JPH0327724Y2 - - Google Patents
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- JPH0327724Y2 JPH0327724Y2 JP7527684U JP7527684U JPH0327724Y2 JP H0327724 Y2 JPH0327724 Y2 JP H0327724Y2 JP 7527684 U JP7527684 U JP 7527684U JP 7527684 U JP7527684 U JP 7527684U JP H0327724 Y2 JPH0327724 Y2 JP H0327724Y2
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Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈考案の技術分野〉
本考案は半田付作業に用いられるピンセツトの
改良に関し、更に詳細には半田の使用を容易に行
なえるように改良された半田付作業用ピンセツト
に関するものである。
改良に関し、更に詳細には半田の使用を容易に行
なえるように改良された半田付作業用ピンセツト
に関するものである。
〈考案の技術的背景とその問題点〉
従来のピンセツトによつて、チツプコンデンサ
等の小物を挾んでLSI等に半田付作業を行なう場
合、次のような作業工程によつて行なつている。
即ち、先ず始めに左手で半田を持つと共に、右手
に半田鏝を持つて、半田付をする箇所に半田を持
つていつて、半田鏝を当てて半田を少量付ける。
その後に半田を左手から離してピンセツトに持ち
換え、半田付する小物をピンセツトで挾んで、半
田付する箇所へ持つていき、先に付けた半田を溶
かして、半田付する小物を仮付けする。次にピン
セツトを左手から離して半田に持ち換え、半田を
半田付を行なう箇所へ持つていき、半田を所定量
付ける等の作業工程を要し、左手は半田とピンセ
ツトを交互に持ち換えて作業を行なう必要があつ
た。
等の小物を挾んでLSI等に半田付作業を行なう場
合、次のような作業工程によつて行なつている。
即ち、先ず始めに左手で半田を持つと共に、右手
に半田鏝を持つて、半田付をする箇所に半田を持
つていつて、半田鏝を当てて半田を少量付ける。
その後に半田を左手から離してピンセツトに持ち
換え、半田付する小物をピンセツトで挾んで、半
田付する箇所へ持つていき、先に付けた半田を溶
かして、半田付する小物を仮付けする。次にピン
セツトを左手から離して半田に持ち換え、半田を
半田付を行なう箇所へ持つていき、半田を所定量
付ける等の作業工程を要し、左手は半田とピンセ
ツトを交互に持ち換えて作業を行なう必要があつ
た。
従つて、従来のピンセツトを用いた小物の半田
付作業においては、半田とピンセツトをいちいち
持ち換える手間を要し、作業能率が向上せず、し
かも作業者が疲れるという問題点があつた。
付作業においては、半田とピンセツトをいちいち
持ち換える手間を要し、作業能率が向上せず、し
かも作業者が疲れるという問題点があつた。
本考案者等は上記諸点に鑑み、半田とピンセツ
トとをいちいち持ち換えることを無くして連続的
作業を可能にして半田付作業の能率を良くし、更
には作業者の疲れを少なくするようにした半田付
作業用ピンセツトを先に実用新案登録願「半田付
作業用ピンセツト」(昭和59年5月9日出願)と
して提案している。
トとをいちいち持ち換えることを無くして連続的
作業を可能にして半田付作業の能率を良くし、更
には作業者の疲れを少なくするようにした半田付
作業用ピンセツトを先に実用新案登録願「半田付
作業用ピンセツト」(昭和59年5月9日出願)と
して提案している。
先に本考案者等が提案した半田付作業用ピンセ
ツトはピンセツト本体と、このピンセツト本体の
外側片面に付設された糸半田を通すガイドパイプ
と、上記のピンセツト本体の他方片側外部の中央
部近傍に付設された把手部材とを備えるように構
成されており、このような構成により、ピンセツ
トと半田の使用を容易にしたものである。
ツトはピンセツト本体と、このピンセツト本体の
外側片面に付設された糸半田を通すガイドパイプ
と、上記のピンセツト本体の他方片側外部の中央
部近傍に付設された把手部材とを備えるように構
成されており、このような構成により、ピンセツ
トと半田の使用を容易にしたものである。
〈考案の目的〉
本考案は、先の本考案者等が提案した半田付作
業用ピンセツトに更に改良を加えて、半田の取扱
い工程を容易にした半田付作業用ピンセツトを提
供することを目的とし、この目的を達成するた
め、本考案の半田付作業用ピンセツトはピンセツ
ト本体と、このピンセツト本体の外側片面に付設
された糸半田を通すガイドパイプと、上記のピン
セツト本体の他方片側外部の中央部近傍に付設さ
れた把手部材と、上記のピンセツト本体に設けら
れた上記の糸半田を送るためのモータと、このモ
ータを駆動制御するためのスイツチ部材とを備え
るように構成されており、このような構成によ
り、ピンセツトと半田の使用を容易にした半田付
作業用ピンセツトが提供される。
業用ピンセツトに更に改良を加えて、半田の取扱
い工程を容易にした半田付作業用ピンセツトを提
供することを目的とし、この目的を達成するた
め、本考案の半田付作業用ピンセツトはピンセツ
ト本体と、このピンセツト本体の外側片面に付設
された糸半田を通すガイドパイプと、上記のピン
セツト本体の他方片側外部の中央部近傍に付設さ
れた把手部材と、上記のピンセツト本体に設けら
れた上記の糸半田を送るためのモータと、このモ
ータを駆動制御するためのスイツチ部材とを備え
るように構成されており、このような構成によ
り、ピンセツトと半田の使用を容易にした半田付
作業用ピンセツトが提供される。
〈考案の実施例〉
以下、図面を参照して本考案の一実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本考案の一実施例の外観を示す斜視図
であり、第2図は第1図におけるA方向から見た
側面図である。
であり、第2図は第1図におけるA方向から見た
側面図である。
第1図及び第2図において、1は例えばステン
レス鋼等の弾性を有する金属で形成されたピンセ
ツト本体であり、該ピンセツト本体1の一方の片
面外側(本体上部)1Aの先端部及び後部には、
それぞれ糸半田の挿通の可能な例えば硬質塩化ビ
ニール等より成るガイドパイプ2A及び2Bがシ
アノアクリレート系等の接着剤で片面外側1Aの
ほぼ幅方向中心部に固着されている。
レス鋼等の弾性を有する金属で形成されたピンセ
ツト本体であり、該ピンセツト本体1の一方の片
面外側(本体上部)1Aの先端部及び後部には、
それぞれ糸半田の挿通の可能な例えば硬質塩化ビ
ニール等より成るガイドパイプ2A及び2Bがシ
アノアクリレート系等の接着剤で片面外側1Aの
ほぼ幅方向中心部に固着されている。
3は把手部材であり、該把手部材3はピンセツ
ト本体1の他方の片面外側(本体下部)1Bの中
央よりやや後部にシアノアクリレート系等の接着
剤によつて固着されている。この把手部材3の材
質は、木または硬質塩化ビニール等によつて構成
されており、また手で持ちやすいように角部はア
ールが取られている。
ト本体1の他方の片面外側(本体下部)1Bの中
央よりやや後部にシアノアクリレート系等の接着
剤によつて固着されている。この把手部材3の材
質は、木または硬質塩化ビニール等によつて構成
されており、また手で持ちやすいように角部はア
ールが取られている。
4は糸半田であり、該糸半田4はガイドパイプ
2A及び2Bの孔の中を通されており、その一端
4Aがピンセツト本体1の先端附近に位置してお
り、また糸半田4の他方の片側4Bの先は半田巻
き(図示せず)に繋がつている。
2A及び2Bの孔の中を通されており、その一端
4Aがピンセツト本体1の先端附近に位置してお
り、また糸半田4の他方の片側4Bの先は半田巻
き(図示せず)に繋がつている。
5はマイクロモータであり、該マイクロモータ
5の把手部材3の上部に固定バンド6によつて固
定されている。なお、6Aは固定バンド6を把手
部材3に固定するビスである。5Aはこのマイク
ロモータ5の軸であり、該モータ軸5Aの外周に
は、ゴムまたは軟質ビニール等より成るローラ状
の糸半田押しキヤツプ5Bが圧入されており、軸
5Aと共に矢印の方向に回転するように構成され
ている。なお、モータ軸5Aは糸半田4に対して
ほぼ直角になるように配設されており、糸半田押
しキヤツプ5Bによつて糸半田4のX部を押し、
マイクロモータ5の回転によつて糸半田4をピン
セツト先端部へ送り出すように構成されている。
5の把手部材3の上部に固定バンド6によつて固
定されている。なお、6Aは固定バンド6を把手
部材3に固定するビスである。5Aはこのマイク
ロモータ5の軸であり、該モータ軸5Aの外周に
は、ゴムまたは軟質ビニール等より成るローラ状
の糸半田押しキヤツプ5Bが圧入されており、軸
5Aと共に矢印の方向に回転するように構成され
ている。なお、モータ軸5Aは糸半田4に対して
ほぼ直角になるように配設されており、糸半田押
しキヤツプ5Bによつて糸半田4のX部を押し、
マイクロモータ5の回転によつて糸半田4をピン
セツト先端部へ送り出すように構成されている。
7はピンセツト本体1の下部1Bの内側にシア
ノアクリレート系等の接着剤で固定されたマイク
ロスイツチであり、該マイクロスイツチ7はピン
セツト本体1の先端部を閉じることによつてボタ
ン7Aが押されてオンとなり、更に次にピンセツ
ト本体1の先端部を閉じることによつてボタン7
Aが押されてオフとなる如く、ピンセツト本体1
の閉じる動作によつて交互にオン・オフ動作を行
なつてマイクロモータ5の回転停止を制御するよ
うに構成されている。
ノアクリレート系等の接着剤で固定されたマイク
ロスイツチであり、該マイクロスイツチ7はピン
セツト本体1の先端部を閉じることによつてボタ
ン7Aが押されてオンとなり、更に次にピンセツ
ト本体1の先端部を閉じることによつてボタン7
Aが押されてオフとなる如く、ピンセツト本体1
の閉じる動作によつて交互にオン・オフ動作を行
なつてマイクロモータ5の回転停止を制御するよ
うに構成されている。
なお、上記マイクロモータ5は減速された低回
転のものが用いられている。
転のものが用いられている。
第3図は上記第1図及び第2図に示した本考案
の一実施例を把手部材3側から見た平面図であ
り、把手部材3がピンセツト本体1の他方の片面
外側(本体下部)1Bに略直角方向に固着されて
いる状態を示している。
の一実施例を把手部材3側から見た平面図であ
り、把手部材3がピンセツト本体1の他方の片面
外側(本体下部)1Bに略直角方向に固着されて
いる状態を示している。
第4図は本考案の他の実施例の側面図であり、
第2図と同一部分は同一符号で示している。
第2図と同一部分は同一符号で示している。
第4図においては、ピンセツト本体1の上部1
A及び下部1Bの内側には各々バネガイド8,
8′が固着され、このバネガイド8,8′間に圧縮
バネ9が設けられて、ピンセツト本体1の上部1
Aと下部1Bを外側に押してピンセツト先端の間
隔Hを保つように構成されている。
A及び下部1Bの内側には各々バネガイド8,
8′が固着され、このバネガイド8,8′間に圧縮
バネ9が設けられて、ピンセツト本体1の上部1
Aと下部1Bを外側に押してピンセツト先端の間
隔Hを保つように構成されている。
このような構成により糸半田4のX部にかかる
糸半田押しキヤツプ5Bによる押し圧が常に適当
な圧力(均一圧力)になるように成されている。
糸半田押しキヤツプ5Bによる押し圧が常に適当
な圧力(均一圧力)になるように成されている。
第5図は本考案実施例における電気回路図であ
り、マイクロモータ5を、マイクロスイツチ7の
オン・オフ動作によつて回転制御するように構成
されており、スイツチ7は上記の如く、ボタン7
Aを一回押すとオンになり、次にボタン7Aを押
すとオフになる。即ち交互にオン・オフになるよ
うに構成されている。
り、マイクロモータ5を、マイクロスイツチ7の
オン・オフ動作によつて回転制御するように構成
されており、スイツチ7は上記の如く、ボタン7
Aを一回押すとオンになり、次にボタン7Aを押
すとオフになる。即ち交互にオン・オフになるよ
うに構成されている。
なお、10は電池等の電源である。
第6図は大規模集積回路LSIの平面図であり、
今、このLSI11の端子11Aと11Bの間及び
端子11Cと11Dの間にチツプコンデンサ12
を半田付けする場合を例にして上記した本考案に
係るピンセツトを用いた半田付動作を説明する。
今、このLSI11の端子11Aと11Bの間及び
端子11Cと11Dの間にチツプコンデンサ12
を半田付けする場合を例にして上記した本考案に
係るピンセツトを用いた半田付動作を説明する。
第7図a乃至dは半田付手順を説明するための
図である。
図である。
次に、上記第7図a乃至dを参照して半田付け
の作業動作を説明すると、まず予熱板にチツプコ
ンデンサ12を載せて予熱する(図示せず)。次
にLSI11を治具にセツトする(図示せず)。次
に左手に糸半田4の通つている本考案に係るピン
セツト本体1の把手部材3を持ち、右手に加熱さ
れた半田鏝13を持つて半田付けをするISI11
の端子11Aまたは11Cの上部に半田メツキ1
4をする(第7図a参照)。次にピンセツト本体
1の先端部にて予熱板の上に載つているチツプコ
ンデンサ12を挾んでLSI11の端子11A,1
1Bの半田付けする所定の位置に持つていき、半
田鏝13を当ててチツプコンデンサ12の仮止め
15を行なう(第7図b参照)。次にチツプコン
デンサ12の仮止めした位置とは反対側のパツド
の半田付け16を行ない(第7図c参照)、次い
でチツプコンデンサ12の仮止め側のパツドの半
田付け17を行なつて(第7図d参照)、一連の
半田付け動作を終了する。
の作業動作を説明すると、まず予熱板にチツプコ
ンデンサ12を載せて予熱する(図示せず)。次
にLSI11を治具にセツトする(図示せず)。次
に左手に糸半田4の通つている本考案に係るピン
セツト本体1の把手部材3を持ち、右手に加熱さ
れた半田鏝13を持つて半田付けをするISI11
の端子11Aまたは11Cの上部に半田メツキ1
4をする(第7図a参照)。次にピンセツト本体
1の先端部にて予熱板の上に載つているチツプコ
ンデンサ12を挾んでLSI11の端子11A,1
1Bの半田付けする所定の位置に持つていき、半
田鏝13を当ててチツプコンデンサ12の仮止め
15を行なう(第7図b参照)。次にチツプコン
デンサ12の仮止めした位置とは反対側のパツド
の半田付け16を行ない(第7図c参照)、次い
でチツプコンデンサ12の仮止め側のパツドの半
田付け17を行なつて(第7図d参照)、一連の
半田付け動作を終了する。
尚、本考案に係るピンセツト1の使い方は、把
手部材3を左手の手の平に置いて、小指、薬指、
中指の3本の指で把手部材3を握り、チツプコン
デンサ12等の小物を親指と人差し指を操作して
挾む。
手部材3を左手の手の平に置いて、小指、薬指、
中指の3本の指で把手部材3を握り、チツプコン
デンサ12等の小物を親指と人差し指を操作して
挾む。
そして、ピンセツト本体上部1A、下部1Bを
閉じてマイクロスイツチ7をオンにしてモータ5
を駆動し、ピンセツト本体上部1A、下部1Bを
開くことにより回転している糸半田押しキヤツプ
5Bによつて第2図に示す糸半田4のX部を矢印
方向に押してピンセツトの先端部へ比較的微速度
で糸半田4を送り出すように操作するものであ
る。
閉じてマイクロスイツチ7をオンにしてモータ5
を駆動し、ピンセツト本体上部1A、下部1Bを
開くことにより回転している糸半田押しキヤツプ
5Bによつて第2図に示す糸半田4のX部を矢印
方向に押してピンセツトの先端部へ比較的微速度
で糸半田4を送り出すように操作するものであ
る。
また糸半田4の送り出しを止める場合には、再
びピンセツト本体1A,下部1Bを閉じてマイク
ロスイツチ7をオフにすればマイクロモータ5の
駆動が停止して、糸半田4の送り出しが停止され
る。
びピンセツト本体1A,下部1Bを閉じてマイク
ロスイツチ7をオフにすればマイクロモータ5の
駆動が停止して、糸半田4の送り出しが停止され
る。
本考案に係るピンセツトを使用した場合と、従
来のピンセツトを使用した場合の半田付作業工程
を比較すると次の通りである。
来のピンセツトを使用した場合の半田付作業工程
を比較すると次の通りである。
従来のピンセツトを使用した場合
左手に糸半田4を持つてLSI11の端子11
Aに半田メツキをする。
Aに半田メツキをする。
左手の糸半田4をピンセツトに持ち換えてチ
ツプコンデンサ12を仮止めする。
ツプコンデンサ12を仮止めする。
左手のピンセツトを糸半田4に持ち換えてチ
ツプコンデンサ12の片側を半田付けし、次い
でチツプコンデンサ12の反対側を半田付けす
る。
ツプコンデンサ12の片側を半田付けし、次い
でチツプコンデンサ12の反対側を半田付けす
る。
一方、本考案に係るピンセツトを使用した場合
ピンセツト1を左手に持つてLSI11の端子1
1Aに半田メツキする。次にそのまま左手に持つ
たピンセツト1でチツプコンデンサ12を挾んで
仮止めし、ピンセツト1の閉じる動作でマイクロ
モータ5を駆動して、糸半田押しキヤツプ5Bで
糸半田4を送つてチツプコンデンサ12の片側を
半田付けし、次にチツプコンデンサ12の反対側
を半田付けする。
ピンセツト1を左手に持つてLSI11の端子1
1Aに半田メツキする。次にそのまま左手に持つ
たピンセツト1でチツプコンデンサ12を挾んで
仮止めし、ピンセツト1の閉じる動作でマイクロ
モータ5を駆動して、糸半田押しキヤツプ5Bで
糸半田4を送つてチツプコンデンサ12の片側を
半田付けし、次にチツプコンデンサ12の反対側
を半田付けする。
このように本考案に係るピンセツト1を使用し
た場合には、従来のピンセツトを使用した場合の
及びのピンセツト及び糸半田への持ち換えの
工程を無くなることになり、また、本考案者等が
先に提案したマイクロモータ5による糸半田4の
送り機構を備えていない手動式による糸半田4の
送りの可能なピンセツトに比しても、糸半田4の
親指等による送り操作を必要とせず、親指等の疲
労が無くなる。
た場合には、従来のピンセツトを使用した場合の
及びのピンセツト及び糸半田への持ち換えの
工程を無くなることになり、また、本考案者等が
先に提案したマイクロモータ5による糸半田4の
送り機構を備えていない手動式による糸半田4の
送りの可能なピンセツトに比しても、糸半田4の
親指等による送り操作を必要とせず、親指等の疲
労が無くなる。
従来のピンセツトを用いてLSI11にチツプコ
ンデンサ12を半田付けする作業を行なつていた
場合、1時間当りチツプコンデンサ12を180個
しか半田付け出来なかつたが、本考案に係るピン
セツト1を用いて、LSI11にチツプコンデンサ
12を半田付けする作業を行なつた場合には、1
時間当り390個のチツプコンデンサ12を半田付
けすることが可能となり、約1.9倍の能率を向上
させることが出来る。
ンデンサ12を半田付けする作業を行なつていた
場合、1時間当りチツプコンデンサ12を180個
しか半田付け出来なかつたが、本考案に係るピン
セツト1を用いて、LSI11にチツプコンデンサ
12を半田付けする作業を行なつた場合には、1
時間当り390個のチツプコンデンサ12を半田付
けすることが可能となり、約1.9倍の能率を向上
させることが出来る。
また、本考案者等が先に提案した手動で糸半田
を送り出すようにしたピンセツトを用いた場合、
1時間当のチツプコンデンサ12の半田付け可能
個数が350個であつたことと比較しても約11.4%
の能率向上を達成することが出来る。
を送り出すようにしたピンセツトを用いた場合、
1時間当のチツプコンデンサ12の半田付け可能
個数が350個であつたことと比較しても約11.4%
の能率向上を達成することが出来る。
なお、上記した本考案に係るピンセツトにおい
て、ピンセツト本体1A,1Bの先端部内側に段
部を形成して、チツプコンデンサ12等の小物部
品を挾み易くしても良いことは言うまでもない。
て、ピンセツト本体1A,1Bの先端部内側に段
部を形成して、チツプコンデンサ12等の小物部
品を挾み易くしても良いことは言うまでもない。
〈考案の効果〉
以上のように、本考案はピンセツト本体の片側
外部に糸半田を通すガイドパイプを設けると共
に、本体の他方片側外部に把手部材を設け、更に
ピンセツト本体に糸半田を送り出すモータを設け
ることによつて、小物の半田付作業を行なう場
合、従来のピンセツトを用いた場合のようなピン
セツトと糸半田の持ち換え作業を省くことが出
来、また糸半田を親指等で送り出す必要がなく、
自動的に送り出されるため、作業能率を著るしく
向上させると共に作業者の疲労を少なくすること
が可能となり、その実用的効果は極めて大とな
る。
外部に糸半田を通すガイドパイプを設けると共
に、本体の他方片側外部に把手部材を設け、更に
ピンセツト本体に糸半田を送り出すモータを設け
ることによつて、小物の半田付作業を行なう場
合、従来のピンセツトを用いた場合のようなピン
セツトと糸半田の持ち換え作業を省くことが出
来、また糸半田を親指等で送り出す必要がなく、
自動的に送り出されるため、作業能率を著るしく
向上させると共に作業者の疲労を少なくすること
が可能となり、その実用的効果は極めて大とな
る。
第1図は本考案の一実施例の構成を示す外観斜
視図、第2図は第1図におけるA方向から見た側
面図、第3図は第1図及び第2図に示した本考案
の一実施例を把手部材側から見た場合の平面図、
第4図は本考案の他の実施例の側面図、第5図は
本考案実施例における電気回路図、第6図は半田
付対象物の一例としてのLSI及びチツプコンデン
サの平面図、第7図a乃至dは半田付手順を説明
するための図である。 1…ピンセツト本体、1A…本体上部(片側)、
1B…本体下部(他方片側)、2A,2B…ガイ
ドパイプ、3…把手部材、4…糸半田、5…マイ
クロモータ、5A…モータ軸、5B…糸半田押し
キヤツプ、7…マイクロスイツチ。
視図、第2図は第1図におけるA方向から見た側
面図、第3図は第1図及び第2図に示した本考案
の一実施例を把手部材側から見た場合の平面図、
第4図は本考案の他の実施例の側面図、第5図は
本考案実施例における電気回路図、第6図は半田
付対象物の一例としてのLSI及びチツプコンデン
サの平面図、第7図a乃至dは半田付手順を説明
するための図である。 1…ピンセツト本体、1A…本体上部(片側)、
1B…本体下部(他方片側)、2A,2B…ガイ
ドパイプ、3…把手部材、4…糸半田、5…マイ
クロモータ、5A…モータ軸、5B…糸半田押し
キヤツプ、7…マイクロスイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ピンセツト本体と、 該ピンセツト本体の外側片面に付設された糸
半田を通すガイドパイプと、 上記ピンセツト本体の他方片側外部の中央部
近傍に付設された把手部材と、 上記ピンセツト本体に設けられた上記糸半田
を送るためのモータと、 該モータを駆動制御するためのスイツチ部材
と、 を備えたことを特徴とする半田付作業用ピンセ
ツト。 2 前記ガイドパイプを前記ピンセツト本体の外
側片面の先端部及び後部にそれぞれ付設せしめ
るように成したことを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載の半田付作業用ピンセツ
ト。 3 前記糸半田送り用のモータを前記把手部材の
上部に設けて成ることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の半田付作業用ピンセ
ツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7527684U JPS60186967U (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | 半田付作業用ピンセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7527684U JPS60186967U (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | 半田付作業用ピンセツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60186967U JPS60186967U (ja) | 1985-12-11 |
JPH0327724Y2 true JPH0327724Y2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=30616345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7527684U Granted JPS60186967U (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | 半田付作業用ピンセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60186967U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5943508B2 (ja) * | 2012-03-23 | 2016-07-05 | 豊司 米田 | ハンダ供給機構付きピンセット |
CN109108454B (zh) * | 2018-08-22 | 2021-06-08 | 宁波指南针软件有限公司 | 一种镊子自动装配机构 |
-
1984
- 1984-05-22 JP JP7527684U patent/JPS60186967U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60186967U (ja) | 1985-12-11 |
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