JPH03277Y2 - - Google Patents

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JPH03277Y2
JPH03277Y2 JP16064888U JP16064888U JPH03277Y2 JP H03277 Y2 JPH03277 Y2 JP H03277Y2 JP 16064888 U JP16064888 U JP 16064888U JP 16064888 U JP16064888 U JP 16064888U JP H03277 Y2 JPH03277 Y2 JP H03277Y2
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block
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processing machine
bearing box
grip
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JP16064888U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ボルトフオーマーのような金属線材
を圧造する金属線加工機の素材供給装置に関す
る。
さらに詳しくは、ロール送り機構の一部を変換
することで該ロール送り機構をグリツプ送り機構
に容易に変更できるようにしたものである。
〔従来技術〕
ところで、ボルトその他各種のパーツを圧造す
る金属線加工機への素材供給は、通常ロール送り
とグリツプ送りに大別されて夫々長短を有してい
るのであり、最も多く使用されているロール送り
は、コイル巻の線材を供給時に直線状に矯正しな
がら機台後部の供給口から前方の圧造部に向けて
所定長さを間歇的に送りこむようにしているので
ある。然してその具体例は、例えば実公昭54−
4120号公報に示されているように、連続する線材
の始端部を機台におけるクイル(素材供給口)の
後部に軸設した上下一対のロール間に挾持させ、
該ロールの一方を圧造タイミングに同調させて所
要の角度間歇回転させる構造を備えているのであ
る。またグリツプ送りは、左右対接させたグリツ
プ爪を、素材供給時に掌合掴持させて一方向に直
進させ、後退時に素材を解放させることで素材の
間歇送りを行わせているのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然しながら、前記ロール送り装置は構造が簡単
である他、素材の直線矯正に寄与する利点を有し
ているのであるが、素材が主として丸棒に限られ
る他、素材に対してロールの周面が点接触するこ
とになるため、例えば素材が軟質であるとか、ロ
ング材である場合には該素材の表面長手方向にセ
レーシヨンが入ることになつて圧造時に各種の障
害をひきおこすことになるので、かかる場合には
グリツプ送りを備えた圧造機を用いているのであ
る。
本考案は多くの圧造機が素材供給機構として備
えているロール送りタイプを、その構成品の一部
を取外すのみで、グリツプ送りに変換させると共
に、主要な駆動機構を何れのタイプにもそのま
ま、活用できるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案にかかる素材供給装置は、圧造加工機本
体における素材供給部に設けしめた上下一対の送
りロール用回転軸を支持する軸受箱の後部に架枠
を着脱自在に装着し、この架枠に素材供給軸線と
平行させて軸設したガイド杆へ該ガイド杆を案内
として進退するブロツクを支持させ、さらにこの
ブロツクには該ブロツクの前進時に素材を掴持
し、後退時に解放させるようにしたグリツプ爪を
備えしめると共に、該ブロツクと上記軸受箱にお
ける一方の回転軸に設けた駆動部とを連杆によつ
て連結せしめたことを特徴とするのである。
〔作用〕
本考案によるときは、加工機本体における素材
供給部に設けた送りロールを軸支するための軸受
箱の後部に、素材供給軸線を一致させるようにし
て直線送り用の架枠を装着して該架枠のガイド杆
に前後進しうるよう支持させたブロツクと、上記
軸受箱に設けられている回転軸の駆動部とを連杆
によつて連結させ、次いで上記ブロツクに備えし
めたグリツプ爪の挾持部間に所要の素材を介在せ
しめた状態で加工機を稼動させるのであり、然る
ときは、上記回転軸が圧造機の圧造タイミングと
同期して前後間歇的に反覆回転することになり、
然してこの回転軸の振り子運動が駆動部および連
杆を介してブロツクがガイド杆を案内として前後
動させられると共に、上記素材は該ブロツクの前
進時にグリツプ爪で掴持され、後退時に解放され
ることで、該素材が圧造加工機の圧造部に向けて
直線的に定寸法づつ間歇供給されるのである。
上記の状態から、ガイド杆、ブロツク、連杆等
の関係部品を有している架枠を加工機本体におけ
る素材供給部の軸受箱より取外して前記回転軸に
ロール送りに必要とする送りロールその他の関係
部品をとりつけると、上記グリツプ送り機構を従
前のロール送り機構に変換させることができるの
である。
〔実施例〕
以下、本考案を図の実施例により説明すると、
第1,2図において1は例えばボルトフオーマー
のような金属線加工機の本体、2は図示しないが
クイルに連通する該加工機1の素材供給部1aに
装備されたロール送り機構における軸受箱であつ
て、上下一対のローラ3,4を夫々軸支するため
の回転軸5,6が軸支されている。7は上記軸受
箱2の後部に数個のボルト8により着脱自在に装
着した架枠で、該架枠に設けた前後の腕部7a,
7bには、上記素材供給部1aにおける素材供給
軸線Xと平行ならしめて左右二本のガイド杆9が
軸設されている。10は上記左右のガイド杆9に
通挿することで支持されて腕部7a,7b間を前
後動しうるようにしたブロツクで、該ブロツクよ
り斜下向きに突設した一方のブラケツト10aに
はレバー11がその中間部を枢着12することに
より支持され、さらに他方のブラケツト10bと
上記レバー11の下端との間にはシリンダー13
aとピストンロツド13bの各端部が連結せしめ
られ、さらに上記レバー11の上端とブロツク1
0の側部対接面には図に示す丸棒状のワイヤー、
その他楕円、あるいは四角形等の任意断面のフー
プ材等よりなる直線状の素材aを両側から掴持す
るグリツプ爪14a,14bが嵌着されている。
15はシリンダー13aに接続した流体の給・排
用ホースである。16は上記軸受箱2に支持され
ている下方の回転軸6に固設した駆動部17とブ
ロツク10の構成部を連動連結する連杆で、該連
杆16は、上記駆動部17がピニオン歯車(第1
図)であるときにはラツク杆を用い、この連杆1
6が第3図に示すように、駆動部17に偏芯輪を
用いるときはロツドとすることができるのであ
る。18は上記連杆16をラツク杆とするときに
おける該ラツク杆の案内ケースであつて架枠7の
側部前方に突設されている。
上記構成によるときは、頭初備えていたロール
送り機構からグリツプ送りに変換するには、先ず
軸受箱2の回転軸5,6より夫々ローラ3,4を
取り外して該軸受箱2の後部へボルト8により架
枠7を装着すると共に連杆16に連動するピニオ
ン歯車17を上記下方の回転軸6に固装させ、さ
らにガイド杆9に支持されているブロツク10が
加工機1の圧造タイミングに同調して、素材aの
反供給方向への後退位置から前進される際、ホー
ス15を介してシリンダー13aにエアーないし
油の高圧流体を送りこむようにすればよいのであ
つて、回転軸6の反覆振り子回転により連杆16
を介してブロツク10が前進するとき素材を供給
部1aに向けて供給し、後退時に該素材がグリツ
プ爪14a,14bより解放されることにより当
該直線状の素材を間歇的に定寸法供給させうるこ
とになるのである。
然して上記グリツプ送り機構からロール送り機
構に戻すときは、架枠7をその他の関係部品と共
に取り外して、夫々の回転軸5,6に所要の送り
ローラ3,4その他をセツトすればよいのであ
る。
〔考案の効果〕
本考案によるときは、素材供給装置として多く
の圧造加工機に備えられている送りロール機構
を、その他の目的に応じてグリツプ送り機構に容
易に変換させうると共に、前者のロール送り機構
に備えられている軸受箱竝びに回転軸をそのまま
活用させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案供給装置の側面図、第2図は一
部を縦断して示す同後部の正面図、第3図は駆動
部と連杆の他の実施例を示す側面図である。 1……加工機本体、1a……素材供給部、2…
…軸受箱、3,4……送りローラ、5,6……回
転軸、7……架枠、9……ガイド杆、10……ブ
ロツク、14……グリツプ爪、16……連杆、1
7……駆動部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧造加工機本体における素材供給部に設けしめ
    た上下一対の送りロール用回転軸を支持する軸受
    箱の後部に架枠を着脱自在に装着し、この架枠に
    素材供給軸線と平行させて軸設したガイド杆へ該
    ガイド杆を案内として進退するブロツクを支持さ
    せ、さらにこのブロツクには該ブロツクの前進時
    に素材を掴持し、後退時に解放させるようにした
    グリツプ爪を備えしめると共に、該ブロツクと上
    記軸受箱における一方の回転軸に設けた駆動部と
    を連杆によつて連結せしめたことを特徴とする金
    属線加工機における素材供給装置。
JP16064888U 1988-12-09 1988-12-09 Expired JPH03277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16064888U JPH03277Y2 (ja) 1988-12-09 1988-12-09

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JP16064888U JPH03277Y2 (ja) 1988-12-09 1988-12-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0281736U JPH0281736U (ja) 1990-06-25
JPH03277Y2 true JPH03277Y2 (ja) 1991-01-08

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ID=31442898

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JP16064888U Expired JPH03277Y2 (ja) 1988-12-09 1988-12-09

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JPH0281736U (ja) 1990-06-25

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