JPH0327835A - 補強用繊維およびその製造方法 - Google Patents
補強用繊維およびその製造方法Info
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- JPH0327835A JPH0327835A JP15927389A JP15927389A JPH0327835A JP H0327835 A JPH0327835 A JP H0327835A JP 15927389 A JP15927389 A JP 15927389A JP 15927389 A JP15927389 A JP 15927389A JP H0327835 A JPH0327835 A JP H0327835A
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Landscapes
- Wire Processing (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、繊維強化樹脂の補強用繊維に関するものであ
る。
る。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕従来、繊
維強化樹脂の補強用繊維は主にガラス繊維．炭素繊維．
アラミド繊維が使用されていた。
維強化樹脂の補強用繊維は主にガラス繊維．炭素繊維．
アラミド繊維が使用されていた。
上記従来の補強用繊維は、電気伝導性および熱伝導性が
悪いため電磁波を遮蔽する必要のある部品や高温に晒さ
れる部品への使用に際しては制限があった。
悪いため電磁波を遮蔽する必要のある部品や高温に晒さ
れる部品への使用に際しては制限があった。
近年、電磁波遮蔽が必要となる樹脂戒形品に金属繊維を
添加し電気伝導性を向上させ電磁波遮蔽能力を持たせる
ことが行なわれているが、その場合、金属繊維と樹脂の
接着が十分ではなく、金属繊維を添加したことで戊形品
の強度が低下するという問題があった。
添加し電気伝導性を向上させ電磁波遮蔽能力を持たせる
ことが行なわれているが、その場合、金属繊維と樹脂の
接着が十分ではなく、金属繊維を添加したことで戊形品
の強度が低下するという問題があった。
そこで、樹脂とそれに添加する金属ｍＩｍの接着能力の
向上が望まれていた。また、高温雰囲気中で繊維強化樹
脂部品を使用する目的で従来の補強用繊維、たとえばガ
ラス繊維に加えて金属繊維を第２の補強用繊維とするこ
とで繊維強化樹脂の熱伝導性を向上させ、耐熱強度を向
上させることが行なわれている。
向上が望まれていた。また、高温雰囲気中で繊維強化樹
脂部品を使用する目的で従来の補強用繊維、たとえばガ
ラス繊維に加えて金属繊維を第２の補強用繊維とするこ
とで繊維強化樹脂の熱伝導性を向上させ、耐熱強度を向
上させることが行なわれている。
この場合、金属繊維にはシランカノブリングに代表され
る表面処理を行ない、金属ａｍと樹脂の化学的接着力を
強化して使用しているが、高温中では化学的接着力が低
下し、熱伝導性が向上している割には高温雰囲気中での
強度向上が芳しくないという問題があり、ここでも金属
繊維と樹脂との効果的な接着機構の確立が望まれていた
。
る表面処理を行ない、金属ａｍと樹脂の化学的接着力を
強化して使用しているが、高温中では化学的接着力が低
下し、熱伝導性が向上している割には高温雰囲気中での
強度向上が芳しくないという問題があり、ここでも金属
繊維と樹脂との効果的な接着機構の確立が望まれていた
。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、金属繊維の長子方向の表面に凹部を形成すること
とし、金属繊維の表面に凹部を形成する方法として、金
属繊維の表面にさらに金属メッキすることにより表面に
凹部を形或する方法、あるいは金属繊維を表面に凸部を
有する少なくとも２個の回転ロール中に挿通させること
で表面に凹部を形成する方法を提供するものである。
あり、金属繊維の長子方向の表面に凹部を形成すること
とし、金属繊維の表面に凹部を形成する方法として、金
属繊維の表面にさらに金属メッキすることにより表面に
凹部を形或する方法、あるいは金属繊維を表面に凸部を
有する少なくとも２個の回転ロール中に挿通させること
で表面に凹部を形成する方法を提供するものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図には本発明を実施して得られる補強用繊維の一例
を示す。
を示す。
直径約１ ６ ０ｔｅｌの鋼線（１）に以下に示す条件
で連続的にメッキを施すことによって鋼線（１）の表面
に直径約２０／＠，深さ約１５１４ｍの凹部（２）を多
数形威した状態で、厚さ約２５／＠の銅メッキ層（３）
を形威して補強用繊維（４）を構虞する。
で連続的にメッキを施すことによって鋼線（１）の表面
に直径約２０／＠，深さ約１５１４ｍの凹部（２）を多
数形威した状態で、厚さ約２５／＠の銅メッキ層（３）
を形威して補強用繊維（４）を構虞する。
■ メッキ液の戊分
硫酸銅 ＣｕＳｏ４・５ＨｔＯ ＋＋＋ １８０〜
２４０ｇ［ｆｉＨ，ｓｏ． 曲曲・・・・・・・・・
・ ４５〜 ６０９水・・ ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ ＩＱ■ メッキ条件 電圧 ・・・・・・・ １〜３Ｖ 電流・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・０．５〜２ｌｕＡ時間・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・約２時間上記のよう
にして得られた補強用繊維（４）は直径が約２ １ ０
７４１１で表面に多数の凹部（２）を有しており、これ
を所定長さに切断して使用する。
２４０ｇ［ｆｉＨ，ｓｏ． 曲曲・・・・・・・・・
・ ４５〜 ６０９水・・ ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ ＩＱ■ メッキ条件 電圧 ・・・・・・・ １〜３Ｖ 電流・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・０．５〜２ｌｕＡ時間・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・約２時間上記のよう
にして得られた補強用繊維（４）は直径が約２ １ ０
７４１１で表面に多数の凹部（２）を有しており、これ
を所定長さに切断して使用する。
なお、上記実施例では鋼線の表面に銅メッキを施したが
、銅に変えてニッケル，クロム，亜鉛，すず．鉛などを
用いても良く、さらに第Ｉ表に示すような組み合せも可
能である。
、銅に変えてニッケル，クロム，亜鉛，すず．鉛などを
用いても良く、さらに第Ｉ表に示すような組み合せも可
能である。
第ｌ表
また、上記実施例においてもとになる金属繊維の直径は
５０Ｉ＠〜２００ｔａ、メッキ層の厚さはｔｏ７４１〜
３０／４１１，凹部の表面付近における直径は５／４ｍ
〜３０ＩＪａ１凹部の深さは５７４ｍ−２０７＠とする
ことができる。
５０Ｉ＠〜２００ｔａ、メッキ層の厚さはｔｏ７４１〜
３０／４１１，凹部の表面付近における直径は５／４ｍ
〜３０ＩＪａ１凹部の深さは５７４ｍ−２０７＠とする
ことができる。
なお、凹部の直径あるいは凹部の深さが５ハ未満の場合
には補強用繊維としての接着効果が小さく、また上記凹
部の直径あるいは深さが上記値を超えても接着効果はそ
れほど顕著に増加せず、さらにメッキ時間を長時間にせ
ざるを得ないので上記の範囲が適当である。
には補強用繊維としての接着効果が小さく、また上記凹
部の直径あるいは深さが上記値を超えても接着効果はそ
れほど顕著に増加せず、さらにメッキ時間を長時間にせ
ざるを得ないので上記の範囲が適当である。
〔実施例２〕
第２図には他の方法を実施して得られた補強用繊維（５
）を示す。さらに第３図にはその製造方法を示す。
）を示す。さらに第３図にはその製造方法を示す。
直径約１６０／＠の鋼線（６）を表面に凸部（７）を有
する少なくとも２個で１対をなし、互いに加圧する機構
を持った回転ロール（８）を通過させることによって、
鋼線（６）の長手力向の表面に不定形で平均的な直径が
約２０／４ｌ１平均的な深さが約１５７４１の凹部（９
）を多数形威した。
する少なくとも２個で１対をなし、互いに加圧する機構
を持った回転ロール（８）を通過させることによって、
鋼線（６）の長手力向の表面に不定形で平均的な直径が
約２０／４ｌ１平均的な深さが約１５７４１の凹部（９
）を多数形威した。
第４図には回転ロール（８）の表面の拡大断面を示すが
、鋼製ベースロールα呻の表面にＮｉ−Ｐメ冫キ層αυ
を形成し、さらにその表面にダイヤモンド粒子α■を含
むＮｉメノキ層（自）を形或したものである。回転ロー
ル（８）の表面にはダイヤモンド粒子αつが多数突出し
、凸部（７）を形戒している。
、鋼製ベースロールα呻の表面にＮｉ−Ｐメ冫キ層αυ
を形成し、さらにその表面にダイヤモンド粒子α■を含
むＮｉメノキ層（自）を形或したものである。回転ロー
ル（８）の表面にはダイヤモンド粒子αつが多数突出し
、凸部（７）を形戒している。
なお、必要により上記回転ロール（８）は鋼線（６）の
側方に２個設けて、側方より押圧したり、あるいは回転
ロール（８）表面に鋼線（６）を挿通するための溝を形
成ずることもある。
側方に２個設けて、側方より押圧したり、あるいは回転
ロール（８）表面に鋼線（６）を挿通するための溝を形
成ずることもある。
上記実施例では直径約１６０序の鋼線を使用したが、鋼
線以外にも銅，アルミ，銀に代表される電気伝導性また
は熱伝導性に優れる金属繊維であれば利用できる。また
、金属繊維の直径は１５Ｉ＠〜５００／４Ｉｌであれば
使用することができるが、好ましくは５０Ｉ＠〜２ ０
０ｐｍであれば良い結果が得られる。さらに、凹部の
表面付近における直径は平均的に５／＠− １ ０ ０
／４１，凹部の深さは５ｐｍ〜５０／４１１となり、実
施例ｌよりバラツキが大きくなることがある。
線以外にも銅，アルミ，銀に代表される電気伝導性また
は熱伝導性に優れる金属繊維であれば利用できる。また
、金属繊維の直径は１５Ｉ＠〜５００／４Ｉｌであれば
使用することができるが、好ましくは５０Ｉ＠〜２ ０
０ｐｍであれば良い結果が得られる。さらに、凹部の
表面付近における直径は平均的に５／＠− １ ０ ０
／４１，凹部の深さは５ｐｍ〜５０／４１１となり、実
施例ｌよりバラツキが大きくなることがある。
本発明による繊維強化樹脂用補強繊維は、表面に凹部を
有する金属繊維であるため樹脂を含浸した場合、その表
面の凹部に樹脂が入り込んで強力に固着する。
有する金属繊維であるため樹脂を含浸した場合、その表
面の凹部に樹脂が入り込んで強力に固着する。
そのため樹脂と繊維の接着強度が向上し、優れた補強効
果が得られる。さらに当該補強用繊維は、電気伝導性お
よび熱伝導性に優れた金属繊維であるため、これによっ
て補強された樹脂製品は電磁波遮蔽の必要のある部品や
高温雰囲気中で使用される部品への応用が計れる等優れ
た効果を有する発明である。
果が得られる。さらに当該補強用繊維は、電気伝導性お
よび熱伝導性に優れた金属繊維であるため、これによっ
て補強された樹脂製品は電磁波遮蔽の必要のある部品や
高温雰囲気中で使用される部品への応用が計れる等優れ
た効果を有する発明である。
第Ｉ図は本発明の補強用繊維の１つの実施例を示す説明
図、第２図は他の実施例を示す説明図、第３図は第２図
に示した他の実施例を実施した製造方法の概略図、第４
図は本発明に使用する回転ロールの部分拡大断面図であ
る。 Ｑ） （６）・・・鋼線 （２） （９）・・
・凹部（３）・・・・・・銅メッキ層 （４）（５）
・・・補強用繊維（８）・・・・・・回転ロール （７）・・・・・・凸部 α０・・・・・・ベースロール αυ・・・・・・Ｎｉ−Ｐメッキ層 （自）・・・・・・Ｎｉメンキ層 α違・・・・・・ダイヤモンド粒子 第 １ 図 ２
図、第２図は他の実施例を示す説明図、第３図は第２図
に示した他の実施例を実施した製造方法の概略図、第４
図は本発明に使用する回転ロールの部分拡大断面図であ
る。 Ｑ） （６）・・・鋼線 （２） （９）・・
・凹部（３）・・・・・・銅メッキ層 （４）（５）
・・・補強用繊維（８）・・・・・・回転ロール （７）・・・・・・凸部 α０・・・・・・ベースロール αυ・・・・・・Ｎｉ−Ｐメッキ層 （自）・・・・・・Ｎｉメンキ層 α違・・・・・・ダイヤモンド粒子 第 １ 図 ２
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）繊維強化樹脂の補強に用いる繊維であって、上記
繊維を金属繊維で形成し、かつその表面の少なくとも長
手方向の一部に凹部を複数個設けたことを特徴とする補
強用繊維。（２）上記金属繊維上に連続して金属メッキ
を施すことにより金属メッキの一部の表面に凹部を形成
することを特徴とする補強用繊維の製造方法。 （３）表面に凸部を有する少なくとも２個の回転ローラ
中に金属繊維を挿通し、上記金属繊維の少なくとも長手
方向の一部表面に凹部を形成することを特徴とする補強
用繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15927389A JPH0327835A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 補強用繊維およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15927389A JPH0327835A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 補強用繊維およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0327835A true JPH0327835A (ja) | 1991-02-06 |
Family
ID=15690180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15927389A Pending JPH0327835A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | 補強用繊維およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0327835A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4524725B2 (ja) * | 2001-02-28 | 2010-08-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 金属被覆繊維体 |
| JP2016196156A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | 東邦テナックス株式会社 | プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
-
1989
- 1989-06-21 JP JP15927389A patent/JPH0327835A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4524725B2 (ja) * | 2001-02-28 | 2010-08-18 | 三菱マテリアル株式会社 | 金属被覆繊維体 |
| JP2016196156A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | 東邦テナックス株式会社 | プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
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