JPH03277456A

JPH03277456A - 生産設備の稼働管理装置

Info

Publication number: JPH03277456A
Application number: JP2078288A
Authority: JP
Inventors: Yuji Hirano; 祐二平野
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1990-03-26
Filing date: 1990-03-26
Publication date: 1991-12-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野］本発明は生産設備の稼働状態を管理する装置に関するも
のである。

〔従来の技術〕

工場内に複数存在する生産ラインの生産管理を行う場合
、管理者は、生産ラインにおける複数の工程の各工程に
おける現場の状況が把握できる生産設備の稼働状態を示
すデータ、製品の物流の状況を示すデータ等の管理デー
タを収集し、該管理データから各工程における問題点を
把握し、この問題点を解決すべくその原因を求め、問題
点解決のための適切な指示を生産ラインの各工程の現場
へ与えなければならない。特に生産設備の稼働状態を管
理することは、生産管理を実施する上で重要である。

第４図は従来の生産設備の稼働管理装置の構成を示す模
式的ブロック図である。図中１０．１０・・・は生産ラ
インに設けられた生産設備であり、該生産設備１０．１
０・・・には夫々の稼働状態（稼働、非稼働）を検出し
、この検出結果を報告する稼働状態検出装置（図示せず
）が備えられている。この稼働状態検出装置は、例えば
生産設備１０．１０・・・の入側に製品の通過を検出す
る検出器を設けておき、この検出器が所定時間内に製品
の通過を検出した場合を生産設備１０．１０・・・の稼
働状態と判断し、一方前記検出器による製品の通過の検
出時間間隔が前記所定時間を超えた場合を生産設備１０
．１０・・・の非稼働状態と判断するようになっている
。このような稼働状態の検出結果は各生産設置１０．１
０・・・から稼働信号と非稼働信号として集計用計算機
５に与えられる。さらに、各生産設備１０．１０・・・
には非稼働の場合にその要因を選択して非稼働要因信号
として集計用計算機５に与える非稼働要因選択装置１１
゜１１・・・が備えられる。この非稼働要因選択装置１
１．１１・・・には所定数に類別された各部の故障等の
非稼働要因項目を示す複数の押し釦が設けられており、
前記非稼働要因信号は作業者が非稼働状態の生産設備１
０の非稼働要因を判断し、前記押し釦を操作することに
より生成される。

集計用計算機５では各生産設備１０．１０・・・から与
えられる稼働、非稼働信号及び非稼働要因信号を生産設
備１０．１０・・・毎に集計してこの集計結果をグラフ
出力用のデータ等に加工し、この加工データを管理部門
に配設された端末袋Ｗ４へ与える。端末装置４では与え
られた加工データを画像表示又は印刷表示する。

管理者は、このように端末装置４に表示されたデータに
て生産設備１０．１０・・・の稼働状態を把握し、二の
稼働状態のデータを生産管理に反映させていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上述の如き従来の生産設備の稼働状態管
理においては、非稼働要因の入力は作業者が非稼働要因
を判断して入力するようになっているため、非稼働要因
の誤判断、誤入力が生じ易く、稼働管理を確実に行えな
い戊があり、また、非稼働要因の判断及び入力に人手を
要するという問題があった。

本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、自動
的に生産設備の所定の状態の始まり及び終わりとその間
における生産設備の非稼働の要因の検出を行ってこれら
の検出結果を集計することにより、正確に非稼働要因を
把握して稼働状態を確実に管理することが可能であり、
稼働管理の省力化を図る生産設備の稼働管理装置を提供
することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る生産設備の稼働管理装置は、生産設備の所
定の状態の始まり及びその状態の終わりを検出すると共
にその間の非稼働要因を検出し、これらの検出結果を時
系列的に集計し、生産管理のための管理指標を作成でき
るように構成してあり、この集計結果に基づいて設備の
稼働の現状とその稼働状態の履歴とを把握し生産設備の
稼働管理に反映できるようにしである。

〔作用〕

本発明にあっては、生産設備の所定状態の始まり及びそ
の状態の終わりとその間の非稼働の要因とを自動的に検
出するので、非稼働状態が検出された場合には即座にそ
の非稼働の要因が把握できるようになり、また、これら
の検出結果は時系列的に集計されるので、この集計結果
に基づいて生産設備の長期的な稼働履歴を把握すること
が可能であって、前記集計結果から作成される生産管理
の管理指標が生産設備の稼働管理に反映できる。

〔実施例〕

以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて具体的に
説明する。第１図は本発明に係る生産設備の稼働管理装
置の構成を示すブロック図である。

図中１０．１０・・・は生産ラインに配設され所定の生
産処理を行う生産設備であって、該生産設備１０．１０
・・・は所定数のブロック１．１・・・にブロック分け
され、ブロック集計管理計算機２，２・・・にて夫に管
理される。前記生産設備１０．１０・・・には、夫々そ
の生産処理内容に応じて設備の稼働に関する各種状態の
開始時及び終了時（生産処理開始、生産処理終了、故障
発生、故障回復、保全・段取り替え開始、保全・段取り
替え終了）と、生産設備１０．１０・・・が故障した場
合の故障要因とを検出するための稼働状態検出部１０１
が設けられている。

この稼働状態検出部１０１は、次に述べる検出器群と演
算器（共に図示せず）とよりなる、前記検出器群は夫々
の生産設備１０．１０・・・の各部に設けられ製品の通
過を検出する製品通過検出器（図示せず）、生産設備１
０．１０・・・の各部に設けられ各部の温度を検出する
温度検出器（図示せず）、生産設備１０．１０・・・内
の光学的装置の光照射状態を検出する光検出器（図示せ
ず）等の各種検出器よりなるものである。また、前記演
算器は、前記検出器群の検出結果と生産膜＠１０．１０
・・・の前述のような各種状態の開始時、終了時との相
関関係及び検出器群の検出結果と多数の故障要因との相
関関係が予め記憶され、このような相関関係に基づき前
記検出結果と設備の各種状態の開始時及び終了時との照
合演算及び、前記検出結果と前記故障要因との照合演算
を行う小型計算機よりなるものである。

前記稼働状態検出部１０１は前記検出器群で生産設備１
０．１０・・・の主要部の各種状態を検出し、前記照合
演算結果に基づいてその生産設備１０の各種状態の開始
時及び終了時と、故障時における故障要因とを決定する
。そして決定された各種状態の開始時及び終了時を示す
情報をブロック集計管理計算機２．２・・・へ与え、故
障時には前記情報に故障要因を示す情報を加えた情報を
ブロック集計管理計算機２．２・・・へ与える。

また、ブロック集計管理計算機２．２・・・には、ブロ
ック管理用端末機２１．２１・・・が夫々備えられてお
り、各ブロック１，１・・・内の生産膜＠１０．１０・
・・が定期保全作業中又は段取り替え中である場合は、
このブロック管理用端末機２１からその状態をブロック
集計管理計算機２．２・−・へ人力できるようになって
いる。そしてブロック集計管理計算機２゜２・・・は、
該当するブロック１の生産設備１０．１０・・・の夫々
の稼働状態検出部１０１から与えられる情報とブロック
管理用端末機２１から与えられる情報とを纏めて生産管
理用計算機３へ与えるようになっている。

次にこのように構成された稼働管理装置を用いて稼働状
態を管理する方法について第２図及び第３図を用いて説
明する。第２図は稼働管理を行う手順を示すフローチャ
ート、第３図はデータの集計方式を示す説明図である。

まず、第２図に示される如く稼働状態検出部１０１によ
り生産設備１０．１０・・・の各種状態の開始時及び終
了時（生産処理開始、生産処理終了、故障発生故障終了
、故障要因、保全・段取り替え開始、保全・段取り替え
終了）が検出され（ステップ１）、その検出データと時
刻とが各ブロックのブロック集計管理計算機２．２・・
・へ計上される（ステップ２）。このように計上された
検出データは、ブロック集計管理計算機２．２・・・の
記憶部に時系列的に集計され、記憶される。

次に各ブロック集計管理計算機２．２・・・では、第３
図に示される如くブロック集計管理計算機２゜２・・・
に与えられた各種検出データ２ａに基づき、時系列情報
グラフ２ｂに示される如く所定期間（例えば１日）中の
各生産設備１０．１０・・・の稼働状態を稼働中Ａ、故
障中Ｂ、保全・段取り替え中Ｃ及び処理待ち中りに類別
する演算処理を行う。

この演算処理においては、生産処理の処理開始時刻から
処理終了時刻までを稼働中Ａとする。但し、処理開始か
ら処理終了までの間に生産設備１０が故障した場合は、
その故障中Ｂの時間を除くこととする。この故障中Ｂは
故障発生時刻から故障終了時刻までの間とし、また、保
全・段取り替え開始時刻から保全・段取り替え終了時刻
までの間を保全・段取り替え中Ｃとする。さらに前述し
た稼働中Ａ、故障中日及び保全・段取り替え中Ｃ以外の
時間を処理待ち中りとする。

このようにブロック集計管理計算機２．２・・・では生
産設置１０．１０・・・毎に所定期間中の各状態の検出
データを時系列的に並べる処理を行うと共に、稼働状態
の類別演算処理を行って所定期間中の各生産設備１０．
１０・・・の稼働状態を稼働中Ａ、故障中Ｂ、保全・段
取り替え中Ｃ及び処理待ち中りに類別する等の検出デー
タの編集処理を行う（ステップ３）。

次に、このようにブロック管理用端末機２１．２１・・
・における生産設備１０．１０・・・毎の検出データの
編集処理結果の全てを生産管理用計算機３にて集計する
（ステップ４）。そして、集計された生産設備１０．１
０・・・毎の前記編集処理結果に基づき、住産管理用計
算Ｉ１３において各生産設備１０．１０・・・の稼働率
を表すグラフ又は−覧表、故障率を表すグラフ又は−覧
表、故障要因バレート図（所定期間中に発生した故障の
故障要因を、発生頻度が高いものから順に並べたグラフ
及び停止時間が長い要因顧に並べたグラフ）等の生産管
理の管理分析指標となるものを作成しくステップ５）、
さらに低稼働率の生産設備及び高故障率の生産設備を抽
出して端末装置４に表示する（ステップ６）。

そして、管理者は抽出された低稼働率の生産設備１０及
び高故障率の生産設備１０に対して低稼働率及び高故障
率の要因を分析しくステップ７）、その改善事項の指摘
を行う（ステップ８）。

前述した如く本発明では、生産設備１０．１０・・・の
稼働状態の検出データが自動的にブロック集計管理計算
機２．２・・・及び生産管理用計算機３に与えられ、こ
の検出データが自動的に編集できるため、生産設備１０
．１０・・・の稼働状態が短時間で把握できるようにな
っている。

〔発明の効果〕

本発明は以上の如きものであり、生産設備の所定状態の
始まり及びその終わりとその間の非稼働の要因とを検出
し、これらの結果が集計されるため、正確に非稼働の要
因を把握することが可能であり、さらに稼働管理の省力
化が実現できる等本発明は優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る生産設備の稼働管理装置の構成を
示すブロック図、第２図はその稼働管理を行う手順を示
すフローチャート、第３図はデータの集計方式を示す説
明図、第４図は従来装置の構成を示すブロック図である
。２・・・ブロック集計管理計算機　　３・・・生産管理
用計算機　　１０・・・生産設備　　１０１・・・稼働
状態検出部なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）生産設備の所定の状態の始まり及びその終わりを
検出する手段と、その間における前記生産設備の非稼働の要因を検出する手段と、これらの手段の検出結果を時系列的に集計して、生産管理の管理指標を作成する手段とを具備する
ことを特徴とする生産設備の稼働管理装置。