JPH03279590A - 掘削ビットの刃体 - Google Patents

掘削ビットの刃体

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JPH03279590A
JPH03279590A JP8016190A JP8016190A JPH03279590A JP H03279590 A JPH03279590 A JP H03279590A JP 8016190 A JP8016190 A JP 8016190A JP 8016190 A JP8016190 A JP 8016190A JP H03279590 A JPH03279590 A JP H03279590A
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JP
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circular arc
radius
bit
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drilling
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Toshiki Ishimatsu
石松 利基
Daishirou Miyazaki
宮崎 大志郎
Takeshi Hayashi
猛 林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ビット頭部の先端面に複数個植設される掘
削ビットの刃体に係わり、特に寿命を向上させることが
できるものに関する。
「従来の技術」 例えば、泥、砂、軟岩等の掘削に使用される掘削ビット
の一例として、第3図および第4図に示すものが知られ
ている。
これらの図に示す掘削ヒツトは、ヒツト頭部lの略半球
状をなす先端面に複数の刃体2・を埋め込んだものであ
る。上記刃体2は、ビット頭部1に埋設される円柱状の
取付部3の先端面に穿孔部4が形成されたものである。
この穿孔部4は、刃体2の軸線を含む断面において、上
記取付部3の上辺両端からそれぞれ径方向内方に向けて
直線状に延びる一対の直線部4a4aと、これら直線部
4a、4aを滑らかに連結する円弧線4bとて形成され
たいわゆるスパイク形状をなすものである。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記刃体2・・・が埋め込まれた掘削ビット
を用いて穿孔を行う場合、穿孔に伴って刃体2の穿孔部
4が摩耗してくるが、この穿孔部4は、その側面部か上
記のように、刃体2の軸線を含む断面において直線状で
あるので、この部分が摩耗した場合、穿孔部4の径方向
の肉厚が薄くなるのが早く、穿孔部4D体の靭性が低下
して穿孔部4に折損が生じ易いので、刃体2の寿命が短
いという課題があった。
「発明の目的」 この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、寿
命を向上させることができる掘削ビットの刃体を提供す
ることを目的としている。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、この発明の掘削ビットの刃
体は、円柱状の取付部の上端面に形成される穿孔部を、
刃体の軸線を含む断面において、取付部の上辺両端から
それぞれ径方向内方に向けて延びかつ半径が上記取付部
の半径より長い上側に凸の一対の第一円弧線と、これら
第一円弧線を滑らかに連結する第二円弧線とで形成した
ものである。
「作用」 この発明の掘削ビットの刃体にあっては、従来より穿孔
部の径方向の肉厚が大きくなるとともに、先端部も尖鋭
でなく滑らかな曲面になるので、摩耗性が向上するとと
もに、穿孔部自体の靭性が低下し難くく穿孔部に折損が
生じ難いので、刃体の寿命を向上させることができる。
「実施例」 以下、第1図および第2図を参照してこの発明の掘削ビ
ットの刃体の一実施例を説明する。
これらの図において符号20はこの発明に係わる刃体を
示すが、まず、この刃体20を説明する前に、刃体20
が埋め込まれるビット本体IOについて第2図を参照し
て簡単に説明する。
ビット本体IOは鋼製であり、先端面が略半球状をなす
頭部12と、この頭部12より小径で削岩機等に取り付
けられる取付部13とから構成されている。上記頭部1
2の先端面には圧縮空気を噴出する噴出口17が形成さ
れている。そして、くり粉の大部分は噴出口17から噴
出される圧縮空気とともに頭部12の外周面に形成され
た図示しないくり粉溝に送り込まれ後方に排出されるよ
うになっている。
次に上記刃体20について説明する。すなわち、上記頭
部12の先端面には複数の刃体20・か植設されている
。この刃体20は頭部12の先端面に埋設される取付部
21と、この取付部21の先端面に形成された穿孔部2
2とから構成されている。
この穿孔部22は、第1図に示すように、砲弾型をなし
ており、上記刃体20の軸線を含む断面において、取付
部21の上辺両端からそれぞれ径方向内方に向けて延び
かつ半径R、、R、が取付部2.1の半径より長い上側
に凸の一対の第一円弧線T 、、T 、と、これら第一
円弧線T 、、T 、を滑らかに連結する第二円弧線T
、とで形成されている。
上記第一円弧線T 、、T 、の中心0、.0 、は取
付部21の上辺の延長線り上の点であり、また第二円弧
線T、の中心O,は上記上辺の垂直2等分線上すなわち
刃体20の軸線a上の点である。
そして、上記半径R3は取付部13の直径をDとすると
、 R,=0.85D−1,15D に設定されており、半径R2は R,=0.2D〜0.35D に設定されている。
しかして上記刃体20によれば、穿孔部22を、刃体2
0の軸線を含む断面において、取付部21の上辺両端か
らそれぞれ径方向内方に向けて延びる一対の第一円弧線
T 、、T 、と、これら第一円弧線T 、、T 、を
滑らかに連結する第二円弧線T、とにより形成したので
、従来のスパイク状の穿孔部(第1図において2点鎖線
で示す)より穿孔部22の径方向の肉厚を大きくするこ
とができるとともに、先端部も尖鋭でなく滑らかな曲面
にすることができる。
したがって、上記刃体20・が埋め込まれた掘削ビット
を用いて穿孔を行った場合、従来に比へ、摩耗性が向上
するとともに、穿孔部22D体の靭性が低下し難くく穿
孔部22に折損が生じ難い易いので、刃体20の寿命が
向上する。
また、穿孔部22の側面が曲面形状をなしているので、
くり粉の排出性が向上し、よって穿孔速度が向上する。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の掘削ビットの刃体によ
れば、穿孔部を、刃体の軸線を含む断面において、取付
部の上辺両端からそれぞれ径方向内方に向けて延びかつ
半径が上記取付部の半径より長い上側に凸の一対の第一
円弧線と、これら第一円弧線を滑らかに連結する第二円
弧線とで形成したので、従来より穿孔部の径方向の肉厚
を大きくすることができるとともに、先端部も尖鋭でな
く滑らかな曲面にすることかできる。したがって、従来
に比べ、摩耗性が向上するとともに、穿孔部自体の靭性
が低下し難くく穿孔部に折損が生じ難いので、刃体の寿
命を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第taおよび第2図はこの発明の掘削ビットの刃体の一
寅施例を示すものであり、第1図は刃体の断面図、第2
図は掘削ビットの断面図、第3図お上び第4図は従来の
掘削ビットの刃体の一例を示すものであり、第3図は掘
削ビットの断面図、第4図は刃体の断面図である。 12・・・・・頭部、20・・・刃体、21・・・・取
付部、22・・・穿孔部、T8・・・・第一円弧線、 T1・・・・・第二円弧線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円柱状をなし、ビット頭部の先端面に埋設される取付部
    と、この取付部の上端面に形成された穿孔部とからなる
    掘削ビットの刃体において、上記穿孔部を、上記刃体の
    軸線を含む断面において、上記取付部の上辺両端からそ
    れぞれ径方向内方に向けて延びかつ半径が上記取付部の
    半径より長い上側に凸の一対の第一円弧線と、これら第
    一円弧線を滑らかに連結する第二円弧線とで形成したこ
    とを特徴とする掘削ビットの刃体。
JP8016190A 1990-03-28 1990-03-28 掘削ビットの刃体 Expired - Lifetime JP2722758B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016507647A (ja) * 2012-12-31 2016-03-10 エレメント シックス アブレイシヴズ ソシエテ アノニム 岩石除去用途向きのカッタ要素

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JP2016507647A (ja) * 2012-12-31 2016-03-10 エレメント シックス アブレイシヴズ ソシエテ アノニム 岩石除去用途向きのカッタ要素
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