JP3246410B2 - 掘削工具 - Google Patents

掘削工具

Info

Publication number
JP3246410B2
JP3246410B2 JP26702097A JP26702097A JP3246410B2 JP 3246410 B2 JP3246410 B2 JP 3246410B2 JP 26702097 A JP26702097 A JP 26702097A JP 26702097 A JP26702097 A JP 26702097A JP 3246410 B2 JP3246410 B2 JP 3246410B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
outer peripheral
tip
inner peripheral
outer diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26702097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11141259A (ja
Inventor
米雄 日和佐
猛 林
和夫 藤墳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP26702097A priority Critical patent/JP3246410B2/ja
Publication of JPH11141259A publication Critical patent/JPH11141259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3246410B2 publication Critical patent/JP3246410B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具本体の先端面
の外周側と内周側とに複数のチップが植設されたボタン
ビット等の掘削工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の掘削工具としては、工具本体の
先端面の外周側と内周側とに、それぞれ円柱状でその先
端が半球状に形成された外周チップと内周チップとが植
設された、いわゆるボタンビットが一般的に知られてい
る。そして、このようなボタンビットにおいては、特に
外周チップを、その先端から後端側に向かうに従い工具
本体の内周側に向かうように傾斜して植設し、さらに工
具本体の軸線に対するこの外周チップの傾斜角(埋込角
度)を30°以上とすることにより、外周チップを工具
本体に強固に保持して掘削速度を上昇させることがで
き、掘削効率の向上を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
トンネル等の掘削に使用される外径が51mm以下の小径
の掘削工具においては、外周チップの埋込角度を大きく
しすぎると、外周チップと内周チップとが工具本体に埋
め込まれた後端部において干渉してしまうため、上述の
ような大きな傾斜を外周チップに与えるのは困難とされ
ていた。また、このような干渉を避けるため、チップの
後端部の埋込深さを小さくするとチップが脱落しやすく
なってしまい、また内周チップをより工具本体の内周側
に配置して外周チップとの間に間隔をあけようとする
と、掘削される岩盤等の被掘削面に、これら内外周チッ
プの間が削り残されることによって畝状の凸部(岩芯)
が大きく形成され、これにより工具本体先端面の摩耗が
著しく促進されて、やはりチップの早期の脱落を招く結
果となる。
【0004】本発明は、このような事情を鑑みてなされ
たもので、特に小径のボタンビット等の掘削工具におい
て、チップの脱落を防ぎつつ、外周チップの埋込角度を
確保して、掘削効率の向上を図ることが可能な掘削工具
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明の請求項1に係
る掘削工具は、工具本体の先端面の外周に、複数の外
周チップが、その先端から後端側に向かうに従い工具本
体の内周側に向かうように傾斜して植設されるととも
に、上記先端面の外周チップよりも内周側には、複数の
内周チップが植設された掘削工具において、工具本体の
先端面の内周側に、該工具本体の先端側に一段突出する
突出部を形成し、この突出部の外周面を上記外周部より
も上記工具本体の軸線に対して鋭い角度で先端側に向か
うに従い内周側に縮径する円錐面状として、内周チップ
をこの突出部に植設し、当該掘削工具の外径Dに対し
て、上記突出部の突出高さを0.06〜0.125×D
の範囲に設定するとともに、突出部の外径を0.4〜
0.65×Dの範囲に設定したことを特徴とする。ま
た、請求項2に係る掘削工具は、突出部の突出高さを、
外周チップの外径dに対して0.25〜0.5×dの範
囲に設定するとともに、突出部の外径を、当該掘削工具
の外径Dおよび上記外周チップの外径dに対して、D−
d−(0.55〜1.4×d)の範囲に設定したことを
特徴とする。
【0006】しかるに、このように構成された掘削工具
によれば、工具本体の先端面の内周側に突出部が形成さ
れていて、内周チップはこの突出部に植設されているの
で、内外周チップの埋込深さを確保したまま、内周チッ
プを外周チップに対して工具本体先端側にずらして配置
することができ、工具本体が小径であっても内外周チッ
プが干渉するのを避けることができる。ここで、この突
出部の突出高さが、当該掘削工具の外径Dに対して0.
06×Dを下回ったり、外周チップの外径dに対して
0.25×dを下回ったりするほど小さいと、内周チッ
プが外周チップに対して工具本体先端側に十分にずらさ
れず、内外周チップが干渉してしまうおそれがある。ま
た、逆に突出部の突出高さが0.125×Dを上回った
り、0.5×dを上回ったりするほど大きいと、外周チ
ップに対して内周チップが工具本体先端側に大きく突き
出すぎてしまって、内周チップの摩耗が促進されてしま
うおそれがある。
【0007】一方、上記突出部の外径が、当該掘削工具
の外径Dに対して0.4×Dを下回ったり、該外径Dお
よび外周チップの外径dに対してD−d−(1.4×
d)すなわちD−2.4×dを下回ったりするほど小さ
いと、この突出部の外周側に配置されることとなる外周
チップと突出部に植設される内周チップとの径方向の間
隔が大きくなってしまい、従来と同様に内外周チップの
間の岩盤が削り残されて大きな畝状の凸部(岩芯)が形
成され、工具本体の摩耗が促進されてチップの脱落を招
くおそれがある。また、逆に突出部の外径が掘削工具の
外径Dに対して0.65×Dを上回ったり、該外径Dや
外周チップの外径dに対してD−d−(0.55×d)
すなわちD−1.55×dを上回ったりするほど大きい
と、突出部に多くの内周チップを植設しなければ、内周
チップ同士の間に上述のような岩芯が形成されたり、工
具本体の先端面の外周側に外周チップを植設するスペー
スが十分に確保できなくなったりするおそれが生じる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は、本発明を小径
のボタンビットに適用した場合の一実施形態を示すもの
である。本実施形態において工具本体1は、外形が先端
側に向けて漸次拡径する多段円柱状をなし、特に先端部
の外周面は先端側に向かうに従い漸次拡径するテーパ状
に形成されている。また、この工具本体1の内部には、
当該工具本体1をシャンクロッドに連結するための取付
穴2が、工具本体1の軸線Oに沿って後端面から先端側
に向け形成されており、この取付穴2の内周部には雌ね
じ部3が形成されている。さらに、この取付穴2の先端
側には空気孔4が形成されており、この空気孔4は工具
本体1の先端部において3つに分岐して、それぞれ工具
本体1の先端面5に開口されている。なお、工具本体1
の先端部外周面には、上記先端面5に開口して後端側に
延びる断面円弧状の幅広で深いくり粉の排出溝6と幅狭
で浅い排出溝7とが、周方向に等間隔かつ交互に同数
(本実施形態では3つずつ)形成されている。
【0009】この工具本体1の先端面5には、その外周
側に複数(本実施形態では6つ)の外周チップ8…が周
方向に間隔をおいて植設されるとともに、これらの外周
チップ8…よりも内周側には、やはり複数(本実施形態
では3つ)の内周チップ9…が、軸線Oから径方向に間
隔をあけ、かつ周方向に等間隔に植設されている。これ
ら内外周チップ8,9は、超硬合金等の硬質材料から形
成されて、その先端部が半球状とされるとともに、後端
部が先端部に滑らかに連なる円柱状に形成されてなるも
のであり、この後端部が工具本体1内に埋め込まれるこ
とにより上記先端面5に植設されている。ここで、外周
チップ8…は、工具本体1の周方向に上記排出溝6,7
の間に一つずつ配設されて、各排出溝6,7と該排出溝
6,7を挟んで隣接する一対の外周チップ8,8との周
方向の間隔が互いに等しくなるように、かつ、幅広の排
出溝6を挟んで隣接する一対の外周チップ8,8の周方
向の間隔が、幅狭の排出溝7を挟んで隣接する一対の外
周チップ8,8の周方向の間隔よりも大きくなるように
配置されている。さらに、内周チップ9…は、周方向に
上記幅広の排出溝6…の位置に合わせて配置されてい
る。
【0010】また、上記内周チップ9…は図3に示すよ
うに工具本体1の軸線Oに平行に植設される一方、外周
チップ8…は図4に示すように、その先端部から後端部
側に向かうに従い工具本体1の径方向内周側に向かうよ
うに、軸線Oに対して傾斜して植設されており、その軸
線Oに対する傾斜角(埋込角度)αは30°以上とされ
ている。さらに、こうして傾斜して植設された上記外周
チップ8…は、工具本体1の軸線O方向先端側から見
て、その先端部が該工具本体1の外周面よりも僅かに外
周側に突出するようにされており、この突出した外周チ
ップ8の先端部の上記軸線Oに対する外径が当該掘削工
具の外径Dとされていて、本実施形態ではこの外径Dは
51mm以下とされている。なお、外周チップ8の外径d
は内周チップ9よりも僅かに大きくされている。
【0011】そして、本実施形態の掘削工具では、工具
本体1の上記先端面5は、上記外周チップ8…が植設さ
れる外周部10が、軸線O方向先端側に向かうに従い内
周側に向けて縮径する軸線Oを中心とした円錐面状に形
成されるとともに、これよりも内周側の上記内周チップ
9が植設される中央部分が、この外周部10よりもさら
に工具本体1の先端側に一段突出した突出部11とされ
ている。ここで、この突出部11は、その先端面11a
が軸線Oを中心とする略円形をなし、かつ、この先端面
11aと上記外周部10との間の外周面11bが、上記
外周部10がなす上記円錐面よりも軸線Oに対して鋭い
角度で先端側に向かうに従い内周側に縮径する円錐面状
とされた、扁平した円錐台状に形成されており、従って
内周チップ9…は上記先端面11aに垂直に植設され
る。また、上記外周チップ8…は図2に示されるよう
に、この先端面5の外周部10と突出部11との交差稜
線がなす円に外接するように、かつ上記外周部10に対
して略垂直に植設されている。なお、工具本体1の先端
部で3つに分岐した上記空気孔4…は、この突出部11
の先端面11aと外周面11bとの交差稜線上におい
て、周方向に上記幅狭の排出溝7の位置に合わせて開口
させられている。
【0012】さらに本実施形態では、この突出部11
は、その突出高さ(先端面5の外周部10と突出部11
との交差稜線から突出部11の先端面11aまでの軸線
O方向の距離)Hが、当該掘削工具の上記外径Dに対し
て0.06〜0.125×Dの範囲に、また外周チップ
8の上記外径dに対して0.25〜0.5×dの範囲に
設定されている。また、この突出部11は、その外径
(突出部11の先端面11aがなす円の直径)D11が、
当該掘削工具の上記外径Dに対して0.4〜0.65×
Dの範囲に、また上記掘削工具の外径Dおよび外周チッ
プ8の上記外径dに対してD−d−(0.55〜1.4
×d)、すなわちD−1.55×d〜D−2.4×dの
範囲に設定されている。
【0013】しかるに、このように構成された掘削工具
では、工具本体1の先端面5に、先端側に向けて一段突
出する突出部11が形成されており、内周チップ9…は
この突出部11上に植設されているので、外周チップ8
に30°以上の大きな埋込角度αを与えるに際して、当
該掘削工具の外径Dが51mm以下の小径であっても、図
3や図4に示すように外周チップ8に対して内周チップ
9を先端側にずらして配置することにより、内外周チッ
プ8,9に十分な埋込深さを確保しつつ、これら内外周
チップ8,9が干渉するのを防ぐことができる。そし
て、さらにこの突出部11は、掘削工具の外径Dに対し
てその突出高さHが0.06〜0.125×Dの範囲に
設定されるとともに、外径D11が0.4〜0.65×D
の範囲に設定され、また外周チップ8の外径dに対して
は、突出高さHが0.25〜0.5×dの範囲に設定さ
れるとともに、外径D11がD−d−(0.55〜1.4
×d)の範囲に設定されているので、より確実に内外周
チップ8,9の干渉を防ぐことができるとともに、これ
ら内外周チップ8,9や工具本体1の摩耗によるチップ
8,9の脱落を防止することが可能となる。
【0014】すなわち、上述したように、突出部11の
上記突出高さHが掘削工具の外径Dに対して0.06×
Dを下回ったり、外周チップ8の外径dに対して0.2
5×dを下回ったりするほど小さいと、内外周チップ
8,9が十分にずらされずに干渉してしまうおそれがあ
るため、内外周チップ8,9に十分な埋込深さを確保で
きなくなったり、外周チップ8の埋込角度αを大きくす
ることが困難となって、チップ保持力が確保できずに掘
削効率の向上が阻害されるおそれがある。また、逆に突
出部11の上記突出高さHが0.125×Dを上回った
り、0.5×dを上回ったりするほど大きいと、外周チ
ップ8に対して内周チップ9が先端側に突出しすぎてし
まい、その摩耗が著しく促進されて工具寿命が短縮され
てしまうおそれがある。
【0015】一方、突出部11の上記外径D11が、掘削
工具の外径Dに対して0.4×Dを下回ったり、この外
径Dおよび外周チップ8の外径dに対してD−d−
(1.4×d)を下回ったりするほど小さいと、内周チ
ップ9と外周チップ8との径方向の間隔が大きくなり、
掘削時にこの間に岩盤等が削り残されることにより大き
な畝状の凸部(岩芯)が形成されて、これにより工具本
体1の摩耗が促進され、チップ8,9の脱落等による工
具寿命の短縮を招くことになる。また、逆に突出部11
の上記外径D11が掘削工具の外径Dに対して0.65×
Dを上回ったり、該外径Dや外周チップ8の外径dに対
してD−d−(0.55×d)を上回ったりするほど大
きいと、突出部11の中央の内周チップ9の間に上記岩
芯が形成されてしまい、やはり工具本体1が摩耗してチ
ップ8,9が脱落し、工具寿命が短縮されたりするおそ
れがある。
【0016】なお、本実施形態では、突出部11を上述
のように扁平した円錐台状に形成しているが、これを、
その外周面11bが工具本体1の軸線Oに平行な円板状
に形成したり、あるいは外周面11bが軸線Oを含む断
面において1/4円弧状をなす曲面に形成したりしても
よい。また、突出部11自体を扁平した半球状に形成し
たりしてもよく、この場合に該突出部11に植設される
内周チップ9は、この突出部11の表面に垂直に植設さ
れるのが望ましい。さらに、本実施形態では、内外周チ
ップ8,9をその先端部が半球状に形成されたものとし
たが、これら内外周チップ8,9としては、円錐状、円
柱状、円錐台状など他の形状の先端部を有するものを用
いることも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
工具本体の先端面に形成された突出部に内周チップが植
設されているので、外周チップに対して内周チップを先
端側にずらして配置することができ、小径の掘削工具で
あっても内外周チップが干渉するのを防ぎつつ、外周チ
ップの埋込角度を大きくしてチップ保持力を確保し、掘
削速度および掘削効率の向上を図ることができる。そし
て、この突出部の突出高さが、当該掘削工具の外径Dに
対して、上記突出部の突出高さが0.06〜0.125
×Dの範囲、または外周チップの外径dに対して0.2
5〜0.5×dの範囲に設定され、かつ、突出部の外径
が0.4〜0.65×Dの範囲、またはD−d−(0.
55〜1.4×d)の範囲に設定されることにより、一
層確実に掘削効率の向上を図るとともに、チップや工具
本体の摩耗を防いで工具寿命の延長を促すことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である小径ボタンビット
の側面図である。
【図2】 図1に示す実施形態の先端面5を示す正面図
である。
【図3】 図2におけるAA断面図である。
【図4】 図2におけるOB断面図である。
【符号の説明】
1 工具本体 5 工具本体1の先端面 8 外周チップ 9 内周チップ 10 先端面5の外周部 11 突出部 11a 突出部11の先端面 11b 突出部11の外周面 D 掘削工具の外径 d 外周チップ8の外径 H 突出部11の突出高さ D11 突出部11の外径 O 工具本体1の中心軸線 α 外周チップ8の埋込角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤墳 和夫 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田 1528番地 三菱マテリアル株式会社 岐 阜製作所内 (56)参考文献 特開 平7−76985(JP,A) 特開 平5−125886(JP,A) 特開 昭61−225488(JP,A) 実開 昭57−156590(JP,U) 実開 平5−54696(JP,U) 実開 平4−17484(JP,U) 実開 平4−12587(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21B 10/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具本体の先端面の外周に、複数の外
    周チップが、その先端から後端側に向かうに従い上記工
    具本体の内周側に向かうように傾斜して植設されるとと
    もに、上記先端面の外周チップよりも内周側には、複数
    の内周チップが植設された掘削工具において、上記工具
    本体の先端面の内周側には、該工具本体の先端側に一段
    突出する突出部が形成されていて、この突出部の外周面
    は上記外周部よりも上記工具本体の軸線に対して鋭い角
    度で先端側に向かうに従い内周側に縮径する円錐面状と
    され、上記内周チップはこの突出部に植設されており、
    当該掘削工具の外径Dに対して、上記突出部の突出高さ
    が0.06〜0.125×Dの範囲に設定されるととも
    に、上記突出部の外径が0.4〜0.65×Dの範囲に
    設定されていることを特徴とする掘削工具。
  2. 【請求項2】 工具本体の先端面の外周に、複数の外
    周チップが、その先端から後端側に向かうに従い上記工
    具本体の内周側に向かうように傾斜して植設されるとと
    もに、上記先端面の外周チップよりも内周側には、複数
    の内周チップが植設された掘削工具において、上記工具
    本体の先端面の内周側には、該工具本体の先端側に一段
    突出する突出部が形成されていて、この突出部の外周面
    は上記外周部よりも上記工具本体の軸線に対して鋭い角
    度で先端側に向かうに従い内周側に縮径する円錐面状と
    され、上記内周チップはこの突出部に植設されており、
    上記突出部の突出高さが、上記外周チップの外径dに対
    して0.25〜0.5×dの範囲に設定されるととも
    に、上記突出部の外径が、当該掘削工具の外径Dおよび
    上記外周チップの外径dに対して、D−d−(0.55
    〜1.4×d)の範囲に設定されていることを特徴とす
    る掘削工具。
JP26702097A 1997-09-03 1997-09-30 掘削工具 Expired - Fee Related JP3246410B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26702097A JP3246410B2 (ja) 1997-09-03 1997-09-30 掘削工具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-238691 1997-09-03
JP23869197 1997-09-03
JP26702097A JP3246410B2 (ja) 1997-09-03 1997-09-30 掘削工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11141259A JPH11141259A (ja) 1999-05-25
JP3246410B2 true JP3246410B2 (ja) 2002-01-15

Family

ID=26533833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26702097A Expired - Fee Related JP3246410B2 (ja) 1997-09-03 1997-09-30 掘削工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3246410B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11141259A (ja) 1999-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05280273A (ja) ラウンドピックおよび掘削工具
US4917196A (en) Excavating tooth for an earth auger
JP3246410B2 (ja) 掘削工具
JP3750516B2 (ja) 掘削工具
JP4501407B2 (ja) 掘削工具
US6655480B1 (en) Cutting insert for percussion drill bit
JP2543575Y2 (ja) ロックビット
JP4706639B2 (ja) 掘削工具
JP2007277946A (ja) 掘削工具
JP3402211B2 (ja) 掘削工具
JP4511060B2 (ja) 穿孔用ビット
JP2002242577A (ja) 穿孔用ビット
JP2552135Y2 (ja) リングビット
JP3777890B2 (ja) 掘削工具
JP7381395B2 (ja) 掘削用チップ及び掘削用ビット
JP3204002B2 (ja) ロックビット
WO2021024512A1 (ja) 掘削チップおよび掘削工具
JP2002081287A (ja) 複合ビット
JP2722758B2 (ja) 掘削ビットの刃体
JP3329249B2 (ja) 掘削工具
US20050051365A1 (en) Drill head
JP4062216B2 (ja) 掘削工具
JPH053587Y2 (ja)
JP2022114685A (ja) 掘削チップおよび掘削工具
WO2020165199A1 (en) Insert for a journal leg and / or a cone cutter of a rotary drill tool

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011002

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees