JPH0327774Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327774Y2 JPH0327774Y2 JP1987086146U JP8614687U JPH0327774Y2 JP H0327774 Y2 JPH0327774 Y2 JP H0327774Y2 JP 1987086146 U JP1987086146 U JP 1987086146U JP 8614687 U JP8614687 U JP 8614687U JP H0327774 Y2 JPH0327774 Y2 JP H0327774Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rib
- suction
- vacuum
- mold
- suction cup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 13
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 5
- 230000006837 decompression Effects 0.000 claims description 5
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 3
- 101100327917 Caenorhabditis elegans chup-1 gene Proteins 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000009849 vacuum degassing Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、陶磁器の生素地成形体を真空吸着し
て型から離型するのに使用する吸着盤に関するも
のである。
て型から離型するのに使用する吸着盤に関するも
のである。
(従来の技術)
従来、陶磁器の生素地成形体を成形型から離型
するとき、吸着盤を使用して真空吸引により生素
地成形体を離型して移送していた。
するとき、吸着盤を使用して真空吸引により生素
地成形体を離型して移送していた。
すなわち、第2図において懸垂碍子21のリブ
22−1,22−2および中心突部23のそれぞ
れに、吸着盤24に設けた支持部25−1〜25
−3の弾性部材よりなる先端部26−1〜26−
3が当接するよう吸着盤24を装着した後、真空
吸引口27から吸引通路28−1,28−2を介
して真空吸引して、懸垂碍子21を吸着盤24に
より吸着し、型29から懸垂碍子21を離型して
いた。
22−1,22−2および中心突部23のそれぞ
れに、吸着盤24に設けた支持部25−1〜25
−3の弾性部材よりなる先端部26−1〜26−
3が当接するよう吸着盤24を装着した後、真空
吸引口27から吸引通路28−1,28−2を介
して真空吸引して、懸垂碍子21を吸着盤24に
より吸着し、型29から懸垂碍子21を離型して
いた。
(考案が解決しようとする問題点)
近年、例えば碍子の小型化、軽量化の要請およ
び材質の改良に伴い、例えば懸垂碍子においては
リブの薄肉化が行なわれている。この場合、上述
した従来の吸着盤を使用して生素地成形体を離型
しようとすると、真空吸引時に真空減圧部と常圧
部を仕切る位置にリブ(第2図の22−1)が変
形してしまい、正常な離型ができない欠点があつ
た。
び材質の改良に伴い、例えば懸垂碍子においては
リブの薄肉化が行なわれている。この場合、上述
した従来の吸着盤を使用して生素地成形体を離型
しようとすると、真空吸引時に真空減圧部と常圧
部を仕切る位置にリブ(第2図の22−1)が変
形してしまい、正常な離型ができない欠点があつ
た。
本考案の目的は上述した不具合を解消して、薄
肉の成形体においても真空吸引に伴う生素地成形
体の変形が生じず、常に正常な離型をすることが
できる陶磁器の生素地吸着盤を提供しようとする
ものである。
肉の成形体においても真空吸引に伴う生素地成形
体の変形が生じず、常に正常な離型をすることが
できる陶磁器の生素地吸着盤を提供しようとする
ものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の陶磁器の生素地吸着盤は、複数のリブ
部を有する懸垂碍子の生素地成形体を真空吸着し
て成形型から離型するのに使用する吸着盤におい
て、各リブ部に対応する支持部と各支持部間に設
けた吸引通路からなり、支持部先端とリブ部とを
接触させた状態で、吸引通路から真空吸引して成
形型から離型するのに使用する吸着盤であつて、
真空減圧部と常圧部とを仕切る外気圧に接する生
素地成形体のリブ部のみの側面であつて真空減圧
部側に、該リブ部の真空吸引時の変形を防止する
ための側面ガイド部材を有することを特徴とする
ものである。
部を有する懸垂碍子の生素地成形体を真空吸着し
て成形型から離型するのに使用する吸着盤におい
て、各リブ部に対応する支持部と各支持部間に設
けた吸引通路からなり、支持部先端とリブ部とを
接触させた状態で、吸引通路から真空吸引して成
形型から離型するのに使用する吸着盤であつて、
真空減圧部と常圧部とを仕切る外気圧に接する生
素地成形体のリブ部のみの側面であつて真空減圧
部側に、該リブ部の真空吸引時の変形を防止する
ための側面ガイド部材を有することを特徴とする
ものである。
(作用)
上述した構成において、変形しやすいリブ部を
側面ガイド部材により支持することにより、真空
吸着時の変形を防止することが可能となる。この
とき、側面ガイド部材は少なくとも変形しやすい
リブ部、すなわち真空減圧部と常圧部とを仕切る
位置にあるリブ部に対して側面ガイド部材を設け
ておけばよいのは、他の位置にあるリブ部は真空
減圧部内または常圧部内にあるため、圧力差によ
る変形を考慮する必要がないためである。
側面ガイド部材により支持することにより、真空
吸着時の変形を防止することが可能となる。この
とき、側面ガイド部材は少なくとも変形しやすい
リブ部、すなわち真空減圧部と常圧部とを仕切る
位置にあるリブ部に対して側面ガイド部材を設け
ておけばよいのは、他の位置にあるリブ部は真空
減圧部内または常圧部内にあるため、圧力差によ
る変形を考慮する必要がないためである。
また、側面ガイド部材のリブ部に接する面が独
立気泡よりなる弾性部材であると好ましいのは、
生素地に傷等がつきにくいためである。さらに、
側面ガイド部材に真空脱気用の吸引通路を設ける
と好ましいのは、側面ガイド部材により側面ガイ
ド部材の周囲に圧力差を生じさせないためであ
る。さらにまた、側面ガイド部材を吸引時減圧部
に存在させると好ましいのは、リブ部の変形が常
圧部から減圧部に向かつて生じやすいためであ
る。
立気泡よりなる弾性部材であると好ましいのは、
生素地に傷等がつきにくいためである。さらに、
側面ガイド部材に真空脱気用の吸引通路を設ける
と好ましいのは、側面ガイド部材により側面ガイ
ド部材の周囲に圧力差を生じさせないためであ
る。さらにまた、側面ガイド部材を吸引時減圧部
に存在させると好ましいのは、リブ部の変形が常
圧部から減圧部に向かつて生じやすいためであ
る。
(実施例)
第1図は本考案の生素地吸着盤の一実施例を示
す図である。第1図に示す実施例は、本考案を懸
垂碍子に応用した例である。本実施例では、従来
と同様吸着盤1には先端部2−1〜2−3が独立
気泡を有するゴム等の弾性部材よりなる支持部3
−1〜3−3を設けるとともに、さらに先端部2
−2と一体に側面ガイド4を支持部材として設け
ている。また、側面ガイド4のリブ支持面にはゴ
ム等の弾性部材5を設けている。さらに、側面ガ
イド4の複数箇所に側面ガイド4により減圧部内
で圧力差が生じにくいよう真空脱気用の吸引通路
6を設けている。
す図である。第1図に示す実施例は、本考案を懸
垂碍子に応用した例である。本実施例では、従来
と同様吸着盤1には先端部2−1〜2−3が独立
気泡を有するゴム等の弾性部材よりなる支持部3
−1〜3−3を設けるとともに、さらに先端部2
−2と一体に側面ガイド4を支持部材として設け
ている。また、側面ガイド4のリブ支持面にはゴ
ム等の弾性部材5を設けている。さらに、側面ガ
イド4の複数箇所に側面ガイド4により減圧部内
で圧力差が生じにくいよう真空脱気用の吸引通路
6を設けている。
上述した構成の吸着盤1により、成形型7中の
懸垂碍子8のリブ9−1,9−2および中心突部
10のそれぞれに、支持部3−1〜3−3の先端
部2−1〜2−3が当接するよう吸着盤1を装着
した後、真空吸引口11から吸引通路12−1,
12−2を介して真空吸引して、懸垂碍子8を吸
着盤1により吸着し、型7から懸垂碍子8を離型
している。
懸垂碍子8のリブ9−1,9−2および中心突部
10のそれぞれに、支持部3−1〜3−3の先端
部2−1〜2−3が当接するよう吸着盤1を装着
した後、真空吸引口11から吸引通路12−1,
12−2を介して真空吸引して、懸垂碍子8を吸
着盤1により吸着し、型7から懸垂碍子8を離型
している。
このようにして、真空減圧部と常圧部とを仕切
る位置にあるリブ9−1の変形を側面ガイド4に
より防止している。また、側面ガイド4には真空
脱気用の吸引通路6を設けているため、リブ9−
2の両側は同じ真空脱気状態にすることができ、
側面ガイド4を設けることによるリブ9−2の変
形を防止している。
る位置にあるリブ9−1の変形を側面ガイド4に
より防止している。また、側面ガイド4には真空
脱気用の吸引通路6を設けているため、リブ9−
2の両側は同じ真空脱気状態にすることができ、
側面ガイド4を設けることによるリブ9−2の変
形を防止している。
本考案は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、幾多の変形、変更が可能である。例え
ば上述した実施例では、生素地成形体として懸垂
碍子を例によつて説明したが、これに限定される
ものではなくリブに対して真空吸着するものであ
れば同様に本考案を使用できることは明らかであ
る。また、支持部材としての側面ガイドを1つの
リブに対して設置したが、すべてのリブに対して
設けてもよいことは明らかである。
ではなく、幾多の変形、変更が可能である。例え
ば上述した実施例では、生素地成形体として懸垂
碍子を例によつて説明したが、これに限定される
ものではなくリブに対して真空吸着するものであ
れば同様に本考案を使用できることは明らかであ
る。また、支持部材としての側面ガイドを1つの
リブに対して設置したが、すべてのリブに対して
設けてもよいことは明らかである。
(考案の効果)
以上詳細に説明したところから明らかなよう
に、本考案の吸着盤によれば、少なくとも真空減
圧部と常圧部とを仕切る外気圧に接する生素地成
形体のリブ部に変形防止用の側面ガイド部材を設
けたため、真空吸着による離型時におけるリブ変
形を防止することができる。
に、本考案の吸着盤によれば、少なくとも真空減
圧部と常圧部とを仕切る外気圧に接する生素地成
形体のリブ部に変形防止用の側面ガイド部材を設
けたため、真空吸着による離型時におけるリブ変
形を防止することができる。
第1図は本考案の生素地吸着盤の一実施例を示
す図、第2図は従来の生素地吸着盤の一実施例を
示す図である。 1……吸着盤、2−1〜2−3……先端部、3
−1〜3−3……支持部、4……側面ガイド、5
……弾性部材、6……吸引通路、7……成形型、
8……懸垂碍子、9−1,9−2……リブ、10
……中心突部、11……真空吸引口、12−1,
12−2……吸引通路。
す図、第2図は従来の生素地吸着盤の一実施例を
示す図である。 1……吸着盤、2−1〜2−3……先端部、3
−1〜3−3……支持部、4……側面ガイド、5
……弾性部材、6……吸引通路、7……成形型、
8……懸垂碍子、9−1,9−2……リブ、10
……中心突部、11……真空吸引口、12−1,
12−2……吸引通路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数のリブ部を有する懸垂碍子の生素地成形体
を真空吸着して成形型から離型するのに使用する
吸着盤において、 各リブ部に対応する支持部と各支持部間に設け
た吸引通路からなり、支持部先端とリブ部とを接
触させた状態で、吸引通路から真空吸引して成形
型から離型するのに使用する吸着盤であつて、真
空減圧部と常圧部とを仕切る外気圧に接する生素
地成形体のリブ部のみの側面であつて真空減圧部
側に、該リブ部の真空吸引時の変形を防止するた
めの側面ガイド部材を有することを特徴とする陶
磁器の生素地吸着盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987086146U JPH0327774Y2 (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987086146U JPH0327774Y2 (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63194706U JPS63194706U (ja) | 1988-12-15 |
JPH0327774Y2 true JPH0327774Y2 (ja) | 1991-06-17 |
Family
ID=30942190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987086146U Expired JPH0327774Y2 (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0327774Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5634445A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 | Miba Sintermetall Ag | Circular edge tool |
JPS5938006A (ja) * | 1982-08-28 | 1984-03-01 | 株式会社 石川時鉄工所 | 食器類のプレス成型装置における離型装置 |
JPS61270110A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-29 | 有限会社 ヤマロク | ローラーマシン成形における粘土製品の成形及び離型システム |
-
1987
- 1987-06-04 JP JP1987086146U patent/JPH0327774Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5634445A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-06 | Miba Sintermetall Ag | Circular edge tool |
JPS5938006A (ja) * | 1982-08-28 | 1984-03-01 | 株式会社 石川時鉄工所 | 食器類のプレス成型装置における離型装置 |
JPS61270110A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-29 | 有限会社 ヤマロク | ローラーマシン成形における粘土製品の成形及び離型システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63194706U (ja) | 1988-12-15 |
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