JPH03277170A - オーディオ用電源平滑装置 - Google Patents
オーディオ用電源平滑装置Info
- Publication number
- JPH03277170A JPH03277170A JP7827090A JP7827090A JPH03277170A JP H03277170 A JPH03277170 A JP H03277170A JP 7827090 A JP7827090 A JP 7827090A JP 7827090 A JP7827090 A JP 7827090A JP H03277170 A JPH03277170 A JP H03277170A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- electrode foils
- capacitor elements
- capacitor
- supply smoothing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 41
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- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Rectifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、特にオーディオ用に適切な電源平滑装置に関
するものである。
するものである。
従来の技術
グランドに対し±2極の直流電圧を発注する゛2電源平
滑装置の基本回路は第3図のように交流電源13からト
ランス14および整流器15を経て、+側平滑用コンデ
ンサ16と一側平滑用コンデンサ17で整流平滑される
ように構成されている。これらのコンデンサは一般には
アルミ電解コンデンサが用いられている。
滑装置の基本回路は第3図のように交流電源13からト
ランス14および整流器15を経て、+側平滑用コンデ
ンサ16と一側平滑用コンデンサ17で整流平滑される
ように構成されている。これらのコンデンサは一般には
アルミ電解コンデンサが用いられている。
アルミ電解コンデンサは第5図のように陽極用電極箔1
と陰極用電極箔2に各々引出リード3.4を加締などに
より接続し、電解紙などのセパレータ5を介して巻回し
、コンデンサ素子6を形成し、これに電解液を含有し、
有底円筒ケース7に収納し、第6図のように密閉されて
いる。10は該ケースの開口部に嵌合して巻締め密封さ
れた封口板、11は該封口板にリベット12で固着され
た端子で、引出リード3はリベット12と接続されてい
る。
と陰極用電極箔2に各々引出リード3.4を加締などに
より接続し、電解紙などのセパレータ5を介して巻回し
、コンデンサ素子6を形成し、これに電解液を含有し、
有底円筒ケース7に収納し、第6図のように密閉されて
いる。10は該ケースの開口部に嵌合して巻締め密封さ
れた封口板、11は該封口板にリベット12で固着され
た端子で、引出リード3はリベット12と接続されてい
る。
発明が解決しようとする課題
上述のように製造されたアルミ電解コンデンサに大電流
、高周波電流が流れると引出リードから電極箔端に向か
って、電流が流れ磁束を発生する。
、高周波電流が流れると引出リードから電極箔端に向か
って、電流が流れ磁束を発生する。
この電流は電解液を通って対極の電極箔を通り引出リー
ドに戻る。
ドに戻る。
当然戻る際にも磁束を発生しており、発生する向きは行
きと戻りで正反対となり、キャンセルされる方向となる
。
きと戻りで正反対となり、キャンセルされる方向となる
。
しかし、通常陽極用電極箔と陰極用電極箔とでは、厚み
・純度・エツチングによる表面積が異なり、電気抵抗や
インダクタンスに影響し、発生する磁束の量が異なる。
・純度・エツチングによる表面積が異なり、電気抵抗や
インダクタンスに影響し、発生する磁束の量が異なる。
このため、アルミ電解コンデンサからは、漏洩磁束が端
子、ケース間に発生している。また通常のコンデンサで
は、引出リードを箔の長さの略中夫に接続する構造が直
列抵抗が最少となり、高周波インピーダンス上も良いと
言われているが、磁束を十分削減できるに至っていない
。
子、ケース間に発生している。また通常のコンデンサで
は、引出リードを箔の長さの略中夫に接続する構造が直
列抵抗が最少となり、高周波インピーダンス上も良いと
言われているが、磁束を十分削減できるに至っていない
。
この部分から発生する磁束は、特にオーディオ機器に使
用される±2極の直流電圧を発生する電源の平滑用にお
いては、+側コンデンサから一側コンデンサに、また−
側コンデンサから+側コンデンサに入り起電力を発生さ
せ、直流電圧が歪み、音質に影響を及ぼすと言われてい
る。
用される±2極の直流電圧を発生する電源の平滑用にお
いては、+側コンデンサから一側コンデンサに、また−
側コンデンサから+側コンデンサに入り起電力を発生さ
せ、直流電圧が歪み、音質に影響を及ぼすと言われてい
る。
このため、十−電源の平滑用コンデンサでは2個のコン
デンサの距離を離したり、コンデンサ自体では磁束低減
のために引出リードを増やすなどの方法がとられている
が、取付はスペースが大きくなる欠点があった。
デンサの距離を離したり、コンデンサ自体では磁束低減
のために引出リードを増やすなどの方法がとられている
が、取付はスペースが大きくなる欠点があった。
課題を解決するための手段
本発明は、上述のyy;、mを解決するため、グランド
に対し±2極の直流電圧を発生する2電源平滑装置にお
いて、+側と一側に配置される平滑用コンデンサ素子の
電極箔が互いに反対方向に巻回し、かつ該コンデンサ素
子が並置されていることを特徴とするオーディオ用電源
平滑装置である。
に対し±2極の直流電圧を発生する2電源平滑装置にお
いて、+側と一側に配置される平滑用コンデンサ素子の
電極箔が互いに反対方向に巻回し、かつ該コンデンサ素
子が並置されていることを特徴とするオーディオ用電源
平滑装置である。
作用
グランドに対し±2極の直流電圧を発注する2電源平滑
装置において、+側と一側に並置される平滑用コンデン
サ素子の電極箔が互いに反対方向に巻回されているため
、+側と一側に設置されるコンデンサ素子に流れる電流
から生ずる漏洩磁束の方向は第4図のように互いに反対
方向となり、漏洩磁束の減磁作用が著しく向上し、オー
ディオ機器に用いた場合、音の立ち上がりが良くなり、
奥行き、臨場感が増すなど音質が改善できる顕著な作用
を住する。
装置において、+側と一側に並置される平滑用コンデン
サ素子の電極箔が互いに反対方向に巻回されているため
、+側と一側に設置されるコンデンサ素子に流れる電流
から生ずる漏洩磁束の方向は第4図のように互いに反対
方向となり、漏洩磁束の減磁作用が著しく向上し、オー
ディオ機器に用いた場合、音の立ち上がりが良くなり、
奥行き、臨場感が増すなど音質が改善できる顕著な作用
を住する。
実施例
以下、本発明を第1図〜第4図に示す実施例により説明
する。
する。
第1図(イ)、(0)のように同一材料からなる陽極用
電極箔1axlbおよび同一材料からなる陰極用電極箔
2a、2bを用い、各々電極箔の長さ方向の略中央部に
引出リード3as 3bb 4a、4bを加締、溶接な
どして接続し、電解紙のセパレータ5を介して第1図(
イ)、c口)のように電極箔」8.2aと1b、2bの
巻回方向が互いに反対方向になるよう同径の巻芯によっ
て2個のコンデンサ素子6a、6bを楕成し、これに電
解液を含浸し、各々有底円筒ケース7a、7bに収納し
、エージングなど所定の電気的通電処理を行い、2個の
アルミ電解コンデンサ88%8bを製作し、第4図のよ
うにプリント基板の面9上に並置して2電源装置を構成
した。このとき、コンデンサ素子6aは2電源平滑装置
において+側に設!され、コンデンサ素子6bは一側に
設置されている。
電極箔1axlbおよび同一材料からなる陰極用電極箔
2a、2bを用い、各々電極箔の長さ方向の略中央部に
引出リード3as 3bb 4a、4bを加締、溶接な
どして接続し、電解紙のセパレータ5を介して第1図(
イ)、c口)のように電極箔」8.2aと1b、2bの
巻回方向が互いに反対方向になるよう同径の巻芯によっ
て2個のコンデンサ素子6a、6bを楕成し、これに電
解液を含浸し、各々有底円筒ケース7a、7bに収納し
、エージングなど所定の電気的通電処理を行い、2個の
アルミ電解コンデンサ88%8bを製作し、第4図のよ
うにプリント基板の面9上に並置して2電源装置を構成
した。このとき、コンデンサ素子6aは2電源平滑装置
において+側に設!され、コンデンサ素子6bは一側に
設置されている。
これをオーディオ機器の電源平滑用装置として用い、試
聴した結果、従来のアルミ電解コンデンサ8を2個並設
したものと比べ、本発明品は音の立ち上がりが良くなり
、奥行き、臨場感が増すなど音質が著しく向上すること
が実証された。
聴した結果、従来のアルミ電解コンデンサ8を2個並設
したものと比べ、本発明品は音の立ち上がりが良くなり
、奥行き、臨場感が増すなど音質が著しく向上すること
が実証された。
なお、上述の実施例では電極箔の巻回方向が互いに反対
方向になるように2個のコンデンサ素子を構成し、かつ
各々有底円筒ケースに収納し、プリント基板の面9と垂
直方向で、並置した例について述べたが、プリント基板
9の面と同一方向で並置してもよいことは言うまでもな
い。また、上述の2個のコンデンサ素子を同一のケース
内に収納してもよい。そして巻回された素子は円筒状、
偏平状など適宜設計でき、同様な効果を得ることができ
る。また用途においても実施例のオーディオ用の他、映
像機器の電源平滑装置等においても効果がある。
方向になるように2個のコンデンサ素子を構成し、かつ
各々有底円筒ケースに収納し、プリント基板の面9と垂
直方向で、並置した例について述べたが、プリント基板
9の面と同一方向で並置してもよいことは言うまでもな
い。また、上述の2個のコンデンサ素子を同一のケース
内に収納してもよい。そして巻回された素子は円筒状、
偏平状など適宜設計でき、同様な効果を得ることができ
る。また用途においても実施例のオーディオ用の他、映
像機器の電源平滑装置等においても効果がある。
発明の効果
本発明は、以上のように構成されているので、コンデン
サ素子から発生する漏洩磁束を減磁し、オーディオ機器
において音質が著しく改善され臨場感が増すなど顕著な
効果があり、工業的ならびに実用的価値大である。
サ素子から発生する漏洩磁束を減磁し、オーディオ機器
において音質が著しく改善され臨場感が増すなど顕著な
効果があり、工業的ならびに実用的価値大である。
第1図(イ)、(ロ)は、本発明に係るコンデンサ素子
の展開斜視図、第2図は本発明のオーディオ用電源平滑
装置における並設したコンデンサの要部切断斜視図、第
3図は2電源平滑装置の基本回路図、第4図は本発明に
係るコンデンサの漏洩磁束の減磁作用説明図、第5図は
従来のコンデンサの断面図、第6図は従来のコンデンサ
素子の展開斜視図である。 1 a、 1 b :陽極用電極箔 2a、2b:陰極用電極箔 6a:2電源平滑装置において+側に配置されるコンデ
ンサ素子 6b=2電源平滑装置において一側に配置されるコンデ
ンサ素子
の展開斜視図、第2図は本発明のオーディオ用電源平滑
装置における並設したコンデンサの要部切断斜視図、第
3図は2電源平滑装置の基本回路図、第4図は本発明に
係るコンデンサの漏洩磁束の減磁作用説明図、第5図は
従来のコンデンサの断面図、第6図は従来のコンデンサ
素子の展開斜視図である。 1 a、 1 b :陽極用電極箔 2a、2b:陰極用電極箔 6a:2電源平滑装置において+側に配置されるコンデ
ンサ素子 6b=2電源平滑装置において一側に配置されるコンデ
ンサ素子
Claims (1)
- グランドに対し±2極の直流電圧を発生する2電源平滑
装置において、+側と−側に配置される平滑用コンデン
サ素子の電極箔が互いに反対方向に巻回し、かつ該コン
デンサ素子が並置されていることを特徴とするオーディ
オ用電源平滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7827090A JPH03277170A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | オーディオ用電源平滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7827090A JPH03277170A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | オーディオ用電源平滑装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03277170A true JPH03277170A (ja) | 1991-12-09 |
Family
ID=13657293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7827090A Pending JPH03277170A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | オーディオ用電源平滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03277170A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0562190U (ja) * | 1992-01-20 | 1993-08-13 | エルナー株式会社 | 電源回路 |
JPH05252742A (ja) * | 1992-01-10 | 1993-09-28 | Kuwata Momoyo | 電源用平滑装置 |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP7827090A patent/JPH03277170A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05252742A (ja) * | 1992-01-10 | 1993-09-28 | Kuwata Momoyo | 電源用平滑装置 |
JPH0562190U (ja) * | 1992-01-20 | 1993-08-13 | エルナー株式会社 | 電源回路 |
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