JPH03279269A - キャスタブル耐火組成物 - Google Patents

キャスタブル耐火組成物

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Publication number
JPH03279269A
JPH03279269A JP2079938A JP7993890A JPH03279269A JP H03279269 A JPH03279269 A JP H03279269A JP 2079938 A JP2079938 A JP 2079938A JP 7993890 A JP7993890 A JP 7993890A JP H03279269 A JPH03279269 A JP H03279269A
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JP
Japan
Prior art keywords
refractory
parts
raw material
pts
alumina
Prior art date
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Pending
Application number
JP2079938A
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English (en)
Inventor
Haruji Kato
加藤 晴二
Kazuhiro Kochigami
和宏 東風上
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JFE Refractories Corp
Original Assignee
Kawasaki Refractories Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Refractories Co Ltd filed Critical Kawasaki Refractories Co Ltd
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Publication of JPH03279269A publication Critical patent/JPH03279269A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、キャスタブル耐火組成物に関する。
尚、本明細書中、「%」および「部」とあるのは、それ
ぞれ「重量%」および「重量部」を意味する。
従来技術とその課題 従来のセメントタイプのキャスタブル耐火物の養生曲げ
強度は、100 kg!/cm”程度以上である。
一方、従来の凝集系キャスタブル耐火物(低セメントタ
イプ)の養生曲げ強度は、その原料に乳酸アルミニウム
を用いないもので5〜10kgf/cm2程度、用いた
もので25〜35 kgf/cm”程度でセメントタイ
プに比して大幅に低いものであった。この為、上記凝集
系キャスタブル耐火物を炉などにキャスタブル施工した
場合、施工背面の強度が低く、組織が脆弱化し、炉など
の寿命を低下させる。
課題を解決するための手段 本発明者は、上記の如き技術の現状に鑑みて鋭意研究を
進めた結果、乳酸アルミニウムとアルミナセメントとキ
レート剤としてアミノ酸とを併用したキャスタブル耐火
組成物の場合には、養生曲げ強度および中間温度での曲
げ強度が大幅に向上し、しかも従来の可使時間を最低限
確保できることを見出した。
すなわち、本発明は、耐火原料の少なくとも一種85〜
98%とアルミナセメント15〜2%とからなる耐火物
材料100部に(i)乳酸アルミニウム0.1〜5部、
(ii )β−ナフタレンスルホン酸ソーダホルマリン
縮合物、縮合リン酸塩およびリグニンスルホン酸の少な
くとも一種0.02〜0.3部、並びに(iii )ア
ミノ酸の少なくとも一種0.05〜1部を配合してなる
キャスタブル耐火組成物に係るものである。
本発明で使用する耐火原料は、公知のキャスタブル耐火
組成物において使用されているものと変わりはな(、例
えば粘土質、ハイアルミナ質、マグネシア質、スピネル
質などの焼結体、仮焼体もしくは電融体の少なくとも一
種である。これら耐火原料は、0.1〜5560μm程
度の粒径を有し、常法通り粒度調整されて使用される。
本発明では、上記耐火原料にアルミナセメントを配合し
た耐火物原料を用いる。上記アルミナセメントとしては
、アルミナ量40〜80%程度のものが好ましい。耐火
物材料における耐火原料およびアルミナセメントの配合
比は、それぞれ85〜98%程度および15〜2%程度
、より好ましくは93〜98%程度および7〜2%程度
である。
尚、本発明では、上記耐火原料の下限量を85%として
、その5%までを粘土鉱物により代替することができる
。5%を上回ると耐火物の品質を著るしく低下させる。
粘土鉱物としては、本節粘土、ベントナイト、蛙目粘土
、カオリン粘土、硬質粘土などが例示される。粘土鉱物
の配合により施工作業性、耐スラグ侵透性が改善される
本発明耐火組成物は、上記耐火物材料に乳酸アルミニウ
ムを配合し、更に分散剤およびキレート剤を配合してな
るものである。
乳酸アルミニウムとしては、極微細粒子状のものが好ま
しく使用でき、その配合比は耐火物材料100部に対し
て0.1〜5部程度、より好ましくは、0.3〜1部程
度である。
分散剤としては、β−ナフタレンスルホン酸ソーダホル
マリン縮合物、縮合リン酸塩、リグニンスルホン酸など
が例示でき、これらの少なくとも一種を使用することが
できる。
上記β−ナフタレンスルホン酸ソーダホルマリン縮合物
としては、例えば一般式 〔式中、 nは9〜12の整数を示す。
〕 で表わされる縮合物などを好ましく使用できる。
縮合リン酸塩としては、例えばトリポリリン酸ソーダな
どを好ましく使用できる。これら分散剤は粉末状として
使用されるのがよく、その配合比は耐火物材料100部
に対して0.02〜0.3部程度、より好ましくは0.
05〜0.2程度である。
キレート剤としては、例えばグリシン、アラニン、ロイ
シンなどのアミノ酸の少なくとも一種を使用することが
でき、その配合比は耐火物材料100部に対して0.0
5〜15〜1部程り好ましくは0.13〜0.52部程
度である。キレート剤は、耐火組成物の硬化反応に影響
を及ぼし、その添加量によって硬化時間および可使時間
をコントロールすることができる。本発明耐火組成物は
、°これら原料を均一に混合し、密封容器または袋に詰
めて保存され、施工時に5〜9%程度の水を添加し、混
練して使用される。通常、上記水の添加口および室温下
において、硬化時間90〜150分程度、可使時間30
〜70分程度である。
また本発明では、必要に応じ、カルシウム調整剤として
、水酸化カルシウムの微粉を配合してもかまわない。そ
の配合比としては、耐火物材料100部に対して、通常
1程度度まで、より好ましくは0.01〜0.03部程
度とするのがよい。
本発明組成物において、更に5US304.5US43
0などのステンレススチールワイヤーを、例えば幅0.
5〜1mm程度、厚み0.3〜0.5mm程度、長さ2
0〜30mm程度の波状形態として1〜5%程度均一に
添加した場合は、従来のセメントタイプ程度の強度が得
られる。
発明の効果 本発明組成物によれば、下記のような顕著な効果が達成
される。
(1)強度が大幅に向上する。
(2)炉に用いた場合に、炉寿命および鋼の品質が向上
する他、アブレーションの高い溶鋼容器、冷間および熱
間磨耗部、機械的なダゲキ振動を受ける混銑車受銑口な
どへ用途が拡大される。
(3)キレート剤の添加量により、硬化時間および可使
時間をコントロールすることができる。
実施例 以下に実施例および比較例を示し、本発明の特徴とする
ところをより一層明確にする。
実施例1〜3および比較例1 下記第1表に示す割合の組成の本発明品および従来品(
比較例1)を調整した。(全品とも、A7203 、M
gOおよびCaO成分比は、それぞれ92.5%、5.
8%および1.3%で、粒度分布は、1000μm以上
39%、1000μm未満75μm以上30%、75μ
m未満31%である。) 次いで、これらに水7%を添加し、混練した。
フローコーン、フローテーブルを用いてハンドルを15
回廻した後のフロー値が125に達する時間(可使時間
)、および鋳込んだ後の施工体の表面硬度が生型硬度計
で80に達する時間(硬化時間)を測定した。
また、同様に混練した後、JIS  R2553に準じ
て、40X40X160關の型枠に鋳込んで、24時間
後の養生曲げ強度および900℃焼成後の曲げ強度を測
定した。結果を第2表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 耐火原料の少なくとも一種85〜98%とアルミナ
    セメント15〜2%とからなる耐火物材料100部に(
    i)乳酸アルミニウム0.1〜5部、(ii)β−ナフ
    タレンスルホン酸ソーダホルマリン縮合物、縮合リン酸
    塩およびリグニンスルホン酸の少なくとも一種0.02
    〜 0.3部、並びに(iii)アミノ酸の少なくとも一種
    0.05〜1部を配合してなるキャスタブル耐火組成物
    。 2 耐火原料の下限量を85%として、耐火原料の5%
    までを粘土鉱物により代替した請求項1に記載のキャス
    タブル耐火組成物。
JP2079938A 1990-03-27 1990-03-27 キャスタブル耐火組成物 Pending JPH03279269A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0648845A (ja) * 1992-07-14 1994-02-22 Taiko Rozai Kk 不定形耐火材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0648845A (ja) * 1992-07-14 1994-02-22 Taiko Rozai Kk 不定形耐火材

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