JPH03278037A - ストロボ制御装置 - Google Patents

ストロボ制御装置

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JPH03278037A
JPH03278037A JP2077003A JP7700390A JPH03278037A JP H03278037 A JPH03278037 A JP H03278037A JP 2077003 A JP2077003 A JP 2077003A JP 7700390 A JP7700390 A JP 7700390A JP H03278037 A JPH03278037 A JP H03278037A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カメラに装備されてストロボの発光停止の制
御を行うストロボ制御装置に関する。
(従来の技術) 従来より各種の構成のストロボ制御装置が提案され、実
施されてきているが、特開昭56−114937号公報
には、ストロボ発光時間と発光量のデータを予めROM
(記憶素子)に記憶しておき、このデータを利用してス
トロボ発光を制御する構成が示され、特開昭56−15
9622号公報には、撮影に必要な光景とストロボのガ
イドナンバ(GNo、)と適宜の係数とに基づいて発光
時間を決定する構成が示されており、さらに特公昭44
−30905号公報などに示されているように、被写体
からの反射光を積分して発光を停止する構成、あるいは
オートストロボではないが、フラッシュマチック方式と
呼ばれる撮影レンズの絞り値を距離に対応して変化させ
る構成のストロボ制御装置が知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の特開昭56−114937号公報
では、発光時間と発光光量との関係に係るデータをRO
Mに多く記憶させる必要があり、また特開昭56−15
9622号公報では1発光前のメインコンデサの電圧が
考慮されていないため、精度の高い制御は行えない、さ
らに特公昭44−30905号公報では、受光・積分回
路に高速度、高精度の部品が必要であり5コスト、省ス
ペース化の面で不利であって、さらに被写体の反射率の
違いや、第三者のストロボ光の入射などで請出が狂うこ
とがあり、またフラッシュマチック方式では、任意の絞
り値が得られず、かつオートストロボでないので常にフ
ル発光して次の発光までに時間がかかっていた。
上述したように従来のストロボ制御装置では、実用面で
種々の問題があった。
本発明の目的は、簡単な植成で正確なストロボ発光がな
されるストロボ制御装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明は、メインコンデン
サに貯えた電荷を発光管で放電することにより被写体の
照明を行うストロボ制御装置において、9!光前のメイ
ンコンデンサの充電電圧を測定する電圧測定手段と、被
写体の照明に必要な光景を演算する光量演算手段と、前
記電圧測定手段で測定された充電電圧と光量演算手段で
算出された光量とから発光停止時のメインコンデンサの
電圧を演算する電圧演算手段と、ストロボ発光によりメ
インコンデンサの電圧が前記発光前の充電電圧から前記
発光停止時の電圧に至るストロボ発光時間を演算する時
間演算手段と5この時間演算手段で算出されたストロボ
発光時間に基づいて発光管の発光・停止の制御を行う発
光制御手段とを備えたことを特徴とする。
(作 用) 上記の手段を採用したため1発光前のメインコンデンサ
の充電電圧から、電圧演算手段と時間演算手段によって
撮影に必要な光量を得るための放電電圧と放電時間とが
算出され5この算出されたデータに基づいて発光管の発
光・停止の制御が発光制御手段によってなされる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図であり、1は電源、
2はDC/DCコンバータからなる昇圧回路、3はメイ
ンコンデンサ、4は発光管であるXe(キセノン)管、
5はXe管4に直列に設けられた発光停止手段、6はX
e管4を起動させるトリガ手段、7はメインコンデンサ
3に並列に接続された直列抵抗R1,R,からなる分圧
回路、8は分圧回路7の直列抵抗R1,R2の接続部7
aに接続され、メインコンデンサ3の電圧を測定するた
めの電圧測定手段であるA/D(アナログ/デジタル)
コンバータ、9はフィルム感度に係る情報を出力するフ
ィルム感度情報出力部、lOは撮影レンズの絞り情報を
出力する絞り情報出力部、11は被写体までの距離情報
を出力する被写体距離情報出力部、 12は基になるガ
イドナンバ(G No、)情報を出力するGNo、情報
出力部、13は前記フィルム感度情報出力部9.絞り情
報出力部10.被写体距離情報出力部11からのデータ
を受けて被写体の照明に必要な光量を演算する光量演算
手段、14は前記A/Dコンバータ8.GNo、情報出
力部12.光量演算手段13からのデータを受けて発光
停止時のメインコンデンサ3の電圧を演算する電圧演算
手段、■5は電圧演算手段14のデータを受けてストロ
ボ発光によりメインコンデンサ3の電圧が発光前の充電
電圧から発光停止時の電圧に至るストロボ発光時間を演
算する時間演算手段、16は時間演算手段15からのデ
ータを受けて前記発光停止手段5とトリガ手段6を介し
てXe管4の発光・停止を制御する発光制御手段である
上記の構成の実施例において、電圧が数V程度の電源1
は、昇圧回路2で数百■に昇圧されてメインコンデンサ
3に電荷を貯える0発光前のメインコンデンサ3の充電
電圧(第一の電圧)は、分圧回路7の抵抗R,,R2で
分圧されてA/Dコンバータ8に入力され、デジタル値
として電圧演算手段14に出力される。電圧演算手段1
4は、前記第一の電圧とGNo、情報出力部12のデー
タとにより、光量演算手段13で演算された光量を発光
した後のメインコンデンサ3の電圧(第二の電圧)、す
なわちXe管4の発光を停止させるべきメインコンデン
サ3の電圧を演算して時間演算手段15へ出力する。時
間演算手段15は、Xe管4の発光によりメインコンデ
ンサ3の電圧が前記第一の電圧から第二の電圧に至るス
トロボ発光時間を演算する。そして時間演算手段15で
ストロボ発光時間が算出されると、発光制御手段16は
、トリガ手段6を動作してXe管4を発光させ、またこ
の発光時点から前記ストロボ発光時間経過後に発光停止
手段5を動作させてXe管4の発光動作を停止させる。
次に上記の実施例における各演算手段での演算方法を説
明する。
前記光量演算手段13における被写体の照明に必要な光
量とは、撮影レンズの絞り値Fと、被写体までの距離り
により求められるG No、のことであり、 G No、= F −D       −−(1)の関
係式によって求められる。ただしフィルム感度(ISO
感度)が変わるとGNo、の値は変化する。
下記の説明では、特に断らない限りl5O100とする
次に電圧演算手段14における第二の電圧を求める方法
を説明する。
フルチャージした時のメインコンデンサ3の電圧を■あ
。、フル発光終了後のメインコンデンサ3の残留電圧を
V、。、前記電圧V H6で発光を開始して前記電圧V
、。で発光が停止した時に得られる発光光景をG No
、。、カメラから被写体までの距離をり、レンズの絞り
値をF、撮影に必要な発光光量をG No、xとすると
、前記(1)から。
G No、、= D −F       −−(2)と
なり、ストロボ光により単位面積に同じ光量を与えよう
とすれば、ストロボで発せられるエネルギをEとした時
、 ocD2 ・・・・・・(3) であり、 また(2)式より Dcx:GNo。
・・・・・・(4) であるから、 E cc G No、         −・−−−・
(5)となる。
前記電圧Vお。T V?。で発するエネルギをE。、メ
インコンデンサ3の容量をC1比例定数をKとすると、 となる。
第2図の説明図の変化を示す発光開始前の任意のメイン
コンデンサ3の電圧を■IIx9発光終了後のメインコ
ンデンサ3の残留電圧をv、8とすると、この時に発せ
られるエネルギExは。
となる。
ここで基’1tAGNo、であるG No、。に対して
撮 影に必要なGNo、であるG No、xの比をXとする
と、 x = G No、x/G No、。
・・・・・・(8) であり。
よって、 となり、 (9)式を発光終了後の電圧v ?x”について解くと
、 v、、”==vNx”  z” ’ (Vlln”  
Vq。′)・・・・・・(lO) または となる。
このVtXが前記第二の電圧であり、 ■。
が第一の電圧に相当する。
またGNo、O。
Vmo* ■、。が基になるガイドナンバ情報であり、予めG No、情報出力部12に記憶されている値である。
ここで第一の電圧である前記電圧vIIxは、本実施例
ではメインコンデンサ3の電圧を分圧回路7の抵抗R,
,R,で分圧してA/Dコンバータ8に入力しているの
で、この入力値をvAとすると、■1、=R・+R・−
v。
2 ・・・・・・(12) となる。
ここで前記(lO)式の簡略化を行うため、■1.=y °V口 ・・・・・・(13) とおくと、 Vvx”=Vs+a  x” ・(1−y”) ・VN
II   ・・・−(14)となる、voはフル充電時
のメインコンデンサ3の電圧であり、Vv。はフル発光
終了時のメインコンデンサ3の電圧であるから1例えば
、V、、=330V、V、。=40vとすると、y=4
0/330句0.12であるから 1−y2″:1とな
り、(14)式は。
vv−” = V&l−X 2・Vlo      +
+ ・++ (15)となり、基となるガイドナンバ情
報は、G No、。。
vetoのみとなり、前記第二の電圧を求める演算も簡
単になる。
さらに第一の電圧であるVNXが常に電圧v8゜で発光
するようにコントロールすれば、■、Ix=vI10で
あるので。
Vvx”=(1x”)・v 、、       −・・
−(16)となり、第一の電圧を測定するための手段を
不要にすることができる。
なお前記V。。をメインコンデンサ3のフル充電時の電
圧として説明したが、vmoは前記フル充電時の電圧に
限られるものではなく、発光可能な電圧値、すなわち既
知のガイドナンバに対応した電圧であれば採用でき、上
記の各演算に何等の影響を与えない、また前記V9Dに
ついてもフル発光終了時の電圧に限定されるものではな
い。
次に時間演算手段15における第一の電圧から第二の電
圧になるストロボ発光時間を求める方法を説明する。
すなわち、前記ストロボ発光時間は、Xe管4で発光を
開始させる時間をOとし、必要な光量の発光をして停止
するまでの時間をt、とすれば、第2図に示すように、
メインコンデンサ3の電圧が第一の電圧(vm、)から
第二の電圧(VtX)になるまでの時間である。
そこでメインコンデンサ3の容量をC、コンデンサ電荷
の放電ループのインピーダンスをRとすれば、充電され
たメインコンデンサ3の放電は、前記C,Rの値に基づ
いてなされるため。
V、、=V工・eo ・・・・・・(17) となり、(17)式をtxについて解くと、となり、(
18)式により必要な光景を得るまでのストロボ発光時
間が求められる。
ところで、メインコンデンサ3に貯えられた電荷の放電
ループとは、第1図において、メインコンデンサ3の一
方の端子からXe管42発光停止手段5を介してメイン
コンデンサ3の他方の端子に至るループのことであり、
この放電ループのインピーダンスで支配的なのはXe管
4であり、このXe管4のインピーダンス特性は第3図
のQのようになる。
第3図において、Xe管4の発光が開始すると、インピ
ーダンスRは、10μsec程度で急激に数Ωまで低下
し、さらに200μsec位まで緩やかに低下した後に
緩やかな上昇を始めるが、この上昇は1m5ecでも1
〜2Ωである。従って、このような緩やかな上昇の期間
では、インピーダンスRは一定値として扱うことが可能
となるので、前記(17)、 (1g)式が成り立つこ
とになる。
前記インピーダンスRの値は、Xe管4の構成によって
異なる。例えば、Xe管4のガス圧、管の内径の違いに
よってインピーダンスRがどこまで低下するかが変化し
1時間も若干具なるが、特性挙動はほぼ同様である。
また発光開始電圧(V、、)が異なる時のインピーダン
スRの特性は第4図に示すようになり、Q。
Q2.Q3の順で発光開始電圧が高く、インピーダンス
Rの値は、若干具なるが最も低いインピーダンスRで比
べると、QlとQ3で発光開始電圧が1oov程度異な
ってもインピーダンスRは、0.2〜0.3Ω程度の差
であるので、発光開始電圧によらず一定値として扱って
も問題はない。
しかし前記■。、すなわち第一の電圧によってインピー
ダンスRの値を変更すれば、より高精度にXe管4に対
する発光・停止の制御が行える。
なお(17)、 (1g)式において、Xe管4のイン
ピーダンスRのみを取り上げて説明したが、前記放電ル
ープ内の配線抵抗、あるいは発光停止手段5の抵抗もR
の値に含ませる必要がある。また、(17)、 (1g
)式では、固定されたC、Rの放電時間の演算を行った
が、インピーダンスRの値を複数に分割して用いたり、
近似計算を行うことも考えられる。さらにXe管4によ
る発光・停止動作の遅れ分を(18)式に加えて補正す
ることも考えられる。
また前記発光停止手段5にサイリスタを使用すると1発
光停止時に転流コンデンサによる発光量オーバーを生じ
るが、(10)、 (11)、 (18)式などの演算
上で補正することもできる0発光停止手段5にIGBT
(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ: In5ul
ated Gate Bipolar Transis
ter)を使用すると、上述のような補正を行わなくと
も制御精度の向上が望める。
上述した光量演算手段13.電圧演算手段14.時間演
算手段15の三種類の演算は、第1図の破線で囲んだ部
分の構成要素をワンチップ・マイクロコンピュータに内
蔵させることにより、一つの演算動作で行われるものと
して見なせる。またA/Dコンバータ8、あるいは発光
制御手段16も、第1図の一点鎖線で囲んだように、前
記ワンチップ・マイクロコンピュータに内蔵させること
ができる。
また本実施例では、Xe管4の発光・停止動作を発光停
止手段5とトリガ手段6を介した二つの制御線で示して
いるが、制御線を一つにしたり、あるいは公知のX接点
などの機械的手段を併用することも考えられる。
上述した本実施例では、従来装置で必要とされていた受
光、積分回路が不必要であり、部品点数が少なくなり、
コストダウンと省スペース化が図れ、また制御のために
反射光を用いないため、被写体あるいはフィルムの反射
率の差、あるいは不要光量による制御誤差を生ぜず、直
列制御構成が採用されるので発光エネルギは必要量のみ
となり。
次の発光に迅速に備えることができる。
また本実施例では、発光前にフィルム感度、撮影レンズ
の絞り、被写体までの距離に係る情報から求めた光量で
発光制御するので任意の絞り値が設定できる。また開放
絞りでも光量が不足する遠距離撮影時には、警告9表示
、シャッタ動作の禁止などが行える。
さらに本実施例では、従来装置のように発光時間と発光
光量との関係を多量のデータとして記憶しておく必要が
なく、発光が可能な電圧以上の電圧がメインコンデンサ
3に充電されていれば発光が可能となる。
また本実施例の構成要素のA/Dコンバータ8゜時間演
算手段15などの測定、演算、制御手段は。
集積回路化が容易であり、しかもワンチップ・マイクロ
コンピュータに内蔵することで、コストおよびスペース
の増大をまねくことがない。また発光・停止制御に必要
なフィルム感度、撮影レンズの絞り、被写体までの距離
の各情報に係る検知・出力手段は、従来のカメラに備え
られている手段を採用でき、新規な手段を採用しなくと
もよい。
(発明の効果) 本発明によれば、メインコンデンサの充電電圧から撮影
に必要な光量を得るための放電電圧と放電時間が演算に
よって求められ、演算に必要な記憶データが従来装置よ
り少なくても高精度の光量制御がなされ、また測光手段
を用いる方法のような反射率の差異に基づく制御誤差が
なく、高精度の光量制御がなされ、さらに測光回路が不
要になるので部品点数も大幅に削減されてコストダウン
省スペース化が図れ、簡単な構成で正確なストロボ発光
がなされるストロボ制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のストロボ制御装置の一実施例の構成図
、第2図はメインコンデンサの充放電の説明図、第3図
、第4図はXe管のインピーダンス特性の説明図である
。 1 ・・・電源、 2 ・・・昇圧回路、 3 ・・・
メインコンデンサ、 4 ・・・発光管、 5・・・発
光停止手段、 6・・・ トリガ手段、7 ・・・分圧
回路、 8 ・・・電圧測定手段、9・・・フィルム感
度情報出力部、10・・・絞り情報出力部、  11・
・・被写体距離情報出力部、  12・・・GNo、情
報出力部、13・・・光量演算手段、14・・・電圧演
算手段、15−・・時間演算手段、16・・・発光制御
手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. メインコンデンサに貯えた電荷を発光管で放電すること
    により被写体の照明を行うストロボ制御装置において、
    発光前のメインコンデンサの充電電圧を測定する電圧測
    定手段と、被写体の照明に必要な光量を演算する光量演
    算手段と、前記電圧測定手段で測定された充電電圧と光
    量演算手段で算出された光量とから発光停止時のメイン
    コンデンサの電圧を演算する電圧演算手段と、ストロボ
    発光によりメインコンデンサの電圧が前記発光前の充電
    電圧から前記発光停止時の電圧に至るストロボ発光時間
    を演算する時間演算手段と、この時間演算手段で算出さ
    れたストロボ発光時間に基づいて発光管の発光・停止の
    制御を行う発光制御手段とを備えたことを特徴とするス
    トロボ制御装置。
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