射部(図示省略)に移送させると同時に、その次の待機
球をその上部の係止部982aによって係止した状態とな
る。
このように、打球発射部の球が発射されるごとに、球
送り装置980が発射球供給通路950上の待機球Bを1つず
つ取り込んで打球発射部に移送させることとなる。
送り装置980が発射球供給通路950上の待機球Bを1つず
つ取り込んで打球発射部に移送させることとなる。
発射球供給部900の上方部には、補給センサ211の出力
信号によって、貯留タンク201(第3図)中の球Bが無
くなったことが確認されたとき等に発射球供給通路950
上の待機球Bを係止し、球送り装置980によって待機球
Bが取り込まれないようにするシャッター装置910Aが設
置されている。
信号によって、貯留タンク201(第3図)中の球Bが無
くなったことが確認されたとき等に発射球供給通路950
上の待機球Bを係止し、球送り装置980によって待機球
Bが取り込まれないようにするシャッター装置910Aが設
置されている。
このシャッター装置910Aは、発射球供給部900の上側
に設置された駆動源としてのシャッターソレノイド910
と該シャッターソレノイド910の駆動力により駆動され
て発射球供給通路950上の待機球Bを球送り装置980に取
り込まれないように係止する供給阻止部材920を具えて
いる。
に設置された駆動源としてのシャッターソレノイド910
と該シャッターソレノイド910の駆動力により駆動され
て発射球供給通路950上の待機球Bを球送り装置980に取
り込まれないように係止する供給阻止部材920を具えて
いる。
前記シャッターソレノイド910は、その消磁(オフ)
時に自重および復帰用スプリング911の力によって下降
していて、励磁(オン)時に上昇(縮む)する作動ロッ
ド912を具えている。
時に自重および復帰用スプリング911の力によって下降
していて、励磁(オン)時に上昇(縮む)する作動ロッ
ド912を具えている。
一方、前記供給阻止部材920は、その中間部がピン925
を軸芯として先端側および後端側が昇降する方向に回動
自在に設置されている。この供給阻止部材920の先端部
には、発射球供給通路950の上壁部に設けられた開口部9
51を介して、発射球供給通路950中に入り込んで該供給
通路950中の待機球Bを前記回収通路962中に回収可能な
位置に係止させる係止爪921が、円弧状に湾曲させて下
向きに設けられている。
を軸芯として先端側および後端側が昇降する方向に回動
自在に設置されている。この供給阻止部材920の先端部
には、発射球供給通路950の上壁部に設けられた開口部9
51を介して、発射球供給通路950中に入り込んで該供給
通路950中の待機球Bを前記回収通路962中に回収可能な
位置に係止させる係止爪921が、円弧状に湾曲させて下
向きに設けられている。
そして、この供給阻止部材920の後端部が連結部材913
により前記シャッターソレノイド910の作動ロッド912に
連結されていて、作動ロッド912の昇降に伴って供給阻
止部材920が回動されて、その先端の係止爪921が発射球
供給通路950内に出入りするようになっている。
により前記シャッターソレノイド910の作動ロッド912に
連結されていて、作動ロッド912の昇降に伴って供給阻
止部材920が回動されて、その先端の係止爪921が発射球
供給通路950内に出入りするようになっている。
シャッター装置910Aは上記のように構成されており、
常時はシャッターソレノイド910が消磁(オフ)状態に
あって、作動ロッド912が下降して供給阻止部材920の先
端側が上昇復帰していて、その先端の係止爪921が発射
球供給通路950中から脱出した状態となっている。この
ときには、発射球供給通路950中の待機球Bは球送り装
置980によって打球発射部(図示省略)への移動が可能
な状態となっている。
常時はシャッターソレノイド910が消磁(オフ)状態に
あって、作動ロッド912が下降して供給阻止部材920の先
端側が上昇復帰していて、その先端の係止爪921が発射
球供給通路950中から脱出した状態となっている。この
ときには、発射球供給通路950中の待機球Bは球送り装
置980によって打球発射部(図示省略)への移動が可能
な状態となっている。
そして、貯留タンク201(第3図)中の球が無くなっ
て補給センサ211の出力がHレベルとなったときなどに
シャッターソレノイド910が励磁されると、作動ロッド9
12が上昇して供給阻止部材920の先端側が下降されてそ
の先端の係止爪921が第9図(B)に示すように発射球
供給通路950中に入り込んで、供給通路950中の待機球B
を前記回収通路962中に回収可能な位置、即ち、供給通
路950中の先頭の待機球Bが回収通路962の上端開口部上
で、かつ開閉通路部材961上に載った状態に係止する。
て補給センサ211の出力がHレベルとなったときなどに
シャッターソレノイド910が励磁されると、作動ロッド9
12が上昇して供給阻止部材920の先端側が下降されてそ
の先端の係止爪921が第9図(B)に示すように発射球
供給通路950中に入り込んで、供給通路950中の待機球B
を前記回収通路962中に回収可能な位置、即ち、供給通
路950中の先頭の待機球Bが回収通路962の上端開口部上
で、かつ開閉通路部材961上に載った状態に係止する。
このように、発射球供給通路950中の待機球Bがシャ
ッター装置910Aにより係止された状態にあるとき、パチ
ンコ遊技機10の前側の供給皿102(第1図)の一側に突
出して設置された前記球回収用釦(図示省略)の操作に
よって開閉通路部材961を後退させる方向に移動(摺
動)させて回収通路962上の上端開口部を開放させれ
ば、発射球供給通路950中の待球機Bを1つ残らず全て
受皿103(第1図)中に回収できる他、供給口102bを介
して、新たに発射球供給通路950中に入り込む球Bも全
て受皿103中に回収することができる。
ッター装置910Aにより係止された状態にあるとき、パチ
ンコ遊技機10の前側の供給皿102(第1図)の一側に突
出して設置された前記球回収用釦(図示省略)の操作に
よって開閉通路部材961を後退させる方向に移動(摺
動)させて回収通路962上の上端開口部を開放させれ
ば、発射球供給通路950中の待球機Bを1つ残らず全て
受皿103(第1図)中に回収できる他、供給口102bを介
して、新たに発射球供給通路950中に入り込む球Bも全
て受皿103中に回収することができる。
第10図には前記賞球排出制御装置600の分解斜視図を
示す。
示す。
この賞球排出制御装置600はパチンコ遊技機10の賞球
排出系統の制御を行なうもので、パチンコ遊技機10の前
枠100裏側の左下部分に一対の取付ピン617a,617bによっ
て脱着自在に取り付けられている(第2図)。
排出系統の制御を行なうもので、パチンコ遊技機10の前
枠100裏側の左下部分に一対の取付ピン617a,617bによっ
て脱着自在に取り付けられている(第2図)。
より具体的には、賞球排出制御装置600は、排出制御
基板610が金属シールド盤613によって支持された状態で
ケース616中に収納され、それに保護蓋690が取り付けら
れた構成となっている。
基板610が金属シールド盤613によって支持された状態で
ケース616中に収納され、それに保護蓋690が取り付けら
れた構成となっている。
このうち前記排出制御基板610には、賞品球の排出制
御に関与する排出制御用のマイクロコンピュータ、パワ
ートランジスタ、バックアップバッテリ、コンデンサ等
の電子部品612や電子回路等が配設された構成となって
おり、賞球排出制御装置600の複数のコネクタ615は該基
板610の下側(図中左下側)のコネクタ配設部610aに集
中して設置されている。
御に関与する排出制御用のマイクロコンピュータ、パワ
ートランジスタ、バックアップバッテリ、コンデンサ等
の電子部品612や電子回路等が配設された構成となって
おり、賞球排出制御装置600の複数のコネクタ615は該基
板610の下側(図中左下側)のコネクタ配設部610aに集
中して設置されている。
前記金属シールド盤613の裏側にはクッション材614が
貼着され、該クッション材614を介して前記排出制御基
板610が保持されている。
貼着され、該クッション材614を介して前記排出制御基
板610が保持されている。
前記保護蓋690は制御基板610の熱を放出する放熱孔69
0aが設けられている。
0aが設けられている。
また、この保護蓋690の表側(取付ピン側)には、詳
細は後述する(第11図)カートリッジ式の賞球数設定装
置510を挿入して設置するための装着部692が設けられて
いる。
細は後述する(第11図)カートリッジ式の賞球数設定装
置510を挿入して設置するための装着部692が設けられて
いる。
この装着部692は賞球数設定装置510の厚みに合わせて
凹状に設けられ、その挿入口側を除く周囲に賞球数設定
装置510を保持するための係止片692a、692bが弾性変形
自在に設けられている。そしてこの装着部692中に賞球
数設定装置510が装着されたときにその賞球数設定装置
の表面に設けられた嵌合凸部516a,516bが係止片692bの
裏側に当って挾持されることによって、その装着された
状態に確実に保持されるようになっている。
凹状に設けられ、その挿入口側を除く周囲に賞球数設定
装置510を保持するための係止片692a、692bが弾性変形
自在に設けられている。そしてこの装着部692中に賞球
数設定装置510が装着されたときにその賞球数設定装置
の表面に設けられた嵌合凸部516a,516bが係止片692bの
裏側に当って挾持されることによって、その装着された
状態に確実に保持されるようになっている。
前記賞球数設定装置510は、上記保護蓋690の前記装着
部692に脱着自在に挿着され、その内部の賞球数読取器5
03(第11図参照)に接続されたリード線502の先端のコ
ネクタ501が上記排出制御基板610の所定のコネクタ615
に接続されるようになっている。
部692に脱着自在に挿着され、その内部の賞球数読取器5
03(第11図参照)に接続されたリード線502の先端のコ
ネクタ501が上記排出制御基板610の所定のコネクタ615
に接続されるようになっている。
第11図は賞球数設定カード520を内包する前記賞球数
設定装置510の構成を示す分解斜視図である。
設定装置510の構成を示す分解斜視図である。
本実施例では賞球数設定装置510は、該賞球数設定カ
ード520と、該カード520に設定された賞球設定数を読み
取る賞球数設定器503と、これらカード520および賞球数
読取器503を収納するケース510Aと、これに取り付けら
れる蓋510Bとから構成されている。
ード520と、該カード520に設定された賞球設定数を読み
取る賞球数設定器503と、これらカード520および賞球数
読取器503を収納するケース510Aと、これに取り付けら
れる蓋510Bとから構成されている。
前記賞球数設定カード(賞球数設定手段)520は挿入
される側の先端部(切欠部)に凹凸形状をした賞球数設
定部522が設けられている。この賞球数設定部522には凹
凸形状によって所定の賞球数(賞球設定数)が記録され
ている。
される側の先端部(切欠部)に凹凸形状をした賞球数設
定部522が設けられている。この賞球数設定部522には凹
凸形状によって所定の賞球数(賞球設定数)が記録され
ている。
そして、その記録された賞球設定数を表わす表示、例
えば、7個と13個の賞球設定数を示す「7/13」の表示が
カード520の表面になされている。
えば、7個と13個の賞球設定数を示す「7/13」の表示が
カード520の表面になされている。
一方、賞球数読取器(賞球数読込手段)503は、前記
ケース510A内の読取り側に収容される支持基板503Aに設
置された複数のコ字型読取素子503a〜503hを具えてい
て、これら読取素子503a〜503hによって前記賞球数設定
カード520先端の賞球数設定部522の凹凸状態によって表
わされている賞球設定数を読み取るようになっている。
ケース510A内の読取り側に収容される支持基板503Aに設
置された複数のコ字型読取素子503a〜503hを具えてい
て、これら読取素子503a〜503hによって前記賞球数設定
カード520先端の賞球数設定部522の凹凸状態によって表
わされている賞球設定数を読み取るようになっている。
この賞球数読取器503には、その読み取った賞球設定
数を電気的信号として前記賞球排出制御基板610のマイ
クロコンピュータ620(第10図には現れていない)に送
るためのリード線502とコネクタ501とが取り付けられて
いる。
数を電気的信号として前記賞球排出制御基板610のマイ
クロコンピュータ620(第10図には現れていない)に送
るためのリード線502とコネクタ501とが取り付けられて
いる。
前記ケース510Aおよび蓋510Bの長手方向手前側(図中
右側)にはカード挿入口511が設けられ、長手方向奥部
(図中左側)には賞球数読取器設置部519が設けられ、
その奥端に賞球数読取器503の左右両端部を挿入された
状態に保持する保持溝519a,519aが設けられている。
右側)にはカード挿入口511が設けられ、長手方向奥部
(図中左側)には賞球数読取器設置部519が設けられ、
その奥端に賞球数読取器503の左右両端部を挿入された
状態に保持する保持溝519a,519aが設けられている。
また、前記ケース510A及び蓋510B内壁部には、夫々一
対の案内レール512a,512b,513a,513bがカード520の挿入
方向にまっすぐ並行に伸びた状態で設けられており、こ
れら案内レール512a,512b,513a,513bに案内された状態
でカード520が水平に挿入されるようになっている。ま
た、ケース510A内の左右両側にはその長手方向に沿って
カード520をまっすぐに挿入させるためのガイドレール5
14,514が設けられている。これらガイドレール514,514
の入口側には挿入されるカード520をまっすぐになるよ
うに修正する案内面514a,514aが設けられている。ま
た、これらガイドレール514,514の奥側にはカード520の
左右両側に設けられた円弧状溝521a,521a中に入り込ん
で挿入されたカード520を動かないようにする保持部514
b,514bが設けられ、それらガイドレール514,514の保持
部514b,514b側が弾性変形自在となっている。
対の案内レール512a,512b,513a,513bがカード520の挿入
方向にまっすぐ並行に伸びた状態で設けられており、こ
れら案内レール512a,512b,513a,513bに案内された状態
でカード520が水平に挿入されるようになっている。ま
た、ケース510A内の左右両側にはその長手方向に沿って
カード520をまっすぐに挿入させるためのガイドレール5
14,514が設けられている。これらガイドレール514,514
の入口側には挿入されるカード520をまっすぐになるよ
うに修正する案内面514a,514aが設けられている。ま
た、これらガイドレール514,514の奥側にはカード520の
左右両側に設けられた円弧状溝521a,521a中に入り込ん
で挿入されたカード520を動かないようにする保持部514
b,514bが設けられ、それらガイドレール514,514の保持
部514b,514b側が弾性変形自在となっている。
また、蓋510Bの表面の奥側寄り位置(図中左側)に
は、前述の保護蓋690の装着部692の左右両側上部に設け
られた一対の係止片692b,692bの裏面と接触する嵌合凸
部516a,516bが設けられている。また、その挿入口511側
には賞球設定数視認用の窓部517が設けられ、該窓部517
を介して、賞球数設カード520に表示されている賞球設
定数(図示例では、7個と13個を示す7/13の数字)は見
えるようになっている。
は、前述の保護蓋690の装着部692の左右両側上部に設け
られた一対の係止片692b,692bの裏面と接触する嵌合凸
部516a,516bが設けられている。また、その挿入口511側
には賞球設定数視認用の窓部517が設けられ、該窓部517
を介して、賞球数設カード520に表示されている賞球設
定数(図示例では、7個と13個を示す7/13の数字)は見
えるようになっている。
また、前記賞球数読取器503には、カード520がケース
510A内に挿入されたときに、その先端の賞球数設定部52
2がコ字型読取素子503a〜503h中に至ったときに点灯す
る挿入完了ランプ504が設けられている。このランプ504
が蓋510Bに設けられたランプ孔518を介して目視できる
ようになっている。
510A内に挿入されたときに、その先端の賞球数設定部52
2がコ字型読取素子503a〜503h中に至ったときに点灯す
る挿入完了ランプ504が設けられている。このランプ504
が蓋510Bに設けられたランプ孔518を介して目視できる
ようになっている。
そして、前記読取器503が前記ケース510Aの読取器設
置部519中に設置された状態で蓋510Bが取り付けられ、
それらケース510Aと蓋510Bにまたがって設けられたリー
ド線引出し口519bを介して読取器503のリード線502が外
方に導き出されている。これらケース510Aと蓋510Bとで
画成された内部空間中にカード挿入口511から賞球数設
定カード520を挿入してその両サイドの円弧状溝521a,52
1aが内部のガイドレール514,514の保持部514b,514bと出
会って係止された状態にさせると、カード520の先端の
賞球数設定部522がコ字型読取素子503a〜503h中に入り
込んだ状態となって、挿入完了ランプ504が点灯する。
置部519中に設置された状態で蓋510Bが取り付けられ、
それらケース510Aと蓋510Bにまたがって設けられたリー
ド線引出し口519bを介して読取器503のリード線502が外
方に導き出されている。これらケース510Aと蓋510Bとで
画成された内部空間中にカード挿入口511から賞球数設
定カード520を挿入してその両サイドの円弧状溝521a,52
1aが内部のガイドレール514,514の保持部514b,514bと出
会って係止された状態にさせると、カード520の先端の
賞球数設定部522がコ字型読取素子503a〜503h中に入り
込んだ状態となって、挿入完了ランプ504が点灯する。
第12図は賞球排出数設定部680の内部構成及び他の制
御系との接続の様子を模式的に示すブロック図である。
御系との接続の様子を模式的に示すブロック図である。
賞球排出数設定部680は賞球排出制御装置600の要部と
賞球数読取器503とによって構成され、賞球排出数の設
定を行なうものである。より具体的には、この賞球排出
数設定部680は、賞球数設定手段(カード520)により設
定された賞球数設定情報を読み込む賞球数読込手段(賞
球数読取器503)、該読込んだ情報を記憶する賞球数記
憶部681、最初の電源の投入を検知して、賞球数記憶部6
81をして賞球数読込手段503から送られてくる信号を記
憶せしめる電源投入検出手段684、その電源の投入後に
一定時間ごとに賞球数記憶部681に賞球数設定情報の記
憶を行なわせる信号を送るタイマ683および賞球数記憶
部681に賞球排出数が記憶されたことを確認する賞球数
設定確認手段682とによって構成されている。
賞球数読取器503とによって構成され、賞球排出数の設
定を行なうものである。より具体的には、この賞球排出
数設定部680は、賞球数設定手段(カード520)により設
定された賞球数設定情報を読み込む賞球数読込手段(賞
球数読取器503)、該読込んだ情報を記憶する賞球数記
憶部681、最初の電源の投入を検知して、賞球数記憶部6
81をして賞球数読込手段503から送られてくる信号を記
憶せしめる電源投入検出手段684、その電源の投入後に
一定時間ごとに賞球数記憶部681に賞球数設定情報の記
憶を行なわせる信号を送るタイマ683および賞球数記憶
部681に賞球排出数が記憶されたことを確認する賞球数
設定確認手段682とによって構成されている。
前記賞球排出数設定部680の賞球数記憶部681には更
に、賞球数表示器460(第1図)が表示器駆動源430を介
して接続されるとともに、賞品球排出の制御を行なう賞
球排出制御部601が接続されている。
に、賞球数表示器460(第1図)が表示器駆動源430を介
して接続されるとともに、賞品球排出の制御を行なう賞
球排出制御部601が接続されている。
一方、前記賞球数設定確認手段682の出力側には、サ
ウンドジェネレータ626およびアンプ688を介して音声発
生手段たるスピーカー689が接続されている。
ウンドジェネレータ626およびアンプ688を介して音声発
生手段たるスピーカー689が接続されている。
賞球排出数設定部680を中心としたパチンコ遊技機10
の制御系は上記のように構成されていて、以下のように
作用する。
の制御系は上記のように構成されていて、以下のように
作用する。
先ず、電源が投入(ON)されると、賞球数記憶部681
は、賞球数設定情報の読込み可能な状態になり且つそれ
が最初の電源投入である場合にのみ、電源投入検出手段
684からの検出信号に基づいて賞球設定手段(賞球数設
定カード520)に記憶されている賞球数設定情報の読込
みが強制的に行なわれる。その後は、タイマ683から所
定時間経過毎に送信される信号に基づいて一定時間ごと
にその読み込みを行なってそれを記憶する。
は、賞球数設定情報の読込み可能な状態になり且つそれ
が最初の電源投入である場合にのみ、電源投入検出手段
684からの検出信号に基づいて賞球設定手段(賞球数設
定カード520)に記憶されている賞球数設定情報の読込
みが強制的に行なわれる。その後は、タイマ683から所
定時間経過毎に送信される信号に基づいて一定時間ごと
にその読み込みを行なってそれを記憶する。
このようにして記憶された賞球設定数は、賞球排出数
設定部680からの表示指令信号に基づいて、表示器駆動
源430により賞球数表示器460(第1図)に表示される。
この実施例の場合、賞球排出系統は2系統(例えば7個
排出と13個排出)とされており、2つの数字(「7」と
「13」)が表示される。
設定部680からの表示指令信号に基づいて、表示器駆動
源430により賞球数表示器460(第1図)に表示される。
この実施例の場合、賞球排出系統は2系統(例えば7個
排出と13個排出)とされており、2つの数字(「7」と
「13」)が表示される。
また、前記賞球数記憶部681からの賞球数の設定値が
賞球排出制御部601に送られ、該賞球排出制御部601によ
り上記賞球排出数に基づく賞品球の排出が行なわれるよ
うになっている。
賞球排出制御部601に送られ、該賞球排出制御部601によ
り上記賞球排出数に基づく賞品球の排出が行なわれるよ
うになっている。
第13図は賞球排出制御装置600の内部構成及び他の制
御系との接続の様子を示す制御ブロック図である。
御系との接続の様子を示す制御ブロック図である。
賞球排出制御装置600はパチンコ遊技機10の賞球排出
系統の制御を行なうもので、賞球排出系統の制御を行な
うマイクロコンピュータ(MPU)620、その入力側に接続
された第1及び第2のローパスフィルタ631a,631b、マ
イクロコンピュータ620の出力側に接続されたドライバ6
32、マイクロコンピュータ620に電気を供給する電源回
路680、マイクロコンピュータ620の動作の基準時間(制
御タイミング)を決定するためのクロックパルス発振器
634、及びマイクロコンピュータ620からの音声信号を増
幅してスピーカー689に供給するアンプ688等から成る。
系統の制御を行なうもので、賞球排出系統の制御を行な
うマイクロコンピュータ(MPU)620、その入力側に接続
された第1及び第2のローパスフィルタ631a,631b、マ
イクロコンピュータ620の出力側に接続されたドライバ6
32、マイクロコンピュータ620に電気を供給する電源回
路680、マイクロコンピュータ620の動作の基準時間(制
御タイミング)を決定するためのクロックパルス発振器
634、及びマイクロコンピュータ620からの音声信号を増
幅してスピーカー689に供給するアンプ688等から成る。
前記マイクロコンピュータ620はROM621、RAM622、タ
イマカウンタ623、サウンドジェネレータ626、入力ポー
トバッファ624および出力ポートラッチ625等を具えてい
る。
イマカウンタ623、サウンドジェネレータ626、入力ポー
トバッファ624および出力ポートラッチ625等を具えてい
る。
これらのうち、ROM621には、賞球数表示器460の第1
および第2の賞球数表示部463,464への数字表示パター
ン、第1および第2の賞球排出ソレノイド741,741の作
動パターン、第1および第2のセーフソレノイド851,85
1の作動パターン、球抜ソレノイド761の作動パターン、
ジャッターソレノイド910の作動パターン、ロックソレ
ノイド721の作動パターン、打止め等によって遊技が完
了したことを知らせる完了ランプ271の点灯パターン、
第1および第2の入賞表示ランプ(エーフランプ1,2)2
72,273の点灯パターン、賞球数設定カード520が挿着さ
れていることを示す挿入完了ランプ504の点灯パター
ン、賞球数読込手段503から送られてくる賞球数読取信
号に基づいて賞球設定数を判断する賞球設定数判定パタ
ーン等の固定データが記憶されている。また、ROM621
は、排出球数に応じて、駆動制御を行うべき球排出機構
の数と、該駆動制御によって各球排出機構から排出すべ
き球数と、が排出態様として複数種類予め設定された排
出態様設定手段として機能する。
および第2の賞球数表示部463,464への数字表示パター
ン、第1および第2の賞球排出ソレノイド741,741の作
動パターン、第1および第2のセーフソレノイド851,85
1の作動パターン、球抜ソレノイド761の作動パターン、
ジャッターソレノイド910の作動パターン、ロックソレ
ノイド721の作動パターン、打止め等によって遊技が完
了したことを知らせる完了ランプ271の点灯パターン、
第1および第2の入賞表示ランプ(エーフランプ1,2)2
72,273の点灯パターン、賞球数設定カード520が挿着さ
れていることを示す挿入完了ランプ504の点灯パター
ン、賞球数読込手段503から送られてくる賞球数読取信
号に基づいて賞球設定数を判断する賞球設定数判定パタ
ーン等の固定データが記憶されている。また、ROM621
は、排出球数に応じて、駆動制御を行うべき球排出機構
の数と、該駆動制御によって各球排出機構から排出すべ
き球数と、が排出態様として複数種類予め設定された排
出態様設定手段として機能する。
一方、RAM622には、第1のローパスフィルタ631aを介
して送られてくる各種センサ105a,211,221,719,730,73
0,830,830,770やスイッチ780等から送られてくる検出信
号、第2のローパスフィルタ631bを介して送られてくる
賞球数設定手段(賞球数設定カード520)の賞球設定数
の情報信号など各種制御信号を一時的に記憶する記憶領
域、およびマイクロコンピュータ620の作業領域(ワー
クエリア)などが設けられている。
して送られてくる各種センサ105a,211,221,719,730,73
0,830,830,770やスイッチ780等から送られてくる検出信
号、第2のローパスフィルタ631bを介して送られてくる
賞球数設定手段(賞球数設定カード520)の賞球設定数
の情報信号など各種制御信号を一時的に記憶する記憶領
域、およびマイクロコンピュータ620の作業領域(ワー
クエリア)などが設けられている。
マイクロコンピュータ620の入力ポートバッファ624に
は、第1のローパスフィルタ631aを介して、補給センサ
211、半端センサ221、球抜きセンサ719、回復スイッチ7
80、第1および第2の賞球排出センサ730,730,第1およ
び第2のセーフセンサ830,830およびオーバーフロー検
出器770等が接続される他、第2のローパスフィルタ631
bを介して、賞球数設定手段(賞球数設定カード520)の
記憶情報を読み取る賞球数読込手段(賞球数読取器50
3)が接続されている。
は、第1のローパスフィルタ631aを介して、補給センサ
211、半端センサ221、球抜きセンサ719、回復スイッチ7
80、第1および第2の賞球排出センサ730,730,第1およ
び第2のセーフセンサ830,830およびオーバーフロー検
出器770等が接続される他、第2のローパスフィルタ631
bを介して、賞球数設定手段(賞球数設定カード520)の
記憶情報を読み取る賞球数読込手段(賞球数読取器50
3)が接続されている。
この賞球数読込手段503は、前述したように8つの賞
球数読取素子503a〜503hからなり、このうち素子503a〜
503d(第1の素子群)によって第1の賞球排出数が読み
取られ、素子503e〜503h(第2の素子群)によって第2
の賞球排出数が読み取られる。
球数読取素子503a〜503hからなり、このうち素子503a〜
503d(第1の素子群)によって第1の賞球排出数が読み
取られ、素子503e〜503h(第2の素子群)によって第2
の賞球排出数が読み取られる。
賞球排出制御装置600は、上記のように構成されてい
て、各種センサ221,719,730,730,830,830や回復スイッ
チ780等からの信号がローパスフィルタ(631a,631b)を
介してマイクロコンピュータ620に送られてくると、マ
イクロコンピュータ620がその送られてきた信号の種類
に対応した出力信号をドライバ632に送って、賞球数表
示部463,464のうちの対応する表示部を点灯させたり、
賞球排出ソレノイド741,741,セーフソレノイド851,851,
球抜ソレノイド761,シャッターソレノイド910,ロックソ
レノイド721のうちの対応するソレノイドを作動させた
り、或いは、完了ランプ271を点灯させたり、セーフラ
ンプ272,273のうちの対応するランプを点灯させたり、
挿入完了ランプ504を点灯させたりする。
て、各種センサ221,719,730,730,830,830や回復スイッ
チ780等からの信号がローパスフィルタ(631a,631b)を
介してマイクロコンピュータ620に送られてくると、マ
イクロコンピュータ620がその送られてきた信号の種類
に対応した出力信号をドライバ632に送って、賞球数表
示部463,464のうちの対応する表示部を点灯させたり、
賞球排出ソレノイド741,741,セーフソレノイド851,851,
球抜ソレノイド761,シャッターソレノイド910,ロックソ
レノイド721のうちの対応するソレノイドを作動させた
り、或いは、完了ランプ271を点灯させたり、セーフラ
ンプ272,273のうちの対応するランプを点灯させたり、
挿入完了ランプ504を点灯させたりする。
また、賞球排出制御装置600は補給センサ211から補給
要求信号は送られてきたときには、ドライバ632および
外部情報リレー回路687を介して中央管理装置685に補給
指令信号を送り、オーバーフロー検出器770からのオー
バーフロー信号が送られてきたときにはドライバ632お
よび発射モータ制御リレー回路679を介して発射モータ1
51にストップ信号を送ってその動きを停止させる。
要求信号は送られてきたときには、ドライバ632および
外部情報リレー回路687を介して中央管理装置685に補給
指令信号を送り、オーバーフロー検出器770からのオー
バーフロー信号が送られてきたときにはドライバ632お
よび発射モータ制御リレー回路679を介して発射モータ1
51にストップ信号を送ってその動きを停止させる。
また、賞球数読込手段503によって読み取られた賞球
数設定手段(賞球数設定カード)520にて設定される賞
球設定数情報を表わす信号(賞球数読取信号)は、一定
時間経過毎に第2のローパスフィルタ631bを介してマイ
クロコンピュータ620に送信され、該信号に応じて第1
及び第2の賞球数表示器463,464、排出ソレノイド741等
各種制御装置が駆動されることとなる。さらに前述マイ
クロコンピュータ620は、前記賞球排出数を表わす信号
(賞球数読取信号)を賞球排出数が決定したことを示す
信号と見做して、該信号をアンプ688を介してスピーカ
ー689に送信すると共に前記挿入完了ランプ504に送るよ
うになっており、賞球排出数が設定されたときその旨を
該スピーカー680及び挿入完了ランプ504によって遊技店
の係員に告知するようになっている。
数設定手段(賞球数設定カード)520にて設定される賞
球設定数情報を表わす信号(賞球数読取信号)は、一定
時間経過毎に第2のローパスフィルタ631bを介してマイ
クロコンピュータ620に送信され、該信号に応じて第1
及び第2の賞球数表示器463,464、排出ソレノイド741等
各種制御装置が駆動されることとなる。さらに前述マイ
クロコンピュータ620は、前記賞球排出数を表わす信号
(賞球数読取信号)を賞球排出数が決定したことを示す
信号と見做して、該信号をアンプ688を介してスピーカ
ー689に送信すると共に前記挿入完了ランプ504に送るよ
うになっており、賞球排出数が設定されたときその旨を
該スピーカー680及び挿入完了ランプ504によって遊技店
の係員に告知するようになっている。
第14図は前述した賞球数設定カード502の賞球数設定
部522の形状及びその賞球数設定部522の賞球数読取器50
3内への挿入の様子を示す要部斜視図である。
部522の形状及びその賞球数設定部522の賞球数読取器50
3内への挿入の様子を示す要部斜視図である。
同図に示すように賞球数読取器(賞球数読込手段)50
3は複数個の(図示例では、8個の)コ字型読取素子503
a〜503hにて構成されており、一方、賞球数設定カード5
20の切欠部(賞球数設定部)522は8つの記憶領域522a
〜522hに分割されている。そして、上記賞球数読取器50
3は各読取素子503a〜503hの間に前述8つに分割された
切欠部522の凸部が挿入されているか否かによって夫々
の素子からハイレベル(H)又はローレベル(L)の信
号を出力するようになっている。従って、1枚の賞球数
設定カード520が賞球数読取器503に挿入された場合、個
々の読取素子503a〜503hから該カード520の切欠部522の
形状に応じて8つの二値信号S1〜S8が出力されることと
なる。
3は複数個の(図示例では、8個の)コ字型読取素子503
a〜503hにて構成されており、一方、賞球数設定カード5
20の切欠部(賞球数設定部)522は8つの記憶領域522a
〜522hに分割されている。そして、上記賞球数読取器50
3は各読取素子503a〜503hの間に前述8つに分割された
切欠部522の凸部が挿入されているか否かによって夫々
の素子からハイレベル(H)又はローレベル(L)の信
号を出力するようになっている。従って、1枚の賞球数
設定カード520が賞球数読取器503に挿入された場合、個
々の読取素子503a〜503hから該カード520の切欠部522の
形状に応じて8つの二値信号S1〜S8が出力されることと
なる。
第15図は、第14図に示した賞球数設定カード520を実
際に前記賞球数読取器503に挿入したときの様子を模式
的に示した説明図である。
際に前記賞球数読取器503に挿入したときの様子を模式
的に示した説明図である。
同図に示すように、前記コの字型読取素子503a〜503h
は発光ダイオードとフォトトランジスタより成り、夫々
の読取素子503a〜503hに読取回路5050a〜505hが接続さ
れている。そして該読取素子の発光ダイオードとフォト
トランジスタとの間に賞球数設定カード520の切欠部522
の凸部が挿入されていないとき、該読取素子はローレベ
ル(L)の信号を、挿入されているときハイレベルの信
号(H)を出力するようになっている。このように構成
される8つのコの字型読取素子503a〜503hは2つの素子
群(第1の素子群503a〜503d,第2の素子群503e〜503
h)に群分けされ、第1の素子群により第1の賞球設定
数(7)が読出され、第2の素子群により第2の賞球設
定数(13)が読出されるようになっている。
は発光ダイオードとフォトトランジスタより成り、夫々
の読取素子503a〜503hに読取回路5050a〜505hが接続さ
れている。そして該読取素子の発光ダイオードとフォト
トランジスタとの間に賞球数設定カード520の切欠部522
の凸部が挿入されていないとき、該読取素子はローレベ
ル(L)の信号を、挿入されているときハイレベルの信
号(H)を出力するようになっている。このように構成
される8つのコの字型読取素子503a〜503hは2つの素子
群(第1の素子群503a〜503d,第2の素子群503e〜503
h)に群分けされ、第1の素子群により第1の賞球設定
数(7)が読出され、第2の素子群により第2の賞球設
定数(13)が読出されるようになっている。
従って、第14図に示す賞球数設定カード520の挿入
時、第1の読取素子503a〜503d群からの出力信号S1〜S4
は順にL(=0×23),H(=1×22),H(=1×21),H
(=1×20)となって7個排出を表わし、第2の読取素
子503e〜503h群からの出力信号S5〜S8は順にH(=1×
23),H(=1×22),L(=0×21),H(=1×20)とな
って13個排出を表わすようになる。
時、第1の読取素子503a〜503d群からの出力信号S1〜S4
は順にL(=0×23),H(=1×22),H(=1×21),H
(=1×20)となって7個排出を表わし、第2の読取素
子503e〜503h群からの出力信号S5〜S8は順にH(=1×
23),H(=1×22),L(=0×21),H(=1×20)とな
って13個排出を表わすようになる。
第16図は、第1の賞球排出数,第2の賞球排出数を共
に13個とした賞球数設定カード520を賞球数読取器503内
部に挿入した場合の要部斜視図である。
に13個とした賞球数設定カード520を賞球数読取器503内
部に挿入した場合の要部斜視図である。
この場合、図中上方左側より3番目、7番目の記憶領
域(爪部)522c,522gが切り欠かれて、共に13個排出を
示すようになっている。
域(爪部)522c,522gが切り欠かれて、共に13個排出を
示すようになっている。
第17図は、第16図に示した賞球数設定カード520を実
際に前記賞球数読取器503に挿入したときの様子を模式
的に示すた説明図である。
際に前記賞球数読取器503に挿入したときの様子を模式
的に示すた説明図である。
同図に示すように、賞球数設定カード520の切欠部522
が挿入されると前記コ字型読取素子503a〜503hのうち第
1の素子群503a〜503dにより第1の賞球設定数(13)が
読出され、第2の素子群503e〜503hにより第2の賞球設
定数(13)が読出されるようになっている。
が挿入されると前記コ字型読取素子503a〜503hのうち第
1の素子群503a〜503dにより第1の賞球設定数(13)が
読出され、第2の素子群503e〜503hにより第2の賞球設
定数(13)が読出されるようになっている。
従って、第16図に示す賞球数設定カード520の挿入
時、第1の読取素子503a〜503d群からの出力信号S1〜S4
は順にH(=1×23),H(=1×22),L(=0×21),H
(=1×20)となり、第2の読取素子503e〜503h群から
の出力信号S5〜S8は順にH(=1×23),H(=1×
22),L(=0×21),H(=1×20)となって、共に13個
排出を表わすようになる。
時、第1の読取素子503a〜503d群からの出力信号S1〜S4
は順にH(=1×23),H(=1×22),L(=0×21),H
(=1×20)となり、第2の読取素子503e〜503h群から
の出力信号S5〜S8は順にH(=1×23),H(=1×
22),L(=0×21),H(=1×20)となって、共に13個
排出を表わすようになる。
第18図乃至第21図には、賞球排出装置600に装着され
る賞球数設定装置510(第10図〜第17図)に代えて、遊
技盤300に設置される賞球数設定カード1520とその賞球
設定数を読み取る賞球数読取器1503とが適用された変形
例を示す。尚、この変形例にて用いられる賞球数設定カ
ード1520による賞球設定数の記録方法、及び賞球数読取
器1503による賞球設定数の読取方法は第10図乃至第17図
に示した実施例と同様なので、その詳細な説明は省略し
て、ここでは構成上の差異についてのみ説明する。
る賞球数設定装置510(第10図〜第17図)に代えて、遊
技盤300に設置される賞球数設定カード1520とその賞球
設定数を読み取る賞球数読取器1503とが適用された変形
例を示す。尚、この変形例にて用いられる賞球数設定カ
ード1520による賞球設定数の記録方法、及び賞球数読取
器1503による賞球設定数の読取方法は第10図乃至第17図
に示した実施例と同様なので、その詳細な説明は省略し
て、ここでは構成上の差異についてのみ説明する。
第18図に示すように、この変形例で用いられる賞球数
設定カード1520の先端部には凹凸形状の賞球数設定部15
22が設けられその基部側には取付孔1521,1521が設けら
れている。
設定カード1520の先端部には凹凸形状の賞球数設定部15
22が設けられその基部側には取付孔1521,1521が設けら
れている。
この賞球数設定カード1520を保持するカードホルダー
1510は、取付部1517とこの取付部1517の前面側に設けら
れたカード載置部1510aと該カード載置部1510aに回動自
在に取付けられたカード保持板1510bとを具えている。
そして、そのカード載置部1510aおよびカード保持板151
0bには、それぞれ前記カード1520の取付孔1521b,1521b
中に嵌入し得る係止突起1516a,1516aとこれら係止突起1
516a,1516aが嵌入させる嵌入孔1518a,1518bが設けられ
ている。
1510は、取付部1517とこの取付部1517の前面側に設けら
れたカード載置部1510aと該カード載置部1510aに回動自
在に取付けられたカード保持板1510bとを具えている。
そして、そのカード載置部1510aおよびカード保持板151
0bには、それぞれ前記カード1520の取付孔1521b,1521b
中に嵌入し得る係止突起1516a,1516aとこれら係止突起1
516a,1516aが嵌入させる嵌入孔1518a,1518bが設けられ
ている。
このカードホルダー1510のカード載置部1510a上にカ
ード1520をその取付孔1521,1521が係止突起1516a,1516a
に嵌まるように載せてからカード保持板1510bを倒して
その先端がカード載置部1510aの対応する側の上部に設
けられた係合部1516cに係合した状態にセットされるよ
うになっている。
ード1520をその取付孔1521,1521が係止突起1516a,1516a
に嵌まるように載せてからカード保持板1510bを倒して
その先端がカード載置部1510aの対応する側の上部に設
けられた係合部1516cに係合した状態にセットされるよ
うになっている。
このカードホルダー1510の取付部1517の裏側には、そ
の賞球数設定カード1520によって設定される賞球設定数
(7/13)を表示する賞球数設定シール1519が貼着されて
いる。
の賞球数設定カード1520によって設定される賞球設定数
(7/13)を表示する賞球数設定シール1519が貼着されて
いる。
第19図は、上述のように一体に嵌合された賞球数設定
カード1520がセットされたカードホルダー1510(以下
「賞球数設定器1530」と総称する)を、遊技盤300の表
面側(ガラス窓101側、第1図及び第21図参照)の右上
のサイドケース350の裏側部分に設置する様子を示した
要部斜視図である。
カード1520がセットされたカードホルダー1510(以下
「賞球数設定器1530」と総称する)を、遊技盤300の表
面側(ガラス窓101側、第1図及び第21図参照)の右上
のサイドケース350の裏側部分に設置する様子を示した
要部斜視図である。
サイドケース350は遊技盤300の前面側上部から左右両
サイドにわたって取り付けられる装飾用ケースで、その
裏側の賞球設定器設置部には、そこに設置される賞球数
設定器1530の賞球数設定シール1519を視認させるための
窓部351が設けられ、該窓部351にクリアプレート353が
設置されている。そしてサイドケース350の裏側部分
(図中手前側)350aには前記クリアプレート353を囲む
ように3つの設定器取付片355a〜355cが配設される。
サイドにわたって取り付けられる装飾用ケースで、その
裏側の賞球設定器設置部には、そこに設置される賞球数
設定器1530の賞球数設定シール1519を視認させるための
窓部351が設けられ、該窓部351にクリアプレート353が
設置されている。そしてサイドケース350の裏側部分
(図中手前側)350aには前記クリアプレート353を囲む
ように3つの設定器取付片355a〜355cが配設される。
このように構成された賞球設定器設置部に賞球設定器
1530を取り付ける際には、該賞球数設定器1530の取付部
1517の下端の嵌入部1517aを設置部の下側の取付片355c
の内側嵌入孔中に嵌入させてから取付部1517の上端の左
右両側部を設置部上側の取付片355a,355bの鉤状部に係
止させた状態にさせる。このように賞球数設定器1530が
設置された状態にあってはその裏側のシール1519の表示
が窓部の351のクリアプレート353を介して遊技者側(遊
技機10のガラス窓101側)から目視できるようになって
いる。
1530を取り付ける際には、該賞球数設定器1530の取付部
1517の下端の嵌入部1517aを設置部の下側の取付片355c
の内側嵌入孔中に嵌入させてから取付部1517の上端の左
右両側部を設置部上側の取付片355a,355bの鉤状部に係
止させた状態にさせる。このように賞球数設定器1530が
設置された状態にあってはその裏側のシール1519の表示
が窓部の351のクリアプレート353を介して遊技者側(遊
技機10のガラス窓101側)から目視できるようになって
いる。
第20図は、上記のようにサイドケース350の裏側(遊
技盤300の表側)に設置された賞球数設定器1530に記録
された賞球設定数の読取りを行なう賞球数読取記録1503
の分解斜視図である。
技盤300の表側)に設置された賞球数設定器1530に記録
された賞球設定数の読取りを行なう賞球数読取記録1503
の分解斜視図である。
この賞球数読取器1503は、前後開口のケース1540内に
収容され、その裏側に蓋1541が取り付けられた状態で、
遊技盤300の収納フレーム1356の裏側の前記賞球数設定
器1530と対応する位置に設置されるもので、前記賞球数
設定器1530と協働して賞球数設定装置1550を構成する。
収容され、その裏側に蓋1541が取り付けられた状態で、
遊技盤300の収納フレーム1356の裏側の前記賞球数設定
器1530と対応する位置に設置されるもので、前記賞球数
設定器1530と協働して賞球数設定装置1550を構成する。
前記ケース1540内には第21図に示すように賞球数読取
器1503の読取素子1503a〜1503hを動かないよに収容する
収容空間1540bが設けられ、その中に賞球数読取器1503
が収脱自在に収容させている。そして、その後から蓋15
41が被せられている。そして、この蓋1541の後側上下の
係止溝部1541a,1541aにケース1540の上下に一体に設け
られた弾性変形可能な係止片1540a,1540aが係脱可能に
係合している。
器1503の読取素子1503a〜1503hを動かないよに収容する
収容空間1540bが設けられ、その中に賞球数読取器1503
が収脱自在に収容させている。そして、その後から蓋15
41が被せられている。そして、この蓋1541の後側上下の
係止溝部1541a,1541aにケース1540の上下に一体に設け
られた弾性変形可能な係止片1540a,1540aが係脱可能に
係合している。
一方、遊技盤300を収脱自在に収容する遊技盤収納フ
レーム1356には前記ケース1540を取付けるための取付用
開口部1352が設けられている。この取付用開口部1352は
前記ケース1540よりやや大きい幅と高さを有する上段開
口部1352aとケース1540の後部寄り左右両側の取り付け
溝1540c,1540cの底部間の幅と同じ幅でかつケース1540
の高さと同じ高さを有する下段側開口部1352bとからな
り、下段側開口部1352bの下部には前記ケース1540の下
側の係止片1540aの厚みを逃げるための逃げ溝1352cが設
けられている。そして、そのさらに下方には前記ケース
1540の下側の係止片1540aの下側に設けられた鉤状係止
片1540c(第21図参照)が係合する係合孔1357が設けら
れている。
レーム1356には前記ケース1540を取付けるための取付用
開口部1352が設けられている。この取付用開口部1352は
前記ケース1540よりやや大きい幅と高さを有する上段開
口部1352aとケース1540の後部寄り左右両側の取り付け
溝1540c,1540cの底部間の幅と同じ幅でかつケース1540
の高さと同じ高さを有する下段側開口部1352bとからな
り、下段側開口部1352bの下部には前記ケース1540の下
側の係止片1540aの厚みを逃げるための逃げ溝1352cが設
けられている。そして、そのさらに下方には前記ケース
1540の下側の係止片1540aの下側に設けられた鉤状係止
片1540c(第21図参照)が係合する係合孔1357が設けら
れている。
そして、前記賞球数読取器1503をケース1540中に収納
させて蓋1541を取付けた後に、そのケース1540部分を遊
技盤収納フレーム1356の上段側開口部1352a中に臨ま
せ、しかる後、その左右の溝1540c,1540c部分を下段側
開口部1352bの左右両端縁に嵌め込ませるようにしてケ
ース1540部分を下げると、ケース1540の下側係止片1540
aの鉤状係止片1540c(第21図)が遊技盤収納フレーム13
56の係合孔1357中に嵌入し、それによって、ケース1540
部分が遊技盤収納フレーム1356部分に動かないように取
付けられる。
させて蓋1541を取付けた後に、そのケース1540部分を遊
技盤収納フレーム1356の上段側開口部1352a中に臨ま
せ、しかる後、その左右の溝1540c,1540c部分を下段側
開口部1352bの左右両端縁に嵌め込ませるようにしてケ
ース1540部分を下げると、ケース1540の下側係止片1540
aの鉤状係止片1540c(第21図)が遊技盤収納フレーム13
56の係合孔1357中に嵌入し、それによって、ケース1540
部分が遊技盤収納フレーム1356部分に動かないように取
付けられる。
第21図は、第18図に示した賞球数設定器1530と第20図
に示した賞球数読取器1503と(賞球数設定装置1550)を
実際に遊技盤300に組込んだ状態を示すパチンコ遊技機1
0の部分縦断面図である。
に示した賞球数読取器1503と(賞球数設定装置1550)を
実際に遊技盤300に組込んだ状態を示すパチンコ遊技機1
0の部分縦断面図である。
パチンコ遊技機10は遊技盤300の前記収納フレーム135
6の取付用開口部1352と対応する部分位置には取付孔300
aが設けられ、該取付孔300a及び開口部1352を介して賞
球数読取器1503と賞球数設定器1530が相対向した状態に
設置されている。
6の取付用開口部1352と対応する部分位置には取付孔300
aが設けられ、該取付孔300a及び開口部1352を介して賞
球数読取器1503と賞球数設定器1530が相対向した状態に
設置されている。
そして、そのように設置された状態において、賞球数
読取器1503のコ字型読取素子503a〜503hの中に、前記賞
球数設定器1530の賞球数設定カード1520の先端の賞球数
設定部1522が臨んだ状態となっている。
読取器1503のコ字型読取素子503a〜503hの中に、前記賞
球数設定器1530の賞球数設定カード1520の先端の賞球数
設定部1522が臨んだ状態となっている。
この変形例では遊技盤300の製造時に遊技盤300のサイ
ドケース350に設置される賞球数設定カード1520をその
遊技盤300固有の賞球設定数のものに組み込んでおけ
ば、遊技盤300の交換と同時に賞球設定数をその遊技盤3
00固有の所定賞球排出数に設定することができる。
ドケース350に設置される賞球数設定カード1520をその
遊技盤300固有の賞球設定数のものに組み込んでおけ
ば、遊技盤300の交換と同時に賞球設定数をその遊技盤3
00固有の所定賞球排出数に設定することができる。
次に、上述した賞球排出制御装置600によって行なわ
れる賞球排出制御の手順を第22図乃至第50図を参照して
詳細に説明する。
れる賞球排出制御の手順を第22図乃至第50図を参照して
詳細に説明する。
賞球排出制御は、上記賞球排出制御装置600の電源の
投入と同時に開始され電源が投入されている限り繰返し
その処理が行なわれる所謂バックグラウンド制御処理
(第22図、(A)、(B))と、上記電源が投入された
あと所定時間経過(例えば0.5msec)毎に、上記バック
グランド制御処理中に当該バックグランド制御処理を中
断してその処理が割込される割込処理(第23図)の2つ
の制御処理に大別されるものであり、これら2つの制御
処理は上記装置600内にMPU620により実行される。尚、
バックグランド制御処理の周期は割込処理の周期よりも
著しく短くなっている。
投入と同時に開始され電源が投入されている限り繰返し
その処理が行なわれる所謂バックグラウンド制御処理
(第22図、(A)、(B))と、上記電源が投入された
あと所定時間経過(例えば0.5msec)毎に、上記バック
グランド制御処理中に当該バックグランド制御処理を中
断してその処理が割込される割込処理(第23図)の2つ
の制御処理に大別されるものであり、これら2つの制御
処理は上記装置600内にMPU620により実行される。尚、
バックグランド制御処理の周期は割込処理の周期よりも
著しく短くなっている。
先ず、上記バックグランド制御処理のメインルーチン
について第22図(A)、(B)を参照して説明する。
について第22図(A)、(B)を参照して説明する。
このメインルーチンは、前述したように賞球排出制御
装置600の電源の投入後繰返し行なわれるもので、電源
投下直後に唯一回行なわれる初期化制御ブロック1(ス
テップS2〜S16)、該初期化制御ブロック1が終了した
後繰返し行なわれる監視制御ブロックII(ステップS18
〜S24)及び排出制御ブロックIII(ステップS26〜S40)
から成る。
装置600の電源の投入後繰返し行なわれるもので、電源
投下直後に唯一回行なわれる初期化制御ブロック1(ス
テップS2〜S16)、該初期化制御ブロック1が終了した
後繰返し行なわれる監視制御ブロックII(ステップS18
〜S24)及び排出制御ブロックIII(ステップS26〜S40)
から成る。
より具体的には、初期化ブロックIでは先ずステップ
S2において、前記MPU620内のRAM622の記憶内容のクリ
ア、後述の各種サプルーチンにて用いられる各種判別フ
ラグのリセット(“0"にセット)、MPU620から各種作動
部(各種ソレノイド、各種ランプ等)への出力リセット
(Lレベルに設定)が、順次行なわれ、斯る初期化を行
なった後、次のステップS3に進む。
S2において、前記MPU620内のRAM622の記憶内容のクリ
ア、後述の各種サプルーチンにて用いられる各種判別フ
ラグのリセット(“0"にセット)、MPU620から各種作動
部(各種ソレノイド、各種ランプ等)への出力リセット
(Lレベルに設定)が、順次行なわれ、斯る初期化を行
なった後、次のステップS3に進む。
ステップS3では、賞球数設定カード520(又は1520)
に記憶されている賞球設定数の読込むが行なわれ、次い
でステップS4で該読み込んだデータ(賞球設定数)が
“0"であるか否かが判別される。この判別結果が“Yes"
のとき、即ち上記ステップS3を実行したにも拘らず未だ
賞球設定数が読み込まれていないとき(賞球設定数が
“0")には賞球設定数が読み込まれるまで(ステップS4
の判別結果が“No"となるまで)前記ステップS3を繰返
し実行する。
に記憶されている賞球設定数の読込むが行なわれ、次い
でステップS4で該読み込んだデータ(賞球設定数)が
“0"であるか否かが判別される。この判別結果が“Yes"
のとき、即ち上記ステップS3を実行したにも拘らず未だ
賞球設定数が読み込まれていないとき(賞球設定数が
“0")には賞球設定数が読み込まれるまで(ステップS4
の判別結果が“No"となるまで)前記ステップS3を繰返
し実行する。
次のステップS5では、セーフセンサ1,2用の賞球数記
憶部に前記読み込んだ賞球数設定数をセットし、その
後、詳細は後述する賞球数表示処理(第29図)を行ない
(ステップS6)、賞球数設定カード520が賞球設定装置
装置510に挿着されたことを示すべく挿入完了ランプの
“ON"(ステップS7)、スピーカー689による読込確認音
の発生処理(ステップS8)を順次行なってステップS10
に進む。
憶部に前記読み込んだ賞球数設定数をセットし、その
後、詳細は後述する賞球数表示処理(第29図)を行ない
(ステップS6)、賞球数設定カード520が賞球設定装置
装置510に挿着されたことを示すべく挿入完了ランプの
“ON"(ステップS7)、スピーカー689による読込確認音
の発生処理(ステップS8)を順次行なってステップS10
に進む。
ステップS10ではロックソレノイド721の励磁(ON)に
よるロック装置720の解除が行なわれ、その後ウェイト
タイマのセット(2secに設定)が行なわれる(ステップ
S12)。このウェイトタイマは、電源投下後2sec間のア
イドルタイムイを設け、その後に以下の制御を開始する
ためのもので、該ウェイトタイマがタイムアップした後
(ステップS14の判別結果が“Yes"となったとき)にス
テップS16に進み、賞球読込みタイマのセット(10mesc
に設定)が行なわれる。
よるロック装置720の解除が行なわれ、その後ウェイト
タイマのセット(2secに設定)が行なわれる(ステップ
S12)。このウェイトタイマは、電源投下後2sec間のア
イドルタイムイを設け、その後に以下の制御を開始する
ためのもので、該ウェイトタイマがタイムアップした後
(ステップS14の判別結果が“Yes"となったとき)にス
テップS16に進み、賞球読込みタイマのセット(10mesc
に設定)が行なわれる。
賞球読込みタイマは、賞球設定数の読込みタイミング
の間隔を所定時間(10msec)以上開けるために設けられ
るもので、2回目以降の賞球設定数の読込み(後述の常
時監視処理で定期的に行なわれる)は該タイマがタイム
アップしたことを条件に行なわれるようになっている。
の間隔を所定時間(10msec)以上開けるために設けられ
るもので、2回目以降の賞球設定数の読込み(後述の常
時監視処理で定期的に行なわれる)は該タイマがタイム
アップしたことを条件に行なわれるようになっている。
このステップS16による賞球読込みタイマのセットが
終了して、一旦ステップS18以降に進むと、賞球排出制
御装置600に電源電圧が印加される限り続くステップS18
〜S40(監視制御ブロックII、排出制御ブロックIII)が
繰返し実行されることになる。
終了して、一旦ステップS18以降に進むと、賞球排出制
御装置600に電源電圧が印加される限り続くステップS18
〜S40(監視制御ブロックII、排出制御ブロックIII)が
繰返し実行されることになる。
監視制御ブロックIIに移行すると、先ずステップS18
で常時監視処理(後述の第30図に示すルーチン)が行な
われる。この常時監視処理は、詳細は後述するように、
賞球排出制御装置600に接続される各種センサ及びスイ
ッチの入力処理(但し、賞球排出センサ1,2、補給セン
サ211の入力処理は除く)、発射モータ制御処理、貯留
タンク201への賞品球の補給処理、及び初期化後(2回
目以降)の賞球設定数の読込み処理を行なうものであ
り、該常時監視処理は後述の各種制御処理実行中(例え
ば第43図に示す排出処理のステップS734等)にも所望の
タイミングで適宜行なわれる。
で常時監視処理(後述の第30図に示すルーチン)が行な
われる。この常時監視処理は、詳細は後述するように、
賞球排出制御装置600に接続される各種センサ及びスイ
ッチの入力処理(但し、賞球排出センサ1,2、補給セン
サ211の入力処理は除く)、発射モータ制御処理、貯留
タンク201への賞品球の補給処理、及び初期化後(2回
目以降)の賞球設定数の読込み処理を行なうものであ
り、該常時監視処理は後述の各種制御処理実行中(例え
ば第43図に示す排出処理のステップS734等)にも所望の
タイミングで適宜行なわれる。
上記ステップS18の常時監視処理が終了すると、次の
ステップS20及びステップS21にてセーフ1球有フラグ1
が“1"であるか否か、及びセーフ2級有フラグ2が“1"
であるか否かが夫々判別される。
ステップS20及びステップS21にてセーフ1球有フラグ1
が“1"であるか否か、及びセーフ2級有フラグ2が“1"
であるか否かが夫々判別される。
ここでセーフ1球有フラグ1は、第3図の第1の入賞
球導出樋820内に入賞球(セーフ球)が存在しているこ
とがセーフセンサ1によって確認されたときに“1"に設
定されるものであり、一方、セーフ2級有フラグ2は、
第3図の第2の入賞球導出樋820内に入賞球が存在して
いることがセーフセンサ2によって確認されたときに
“1"に設定されるものである。
球導出樋820内に入賞球(セーフ球)が存在しているこ
とがセーフセンサ1によって確認されたときに“1"に設
定されるものであり、一方、セーフ2級有フラグ2は、
第3図の第2の入賞球導出樋820内に入賞球が存在して
いることがセーフセンサ2によって確認されたときに
“1"に設定されるものである。
従って、ステップS20、ステップS21の判別結果が共に
“NO"のときには、第1及び第2の入賞球導出樋820,820
の何れにも入賞球が無いと判断して、同じく監視制御ブ
ロックII内のステップS22に進む。
“NO"のときには、第1及び第2の入賞球導出樋820,820
の何れにも入賞球が無いと判断して、同じく監視制御ブ
ロックII内のステップS22に進む。
次のステップS22では球抜開始フラグが“1"であるか
否かが判別される。この球抜開始フラグは球抜センサ71
9の出力に基づいて値が決定されるもので(後述の球抜
センサ入力処理,第26図)、遊技店の係員が球抜処理を
開始するための操作(遊技機前面の球抜孔に鍵を挿入す
る処理)を行なったことをセンサ719が検知したときそ
の値が“1"に設定される。従って、この判別結果が“Ye
s"のときには、ステップS23に進んで詳細は後述する、
球抜処理(第50図)を行った後、ステップS24に進み、
一方、判別結果が“No"のときには該ステップS23をスキ
ップしてステップS24に進む。
否かが判別される。この球抜開始フラグは球抜センサ71
9の出力に基づいて値が決定されるもので(後述の球抜
センサ入力処理,第26図)、遊技店の係員が球抜処理を
開始するための操作(遊技機前面の球抜孔に鍵を挿入す
る処理)を行なったことをセンサ719が検知したときそ
の値が“1"に設定される。従って、この判別結果が“Ye
s"のときには、ステップS23に進んで詳細は後述する、
球抜処理(第50図)を行った後、ステップS24に進み、
一方、判別結果が“No"のときには該ステップS23をスキ
ップしてステップS24に進む。
ステップS24では排出装置不正監視処理(後述の第42
図に示すルーチン)が行なわれる。
図に示すルーチン)が行なわれる。
この排出装置不正監視処理は、遊技者等の不正によっ
て賞品球が不当に排出されるのを防止するために行なわ
れる処理であり、詳細は後述するように、不正が発覚し
たときには、該処理によりロック装置720が作動し賞品
球の排出の禁止等が行なわれる。
て賞品球が不当に排出されるのを防止するために行なわ
れる処理であり、詳細は後述するように、不正が発覚し
たときには、該処理によりロック装置720が作動し賞品
球の排出の禁止等が行なわれる。
斯る監視制御ブロックII(ステップS18〜S24)の実行
中に、セーフセンサ1及び/又はセーフセンサ2によっ
てセーフ球が確認されると、前記ステップS20及び/又
はステップS21の判別結果が“Yes"となって排出制御ブ
ロックIII(ステップS26〜S32、ステップS34〜S40)の
賞品球排出のための処理が開始される。
中に、セーフセンサ1及び/又はセーフセンサ2によっ
てセーフ球が確認されると、前記ステップS20及び/又
はステップS21の判別結果が“Yes"となって排出制御ブ
ロックIII(ステップS26〜S32、ステップS34〜S40)の
賞品球排出のための処理が開始される。
具体的には、セーフセンサ1によって入賞球が確認さ
れた場合には(ステップS20が“Yes")、先ずステップS
26に進みセーフフラグを“0"に設定する。
れた場合には(ステップS20が“Yes")、先ずステップS
26に進みセーフフラグを“0"に設定する。
このセーフフラグは続く、ステップS28の排出手段選
択処理、S32の排出処理を行なうに際し、第1及び第2
の入賞球導出樋820,820の何れのセーフ球に対応した賞
品球の排出を行なうかを記憶しておくためのものであ
る。このようにセーフフラグを設けるのは、通常、セー
フ球が第1及び第2の入賞球導出樋(セーフセンサ1
側、セーフセンサ2側)の何れに流入したかによって排
出すべき賞品球の数が異なるためである。
択処理、S32の排出処理を行なうに際し、第1及び第2
の入賞球導出樋820,820の何れのセーフ球に対応した賞
品球の排出を行なうかを記憶しておくためのものであ
る。このようにセーフフラグを設けるのは、通常、セー
フ球が第1及び第2の入賞球導出樋(セーフセンサ1
側、セーフセンサ2側)の何れに流入したかによって排
出すべき賞品球の数が異なるためである。
次のステップS28では、排出手段選択処理(後述の第3
9図に示すルーチン)が行なわれる。この排出手段選択
処理は上記セーフグラグの値(“0"の“1"何れである
か)に基づいて、賞品球の排出数(賞球設定数)を決定
する(この場合にはセーフセンサ1側に対応した賞球設
定数(例えば13個)に設定する)と共に、該決定した賞
球設定数に応じて後述の排出処理(第43図参照)におけ
る賞球排出装置740,740の第1及び第2の賞球排出ソレ
ノイド1,2の動作パターン(詳細は後述する、1個排出
処理、交互排出処理、併用排出処理の何れの処理パター
ンにて賞品球を排出するか)を決定するものである。
9図に示すルーチン)が行なわれる。この排出手段選択
処理は上記セーフグラグの値(“0"の“1"何れである
か)に基づいて、賞品球の排出数(賞球設定数)を決定
する(この場合にはセーフセンサ1側に対応した賞球設
定数(例えば13個)に設定する)と共に、該決定した賞
球設定数に応じて後述の排出処理(第43図参照)におけ
る賞球排出装置740,740の第1及び第2の賞球排出ソレ
ノイド1,2の動作パターン(詳細は後述する、1個排出
処理、交互排出処理、併用排出処理の何れの処理パター
ンにて賞品球を排出するか)を決定するものである。
このステップS28にて賞球設定数及び排出の処理パタ
ーンが決定されると、続くステップS30にて排出開始条
件確認処理(後述の第41図に示すルーチン)が行なわれ
る。この排出開始条件確認処理は、排出処理系の各種装
置が上記第1及び第2の賞球排出ソレノイド1,2の作動
によって第1及び第2の賞球導出樋710,710内の賞品球
を確実に排出する状態となっていることを確認する処理
である。
ーンが決定されると、続くステップS30にて排出開始条
件確認処理(後述の第41図に示すルーチン)が行なわれ
る。この排出開始条件確認処理は、排出処理系の各種装
置が上記第1及び第2の賞球排出ソレノイド1,2の作動
によって第1及び第2の賞球導出樋710,710内の賞品球
を確実に排出する状態となっていることを確認する処理
である。
該確認処理は終了するとステップS32にて賞品球の実
際の排出処理(後述の第43図に示すルーチン)が実行さ
れ、上記決定された賞球設定数の賞品球が第1及び第2
の賞球排出装置740,740により供給皿102側に排出される
共に、セーフソレノイド1が励磁(ON)されセーフセン
サ1により検知されていたセーフ球が回収される。
際の排出処理(後述の第43図に示すルーチン)が実行さ
れ、上記決定された賞球設定数の賞品球が第1及び第2
の賞球排出装置740,740により供給皿102側に排出される
共に、セーフソレノイド1が励磁(ON)されセーフセン
サ1により検知されていたセーフ球が回収される。
上記ステップS26〜S32の処理によって、セーフセンサ
1の出力(該センサ1は大排出入賞領域への入賞を示
す)に対応した賞球設定数分の賞品球の排出が完了する
と、再び監視制御ブロックIIに戻り前記ステップS18以
降の処理を行なう。このとき上記第1の入賞球導出樋82
0内にセーフ球が存在する限り(セーフ1球有フラグ=
“1")、前記ステップS20の判別が“Yes"となり、ステ
ップS26〜S32による賞品球排出の処理が繰返し行なわれ
ることになる。
1の出力(該センサ1は大排出入賞領域への入賞を示
す)に対応した賞球設定数分の賞品球の排出が完了する
と、再び監視制御ブロックIIに戻り前記ステップS18以
降の処理を行なう。このとき上記第1の入賞球導出樋82
0内にセーフ球が存在する限り(セーフ1球有フラグ=
“1")、前記ステップS20の判別が“Yes"となり、ステ
ップS26〜S32による賞品球排出の処理が繰返し行なわれ
ることになる。
第1の入賞球導出樋820内のセーフ球に対応した賞品
球の排出がすべて終了された後、前記ステップS21の判
別によって第2の入賞球導出樋820内に入賞球が存在し
ていることが確認されると(ステップS21の判別結果が
“Yes")、ステップS34〜S40(排出制御ブロックIII)
によるセーフセンサ2側の賞品球排出の処理が行なわれ
る。
球の排出がすべて終了された後、前記ステップS21の判
別によって第2の入賞球導出樋820内に入賞球が存在し
ていることが確認されると(ステップS21の判別結果が
“Yes")、ステップS34〜S40(排出制御ブロックIII)
によるセーフセンサ2側の賞品球排出の処理が行なわれ
る。
先ず、ステップS34ではセーフフラグを“1"に設定し
て、第2の入賞球導出樋820の流入したセーフ球に対応
した賞品球の排出を行なう旨が記憶される。
て、第2の入賞球導出樋820の流入したセーフ球に対応
した賞品球の排出を行なう旨が記憶される。
その後、ステップS36で、前記ステップS28と全く同一
の手順(フロー)で、賞球設定数がセーフセンサ2側に
対応した後(例えば7個)に設定するとともに、該賞球
設定数に応じて前記第1及び第2の賞球排出ソレノイド
1,2の動作パターンを決定し、続くステップS38で前記ス
テップS30と全く同一の手順(フロー)で排出開始条件
確認処理を行ない、更に続くステップS40で、前記ステ
ップS32と全く同一の手順(フロー)でセーフセンサ2
の出力(該センサ2は小排出入賞領域への入賞を示す)
に対応した賞品球の排出を行なうと共に、それまで該セ
ンサ2によって検知されていた第2の入賞球導出樋820
内の入賞球の回収を行なって再び、監視制御ブロックII
(ステップS18)に戻る。
の手順(フロー)で、賞球設定数がセーフセンサ2側に
対応した後(例えば7個)に設定するとともに、該賞球
設定数に応じて前記第1及び第2の賞球排出ソレノイド
1,2の動作パターンを決定し、続くステップS38で前記ス
テップS30と全く同一の手順(フロー)で排出開始条件
確認処理を行ない、更に続くステップS40で、前記ステ
ップS32と全く同一の手順(フロー)でセーフセンサ2
の出力(該センサ2は小排出入賞領域への入賞を示す)
に対応した賞品球の排出を行なうと共に、それまで該セ
ンサ2によって検知されていた第2の入賞球導出樋820
内の入賞球の回収を行なって再び、監視制御ブロックII
(ステップS18)に戻る。
このような制御手順により、初期化制御ブロックIの
終了後、第1及び第2の入賞球導出樋820,820内にセー
フ球が存在しない場合には監視制御ブロックIIが繰返し
実行されることとなり、一方、セーフセンサ1又は2に
よって第1及び第2の入賞球導出樋820,820内のセーフ
球が検知されたときには、その都度当該セーフ球に対応
した賞品数の排出が行なわれることになる。
終了後、第1及び第2の入賞球導出樋820,820内にセー
フ球が存在しない場合には監視制御ブロックIIが繰返し
実行されることとなり、一方、セーフセンサ1又は2に
よって第1及び第2の入賞球導出樋820,820内のセーフ
球が検知されたときには、その都度当該セーフ球に対応
した賞品数の排出が行なわれることになる。
次に、斯かるバックグランド処理に優先して行なわれ
る割込処理の詳しい手順について第23図乃至第27図を参
照して説明する。
る割込処理の詳しい手順について第23図乃至第27図を参
照して説明する。
第23図に示すように、割込処理が開始されると、先
ず、前述したウェイトタイマ、入賞読込みタイマ、更に
は後述する排出ウェイトタイマ、更には後述する排出ウ
ェイトタイマ、セーフ球ウェイトタイマ等の各種タイマ
のカウント値の更新を行ない(ステップS42)、次いで
排出センサ1の入力処理(ステップS44)、排出センサ
2の入力処理(ステップS46)、球抜センサ入力処理
(ステップS47)、補給センサの入力処理(ステップS4
8)、賞球数表示器点滅処理(ステップS49)が順次行な
われる。
ず、前述したウェイトタイマ、入賞読込みタイマ、更に
は後述する排出ウェイトタイマ、更には後述する排出ウ
ェイトタイマ、セーフ球ウェイトタイマ等の各種タイマ
のカウント値の更新を行ない(ステップS42)、次いで
排出センサ1の入力処理(ステップS44)、排出センサ
2の入力処理(ステップS46)、球抜センサ入力処理
(ステップS47)、補給センサの入力処理(ステップS4
8)、賞球数表示器点滅処理(ステップS49)が順次行な
われる。
前述したように、賞球排出制御装置600に接続される
各種センサ及びスイッチの入力処理は、主にメインルー
チン側にて行なわれる常時監視処理(例えば第22図のス
テップS18の処理)で実行されるが、排出センサ1,2、補
給センサ211及び球抜センサ719の入力処理はそのセンサ
出力を入力する周期を長くしておく必要があるために、
本割込処理にてその処理を行なうようになっている。
各種センサ及びスイッチの入力処理は、主にメインルー
チン側にて行なわれる常時監視処理(例えば第22図のス
テップS18の処理)で実行されるが、排出センサ1,2、補
給センサ211及び球抜センサ719の入力処理はそのセンサ
出力を入力する周期を長くしておく必要があるために、
本割込処理にてその処理を行なうようになっている。
第24図は、上記ステップS44にて行なわれる排出セン
サ1の入力処理ルーチンのフローチャートである。
サ1の入力処理ルーチンのフローチャートである。
排出センサ1(及び2)は、前述したように、該セン
サ1(及び2)内に賞品球が存在しているときその出力
信号をHレベルとなり、賞品球が流出して一時的に又は
継続してセンサ内に存在しなくなったときその出力信号
がLレベルとなるように構成されている。従って本フロ
ーでが該出力信号がLレベルからHレベルに立ち上がっ
たとき(後述の排出センサ1立上フラグ=“1"、排出セ
ンサ2立上フラグ=“1"となったとき)に賞品球が該セ
ンサ1(及び2)内に達したと判断するようになってい
る。
サ1(及び2)内に賞品球が存在しているときその出力
信号をHレベルとなり、賞品球が流出して一時的に又は
継続してセンサ内に存在しなくなったときその出力信号
がLレベルとなるように構成されている。従って本フロ
ーでが該出力信号がLレベルからHレベルに立ち上がっ
たとき(後述の排出センサ1立上フラグ=“1"、排出セ
ンサ2立上フラグ=“1"となったとき)に賞品球が該セ
ンサ1(及び2)内に達したと判断するようになってい
る。
ところで、前述したように、全ての判別フラグは賞球
排出制御装置600内の電源が投入された直後、メインル
ーチン(第22図(A)、(B))のステップS2にて“0"
に設定される。
排出制御装置600内の電源が投入された直後、メインル
ーチン(第22図(A)、(B))のステップS2にて“0"
に設定される。
従って本割込処理が開始された直後には、センサ1の
出力信号レベルに拘らずステップS4402,S4404の判別結
果が共に“No"となって、先ずステップ4406が実行され
る。
出力信号レベルに拘らずステップS4402,S4404の判別結
果が共に“No"となって、先ずステップ4406が実行され
る。
今仮りに、排出センサ1内に賞品球が留まっている状
態から排出ソレノイド1の作動により該賞品球が供給皿
102側に排出される場合を考える。
態から排出ソレノイド1の作動により該賞品球が供給皿
102側に排出される場合を考える。
賞品球がセンサ1に留まっている状態では該センサ1
の出力信号はHレベルのままであり、従って前述ステッ
プS4402、ステップS4404は共に“No"となってステップS
4406の判別が行なわれる。ステップS4406では今回ルー
プで出力信号がLレベル(排出センサ1出力=“0")で
あるか否かが判別され、この場合、該判別結果が“No"
となって、そのまま本ルーチンを終了する(このステッ
プS4402〜S4406は初期化後、センサ1の出力信号が始め
てLレベルに変化するまで繰返し行なわれる)。
の出力信号はHレベルのままであり、従って前述ステッ
プS4402、ステップS4404は共に“No"となってステップS
4406の判別が行なわれる。ステップS4406では今回ルー
プで出力信号がLレベル(排出センサ1出力=“0")で
あるか否かが判別され、この場合、該判別結果が“No"
となって、そのまま本ルーチンを終了する(このステッ
プS4402〜S4406は初期化後、センサ1の出力信号が始め
てLレベルに変化するまで繰返し行なわれる)。
この状態から排出センサ1内の賞品球が移動しで(セ
ンサ1内から脱して)、該センサ1の出力信号がHレベ
ルからLレベルに変化すると、前記ステップS4406の判
別結果が“Yes"となり、続くステップS4408にて、今回
ループでセンサ1の出力信号がLレベルとなったことを
記憶すべく、排出1Lレベルフラグを“1"に設定してルー
チンを終了する。
ンサ1内から脱して)、該センサ1の出力信号がHレベ
ルからLレベルに変化すると、前記ステップS4406の判
別結果が“Yes"となり、続くステップS4408にて、今回
ループでセンサ1の出力信号がLレベルとなったことを
記憶すべく、排出1Lレベルフラグを“1"に設定してルー
チンを終了する。
次のループに進むと、直前のループの前記ステップS4
408の処理により排出1Lレベルフラグが“1"に設定され
たのでステップS4404の判別結果が“Yes"となり、ステ
ップS4410に進んで、今回ループでの排出センサ1の出
力信号がHレベル(排出センサ1出力=“1")であるか
否かが判別される。この判別結果が“No"、即ち、前回
ループに続いて今回ループでも出力信号がLレベルのと
きには、続くステップ4412,ステップS4414をスキップし
て本ルーチンを終了する。従って出力信号がLレベルで
ある限りステップS4402,S4404,S4410が繰返し行うなわ
れこととなる。
408の処理により排出1Lレベルフラグが“1"に設定され
たのでステップS4404の判別結果が“Yes"となり、ステ
ップS4410に進んで、今回ループでの排出センサ1の出
力信号がHレベル(排出センサ1出力=“1")であるか
否かが判別される。この判別結果が“No"、即ち、前回
ループに続いて今回ループでも出力信号がLレベルのと
きには、続くステップ4412,ステップS4414をスキップし
て本ルーチンを終了する。従って出力信号がLレベルで
ある限りステップS4402,S4404,S4410が繰返し行うなわ
れこととなる。
一方、判別結果が“Yes"、即ち、前回ループまでLレ
ベルであった排出センサ1の出力信号が今回ループに以
降するまでの間にLレベルからHレベルに立ち上がった
ときには、今回ループで当該立上りがあったことを記憶
すべく、排出1変化フラグを“1"に設定する(ステップ
S4412)と共に、今回ループでの出力信号がもはやLレ
ベルでないことを記憶すべく前記排出1Lレベルフラグを
“0"に設定し直して本ルーチンを終了する。
ベルであった排出センサ1の出力信号が今回ループに以
降するまでの間にLレベルからHレベルに立ち上がった
ときには、今回ループで当該立上りがあったことを記憶
すべく、排出1変化フラグを“1"に設定する(ステップ
S4412)と共に、今回ループでの出力信号がもはやLレ
ベルでないことを記憶すべく前記排出1Lレベルフラグを
“0"に設定し直して本ルーチンを終了する。
排出センサ1の出力信号が立ち上がった直後のループ
では、先ず、ステップS4402にて排出1変化フラグが
“1"であるか否かが判別される。この場合、判別結果は
“Yes"となり、続くステップS4416において排出センサ
1の出力信号が今回ループで依然Hレベルであるか否か
が判別される。
では、先ず、ステップS4402にて排出1変化フラグが
“1"であるか否かが判別される。この場合、判別結果は
“Yes"となり、続くステップS4416において排出センサ
1の出力信号が今回ループで依然Hレベルであるか否か
が判別される。
この判別結果が“Yes"のとき、即ち、前回ループにて
排出センサの出力信号が立上り、且つ今回ループでも引
き続きHレベルが維持されているときには、賞品球が該
排出センサ1内に達したとの判断がなされ、後述の交互
排出処理(第46図)、後述の併用排出処理(第47図)に
てセンサ出力として用いられる排出センサ1立上フラグ
を“1"に設定する(ステップS4418)と共に、前記出力
信号の立上りを記憶していた排出1変化フラグをリセッ
ト(“0"に設定)して(ステップS4420)本ルーチンを
終了する。
排出センサの出力信号が立上り、且つ今回ループでも引
き続きHレベルが維持されているときには、賞品球が該
排出センサ1内に達したとの判断がなされ、後述の交互
排出処理(第46図)、後述の併用排出処理(第47図)に
てセンサ出力として用いられる排出センサ1立上フラグ
を“1"に設定する(ステップS4418)と共に、前記出力
信号の立上りを記憶していた排出1変化フラグをリセッ
ト(“0"に設定)して(ステップS4420)本ルーチンを
終了する。
以降のループにて、出力信号が依然Hレベルを維持す
る限り、前記ステップS4402,S4404,S4406が繰返し行な
われることとなる。
る限り、前記ステップS4402,S4404,S4406が繰返し行な
われることとなる。
一方、前記ステップS4416の判別結果が“No"のとき、
即ち出力信号は立ち上がった直後のループで再び出力信
号が立ち下がったときには、これら出力信号の変化は賞
品球の通過による変化ではない(ノイズ信号の発生等)
と判断し、今回ループでの出力信号がLレベルであるこ
とを記憶した後(ステップS4422)、前記ステップS4420
にて前記排出1変化フラグをリセット(“0"に設定)し
て(今回発生した立上りはノイズによるものと判断して
これを無効にする)、本ルーチンを終了する。
即ち出力信号は立ち上がった直後のループで再び出力信
号が立ち下がったときには、これら出力信号の変化は賞
品球の通過による変化ではない(ノイズ信号の発生等)
と判断し、今回ループでの出力信号がLレベルであるこ
とを記憶した後(ステップS4422)、前記ステップS4420
にて前記排出1変化フラグをリセット(“0"に設定)し
て(今回発生した立上りはノイズによるものと判断して
これを無効にする)、本ルーチンを終了する。
以上のルーチンを実行することによって、排出センサ
1の出力信号が立ち上がった後、所定期間以上(少なく
とも割込処理が2回行なわれる間)その状態が維持され
たときに排出センサ1立上フラグが“1"に設定され、従
って該立上フラグは賞品球が排出センサ1内に達したこ
とを示すようになる。尚、この排出センサ1立上フラグ
は、バックグランド処理(メインルーチン)の中の排出
処理(後述の第43図)にて、排出ソレノイド1,2を励磁
した直後にリセットされるので、本フラグが“1"の状態
で重複した排出センサ1の入力処理が行なわれることは
ない。
1の出力信号が立ち上がった後、所定期間以上(少なく
とも割込処理が2回行なわれる間)その状態が維持され
たときに排出センサ1立上フラグが“1"に設定され、従
って該立上フラグは賞品球が排出センサ1内に達したこ
とを示すようになる。尚、この排出センサ1立上フラグ
は、バックグランド処理(メインルーチン)の中の排出
処理(後述の第43図)にて、排出ソレノイド1,2を励磁
した直後にリセットされるので、本フラグが“1"の状態
で重複した排出センサ1の入力処理が行なわれることは
ない。
第25図は割込処理(第23図)の前記ステップS46にて
行なわれる排出センサ2の入力処理ルーチンのフローチ
ャートである。本フローは上述した排出センサ1の入力
処理ルーチンと同一の手順にて行なわれるものである。
行なわれる排出センサ2の入力処理ルーチンのフローチ
ャートである。本フローは上述した排出センサ1の入力
処理ルーチンと同一の手順にて行なわれるものである。
賞球排出制御装置600の電源が投入され、メインルー
チンのステップS2にてすべての判別フラグが“0"に設定
された後本ルーチンに拘らずステップS4602,S4604の判
別結果が共に“No"となり、ステップS4606で今回ループ
での出力信号がLレベル(排出センサ1出力=“0")で
あるか否かが判別される。
チンのステップS2にてすべての判別フラグが“0"に設定
された後本ルーチンに拘らずステップS4602,S4604の判
別結果が共に“No"となり、ステップS4606で今回ループ
での出力信号がLレベル(排出センサ1出力=“0")で
あるか否かが判別される。
今仮りに、排出センサ2内に賞品球が留まっている状
態から排出ソレノイド2の作動により該賞品球が供給皿
102側に排出される場合を考える。
態から排出ソレノイド2の作動により該賞品球が供給皿
102側に排出される場合を考える。
賞品球がセンサ2に留まっている状態では該センサ2
の出力信号はHレベルのままであり、従って前記ステッ
プS4602、ステップS4604、ステップS4606の判別結果が
すべて“No"となって、そのまま本ルーチンを終了する この状態から排出センサ2内の賞品球が移動して(セ
ンサ2内から脱して)、出力信号がHレベルからLレベ
ルに変化すると、前記ステップS4606の判別結果が“Ye
s"となり、続くステップS4608にて、今回ループでセン
サ2の出力信号がLレベルであったことを記憶すべく、
排出2Lレベルフラグが“1"に設定され、本ルーチンを終
了する。
の出力信号はHレベルのままであり、従って前記ステッ
プS4602、ステップS4604、ステップS4606の判別結果が
すべて“No"となって、そのまま本ルーチンを終了する この状態から排出センサ2内の賞品球が移動して(セ
ンサ2内から脱して)、出力信号がHレベルからLレベ
ルに変化すると、前記ステップS4606の判別結果が“Ye
s"となり、続くステップS4608にて、今回ループでセン
サ2の出力信号がLレベルであったことを記憶すべく、
排出2Lレベルフラグが“1"に設定され、本ルーチンを終
了する。
次のループに進むと、直前のループの前記ステップS4
608で排出2Lレベルフラグが“1"となっているので前記
ステップS4604の判別結果が“Yes"となり、ステップS46
10にて、今回ループでの排出センサ2の出力信号がHレ
ベル(排出センサ2出力=“1")であるか否かが判別さ
れる。この判別結果が“No"、即ち、前回ループに続い
て今回ループでも出力信号がLレベルのときには、続く
ステップS4612,S4614をスキップして本ルーチンを終了
する。従って出力信号がLレベルである限りステップS4
602,S4604,S4610が繰返し行なわれこととなる。
608で排出2Lレベルフラグが“1"となっているので前記
ステップS4604の判別結果が“Yes"となり、ステップS46
10にて、今回ループでの排出センサ2の出力信号がHレ
ベル(排出センサ2出力=“1")であるか否かが判別さ
れる。この判別結果が“No"、即ち、前回ループに続い
て今回ループでも出力信号がLレベルのときには、続く
ステップS4612,S4614をスキップして本ルーチンを終了
する。従って出力信号がLレベルである限りステップS4
602,S4604,S4610が繰返し行なわれこととなる。
一方、判別結果が“Yes"、即ち、前回ループまでLレ
ベルであった排出センサ2の出力信号が今回ループに移
行するまでの間にLレベルからHレベルに立ち上がった
ときには、当該立上りがあったことを記憶すべく、排出
2変化フラグを“1"に設定する(ステップS4612)と共
に、今回ループでの出力信号がもはやLレベルでないこ
とを記憶すべく前記排出2Lレベルフラグをリセット
(“0"に設定)して、本ルーチンを終了する。
ベルであった排出センサ2の出力信号が今回ループに移
行するまでの間にLレベルからHレベルに立ち上がった
ときには、当該立上りがあったことを記憶すべく、排出
2変化フラグを“1"に設定する(ステップS4612)と共
に、今回ループでの出力信号がもはやLレベルでないこ
とを記憶すべく前記排出2Lレベルフラグをリセット
(“0"に設定)して、本ルーチンを終了する。
その直後のループ、即ち、排出センサ2の出力信号が
立ち上がった次のループでは、先ず、ステップS4602の
判別、即ち排出2変化フラグが“1"であるか否かが判別
される。この場合、判別結果は“Yes"となり、続いてス
テップS4616において排出センサ2の出力信号が今回ル
ープで依然Hレベルを維持しているか否かが判別され
る。
立ち上がった次のループでは、先ず、ステップS4602の
判別、即ち排出2変化フラグが“1"であるか否かが判別
される。この場合、判別結果は“Yes"となり、続いてス
テップS4616において排出センサ2の出力信号が今回ル
ープで依然Hレベルを維持しているか否かが判別され
る。
この判別結果が“Yes"のとき、即ち、前回ループにて
排出センサの出力信号が立上り、且つ今回ループでも引
き続きHレベルが維持されているときには、賞品球が該
排出センサ2内に達したとの判断がなされ、後述の交互
排出処理(第46図)、併用排出処理(第47図)にてセン
サ出力として用いられる排出センサ2立上フラグを“1"
に設定する(ステップS4618)と共に、前記出力信号の
立上りを記憶した排出2変化フラグをリセット(“0"に
設定)して(ステップS4620)本ルーチンを終了する。
排出センサの出力信号が立上り、且つ今回ループでも引
き続きHレベルが維持されているときには、賞品球が該
排出センサ2内に達したとの判断がなされ、後述の交互
排出処理(第46図)、併用排出処理(第47図)にてセン
サ出力として用いられる排出センサ2立上フラグを“1"
に設定する(ステップS4618)と共に、前記出力信号の
立上りを記憶した排出2変化フラグをリセット(“0"に
設定)して(ステップS4620)本ルーチンを終了する。
以降のループにて、出力信号が依然Hレベルを維持す
る限り、前記ステップS4602,S4604,S4606が繰返し行な
われることとなる。
る限り、前記ステップS4602,S4604,S4606が繰返し行な
われることとなる。
一方、前記ステップS4616の判別結果が“No"のとき、
即ち出力信号が立ち上がった直後のループで再び出力信
号が立ち下がったときには、これら出力信号の変化は賞
品球がセンサ取付位置に達したことによる変化ではない
(ノイズ信号の発生等)と判断し、今回ループでの出力
信号がLレベルであることを記憶した後(ステップS462
2)、前記ステップS4620にて前記排出2変化フラグをリ
セット(“0"に設定)して(今回発生した立上りはノイ
ズによるものと判断してこれを無効にする)、本ルーチ
ンを終了する。
即ち出力信号が立ち上がった直後のループで再び出力信
号が立ち下がったときには、これら出力信号の変化は賞
品球がセンサ取付位置に達したことによる変化ではない
(ノイズ信号の発生等)と判断し、今回ループでの出力
信号がLレベルであることを記憶した後(ステップS462
2)、前記ステップS4620にて前記排出2変化フラグをリ
セット(“0"に設定)して(今回発生した立上りはノイ
ズによるものと判断してこれを無効にする)、本ルーチ
ンを終了する。
以上のルーチンを実行することによって、排出センサ
2の出力信号が立上がった後所定期間以上(少なくとも
割込処理が2回行なわれる間)その状態が維持されたと
きに排出センサ2立上フラグが“1"に設定され、従って
該立上フラグは賞品球が排出センサ2内に達したことを
示すようになる。尚、この排出センサ2立上フラグも前
述した排出センサ1立上フラグと同様、バックグランド
処理(メインルーチン)の中の排出処理(後述の第43
図)にて、排出ソレノイド1,2を励磁した直後に“0"に
リセットされるので、本フラグが“1"の状態で重複した
排出センサ2の入力処理が行われることはない。
2の出力信号が立上がった後所定期間以上(少なくとも
割込処理が2回行なわれる間)その状態が維持されたと
きに排出センサ2立上フラグが“1"に設定され、従って
該立上フラグは賞品球が排出センサ2内に達したことを
示すようになる。尚、この排出センサ2立上フラグも前
述した排出センサ1立上フラグと同様、バックグランド
処理(メインルーチン)の中の排出処理(後述の第43
図)にて、排出ソレノイド1,2を励磁した直後に“0"に
リセットされるので、本フラグが“1"の状態で重複した
排出センサ2の入力処理が行われることはない。
第26図は、第23図の割込処理のステップS47にて行な
われる球抜センサ719の入力処理ルーチンのフローチャ
ートである。
われる球抜センサ719の入力処理ルーチンのフローチャ
ートである。
球抜センサ719は、前述したように、遊技店の店員が
球抜処理を開始するための操作、即ち、パチンコ遊技機
10前面に設けられた操作用孔に球抜き棒(共に図示省
略)を挿入する操作が為されたことを検知するためもの
で、球抜き棒の挿入を検知したとき該センサ719の出力
信号はHレベルとなり、検知していないときには出力信
号がLレベルに保持されるように構成されている。
球抜処理を開始するための操作、即ち、パチンコ遊技機
10前面に設けられた操作用孔に球抜き棒(共に図示省
略)を挿入する操作が為されたことを検知するためもの
で、球抜き棒の挿入を検知したとき該センサ719の出力
信号はHレベルとなり、検知していないときには出力信
号がLレベルに保持されるように構成されている。
ところで、本フローでは該センサ719からの出力信号
がLレベルからHレベルに変化したとき、後述する球抜
開始フラグを“1"に設定して、遊技店の係員が球抜処理
を開始するため(或は球抜処理を強制的に終了させるた
め)の操作を行ったと判断するようになっている。そし
て、賞球排出制御装置は、該“1"に設定された球抜開始
フラグによって(メインルーチン(第22図)のステップ
S22)後述の球抜処理(第50図)を開始するようになっ
ている。
がLレベルからHレベルに変化したとき、後述する球抜
開始フラグを“1"に設定して、遊技店の係員が球抜処理
を開始するため(或は球抜処理を強制的に終了させるた
め)の操作を行ったと判断するようになっている。そし
て、賞球排出制御装置は、該“1"に設定された球抜開始
フラグによって(メインルーチン(第22図)のステップ
S22)後述の球抜処理(第50図)を開始するようになっ
ている。
本ルーチンが開始されると、先ずステップS4700にて
排出処理フラグが“1"であるか否かが判別される。この
排出処理グラグは賞品球の排出処理が開始されたときに
(第43図の排出処理のステップS700にて)“1"に設定さ
れ、該排出処理が終了したとき(同ステップS774にて)
“0"に設定されるものである。従って、メインルーチン
(第22図)にて、第43図に示す後述の賞品球の排出処理
が行われているとき(排出処理内の排出エラー処理(第
48図)実行時も含む)には、上記ステップS4700の判別
結果は常に“Yes"となり、球抜センサ変化フラグを“0"
に設定し(ステップS4701)、球抜センサLレベルフラ
グを“0"に設定して(ステップS4702)、本ルーチンを
終了する。ここで前記球抜センサ変化フラグは、今回ル
ープでセンサ719の出力信号がローレベル(L)からハ
イレベル(H)に変化した(このとき“1"に設定され
る)ことを記憶するためのフラグであり、上記球抜セン
サLレベルフラグは今回ループでセンサの出力信号がロ
ーレベル(L)であったことを記憶するためのフラグで
ある。
排出処理フラグが“1"であるか否かが判別される。この
排出処理グラグは賞品球の排出処理が開始されたときに
(第43図の排出処理のステップS700にて)“1"に設定さ
れ、該排出処理が終了したとき(同ステップS774にて)
“0"に設定されるものである。従って、メインルーチン
(第22図)にて、第43図に示す後述の賞品球の排出処理
が行われているとき(排出処理内の排出エラー処理(第
48図)実行時も含む)には、上記ステップS4700の判別
結果は常に“Yes"となり、球抜センサ変化フラグを“0"
に設定し(ステップS4701)、球抜センサLレベルフラ
グを“0"に設定して(ステップS4702)、本ルーチンを
終了する。ここで前記球抜センサ変化フラグは、今回ル
ープでセンサ719の出力信号がローレベル(L)からハ
イレベル(H)に変化した(このとき“1"に設定され
る)ことを記憶するためのフラグであり、上記球抜セン
サLレベルフラグは今回ループでセンサの出力信号がロ
ーレベル(L)であったことを記憶するためのフラグで
ある。
上述のステップS4700の判別を行なうことによって、
遊技店の係員が球抜操作を行った場合であっても、賞品
球の排出処理の実行中に本ルーチンによる球抜センサの
入力処理は実質的に行われないこととなるので賞品球の
排出処理中、後述の球抜処理(第50図)が禁止されるよ
うになる。
遊技店の係員が球抜操作を行った場合であっても、賞品
球の排出処理の実行中に本ルーチンによる球抜センサの
入力処理は実質的に行われないこととなるので賞品球の
排出処理中、後述の球抜処理(第50図)が禁止されるよ
うになる。
今仮りに、賞品球の排出処理が行われていない場合で
あって且つ、遊技機10の操作用孔に球抜き棒が差し込ま
れていない状態から、遊技店の係員によって球抜き棒が
差し込まれた状態に変化する場合を考える。
あって且つ、遊技機10の操作用孔に球抜き棒が差し込ま
れていない状態から、遊技店の係員によって球抜き棒が
差し込まれた状態に変化する場合を考える。
賞品球の排出処理が行われていないときには前記ステ
ップS4700の判別結果は“No"となり、続くステップS470
3にて球抜センサ変化フラグが“1"であるか否かが、さ
らにステップS4704にて球抜センサLレベルフラグが
“1"であるか否かが判別される。
ップS4700の判別結果は“No"となり、続くステップS470
3にて球抜センサ変化フラグが“1"であるか否かが、さ
らにステップS4704にて球抜センサLレベルフラグが
“1"であるか否かが判別される。
ところで、前述したように、全ての判別フラグは賞球
排出制御装置600内の電源が投入された直後、メインル
ーチン(第22図のステップS2)にて“0"に設定されるの
で、前記ステップS4703、S4704の判別結果は共に“No"
となりステップS4706で球抜センサの出力信号がLレベ
ル(球抜センサ出力=“0")であるか否かが判別され
る。操作用孔に球抜き棒が差し込まれていない状態では
該センサ719の出力信号はLレベルのままであり、従っ
て該ステップS4706の判別結果は“Yes"となり、ステッ
プS4708に進んで球抜センサLレベルフラグを“1"に設
定して本ルーチンを終了する。
排出制御装置600内の電源が投入された直後、メインル
ーチン(第22図のステップS2)にて“0"に設定されるの
で、前記ステップS4703、S4704の判別結果は共に“No"
となりステップS4706で球抜センサの出力信号がLレベ
ル(球抜センサ出力=“0")であるか否かが判別され
る。操作用孔に球抜き棒が差し込まれていない状態では
該センサ719の出力信号はLレベルのままであり、従っ
て該ステップS4706の判別結果は“Yes"となり、ステッ
プS4708に進んで球抜センサLレベルフラグを“1"に設
定して本ルーチンを終了する。
その後のループでも前記球抜センサの出力信号がLレ
ベルを保持しているときには、球抜センサLレベルフラ
グが“1"に設定されているので、前記ステップS4704の
判別結果が“Yes"となり続くステップS4710にて今回ル
ープでの球抜センサの出力信号がHレベル(球抜センサ
出力=“1")であるか否かが判別される。このとき(球
抜センサの出力信号がLレベルを保持)該判別結果は
“No"となって、そのまま本ルーチンを終了する。従っ
て、球抜センサの出力信号がLレベルを保持する限り,
ステップS4700,S4703,S4704,S4710が繰返し実行される
こととなる。
ベルを保持しているときには、球抜センサLレベルフラ
グが“1"に設定されているので、前記ステップS4704の
判別結果が“Yes"となり続くステップS4710にて今回ル
ープでの球抜センサの出力信号がHレベル(球抜センサ
出力=“1")であるか否かが判別される。このとき(球
抜センサの出力信号がLレベルを保持)該判別結果は
“No"となって、そのまま本ルーチンを終了する。従っ
て、球抜センサの出力信号がLレベルを保持する限り,
ステップS4700,S4703,S4704,S4710が繰返し実行される
こととなる。
この状態から操作用孔に球抜き棒が挿入され球抜セン
サの出力信号がLレベルからHレベルに変化すると、前
記ステップS4710の判別結果が“Yes"となり、続くステ
ップS4712にて今回ループで球抜センサ719の出力信号が
LレベルからHレベルとなったことを記憶すべく、球抜
センサ変化フラグを“1"に設定して、次いでステップS4
714にて球抜センサLレベルフラグを“0"にリセットし
て、本ルーチンを終了する。
サの出力信号がLレベルからHレベルに変化すると、前
記ステップS4710の判別結果が“Yes"となり、続くステ
ップS4712にて今回ループで球抜センサ719の出力信号が
LレベルからHレベルとなったことを記憶すべく、球抜
センサ変化フラグを“1"に設定して、次いでステップS4
714にて球抜センサLレベルフラグを“0"にリセットし
て、本ルーチンを終了する。
前回ループに続いて今回ループでも出力信号がHレベ
ルのときには、直前のループの前記ステップS4712の処
理により球抜センサ変化フラグが“1"に設定されたので
ステップS4703の判別結果が“Yes"となり、ステップS47
16に進んで、今回ループでの球抜センサの出力信号がH
レベル(球抜センサ出力=“1")であるか否かが判別さ
れる。この判別結果が“Yes"即ち、前回ループに続いて
今回ループでも出力信号がHレベルのときには、続くス
テップS4718にて球抜開始フラグを“1"に設定し、更に
ステップS4720にて前記球抜センサ変化フラグを“0"に
リセットして本ルーチンを終了する。
ルのときには、直前のループの前記ステップS4712の処
理により球抜センサ変化フラグが“1"に設定されたので
ステップS4703の判別結果が“Yes"となり、ステップS47
16に進んで、今回ループでの球抜センサの出力信号がH
レベル(球抜センサ出力=“1")であるか否かが判別さ
れる。この判別結果が“Yes"即ち、前回ループに続いて
今回ループでも出力信号がHレベルのときには、続くス
テップS4718にて球抜開始フラグを“1"に設定し、更に
ステップS4720にて前記球抜センサ変化フラグを“0"に
リセットして本ルーチンを終了する。
その後のループで球抜センサの出力信号が依然Hレベ
ルのときにはステップS4703の判別結果が“No"に転じ
(球抜センサ変化フラグは“0"にリセットされてい
る)、次いでステップS4704,ステップS4706の判別結果
が共に“No"となって、以後ステップS4703,S4704,S4706
を繰返し実行することとなる。
ルのときにはステップS4703の判別結果が“No"に転じ
(球抜センサ変化フラグは“0"にリセットされてい
る)、次いでステップS4704,ステップS4706の判別結果
が共に“No"となって、以後ステップS4703,S4704,S4706
を繰返し実行することとなる。
一方、球抜センサの出力信号がLレベルからHレベル
に変化した直後(前記ステップS4712,ステップS4714が
実行された直後)のループで、球抜センサの出力信号が
再びLレベルに変化したときには、前記ステップS4616
の判別結果が“No"となり前記ステップS4718(球抜開始
フラグ=“1")を実行することなく、ステップS4722に
て球抜センサLレベルフラグを“1"に設定した後前記ス
テップS4720を実行して、本ルーチンを終了する。
に変化した直後(前記ステップS4712,ステップS4714が
実行された直後)のループで、球抜センサの出力信号が
再びLレベルに変化したときには、前記ステップS4616
の判別結果が“No"となり前記ステップS4718(球抜開始
フラグ=“1")を実行することなく、ステップS4722に
て球抜センサLレベルフラグを“1"に設定した後前記ス
テップS4720を実行して、本ルーチンを終了する。
このように球抜センサの出力信号がLレベルからHレ
ベルに変化したときに、少なくとも2回の処理ループが
実行される間に亘って前記出力信号がHレベルを保持し
たときにのみ、球抜開始フラグを“1"に設定するように
しているのでノイズ等が発生した場合に球抜開始フラグ
が誤って“1"に設定されることがない。
ベルに変化したときに、少なくとも2回の処理ループが
実行される間に亘って前記出力信号がHレベルを保持し
たときにのみ、球抜開始フラグを“1"に設定するように
しているのでノイズ等が発生した場合に球抜開始フラグ
が誤って“1"に設定されることがない。
第27図は、第23図に示す割込処理のステップS48にて
行なわれる補給センサ211の入力処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
行なわれる補給センサ211の入力処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
前述したように補給センサ211は、貯留タンク201内の
賞品球(予備球)の不足状態を検知するものであり、貯
留された賞品球が該タンク201内の補給センサ211の設置
位置まで達しているときにLレベル、そうでないときに
Hレベルの信号を出力するように構成されている。
賞品球(予備球)の不足状態を検知するものであり、貯
留された賞品球が該タンク201内の補給センサ211の設置
位置まで達しているときにLレベル、そうでないときに
Hレベルの信号を出力するように構成されている。
今仮りに、タンク201内のセンサ設置位置まで賞品球
が充填されていない状態(不足状態)を考える。
が充填されていない状態(不足状態)を考える。
この状態で賞球排出制御装置600に電源が投入され、
該ルーチンが開始されると、先ず、ステップS4802にて
該センサ211の出力信号がHレベル(補給センサ出力=
“1")であるか否かが判別される。この場合、判別結果
は“Yes"となってステップS4804に進む。
該ルーチンが開始されると、先ず、ステップS4802にて
該センサ211の出力信号がHレベル(補給センサ出力=
“1")であるか否かが判別される。この場合、判別結果
は“Yes"となってステップS4804に進む。
ところでMPU620の初期化直後はすべてのフラグが“0"
に設定されているため、ステップS4804〜S4810の判別結
果はすべて“No"となり、ステップS4812にて、今回ルー
プで補給センサの出力信号がHレベルであったことを記
憶すべく補給Hレベルフラグを“1"に設定して本ルーチ
ンを終了する。以後のループでは補給Hレベルフラグが
“1"に設定されているので出力信号がHレベルの状態が
継続する限りステップS4802、S4804,S4806,S4808,S4810
が繰返し実行されることになる。
に設定されているため、ステップS4804〜S4810の判別結
果はすべて“No"となり、ステップS4812にて、今回ルー
プで補給センサの出力信号がHレベルであったことを記
憶すべく補給Hレベルフラグを“1"に設定して本ルーチ
ンを終了する。以後のループでは補給Hレベルフラグが
“1"に設定されているので出力信号がHレベルの状態が
継続する限りステップS4802、S4804,S4806,S4808,S4810
が繰返し実行されることになる。
その後、賞品球(予備球)の補給によって貯留タンク
201内の補給センサ211の設置位置にまで賞品球が充填さ
れると、補給センサ211の出力信号がHレベルに転じ、
前記ステップS4802の判別結果が“No"となってステップ
S4830以降に進む。
201内の補給センサ211の設置位置にまで賞品球が充填さ
れると、補給センサ211の出力信号がHレベルに転じ、
前記ステップS4802の判別結果が“No"となってステップ
S4830以降に進む。
ステップS4830が最初に行なわれるときには、前記補
給Hレベルフラグは“1"、それ以外のフラグはすべて
“0"であるため、該ステップS4830、次のステップS4832
の判別結果が共に“No"、続くステップS4834が“Yes"と
なってステップS4836,S4838が実行される。
給Hレベルフラグは“1"、それ以外のフラグはすべて
“0"であるため、該ステップS4830、次のステップS4832
の判別結果が共に“No"、続くステップS4834が“Yes"と
なってステップS4836,S4838が実行される。
ステップS4836では、前回ループから今回ループにか
けて補給センサ211の出力信号がHレベルからLレベル
に変化した(立下がった)ことを記憶すべく、補給立下
変化フラグを“1"に設定し、続くステップS4838では、
前回ループで“1"に設定された補給Hレベルフラグをリ
セット(“0"に設定)し、本ルーチンを終了する。
けて補給センサ211の出力信号がHレベルからLレベル
に変化した(立下がった)ことを記憶すべく、補給立下
変化フラグを“1"に設定し、続くステップS4838では、
前回ループで“1"に設定された補給Hレベルフラグをリ
セット(“0"に設定)し、本ルーチンを終了する。
次回ループで引き続き補給センサ211の出力信号がL
レベルのときには、前回ループのステップS4836で補給
立下変化フラグが“1"に設定されているので、ステップ
S4830の判別結果が“Yes"に転じる。そして、続くステ
ップS4840〜S4846で、貯留タンク201内の補給センサ211
設置位置まで賞品球が充填されていることを検知したこ
とを記憶すべく補給センサ立下フラグを“1"に設定(ス
テップS4840)すると共に、その値が“1"のときセンサ2
11の設置位置に賞品球が無いことを示す補給センサ立上
フラグ(初期化後初めて本ステップが実行されるときは
“0"に設定されている)を“0"に設定し(ステップS484
2)、続いて前記補給立下変化フラグを“0"に設定する
(ステップS4844)と共に、今回ループでの補給センサ2
11の出力信号がLレベルであることを記憶すべく補給L
レベルフラグを“1"に設定して(ステップS4846)本ル
ーチンを終了する。
レベルのときには、前回ループのステップS4836で補給
立下変化フラグが“1"に設定されているので、ステップ
S4830の判別結果が“Yes"に転じる。そして、続くステ
ップS4840〜S4846で、貯留タンク201内の補給センサ211
設置位置まで賞品球が充填されていることを検知したこ
とを記憶すべく補給センサ立下フラグを“1"に設定(ス
テップS4840)すると共に、その値が“1"のときセンサ2
11の設置位置に賞品球が無いことを示す補給センサ立上
フラグ(初期化後初めて本ステップが実行されるときは
“0"に設定されている)を“0"に設定し(ステップS484
2)、続いて前記補給立下変化フラグを“0"に設定する
(ステップS4844)と共に、今回ループでの補給センサ2
11の出力信号がLレベルであることを記憶すべく補給L
レベルフラグを“1"に設定して(ステップS4846)本ル
ーチンを終了する。
その後、補給センサ211の出力信号がLレベルである
限り、前記ステップS4802,S4830,S4832,S4834,S4848が
繰返し実行されることになり、このとき、補給センサ立
下フラグは“1"、補給センサ立上フラグは“0"に保持さ
れる。
限り、前記ステップS4802,S4830,S4832,S4834,S4848が
繰返し実行されることになり、このとき、補給センサ立
下フラグは“1"、補給センサ立上フラグは“0"に保持さ
れる。
一方、補給センサ211の出力信号がHレベルからLレ
ベルに立ち下がった直後のループにおいて、当該出力信
号がHレベルに立上がってしまった場合(前回ループで
ステップS4836が実行されて補給立下変化フラグが“1"
となり、且つ今回ループがHレベルの場合)には、ステ
ップS4802の判別結果が“Yes"、ステップS4804の判別結
果が“No"、ステップS4806の判別結果が“Yes"と云う具
合に判定され、ステップS4828にて前回ループから今回
ループにかけて出力信号が立上がったことを記憶すべく
補給立上変化フラグを“1"に設定すると共に、ステップ
S4830にて前回ループ時に“1"に設定した補給立下変化
フラグを“0"に戻して本ルーチンを終了する。
ベルに立ち下がった直後のループにおいて、当該出力信
号がHレベルに立上がってしまった場合(前回ループで
ステップS4836が実行されて補給立下変化フラグが“1"
となり、且つ今回ループがHレベルの場合)には、ステ
ップS4802の判別結果が“Yes"、ステップS4804の判別結
果が“No"、ステップS4806の判別結果が“Yes"と云う具
合に判定され、ステップS4828にて前回ループから今回
ループにかけて出力信号が立上がったことを記憶すべく
補給立上変化フラグを“1"に設定すると共に、ステップ
S4830にて前回ループ時に“1"に設定した補給立下変化
フラグを“0"に戻して本ルーチンを終了する。
この結果、補給センサ211の出力信号が立下がった後
Hレベルの状態が所定時間以上(少なくとも本割込処理
が2回行なわれる間)検知されない限り、補給立下フラ
グを“1"に設定する(貯留タンク201内のセンサ211設定
位置まで賞品球が充填されていることを示す)処理は行
なわれないようになっており、補給センサの出力信号に
ノイズが発生した場合等に対処できるようになってい
る。
Hレベルの状態が所定時間以上(少なくとも本割込処理
が2回行なわれる間)検知されない限り、補給立下フラ
グを“1"に設定する(貯留タンク201内のセンサ211設定
位置まで賞品球が充填されていることを示す)処理は行
なわれないようになっており、補給センサの出力信号に
ノイズが発生した場合等に対処できるようになってい
る。
次に貯留タンク201内のセンサ211設置位置まで賞品球
が充填されている状態で賞球排出制御装置600に電源が
投入され、本ルーチンが開始される場合を考える。先
ず、ステップS4802では該センサ211の出力信号がHレベ
ル(補給センサ出力=“1")であるか否かが判別される
が、この場合、判別結果は“No"となりステップS4830に
進む。
が充填されている状態で賞球排出制御装置600に電源が
投入され、本ルーチンが開始される場合を考える。先
ず、ステップS4802では該センサ211の出力信号がHレベ
ル(補給センサ出力=“1")であるか否かが判別される
が、この場合、判別結果は“No"となりステップS4830に
進む。
MPU620の初期化直後はすべてのフラグが“0"に設定さ
れているため、ステップS4830,S4832,S4834,S4848の判
別結果はすべて“No"となり、ステップS4854にて、今回
ループで補給センサの出力信号がLレベルであったこと
を記憶すべく補給Lレベルフラグを“1"に設定して、本
ルーチンを終了する。
れているため、ステップS4830,S4832,S4834,S4848の判
別結果はすべて“No"となり、ステップS4854にて、今回
ループで補給センサの出力信号がLレベルであったこと
を記憶すべく補給Lレベルフラグを“1"に設定して、本
ルーチンを終了する。
以後のループでは補給Lレベルフラグが“1"に設定さ
れているので出力信号がLレベルの状態が継続する限り
ステップS4802,S4830,S4832,S4834,S4848が繰返し実行
されることになる。
れているので出力信号がLレベルの状態が継続する限り
ステップS4802,S4830,S4832,S4834,S4848が繰返し実行
されることになる。
その後、賞品球の排出によって該賞品球が貯留タンク
201内の補給センサ211の設置位置になくなると、補給セ
ンサ211の出力信号がHレベルとなり、前記ステップS48
02の判別結果が“Yes"となってステップS4804以降に進
む。
201内の補給センサ211の設置位置になくなると、補給セ
ンサ211の出力信号がHレベルとなり、前記ステップS48
02の判別結果が“Yes"となってステップS4804以降に進
む。
ステップS4804が最初に行なわれるときには、前記補
給Lレベルフラグは“1"、それ以外のフラグはすべて
“0"であるため、ステップS4804、次のステップS4806の
判別結果が共に“No"、続くステップS4808が“Yes"とな
ってステップS4814が実行される。
給Lレベルフラグは“1"、それ以外のフラグはすべて
“0"であるため、ステップS4804、次のステップS4806の
判別結果が共に“No"、続くステップS4808が“Yes"とな
ってステップS4814が実行される。
このステップS4814では、前回ループから今回ループ
にかけて補給センサ211の出力信号がLレベルからHレ
ベルに変化した(立上った)ことを記憶すべく、補給立
上変化フラグを“1"に設定し、続くステップS4816で
は、前回ループのステップS4854で“1"に設定された補
給Lレベルフラグをリセット(“0"に設定)し、本ルー
チンを終了する。
にかけて補給センサ211の出力信号がLレベルからHレ
ベルに変化した(立上った)ことを記憶すべく、補給立
上変化フラグを“1"に設定し、続くステップS4816で
は、前回ループのステップS4854で“1"に設定された補
給Lレベルフラグをリセット(“0"に設定)し、本ルー
チンを終了する。
次回ループで引き続き補給センサ211の出力信号がH
レベルのときには、前回ループのステップS4814で補給
立上変化フラグが“1"に設定されているので前記ステッ
プS4802の判別を行なった後前記ステップS4804の判別結
果が“Yes"に転じる。そして、続くステップS4818〜S48
24で、補給センサ211によって貯留タンク201内に補給セ
ンサ211設置位置に賞品球がなくなったことを記憶すべ
く補給センサ立上フラグを“1"に設定(ステップS481
8)すると共に、その値が“1"のとき貯留タンク201内の
センサ設置位置に賞品球があることを示す補給センサ立
下フラグ(初期化初めて本ステップが実行されるときは
“0"に設定されている)を“0"に設定し(ステップS482
0)、続いて前記補給立上変化グラグを“0"に設定する
(ステップS4822)と共に、今回ループでの補給センサ2
11の出力示すがHレベルであることを記憶すべく補給H
レベルフラグを“1"に設定して(ステップS4824)本ル
ーチンを終了する。
レベルのときには、前回ループのステップS4814で補給
立上変化フラグが“1"に設定されているので前記ステッ
プS4802の判別を行なった後前記ステップS4804の判別結
果が“Yes"に転じる。そして、続くステップS4818〜S48
24で、補給センサ211によって貯留タンク201内に補給セ
ンサ211設置位置に賞品球がなくなったことを記憶すべ
く補給センサ立上フラグを“1"に設定(ステップS481
8)すると共に、その値が“1"のとき貯留タンク201内の
センサ設置位置に賞品球があることを示す補給センサ立
下フラグ(初期化初めて本ステップが実行されるときは
“0"に設定されている)を“0"に設定し(ステップS482
0)、続いて前記補給立上変化グラグを“0"に設定する
(ステップS4822)と共に、今回ループでの補給センサ2
11の出力示すがHレベルであることを記憶すべく補給H
レベルフラグを“1"に設定して(ステップS4824)本ル
ーチンを終了する。
その後、補給センサ211の出力信号がLレベルである
限り、前記ステップS4802,S4804,S4806,S4808,S4810が
繰返し実行されることになり、このとき、補給立上フラ
グは“1"、補給立下フラグは“0"に保持される。
限り、前記ステップS4802,S4804,S4806,S4808,S4810が
繰返し実行されることになり、このとき、補給立上フラ
グは“1"、補給立下フラグは“0"に保持される。
一方、補給センサ211の出力信号がLレベルからHレ
ベルに立上がった直後のループにおいて、当該出力信号
がLレベルに立下がってしまった場合(前回ループでス
テップS4814が実行されて補給立上変化フラグが“1"と
なり、且つ今回ループがLレベルの場合)には、ステッ
プS4802の判別結果が“No"、ステップS4830の判別結果
が“No"、ステップS4832の判別結果が“Yes"と云う具合
に判定され、ステップS4850にて前回ループから今回ル
ープにかけて出力信号が立下がったことを記憶すべく補
給立下変化フラグを“1"に設定すると共に、ステップS4
852にて前回ループ時に“1"に設定した補給立上変化フ
ラグを“0"に戻して本ルーチンを終了する。
ベルに立上がった直後のループにおいて、当該出力信号
がLレベルに立下がってしまった場合(前回ループでス
テップS4814が実行されて補給立上変化フラグが“1"と
なり、且つ今回ループがLレベルの場合)には、ステッ
プS4802の判別結果が“No"、ステップS4830の判別結果
が“No"、ステップS4832の判別結果が“Yes"と云う具合
に判定され、ステップS4850にて前回ループから今回ル
ープにかけて出力信号が立下がったことを記憶すべく補
給立下変化フラグを“1"に設定すると共に、ステップS4
852にて前回ループ時に“1"に設定した補給立上変化フ
ラグを“0"に戻して本ルーチンを終了する。
以上のようにこのルーチンにおいては、補給センサ21
1の出力信号が立上がった後Hレベルの状態が所定時間
以上(少なくとも本割込処理が2回行なわれる間)検知
されない限り、補給立上フラグを“1"に設定する(貯留
タンク201内のセンサ211設置位置に賞品球が無くなった
ことを示す)処理は行なわれないようになっており、補
給センサの出力信号はノイズが発生した場合等に対処で
きるようになっている。
1の出力信号が立上がった後Hレベルの状態が所定時間
以上(少なくとも本割込処理が2回行なわれる間)検知
されない限り、補給立上フラグを“1"に設定する(貯留
タンク201内のセンサ211設置位置に賞品球が無くなった
ことを示す)処理は行なわれないようになっており、補
給センサの出力信号はノイズが発生した場合等に対処で
きるようになっている。
このようにして“0"又は“1"に設定される補給センサ
立上フラグ及び補給センサ立下フラグはメインルーチン
(第22図(A)、(B))のステップS18等で実行され
る常時監視処理内の補給処理(後述の第38図)にて用い
られる。
立上フラグ及び補給センサ立下フラグはメインルーチン
(第22図(A)、(B))のステップS18等で実行され
る常時監視処理内の補給処理(後述の第38図)にて用い
られる。
第28図は割込処理(第23図)の前記ステップS49にて
行なわれる賞球表示器点滅処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
行なわれる賞球表示器点滅処理のサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
この点滅処理は、メインルーチン(第22図)のステッ
プS6にて行なわれる賞球数表示処理(後述の第29図参
照)にて用いられる点滅フラグの値を設定するための処
理である。より具体的には、点滅フラグが所定時間(25
0msec)経過毎に反転して、賞球数表示器の点灯“ON"/
消灯“OFF"を交互に繰り返し行なわせるものである。
プS6にて行なわれる賞球数表示処理(後述の第29図参
照)にて用いられる点滅フラグの値を設定するための処
理である。より具体的には、点滅フラグが所定時間(25
0msec)経過毎に反転して、賞球数表示器の点灯“ON"/
消灯“OFF"を交互に繰り返し行なわせるものである。
本ルーチンが開始されると、先ずステップS4902で点
滅タイマがタイムアップしたか否かが判別される。この
点滅タイマは上記所定時間(250msec)をカウントする
ためのもので、未だタイムアップしていないときには、
ステップS4904〜ステップS4910をスキップして、即ち、
点滅フラグを反転させることなく本ルーチンを終了す
る。
滅タイマがタイムアップしたか否かが判別される。この
点滅タイマは上記所定時間(250msec)をカウントする
ためのもので、未だタイムアップしていないときには、
ステップS4904〜ステップS4910をスキップして、即ち、
点滅フラグを反転させることなく本ルーチンを終了す
る。
一方、前記ステップS4902の判別結果が“Yes"、即ち
点滅タイマがタイムアップしたときには、ステップS490
4にて該点滅タイマをリセットした後、ステップS4906の
判別を行なう。
点滅タイマがタイムアップしたときには、ステップS490
4にて該点滅タイマをリセットした後、ステップS4906の
判別を行なう。
ステップS4906では、その時点での点滅フラグの値が
“1"であるか否かが判別され、判別結果が“No"のとき
(点滅フラグ=“0")には当該点滅フラグを“1"に反転
し(ステップS4908)、“Yes"のとき(点滅フラグ=
“1")には“0"に反転して(ステップS4910)、本ルー
チンを終了する。
“1"であるか否かが判別され、判別結果が“No"のとき
(点滅フラグ=“0")には当該点滅フラグを“1"に反転
し(ステップS4908)、“Yes"のとき(点滅フラグ=
“1")には“0"に反転して(ステップS4910)、本ルー
チンを終了する。
次にバックグランド処理にて行なわれるメインルーチ
ン(第22図(A)、(B))の各種サブルーチンについ
て順次詳細に説明する。
ン(第22図(A)、(B))の各種サブルーチンについ
て順次詳細に説明する。
第29図は、前述のメインルーチン(第22図)、後述の
常時監視処理(第30図)等にて行なわれる賞球数表示処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。
常時監視処理(第30図)等にて行なわれる賞球数表示処
理のサブルーチンを示すフローチャートである。
この賞球数表示処理は、メインルーチンでの賞球数の
読込が完了して賞球設定数がMPU620に記憶されていると
きに該賞球設定数を表示する賞球数表示器460(463,46
4)を、賞球設定数がクリアされたときに点滅させるた
めの処理である。
読込が完了して賞球設定数がMPU620に記憶されていると
きに該賞球設定数を表示する賞球数表示器460(463,46
4)を、賞球設定数がクリアされたときに点滅させるた
めの処理である。
本ルーチンが開始されると、先ずステップS90で賞品
球0フラグが“1"であるか否かが判定される。
球0フラグが“1"であるか否かが判定される。
この賞球数0フラグは、後述の常時監視処理(第30
図)において、賞球設定数の読込データが「0」である
と判別されたときに“1"に設定され、何かしらのデータ
(1〜15の何れか)が入力されているときに“0"に設定
されるものである。
図)において、賞球設定数の読込データが「0」である
と判別されたときに“1"に設定され、何かしらのデータ
(1〜15の何れか)が入力されているときに“0"に設定
されるものである。
従って、前述ステップS90の判別結果が“No"のときに
は、賞球設定数が記憶されていることを示すべく賞球数
表示器460を点灯(この場合継続して点灯される)させ
(ステップS96)、更に賞球数の表示(ステップS98)を
行なって本ルーチンを終了する。
は、賞球設定数が記憶されていることを示すべく賞球数
表示器460を点灯(この場合継続して点灯される)させ
(ステップS96)、更に賞球数の表示(ステップS98)を
行なって本ルーチンを終了する。
一方、前記ステップS90の判別結果が“Yes"のときに
はステップS92で前述の点滅フラグが“0"であるか否か
が判別され、判別結果が“Yes"のときには、前記ステッ
プS96,S98にて、賞球数表示器460の点灯、賞球設定数の
表示を行ない、一方、“No"のときには、賞球数表示器4
60の消灯を行なう。この結果賞球設定数が記憶されてい
ないときには、点滅フラグに基づく賞球数表示器460の
所定時間(250msec)毎の点滅が行なわれることにな
る。
はステップS92で前述の点滅フラグが“0"であるか否か
が判別され、判別結果が“Yes"のときには、前記ステッ
プS96,S98にて、賞球数表示器460の点灯、賞球設定数の
表示を行ない、一方、“No"のときには、賞球数表示器4
60の消灯を行なう。この結果賞球設定数が記憶されてい
ないときには、点滅フラグに基づく賞球数表示器460の
所定時間(250msec)毎の点滅が行なわれることにな
る。
第30図は上記メインルーチンのステップS18、後述の
排出処理(第43図)のステップS734,S744等で実行され
る常時監視処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。
排出処理(第43図)のステップS734,S744等で実行され
る常時監視処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。
この常時監視処理は前述したように、所望のタイミン
グで適宜行なわれるものであり、該処理によって賞球排
出制御装置600に接続される各種センサ及びスイッチ
(前述した賞球排出センサ1,2、補給センサ211以外のも
の)の入力処理、発射モータ制御処理、打球発射装置15
0への遊技球の供給処理、及び賞球設定数の読込み処理
が行なわれる。
グで適宜行なわれるものであり、該処理によって賞球排
出制御装置600に接続される各種センサ及びスイッチ
(前述した賞球排出センサ1,2、補給センサ211以外のも
の)の入力処理、発射モータ制御処理、打球発射装置15
0への遊技球の供給処理、及び賞球設定数の読込み処理
が行なわれる。
具体的には、本ルーチンが開始されると、先ずステッ
プS102及びステップS104にて入賞球処理部850(第3
図)に設置されたセーフセンサ1及びエーフセンサ2の
入力処理(第31図及び第32図)が行なわれ、続いてステ
ップS106及びステップS108にて排出センサ1及び排出セ
ンサ2のレベル入力処理(第33図及び第34図)が行なわ
れる。
プS102及びステップS104にて入賞球処理部850(第3
図)に設置されたセーフセンサ1及びエーフセンサ2の
入力処理(第31図及び第32図)が行なわれ、続いてステ
ップS106及びステップS108にて排出センサ1及び排出セ
ンサ2のレベル入力処理(第33図及び第34図)が行なわ
れる。
続くステップS110では賞球排出樋751に設置されたオ
ーバーフロー検出器770の入力処理(第35図参照)が、
ステップS112では誘導樋202の下流端部に設置された半
端センサ221の入力処理(第36図)が行なわれる。
ーバーフロー検出器770の入力処理(第35図参照)が、
ステップS112では誘導樋202の下流端部に設置された半
端センサ221の入力処理(第36図)が行なわれる。
これら入力処理によって得られたセンサ出力は、メイ
ンルーチンの排出開始条件確認処理、排出処理等に用い
られる。
ンルーチンの排出開始条件確認処理、排出処理等に用い
られる。
次のステップS114では、タッチスイッチ105a及びオー
バーフロー検出器770の出力信号に基づいた発射モータ
制御処理(第37図)が、続くステップS116では補給セン
サ211の出力信号に基づいた補給処理(第38図)が行な
われ、その後賞球設定数の読込み(ステップS118〜ステ
ップS126)が行なわれる。
バーフロー検出器770の出力信号に基づいた発射モータ
制御処理(第37図)が、続くステップS116では補給セン
サ211の出力信号に基づいた補給処理(第38図)が行な
われ、その後賞球設定数の読込み(ステップS118〜ステ
ップS126)が行なわれる。
ステップS118では、先ず賞球設定数の読込み間隔を必
要最小限確保すべく設けられる前述の賞球数読込みタイ
マ(該タイマは読込み直後に所定値(10msec)にセット
される。例えば第22図(A)のステップS16、本ルーチ
ンのステップS124)がタイムアップしたか否かが判別さ
れ、未だタイムアップしていないとき(判別結果が“N
o")には賞球設定数の読込みを行なうことなく、ステッ
プS119〜S124をスキップしてこの時点で既に読み込まれ
ている値を賞球設定数として前述の賞球数表示処理(第
29図)を実行し(ステップS126)、その後、本ルーチン
を終了する。
要最小限確保すべく設けられる前述の賞球数読込みタイ
マ(該タイマは読込み直後に所定値(10msec)にセット
される。例えば第22図(A)のステップS16、本ルーチ
ンのステップS124)がタイムアップしたか否かが判別さ
れ、未だタイムアップしていないとき(判別結果が“N
o")には賞球設定数の読込みを行なうことなく、ステッ
プS119〜S124をスキップしてこの時点で既に読み込まれ
ている値を賞球設定数として前述の賞球数表示処理(第
29図)を実行し(ステップS126)、その後、本ルーチン
を終了する。
一方、前記タイマがタイムアップしたとき(ステップ
S118の判別結果が“Yes"のとき)には、ステップS119で
賞球数設定カード520(1520)に記憶されている賞球設
定数の読込みが行なわれその後、ステップS120に進ん
で、該読み込んだデータ(賞球設定数)が「0」である
か否かが判別される。
S118の判別結果が“Yes"のとき)には、ステップS119で
賞球数設定カード520(1520)に記憶されている賞球設
定数の読込みが行なわれその後、ステップS120に進ん
で、該読み込んだデータ(賞球設定数)が「0」である
か否かが判別される。
この判別結果が“Yes"のとき、即ち上記ステップS119
を実行したにも拘らず未だ賞球設定数が読み込まれてい
ないとき(賞球設定数が「0」には、前述した賞球数0
フラグを“1"に設定し(ステップS121)、一方、判別結
果が“No"のときにはステップS122にてセーフセンサ1,2
用の賞球数記憶部に前記読み込んだ賞球設定数をセット
し、その後、賞球数0フラグを“0"に設定して(ステッ
プS123)、夫々ステップS124に進む。
を実行したにも拘らず未だ賞球設定数が読み込まれてい
ないとき(賞球設定数が「0」には、前述した賞球数0
フラグを“1"に設定し(ステップS121)、一方、判別結
果が“No"のときにはステップS122にてセーフセンサ1,2
用の賞球数記憶部に前記読み込んだ賞球設定数をセット
し、その後、賞球数0フラグを“0"に設定して(ステッ
プS123)、夫々ステップS124に進む。
ステップS124では前記賞球数読込みタイマが所定値
(10msec)にセットされ、次いでステップS126にて前述
の賞球数表示処理(第29図)を行った後、本ルーチンを
終了する。
(10msec)にセットされ、次いでステップS126にて前述
の賞球数表示処理(第29図)を行った後、本ルーチンを
終了する。
第31図は常時監視処理のステップS102にて行なわれる
セーフセンサ1の入力処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
セーフセンサ1の入力処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
セーフセンサ1(及び2)は、その出力信号がメイン
ルーチン(第22図(A)、(B))のステップS20にて
用いられるセーフ1球有フラグを設定するための信号を
出力するもで、前述の排出センサ1,2と同様に、センサ
内にセーフ球が存在しているときにその出力信号がHレ
ベル、存在していないときにLレベルとなるように構成
されている。
ルーチン(第22図(A)、(B))のステップS20にて
用いられるセーフ1球有フラグを設定するための信号を
出力するもで、前述の排出センサ1,2と同様に、センサ
内にセーフ球が存在しているときにその出力信号がHレ
ベル、存在していないときにLレベルとなるように構成
されている。
ルーチンが開始されると、先ずステップS130でセーフ
センサ1の出力がHレベル(セーフセンサ1出力=
“1")であるか否かが判別される。
センサ1の出力がHレベル(セーフセンサ1出力=
“1")であるか否かが判別される。
今仮りにセーフセンサ1内にセーフ球が無い状態か
ら、入賞領域に入賞した遊技球(セーフ球)が第1の入
賞集合樋301を介してセーフセンサ1内に流入する場合
を考える。
ら、入賞領域に入賞した遊技球(セーフ球)が第1の入
賞集合樋301を介してセーフセンサ1内に流入する場合
を考える。
セーフ球が無い状態ではステップS130の判別結果は
“No"となる。このとき判別フラグはすべて“0"にリセ
ットされている(第22図(A)のステップS2)ので、続
くステップS132の判別(セーフ1球無フラグが“1"
か)、及びステップS134の判別(セーフ1球無監視フラ
グが“1"か)の結果は共に“No"となり、セーフ1球無
監視フラグを“1"に設定し(ステップS136)、セーフ1
球有監視フラグを“0"に設定し(ステップS138)、更に
セーフ1球無タイマを所定値(4msec)にセットして
(ステップS140)本ルーチンを終了する。ここでセーフ
1球無監視フラグはセンサ1内にセーフ球が存在しない
状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ステッ
プS134)するために用いられるフラグであり、一方、セ
ーフ1球有監視フラグは、センサ1内にセーフ球が存在
する状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ス
テップS150)するために用いられるフラグである。
“No"となる。このとき判別フラグはすべて“0"にリセ
ットされている(第22図(A)のステップS2)ので、続
くステップS132の判別(セーフ1球無フラグが“1"
か)、及びステップS134の判別(セーフ1球無監視フラ
グが“1"か)の結果は共に“No"となり、セーフ1球無
監視フラグを“1"に設定し(ステップS136)、セーフ1
球有監視フラグを“0"に設定し(ステップS138)、更に
セーフ1球無タイマを所定値(4msec)にセットして
(ステップS140)本ルーチンを終了する。ここでセーフ
1球無監視フラグはセンサ1内にセーフ球が存在しない
状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ステッ
プS134)するために用いられるフラグであり、一方、セ
ーフ1球有監視フラグは、センサ1内にセーフ球が存在
する状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ス
テップS150)するために用いられるフラグである。
次のループで引き続き、セーフセンサ1内にセーフ球
が存在しないと、前記ステップS130,S132の判別結果が
共に“No"、続く前記ステップS134の判別結果が“Yes"
となってステップS142が実行される。
が存在しないと、前記ステップS130,S132の判別結果が
共に“No"、続く前記ステップS134の判別結果が“Yes"
となってステップS142が実行される。
このステップS142ではさらに、前記球無タイマがタイ
ムアップしたか否か、即ち、セーフセンサ1内にセーフ
球が存在しないと初めて判別された後(前述のステップ
S136〜S140実行後)所定時間(4msec)経過したか否か
が判別され、判別結果が“No"のときには、続くステッ
プS144,S146をスキップして本ルーチンを終了する。一
方、判別結果が“Yes"のときには、ステップS144にて、
セーフセンサ1内にセーフ球が存在していないことを示
すべくセーフ1球無フラグを“1"に設定すると共に、次
のステップS146にて、セーフ1球有フラグ(このステッ
プが初期化後初めて行なわれるときには初期値“0"に設
定されている)をリセット(“0"に設定)して、本ルー
チンを終了する。
ムアップしたか否か、即ち、セーフセンサ1内にセーフ
球が存在しないと初めて判別された後(前述のステップ
S136〜S140実行後)所定時間(4msec)経過したか否か
が判別され、判別結果が“No"のときには、続くステッ
プS144,S146をスキップして本ルーチンを終了する。一
方、判別結果が“Yes"のときには、ステップS144にて、
セーフセンサ1内にセーフ球が存在していないことを示
すべくセーフ1球無フラグを“1"に設定すると共に、次
のステップS146にて、セーフ1球有フラグ(このステッ
プが初期化後初めて行なわれるときには初期値“0"に設
定されている)をリセット(“0"に設定)して、本ルー
チンを終了する。
以後のループで、センサ1内にセーフ球が存在しない
限り、ステップS130の判別結果が“No"、ステップS132
の判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰返
し実行される。
限り、ステップS130の判別結果が“No"、ステップS132
の判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰返
し実行される。
この状態からセーフ球が入賞領域に入賞してセーフセ
ンサ1内に入るとステップS130の判別結果が“Yes"とな
る。続くステップS148で判別されるセーフ1球有フラグ
は“0"に設定されているのでこの判別結果は“No"、続
くステップS150の判別(セーフ1球有監視フラグが“1"
か)の結果も“No"となり、セーフ1球有監視フラグを
“1"に設定すると共に(ステップS152)、前記セーフ1
球無監視フラグを“0"に設定し(ステップS154)、更に
セーフ1球有タイマを所定値(10msec)にセットして
(ステップS156)本ルーチンを終了する。
ンサ1内に入るとステップS130の判別結果が“Yes"とな
る。続くステップS148で判別されるセーフ1球有フラグ
は“0"に設定されているのでこの判別結果は“No"、続
くステップS150の判別(セーフ1球有監視フラグが“1"
か)の結果も“No"となり、セーフ1球有監視フラグを
“1"に設定すると共に(ステップS152)、前記セーフ1
球無監視フラグを“0"に設定し(ステップS154)、更に
セーフ1球有タイマを所定値(10msec)にセットして
(ステップS156)本ルーチンを終了する。
次にループで引き続き、セーフセンサ1内にセーフ球
が存在していると、前記ステップS130の判別結果が“Ye
s"、ステップS148の判別結果が“No"、続く前記ステッ
プS150の判別結果が“Yes"となってステップS158が実行
される。
が存在していると、前記ステップS130の判別結果が“Ye
s"、ステップS148の判別結果が“No"、続く前記ステッ
プS150の判別結果が“Yes"となってステップS158が実行
される。
このステップS158では、前記球有タイマがタイムアッ
プしたか否か、即ち、セーフセンサ1内にセーフ球が存
在すると初めて判別された後(前述のステップS152〜S1
56実行後)所定時間(10msec)経過したか否かが判別さ
れ、判別結果が“No"のときには、続くステップS160,S1
62をスキップして本ルーチンを終了する。一方、判別結
果が“Yes"のときには、ステップS160にて、セーフセン
サ1内にセーフ球が存在していることを示すべくセーフ
1球有フラグを“1"に設定すると共に、次のステップS1
62にて、セーフ球無フラグをリセット(“0")して本ル
ーチンを終了する。
プしたか否か、即ち、セーフセンサ1内にセーフ球が存
在すると初めて判別された後(前述のステップS152〜S1
56実行後)所定時間(10msec)経過したか否かが判別さ
れ、判別結果が“No"のときには、続くステップS160,S1
62をスキップして本ルーチンを終了する。一方、判別結
果が“Yes"のときには、ステップS160にて、セーフセン
サ1内にセーフ球が存在していることを示すべくセーフ
1球有フラグを“1"に設定すると共に、次のステップS1
62にて、セーフ球無フラグをリセット(“0")して本ル
ーチンを終了する。
以後のループで、センサ1内にセーフ球が存在する限
り、ステップS130の判別結果が“Yes"、ステップS148の
判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰返し
実行される。
り、ステップS130の判別結果が“Yes"、ステップS148の
判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰返し
実行される。
以上のように、本入力処理ではセーフセンサ1の出力
信号がLレベルからHレベル(又はHレベルからLレベ
ル)に変化した直後のループでは該LレベルからHレベ
ルの変化(又はHレベルからLレベルの変化)を記憶す
る(監視フラグを“1"とする)だけに止めておき、次回
ループで依然Hレベル(又はLレベル)であって且つ上
記変化した時点より所定時間が経過した後に初めて本ル
ーチンの最終出力値であるセーフ球有フラグを“1"(セ
ーフ1球無フラグを“1")に変更するようにしている。
このような制御手順を採用することによって、ノイズ発
生等によりセンサ1の出力信号レベルが瞬間的に変化し
た場合であっても直ちにその変化を正規の変化と判断す
ることがなく、当該ノイズ発生等による誤作動を防止す
ることができるようになっている。
信号がLレベルからHレベル(又はHレベルからLレベ
ル)に変化した直後のループでは該LレベルからHレベ
ルの変化(又はHレベルからLレベルの変化)を記憶す
る(監視フラグを“1"とする)だけに止めておき、次回
ループで依然Hレベル(又はLレベル)であって且つ上
記変化した時点より所定時間が経過した後に初めて本ル
ーチンの最終出力値であるセーフ球有フラグを“1"(セ
ーフ1球無フラグを“1")に変更するようにしている。
このような制御手順を採用することによって、ノイズ発
生等によりセンサ1の出力信号レベルが瞬間的に変化し
た場合であっても直ちにその変化を正規の変化と判断す
ることがなく、当該ノイズ発生等による誤作動を防止す
ることができるようになっている。
第32図は常時監視処理のステップS104にて行なわれる
セーフセンサ2の入力処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
セーフセンサ2の入力処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
該ルーチンは上述したセーフセンサ1の入力処理ルー
チンと同一の手順にて行なわれる。
チンと同一の手順にて行なわれる。
本ルーチンが開始されると、先ずステップS200でセー
フセンサ2の出力がHレベル(セーフセンサ2出力=
“1")であるか否かが判別される。
フセンサ2の出力がHレベル(セーフセンサ2出力=
“1")であるか否かが判別される。
今仮りにセーフセンサ2内にセーフ球が無い状態か
ら、入賞領域に入賞した遊技球(セーフ球)が第2の入
賞集合樋302を介してセーフセンサ2内に流入する場合
を考える。
ら、入賞領域に入賞した遊技球(セーフ球)が第2の入
賞集合樋302を介してセーフセンサ2内に流入する場合
を考える。
セーフ球が無い状態ではステップS200の判別結果が
“No"となる。このとき判別フラグはすべて“0"にリセ
ットされている(第22図(A)のステップS2)ので、続
くステップS202の判別(セーフ2球無フラグが“1"
か)、及びステップS204の判別(セーフ2球無監視フラ
グが“1"か)の結果が共に“No"となり、セーフ2球無
監視フラグを“1"に設定し(ステップS206)、セーフ2
球有監視フラグを“0"に設定し(ステップS208)、更に
セーフ2球無タイマを所定値(4msec)にセットして
(ステップS210)本ルーチンを終了する。ここでセーフ
2球無監視フラグはセンサ2内にセーフ球が存在しない
状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ステッ
プS204)するために用いられるフラグであり、一方、セ
ーフ2球有監視フラグは、センサ2内にセーフ球が存在
する状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ス
テップS220)するために用いられるフラグである。
“No"となる。このとき判別フラグはすべて“0"にリセ
ットされている(第22図(A)のステップS2)ので、続
くステップS202の判別(セーフ2球無フラグが“1"
か)、及びステップS204の判別(セーフ2球無監視フラ
グが“1"か)の結果が共に“No"となり、セーフ2球無
監視フラグを“1"に設定し(ステップS206)、セーフ2
球有監視フラグを“0"に設定し(ステップS208)、更に
セーフ2球無タイマを所定値(4msec)にセットして
(ステップS210)本ルーチンを終了する。ここでセーフ
2球無監視フラグはセンサ2内にセーフ球が存在しない
状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ステッ
プS204)するために用いられるフラグであり、一方、セ
ーフ2球有監視フラグは、センサ2内にセーフ球が存在
する状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ス
テップS220)するために用いられるフラグである。
次のループで引き続き、セーフセンサ2内にセーフ球
が存在しないと、前記ステップS200,S202の判別結果が
共に“No"、続く前記ステップS204の判別結果が“Yes"
となってステップS212が実行される。
が存在しないと、前記ステップS200,S202の判別結果が
共に“No"、続く前記ステップS204の判別結果が“Yes"
となってステップS212が実行される。
このステップS212では更に、前記球無タイマがタイム
アップしたか否か、即ち、セーフセンサ2内にセーフ球
が存在しないと初めて判別された後(前述のステップS2
06〜S210実行後)所定時間(4msec)経過したか否かが
判別され、判別結果が“No"のときには、続くステップS
214,S216をスキップして本ルーチンを終了する。一方、
判別結果が“Yes"のときには、ステップS214にて、セー
フセンサ2内にセーフ球が存在していないことを示すべ
くセーフ2球無フラグを“1"に設定すると共に、次のス
テップS216にて、セーフ2球有フラグ(このステップが
初期化後初めて行なわれるときには初期値“0"に設定さ
れている)をリセット(“0"に設定)して、本ルーチン
を終了する。
アップしたか否か、即ち、セーフセンサ2内にセーフ球
が存在しないと初めて判別された後(前述のステップS2
06〜S210実行後)所定時間(4msec)経過したか否かが
判別され、判別結果が“No"のときには、続くステップS
214,S216をスキップして本ルーチンを終了する。一方、
判別結果が“Yes"のときには、ステップS214にて、セー
フセンサ2内にセーフ球が存在していないことを示すべ
くセーフ2球無フラグを“1"に設定すると共に、次のス
テップS216にて、セーフ2球有フラグ(このステップが
初期化後初めて行なわれるときには初期値“0"に設定さ
れている)をリセット(“0"に設定)して、本ルーチン
を終了する。
以後のループで、センサ2内のセーフ球が存在しない
限り、ステップS200の判別結果が“No"、ステップS202
の判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰返
し実行される。
限り、ステップS200の判別結果が“No"、ステップS202
の判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰返
し実行される。
この状態からセーフ球が入賞領域に入賞してセーフセ
ンサ2内に入るとステップS200の判別結果が“Yes"とな
る。続くステップS218で判別されるセーフ2球有フラグ
は“0"に設定されているのでこの判別結果は“No"、続
くステップS220の判別(セーフ2球有監視フラグが“1"
か)の結果も“No"となり、セーフ2球有監視フラグを
“1"に設定すると共に(ステップS222)、前記セーフ2
球無監視フラグを“0"に設定し(ステップS224)、更に
セーフ2球有タイマを所定値(10msec)にセットして
(ステップS140)本ルーチンを終了する。
ンサ2内に入るとステップS200の判別結果が“Yes"とな
る。続くステップS218で判別されるセーフ2球有フラグ
は“0"に設定されているのでこの判別結果は“No"、続
くステップS220の判別(セーフ2球有監視フラグが“1"
か)の結果も“No"となり、セーフ2球有監視フラグを
“1"に設定すると共に(ステップS222)、前記セーフ2
球無監視フラグを“0"に設定し(ステップS224)、更に
セーフ2球有タイマを所定値(10msec)にセットして
(ステップS140)本ルーチンを終了する。
次のループで引き続き、セーフセンサ2内にセーフ球
が存在していると、前記ステップS200の判別結果が“Ye
s"、ステップS218の判別結果が“No"、続く前記ステッ
プS220の判別結果が“Yes"となってステップS228が実行
される。
が存在していると、前記ステップS200の判別結果が“Ye
s"、ステップS218の判別結果が“No"、続く前記ステッ
プS220の判別結果が“Yes"となってステップS228が実行
される。
このステップS228では、前記球有タイマがタイムアッ
プしたか否か、即ち、セーフセンサ2内にセーフ球が存
在すると初めて判別された後(前述のステップS222〜S2
26実行後)所定時間(10msec)経過したか否かが判別さ
れ、判別結果が“No"のときには、続くステップS230,S2
32をスキップして本ルーチンを終了する。一方、判別結
果が“Yes"のときには、ステップS230にて、セーフセン
サ2内にセーフ球が存在していることを示すべくセーフ
2球有フラグを“1"に設定すると共に、次のステップS2
32にて、セーフ2球無フラグをリセット(“0"に設定)
して本ルーチンを終了する。
プしたか否か、即ち、セーフセンサ2内にセーフ球が存
在すると初めて判別された後(前述のステップS222〜S2
26実行後)所定時間(10msec)経過したか否かが判別さ
れ、判別結果が“No"のときには、続くステップS230,S2
32をスキップして本ルーチンを終了する。一方、判別結
果が“Yes"のときには、ステップS230にて、セーフセン
サ2内にセーフ球が存在していることを示すべくセーフ
2球有フラグを“1"に設定すると共に、次のステップS2
32にて、セーフ2球無フラグをリセット(“0"に設定)
して本ルーチンを終了する。
以後のループで、センサ2内のセーフ球が存在する限
り、ステップS200の判別結果が“Yes"、ステップS218の
判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰返し
実行される。
り、ステップS200の判別結果が“Yes"、ステップS218の
判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰返し
実行される。
以上のように、本入力処理では、セーフセンサ1の場
合と同様、セーフセンサ2の出力信号がLレベルからH
レベル(又はHレベルからLレベル)に変化した直後の
ループでは該LレベルからHレベルの変化(又はHレベ
ルからLレベルの変化)を記憶する(監視フラグを“1"
とする)だけに止めておき、次回ループで依然Hレベル
(又はLレベル)であって且つ上記変化した時点より所
定時間が経過した後に初めて本ルーチンの最終出力値で
あるセーフ2球有フラグを“1"(セーフ2球無フラグを
“1")に変更するようにしている。このような制御手順
を採用することによって、ノイズ発生等によりセンサ2
の出力信号レベルが瞬間的に変化した場合であっても直
ちにその変化を正規の変化と判断することがなく、当該
ノイズ発生等により誤作動を防止することができるよう
になっている。
合と同様、セーフセンサ2の出力信号がLレベルからH
レベル(又はHレベルからLレベル)に変化した直後の
ループでは該LレベルからHレベルの変化(又はHレベ
ルからLレベルの変化)を記憶する(監視フラグを“1"
とする)だけに止めておき、次回ループで依然Hレベル
(又はLレベル)であって且つ上記変化した時点より所
定時間が経過した後に初めて本ルーチンの最終出力値で
あるセーフ2球有フラグを“1"(セーフ2球無フラグを
“1")に変更するようにしている。このような制御手順
を採用することによって、ノイズ発生等によりセンサ2
の出力信号レベルが瞬間的に変化した場合であっても直
ちにその変化を正規の変化と判断することがなく、当該
ノイズ発生等により誤作動を防止することができるよう
になっている。
第33図は常時監視処理(第30図)のステップS106にて
行なわれる排出センサ1のレベル入力処理のルーチンを
示すフローチャートである。
行なわれる排出センサ1のレベル入力処理のルーチンを
示すフローチャートである。
このレベル入力処理は、排出センサ1の出力信号がL
レベル(センサ1が賞品球を検知している状態)である
期間が所定期間以上継続しているか否かを判断するため
のルーチンであり、賞品球が無い状態から有る状態へ変
化した後、第1の所定期間(50msec)が経過したときに
排出センサ1球有フラグを“1"に設定してこれを記憶し
ておき、上記変化の後第2の所定時間(2sec)が経過し
たときに排出1エラー解除フラグを“1"に設定すること
によってこれを記憶しておくものである。これら2つの
フラグは詳細は後述する排出処理(第43図)、排出エラ
ー処理(第48図)にて用いられる。
レベル(センサ1が賞品球を検知している状態)である
期間が所定期間以上継続しているか否かを判断するため
のルーチンであり、賞品球が無い状態から有る状態へ変
化した後、第1の所定期間(50msec)が経過したときに
排出センサ1球有フラグを“1"に設定してこれを記憶し
ておき、上記変化の後第2の所定時間(2sec)が経過し
たときに排出1エラー解除フラグを“1"に設定すること
によってこれを記憶しておくものである。これら2つの
フラグは詳細は後述する排出処理(第43図)、排出エラ
ー処理(第48図)にて用いられる。
本ルーチンが開始されると、ステップS240にて排出セ
ンサ1の出力信号がHレベルである(排出センサ1出力
=“1")か否かが判別される。
ンサ1の出力信号がHレベルである(排出センサ1出力
=“1")か否かが判別される。
この判別結果が“No"、即ち出力信号がLレベルであ
るときには、排出1球有監視フラグを“0"(ステップS2
42)、前述した排出センサ1球有フラグを“0"(ステッ
プS244)、排出1エラー監視フラグを“0"(ステップS2
46)、前述した排出1エラー解除フラグを“0"(ステッ
プS248)に夫々設定して、本ルーチンを終了する。
るときには、排出1球有監視フラグを“0"(ステップS2
42)、前述した排出センサ1球有フラグを“0"(ステッ
プS244)、排出1エラー監視フラグを“0"(ステップS2
46)、前述した排出1エラー解除フラグを“0"(ステッ
プS248)に夫々設定して、本ルーチンを終了する。
ここで排出1球有監視フラグ及び排出1エラー監視フ
ラグは共に、排出センサ1の出力信号がHレベルである
と判別されたループにおいて、そのループがLレベルか
らHレベルへの立上り直後のループであるか否かを判別
する(後述のステップS252及びステップS264)ために用
いられるものである。
ラグは共に、排出センサ1の出力信号がHレベルである
と判別されたループにおいて、そのループがLレベルか
らHレベルへの立上り直後のループであるか否かを判別
する(後述のステップS252及びステップS264)ために用
いられるものである。
その後、前記排出センサ1の出力信号がLレベルから
Hレベルに変化すると、その直後のループでは前記ステ
ップS240の判別結果が“Yes"となり、続くステップS250
で排出センサ1球有フラグが“1"であるか否かが、更
に、続くステップS252で排出1球有監視フラグが“1"で
あるか否かが判別される。この場合、判別結果は共に
“No"となり、続くステップS254で排出1球有監視フラ
グを“1"に設定し、ステップS256で排出1球有タイマを
第1の所定期間(50msec)に設定してステップS262に進
む。
Hレベルに変化すると、その直後のループでは前記ステ
ップS240の判別結果が“Yes"となり、続くステップS250
で排出センサ1球有フラグが“1"であるか否かが、更
に、続くステップS252で排出1球有監視フラグが“1"で
あるか否かが判別される。この場合、判別結果は共に
“No"となり、続くステップS254で排出1球有監視フラ
グを“1"に設定し、ステップS256で排出1球有タイマを
第1の所定期間(50msec)に設定してステップS262に進
む。
ステップS262では排出1エラー解除フラグが“1"であ
るか否かが判別される。この場合(センサ1の出力信号
がLレベルからHレベルに変化した直後)判別結果は
“No"となり、続くステップS264にて排出1エラー監視
フラグが“1"であるか否定かが判別される。今回ループ
ではこの判別結果も“No"となるので、ステップS266で
排出1エラー監視フラグを“1"に設定し、続くステップ
S268で排出1エラータイマを第2の所定期間(2sec)に
設定して本ルーチンを終了する。
るか否かが判別される。この場合(センサ1の出力信号
がLレベルからHレベルに変化した直後)判別結果は
“No"となり、続くステップS264にて排出1エラー監視
フラグが“1"であるか否定かが判別される。今回ループ
ではこの判別結果も“No"となるので、ステップS266で
排出1エラー監視フラグを“1"に設定し、続くステップ
S268で排出1エラータイマを第2の所定期間(2sec)に
設定して本ルーチンを終了する。
次のループで排出センサ1の出力信号が依然Hレベル
を維持していると、前記ステップS240の判別結果が“Ye
s"、ステップS250の判別結果が“No"、ステップS252の
判別結果が“Yes"となって、ステップS258に進む。ステ
ップS258では前記ステップS254でセットされた球有タイ
マがタイムアップしたか否かが判別され、この判別結果
が“No"のとき(出力信号がHレベルに変化してから未
だ第1の所定期間が経過していないとき)には、続くス
テップS260をスキップして、前記ステップS262に進む。
を維持していると、前記ステップS240の判別結果が“Ye
s"、ステップS250の判別結果が“No"、ステップS252の
判別結果が“Yes"となって、ステップS258に進む。ステ
ップS258では前記ステップS254でセットされた球有タイ
マがタイムアップしたか否かが判別され、この判別結果
が“No"のとき(出力信号がHレベルに変化してから未
だ第1の所定期間が経過していないとき)には、続くス
テップS260をスキップして、前記ステップS262に進む。
今回ループでは、このステップS262の判別結果が“N
o"、続くステップS264の判別結果が“Yes"となって、ス
テップS270に進む。ステップS270では前記ステップS268
でセットされた排出1エラータイマがタイムアップした
か否かが判別され、この判別結果が“No"のとき(出力
信号がHレベルに変化してから、未だ第2の所定期間が
経過していないとき)には、続くステップS272をスキッ
プして、本ルーチンを終了する。
o"、続くステップS264の判別結果が“Yes"となって、ス
テップS270に進む。ステップS270では前記ステップS268
でセットされた排出1エラータイマがタイムアップした
か否かが判別され、この判別結果が“No"のとき(出力
信号がHレベルに変化してから、未だ第2の所定期間が
経過していないとき)には、続くステップS272をスキッ
プして、本ルーチンを終了する。
更に次回以降のループにおいて、排出センサ1の出力
信号がHレベルである限り、ステップS240,S250,S252,S
258及びステップS262以降が繰返し実行され、ステップS
258の判別結果が“No"から“Yes"に転じたとき(上記第
1の所定期間経過直後)、ステップS260にて前述した排
出センサ1球有フラグが“1"に設定され、以後ステップ
S240,S250及びステップS262以降が、繰返し実行される
ことになる。
信号がHレベルである限り、ステップS240,S250,S252,S
258及びステップS262以降が繰返し実行され、ステップS
258の判別結果が“No"から“Yes"に転じたとき(上記第
1の所定期間経過直後)、ステップS260にて前述した排
出センサ1球有フラグが“1"に設定され、以後ステップ
S240,S250及びステップS262以降が、繰返し実行される
ことになる。
又、ステップS262以降の処理に関しても、排出センサ
1の出力信号がHレベルである限りステップS262,S264,
S270が繰返し実行され、ステップS270の判別結果が“N
o"から“Yes"に転じたとき(上記第2の所定期間経過直
後)、ステップS272にて前述した排出1エラー解除フラ
グが“1"に設定され、以後ステップS240,S250,S262(排
出1エラー解除フラグが“1"のときには、当然に、排出
センサ1球有フラグは“1"となっている)が繰返し実行
される。
1の出力信号がHレベルである限りステップS262,S264,
S270が繰返し実行され、ステップS270の判別結果が“N
o"から“Yes"に転じたとき(上記第2の所定期間経過直
後)、ステップS272にて前述した排出1エラー解除フラ
グが“1"に設定され、以後ステップS240,S250,S262(排
出1エラー解除フラグが“1"のときには、当然に、排出
センサ1球有フラグは“1"となっている)が繰返し実行
される。
そして、排出センサ1の出力信号が一度でもLレベル
に変化したときは、ステップS242〜S248にて各フラグが
“0"にリセットされるため、その直後にHレベルに戻っ
ても再びステップS250以降の処理が初めから開始される
ことになる。
に変化したときは、ステップS242〜S248にて各フラグが
“0"にリセットされるため、その直後にHレベルに戻っ
ても再びステップS250以降の処理が初めから開始される
ことになる。
第34図は常時監視処理(第30図)のステップS108にて
行なわれる排出センサ2のレベル入力処理のルーチンを
示すフローチャートであり、本ルーチンは前述の排出セ
ンサ1のレベル入力処理と同一の手順にて行なわれる。
行なわれる排出センサ2のレベル入力処理のルーチンを
示すフローチャートであり、本ルーチンは前述の排出セ
ンサ1のレベル入力処理と同一の手順にて行なわれる。
このレベル入力処理は、排出センサ2の出力信号がH
レベル(センサ2が賞品球を検知している状態)である
期間が所定期間以上継続しているか否かを判断するため
のルーチンであり、賞品球が無い状態から有る状態に変
化した後、第1の所定期間(50msec)が経過したときに
排出センサ2球有フラグを“1"に設定してこれを記憶し
ておき、上記変化の後第2の所定期間(2sec)が経過し
たときに排出2エラー解除フラグを“1"に設定すること
によってこれを記憶しておくものである。これら2つの
フラグも詳細は後述する排出処理(第43図)、排出エラ
ー処理(第48図)にて用いられる。
レベル(センサ2が賞品球を検知している状態)である
期間が所定期間以上継続しているか否かを判断するため
のルーチンであり、賞品球が無い状態から有る状態に変
化した後、第1の所定期間(50msec)が経過したときに
排出センサ2球有フラグを“1"に設定してこれを記憶し
ておき、上記変化の後第2の所定期間(2sec)が経過し
たときに排出2エラー解除フラグを“1"に設定すること
によってこれを記憶しておくものである。これら2つの
フラグも詳細は後述する排出処理(第43図)、排出エラ
ー処理(第48図)にて用いられる。
本ルーチンが開始されると、先ずステップS300にて排
出センサ2の出力信号がHレベルである(排出センサ2
出力=“1")か否かが判別される。
出センサ2の出力信号がHレベルである(排出センサ2
出力=“1")か否かが判別される。
この判別結果が“No"、即ち出力信号がLレベルであ
るときには、排出2球有監視フラグを“0"(ステップS3
02)、前述した排出センサ2球有フラグを“0"(ステッ
プS304)、排出2エラー監視フラグを“0"(ステップS3
06)、前述した排出2エラー解除フラグを“0"(ステッ
プS308)に夫々設定して、本ルーチンを終了する。
るときには、排出2球有監視フラグを“0"(ステップS3
02)、前述した排出センサ2球有フラグを“0"(ステッ
プS304)、排出2エラー監視フラグを“0"(ステップS3
06)、前述した排出2エラー解除フラグを“0"(ステッ
プS308)に夫々設定して、本ルーチンを終了する。
ここで排出2球有監視フラグ及び排出2エラー監視フ
ラグは共に、排出センサ2の出力信号はHレベルである
と判別されたループにおいて、そのループがLレベルか
らHレベルへの立上り直後のループであるか否かを判別
する(後述のステップS312及びステップS324)ために用
いられるのである。
ラグは共に、排出センサ2の出力信号はHレベルである
と判別されたループにおいて、そのループがLレベルか
らHレベルへの立上り直後のループであるか否かを判別
する(後述のステップS312及びステップS324)ために用
いられるのである。
その後、前記排出センサ2の出力信号がLレベルから
Hレベルに変化すると、その直後のループでは前記ステ
ップS300の判別結果が“Yes"となり、続くステップS310
で排出センサ2球有フラグが“1"であるか否かが、更
に、続くステップS312で排出2球有監視フラグが“1"で
あるか否かが判別される。この場合、判別結果は共に
“No"となり、続くステップS314で排出2球有監視フラ
グを“1"に設定し、ステップS316で排出2球有タイマを
第1の所定期間(50msec)に設定してステップS322に進
む。
Hレベルに変化すると、その直後のループでは前記ステ
ップS300の判別結果が“Yes"となり、続くステップS310
で排出センサ2球有フラグが“1"であるか否かが、更
に、続くステップS312で排出2球有監視フラグが“1"で
あるか否かが判別される。この場合、判別結果は共に
“No"となり、続くステップS314で排出2球有監視フラ
グを“1"に設定し、ステップS316で排出2球有タイマを
第1の所定期間(50msec)に設定してステップS322に進
む。
ステップS322では排出2エラー解除フラグが“1"であ
るか否かが判別される。この場合(センサ2の出力信号
がLレベルからHレベルに変化した直後)判別結果は
“No"となり、続くステップS324にて排出2エラー監視
フラグが“1"であるか否かが判別される。今回ループで
はこの判別結果も“No"となるので、ステップS326で排
出2エラー監視フラグを“1"に設定し、続くステップS3
28で排出2エラータイマを第2の所定期間(2sec)に設
定して本ルーチンを終了する。
るか否かが判別される。この場合(センサ2の出力信号
がLレベルからHレベルに変化した直後)判別結果は
“No"となり、続くステップS324にて排出2エラー監視
フラグが“1"であるか否かが判別される。今回ループで
はこの判別結果も“No"となるので、ステップS326で排
出2エラー監視フラグを“1"に設定し、続くステップS3
28で排出2エラータイマを第2の所定期間(2sec)に設
定して本ルーチンを終了する。
次のループで排出センサ2の出力信号が依然Hレベル
を維持していると、前記ステップS300の判別結果が“Ye
s"、ステップS310の判別結果が“No"、ステップS312の
判別結果が“Yes"となって、ステップS318に進む。ステ
ップS318では前記ステップS316でセットされた球有タイ
マがタイムアップしたか否かが判別され、この判別結果
が“No"のとき(出力信号がHレベルに変化してから未
だ第1の所定期間が経過していないとき)には、続くス
テップS320をスキップして、前記ステップS322に進む。
を維持していると、前記ステップS300の判別結果が“Ye
s"、ステップS310の判別結果が“No"、ステップS312の
判別結果が“Yes"となって、ステップS318に進む。ステ
ップS318では前記ステップS316でセットされた球有タイ
マがタイムアップしたか否かが判別され、この判別結果
が“No"のとき(出力信号がHレベルに変化してから未
だ第1の所定期間が経過していないとき)には、続くス
テップS320をスキップして、前記ステップS322に進む。
今回ループでは、このステップS322の判別結果が“N
o"、続くステップS324の判別結果が“Yes"となって、ス
テップS330に進む。ステップS330では前記ステップS328
でセットされや排出2エラータイマがタイムアップした
か否かが判別され、この判別結果が“No"のとき(出力
信号をHレベルに変化してから、未だ第2の所定期間が
経過していないとき)には、続くステップS323をスキッ
プして、本ルーチンを終了する。
o"、続くステップS324の判別結果が“Yes"となって、ス
テップS330に進む。ステップS330では前記ステップS328
でセットされや排出2エラータイマがタイムアップした
か否かが判別され、この判別結果が“No"のとき(出力
信号をHレベルに変化してから、未だ第2の所定期間が
経過していないとき)には、続くステップS323をスキッ
プして、本ルーチンを終了する。
更に次回以降のループにおいて、排出センサ2の出力
信号がHレベルである限り、ステップS300,S310,S312,S
318及びステップS322以降が繰返し実行され、ステップS
318の判別結果が“No"から“Yes"に転じたとき(上記第
1の所定期間経過直後)、ステップS320にて前述した排
出センサ2球有フラグが“1"に設定され、以後ステップ
S300,S310及びステップS322以降が繰返し実行されるこ
とになる。
信号がHレベルである限り、ステップS300,S310,S312,S
318及びステップS322以降が繰返し実行され、ステップS
318の判別結果が“No"から“Yes"に転じたとき(上記第
1の所定期間経過直後)、ステップS320にて前述した排
出センサ2球有フラグが“1"に設定され、以後ステップ
S300,S310及びステップS322以降が繰返し実行されるこ
とになる。
又、ステップS322以降の処理に関しても、排出センサ
2の出力信号がHレベルである限りステップS322,S324,
S330が繰返し実行され、ステップS330の判別結果が“N
o"から“Yes"に転じたとき(上記第2の所定期間経過直
後)、ステップS332にて前述した排出2エラー解除フラ
グが“1"に設定され、以後ステップS300,S310,S322(排
出2エラー解除フラグが“1"のときには、当然に、排出
センサ2球有フラグは“1"となっている)が繰返し実行
される。
2の出力信号がHレベルである限りステップS322,S324,
S330が繰返し実行され、ステップS330の判別結果が“N
o"から“Yes"に転じたとき(上記第2の所定期間経過直
後)、ステップS332にて前述した排出2エラー解除フラ
グが“1"に設定され、以後ステップS300,S310,S322(排
出2エラー解除フラグが“1"のときには、当然に、排出
センサ2球有フラグは“1"となっている)が繰返し実行
される。
そして、排出センサ2の出力信号が一度でもLレベル
に変化したときは、ステップS302〜S308にて各フラグが
“0"にリセットされるため、その直後にHレベルに戻っ
ても再びステップS310以降の処理が初めから開始される
ことになる。
に変化したときは、ステップS302〜S308にて各フラグが
“0"にリセットされるため、その直後にHレベルに戻っ
ても再びステップS310以降の処理が初めから開始される
ことになる。
第35図は常時監視処理(第30図)のステップS110にて
行なわれるオーバーフロー検出器770の入力処理のルー
チンを示すフローチャートである。
行なわれるオーバーフロー検出器770の入力処理のルー
チンを示すフローチャートである。
オーバーフロー検出器770は、その出力信号が常時監
視処理のステップS114にて行なわれる発射モータ制御処
理(第37図)、排出開始条件確認処理(第41図)等にて
用いられるもので、賞球排出樋751内の賞品球が一定レ
ベル以上に溜った状態のときにその出力信号がHレベ
ル、一定レベル以下のときにLレベルとなるように構成
されている。
視処理のステップS114にて行なわれる発射モータ制御処
理(第37図)、排出開始条件確認処理(第41図)等にて
用いられるもので、賞球排出樋751内の賞品球が一定レ
ベル以上に溜った状態のときにその出力信号がHレベ
ル、一定レベル以下のときにLレベルとなるように構成
されている。
このルーチンが開始されると、先ずステップS330で検
出器の出力がHレベル(オーバーフロー出力=“1")で
あるか否かが判別される。
出器の出力がHレベル(オーバーフロー出力=“1")で
あるか否かが判別される。
今仮りに球導出樋750内のオーバーフロー検出器の設
置位置に賞品球が達していない状態から、賞品球が排出
され球導出樋750内の検出器770の位置に達した状態に変
化した場合を考える。
置位置に賞品球が達していない状態から、賞品球が排出
され球導出樋750内の検出器770の位置に達した状態に変
化した場合を考える。
賞品球が検出器の位置に達していない状態ではステッ
プS330の判別結果が“No"となる。このとき判別フラグ
はすべて“0"にリセットされている(第22図(A)のス
テップS2)ので、続くステップS332の判別(オーバーフ
ロー球無フラグが“1"か)、及びステップS334の判別
(オーバーフロー球無監視フラグが“1"か)の結果は共
に“No"となり、オーバーフロー球無監視フラグを“1"
に設定し(ステップS336)、オーバーフロー球有監視フ
ラグを“0"に設定し(ステップS338)、更にオーバーフ
ロー球無タイマを所定値(2sec)にセットして(ステッ
プS340)本ルーチンを終了する。ここでオーバーフロー
球無監視フラグは検出器の位置に賞品球が達していない
状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ステッ
プS334)するために用いらるフラグであり、一方、オー
バーフロー球有監視フラグは、検出器の位置に賞品球が
達した状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断
(ステップS350)するために用いられるフラグである。
プS330の判別結果が“No"となる。このとき判別フラグ
はすべて“0"にリセットされている(第22図(A)のス
テップS2)ので、続くステップS332の判別(オーバーフ
ロー球無フラグが“1"か)、及びステップS334の判別
(オーバーフロー球無監視フラグが“1"か)の結果は共
に“No"となり、オーバーフロー球無監視フラグを“1"
に設定し(ステップS336)、オーバーフロー球有監視フ
ラグを“0"に設定し(ステップS338)、更にオーバーフ
ロー球無タイマを所定値(2sec)にセットして(ステッ
プS340)本ルーチンを終了する。ここでオーバーフロー
球無監視フラグは検出器の位置に賞品球が達していない
状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断(ステッ
プS334)するために用いらるフラグであり、一方、オー
バーフロー球有監視フラグは、検出器の位置に賞品球が
達した状態が2回以上続けて検知されたか否かを判断
(ステップS350)するために用いられるフラグである。
次のループで引き続き、賞品球が上記位置に達してい
ないと、前記ステップS330,S332の判別結果が共に“N
o"、続く前記ステップS334の判別結果が“Yes"となって
ステップS342が実行される。
ないと、前記ステップS330,S332の判別結果が共に“N
o"、続く前記ステップS334の判別結果が“Yes"となって
ステップS342が実行される。
このステップS342では、前記球無タイマがタイムアッ
プしたか否定か、即ち、検出器の位置に賞品球が達して
いないと初めて判別された後(前述のステップS336〜S3
40実行後)所定時間(2sec)経過したか否かが判別さ
れ、判別結果が“No"のときには、続くステップS344,S3
46をスキップして本ルーチンを終了する。一方、判別結
果が“Yes"のときには、ステップS344にて、賞品球が検
出器の位置に達していないことを示すべくオーバーフロ
ー球無フラグを“1"に設定すると共につぎのステップS3
46にて、オーバーフロー球有フラグ(このステップが初
期化後初めて行なわれるときには初期値“0"に設定され
ている)をリセット(“0"に設定)して本ルーチンを終
了する。
プしたか否定か、即ち、検出器の位置に賞品球が達して
いないと初めて判別された後(前述のステップS336〜S3
40実行後)所定時間(2sec)経過したか否かが判別さ
れ、判別結果が“No"のときには、続くステップS344,S3
46をスキップして本ルーチンを終了する。一方、判別結
果が“Yes"のときには、ステップS344にて、賞品球が検
出器の位置に達していないことを示すべくオーバーフロ
ー球無フラグを“1"に設定すると共につぎのステップS3
46にて、オーバーフロー球有フラグ(このステップが初
期化後初めて行なわれるときには初期値“0"に設定され
ている)をリセット(“0"に設定)して本ルーチンを終
了する。
以後のループで、検出器の位置に賞品球が達していな
い限り、ステップS330の判別結果が“No"、ステップS33
2の判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰
返し実行される。
い限り、ステップS330の判別結果が“No"、ステップS33
2の判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰
返し実行される。
この状態から排出された賞品球が溜ってて検出器770
の位置まで達するとステップS330の判別結果が“Yes"と
なる。続くステップ348で判別されるオーバーフロー球
有フラグは“0"に設定されているのでこの判別結果は
“No"となり続くステップS350の判別(オーバーフロー
球有監視フラグが“1"か)の結果は“No"となり、オー
バーフロー球有監視フラグを“1"に設定すると共に(ス
テップS352)、前述オーバーフロー球無監視フラグを
“0"に設定し(ステップS354)、更にオーバーフロー球
有タイマを所定値(2sec)にセットして(ステップS35
6)本ルーチンを終了する。
の位置まで達するとステップS330の判別結果が“Yes"と
なる。続くステップ348で判別されるオーバーフロー球
有フラグは“0"に設定されているのでこの判別結果は
“No"となり続くステップS350の判別(オーバーフロー
球有監視フラグが“1"か)の結果は“No"となり、オー
バーフロー球有監視フラグを“1"に設定すると共に(ス
テップS352)、前述オーバーフロー球無監視フラグを
“0"に設定し(ステップS354)、更にオーバーフロー球
有タイマを所定値(2sec)にセットして(ステップS35
6)本ルーチンを終了する。
次のループで引き続き、賞品球が検出器770の位置ま
で達していると、前記ステップS330の判別結果が“Ye
s"、ステップS348の判別結果が“No"、続く前記ステッ
プS350の判別結果が“Yes"となってステップS358が実行
される。
で達していると、前記ステップS330の判別結果が“Ye
s"、ステップS348の判別結果が“No"、続く前記ステッ
プS350の判別結果が“Yes"となってステップS358が実行
される。
このステップS358では更に、前記球有タイマがタイム
アップしたか否か、即ち、賞品球が上記位置に達したと
初めて判別された後(前述のステップS352〜S356実行
後)所定時間(2sec)経過したか否かが判別され、判別
結果が“No"のときには、続くステップS360,S362をスキ
ップして本ルーチンを終了する。一方、判別結果が“Ye
s"のときには、ステップS360にて、賞品球が検出器の位
置まで達したことを示すべくオーバーフロー球有フラグ
を“1"に設定すると共につぎのステップS362にて、オー
バーフロー球無フラグをリセット(“0"に設定)して本
ルーチンを終了する。
アップしたか否か、即ち、賞品球が上記位置に達したと
初めて判別された後(前述のステップS352〜S356実行
後)所定時間(2sec)経過したか否かが判別され、判別
結果が“No"のときには、続くステップS360,S362をスキ
ップして本ルーチンを終了する。一方、判別結果が“Ye
s"のときには、ステップS360にて、賞品球が検出器の位
置まで達したことを示すべくオーバーフロー球有フラグ
を“1"に設定すると共につぎのステップS362にて、オー
バーフロー球無フラグをリセット(“0"に設定)して本
ルーチンを終了する。
以後のループで、賞球排出樋751内の検出器770の位置
まで賞品球が達している限り、ステップS330の判別結果
が“Yes"、ステップS348の判別結果が“Yes"となって、
これらのステップが繰返し実行される。
まで賞品球が達している限り、ステップS330の判別結果
が“Yes"、ステップS348の判別結果が“Yes"となって、
これらのステップが繰返し実行される。
以上のように、本入力処理では、セーフセンサ1,2の
場合と同様の出力信号がLレベルからHレベル(又はH
レベルからLレベル)に変化した直後のループでは該L
レベルからHレベルの変化(又はHレベルからLレベル
の変化)を記憶する(監視フラグを“1"とする)だけに
止めておき、次回ループでも依然Hレベル(又はLレベ
ル)であって更に上記変化した時点より所定時間(2se
c)が経過した後に初めて本ルーチンの最終出力値であ
るオーバーフロー球有フラグを“1"(オーバーフロー球
無フラグを“1")に変更するようにしている。このよう
な制御手順を採用することによって、ノイズ発生等によ
りオーバーフローの出力信号レベルが瞬間的に変化した
場合であっても直ちにその変化を正規の変化と判断する
ことがなく、当該ノイズ発生等による誤作動を防止する
ことができるようになっている。
場合と同様の出力信号がLレベルからHレベル(又はH
レベルからLレベル)に変化した直後のループでは該L
レベルからHレベルの変化(又はHレベルからLレベル
の変化)を記憶する(監視フラグを“1"とする)だけに
止めておき、次回ループでも依然Hレベル(又はLレベ
ル)であって更に上記変化した時点より所定時間(2se
c)が経過した後に初めて本ルーチンの最終出力値であ
るオーバーフロー球有フラグを“1"(オーバーフロー球
無フラグを“1")に変更するようにしている。このよう
な制御手順を採用することによって、ノイズ発生等によ
りオーバーフローの出力信号レベルが瞬間的に変化した
場合であっても直ちにその変化を正規の変化と判断する
ことがなく、当該ノイズ発生等による誤作動を防止する
ことができるようになっている。
第36図は常時監視処理(第30図)のステップS112にて
行なわれる半端センサ221の入力処理のルーチンを示す
フローチャートである。
行なわれる半端センサ221の入力処理のルーチンを示す
フローチャートである。
半端センサは、後述の排出開始条件確認処理(第41
図)にて用いられる半端センサ球有フラグを設定するた
めの信号を出力するもので、誘導樋202内に賞品球が十
分存在しているときに(賞品球がセンサの設置位置まで
達しているときに)その出力信号がHレベル、達してい
ないときにLレベルとなるように構成されている。
図)にて用いられる半端センサ球有フラグを設定するた
めの信号を出力するもので、誘導樋202内に賞品球が十
分存在しているときに(賞品球がセンサの設置位置まで
達しているときに)その出力信号がHレベル、達してい
ないときにLレベルとなるように構成されている。
このルーチンが開始されると、先ずステップS430で半
端センサの出力がHレベル(半端センサ出力=“1")で
あるか否かが判別される。
端センサの出力がHレベル(半端センサ出力=“1")で
あるか否かが判別される。
今仮りに誘導樋202の半端センサ設置位置に賞品球が
達していない状態から、賞品球が補給されて上記設置位
置に達した場合を考える。
達していない状態から、賞品球が補給されて上記設置位
置に達した場合を考える。
賞品球が上記設置位置に達していない状態ではステッ
プS430の判別結果がか“No"となる。このとき判別フラ
グはすべて“0"にリセットされている(第22図(A)の
ステップS2)ので、続くステップS432の判別(半端セン
サ球無フラグが“1"か)、及びステップS434の判別(半
端球無監視フラグが“1"か)の結果は共に“No"とな
り、半端球無監視フラグを“1"に設定し(ステップS43
6)、半端球有監視フラグを“0"に設定し(ステップS43
8)、更に半端球無タイマを所定値(2sec)にセットし
て(ステップS440)本ルーチンを終了する。ここで半端
球無監視フラグは賞品球が上記設置位置に達していない
状態が2回続けて検知されたか否かを判断(ステップS4
34)するために用いられるフラグであり、一方半端球有
監視フラグは、賞品球が上記設置位置に達した状態が2
回続けて検知されたか否かを判断(ステップS450)する
ために用いられるフラグである。
プS430の判別結果がか“No"となる。このとき判別フラ
グはすべて“0"にリセットされている(第22図(A)の
ステップS2)ので、続くステップS432の判別(半端セン
サ球無フラグが“1"か)、及びステップS434の判別(半
端球無監視フラグが“1"か)の結果は共に“No"とな
り、半端球無監視フラグを“1"に設定し(ステップS43
6)、半端球有監視フラグを“0"に設定し(ステップS43
8)、更に半端球無タイマを所定値(2sec)にセットし
て(ステップS440)本ルーチンを終了する。ここで半端
球無監視フラグは賞品球が上記設置位置に達していない
状態が2回続けて検知されたか否かを判断(ステップS4
34)するために用いられるフラグであり、一方半端球有
監視フラグは、賞品球が上記設置位置に達した状態が2
回続けて検知されたか否かを判断(ステップS450)する
ために用いられるフラグである。
次のループで引き続き、賞品球が上記設置位置に達し
ていないと、前記ステップS430,S432の判別結果が共に
“No"、続く前記ステップS434の判別結果が“Yes"とな
ってステップS442が実行される。
ていないと、前記ステップS430,S432の判別結果が共に
“No"、続く前記ステップS434の判別結果が“Yes"とな
ってステップS442が実行される。
このステップS442では更に、前記球無タイムがタイム
アップしたか否か、即ち、賞品球が上記設置位置に達し
ていないと初めて判別された後(前述のステップS436〜
S440実行後)所定時間(2sec)経過したか否かが判別さ
れ、判別結果が“No"のときには、続くステップS444,S4
46をスキップして本ルーチンを終了する。一方、判別結
果が“Yes"のときには、ステップS444にて、賞品球が誘
導樋202のセンサ設置位置に達していないことを示すべ
く半端センサ球無フラグを“1"に設定すると共に、次の
ステップS446にて、半端センサ球有フラグ(このステッ
プが初期化後初めて行なわれるときには初期値“0"に設
定されている)をリセット(“0"に設定)して本ルーチ
ンを終了する。
アップしたか否か、即ち、賞品球が上記設置位置に達し
ていないと初めて判別された後(前述のステップS436〜
S440実行後)所定時間(2sec)経過したか否かが判別さ
れ、判別結果が“No"のときには、続くステップS444,S4
46をスキップして本ルーチンを終了する。一方、判別結
果が“Yes"のときには、ステップS444にて、賞品球が誘
導樋202のセンサ設置位置に達していないことを示すべ
く半端センサ球無フラグを“1"に設定すると共に、次の
ステップS446にて、半端センサ球有フラグ(このステッ
プが初期化後初めて行なわれるときには初期値“0"に設
定されている)をリセット(“0"に設定)して本ルーチ
ンを終了する。
以後のループで、賞品球が上記設置位置に達していな
い限り、ステップS430の判別結果が“No"、ステップS43
2の判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰
返し実行される。
い限り、ステップS430の判別結果が“No"、ステップS43
2の判別結果が“Yes"となって、これらのステップが繰
返し実行される。
この状態から賞品球の供給によって該賞品球が誘導樋
202の半端センサ202の設置位置に達するとステップS430
の判別結果が“Yes"となる。続くステップS448で判別さ
れる半端センサ球有フラグはこのとき初期値“0"に設定
されているのでこの判別結果は“No"となり。続くステ
ップS450の判別(半端球有監視フラグが“1"か)の結果
は“No"となり、半端球有監視フラグを“1"に設定する
と共に(ステップS452)、前記半端球無監視フラグを
“0"に設定し(ステップS454)、更に半端球有タイマを
所定値(2sec)にセットして(ステップS456)本ルーチ
ンを終了する。
202の半端センサ202の設置位置に達するとステップS430
の判別結果が“Yes"となる。続くステップS448で判別さ
れる半端センサ球有フラグはこのとき初期値“0"に設定
されているのでこの判別結果は“No"となり。続くステ
ップS450の判別(半端球有監視フラグが“1"か)の結果
は“No"となり、半端球有監視フラグを“1"に設定する
と共に(ステップS452)、前記半端球無監視フラグを
“0"に設定し(ステップS454)、更に半端球有タイマを
所定値(2sec)にセットして(ステップS456)本ルーチ
ンを終了する。
次のループで引き続き、賞品球が半端センサの設置位
置まで達していると、前記ステップS430の判別結果が
“Yes"、ステップS448の判別結果が“No"、続く前記ス
テップS450の判別結果が“Yes"となってステップS458が
実行される。
置まで達していると、前記ステップS430の判別結果が
“Yes"、ステップS448の判別結果が“No"、続く前記ス
テップS450の判別結果が“Yes"となってステップS458が
実行される。
このステップS458では更に、前記球有タイマがタイム
アップしたか否か、即ち、賞品球が上記設置位置に達し
たと初めて判別された後(前述のステップS452〜S456実
行後)所定時間(2sec)経過したか否かが判別され、判
別結果が“No"のときには、続くステップS460,S462をス
キップして本ルーチンを終了する。一方、判別結果が
“Yes"のときには、ステップS460にて、賞品球が半端セ
ンサ211の設置位置に達したことを示すべく半端センサ
球有フラグを“1"に設定すると共に、次のステップS462
にて、半端センサ球無フラグをリセット(“0"に設定)
して本ルーチンを終了する。
アップしたか否か、即ち、賞品球が上記設置位置に達し
たと初めて判別された後(前述のステップS452〜S456実
行後)所定時間(2sec)経過したか否かが判別され、判
別結果が“No"のときには、続くステップS460,S462をス
キップして本ルーチンを終了する。一方、判別結果が
“Yes"のときには、ステップS460にて、賞品球が半端セ
ンサ211の設置位置に達したことを示すべく半端センサ
球有フラグを“1"に設定すると共に、次のステップS462
にて、半端センサ球無フラグをリセット(“0"に設定)
して本ルーチンを終了する。
以後のループで、誘導樋202内の半端センサ設置位置
まで賞品球が貯留されている限り、ステップS430の判別
結果が“Yes"、ステップS448の判別結果が“Yes"となっ
て、これらのステップが繰返し実行される。
まで賞品球が貯留されている限り、ステップS430の判別
結果が“Yes"、ステップS448の判別結果が“Yes"となっ
て、これらのステップが繰返し実行される。
以上のように、本入力処理では、半端センサの出力信
号がLレベルからHレベル(又はHレベルからLレベ
ル)に変化した直後のループでは該LレベルからHレベ
ルの変化(又はHレベルからLレベルの変化)を記憶す
る(監視フラグを“1"とする)だけに止めておき、次回
ループでも依然Hレベル(又はLレベル)であって且つ
上記変化した時点より所定時間(2sec)が経過した後に
初めて本ルーチンの最終出力値である半端センサ球有フ
ラグを“1"(又は半端センサ球無フラグを“1")に変更
するようにしている。このような制御手順を採用するこ
とによって、ノイズ発生等により半端センサの出力信号
レベルが瞬間的に変化した場合であっても直ちにその変
化を正規の変化と判断することがなく、当該ノイズ発生
等による誤作動を防止することができるようになってい
る。
号がLレベルからHレベル(又はHレベルからLレベ
ル)に変化した直後のループでは該LレベルからHレベ
ルの変化(又はHレベルからLレベルの変化)を記憶す
る(監視フラグを“1"とする)だけに止めておき、次回
ループでも依然Hレベル(又はLレベル)であって且つ
上記変化した時点より所定時間(2sec)が経過した後に
初めて本ルーチンの最終出力値である半端センサ球有フ
ラグを“1"(又は半端センサ球無フラグを“1")に変更
するようにしている。このような制御手順を採用するこ
とによって、ノイズ発生等により半端センサの出力信号
レベルが瞬間的に変化した場合であっても直ちにその変
化を正規の変化と判断することがなく、当該ノイズ発生
等による誤作動を防止することができるようになってい
る。
第37図は、常時監視処理(第30図)のステップS114に
て行なわれる発射モータ制御処理のサブルーチンを示す
フローチャートである。
て行なわれる発射モータ制御処理のサブルーチンを示す
フローチャートである。
このルーチンが開始されると、先ずステップS470で打
球発射装置150に設けられたタッチスイッチ105aが“ON"
であるか否か、即ち遊技者が操作ダイヤル105を掌握し
ているか否かが判別され、次のステップS472で前述のオ
ーバーフロー球無フラグが“1"であるか否か、即ち、排
出された賞品球が未だ賞球排出樋751内の検出器770の設
置位置まで達していないかが判別される。これら2つの
ステップの判別結果が共に“Yes"のときには、発射モー
タ151を作動させるべく打球発射装置150のモータ制御リ
レー(図示省略)を“ON"にして(ステップS474)、本
ルーチンを終了する。
球発射装置150に設けられたタッチスイッチ105aが“ON"
であるか否か、即ち遊技者が操作ダイヤル105を掌握し
ているか否かが判別され、次のステップS472で前述のオ
ーバーフロー球無フラグが“1"であるか否か、即ち、排
出された賞品球が未だ賞球排出樋751内の検出器770の設
置位置まで達していないかが判別される。これら2つの
ステップの判別結果が共に“Yes"のときには、発射モー
タ151を作動させるべく打球発射装置150のモータ制御リ
レー(図示省略)を“ON"にして(ステップS474)、本
ルーチンを終了する。
一方、前記ステップS470,S472の判別結果の何れかが
“NO"となったときには前記モータ制御リレーを“OFF"
にして(ステップS476)、本ルーチンを終了する。
“NO"となったときには前記モータ制御リレーを“OFF"
にして(ステップS476)、本ルーチンを終了する。
第38図は、常時監視処理(第30図)のステップS116に
て行なわれる補給処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
て行なわれる補給処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
このルーチンが開始されると、先ずステップS480で前
述の補給センサ入力処理(第27図)で設定される補給セ
ンサ立上フラグがこの時点で“1"であるか否かが判別さ
れる。この判別結果が“Yes"のとき、即ち賞品球の排出
によって貯留タンク201の補給センサ211設置位置まで賞
品球がないときには、遊技の完了を示すべく完了ランプ
を“ON"(ステップS484)、発射球の発射を禁止すべく
シャッターソレノイドを“ON"(ステップS486)、外部
情報リレーを“ON"(ステップS488)、更に、前述補給
センサ立上フラグを“0"に設定して(ステップS490)、
本ルーチンを終了する。
述の補給センサ入力処理(第27図)で設定される補給セ
ンサ立上フラグがこの時点で“1"であるか否かが判別さ
れる。この判別結果が“Yes"のとき、即ち賞品球の排出
によって貯留タンク201の補給センサ211設置位置まで賞
品球がないときには、遊技の完了を示すべく完了ランプ
を“ON"(ステップS484)、発射球の発射を禁止すべく
シャッターソレノイドを“ON"(ステップS486)、外部
情報リレーを“ON"(ステップS488)、更に、前述補給
センサ立上フラグを“0"に設定して(ステップS490)、
本ルーチンを終了する。
前記ステップS480の判別結果が“No"のときには、続
くステップS482にて前述の補給センサ立下フラグが“1"
であるか否かが判別される。この判別結果が“Yes"のと
き、即ち補給が行われて賞品球が貯留タンク201の補給
センサ211設置位置まで達しているときには、前記完了
ランプを“OFF"(ステップS492)、発射球の発射を可能
にすべくシャッターソレノイドを“OFF"(ステップS49
4)、前記外部情報リレーを“OFF"(ステップS496)、
更に前記補給センサ立下フラグを“0"に設定して(ステ
ップS498)、本ルーチンを終了する。
くステップS482にて前述の補給センサ立下フラグが“1"
であるか否かが判別される。この判別結果が“Yes"のと
き、即ち補給が行われて賞品球が貯留タンク201の補給
センサ211設置位置まで達しているときには、前記完了
ランプを“OFF"(ステップS492)、発射球の発射を可能
にすべくシャッターソレノイドを“OFF"(ステップS49
4)、前記外部情報リレーを“OFF"(ステップS496)、
更に前記補給センサ立下フラグを“0"に設定して(ステ
ップS498)、本ルーチンを終了する。
第39図は前述したメインルーチン(第22図(A)、
(B))のステップS28及びステップS36で実行される排
出手段選択処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。このサブルーチンは、1つのセーフ球に対して行
われる賞品球の排出処理(第43図)を実際に行なうに当
り、該排出処理が第1の入賞集合樋301に流入したセー
フ球と第2の入賞集合樋302に流入したセーフ球の何れ
について実行するか(本ルーチンがステップS28、ステ
ップS36の何れで実行さているか)を判別すると共に、
上記第1及び第2の入賞集合樋301,302の入賞球に夫々
対応して設定されている数(賞球設定数)の賞品球の排
出を行なうに当り、賞品球を、2条設けられた賞球導出
樋710,710の一方から幾つ排出し、他方から幾つ排出す
るか等排出の態様を予め決定するものである。
(B))のステップS28及びステップS36で実行される排
出手段選択処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。このサブルーチンは、1つのセーフ球に対して行
われる賞品球の排出処理(第43図)を実際に行なうに当
り、該排出処理が第1の入賞集合樋301に流入したセー
フ球と第2の入賞集合樋302に流入したセーフ球の何れ
について実行するか(本ルーチンがステップS28、ステ
ップS36の何れで実行さているか)を判別すると共に、
上記第1及び第2の入賞集合樋301,302の入賞球に夫々
対応して設定されている数(賞球設定数)の賞品球の排
出を行なうに当り、賞品球を、2条設けられた賞球導出
樋710,710の一方から幾つ排出し、他方から幾つ排出す
るか等排出の態様を予め決定するものである。
このルーチンが開始されると、先ずステップS500でセ
ーフフラグが“1"であるか否か、即ちこれに引き続いて
行なわれる排出処理(後述)が第2の賞球導出樋に流入
したセーフ球(セーフセンサ2側のセーフ球)に対応し
て行なわれる処理(ステップS36の処理)であるか否か
が判別される。
ーフフラグが“1"であるか否か、即ちこれに引き続いて
行なわれる排出処理(後述)が第2の賞球導出樋に流入
したセーフ球(セーフセンサ2側のセーフ球)に対応し
て行なわれる処理(ステップS36の処理)であるか否か
が判別される。
この判別結果が“No"のときには、排出レジスタ0
に、第1の入賞球導出樋内のセーフ球(セーフセンサ1
側のセーフ球)に対応して設定されている賞球設定数
(以下「セーフセンサ1賞球数」と云う)を設定して
(ステップS502)、ステップS506以降に進む。
に、第1の入賞球導出樋内のセーフ球(セーフセンサ1
側のセーフ球)に対応して設定されている賞球設定数
(以下「セーフセンサ1賞球数」と云う)を設定して
(ステップS502)、ステップS506以降に進む。
一方、前記ステップS500の判別結果が“Yes"のときに
は、排出レジスタ0にセーフセンサ2側のセーフ球に対
応して設定されている賞球設定数(以下「セーフセンサ
2賞球数」と云う)を設定して(ステップS504)、ステ
ップS506以降に進む。
は、排出レジスタ0にセーフセンサ2側のセーフ球に対
応して設定されている賞球設定数(以下「セーフセンサ
2賞球数」と云う)を設定して(ステップS504)、ステ
ップS506以降に進む。
続いて、ステップS506では上記排出レジスタ0の値が
1であるか否かが、ステップS508では該排出レジスタ0
の値が8以下であるか否かが夫々判別される。
1であるか否かが、ステップS508では該排出レジスタ0
の値が8以下であるか否かが夫々判別される。
前記ステップS506の判別結果が“Yes"、即ち排出レジ
スタ0の値が1のときには、1個排出フラグを“1"に設
定し(ステップS510)、交互排出フラグを“0"に設定し
て(ステップS512)本ルーチンを終了する。
スタ0の値が1のときには、1個排出フラグを“1"に設
定し(ステップS510)、交互排出フラグを“0"に設定し
て(ステップS512)本ルーチンを終了する。
一方、前記ステップS506の判別結果が“No"、前記ス
テップS508の判別結果が“Yes"、即ち上記排出排出レジ
スタ0の値が2以上8以下の値であるときには、1個排
出フラグを“0"に設定し(ステップS514)、交互排出フ
ラグを“1"に設定し(ステップS516)、更に上記排出レ
ジスタ0の値を排出レジスタ1に設定して(ステップS5
18)、本ルーチンを終了する。
テップS508の判別結果が“Yes"、即ち上記排出排出レジ
スタ0の値が2以上8以下の値であるときには、1個排
出フラグを“0"に設定し(ステップS514)、交互排出フ
ラグを“1"に設定し(ステップS516)、更に上記排出レ
ジスタ0の値を排出レジスタ1に設定して(ステップS5
18)、本ルーチンを終了する。
又、前記ステップS506,S508の判別結果が共に“No"の
ときには、後述(第40図)の排出数分割処理(ステップ
S520)を行なった後、1個排出フラグを“0"に設定し
(ステップS522)、交互排出フラグを“0"に設定して
(ステップS524)、本ルーチンを終了する。
ときには、後述(第40図)の排出数分割処理(ステップ
S520)を行なった後、1個排出フラグを“0"に設定し
(ステップS522)、交互排出フラグを“0"に設定して
(ステップS524)、本ルーチンを終了する。
ここで、1個排出フラグ及び交互排出フラグは本ルー
チンに続いて行なわれる後述の排出処理(第43図)の賞
品球排出の態様を後述の3つの態様(1個排出処理;排
出ソレノイド1,2を交互に作動される交互排出処理;排
出ソレノイド1,2を同時に作動させる併用排出処理)か
ら選択する際に用いられる判別フラグであり、1個排出
フラグが“1"に設定されているときには1個排出処理が
(賞球設定数が1)、交互排出フラグが“1"に設定され
ているときには交互排出処理(賞球設定数が2〜8)
が、両フラグが共に“0"に設定されているときには併用
排出処理(賞球設定数が9〜15)が行なわれる。
チンに続いて行なわれる後述の排出処理(第43図)の賞
品球排出の態様を後述の3つの態様(1個排出処理;排
出ソレノイド1,2を交互に作動される交互排出処理;排
出ソレノイド1,2を同時に作動させる併用排出処理)か
ら選択する際に用いられる判別フラグであり、1個排出
フラグが“1"に設定されているときには1個排出処理が
(賞球設定数が1)、交互排出フラグが“1"に設定され
ているときには交互排出処理(賞球設定数が2〜8)
が、両フラグが共に“0"に設定されているときには併用
排出処理(賞球設定数が9〜15)が行なわれる。
第40図は、排出手段選択処理(第39図)のステップS5
20にて実行される排出数分割処理のサブルーチンを示す
フローチャートである。
20にて実行される排出数分割処理のサブルーチンを示す
フローチャートである。
このルーチンは賞球設定数(排出レジスタ0の値)が
9以上15以下のときに行なわれる併用排出処理に先だっ
て行なわれるものである。即ち、該併用排出処理では排
出ソレノイド1,2を1回の制御ループで同時に作動させ
るようになっており(後述の第47図参照)、前記排出レ
ジスタ0に記憶された値を2つに分けて2つの排出レジ
スタ1,2に夫々別個記憶しておくものである。そしてこ
れら2つの排出レジスタ1,2の値に応じて夫々排出ソレ
ノイド1,2が作動される。
9以上15以下のときに行なわれる併用排出処理に先だっ
て行なわれるものである。即ち、該併用排出処理では排
出ソレノイド1,2を1回の制御ループで同時に作動させ
るようになっており(後述の第47図参照)、前記排出レ
ジスタ0に記憶された値を2つに分けて2つの排出レジ
スタ1,2に夫々別個記憶しておくものである。そしてこ
れら2つの排出レジスタ1,2の値に応じて夫々排出ソレ
ノイド1,2が作動される。
本ルーチンが開始されると、ステップS530〜S540にて
順次、排出レジスタの値が、9であるか否か(ステップ
S530)、10であるか否か(ステップS532)、11であるか
否か(ステップS534)、12であるか否か(ステップS53
6)、13であるか否か(ステップS538)、14であるか否
か(ステップS540)が判別される。
順次、排出レジスタの値が、9であるか否か(ステップ
S530)、10であるか否か(ステップS532)、11であるか
否か(ステップS534)、12であるか否か(ステップS53
6)、13であるか否か(ステップS538)、14であるか否
か(ステップS540)が判別される。
そして、前記ステップS530の判別結果が“Yes"のとき
にはステップS542にて排出レジスタ1の値を“5"に設定
すると共にステップS544にて排出レジスタ2の値を“4"
に設定して本ルーチンを終了する。
にはステップS542にて排出レジスタ1の値を“5"に設定
すると共にステップS544にて排出レジスタ2の値を“4"
に設定して本ルーチンを終了する。
以後、前記ステップS532の判別結果が“Yes"のときに
は排出レジスタ1の値“5"に設定すると共に(ステップ
S546)排出レジスタ2の値を“5"に設定して(ステップ
S548)、前記ステップS534の判別結果が“Yes"のときに
は排出レジスタ1の値を“6"に設定すると共に(ステッ
プS550)排出レジスタ2の値を“5"に設定して(ステッ
プS552)、前記ステップS536の判別結果が“Yes"のとき
には排出レジスタ1の値を“6"に設定すると共に(ステ
ップS554)排出レジスタ2の値を“6"に設定して(ステ
ップS556)、前記ステップS538の判別結果が“Yes"のと
きには排出レジスタ1の値を“7"に設定すると共に(ス
テップS558)排出レジスタ2の値を“6"に設定して(ス
テップS560)、前記ステップS540の判別結果が“Yes"の
ときには排出レジスタ1の値を“7"に設定すると共に
(ステップS562)排出レジスタ2の値を“7"に設定して
(ステップS564)、夫々、本ルーチンを終了する。
は排出レジスタ1の値“5"に設定すると共に(ステップ
S546)排出レジスタ2の値を“5"に設定して(ステップ
S548)、前記ステップS534の判別結果が“Yes"のときに
は排出レジスタ1の値を“6"に設定すると共に(ステッ
プS550)排出レジスタ2の値を“5"に設定して(ステッ
プS552)、前記ステップS536の判別結果が“Yes"のとき
には排出レジスタ1の値を“6"に設定すると共に(ステ
ップS554)排出レジスタ2の値を“6"に設定して(ステ
ップS556)、前記ステップS538の判別結果が“Yes"のと
きには排出レジスタ1の値を“7"に設定すると共に(ス
テップS558)排出レジスタ2の値を“6"に設定して(ス
テップS560)、前記ステップS540の判別結果が“Yes"の
ときには排出レジスタ1の値を“7"に設定すると共に
(ステップS562)排出レジスタ2の値を“7"に設定して
(ステップS564)、夫々、本ルーチンを終了する。
一方、前記ステップS530〜前記ステップS540の判別結
果がすべて“No"のときには排出レジスタ1の値を“8"
に設定すると共に(ステップS566)排出レジスタ2の値
を“7"に設定して(ステップS568)、本ルーチンを終了
する。
果がすべて“No"のときには排出レジスタ1の値を“8"
に設定すると共に(ステップS566)排出レジスタ2の値
を“7"に設定して(ステップS568)、本ルーチンを終了
する。
第41図は、前述したメインルーチン(第22図(A)、
(B))のステップS30及びステップS38で実行される排
出開始条件確認処理のサブルーチンを示すフローチャー
トである。このサブルーチンは、パチンコ遊技機の各作
動部が本ルーチンに引き続いて行なわれる排出処理(第
43図)を実行し得る状態となっていることを確認するた
めのものである。
(B))のステップS30及びステップS38で実行される排
出開始条件確認処理のサブルーチンを示すフローチャー
トである。このサブルーチンは、パチンコ遊技機の各作
動部が本ルーチンに引き続いて行なわれる排出処理(第
43図)を実行し得る状態となっていることを確認するた
めのものである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップS600及び
ステップS602にて夫々前述した排出センサ1球有フラグ
及び排出センサ2球有フラグを“0"に設定し、その直後
に、これも前述した常時監視処理を行なう(ステップS6
04)。
ステップS602にて夫々前述した排出センサ1球有フラグ
及び排出センサ2球有フラグを“0"に設定し、その直後
に、これも前述した常時監視処理を行なう(ステップS6
04)。
続くステップS606では、正規の排出処理が未だ行なわ
れていない状態(本ルーチン実行時)で賞品球の排出が
確認されたときに(不正排出が行われたとき)に行われ
る排出装置不正監視処理(第42図)を行う。
れていない状態(本ルーチン実行時)で賞品球の排出が
確認されたときに(不正排出が行われたとき)に行われ
る排出装置不正監視処理(第42図)を行う。
その後ステップS608では前述した半端センサ入力処理
(第36図)にて設定される半端センサ球有フラグが“1"
であるか否か、即ち誘導樋202の半端センサ設置位置に
賞品球が溜っているか否かが判別される。
(第36図)にて設定される半端センサ球有フラグが“1"
であるか否か、即ち誘導樋202の半端センサ設置位置に
賞品球が溜っているか否かが判別される。
さらにステップS610及びステップS612では、前述ステ
ップS600,S602にて強制的に夫々“0"に設定された排出
センサ1球有フラグ及び排出センサ2球有フラグが上記
常時監視処理(ステップS604)の実行によって“1"に転
じたか否か、即ち、本ルーチンの実行時に第1及び第2
の賞球導出樋710,710の排出センサ1,2内に排出前の賞品
球が存在するか否かが判別される。
ップS600,S602にて強制的に夫々“0"に設定された排出
センサ1球有フラグ及び排出センサ2球有フラグが上記
常時監視処理(ステップS604)の実行によって“1"に転
じたか否か、即ち、本ルーチンの実行時に第1及び第2
の賞球導出樋710,710の排出センサ1,2内に排出前の賞品
球が存在するか否かが判別される。
更に次のステップS614では、前述したオーバーフロー
検出入力処理(第35図)で設定されるオーバーフロー球
無フラグが“1"であるか否か、即ち排出された賞品球が
賞球排出樋751内のオーバーフロー検出器770設置位置に
達していないか否かが判別される。
検出入力処理(第35図)で設定されるオーバーフロー球
無フラグが“1"であるか否か、即ち排出された賞品球が
賞球排出樋751内のオーバーフロー検出器770設置位置に
達していないか否かが判別される。
これらステップS608〜S614の判別結果が1つでも“N
o"となっているときには前記ステップS604に戻って、こ
れら4つの判別結果がすべて“Yes"となるまでステップ
S604〜S614を繰返し実行する。そして、すべての判別結
果が“Yes"となったときに初めて本ルーチンを終了し
て、排出処理(第22図、(A)、(B)のステップS32,
S40)に移行する。
o"となっているときには前記ステップS604に戻って、こ
れら4つの判別結果がすべて“Yes"となるまでステップ
S604〜S614を繰返し実行する。そして、すべての判別結
果が“Yes"となったときに初めて本ルーチンを終了し
て、排出処理(第22図、(A)、(B)のステップS32,
S40)に移行する。
第42図は前述した排出開始条件確認処理(第41図)の
ステップS606等で実行される排出装置不正監視処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS606等で実行される排出装置不正監視処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップS650で排
出センサ1立上フラグが“1"であるか否かが判別され
る。この排出センサ1立上フラグは、前述したように、
排出処理が実際に行なわれてセンサ1内の賞品球が移動
したときに“1"に設定されるものである。従って、排出
処理前に実行される本ルーチンに於いてその値が“0"の
ときはそのまま本ルーチンを終了する。一方、その値が
“1"のときには該排出センサ1立上フラグをリセット
(“0"に設定)する(ステップD652)と共に排出処理前
であるにも拘らず賞品球の排出が不当に行なわれたと判
断して、その旨を記憶すべく排出不正監視カウンタ1
(該カウンタのカウント値はメインルーチンのステップ
S2にて0にリセットされている)の値に1を加えて(ス
テップS654)、ステップS656に進む。
出センサ1立上フラグが“1"であるか否かが判別され
る。この排出センサ1立上フラグは、前述したように、
排出処理が実際に行なわれてセンサ1内の賞品球が移動
したときに“1"に設定されるものである。従って、排出
処理前に実行される本ルーチンに於いてその値が“0"の
ときはそのまま本ルーチンを終了する。一方、その値が
“1"のときには該排出センサ1立上フラグをリセット
(“0"に設定)する(ステップD652)と共に排出処理前
であるにも拘らず賞品球の排出が不当に行なわれたと判
断して、その旨を記憶すべく排出不正監視カウンタ1
(該カウンタのカウント値はメインルーチンのステップ
S2にて0にリセットされている)の値に1を加えて(ス
テップS654)、ステップS656に進む。
ステップS656では、前記ステップS654にてカウントア
ップされた排出不正監視カウンタ1の値が3以上となっ
たか否かが判別され、この判別結果が“Yes"のときには
ステップS666以降の処理に進み、“No"のときには続く
ステップS658以降の処理に進む。
ップされた排出不正監視カウンタ1の値が3以上となっ
たか否かが判別され、この判別結果が“Yes"のときには
ステップS666以降の処理に進み、“No"のときには続く
ステップS658以降の処理に進む。
前記ステップS650の判別結果が“No"のとき、又は前
記ステップS656の判別結果が“No"のときに実行される
ステップS658では排出センサ2立上フラグが“1"である
か否かが判別される。この排出センサ2立上フラグは、
排出センサ1立上フラグと同様、排出処理が実際に行な
われてセンサ2内の賞品球が移動したときに“1"に設定
されるものである。従って、排出処理前に実行される本
ルーチンに於いてその値が“0"のときはそのままステッ
プS658に進み、一方その値が“1"のときには該排出セン
サ2立上フラグをリセット(“0"に設定)する(ステッ
プS660)と共に排出処理前であるにも拘らず賞品球の排
出が不当に行なわれたと判断して、その旨を記憶すべく
排出不正監視カウンタ2(該カウンタのカウント値もメ
インルーチンのステップS2にて0にリセットされてい
る)の値に1を加えて(ステップS662)、ステップS664
に進む。
記ステップS656の判別結果が“No"のときに実行される
ステップS658では排出センサ2立上フラグが“1"である
か否かが判別される。この排出センサ2立上フラグは、
排出センサ1立上フラグと同様、排出処理が実際に行な
われてセンサ2内の賞品球が移動したときに“1"に設定
されるものである。従って、排出処理前に実行される本
ルーチンに於いてその値が“0"のときはそのままステッ
プS658に進み、一方その値が“1"のときには該排出セン
サ2立上フラグをリセット(“0"に設定)する(ステッ
プS660)と共に排出処理前であるにも拘らず賞品球の排
出が不当に行なわれたと判断して、その旨を記憶すべく
排出不正監視カウンタ2(該カウンタのカウント値もメ
インルーチンのステップS2にて0にリセットされてい
る)の値に1を加えて(ステップS662)、ステップS664
に進む。
ステップS664では、前記ステップS662にてカウントア
ップされた排出不正監視カウンタ2の値が3以上となっ
たか否定かが判別され、この判別結果が“Yes"のときに
はステップS666以降の処理に進み、“No"のときにはそ
のまま、本ルーチンを終了する。
ップされた排出不正監視カウンタ2の値が3以上となっ
たか否定かが判別され、この判別結果が“Yes"のときに
はステップS666以降の処理に進み、“No"のときにはそ
のまま、本ルーチンを終了する。
第1又は第2の賞球排出装置の何れか一方に対して賞
品球の不当な排出が3回以上行なわれたと判断されたと
き(ステップS656,S664の何れかの判別結果が“Yes"と
なったとき)に実行される処理においては、先ず、ステ
ップS666にて賞品球の排出を禁止すべくロックソレノイ
ド721が消磁(OFF)され、更にステップS668,S670に
て、該不正な排出を遊技店の係員に警告すべくセーフラ
ンプ1及びセーフランプ2が点灯(ON)される。
品球の不当な排出が3回以上行なわれたと判断されたと
き(ステップS656,S664の何れかの判別結果が“Yes"と
なったとき)に実行される処理においては、先ず、ステ
ップS666にて賞品球の排出を禁止すべくロックソレノイ
ド721が消磁(OFF)され、更にステップS668,S670に
て、該不正な排出を遊技店の係員に警告すべくセーフラ
ンプ1及びセーフランプ2が点灯(ON)される。
次のステップS672では、回復ステップS760が押圧(O
N)されたか否かが判別される。
N)されたか否かが判別される。
前記ステップS666〜S670により警報が開始された後、
係員により回復スイッチ760の押圧が行なわれるまでは
(ステップS672の判別結果が“No")、ステップS682の
常時監視処理(第30図)及びステップS672の判別が繰返
し実行される。
係員により回復スイッチ760の押圧が行なわれるまでは
(ステップS672の判別結果が“No")、ステップS682の
常時監視処理(第30図)及びステップS672の判別が繰返
し実行される。
その後、遊技店の係員が不正排出を知って当該不正が
行なわれたパチンコ遊技機を元の遊技可能な状態に戻す
べく回復スイッチ750を押圧すると、ステップS672の判
別結果は“Yes"となり、ステップS674,S676にてセーフ
ランプ1及びセーフランプ2の消灯(OFF)、ステップS
678にてロックソレノイド721を励磁(ON)、ステップS6
80にて排出不正監視カウンタ1,2のカウント値をクリア
(“0"に設定)して、本ルーチンを終了する。
行なわれたパチンコ遊技機を元の遊技可能な状態に戻す
べく回復スイッチ750を押圧すると、ステップS672の判
別結果は“Yes"となり、ステップS674,S676にてセーフ
ランプ1及びセーフランプ2の消灯(OFF)、ステップS
678にてロックソレノイド721を励磁(ON)、ステップS6
80にて排出不正監視カウンタ1,2のカウント値をクリア
(“0"に設定)して、本ルーチンを終了する。
第43図(A)、(B)は、前述したメインルーチン
(第22図(A)、(B))のステップS32及びステップS
40で実行される排出処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
(第22図(A)、(B))のステップS32及びステップS
40で実行される排出処理のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
本ルーチンが開始されると、先ず、排出処理フラグが
“1"に設定される。この排出処理フラグはその値が“1"
のとき排出処理中であることを示し“0"のとき排出処理
が行われていないことを示すもので、該フラグは、本ル
ーチンによる排出処理中に前述の球抜センサの入力処理
(第26図)を禁止するために用いられる。
“1"に設定される。この排出処理フラグはその値が“1"
のとき排出処理中であることを示し“0"のとき排出処理
が行われていないことを示すもので、該フラグは、本ル
ーチンによる排出処理中に前述の球抜センサの入力処理
(第26図)を禁止するために用いられる。
続くステップS701では、前述の排出装置不正監処理に
用いられた排出不正監視カウンタ1,2が共にリセット
(“0"に設定)され、その後、排出手段選択処理(第30
図)で賞球設定数に応じて設定される1個排出フラグの
値が“1"であるか否か、(ステップS702)、同じく賞球
設定数に応じて設定された交互排出フラグの値が“1"で
あるか否か(ステップS704)が夫々判別される。
用いられた排出不正監視カウンタ1,2が共にリセット
(“0"に設定)され、その後、排出手段選択処理(第30
図)で賞球設定数に応じて設定される1個排出フラグの
値が“1"であるか否か、(ステップS702)、同じく賞球
設定数に応じて設定された交互排出フラグの値が“1"で
あるか否か(ステップS704)が夫々判別される。
前記ステップS702の判別結果が“Yes"、即ち賞球設定
数(排出レジスタ0)は1であるときには、ステップS7
08に進んで、詳細は後述する1個排出処理(第44図)に
よる賞品球の排出を行なってステップS714以降に進む。
数(排出レジスタ0)は1であるときには、ステップS7
08に進んで、詳細は後述する1個排出処理(第44図)に
よる賞品球の排出を行なってステップS714以降に進む。
前記ステップS702の判別結果が“No"、前記ステップS
704の判別結果が“Yes"のとき、即ち賞球設定数(排出
レジスタ0)が2以上8以下のときにはステップS710に
進んで、詳細は後述する交互排出処理(第46図)による
賞品球の排出を行なってステップS714以降に進む。
704の判別結果が“Yes"のとき、即ち賞球設定数(排出
レジスタ0)が2以上8以下のときにはステップS710に
進んで、詳細は後述する交互排出処理(第46図)による
賞品球の排出を行なってステップS714以降に進む。
前記ステップS702及び前記ステップS704の判別結果が
共に“No"、即ち賞球設定数(排出レジスタ0)が9以
上のときにはステップS712に進んで、詳細は後述する併
用排出処理(第47図)による賞品球の排出を行なってス
テップS714以降に進む。
共に“No"、即ち賞球設定数(排出レジスタ0)が9以
上のときにはステップS712に進んで、詳細は後述する併
用排出処理(第47図)による賞品球の排出を行なってス
テップS714以降に進む。
ステップS714ではセーフフラグが“1"であるか否か、
即ち本ルーチンによる排出処理がセーフセンサ2側のセ
ーフ球に対して行なわれたか(第22図のステップS38で
行なわれている処理であるか)否かを判別する。
即ち本ルーチンによる排出処理がセーフセンサ2側のセ
ーフ球に対して行なわれたか(第22図のステップS38で
行なわれている処理であるか)否かを判別する。
この判別結果が“Yes"のときにはステップS716に進ん
でセーフセンサ2側のセーフ球を放出すべくセーフソレ
ノイド2を励磁(ON)し、一方、“No"のときにはステ
ップS718に進んでセーフセンサ1側のセーフ球を排出す
べくセーフソレノイド1を励磁(ON)して、ステップS7
20に進む。
でセーフセンサ2側のセーフ球を放出すべくセーフソレ
ノイド2を励磁(ON)し、一方、“No"のときにはステ
ップS718に進んでセーフセンサ1側のセーフ球を排出す
べくセーフソレノイド1を励磁(ON)して、ステップS7
20に進む。
ステップS720では、後述するステップS768の判別に用
いられる排出ウェイトタイマを所定値(400msec)に設
定し、ついでステップS722で、後述するステップS730の
判別に用いられるセーフ球払出エラータイマを所定値
(200msec)に設定して、ステップS724以降に進む。
いられる排出ウェイトタイマを所定値(400msec)に設
定し、ついでステップS722で、後述するステップS730の
判別に用いられるセーフ球払出エラータイマを所定値
(200msec)に設定して、ステップS724以降に進む。
続くステップS724〜ステップS736では、上記ステップ
S716又はステップS718の実行により、セーフセンサ1又
は2側のセーフ球が実際に第1又は第2の入賞球導出樋
820から島設備の回収樋に放出されたか否かが判断され
る。
S716又はステップS718の実行により、セーフセンサ1又
は2側のセーフ球が実際に第1又は第2の入賞球導出樋
820から島設備の回収樋に放出されたか否かが判断され
る。
先ずステップS724では、前記セーフフラグが“1"であ
るか否かが判別される。この判別結果が“No"のときに
はステップS726に進んでセーフ1球無フラグが“1"であ
るか否かが判別され、一方、前記ステップS724の判別結
果が“Yes"のときには更にステップS728に進んでセーフ
2球無フラグが“1"であるか否かが判別される。
るか否かが判別される。この判別結果が“No"のときに
はステップS726に進んでセーフ1球無フラグが“1"であ
るか否かが判別され、一方、前記ステップS724の判別結
果が“Yes"のときには更にステップS728に進んでセーフ
2球無フラグが“1"であるか否かが判別される。
前記ステップS724の判別結果が“No"、ステップS726
の判別結果が“No"のとき、即ち前記ステップS718でセ
ーフセンサ1側のセーフソレノイド1を作動させたにも
拘らずセーフ球がセーフセンサ1に存在していると判断
されたときにはステップS730に進んで前記ステップS722
でセットしたセーフ球払出エラータイマがタイムアップ
したか否かを判別する。そして、該エラータイマが未だ
タイムアップしていないとき(判別結果が“No")には
ステップS732で前述した排出装置不正監視処理(第42
図)、ステップS734で前述した常時監視処理(第30図)
を順次行なった後、再び前述ステップS724,S726の判別
を行なう。
の判別結果が“No"のとき、即ち前記ステップS718でセ
ーフセンサ1側のセーフソレノイド1を作動させたにも
拘らずセーフ球がセーフセンサ1に存在していると判断
されたときにはステップS730に進んで前記ステップS722
でセットしたセーフ球払出エラータイマがタイムアップ
したか否かを判別する。そして、該エラータイマが未だ
タイムアップしていないとき(判別結果が“No")には
ステップS732で前述した排出装置不正監視処理(第42
図)、ステップS734で前述した常時監視処理(第30図)
を順次行なった後、再び前述ステップS724,S726の判別
を行なう。
そして、セーフソレノイド1の作動後、前記エラータ
イマがタイムアップするまでの間に、前記常時監視処理
によってセーフセンサ1側にセーフ球が存在しなくなっ
たことが確認されたときには(セーフ1球無フラグが
“1")、そのままステップS738以降に進む。一方、前記
エラータイマがタイムアップした後にもセーフセンサ1
側にセーフ球が存在していると判断されると(ステップ
S730の判別結果が“Yes")、ステップ736に進み後述の
セーフ球払出エラー処理(第49図)が実行され、その後
ステップS738に進む。
イマがタイムアップするまでの間に、前記常時監視処理
によってセーフセンサ1側にセーフ球が存在しなくなっ
たことが確認されたときには(セーフ1球無フラグが
“1")、そのままステップS738以降に進む。一方、前記
エラータイマがタイムアップした後にもセーフセンサ1
側にセーフ球が存在していると判断されると(ステップ
S730の判別結果が“Yes")、ステップ736に進み後述の
セーフ球払出エラー処理(第49図)が実行され、その後
ステップS738に進む。
また、前記ステップS724の判別結果が“Yes"、ステッ
プS728の判別結果が“No"のとき、即ち前記ステップS71
6でセーフセンサ2側のセーフソレノイド2を作動させ
たにも拘らずセーフ球がセーフセンサ2に存在している
と判断されたときには前記ステップS730に進んで前記セ
ーフ球払出エラータイマがタイムアップしたか否かを判
断する。そして、該エラータイムが未だタイムアップし
ていないとき(判別結果が“No")には前記ステップS73
2,S734を順次行なった後、再び前記ステップS724,S728
の判別を行なう。
プS728の判別結果が“No"のとき、即ち前記ステップS71
6でセーフセンサ2側のセーフソレノイド2を作動させ
たにも拘らずセーフ球がセーフセンサ2に存在している
と判断されたときには前記ステップS730に進んで前記セ
ーフ球払出エラータイマがタイムアップしたか否かを判
断する。そして、該エラータイムが未だタイムアップし
ていないとき(判別結果が“No")には前記ステップS73
2,S734を順次行なった後、再び前記ステップS724,S728
の判別を行なう。
そして、セーフソレノイド2の作動後、前記エラータ
イマがタイムアップするまでの間に、前記常時監視処理
によってセーフセンサ2側にセーフ球が存在しなくなっ
たことが確認されたときには(セーフ2球無フラグが
“1")、そのままステップS738以降に進む。一方、前記
エラータイマがタイムアップした後にもセーフセンサ2
側にセーフ球が存在していると判断されると(ステップ
S730の判別結果が“Yes")、ステップS736に進んでセー
フ球払出エラー処理を実行した後ステップS738に進む。
イマがタイムアップするまでの間に、前記常時監視処理
によってセーフセンサ2側にセーフ球が存在しなくなっ
たことが確認されたときには(セーフ2球無フラグが
“1")、そのままステップS738以降に進む。一方、前記
エラータイマがタイムアップした後にもセーフセンサ2
側にセーフ球が存在していると判断されると(ステップ
S730の判別結果が“Yes")、ステップS736に進んでセー
フ球払出エラー処理を実行した後ステップS738に進む。
ステップS738ではセーフ球払出ウェイトタイマが所定
値(100msec)にセットされ、続くステップS740で該タ
イマがタイムアップしたか否かが判別される。
値(100msec)にセットされ、続くステップS740で該タ
イマがタイムアップしたか否かが判別される。
この判別結果が“No"、即ち未だ上記タイマがタイム
アップしていないときには、前述した排出装置不正監視
処理(ステップS742)、及び前述した常時監視処理(ス
テップS744)を繰返し行なう。
アップしていないときには、前述した排出装置不正監視
処理(ステップS742)、及び前述した常時監視処理(ス
テップS744)を繰返し行なう。
前記セーフ球払出ウェイトタイマがタイムアップする
と、ステップS746にてセーフ球払出エラーフラグが“1"
であるか否かが判別される。
と、ステップS746にてセーフ球払出エラーフラグが“1"
であるか否かが判別される。
このセーフ球払出エラーフラグは、今回ループで前記
ステップS736のセーフ球払出エラー処理が実行されたと
き(第49図のステップS1200)に“1"に設定されるもの
である。
ステップS736のセーフ球払出エラー処理が実行されたと
き(第49図のステップS1200)に“1"に設定されるもの
である。
この判別結果が“No"のときは続くステップS748でセ
ーフフラグが“1"であるか否かを判別して、その結果が
“No"のとき、即ち前記ステップS718にてセーフセンサ
1側のセーフ球を放出すべくセーフソレノイド1が励磁
(ON)されているときにはステップS750に進んでセーフ
ソレノイド1を消磁(OFF)してステップS768に進み、
一方、その結果が“Yes"のとき、即ち前記ステップS716
にてセーフセンサ2側のセーフ球を放出すべくセーフソ
レノイド2が励磁(ON)されているときにはステップS7
52に進んでセーフソレノイド2を消磁(OFF)した後ス
テップS768に進む。
ーフフラグが“1"であるか否かを判別して、その結果が
“No"のとき、即ち前記ステップS718にてセーフセンサ
1側のセーフ球を放出すべくセーフソレノイド1が励磁
(ON)されているときにはステップS750に進んでセーフ
ソレノイド1を消磁(OFF)してステップS768に進み、
一方、その結果が“Yes"のとき、即ち前記ステップS716
にてセーフセンサ2側のセーフ球を放出すべくセーフソ
レノイド2が励磁(ON)されているときにはステップS7
52に進んでセーフソレノイド2を消磁(OFF)した後ス
テップS768に進む。
一方、前記ステップS746の判別結果が“Yes"のとき、
即ち今回ループでステップS736のセーフ球払出エラー処
理(第49図)が実行されたときには、該セーフ球払出エ
ラー処理(後述)で消磁(オフ)されたロックソレノイ
ド721を励磁(ON)し(ステップS754)、ステップS756
でセーフ球払出エラーフラグをリセット(“0"に設定)
してステップS758に進む。
即ち今回ループでステップS736のセーフ球払出エラー処
理(第49図)が実行されたときには、該セーフ球払出エ
ラー処理(後述)で消磁(オフ)されたロックソレノイ
ド721を励磁(ON)し(ステップS754)、ステップS756
でセーフ球払出エラーフラグをリセット(“0"に設定)
してステップS758に進む。
ステップS758ではセーフフラグが“1"であるか否かが
判別され、この判別結果が“No"のときには前記セーフ
球払出エラー処理で点灯されたセーフランプ1を消灯
(OFF)し(ステップS760)、ステップS762でセーフソ
レノイド1を消磁(OFF)して、ステップS768に進み、
以上、“Yes"のときにはステップS764で、これも前記セ
ーフ球払出エラー処理で点灯されたセーフランプ2を消
灯(OFF)し、ステップS766でセーフソレノイド2を消
磁(OFF)して、ステップS768に進む。
判別され、この判別結果が“No"のときには前記セーフ
球払出エラー処理で点灯されたセーフランプ1を消灯
(OFF)し(ステップS760)、ステップS762でセーフソ
レノイド1を消磁(OFF)して、ステップS768に進み、
以上、“Yes"のときにはステップS764で、これも前記セ
ーフ球払出エラー処理で点灯されたセーフランプ2を消
灯(OFF)し、ステップS766でセーフソレノイド2を消
磁(OFF)して、ステップS768に進む。
ステップS768では、前記ステップS720で所定値(400m
sec)にセットされた排出ウェイトタイムがタイムアッ
プしたか否かが判別され、未だタイムアップしていない
とき(判別結果が“No")には、タイムアップするまで
ステップS770にて前述した排出装置不正監視処理(第42
図)、ステップS772にて前述した常時監視処理(第30
図)を繰返し実行し、タイムアップしたとき(判別結果
が“Yes")、ステップS774にて排出処理フラグを“0"に
リセットして、本ルーチンを終了する。
sec)にセットされた排出ウェイトタイムがタイムアッ
プしたか否かが判別され、未だタイムアップしていない
とき(判別結果が“No")には、タイムアップするまで
ステップS770にて前述した排出装置不正監視処理(第42
図)、ステップS772にて前述した常時監視処理(第30
図)を繰返し実行し、タイムアップしたとき(判別結果
が“Yes")、ステップS774にて排出処理フラグを“0"に
リセットして、本ルーチンを終了する。
第44図は、上述した排出処理(第43図)のステップS7
08にて行われる1個排出処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
08にて行われる1個排出処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
前述したように本ルーチンは排出される賞品球の数
(賞球設定数)が1のときにのみ行われる処理である。
(賞球設定数)が1のときにのみ行われる処理である。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップS800にて
反転フラグ処理が行われる。この反転フラグ処理は、賞
品球の排出を実際に行うに際し、第1の賞球排出装置74
0の排出ソレノイド1と第2の賞球排出装置740の排出ソ
レノイド2とを交互に作動させるために設けられている
反転フラグの値を交互に反転させるためのもので、第45
図に示すように、本処理開始時点で反転フラグが“1"
(排出ソレノイド2に対応)であるとき(ステップS800
1の判別結果が“Yes")には“0"に反転し(ステップS80
02)、一方、反転フラグが“0"(排出ソレノイド1に対
応)であるとき(ステップS8001の判別結果が“No")に
は“1"に反転する(ステップS8003)ようになってい
る。
反転フラグ処理が行われる。この反転フラグ処理は、賞
品球の排出を実際に行うに際し、第1の賞球排出装置74
0の排出ソレノイド1と第2の賞球排出装置740の排出ソ
レノイド2とを交互に作動させるために設けられている
反転フラグの値を交互に反転させるためのもので、第45
図に示すように、本処理開始時点で反転フラグが“1"
(排出ソレノイド2に対応)であるとき(ステップS800
1の判別結果が“Yes")には“0"に反転し(ステップS80
02)、一方、反転フラグが“0"(排出ソレノイド1に対
応)であるとき(ステップS8001の判別結果が“No")に
は“1"に反転する(ステップS8003)ようになってい
る。
この反転フラグ処理が終了すると、後述のステップS8
16の判別に用いられる1個排出タイマを所定値(35mse
c)に設定した後(ステップS802)、ステップS804にて
前記反転フラグが“1"であるか否かが判別される。
16の判別に用いられる1個排出タイマを所定値(35mse
c)に設定した後(ステップS802)、ステップS804にて
前記反転フラグが“1"であるか否かが判別される。
この判別結果が“No"のときには、排出ソレノイド1
を励磁(ON)して(ステップS806)第1の賞球排出装置
740による賞品球の1個排出を行い、一方、この判別結
果が“Yes"のときには排出ソレノイド2を励磁(ON)し
て(ステップS808)第2の賞球排出装置740による賞品
球の1個排出を行って、ステップS810に進む。
を励磁(ON)して(ステップS806)第1の賞球排出装置
740による賞品球の1個排出を行い、一方、この判別結
果が“Yes"のときには排出ソレノイド2を励磁(ON)し
て(ステップS808)第2の賞球排出装置740による賞品
球の1個排出を行って、ステップS810に進む。
ステップS810ではセーフフラグが“1"であるか否かが
判別され、判別結果が“No"のとき、即ち、この1個排
出処理がセーフセンサ1側のセーフ球に対応した処理で
あるとき(賞球数読取器の第1の素子群503a〜503dによ
り“1"が記憶されているとき)にはセーフランプ1を点
灯(ON)して(ステップS812)ステップS816に進む。一
方、この判別結果が“Yes"のとき、即ち、この1個排出
処理がセーフセンサ2側のセーフ球に対応した処理であ
るとき(賞球数設定器の第2の素子群503e〜503hにより
“1"が記憶されているとき)にはセーフランプ2を点灯
(ON)して(ステップS814)ステップS816に進む。
判別され、判別結果が“No"のとき、即ち、この1個排
出処理がセーフセンサ1側のセーフ球に対応した処理で
あるとき(賞球数読取器の第1の素子群503a〜503dによ
り“1"が記憶されているとき)にはセーフランプ1を点
灯(ON)して(ステップS812)ステップS816に進む。一
方、この判別結果が“Yes"のとき、即ち、この1個排出
処理がセーフセンサ2側のセーフ球に対応した処理であ
るとき(賞球数設定器の第2の素子群503e〜503hにより
“1"が記憶されているとき)にはセーフランプ2を点灯
(ON)して(ステップS814)ステップS816に進む。
ステップS816では前記ステップS802にてセットされた
1個排出タイマがタイムアップしたか否かが判別され
る。
1個排出タイマがタイムアップしたか否かが判別され
る。
この1個排出タイマは、排出ソレノイド1又は2を作
動させた後、第1、第2の賞球導出樋710,710内に入り
込んでいる第1、第2の流下阻止部745,745(第5図参
照)が、実際に上記導出樋710,710から脱して、唯一個
の賞品球のみが流下するまでの時間(役35msec)に設定
されるものである。従って、該1個排出タイマが未だタ
イムアップしていないとき(判別結果が“No")ときに
は、タイムアップされるまでステップS818にて前述の常
時監視処理を繰返し行い、タイムアップしたとき(判別
結果が“Yes")には1個排出が終了したと判断してステ
ップS820を実行する。
動させた後、第1、第2の賞球導出樋710,710内に入り
込んでいる第1、第2の流下阻止部745,745(第5図参
照)が、実際に上記導出樋710,710から脱して、唯一個
の賞品球のみが流下するまでの時間(役35msec)に設定
されるものである。従って、該1個排出タイマが未だタ
イムアップしていないとき(判別結果が“No")ときに
は、タイムアップされるまでステップS818にて前述の常
時監視処理を繰返し行い、タイムアップしたとき(判別
結果が“Yes")には1個排出が終了したと判断してステ
ップS820を実行する。
ステップS820では、再びこの時点での反転フラグが
“1"であるかが判別され、判別結果が“No"のときには
上記ステップS806にて励磁された排出ソレノイド1を消
磁(OFF)し(ステップS822)、“Yes"のときには上記
ステップS808にて励磁された排出ソレノイド2を消磁
(OFF)し(ステップS824)、更に続くステップS826で
セーフフラグが“1"であるか否かを判別した後、ステッ
プS828でのセーフランプ1の消灯(判別結果が“No"の
とき)、又はステップS830でセーフランプ2の消灯(判
別結果が“Yes"のとき)を行って、本ルーチンを終了す
る。
“1"であるかが判別され、判別結果が“No"のときには
上記ステップS806にて励磁された排出ソレノイド1を消
磁(OFF)し(ステップS822)、“Yes"のときには上記
ステップS808にて励磁された排出ソレノイド2を消磁
(OFF)し(ステップS824)、更に続くステップS826で
セーフフラグが“1"であるか否かを判別した後、ステッ
プS828でのセーフランプ1の消灯(判別結果が“No"の
とき)、又はステップS830でセーフランプ2の消灯(判
別結果が“Yes"のとき)を行って、本ルーチンを終了す
る。
第46図(A),(B)は上述した排出処理(第43図)
のステップS710にて行われる交互排出処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
のステップS710にて行われる交互排出処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
前述したように本ルーチンは排出される賞品球の数
(賞球設定数)が2以上8以下のときに行われる処理で
あり、本ルーチンでは上述した第1および第2の賞球排
出装置740,740を交互に使って賞品球を排出するように
したものである。
(賞球設定数)が2以上8以下のときに行われる処理で
あり、本ルーチンでは上述した第1および第2の賞球排
出装置740,740を交互に使って賞品球を排出するように
したものである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップS900にて
排出レジスタ0に記憶されている値(本ルーチン開始時
の値は排出手段選択処理(第39図)のステップS502又は
S504にて賞球設定数に設定される)を予め1だけ減算
し、続くステップS902で後述のステップS920,S954の判
別に用いられる排出エラータイマを所定値(3sec)にセ
ットして、ステップS904に進む。上述のように予め1だ
け減算しておくのは、本ルーチンが初めて開始されたと
きには排出ソレノイド1,2を励磁した後3つめの賞品球
がセンサ内に達したとき初めてその排出が排出センサに
て検知され、一方、本ルーチンが終了する直前にセンサ
に達した最後の賞品球は外部に排出されないためであ
り、従って排出制御においては排出数(賞球設定数)よ
り1つだけ少ない数だけ排出センサの立上りをカウント
してその排出処理を行えば足りるからである。
排出レジスタ0に記憶されている値(本ルーチン開始時
の値は排出手段選択処理(第39図)のステップS502又は
S504にて賞球設定数に設定される)を予め1だけ減算
し、続くステップS902で後述のステップS920,S954の判
別に用いられる排出エラータイマを所定値(3sec)にセ
ットして、ステップS904に進む。上述のように予め1だ
け減算しておくのは、本ルーチンが初めて開始されたと
きには排出ソレノイド1,2を励磁した後3つめの賞品球
がセンサ内に達したとき初めてその排出が排出センサに
て検知され、一方、本ルーチンが終了する直前にセンサ
に達した最後の賞品球は外部に排出されないためであ
り、従って排出制御においては排出数(賞球設定数)よ
り1つだけ少ない数だけ排出センサの立上りをカウント
してその排出処理を行えば足りるからである。
ステップS904ではセーフフラグが“1"であるか否かが
判別され、判別結果が“No"のとき、即ち、この交互排
出処理がセーフセンサ1側のセーフ球に対応した処理で
あるとき(賞球数設定器の第1の素子群503a〜dにより
“2から8までの何れかの数”が記憶されているとき)
にはセーフランプ1を点灯(ON)して(ステップS90
6)、ステップS910に進む。一方、この判別結果が“Ye
s"のとき、即ち、この交互排出処理がセーフセンサ2側
のセーフ球に対応した処理であるとき(賞球数設定器の
第2の素子群503e〜503hにより“2から8までの何れか
の数”は記憶されているとき)にはセーフランプ2を点
灯(ON)して(ステップS908)ステップS910に進む。
判別され、判別結果が“No"のとき、即ち、この交互排
出処理がセーフセンサ1側のセーフ球に対応した処理で
あるとき(賞球数設定器の第1の素子群503a〜dにより
“2から8までの何れかの数”が記憶されているとき)
にはセーフランプ1を点灯(ON)して(ステップS90
6)、ステップS910に進む。一方、この判別結果が“Ye
s"のとき、即ち、この交互排出処理がセーフセンサ2側
のセーフ球に対応した処理であるとき(賞球数設定器の
第2の素子群503e〜503hにより“2から8までの何れか
の数”は記憶されているとき)にはセーフランプ2を点
灯(ON)して(ステップS908)ステップS910に進む。
ステップS910では前述した反転フラグ処理(第45図)
が行われ、続くステップS912で反転後の反転フラグが
“1"であるか否かが判別される。この判別結果は“No"
のときには第1の賞球排出装置740による賞品球の排出
処理(ステップS914〜S946)が行われ、一方、判別結果
が“Yes"のときには第2の賞球排出装置740による賞品
球の排出処理(ステップS948〜S980)が行われる。
が行われ、続くステップS912で反転後の反転フラグが
“1"であるか否かが判別される。この判別結果は“No"
のときには第1の賞球排出装置740による賞品球の排出
処理(ステップS914〜S946)が行われ、一方、判別結果
が“Yes"のときには第2の賞球排出装置740による賞品
球の排出処理(ステップS948〜S980)が行われる。
先ず、ステップS914〜S946による処理について説明す
る。
る。
ステップS914では排出ソレノイド1が励磁(ON)さ
れ、続くステップS916では排出センサ1立上フラグが
“0"であるか否かが判別される。この判別結果が“No"
即ち排出ソレノイド1をONした後、未だ排出センサ1に
よって賞品球の排出が検知されないときには、ステップ
S918にて前述した常時監視処理(第30図)を行い、続い
て前述ステップS902でセットされた排出エラータイマが
タイムアップしたか否かが判別される(ステップS92
0)。この判別結果が“No"のときには再び前記ステップ
S916を実行する。
れ、続くステップS916では排出センサ1立上フラグが
“0"であるか否かが判別される。この判別結果が“No"
即ち排出ソレノイド1をONした後、未だ排出センサ1に
よって賞品球の排出が検知されないときには、ステップ
S918にて前述した常時監視処理(第30図)を行い、続い
て前述ステップS902でセットされた排出エラータイマが
タイムアップしたか否かが判別される(ステップS92
0)。この判別結果が“No"のときには再び前記ステップ
S916を実行する。
前記排出エラータイマがタイムアップした時点で賞品
球の排出が未だ確認されていないときには(ステップS9
20の判別結果が“Yes")、第1の賞球排出装置に何らか
の異常が生じたと判断して、排出ソレノイド1を消磁
(OFF)し(ステップS922)、続くステップS924でセー
フフラグが“1"であるか否かを判別した後、ステップS9
26のセーフランプ1の消灯(判別結果が“No"のとき)
又はステップS928のセーフランプ2の消灯(判別結果が
“Yes"のとき)を行って、その後、後述(第48図)の排
出エラー処理(ステップS930)、排出レジスタ0の値の
初期化(排出手段選択処理(第39図)のステップS518で
設定初期の値が排出レジスタ1に記憶されている)を行
って(ステップS932)、再び前記ステップS900より排出
処理をやり直す。
球の排出が未だ確認されていないときには(ステップS9
20の判別結果が“Yes")、第1の賞球排出装置に何らか
の異常が生じたと判断して、排出ソレノイド1を消磁
(OFF)し(ステップS922)、続くステップS924でセー
フフラグが“1"であるか否かを判別した後、ステップS9
26のセーフランプ1の消灯(判別結果が“No"のとき)
又はステップS928のセーフランプ2の消灯(判別結果が
“Yes"のとき)を行って、その後、後述(第48図)の排
出エラー処理(ステップS930)、排出レジスタ0の値の
初期化(排出手段選択処理(第39図)のステップS518で
設定初期の値が排出レジスタ1に記憶されている)を行
って(ステップS932)、再び前記ステップS900より排出
処理をやり直す。
一方、前記ステップS916の判別結果が“Yes"、即ち排
出エラータイマがタイムアップする前に排出センサ1に
よって該センサ内に賞品球が達したこと(排出センサ1
立上フラグが“1")が確認されると、該排出センサ1立
上フラグを“0"にリセットし(ステップS934)、この時
点での排出レジスタ0の値から1だけ減算して(ステッ
プS936)、ステップS938を行う。
出エラータイマがタイムアップする前に排出センサ1に
よって該センサ内に賞品球が達したこと(排出センサ1
立上フラグが“1")が確認されると、該排出センサ1立
上フラグを“0"にリセットし(ステップS934)、この時
点での排出レジスタ0の値から1だけ減算して(ステッ
プS936)、ステップS938を行う。
次のステップS938では該減算した値が“0"であるか否
かが判別され、この結果が“No"、即ち、排出ソレノイ
ド1をONすることによって第1の賞球排出装置から排出
された賞品球が未だ賞球設定数に達していないと判断さ
れたときには前述のステップS918以降に進む。従って、
上記排出エラータイマがタイムアップした時点で、本ル
ーチンで排出すべき数(賞球設定数)の賞品球は未だ排
出されていないときには上述したステップS922〜S932に
よるエラー発生に対処した処理が行われることになる。
かが判別され、この結果が“No"、即ち、排出ソレノイ
ド1をONすることによって第1の賞球排出装置から排出
された賞品球が未だ賞球設定数に達していないと判断さ
れたときには前述のステップS918以降に進む。従って、
上記排出エラータイマがタイムアップした時点で、本ル
ーチンで排出すべき数(賞球設定数)の賞品球は未だ排
出されていないときには上述したステップS922〜S932に
よるエラー発生に対処した処理が行われることになる。
一方、前記ステップS938の判別結果が“Yes"、即ち、
排出エラータイマがタイムアップする前に、上記排出ソ
レノイド1の“ON"(ステップS914)によって上記賞球
設定数の賞品球の排出がすべて完了すると、ステップS9
40にて該排出ソレノイド1を消磁(OFF)し、更に続く
ステップS942でセーフフラグが“1"であるか否かを判別
した後、ステップS946でのセーフランプ1消灯(判別結
果が“No"のとき)、又はステップS944でのセーフラン
プ2の消灯(判別結果が“Yes"のとき)を行って、本ル
ーチンを終了する。
排出エラータイマがタイムアップする前に、上記排出ソ
レノイド1の“ON"(ステップS914)によって上記賞球
設定数の賞品球の排出がすべて完了すると、ステップS9
40にて該排出ソレノイド1を消磁(OFF)し、更に続く
ステップS942でセーフフラグが“1"であるか否かを判別
した後、ステップS946でのセーフランプ1消灯(判別結
果が“No"のとき)、又はステップS944でのセーフラン
プ2の消灯(判別結果が“Yes"のとき)を行って、本ル
ーチンを終了する。
次に反転フラグが“1"のときに行われるステップS948
〜S980による処理について説明する。
〜S980による処理について説明する。
これらの一連の処理もステップS914〜S946とほぼ同一
の手順で行われる。即ち、ステップS948では排出ソレノ
イド2が励磁(ON)され、続くステップS950では排出セ
ンサ2立上フラグが“0"であるか否かが判別される。こ
の判別結果が“No"即ち排出ソレノイド2をONした後、
未だ排出センサ2によって賞品球の排出が検知されない
ときには、ステップS952にて前述した常時監視処理(第
30図)を行い、続いて前述ステップS902でセットされた
排出エラータイマがタイムアップしたか否かが判別され
る(ステップS954)。この判別結果が“No"のときには
再び前記ステップS950を実行する。
の手順で行われる。即ち、ステップS948では排出ソレノ
イド2が励磁(ON)され、続くステップS950では排出セ
ンサ2立上フラグが“0"であるか否かが判別される。こ
の判別結果が“No"即ち排出ソレノイド2をONした後、
未だ排出センサ2によって賞品球の排出が検知されない
ときには、ステップS952にて前述した常時監視処理(第
30図)を行い、続いて前述ステップS902でセットされた
排出エラータイマがタイムアップしたか否かが判別され
る(ステップS954)。この判別結果が“No"のときには
再び前記ステップS950を実行する。
前記排出エラータイマがタイムアップした時点で賞品
球の排出が未だ確認されていないときには(ステップS9
54の判別結果が“Yes")、第2の賞球排出装置に何らか
の異常が生じたと判断して、排出ソレノイド2を消磁
(OFF)し(ステップS956)、続くステップS958でセー
フフラグが“1"であるか否かを判別した後、ステップS9
60のセーフランプ1の消灯(判別結果が“No"のと
き)、又はステップS962のセーフランプ2の消灯(判別
結果が“Yes"のとき)を行って、その後、後述(第48
図)の排出エラー処理(ステップS964)、排出レジスタ
0の値を初期化(排出手段選択処理(第39図)のステッ
プS518で設定初期の値が排出レジスタ1に記憶されてい
る)を行って(ステップS966)、再び前記ステップS900
より排出処理をやり直す。
球の排出が未だ確認されていないときには(ステップS9
54の判別結果が“Yes")、第2の賞球排出装置に何らか
の異常が生じたと判断して、排出ソレノイド2を消磁
(OFF)し(ステップS956)、続くステップS958でセー
フフラグが“1"であるか否かを判別した後、ステップS9
60のセーフランプ1の消灯(判別結果が“No"のと
き)、又はステップS962のセーフランプ2の消灯(判別
結果が“Yes"のとき)を行って、その後、後述(第48
図)の排出エラー処理(ステップS964)、排出レジスタ
0の値を初期化(排出手段選択処理(第39図)のステッ
プS518で設定初期の値が排出レジスタ1に記憶されてい
る)を行って(ステップS966)、再び前記ステップS900
より排出処理をやり直す。
一方、前記ステップS950の判別結果が“Yes"、即ち排
出エラータイマがタイムアップする前に排出センサ2に
よって該センサ内に賞品球が達したこと(排出センサ2
立上フラグが“1")が確認されると、該排出センサ2立
上フラグを“0"にリセット(ステップS968)、この時点
での排出レジスタ0の値から1だけ減算する(ステップ
S970)。
出エラータイマがタイムアップする前に排出センサ2に
よって該センサ内に賞品球が達したこと(排出センサ2
立上フラグが“1")が確認されると、該排出センサ2立
上フラグを“0"にリセット(ステップS968)、この時点
での排出レジスタ0の値から1だけ減算する(ステップ
S970)。
次のステップS972では該減算した値が“0"であるか否
かが判別され、この結果が“No"、即ち、排出ソレノイ
ド2をONすることによって第2の賞球排出装置から排出
された賞品球が未だ賞球設定数に達していないと判断さ
れたときには前述のステップS952以降に進む。従って、
上記排出エラータイマがタイムアップした時点で、本ル
ーチンで排出すべき数(賞球設定数)の賞品球が未だ排
出されていないときには上述したステップS956〜S966に
よるエラー発生に対処する処理が行われることになる。
かが判別され、この結果が“No"、即ち、排出ソレノイ
ド2をONすることによって第2の賞球排出装置から排出
された賞品球が未だ賞球設定数に達していないと判断さ
れたときには前述のステップS952以降に進む。従って、
上記排出エラータイマがタイムアップした時点で、本ル
ーチンで排出すべき数(賞球設定数)の賞品球が未だ排
出されていないときには上述したステップS956〜S966に
よるエラー発生に対処する処理が行われることになる。
一方、前記ステップS972の判別結果が“Yes"、即ち、
排出エラータイマがタイムアップする前に、上記排出ソ
レノイド2の“ON"(ステップS948)によって上記賞球
設定数の賞品球の排出がすべて完了すると、ステップS9
74にて該排出ソレノイド2を消磁(OFF)し、更に続く
ステップS976でセーフフラグが“1"であるか否かを判別
した後、ステップS978のセーフランプ1消灯(判別結果
が“No"のとき)、又はステップS980でのセーフランプ
2の消灯(判別結果が“Yes"のとき)を行って、本ルー
チンを終了する。
排出エラータイマがタイムアップする前に、上記排出ソ
レノイド2の“ON"(ステップS948)によって上記賞球
設定数の賞品球の排出がすべて完了すると、ステップS9
74にて該排出ソレノイド2を消磁(OFF)し、更に続く
ステップS976でセーフフラグが“1"であるか否かを判別
した後、ステップS978のセーフランプ1消灯(判別結果
が“No"のとき)、又はステップS980でのセーフランプ
2の消灯(判別結果が“Yes"のとき)を行って、本ルー
チンを終了する。
第47図(A),(B)は上述した排出処理(第43図)
のステップS712にて行われる併用排出処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
のステップS712にて行われる併用排出処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
前述したように本ルーチンは排出される賞品球の数
(賞球設定数)が9以上(但し15以下)のときに行われ
る処理であり、本ルーチンを1回実行したときに、上述
した第1及び第2の賞球排出装置740,740によって同時
に賞品球を排出(奇数個の場合、最後の1個が一方の装
置(この場合第1の賞球排出装置)によって排出)する
ようにしたものである。
(賞球設定数)が9以上(但し15以下)のときに行われ
る処理であり、本ルーチンを1回実行したときに、上述
した第1及び第2の賞球排出装置740,740によって同時
に賞品球を排出(奇数個の場合、最後の1個が一方の装
置(この場合第1の賞球排出装置)によって排出)する
ようにしたものである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップS1000,S1
002にて順次、排出1終了フラグのリセット(“0")、
排出2終了フラグのリセット(“0")を行う。この排出
1終了フラグおよび排出2終了フラグは、後述のステッ
プS1020,S1034,S1050の判別に用いられるフラグであ
り、その値が“1"のとき、夫々第1及び第2の賞球排出
装置により排出される賞球数(前述の排出数分割処理
(第40図)で分割された数)の賞品球が排出されたこと
を示すものである。
002にて順次、排出1終了フラグのリセット(“0")、
排出2終了フラグのリセット(“0")を行う。この排出
1終了フラグおよび排出2終了フラグは、後述のステッ
プS1020,S1034,S1050の判別に用いられるフラグであ
り、その値が“1"のとき、夫々第1及び第2の賞球排出
装置により排出される賞球数(前述の排出数分割処理
(第40図)で分割された数)の賞品球が排出されたこと
を示すものである。
続くステップS1004,S1006では、前述した交互排出処
理のステップS900と同じ理由により、排出レジスタ1、
排出レジスタ2に夫々記憶されている値(本ルーチン開
始時の値は排出数分割処理(第40図)のステップS542〜
S568にて決定されている)を予め1だけ減算し、続くス
テップS1008では後述のステップS1054の判別に用いられ
る排出エラータイマを所定値(3sec)に設定する。
理のステップS900と同じ理由により、排出レジスタ1、
排出レジスタ2に夫々記憶されている値(本ルーチン開
始時の値は排出数分割処理(第40図)のステップS542〜
S568にて決定されている)を予め1だけ減算し、続くス
テップS1008では後述のステップS1054の判別に用いられ
る排出エラータイマを所定値(3sec)に設定する。
続くステップS1010ではセーフフラグが“1"であるか
否かが判別され、判別結果が“No"のとき、即ち、この
併用排処理がセーフセンサ1側のセーフ球に対応した処
理であるとき(賞球数設定器の第1の素子群503a〜dに
より“9から15までの何れかの数”が記憶されていると
き)にはセーフラプ1を点灯(ON)して(ステップS101
2)ステップS1016に進む。一方、この判別結果が“Yes"
のとき、即ち、この併用排出処理がセーフセンサ2側の
セーフ球に対応した処理であるとき(賞球数設定器の第
2の素子群503e〜503hにより“9から15までの何れかの
数”が記憶されているとき)にはセーフランプ2を点灯
(ON)して(ステップS1014)ステップS1016に進む。
否かが判別され、判別結果が“No"のとき、即ち、この
併用排処理がセーフセンサ1側のセーフ球に対応した処
理であるとき(賞球数設定器の第1の素子群503a〜dに
より“9から15までの何れかの数”が記憶されていると
き)にはセーフラプ1を点灯(ON)して(ステップS101
2)ステップS1016に進む。一方、この判別結果が“Yes"
のとき、即ち、この併用排出処理がセーフセンサ2側の
セーフ球に対応した処理であるとき(賞球数設定器の第
2の素子群503e〜503hにより“9から15までの何れかの
数”が記憶されているとき)にはセーフランプ2を点灯
(ON)して(ステップS1014)ステップS1016に進む。
続くステップS1016,S1018では排出ソレノイド及び排
出ソレノイド2が順次励磁(ON)され、次いでステップ
S1020で前記排出1終了フラグが“1"であるか否かが判
別される。
出ソレノイド2が順次励磁(ON)され、次いでステップ
S1020で前記排出1終了フラグが“1"であるか否かが判
別される。
この判別結果が“No"、即ちこの時点で未だ第1の賞
球排出装置は排出すべき賞球数(以下「第1の分割賞球
数」という)分の賞品球の排出が完了していないときに
は、ステップS1022〜S1032の処理が行われる。
球排出装置は排出すべき賞球数(以下「第1の分割賞球
数」という)分の賞品球の排出が完了していないときに
は、ステップS1022〜S1032の処理が行われる。
先ずステップS1022では排出センサ1立上フラグが
“1"であるか否かが判別され、この結果が“No"、即ち
前記ステップS1016で排出ソレノイド1をONした後、未
だ賞品球の排出が排出センサ1によって1つも検知され
ていないときには、続くステップS1024〜S1032をスキッ
プして、ステップS1034以降に進む。
“1"であるか否かが判別され、この結果が“No"、即ち
前記ステップS1016で排出ソレノイド1をONした後、未
だ賞品球の排出が排出センサ1によって1つも検知され
ていないときには、続くステップS1024〜S1032をスキッ
プして、ステップS1034以降に進む。
一方、この判別結果が“Yes"のときには、1個の賞品
球が排出されたことを示した排出センサ1立上フラグの
値を“1"から“0"にリセットする(ステップS1024)と
ともに、排出レジスタ1の値を1だけ減算し(ステップ
S1026)、更に該減算した値が“0"に達したか否かを判
別する(ステップS1028)。
球が排出されたことを示した排出センサ1立上フラグの
値を“1"から“0"にリセットする(ステップS1024)と
ともに、排出レジスタ1の値を1だけ減算し(ステップ
S1026)、更に該減算した値が“0"に達したか否かを判
別する(ステップS1028)。
このステップS1028の判別結果が“No"即ち第1の賞球
排出装置によって排出された賞品球の数が未だ前記第1
の分割賞球数に達していないときには、そのままステッ
プS1034以降に進む。一方、判別結果が“Yes"、即ち第
1の賞球排出により前記第1の分割賞球数の賞品球がす
べて出されたと判断したときには、排出ソレノイド1を
消磁(OFF)する(ステップS1030)とともに第1の賞球
排出装置による賞品球の排出が完了した旨を記憶すべく
排出1終了フラグを“1"に設定して(ステップS103
2)、ステップS1034以降に進む。従って上記賞品球の排
出が完了した後において前記ステップS1020が行われた
ときには上記ステップS1022〜S1032がスキップされ、直
接ステップS1034以降に進むことになる。
排出装置によって排出された賞品球の数が未だ前記第1
の分割賞球数に達していないときには、そのままステッ
プS1034以降に進む。一方、判別結果が“Yes"、即ち第
1の賞球排出により前記第1の分割賞球数の賞品球がす
べて出されたと判断したときには、排出ソレノイド1を
消磁(OFF)する(ステップS1030)とともに第1の賞球
排出装置による賞品球の排出が完了した旨を記憶すべく
排出1終了フラグを“1"に設定して(ステップS103
2)、ステップS1034以降に進む。従って上記賞品球の排
出が完了した後において前記ステップS1020が行われた
ときには上記ステップS1022〜S1032がスキップされ、直
接ステップS1034以降に進むことになる。
一方、ステップS1034では前記排出2終了フラグが
“1"であるか否かが判別される。
“1"であるか否かが判別される。
この判別結果が“No"、即ちこの時点で未だ、第2の
賞球排出装置が排出すべき賞球数(以下「第2の分割賞
球数」という)分の賞品球の排出が完了していないとき
には、ステップS1036〜S1048の処理が行われる。
賞球排出装置が排出すべき賞球数(以下「第2の分割賞
球数」という)分の賞品球の排出が完了していないとき
には、ステップS1036〜S1048の処理が行われる。
先ずステップS1036では排出センサ2立上フラグが
“1"であるか否かが判別され、この結果が“No"、即ち
前記ステップS1018で排出ソレノイド2をONした後、未
だ賞品球の排出が排出センサ2によって1つも検知され
ないときには、続くステップS1038〜S1048をスキップし
て、ステップS1052以降に進む。
“1"であるか否かが判別され、この結果が“No"、即ち
前記ステップS1018で排出ソレノイド2をONした後、未
だ賞品球の排出が排出センサ2によって1つも検知され
ないときには、続くステップS1038〜S1048をスキップし
て、ステップS1052以降に進む。
一方、この判別結果が“Yes"のときには、1個の賞品
球が排出されたことを示した排出センサ2立上フラグの
値を“1"から“0"にリセットする(ステップ1038)とと
もに、排出レジスタ2の値を1だけ減算し(ステップS1
040)、更に該減算した値が“0"に達したか否かを判別
する(ステップS1042)。
球が排出されたことを示した排出センサ2立上フラグの
値を“1"から“0"にリセットする(ステップ1038)とと
もに、排出レジスタ2の値を1だけ減算し(ステップS1
040)、更に該減算した値が“0"に達したか否かを判別
する(ステップS1042)。
このステップS1042の判別結果が“No"即ち第2の賞球
排出装置によって排出された賞品球の数が未だ前記第2
の分割賞球数に達していないときには、そのままステッ
プS1052以降に進む。一方、判別結果が“Yes"、即ち第
2の賞球排出により前記第2の分割賞球数の賞品球がす
べて出されたと判断したときには、排出ソレノイド2を
消磁(OFF)する(ステップS1044)とともに第2の賞球
排出装置による賞品球の排出が完了した旨を記憶すべく
排出2終了フラグを“1"に設定して(ステップS104
8)、ステップS1052以降に進む。従って上記賞品球の排
出が完了した後において前記ステップS1034が行われた
ときには上記ステップS1036〜S1048を行うことなく、ス
テップS1050で前述した排出終了フラグが“1"であるか
否かの判断を行った後にステップS1052以降に進むこと
になる。
排出装置によって排出された賞品球の数が未だ前記第2
の分割賞球数に達していないときには、そのままステッ
プS1052以降に進む。一方、判別結果が“Yes"、即ち第
2の賞球排出により前記第2の分割賞球数の賞品球がす
べて出されたと判断したときには、排出ソレノイド2を
消磁(OFF)する(ステップS1044)とともに第2の賞球
排出装置による賞品球の排出が完了した旨を記憶すべく
排出2終了フラグを“1"に設定して(ステップS104
8)、ステップS1052以降に進む。従って上記賞品球の排
出が完了した後において前記ステップS1034が行われた
ときには上記ステップS1036〜S1048を行うことなく、ス
テップS1050で前述した排出終了フラグが“1"であるか
否かの判断を行った後にステップS1052以降に進むこと
になる。
ここで、ステップS1034,S1050の判別結果がともに“Y
es"、即ち第1及び第2の賞球排出装置による第1及び
第2の分割賞球数分の賞品球の排出がすべて完了したと
判断されたときには、排出1終了フラグ、排出2終了フ
ラグがともに“0"にリセット(ステップS1070,S1072)
され、更に続くステップS1074でセーフフラグが“1"で
あるか否かを判別した後、ステップS1076のセーフラプ
1の消灯(判別結果が“No"のとき)、又はステップS10
78のセーフランプ2の消灯(判別結果が“Yes"のとき)
を行って、本ルーチンを終了する。
es"、即ち第1及び第2の賞球排出装置による第1及び
第2の分割賞球数分の賞品球の排出がすべて完了したと
判断されたときには、排出1終了フラグ、排出2終了フ
ラグがともに“0"にリセット(ステップS1070,S1072)
され、更に続くステップS1074でセーフフラグが“1"で
あるか否かを判別した後、ステップS1076のセーフラプ
1の消灯(判別結果が“No"のとき)、又はステップS10
78のセーフランプ2の消灯(判別結果が“Yes"のとき)
を行って、本ルーチンを終了する。
一方、前述ステップS1036〜S1048の終了後、又は前記
ステップS1050の判別結果が“No"のときに行われる処理
においては、先ず、ステップS1052で前述した常時監視
処理(第30図)が行われ、次いで、前述ステップS1008
でセットされた排出エラータイマがタイムアップしたか
否かが判別される(ステップS1054)。
ステップS1050の判別結果が“No"のときに行われる処理
においては、先ず、ステップS1052で前述した常時監視
処理(第30図)が行われ、次いで、前述ステップS1008
でセットされた排出エラータイマがタイムアップしたか
否かが判別される(ステップS1054)。
この判別結果が“No"のとき、即ちステップS1008の後
に行われるステップS1016,S1018にて排出ソレノイド1,2
が励磁されてから未だ十分な時間(3sec)が経過してい
ないときには、再び前記ステップS1020に戻って(前記
ステップS1034,S1050の判別結果がともに“Yes"となる
まで)ステップS1022〜D1048,S1052,S1054を繰返し実行
する。
に行われるステップS1016,S1018にて排出ソレノイド1,2
が励磁されてから未だ十分な時間(3sec)が経過してい
ないときには、再び前記ステップS1020に戻って(前記
ステップS1034,S1050の判別結果がともに“Yes"となる
まで)ステップS1022〜D1048,S1052,S1054を繰返し実行
する。
一方、前記ステップS1054の判別結果が“Yes"、即
ち、排出ソレノイド1,2が励磁された後、十分な時間(3
sec)が経過したにも拘らず、未だ第1、第2の賞球排
出装置による賞品球の排出が完了していないときには、
上記第1、第2の賞球排出装置の少なくとも何れか一方
に異常が発生したと判断して、排出ソレノイド、排出ソ
レノイド2をともに消磁(OFF)(ステップS1056,S105
8)し、更に続くステップS1060でセーフフラグが“1"で
あるか否かを判別した後、ステップS1062のセーフラン
プ1の消灯(判別結果が“No"のとき)又はステップS10
64のセーフランプ2の消灯(判別結果が“Yes"のとき)
を行って、更に、ステップS1066で、詳細は後述する排
出エラー処理(第48図)を行うとともに、排出レジスタ
1,2の値を初期の値(第1、第2の分割賞球数)にリセ
ットすべくステップS1068で前述の排出数分割処理(第4
0図)を行って、その後、再び前記ステップS1000に戻っ
て制御をやり直す。
ち、排出ソレノイド1,2が励磁された後、十分な時間(3
sec)が経過したにも拘らず、未だ第1、第2の賞球排
出装置による賞品球の排出が完了していないときには、
上記第1、第2の賞球排出装置の少なくとも何れか一方
に異常が発生したと判断して、排出ソレノイド、排出ソ
レノイド2をともに消磁(OFF)(ステップS1056,S105
8)し、更に続くステップS1060でセーフフラグが“1"で
あるか否かを判別した後、ステップS1062のセーフラン
プ1の消灯(判別結果が“No"のとき)又はステップS10
64のセーフランプ2の消灯(判別結果が“Yes"のとき)
を行って、更に、ステップS1066で、詳細は後述する排
出エラー処理(第48図)を行うとともに、排出レジスタ
1,2の値を初期の値(第1、第2の分割賞球数)にリセ
ットすべくステップS1068で前述の排出数分割処理(第4
0図)を行って、その後、再び前記ステップS1000に戻っ
て制御をやり直す。
以上のように、賞球設定数は大きな値(9〜15)に設
定されているときに該設定数を分割して2つの排出レジ
スタ1,2にその値を記憶し、排出レジスタ1,2の値に基づ
いて第1及び第2の賞球排出装置を夫々独立して作動さ
せることにより、多数の賞品球の排出が一層迅速に行え
るようになる。
定されているときに該設定数を分割して2つの排出レジ
スタ1,2にその値を記憶し、排出レジスタ1,2の値に基づ
いて第1及び第2の賞球排出装置を夫々独立して作動さ
せることにより、多数の賞品球の排出が一層迅速に行え
るようになる。
第48図は、前述した交互排出処理(第46図)のステッ
プS930,S964及び併用排出処理(第47図)のS1066にて行
われる排出エラー処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
プS930,S964及び併用排出処理(第47図)のS1066にて行
われる排出エラー処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
前述したように、この排出エラー処理は第1及び/又
は第2の賞球排出装置による賞球設定数(又は第1、第
2の分割賞球数)の賞品球の排出が排出ソレノイド励磁
後所定時間(3sec)経過するまでに完了せず異常が発生
したと判断したときに実行されるものである。
は第2の賞球排出装置による賞球設定数(又は第1、第
2の分割賞球数)の賞品球の排出が排出ソレノイド励磁
後所定時間(3sec)経過するまでに完了せず異常が発生
したと判断したときに実行されるものである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップS1102,S1
104にて順次、セーフランプ1の点灯(ON)、セーフラ
ンプ2の点灯(ON)が行われる。
104にて順次、セーフランプ1の点灯(ON)、セーフラ
ンプ2の点灯(ON)が行われる。
次のステップS1106では、第1及び/又は第2の賞球
排出装置の異常が交互排出処理と併用排出処理の何れを
実行しているときに発生したかを判断すべく、交互排出
フラグが“1"であるか否かを判別する。
排出装置の異常が交互排出処理と併用排出処理の何れを
実行しているときに発生したかを判断すべく、交互排出
フラグが“1"であるか否かを判別する。
上記異常が交互排出処理実行中に生じたと判断された
とき(判断結果が“Yes")には、さらにステップS1108
で、排出ソレノイド1,2の何れが励磁されているときに
異常が生じたかを判断すべく、反転フラグが“1"である
か否かを判別する。
とき(判断結果が“Yes")には、さらにステップS1108
で、排出ソレノイド1,2の何れが励磁されているときに
異常が生じたかを判断すべく、反転フラグが“1"である
か否かを判別する。
この判断結果が“No"即ち排出ソレノイド1の励磁中
に異常が検知されたと判断されたときには、ステップS1
110に進み、常時監視処理(第30図)の中の排出センサ
1レベル入力処理(第33図)によりその値が決定される
排出1エラー解除フラグが、“1"であるか否かが判別さ
れる。このフラグが排出センサ1の出力信号がLレベル
からHレベルに立上がった後所定時間(2sec)Hレベル
を維持したときには“1"にセットされ、1度でもLレベ
ルに立下がったとき“0"にリセットされるものである。
に異常が検知されたと判断されたときには、ステップS1
110に進み、常時監視処理(第30図)の中の排出センサ
1レベル入力処理(第33図)によりその値が決定される
排出1エラー解除フラグが、“1"であるか否かが判別さ
れる。このフラグが排出センサ1の出力信号がLレベル
からHレベルに立上がった後所定時間(2sec)Hレベル
を維持したときには“1"にセットされ、1度でもLレベ
ルに立下がったとき“0"にリセットされるものである。
従ってこのステップS1110の判別結果が“No"である限
り、ステップS1112で常時監視処理を行った後、再びス
テップS1110に戻ってこの処理を繰返し行う。ステップS
1112の常時監視処理の実行により排出1エラー解除フラ
グが“0"から“1"に転じると(ステップS1110の判別結
果が“Yes")、ステップS1128、S1130に進んで順次セー
フランプ1の消灯(OFF)、セーフランプ2の消灯(OF
F)を行い、更にステップS1132にて前述した排出開始条
件確認処理(第41図)を行って、本ルーチンを終了す
る。
り、ステップS1112で常時監視処理を行った後、再びス
テップS1110に戻ってこの処理を繰返し行う。ステップS
1112の常時監視処理の実行により排出1エラー解除フラ
グが“0"から“1"に転じると(ステップS1110の判別結
果が“Yes")、ステップS1128、S1130に進んで順次セー
フランプ1の消灯(OFF)、セーフランプ2の消灯(OF
F)を行い、更にステップS1132にて前述した排出開始条
件確認処理(第41図)を行って、本ルーチンを終了す
る。
一方、前記ステップS1108の判別結果が“Yes"、即ち
第1及び/又は第2の賞球排出装置の異常が交互排出処
理実行中に生じ、且つそれが排出ソレノイド2の励磁中
であると判断されたときには、ステップS1114に進み、
これも常時監視処理(第30図)の中の排出センサ2レベ
ル入力処理(第34図)によりその値が決定される排出2
エラー解除フラグが“1"であるか否かが判別される。こ
のフラグは排出センサ2の出力信号がLレベルからHレ
ベルに立上がった後所定時間(2sec)Hレベルを維持し
たときには、“1"にセットされ、1度でもLレベルに立
下がったとき“0"にリセットされるものである。
第1及び/又は第2の賞球排出装置の異常が交互排出処
理実行中に生じ、且つそれが排出ソレノイド2の励磁中
であると判断されたときには、ステップS1114に進み、
これも常時監視処理(第30図)の中の排出センサ2レベ
ル入力処理(第34図)によりその値が決定される排出2
エラー解除フラグが“1"であるか否かが判別される。こ
のフラグは排出センサ2の出力信号がLレベルからHレ
ベルに立上がった後所定時間(2sec)Hレベルを維持し
たときには、“1"にセットされ、1度でもLレベルに立
下がったとき“0"にリセットされるものである。
従ってこのステップS1114の判別結果が“No"である限
り、ステップS1116で常時監視処理を行った後、再にス
テップS1114に戻ってこの処理を繰返し行う。ステップS
1116の常時監視処理の実行により排出2エラー解除フラ
グが“0"から“1"に転じると(ステップS1114の判別結
果が“Yes")、前記ステップS1128,S1130,S1132を実行
して、本ルーチンを終了する。
り、ステップS1116で常時監視処理を行った後、再にス
テップS1114に戻ってこの処理を繰返し行う。ステップS
1116の常時監視処理の実行により排出2エラー解除フラ
グが“0"から“1"に転じると(ステップS1114の判別結
果が“Yes")、前記ステップS1128,S1130,S1132を実行
して、本ルーチンを終了する。
又、前記ステップS1106の判別結果が“No"、即ち、第
1及び/又は第2の賞球排出装置の異常が併用排出処理
実行中に生じたと判断されたときには、ステップS1118
にて排出2終了フラグが“1"であるか否かが判断され
る。この判別結果が“Yes"のとき、即ち第2の賞球排出
装置による前記第2の分割賞球数分の賞品球の排出が完
了しているときには、上記異常が第1の賞球排出装置側
で発生したと見做して、前記ステップS1110以降に進
み、排出1エラー解除フラグに基づくエラー処理(ステ
ップS1110,S1112,S1128〜S1132)を行った後、本ルーチ
ンを終了する。
1及び/又は第2の賞球排出装置の異常が併用排出処理
実行中に生じたと判断されたときには、ステップS1118
にて排出2終了フラグが“1"であるか否かが判断され
る。この判別結果が“Yes"のとき、即ち第2の賞球排出
装置による前記第2の分割賞球数分の賞品球の排出が完
了しているときには、上記異常が第1の賞球排出装置側
で発生したと見做して、前記ステップS1110以降に進
み、排出1エラー解除フラグに基づくエラー処理(ステ
ップS1110,S1112,S1128〜S1132)を行った後、本ルーチ
ンを終了する。
一方、ステップS1118の判別結果が“No"であるとき、
即ち第2の賞球排出装置による前記第2の分割賞球数分
の賞品球の処理が未だ完了していないときには、上記異
常が第2の賞球排出装置側で発生した可能性があるの
で、ステップS1120以降に進み、排出2エラー解除フラ
グが“1"であるか否かが判別され、更に、ステップS112
2,S1124で夫々排出1終了フラグが“1"であるか否か、
排出1エラー解除フラグが“1"であるか否かが判別され
る。
即ち第2の賞球排出装置による前記第2の分割賞球数分
の賞品球の処理が未だ完了していないときには、上記異
常が第2の賞球排出装置側で発生した可能性があるの
で、ステップS1120以降に進み、排出2エラー解除フラ
グが“1"であるか否かが判別され、更に、ステップS112
2,S1124で夫々排出1終了フラグが“1"であるか否か、
排出1エラー解除フラグが“1"であるか否かが判別され
る。
これらの判別のうちステップS1122の判別結果が“Ye
s"、即ち前記ステップS1118の判別結果が“No"となった
時点で第1の賞球排出装置による前記第1の分割賞球数
分の賞品球の排出が既に完了しているときには、上記異
常が第2の賞球排出装置側で発生したと見做して、前記
ステップS1114以降に進み、排出2エラー解除フラグが
基づくエラー処理(ステップS1114,S1116,S1128〜S113
2)を行った後、本ルーチンを終了する。
s"、即ち前記ステップS1118の判別結果が“No"となった
時点で第1の賞球排出装置による前記第1の分割賞球数
分の賞品球の排出が既に完了しているときには、上記異
常が第2の賞球排出装置側で発生したと見做して、前記
ステップS1114以降に進み、排出2エラー解除フラグが
基づくエラー処理(ステップS1114,S1116,S1128〜S113
2)を行った後、本ルーチンを終了する。
そして、ステップS1120〜S1124の判別結果がすべて
“No"(第1及び第2の賞球排出装置による賞品球の排
出がともに実行中で、且つ排出1エラーフラグ、排出2
エラーフラグがとも“0"のとき)である限り、ステップ
S1126で前述の常時監視処理を行った後再びステップS11
20に戻ってこれらの処理が繰返し実行される。
“No"(第1及び第2の賞球排出装置による賞品球の排
出がともに実行中で、且つ排出1エラーフラグ、排出2
エラーフラグがとも“0"のとき)である限り、ステップ
S1126で前述の常時監視処理を行った後再びステップS11
20に戻ってこれらの処理が繰返し実行される。
そして、上記常時監視処理によって排出2エラー解除
フラグが“0"から“1"に転じると(ステップS1120の判
別結果が“Yes")、少なくとも第2の賞球排出装置の排
出エラーが解除されたと判断して、前記ステップS1110
に進み、引き続いて排出1エラー解除フラグが基づくエ
ラー処理(ステップS1110,S1112,S1128〜S1132)を行っ
た後、本ルーチンを終了する。
フラグが“0"から“1"に転じると(ステップS1120の判
別結果が“Yes")、少なくとも第2の賞球排出装置の排
出エラーが解除されたと判断して、前記ステップS1110
に進み、引き続いて排出1エラー解除フラグが基づくエ
ラー処理(ステップS1110,S1112,S1128〜S1132)を行っ
た後、本ルーチンを終了する。
又、前記ステップS1126の、上記常時監視処理によっ
て排出1エラー解除フラグが“0"から“1"に転じると
(ステップS1124の判別結果が“Yes")、少なくとも第
1の賞球排出装置の排出エラーが解除されたと判断し
て、前記ステップS1114に進み、引き続いて排出2エラ
ー解除フラグに基づくエラー処理(ステップS1114,S111
6,S1128〜S1132)を行った後、本ルーチンを終了する。
て排出1エラー解除フラグが“0"から“1"に転じると
(ステップS1124の判別結果が“Yes")、少なくとも第
1の賞球排出装置の排出エラーが解除されたと判断し
て、前記ステップS1114に進み、引き続いて排出2エラ
ー解除フラグに基づくエラー処理(ステップS1114,S111
6,S1128〜S1132)を行った後、本ルーチンを終了する。
第49図は、上述した排出処理(第43図)のステップS7
36にて行われるセーフ球払出エラー処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
36にて行われるセーフ球払出エラー処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
前述したように本ルーチンは、セーフソレノイド1又
は2を励磁した後所定時間(200mesc)経過するまでに
セーフ球の放出が行われないときに実行されるものであ
る。
は2を励磁した後所定時間(200mesc)経過するまでに
セーフ球の放出が行われないときに実行されるものであ
る。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップS1200で
本ルーチンが実行中であることを示すべくセーフ球払出
エラーフラグ(該フラグは排出処理(第43図)のステッ
プS746の判別に用いられる)を“1"に設定し、次いでス
テップS1202にて賞品球の排出を禁止すべくロック装置
を作動(ロックソレノイドをOFF)させて、ステップS12
04以降の制御を行う。
本ルーチンが実行中であることを示すべくセーフ球払出
エラーフラグ(該フラグは排出処理(第43図)のステッ
プS746の判別に用いられる)を“1"に設定し、次いでス
テップS1202にて賞品球の排出を禁止すべくロック装置
を作動(ロックソレノイドをOFF)させて、ステップS12
04以降の制御を行う。
ステップS1204ではセーフフラグが“1"であるか否か
が判断される。この判別結果が“No"、即ち今回行われ
ている排出処理がセーフセンサ1側のセーフ球に対応す
るものであると判断されたときには、ステップS1206に
てセーフランプ1を点灯(ON)した後、更にこの時点で
セーフ1球無フラクグが“1"であるか否か、即ちセーフ
センサ1内にセーフ球が存在していないか否かを判別す
る(ステップS1208)。この判別結果が“No"のとき、即
ち、この時点で未だセーフセンサ1によってセーフ球の
存在が継続して確認され続けているときには、ステップ
S1210で前述した排出装置不正監視処理(第42図)、ス
テップS1212で前述した常時監視処理(第30図)が繰返
し実行される。そしてステップS1208〜S1212を繰り返し
ている間に上記常時監視処理にてセーフセンサ1がセー
フ球の不存在を一度でも確認すると(セーフ1球無フラ
グ=“1")前記ステップS1208の判別結果が“Yes"に転
じ、本ルーチンを終了することとなる。
が判断される。この判別結果が“No"、即ち今回行われ
ている排出処理がセーフセンサ1側のセーフ球に対応す
るものであると判断されたときには、ステップS1206に
てセーフランプ1を点灯(ON)した後、更にこの時点で
セーフ1球無フラクグが“1"であるか否か、即ちセーフ
センサ1内にセーフ球が存在していないか否かを判別す
る(ステップS1208)。この判別結果が“No"のとき、即
ち、この時点で未だセーフセンサ1によってセーフ球の
存在が継続して確認され続けているときには、ステップ
S1210で前述した排出装置不正監視処理(第42図)、ス
テップS1212で前述した常時監視処理(第30図)が繰返
し実行される。そしてステップS1208〜S1212を繰り返し
ている間に上記常時監視処理にてセーフセンサ1がセー
フ球の不存在を一度でも確認すると(セーフ1球無フラ
グ=“1")前記ステップS1208の判別結果が“Yes"に転
じ、本ルーチンを終了することとなる。
一方、前記ステップS1204の判別結果が“Yes"、即ち
今回行われている排出処理がセーフセンサ2側のセーフ
球に対応するものであると判断されたときには、ステッ
プS1214にてセーフランプ2を点灯(ON)した後、更に
この時点でセーフ2球無フラグが“1"であるか否か、即
ちセーフセンサ2内にセーフ球が存在していないか否か
を判別する(ステップS1216)。この判別結果が“No"の
とき、即ち、この時点で未だセーフセンサ2によってセ
ーフ球の存在が継続して確認され続けているときには、
ステップS1218にて排出装置不正監視処理、ステップS12
20にて常時監視処理が繰返し実行される。そしてステッ
プS1216〜S1220を繰り返している間に上記常時監視処理
にてセーフセンサ2がセーフ球の不存在を一度でも確認
すると前記ステップS1216の判別結果が“Yes"に転じ
て、本ルーチンを終了することとなる。
今回行われている排出処理がセーフセンサ2側のセーフ
球に対応するものであると判断されたときには、ステッ
プS1214にてセーフランプ2を点灯(ON)した後、更に
この時点でセーフ2球無フラグが“1"であるか否か、即
ちセーフセンサ2内にセーフ球が存在していないか否か
を判別する(ステップS1216)。この判別結果が“No"の
とき、即ち、この時点で未だセーフセンサ2によってセ
ーフ球の存在が継続して確認され続けているときには、
ステップS1218にて排出装置不正監視処理、ステップS12
20にて常時監視処理が繰返し実行される。そしてステッ
プS1216〜S1220を繰り返している間に上記常時監視処理
にてセーフセンサ2がセーフ球の不存在を一度でも確認
すると前記ステップS1216の判別結果が“Yes"に転じ
て、本ルーチンを終了することとなる。
第50図は、前述したメインルーチン(第22図(A),
(B))のステップS23で実行される球抜処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
(B))のステップS23で実行される球抜処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
この球抜処理は、遊技店の係員が球抜を行なうための
操作、即ち、パチンコ遊技機10の前面に設けられた操作
用孔に球抜き棒(共に図示省略)を挿入する操作がなさ
れたことを球抜センサで検知して(前述したように賞品
球の排出中は検知されない)、前述の球抜開始フラグが
“1"となったときに(第26図)実行されるもので、球抜
ソレノイド761を“ON"にした状態(第3図に示す球抜き
装置760により切換ゲート762が同図中破線に示す位置ま
で回動された状態)で排出ソレノイド1,2を励磁(ON)
して、第1および第2の賞球導出樋710,710内の賞品球
を、球抜樋752を介して島設備の回収樋(図示省略)に
排出するものである。
操作、即ち、パチンコ遊技機10の前面に設けられた操作
用孔に球抜き棒(共に図示省略)を挿入する操作がなさ
れたことを球抜センサで検知して(前述したように賞品
球の排出中は検知されない)、前述の球抜開始フラグが
“1"となったときに(第26図)実行されるもので、球抜
ソレノイド761を“ON"にした状態(第3図に示す球抜き
装置760により切換ゲート762が同図中破線に示す位置ま
で回動された状態)で排出ソレノイド1,2を励磁(ON)
して、第1および第2の賞球導出樋710,710内の賞品球
を、球抜樋752を介して島設備の回収樋(図示省略)に
排出するものである。
本ルーチンが開始されると、先ず、ステップS1302に
て球抜開始フラグを“0"にリセットし、次いで球抜開始
タイマを所定時間(例えば1sec)にセットした後(ステ
ップS1304)、切換ゲート762を反時計廻りに回動すべく
球抜ソレノイドを励磁(ON)して(ステップS1306)、
ステップS1308以降に進む。
て球抜開始フラグを“0"にリセットし、次いで球抜開始
タイマを所定時間(例えば1sec)にセットした後(ステ
ップS1304)、切換ゲート762を反時計廻りに回動すべく
球抜ソレノイドを励磁(ON)して(ステップS1306)、
ステップS1308以降に進む。
ステップS1308では球抜開始フラグが“1"であるか否
かが再び判別され、この判別結果が“No"のとき前述ス
テップS1304にてセットされた球抜開始タイマがタイム
アップしたか否かが判別される(ステップS1310)。
かが再び判別され、この判別結果が“No"のとき前述ス
テップS1304にてセットされた球抜開始タイマがタイム
アップしたか否かが判別される(ステップS1310)。
この判別結果が“No"、即ち球抜ソレノイドを“ON"し
た後未だ所定時間(1sec)が経過していないときには、
この判別経過が“Yes"に転じるまで、ステップS1312の
常時監視処理(第30図)、ステップS1314の排出処理不
正監視処理(第42図)、前述ステップS1308の判別を繰
返し実行する。
た後未だ所定時間(1sec)が経過していないときには、
この判別経過が“Yes"に転じるまで、ステップS1312の
常時監視処理(第30図)、ステップS1314の排出処理不
正監視処理(第42図)、前述ステップS1308の判別を繰
返し実行する。
この間にステップS1308の判別結果が“Yes"となった
とき(前記ステップS1302からステップS1308までの処理
を行なう間に“Yes"となったときを含む)即ち、この間
に遊技店の係員が再び操作用孔に球抜き棒を挿入したと
き(前述の割込処理(第23図)にて球抜センサの出力信
号が再び立ち上がったとき)には、球抜処理を強制的に
終了させるべく後述のステップS1382以降(第50図
(D))に移行する。
とき(前記ステップS1302からステップS1308までの処理
を行なう間に“Yes"となったときを含む)即ち、この間
に遊技店の係員が再び操作用孔に球抜き棒を挿入したと
き(前述の割込処理(第23図)にて球抜センサの出力信
号が再び立ち上がったとき)には、球抜処理を強制的に
終了させるべく後述のステップS1382以降(第50図
(D))に移行する。
前記球抜開始タイマがタイムアップすると(ステップ
S1310の判別結果が“Yes")、ステップS1316で、前述の
排出不正監視処理(第42図)にてカウントアップされる
排出不正監視カウンタ1,2をともに“0"にリセットし、
次いでステップS1318,S1320にて順次排出ソレノイド1
の励磁(ON)、排出ソレノイド2の励磁(ON)を行なっ
てステップS1322に進む。
S1310の判別結果が“Yes")、ステップS1316で、前述の
排出不正監視処理(第42図)にてカウントアップされる
排出不正監視カウンタ1,2をともに“0"にリセットし、
次いでステップS1318,S1320にて順次排出ソレノイド1
の励磁(ON)、排出ソレノイド2の励磁(ON)を行なっ
てステップS1322に進む。
ステップS1322では、再び球抜開始フラグが“1"であ
るか否かが判別され、判別結果が“Yes"のときには、後
述のステップS1374〜S1380(第50図(C))を実行した
後、球抜処理を強制的に終了させるべくステップS1382
以降(第50図(D))に進む。
るか否かが判別され、判別結果が“Yes"のときには、後
述のステップS1374〜S1380(第50図(C))を実行した
後、球抜処理を強制的に終了させるべくステップS1382
以降(第50図(D))に進む。
前記ステップS1322の判別結果が“No"のときには、更
に排出1終了フラグが“1"であるか否かが判別される
(ステップS1324)。
に排出1終了フラグが“1"であるか否かが判別される
(ステップS1324)。
この排出1終了フラグ(及び後述の排出2終了フラ
グ)は、併用排出処理に用いられるもの(終了時に“0"
にリセットされている)がそのまま転用されており(併
用排出処理と本ルーチンとが同時に実行されることはな
い)、本ルーチンに於いては排出ソレノイド1(又は排
出ソレノイド2)を励磁した後、排出センサ1(又は
2)により賞品球がないと判断され、しかもその後所定
期間経過したとき(第1又は第2の賞球導出樋710内に
もはや賞品球が残っていないとき)に後述のステップS1
338,S1356,S1396,S1404で“1"に設定され、本ルーチン
の終了時に後述のステップS1362,S1364,S1414,S1416で
“0"にリセットされるものである。
グ)は、併用排出処理に用いられるもの(終了時に“0"
にリセットされている)がそのまま転用されており(併
用排出処理と本ルーチンとが同時に実行されることはな
い)、本ルーチンに於いては排出ソレノイド1(又は排
出ソレノイド2)を励磁した後、排出センサ1(又は
2)により賞品球がないと判断され、しかもその後所定
期間経過したとき(第1又は第2の賞球導出樋710内に
もはや賞品球が残っていないとき)に後述のステップS1
338,S1356,S1396,S1404で“1"に設定され、本ルーチン
の終了時に後述のステップS1362,S1364,S1414,S1416で
“0"にリセットされるものである。
前記ステップS1324の判別結果が“Yes"即ち前記第1
の導出樋710内の全ての賞品球が回収樋側に放出された
と判断されたときに、続くステップS1326〜S1340をスキ
ップして、ステップS1342以降(第50図(B))に進
む。
の導出樋710内の全ての賞品球が回収樋側に放出された
と判断されたときに、続くステップS1326〜S1340をスキ
ップして、ステップS1342以降(第50図(B))に進
む。
一方、前記ステップS1324の判別結果が“No"、即ち賞
品球が未だ第1の賞球導出樋710に残っていると判断さ
れたときにはステップS1326に進み、排出1球無フラグ
が“1"であるか否かが、続いてステップS1328で排出セ
ンサ1の出力信号がLレベル(出力=“0")であるか否
かが判別される。
品球が未だ第1の賞球導出樋710に残っていると判断さ
れたときにはステップS1326に進み、排出1球無フラグ
が“1"であるか否かが、続いてステップS1328で排出セ
ンサ1の出力信号がLレベル(出力=“0")であるか否
かが判別される。
排出1球無フラグは、本球抜処理によって第1の賞球
導出樋710の排出センサ1取付位置に賞品球がなくなっ
たとき(センサ出力=“0"となったとき)にステップS1
330にて“1"に設定されるものである。
導出樋710の排出センサ1取付位置に賞品球がなくなっ
たとき(センサ出力=“0"となったとき)にステップS1
330にて“1"に設定されるものである。
従って、排出ソレノイド1を励磁しているにも拘らず
未だ前記導出樋710内のセンサ取付位置に賞品球が残っ
ているときにはステップS1326の判別結果は“No"とな
り、しかもセンサ出力が“1"であるため、そのままステ
ップS1342以降に進む。
未だ前記導出樋710内のセンサ取付位置に賞品球が残っ
ているときにはステップS1326の判別結果は“No"とな
り、しかもセンサ出力が“1"であるため、そのままステ
ップS1342以降に進む。
排出ソレノイド1の励磁による賞品球の排出によっ
て、賞球導出樋710内の最後の賞品球が該導出樋710の排
出センサ1取付位置を通り過ぎると、排出センサ1の出
力信号がLレベル(排出センサ出力=“0")となり(ス
テップS1328の判別結果が“Yes")、ステップS1330で排
出1球無フラグが“1"に設定され、続くステップS1332
で排出1球無タイマを所定時間(例えば3sec)にセット
してステップS1342以降に進む。
て、賞球導出樋710内の最後の賞品球が該導出樋710の排
出センサ1取付位置を通り過ぎると、排出センサ1の出
力信号がLレベル(排出センサ出力=“0")となり(ス
テップS1328の判別結果が“Yes")、ステップS1330で排
出1球無フラグが“1"に設定され、続くステップS1332
で排出1球無タイマを所定時間(例えば3sec)にセット
してステップS1342以降に進む。
最後の賞品球が排出センサ1取付位置を通過した以降
のループにおいては、前記ステップS1326の判別結果が
“Yes"に転じ、ステップS1334にて排出センサ1の出力
信号が依然Lレベル(排出センサ1出力=“0")である
か否かが判別される。
のループにおいては、前記ステップS1326の判別結果が
“Yes"に転じ、ステップS1334にて排出センサ1の出力
信号が依然Lレベル(排出センサ1出力=“0")である
か否かが判別される。
この判別結果が“Yes"のときには、更にステップS133
6で前記ステップS1332にてセットされた排出1球無タイ
マがタイムアップしたか否かが判別され、未だタイムア
ップしていないときには、続くステップS1338,1340をス
キップして、ステップS1342以降に進む。
6で前記ステップS1332にてセットされた排出1球無タイ
マがタイムアップしたか否かが判別され、未だタイムア
ップしていないときには、続くステップS1338,1340をス
キップして、ステップS1342以降に進む。
前記ステップS1336の判別結果が“Yes"、即ち、最後
の賞品球が上記センサ1取付位置を通過した後、所定時
間(3sec)が経過したときには該最後の賞品球が少なく
とも前記切換ゲート762を通過したと判断して、第1の
賞球導出樋710側の球抜が完了したことを示すべく排出
1終了フラグを“1"に設定し(ステップS1338)、前記
排出1球無フラグを“0"にリセットしてステップS1342
以降に進む。
の賞品球が上記センサ1取付位置を通過した後、所定時
間(3sec)が経過したときには該最後の賞品球が少なく
とも前記切換ゲート762を通過したと判断して、第1の
賞球導出樋710側の球抜が完了したことを示すべく排出
1終了フラグを“1"に設定し(ステップS1338)、前記
排出1球無フラグを“0"にリセットしてステップS1342
以降に進む。
一方、前記ステップS1334の判別結果が“No"、即ち、
排出センサ1取付位置に賞品球がない(センサ1出力=
“0")と判別された後、上記所定時間が経過する前に再
び、該排出センサ1により賞品球の存在が確認される
と、ステップS1336,S1338をスキップし、排出1球無フ
ラグを“0"にリセットして(ステップS1340)ステップS
1342以降に進む。
排出センサ1取付位置に賞品球がない(センサ1出力=
“0")と判別された後、上記所定時間が経過する前に再
び、該排出センサ1により賞品球の存在が確認される
と、ステップS1336,S1338をスキップし、排出1球無フ
ラグを“0"にリセットして(ステップS1340)ステップS
1342以降に進む。
ステップS1342以降(第50図(B))では、先ず排出
2終了フラグが“1"であるか否かが判別される(ステッ
プS1342)。
2終了フラグが“1"であるか否かが判別される(ステッ
プS1342)。
前記ステップS1342の判別結果が“Yes"即ち前記第2
の導出樋710内の全ての賞品球が回収樋側に放出された
と判断されたときには、続くステップS1344〜S1358をス
キップして、ステップS1360以降に進む。
の導出樋710内の全ての賞品球が回収樋側に放出された
と判断されたときには、続くステップS1344〜S1358をス
キップして、ステップS1360以降に進む。
一方、前記ステップS1342の判別結果が“No"、即ち賞
品球が未だ第2の賞球導出樋710に残っていると判断さ
れたときにはステップS1344に進み、排出2球無フラグ
が“1"であるか否かが、続いてステップS1346で排出セ
ンサ2の出力信号がLレベル(出力=“0")であるか否
かが判別される。
品球が未だ第2の賞球導出樋710に残っていると判断さ
れたときにはステップS1344に進み、排出2球無フラグ
が“1"であるか否かが、続いてステップS1346で排出セ
ンサ2の出力信号がLレベル(出力=“0")であるか否
かが判別される。
この排出2球無フラグは、本球抜処理によって第2の
賞球導出樋710の排出センサ2取付位置に賞品球がなく
なったとき(センサ2出力=“0"となったとき)にステ
ップS1348にて“1"に設定されるものである。
賞球導出樋710の排出センサ2取付位置に賞品球がなく
なったとき(センサ2出力=“0"となったとき)にステ
ップS1348にて“1"に設定されるものである。
従って、排出ソレノイド2を励磁しているにも拘らず
未だ前記導出樋710内のセンサ2取付位置に賞品球を残
っているときにはステップS1344の判別結果は“No"とな
り、しかもセンサ出力が“1"であるため、ステップS137
2に進んで常時監視処理(第30図)を行った後、前記ス
テップS1322より処理を再開する。
未だ前記導出樋710内のセンサ2取付位置に賞品球を残
っているときにはステップS1344の判別結果は“No"とな
り、しかもセンサ出力が“1"であるため、ステップS137
2に進んで常時監視処理(第30図)を行った後、前記ス
テップS1322より処理を再開する。
排出ソレノイド2の励磁による球抜によって、賞球導
出樋710内の最後の賞品球が該導出樋710の排出センサ2
取付位置を通り過ぎると、排出センサ2の出力信号がL
レベル(排出センサ2出力=“0")となり(ステップS1
346の判別結果が“Yes")、ステップS1348で排出2球無
フラグを“1"に設定し、続くステップS1350で排出2球
無タイマを所定時間(例えば3sec)にセットしてステッ
プS1372に進み常時監視処理(第30図)を行った後、前
記ステップS1322からの処理を再開する。
出樋710内の最後の賞品球が該導出樋710の排出センサ2
取付位置を通り過ぎると、排出センサ2の出力信号がL
レベル(排出センサ2出力=“0")となり(ステップS1
346の判別結果が“Yes")、ステップS1348で排出2球無
フラグを“1"に設定し、続くステップS1350で排出2球
無タイマを所定時間(例えば3sec)にセットしてステッ
プS1372に進み常時監視処理(第30図)を行った後、前
記ステップS1322からの処理を再開する。
最後の賞品球が排出センサ2取付位置を通過した以降
のループにおいては、前記ステップS1344の判別結果が
“Yes"に転じ、ステップS1352にて排出センサ2の出力
信号が依然Lレベル(排出センサ2出力=“0")である
か否かが判別される。
のループにおいては、前記ステップS1344の判別結果が
“Yes"に転じ、ステップS1352にて排出センサ2の出力
信号が依然Lレベル(排出センサ2出力=“0")である
か否かが判別される。
この判別結果が“Yes"のときには、更にステップS135
4で前記ステップS1350にてセットされた排出2球無フラ
グがタイムアップしたか否かが判別され、未だタイムア
ップしていないときには、続くステップS1356,S1358を
スキップして、ステップS1372以降に進み、常時監視処
理(第30図)を実行した後ステップS1322からの処理を
再び行なう。
4で前記ステップS1350にてセットされた排出2球無フラ
グがタイムアップしたか否かが判別され、未だタイムア
ップしていないときには、続くステップS1356,S1358を
スキップして、ステップS1372以降に進み、常時監視処
理(第30図)を実行した後ステップS1322からの処理を
再び行なう。
前記ステップS1354の判別結果が“Yes"、即ち、最後
の賞品球が上記センサ2取付位置を通過した後、所定時
間(3sec)が経過したときには該最後の賞品球が少なく
とも前記切換ゲート762を通過したと判別して、第2の
賞球導出樋710側の球抜が完了したことを示すべく排出
2終了フラグを“1"に設定し(ステップS1356)、前記
排出2球無フラグを“0"にリセットして(ステップS135
8)、ステップS1360以降に進む。
の賞品球が上記センサ2取付位置を通過した後、所定時
間(3sec)が経過したときには該最後の賞品球が少なく
とも前記切換ゲート762を通過したと判別して、第2の
賞球導出樋710側の球抜が完了したことを示すべく排出
2終了フラグを“1"に設定し(ステップS1356)、前記
排出2球無フラグを“0"にリセットして(ステップS135
8)、ステップS1360以降に進む。
一方、前記ステップS1352の判別結果が“No"、即ち、
排出センサ2取付位置に賞品球がない(センサ2出力=
“0")と判別された後、上記所定時間が経過する前に再
び、該排出センサ2により賞品球の存在が確認される
と、ステップS1354,S1356をスキップして、排出2球無
フラグを“0"にリセット(ステップS1358)した後ステ
ップS1360以降に進む。
排出センサ2取付位置に賞品球がない(センサ2出力=
“0")と判別された後、上記所定時間が経過する前に再
び、該排出センサ2により賞品球の存在が確認される
と、ステップS1354,S1356をスキップして、排出2球無
フラグを“0"にリセット(ステップS1358)した後ステ
ップS1360以降に進む。
ステップS1360では、再び排出1終了フラグが“1"で
あるか否かが判別され、判別結果が“Yes"、即ち第1及
び第2の賞球導出樋710,710内の賞品球が全て回収樋側
に放出されたと判断されたときは、排出1終了フラグ、
排出2終了フラグを共に“0"にリセットし(ステップS1
362,S1364)、排出ソレノイド1,2を消磁(OFF)し(ス
テップS1366,S1368)、更に球抜ソレノイドを消磁(OF
F)して(ステップS1370)、本ルーチンを終了する。
あるか否かが判別され、判別結果が“Yes"、即ち第1及
び第2の賞球導出樋710,710内の賞品球が全て回収樋側
に放出されたと判断されたときは、排出1終了フラグ、
排出2終了フラグを共に“0"にリセットし(ステップS1
362,S1364)、排出ソレノイド1,2を消磁(OFF)し(ス
テップS1366,S1368)、更に球抜ソレノイドを消磁(OF
F)して(ステップS1370)、本ルーチンを終了する。
一方、前記ステップS1360の判別結果が“No"のときに
は排出センサ1側の賞品球の放出が未だ完了していない
ので、ステップS1372に進んで常時監視処理(第30図)
を行なった後、前記ステップS1322より処理を再開す
る。
は排出センサ1側の賞品球の放出が未だ完了していない
ので、ステップS1372に進んで常時監視処理(第30図)
を行なった後、前記ステップS1322より処理を再開す
る。
前記ステップS1308またはS1322の判別結果が“Yes"、
即ち、一旦球抜処理が開始され(球抜開始フラグが該処
理開始時に“0"にリセットされる)、前述のステップS1
308〜S1314、又はS1316〜S1362,S1372を繰返し実行して
いる間に、再び球抜開始フラグが“1"になるとステップ
S1382以降に進んで当該球抜処理が強制的に終了され
る。
即ち、一旦球抜処理が開始され(球抜開始フラグが該処
理開始時に“0"にリセットされる)、前述のステップS1
308〜S1314、又はS1316〜S1362,S1372を繰返し実行して
いる間に、再び球抜開始フラグが“1"になるとステップ
S1382以降に進んで当該球抜処理が強制的に終了され
る。
ステップS1374〜S1380(第50図(C))が実行され
る。
る。
ところで、前記ステップS1322の判別結果が“Yes"の
ときには前記ステップS1382に進む前に、ステップS1374
で排出1終了フラグが“1"であるか否かが、続くステッ
プS1376で排出2終了フラグが“1"であるか否かが判別
される。
ときには前記ステップS1382に進む前に、ステップS1374
で排出1終了フラグが“1"であるか否かが、続くステッ
プS1376で排出2終了フラグが“1"であるか否かが判別
される。
前記ステップS1374の判別結果が“Yes"のとき、即ち
この時点で第1の賞球導出樋710側の球抜は完了してい
るときには排出ソレノイド1を消磁(OFF)し(ステッ
プS1378)、一方、前記ステップS1376の判別結果が“Ye
s"のとき、即ちこの時点で第2の賞球導出樋710側の球
抜が完了しているときには排出ソレノイド2を消磁(OF
F)して(ステップS1380)、ステップS1382に進む
(尚、この時点で2つのフラグが共に“1"となることは
ない)。
この時点で第1の賞球導出樋710側の球抜は完了してい
るときには排出ソレノイド1を消磁(OFF)し(ステッ
プS1378)、一方、前記ステップS1376の判別結果が“Ye
s"のとき、即ちこの時点で第2の賞球導出樋710側の球
抜が完了しているときには排出ソレノイド2を消磁(OF
F)して(ステップS1380)、ステップS1382に進む
(尚、この時点で2つのフラグが共に“1"となることは
ない)。
前記ステップS1308又は前記ステップS1322の判別結果
が“Yes"のとき実行されるステップS1382以降の処理
(第50図(D))は、遊技店の係員が当該球抜処理を強
制的に終了させるべく、球抜処理中に再度パチンコ遊技
機10の操作用孔に球抜き棒を挿入したときに行われるも
のである。
が“Yes"のとき実行されるステップS1382以降の処理
(第50図(D))は、遊技店の係員が当該球抜処理を強
制的に終了させるべく、球抜処理中に再度パチンコ遊技
機10の操作用孔に球抜き棒を挿入したときに行われるも
のである。
先ず、ステップS1382、ステップS1384では、排出1球
無フラグ、排出2球無フラグをともに“0"にリセット
し、次いで強制終了タイマを所定時間(1sec)にセット
して(ステップS1386)、ステップS1388に進む。
無フラグ、排出2球無フラグをともに“0"にリセット
し、次いで強制終了タイマを所定時間(1sec)にセット
して(ステップS1386)、ステップS1388に進む。
ステップS1388では前記セットした強制終了タイマが
タイムアップしたか否かが判別され、判別結果が“No"
のときには、続くステップS1390〜S1408を、排出1終了
フラグ、排出2終了フラグが共に“1"となるまで繰返し
行なう。
タイムアップしたか否かが判別され、判別結果が“No"
のときには、続くステップS1390〜S1408を、排出1終了
フラグ、排出2終了フラグが共に“1"となるまで繰返し
行なう。
具体的にはステップS1390で、排出1終了フラグが
“1"であるか否かが判別され、判別結果が“No"、即ち
未だ第1の賞球導出樋710側の球抜が完了していないと
きには、ステップS1392にて排出センサ1立上フラグが
“1"であるか否かが判別される。
“1"であるか否かが判別され、判別結果が“No"、即ち
未だ第1の賞球導出樋710側の球抜が完了していないと
きには、ステップS1392にて排出センサ1立上フラグが
“1"であるか否かが判別される。
この判別結果が“No"のときは、続くステップS1394,S
1396をスキップしてステップS1398に進み、一方、“Ye
s"のとき、即ち球抜処理中に排出センサ1によって再び
賞品球が確認されたときには、球抜を中止すべく排出ソ
レノイド1を消磁(OFF)し(ステップS1394)、続いて
排出1終了フラグを“1"にセットして(ステップS139
6)、ステップS1398に進む。
1396をスキップしてステップS1398に進み、一方、“Ye
s"のとき、即ち球抜処理中に排出センサ1によって再び
賞品球が確認されたときには、球抜を中止すべく排出ソ
レノイド1を消磁(OFF)し(ステップS1394)、続いて
排出1終了フラグを“1"にセットして(ステップS139
6)、ステップS1398に進む。
ステップS1398では、排出2終了フラグが“1"である
か否かが判別され、判別結果が“No"、即ち未だ第2の
賞球導出樋710側の球抜が完了していないときには、ス
テップS1400にて排出センサ2立上フラグが“1"である
か否かが判別される。
か否かが判別され、判別結果が“No"、即ち未だ第2の
賞球導出樋710側の球抜が完了していないときには、ス
テップS1400にて排出センサ2立上フラグが“1"である
か否かが判別される。
この判別結果が“No"のときは、続くステップS1402,S
1404,S1406をスキップしてステップS1408に進み常時監
視処理(第30図)を行った後前記ステップS1388に戻っ
て処理を繰り返す(このとき少なくとも第2の賞球排出
樋710側では球抜は未だ完了していない)。
1404,S1406をスキップしてステップS1408に進み常時監
視処理(第30図)を行った後前記ステップS1388に戻っ
て処理を繰り返す(このとき少なくとも第2の賞球排出
樋710側では球抜は未だ完了していない)。
一方、前記ステップS1400の判別結果が“Yes"のと
き、即ち球抜処理中に排出センサ2によって再び賞品球
が確認されたときには、球抜を中止すべく排出ソレノイ
ド2を消磁(OFF)し(ステップS1402)、続いて排出2
終了フラグを“1"にセットして(ステップS1404)、ス
テップS1406進む。
き、即ち球抜処理中に排出センサ2によって再び賞品球
が確認されたときには、球抜を中止すべく排出ソレノイ
ド2を消磁(OFF)し(ステップS1402)、続いて排出2
終了フラグを“1"にセットして(ステップS1404)、ス
テップS1406進む。
ステップS1406では、再び排出1終了フラグが“1"で
あるか否かが判別され、判別結果が“No"、即ち第1の
賞球導出樋710側で依然球抜が行われているときには、
ステップS1408で常時監視処理(第30図)を行った後、
前記ステップS1388に戻って処理を繰り返す。
あるか否かが判別され、判別結果が“No"、即ち第1の
賞球導出樋710側で依然球抜が行われているときには、
ステップS1408で常時監視処理(第30図)を行った後、
前記ステップS1388に戻って処理を繰り返す。
前記第1及び第2の賞球導出樋710,710の排出ソレノ
イド1,2が共に消磁(OFF)されたとき(ステップS1406
の判別結果が“Yes"のとき)、又は前記ステップS1386
でセットされた強制終了タイマがタイムアップしステッ
プS1410,S1412にて排出ソレノイド1,2が消磁(OFF)さ
れたときには、ステップS1414,1416にて排出1終了フラ
グ及び排出2終了フラグを“0"にリセットして、ステッ
プS1418に進む。
イド1,2が共に消磁(OFF)されたとき(ステップS1406
の判別結果が“Yes"のとき)、又は前記ステップS1386
でセットされた強制終了タイマがタイムアップしステッ
プS1410,S1412にて排出ソレノイド1,2が消磁(OFF)さ
れたときには、ステップS1414,1416にて排出1終了フラ
グ及び排出2終了フラグを“0"にリセットして、ステッ
プS1418に進む。
ステップS1418では球抜終了タイマが所定時間(3se
c)にセットされ、続くステップS1420で該セットされた
タイマがタイムアップしたか否かが判別される。
c)にセットされ、続くステップS1420で該セットされた
タイマがタイムアップしたか否かが判別される。
この判別結果が“No"、即ち未だ上記タイマがタイム
アップしていないときには、常時監視処理(ステップS1
422)及び排出装置不正監視処理(ステップS1424)をタ
イマがタイムアップするまで繰返し行い、タイムアップ
した後(ステップS1420の判別結果が“Yes"となった
後)、球抜ソレノイド761を消磁(OFF)して本ルーチン
を終了する。
アップしていないときには、常時監視処理(ステップS1
422)及び排出装置不正監視処理(ステップS1424)をタ
イマがタイムアップするまで繰返し行い、タイムアップ
した後(ステップS1420の判別結果が“Yes"となった
後)、球抜ソレノイド761を消磁(OFF)して本ルーチン
を終了する。
以上詳述したように本実施例のパチンコ遊技機では、
賞球排出数が賞球排出制御装置とは別個に設置される賞
球数設定手段(賞球数設定カード)の切欠部に記録さ
れ、さらに該賞球数設定手段に記憶された賞球設定数が
前記賞球数設定手段と別個に設置された賞球数読取手段
によって読み取られ、該賞球数読込手段から出力される
賞球設定信号に応じて、賞球排出制御装置が所望の個数
の賞品球の排出を行なわせるようになっているので、役
物の変更時に該役物に応じた賞球排出数を設定し直す
際、賞球設定手段を取替えるだけで賞球排出数の変更が
容易になされ、従って賞球排出制御装置600及び該装置
が設置される裏機構盤、更には賞球数読込手段は、排出
数の変更に拘らず同一のものを使用することが可能とな
る。また、遊技盤の取替えに合わせて新機種の遊技機を
設計するに当たり、賞球排出制御装置に関しては1つの
装置を設計するだけで良い。また多くの新機種のパチン
コ遊技機を製造するに際しても全体として部品点数も少
なくてすみ部品管理も簡素化されることとなる。
賞球排出数が賞球排出制御装置とは別個に設置される賞
球数設定手段(賞球数設定カード)の切欠部に記録さ
れ、さらに該賞球数設定手段に記憶された賞球設定数が
前記賞球数設定手段と別個に設置された賞球数読取手段
によって読み取られ、該賞球数読込手段から出力される
賞球設定信号に応じて、賞球排出制御装置が所望の個数
の賞品球の排出を行なわせるようになっているので、役
物の変更時に該役物に応じた賞球排出数を設定し直す
際、賞球設定手段を取替えるだけで賞球排出数の変更が
容易になされ、従って賞球排出制御装置600及び該装置
が設置される裏機構盤、更には賞球数読込手段は、排出
数の変更に拘らず同一のものを使用することが可能とな
る。また、遊技盤の取替えに合わせて新機種の遊技機を
設計するに当たり、賞球排出制御装置に関しては1つの
装置を設計するだけで良い。また多くの新機種のパチン
コ遊技機を製造するに際しても全体として部品点数も少
なくてすみ部品管理も簡素化されることとなる。
尚、本実施例では賞球排出数を記憶する賞球数設定カ
ード(賞球数設定手段)520が、賞球数読取器を内包す
る賞球数設定装置510に対して着脱自在に設置され、更
に該賞球数設定装置510自体も(パチンコ遊技機10の裏
機構盤200に設置される)賞球排出制御装置600に着脱自
在に配設されて、遊技盤の取替時の賞球排出数の変更が
容易に行えるようにしているが、賞球数設定カードを賞
球数設定装置と一体に構成して、これを裏機構盤に設置
される賞球排出制御装置に着脱自在に装着するように構
成してもよい。
ード(賞球数設定手段)520が、賞球数読取器を内包す
る賞球数設定装置510に対して着脱自在に設置され、更
に該賞球数設定装置510自体も(パチンコ遊技機10の裏
機構盤200に設置される)賞球排出制御装置600に着脱自
在に配設されて、遊技盤の取替時の賞球排出数の変更が
容易に行えるようにしているが、賞球数設定カードを賞
球数設定装置と一体に構成して、これを裏機構盤に設置
される賞球排出制御装置に着脱自在に装着するように構
成してもよい。
また、前述した変形例では賞球数設定カード1520を裏
機構盤に組込れる遊技盤300に固定し、該賞球数設定カ
ード1520に記憶された賞球設定数を読み取る賞球数読取
器1503を上記カードとは別個に、遊技盤を収納したフレ
ームに着脱自在に組み込む構成としたが、賞球数設定カ
ードと賞球数読取器とを一体に構成して遊技盤に設置す
るようにしてもよい。
機構盤に組込れる遊技盤300に固定し、該賞球数設定カ
ード1520に記憶された賞球設定数を読み取る賞球数読取
器1503を上記カードとは別個に、遊技盤を収納したフレ
ームに着脱自在に組み込む構成としたが、賞球数設定カ
ードと賞球数読取器とを一体に構成して遊技盤に設置す
るようにしてもよい。
また、上記賞球数設定カードは、遊技盤の取替時に容
易に取替えられるようにされるのであれば、該取替えら
れる遊技盤に取付けておくようにしてもよいし、遊技機
の裏機構盤側に直接取付けるようにしてもよい。
易に取替えられるようにされるのであれば、該取替えら
れる遊技盤に取付けておくようにしてもよいし、遊技機
の裏機構盤側に直接取付けるようにしてもよい。
また、本実施例では賞球排出数を記憶するに際し、賞
球数設定カード(賞球数設定手段)に設けられた賞球数
設定部の切欠部の凹凸形状にてこれを記録するように
し、該凹凸形状の切欠部の形状を、発光ダイオードとフ
ォトトランジスタ(コ字型読取素子)にて読取るように
しているが、これに限ることなく、例えば賞球排出数を
磁気的に記憶したもの、電気的に(電気回路等を使っ
て)記憶したもの、或は賞球排出数を光学的に(色の濃
淡、縞模様などで)記憶したものを賞球数設定手段とし
て用い、これら手段に対応した読込手段にてこれを読取
った後該手段から賞球数読取信号を発生させるようにす
るなど種々の変形例が考えられる。
球数設定カード(賞球数設定手段)に設けられた賞球数
設定部の切欠部の凹凸形状にてこれを記録するように
し、該凹凸形状の切欠部の形状を、発光ダイオードとフ
ォトトランジスタ(コ字型読取素子)にて読取るように
しているが、これに限ることなく、例えば賞球排出数を
磁気的に記憶したもの、電気的に(電気回路等を使っ
て)記憶したもの、或は賞球排出数を光学的に(色の濃
淡、縞模様などで)記憶したものを賞球数設定手段とし
て用い、これら手段に対応した読込手段にてこれを読取
った後該手段から賞球数読取信号を発生させるようにす
るなど種々の変形例が考えられる。
また、本実施例では賞球設定数が2種類(7個,13
個)設定されたパチンコ遊技機、即ち入賞球受入れ樋81
0、入賞球導出樋820等、入賞球処理部800が2系統に独
立したパチンコ遊技機について説明したが、賞球設定数
が1種類のパチンコ遊技機に本発明を適用するのであれ
ば、賞球数設定部(設定器)は1個でよく、賞球排出制
御装置600側に関しては、読取り回路640の回路構成を簡
素化することが出来る。又、賞球設定数が3種類以上設
定されるパチンコ遊技機に本発明を適用するのであれ
ば、賞球数設定部(設定器)を3個以上設置し、その夫
々によって賞球設定信号を作成すれば、賞球排出制御装
置600側に関しては、読取り回路640のみ変更すればその
他の部分を特に新しくする設計し直す必要はなく所望の
賞品球の排出が達成される(尚、このときパチンコ遊技
機の入賞球処理部は増設する必要がある)。
個)設定されたパチンコ遊技機、即ち入賞球受入れ樋81
0、入賞球導出樋820等、入賞球処理部800が2系統に独
立したパチンコ遊技機について説明したが、賞球設定数
が1種類のパチンコ遊技機に本発明を適用するのであれ
ば、賞球数設定部(設定器)は1個でよく、賞球排出制
御装置600側に関しては、読取り回路640の回路構成を簡
素化することが出来る。又、賞球設定数が3種類以上設
定されるパチンコ遊技機に本発明を適用するのであれ
ば、賞球数設定部(設定器)を3個以上設置し、その夫
々によって賞球設定信号を作成すれば、賞球排出制御装
置600側に関しては、読取り回路640のみ変更すればその
他の部分を特に新しくする設計し直す必要はなく所望の
賞品球の排出が達成される(尚、このときパチンコ遊技
機の入賞球処理部は増設する必要がある)。
また、本実施例では賞品球排出用の導出樋が2条(第
1,第2の賞球導出樋)のパチンコ遊技機の例を示した
が、これに限ることなく、1条の導出樋、又は3条以上
導出樋を備えたパチンコ遊技機について本発明を適用す
ることも可能であり、その場合には導出樋の数に応じた
賞球排出装置740を夫々の導出樋に設置すれば良い。
1,第2の賞球導出樋)のパチンコ遊技機の例を示した
が、これに限ることなく、1条の導出樋、又は3条以上
導出樋を備えたパチンコ遊技機について本発明を適用す
ることも可能であり、その場合には導出樋の数に応じた
賞球排出装置740を夫々の導出樋に設置すれば良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、球の排出数に
応じて、複数条に形成された導出樋に臨んで設けられた
複数の排出機構のうち、駆動制御を行うべき排出機構の
数を可変して球の排出が行われるので、球の高速の排出
が可能となるとともに、効率よく排出機構を使用するこ
とができる。
応じて、複数条に形成された導出樋に臨んで設けられた
複数の排出機構のうち、駆動制御を行うべき排出機構の
数を可変して球の排出が行われるので、球の高速の排出
が可能となるとともに、効率よく排出機構を使用するこ
とができる。
従って、入賞口により異なる賞球数が設定されるもの
や、遊技機から貸し球を排出させる場合であっても、球
の排出数に応じて排出機構が使用されて球の排出が効率
よく行われる。
や、遊技機から貸し球を排出させる場合であっても、球
の排出数に応じて排出機構が使用されて球の排出が効率
よく行われる。
また、近年、変動入賞装置が作動して多量の入賞球が
発生して遊技者が短期間に多量の賞球を得ることが可能
な特別遊技態様が発生するタイプの遊技機においては、
その特別遊技態様の終了時点でその獲得した遊技球を一
旦交換してからでないと、遊技を継続して行えないが、
そのために、賞球排出が終了するまで遊技者を長期間待
たせたり、遊技機の稼働率を低下させたりすることがな
くなる。また、記憶や特別遊技態様の終了間際に入賞し
た入賞球等により、連続して特別遊技態様が発生した際
においても、入賞球の検出や変動入賞装置の作動に支障
を来すことがことがなくなる。
発生して遊技者が短期間に多量の賞球を得ることが可能
な特別遊技態様が発生するタイプの遊技機においては、
その特別遊技態様の終了時点でその獲得した遊技球を一
旦交換してからでないと、遊技を継続して行えないが、
そのために、賞球排出が終了するまで遊技者を長期間待
たせたり、遊技機の稼働率を低下させたりすることがな
くなる。また、記憶や特別遊技態様の終了間際に入賞し
た入賞球等により、連続して特別遊技態様が発生した際
においても、入賞球の検出や変動入賞装置の作動に支障
を来すことがことがなくなる。
第1図はパチンコ遊技機10を斜め前側から見た部分分解
斜視図、 第2図はパチンコ遊技機10の分解斜視図、 第3図は前記賞球排出部700と入賞球処理部800の内部構
成を表わしたパチンコ遊技機10の裏面図、 第4図はパチンコ遊技機10の裏側に設置された賞球排出
部700を構成する賞球排出ユニット700Aの分解斜視図、 第5図は賞球排出ユニット700Aの内部機構を示す正面
図、 第6図(A)〜(C)は賞球排出センサ730による賞品
球の検出と賞品球の排出個数との関係を説明する賞球排
出ユニット700Aの内部機構の正面図、 第7図は排出ソレノイドの励磁/消磁のタイミングと排
出センサの出力信号との関係を示すタイミングチャー
ト、 第8図(A),(B)は入賞球の処理動作を説明するた
めの(第1および第2の)入賞球処理装置850の内部機
構を示す正面図、 第9図(A),(B)は供給皿102から発射レールの打
球発射部に遊技球を供給する発射球供給部900の内部機
構の要部断面図、 第10図は前記賞球排出制御装置600の分解斜視図、 第11図は賞球数設定カード520を内包する前記賞球数設
定装着510の構成を示す分解斜視図、 第12図は賞球排出制御装置600の内部構成を模式的に示
すブロック図、 第13図は賞球排出制御装置600の内部構成及び他の制御
系との接続の様子を示す制御ブロック図、 第14図は前述した賞球設定カード520の賞球数説底部522
の形状及びその賞球数設定部522の賞球数読取器503内へ
の挿入の様子を示す要部斜視図、 第15図は賞球数設定カード520を賞球数読取器503に挿入
したときの様子を模式的に示した説明図、 第16図は第1の賞球排出数,第2の賞球排出数を共に13
個とした賞球数設定カード520を賞球数読取器503内部に
挿入した場合の要部斜視図、 第17図は第16図の賞球数設定カード520を賞球数読取器5
03に挿入したときの様子を模式的に示した説明図、 第18図至第21図は、賞球数設定装置520に代えて、遊技
盤300に設置される賞球数設定カード1520とその賞球設
定数を読み取る賞球数読取器1503の変形例を示し、 第18図は賞球数設定カード1520とカードホルダー1510と
の係合の様子を示す斜視図、 第19図は賞球数設定カード1520がセットされたカードホ
ルダー1510を遊技盤300右上のサイドケース350の裏側部
分に設置する様子を示した要部斜視図、 第20図は賞球数設定器1530に記録された賞球設定数の読
取りを行なう賞球数読取器1503の分解斜視図、 第21図は賞球数設定器1530と賞球数読取器1503とを遊技
盤300に組込んだ状態を示すパチンコ遊技機10の部分縦
断面図、 第22図(A)、(B)はバックグランド制御処理にて行
なわれるメインルーチンのプログラムを示すフローチャ
ート、 第23図は上記バックグランド処理に優先して行なわれる
割込み処理のプログラムを示すフローチャート、 第24図は割込み処理にて行なわれる排出センサ1の入力
処理ルーチンのフローチャート、 第25図は割込み処理(第23図)にて行なわれる排出セン
サ2の入力処理ルーチンのフローチャート、 第26図は割込み処理(第23図)にて行なわれる球抜セン
サの入力処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第27図は割込み処理にて行なわれる補給センサの入力処
理のサブルーチンを示すフローチャート、 第28図は割込み処理で行なわれる賞球数表示器点滅処理
のサブルーチンを示すフローチャート、 第29図はメインルーチンにて行われる賞球数表示処理の
サブルーチンを示すフローチャート、 第30図は常時監視処理のサブルーチンを示すフローチャ
ート、 第31図は上記常時監視処理にて行なわれるセーフセンサ
1の入力処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第32図は上記常時監視処理にて行なわれるセーフセンサ
2の入力処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第33図は上記常時監視処理にて行なわれる排出センサ1
のレベル入力処理のルーチンを示すフローチャート、 第34図は上記常時監視処理にて行なわれる排出センサ2
のレベル入力処理のルーチンを示すフローチャート、 第35図は上記常時監視処理にて行なわれるオーバーフロ
ー検出器770の入力処理のルーチンを示すフローチャー
ト、 第36図は上記常時監視処理にて行なわれる半端センサ22
1の入力処理のルーチンを示すフローチャート、 第37図は上記常時監視処理にて行なわれる発射モータ制
御処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第38図は上記常時監視処理にて行なわれる補給処理のサ
ブルーチンを示すフローチャート、 第39図は上記メインルーチン(第22図(A)、(B))
にて行なわれる排出手段選択処理のサブルーチンを示す
フローチャート、 第40図は上記排出手段選択処理にて行なわれる排出数分
割処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第41図は上記メインルーチン(第22図(A)、(B))
にて行なわれる排出開始条件確認処理のサブルーチンを
示すフローチャート、 第42図は排出装置不正監視処理のサブルーチンを示すフ
ローチャート、 第43図(A)、(B)は上記メインルーチン(第22図
(A)、(B))にて行なわれる排出処理のサブルーチ
ンを示すフローチャート、 第44図は上記排出処理(第43図)にて行われる1個排出
処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第45図は反転フラグ処理のサブルーチンを示すフローチ
ャート、 第46図(A),(B)は上記排出処理(第43図)にて行
われる交互排出処理のサブルーチンを示すフローチャー
ト、 第47図(A),(B)は上記排出処理(第43図)にて行
われる併用排出処理のサブルーチンを示すフローチャー
ト、 第48図は上記交互排出処理(第46図)及び併用排出処理
(第47図)にて行われる排出エラー処理のサブルーチン
を示すフローチャート、 第49図は上記排出処理(第43図)にて行われるセーフ球
払出エラー処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第50図は、前述したメインルーチン(第22図(A),
(B))のステップS23で実行される球抜処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。 10……パチンコ遊技機(遊技機)、201……貯留タン
ク、202……誘導樋、600……賞球排出制御装置(球排出
制御装置)、621……ROM(排出態様設定手段)、700…
…賞球排出部(球排出装置)、710……賞球導出樋(導
出樋)、730……賞球排出センサ(検出手段)、741……
賞球排出ソレノイド(電気的駆動源)、745……流下阻
止部材(排出作動部材)。
斜視図、 第2図はパチンコ遊技機10の分解斜視図、 第3図は前記賞球排出部700と入賞球処理部800の内部構
成を表わしたパチンコ遊技機10の裏面図、 第4図はパチンコ遊技機10の裏側に設置された賞球排出
部700を構成する賞球排出ユニット700Aの分解斜視図、 第5図は賞球排出ユニット700Aの内部機構を示す正面
図、 第6図(A)〜(C)は賞球排出センサ730による賞品
球の検出と賞品球の排出個数との関係を説明する賞球排
出ユニット700Aの内部機構の正面図、 第7図は排出ソレノイドの励磁/消磁のタイミングと排
出センサの出力信号との関係を示すタイミングチャー
ト、 第8図(A),(B)は入賞球の処理動作を説明するた
めの(第1および第2の)入賞球処理装置850の内部機
構を示す正面図、 第9図(A),(B)は供給皿102から発射レールの打
球発射部に遊技球を供給する発射球供給部900の内部機
構の要部断面図、 第10図は前記賞球排出制御装置600の分解斜視図、 第11図は賞球数設定カード520を内包する前記賞球数設
定装着510の構成を示す分解斜視図、 第12図は賞球排出制御装置600の内部構成を模式的に示
すブロック図、 第13図は賞球排出制御装置600の内部構成及び他の制御
系との接続の様子を示す制御ブロック図、 第14図は前述した賞球設定カード520の賞球数説底部522
の形状及びその賞球数設定部522の賞球数読取器503内へ
の挿入の様子を示す要部斜視図、 第15図は賞球数設定カード520を賞球数読取器503に挿入
したときの様子を模式的に示した説明図、 第16図は第1の賞球排出数,第2の賞球排出数を共に13
個とした賞球数設定カード520を賞球数読取器503内部に
挿入した場合の要部斜視図、 第17図は第16図の賞球数設定カード520を賞球数読取器5
03に挿入したときの様子を模式的に示した説明図、 第18図至第21図は、賞球数設定装置520に代えて、遊技
盤300に設置される賞球数設定カード1520とその賞球設
定数を読み取る賞球数読取器1503の変形例を示し、 第18図は賞球数設定カード1520とカードホルダー1510と
の係合の様子を示す斜視図、 第19図は賞球数設定カード1520がセットされたカードホ
ルダー1510を遊技盤300右上のサイドケース350の裏側部
分に設置する様子を示した要部斜視図、 第20図は賞球数設定器1530に記録された賞球設定数の読
取りを行なう賞球数読取器1503の分解斜視図、 第21図は賞球数設定器1530と賞球数読取器1503とを遊技
盤300に組込んだ状態を示すパチンコ遊技機10の部分縦
断面図、 第22図(A)、(B)はバックグランド制御処理にて行
なわれるメインルーチンのプログラムを示すフローチャ
ート、 第23図は上記バックグランド処理に優先して行なわれる
割込み処理のプログラムを示すフローチャート、 第24図は割込み処理にて行なわれる排出センサ1の入力
処理ルーチンのフローチャート、 第25図は割込み処理(第23図)にて行なわれる排出セン
サ2の入力処理ルーチンのフローチャート、 第26図は割込み処理(第23図)にて行なわれる球抜セン
サの入力処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第27図は割込み処理にて行なわれる補給センサの入力処
理のサブルーチンを示すフローチャート、 第28図は割込み処理で行なわれる賞球数表示器点滅処理
のサブルーチンを示すフローチャート、 第29図はメインルーチンにて行われる賞球数表示処理の
サブルーチンを示すフローチャート、 第30図は常時監視処理のサブルーチンを示すフローチャ
ート、 第31図は上記常時監視処理にて行なわれるセーフセンサ
1の入力処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第32図は上記常時監視処理にて行なわれるセーフセンサ
2の入力処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第33図は上記常時監視処理にて行なわれる排出センサ1
のレベル入力処理のルーチンを示すフローチャート、 第34図は上記常時監視処理にて行なわれる排出センサ2
のレベル入力処理のルーチンを示すフローチャート、 第35図は上記常時監視処理にて行なわれるオーバーフロ
ー検出器770の入力処理のルーチンを示すフローチャー
ト、 第36図は上記常時監視処理にて行なわれる半端センサ22
1の入力処理のルーチンを示すフローチャート、 第37図は上記常時監視処理にて行なわれる発射モータ制
御処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第38図は上記常時監視処理にて行なわれる補給処理のサ
ブルーチンを示すフローチャート、 第39図は上記メインルーチン(第22図(A)、(B))
にて行なわれる排出手段選択処理のサブルーチンを示す
フローチャート、 第40図は上記排出手段選択処理にて行なわれる排出数分
割処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第41図は上記メインルーチン(第22図(A)、(B))
にて行なわれる排出開始条件確認処理のサブルーチンを
示すフローチャート、 第42図は排出装置不正監視処理のサブルーチンを示すフ
ローチャート、 第43図(A)、(B)は上記メインルーチン(第22図
(A)、(B))にて行なわれる排出処理のサブルーチ
ンを示すフローチャート、 第44図は上記排出処理(第43図)にて行われる1個排出
処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第45図は反転フラグ処理のサブルーチンを示すフローチ
ャート、 第46図(A),(B)は上記排出処理(第43図)にて行
われる交互排出処理のサブルーチンを示すフローチャー
ト、 第47図(A),(B)は上記排出処理(第43図)にて行
われる併用排出処理のサブルーチンを示すフローチャー
ト、 第48図は上記交互排出処理(第46図)及び併用排出処理
(第47図)にて行われる排出エラー処理のサブルーチン
を示すフローチャート、 第49図は上記排出処理(第43図)にて行われるセーフ球
払出エラー処理のサブルーチンを示すフローチャート、 第50図は、前述したメインルーチン(第22図(A),
(B))のステップS23で実行される球抜処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。 10……パチンコ遊技機(遊技機)、201……貯留タン
ク、202……誘導樋、600……賞球排出制御装置(球排出
制御装置)、621……ROM(排出態様設定手段)、700…
…賞球排出部(球排出装置)、710……賞球導出樋(導
出樋)、730……賞球排出センサ(検出手段)、741……
賞球排出ソレノイド(電気的駆動源)、745……流下阻
止部材(排出作動部材)。
Claims (1)
- 【請求項1】貯留タンクから誘導樋を介して導かれてき
た球を流下案内する導出樋の所定部位に臨んで設けら
れ、電気的駆動源を有する球排出装置と、 球排出指令信号に基づき、上記球排出装置の電気的駆動
源を作動させて所要数の球の排出を行わせる球排出制御
装置と、 を備えた遊技機において、 上記導出樋が複数条に形成され、該複数条の導出樋のそ
れぞれに対応させて配設された球排出機構をそれぞれ個
別に制御可能な球排出装置が設けられ、 上記各球排出機構は、 上記電気的駆動源と、該電気的駆動源の作用に基いて球
を排出させる排出作動部材と、該排出作動部材によって
排出される排出球数を計数可能な所要の検出信号を出力
する検出手段とを備え、 上記球排出制御装置は、 排出球数に応じて、駆動制御を行うべき球排出機構の数
と、該駆動制御によって各球排出機構から排出すべき球
数と、が排出態様として複数種類予め設定されている排
出態様設定手段と、 球排出指令信号に基づいて、上記排出態様設定手段に設
定された所定の排出態様を選択する排出態様選択手段
と、 上記排出態様選択手段により選択された排出態様に基づ
いて、該当する球排出機構の電気的駆動源を作動させる
とともに、該球排出機構の検出手段からの検出信号を計
数して該球排出機構に設定された球数に従った排出制御
を行う球排出実行手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2022990A JP2888359B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 遊技機 |
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JP2022990A JP2888359B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 遊技機 |
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JP2888359B2 true JP2888359B2 (ja) | 1999-05-10 |
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ID=12021345
Family Applications (1)
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JP2022990A Expired - Fee Related JP2888359B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-01-30 | 遊技機 |
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-
1990
- 1990-01-30 JP JP2022990A patent/JP2888359B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH03280978A (ja) | 1991-12-11 |
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