JPH0327680Y2 - - Google Patents

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JPH0327680Y2
JPH0327680Y2 JP7795486U JP7795486U JPH0327680Y2 JP H0327680 Y2 JPH0327680 Y2 JP H0327680Y2 JP 7795486 U JP7795486 U JP 7795486U JP 7795486 U JP7795486 U JP 7795486U JP H0327680 Y2 JPH0327680 Y2 JP H0327680Y2
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JP
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support
stage
curtain
box
support rod
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JP7795486U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、人形劇の為に使用される舞台に関
する。
(従来の技術) 幼児あるいは小学校低学年の児童の為の人形劇
は、専用の舞台を使用し、この舞台の後方で人形
を操つて演じられる。従つて各幼稚園並びに小学
校は人形劇用の舞台を保有する。
従前これら幼稚園あるいは小学校に保有される
人形劇用の舞台は、その本体が横幅約1.8m〜2.4
m程度、高さ約1m程度で、その上に両側に支柱
を起立させ、これら支柱両端間にカーテン支持棒
を架設し、このカーテン支持棒に取付けたカーテ
ンレールにカーテンを両開き可能に吊つて構成さ
れる。
(考案が解決しようとする問題点) 従前公知の上記人形劇用舞台は、その本体とな
る前板が一枚板で構成されていた。その結果舞台
が大嵩となり而も大重量となつて、その組立て、
運搬等の取扱いに複数人の力が必要となるという
問題点があり、特に一人の力では運搬することも
組立てることもできないという大きな問題点があ
つた。従つてこの舞台を一旦どこかにしまい込ん
でしまうと、これを運び出して使うことが面倒と
なり、使用されなくなつてしまうという問題点が
あつた。
この考案は、上記従前の舞台の問題点に鑑み、
使用しないときには比較的小嵩にまとめることが
できるようにし、その運搬、取扱いを一人で容易
になすことを可能とし、舞台の組立て及び収納も
一人で容易且つ迅速になすことのできる新規な舞
台を提供することを目的とする。
(問題点を解決する為の手段) この為にこの考案では、舞台本体を、前板の周
囲に上下台板及び左右側板を固着して後方が開放
した一対の箱状半体を該後方開放部が対向するよ
う2つ折り可能に蝶番連結して構成し、これら一
対の箱状反対の下部に夫々キヤスターを取付け、
夫々の箱状半体の上台板の端部位置に袖板支柱挿
入用の支持孔を穿設し、この支持孔に左右の袖板
を支持した袖板支柱を着脱可能としてあり、同じ
く2つ折り可能に蝶番連結したカーテン支持棒を
設け、このカーテン支持棒の端部に支持穴を形成
し、この支持穴に袖板支柱の上端を嵌入離脱可能
として該カーテン支持棒を左右袖板支柱間に架設
可能としたことを特徴とする。
(実施例) 図中1が舞台本体で、これは一対の箱状半体
2,2を蝶番3によつて2つ折り可能に連結構成
してある。夫々の箱状半体2は、前板4の上下縁
に上台板5及び下台板6を固着し、左右縁に左右
側板7,7を固着して後方が開放された箱状に構
成してある。これら箱状半体2,2は第4図に示
すように左右に並べて置いた状態で、相互に接す
る側板7,7の後縁に蝶番3,3を固着して、互
いの後方開放部が対向するよう2つ折り可能とし
てある。そしてこの2つ折りにした状態で、本考
案の舞台を構成する種々の付属物あるいは人形等
を内部空処に収めることができるようにしてある
(第2図示)。又この箱状半体2,2には夫々その
上方内部位置に棚板8,8を固設してあり、この
棚板には多数の小孔9,9を穿設してある。そし
て上台板5に形成した多数の切欠10,10と該
小孔9,9とを利用して人形劇に必要な木等の装
飾用品を立てることができるようにしてある。
上記一対の箱状半体2,2の接する側板7,7
には、相互に対向一致するボルト挿通孔11,1
1が形成してあり、舞台としての組立時にボルト
12を挿通し、蝶ナツト13で止めるようにして
ある。又夫々の箱状半体2,2の反対側の側板
7,7には後述する脚台を固定する為のボルト挿
通孔14,14が形成してある。
図中15,15が逆T字状に形成した脚台で、
この脚台15に捻子孔16を形成し、ボルト1
7,17を側板7の内側からボルト挿通孔14を
通して脚台15の捻子孔16に捻子込み、該脚台
15,15を舞台本体1の両側に固定するように
してある。
各箱状半体2,2の下部には夫々両側にキヤス
ター18,18を取り付けてあり、舞台本体1を
2つ折りにした状態で軽く運搬することができる
ようにしてある。又図中19,19は夫々上台板
5,5の端部に形成した後述する袖板支柱の下端
を挿入支持する為の支持孔であり、更に図中20
は片側の上台板5の該支持孔19と反対端に形成
した支持孔で、後述する中間支持丸棒38の下端
を挿入支持する。
第11図及び第12図に示す21,21が袖板
で、袖板支柱22,22に固定され、この袖板支
柱22,22の下端を箱状半体2の上台板端部に
形成した支持孔19,19に挿入して起立支持さ
せ、人形を操つて演じる際、人形が舞台から横に
出るのを防止する。
第5図乃至第7図にカーテン支持棒23が示し
てある。このカーテン支持棒は、蝶番25で2つ
折り可能に連結した一対の半体24,24から構
成される。そしてこれら半体24,24の端部下
面には上記袖板支柱22,22を嵌入支持する支
持穴26,26が形成してある。又片方の半体2
4の該支持穴26と反対側の端部には、箱状半体
2の上台板5に形成した支持孔20と対向し、後
述する中間支持丸棒38の上端を嵌入支持する支
持穴27が形成してある。そしてこのカーテン支
持棒23の下面には、コイル状ワイヤからなる一
対のカーテン吊り線28,28を張つてあるが、
その張り方は第6図及び第8図に示すようにカー
テン支持棒23の端部となる各半体24の端部
と、別の半体24の蝶番連結側端部との間に掛け
渡して張つており、このカーテン吊り線28,2
8にカーテン29,29を吊つてある。又上記半
体24,24の蝶番連結側には、これら半体2
4,24の直線状を保つ為に公知の掛け金具30
を設けてある。
この他第9図に示した31は、同じく2つ折り
可能に半体32,32を蝶番連結し、掛け金具3
3によつて直線状を保つようにした黒幕棒で、こ
の黒幕棒31に固定した複数のフツク34に第1
0図に示した黒幕35を掛けてある。そしてこの
黒幕棒31は、第12図に示すように左右両側の
袖板21の上部後端に形成した切欠部36,36
と、黒幕棒31の両端に形成した切欠部37,3
7とを合致させて架設し、舞台後方に薄い黒幕を
張るようにしてある。この黒幕は大人が人形を操
る際に使用するもので、この黒幕があればこの黒
幕後方に立つて人形を操つても、舞台前方からは
この大人の姿は見えない為、大人はかがまなくと
も人形を演技させることができるだけでなく、人
形を演技させている大人は黒幕を通して人形劇を
見ている子供達の表情を見ることができる。
更に第14図に示す38が中間支持丸棒であ
り、これは舞台本体1を一対の箱状半体2,2の
連結部で平面直角に折つて、舞台の半分だけを使
用する際に使用するもので、人形劇を一人で演ず
る時等に便利である。
上記の通りの構成からなる本考案人形劇用舞台
は、これを使用していないときには、脚台15,
15、袖板21,21、2つ折りされたカーテン
棒23、同じく2つ折りされた黒幕棒31、中間
支持棒38、カーテン29,29、黒幕35並び
に演ずる人形その他の付属品を、第2図に示すよ
うに箱状半体2,2内に収めて、これを第1図に
示すように2つ折りにしておけば、きわめて小嵩
になる。而も下部にはキヤスター18,18が取
り付けあるから、その運搬は一人でも楽に行うこ
とができる。
この収納状態から人形劇用の舞台に組み立てる
際には、第1図乃至第4図に示す通り、先ず2つ
折りにされている箱状半体2,2を開放して、中
に収納しておいた各部品を取り出し、左右両端下
部に脚台15,15をボルト17を使用して固定
する。そして互いに接する側板7,7のボルト挿
通孔11,11中にボルト12を挿通して蝶ナツ
ト13により固定し、舞台本体1を組み立てる。
その後袖板支柱22,22の下端を上台板5,
5の両端に形成した支持孔19,19に挿入して
袖板21,21を支持させ、この袖板支柱22,
22の上端に直線状にしたカーテン支持棒の両端
の支持穴26,26を合わせ、これらを嵌装して
カーテン支持棒を支持させる。そして次に必要が
あれば黒幕棒を直線状にして袖板21,21間に
架設すればよい。
(考案の効果) 叙上の如く本考案では、舞台本体を、前板の周
囲に上下台板及び左右側板を固着して後方が開放
した一対の箱状半体を2つ折り可能に蝶番連結し
て構成し、カーテン支持棒も2つ折り可能に蝶番
連結してあるから、舞台本体を小嵩にすることが
でき、この舞台本体内に種々の付属品を収納する
ことができた。而も各箱状半体の下部にはキヤス
ターを取付けたから、この小嵩にした舞台本体を
一人でも楽に運搬することができる大きな効果を
有する。そして各部品を簡単な手段、特に差し込
み方法により組立て、解体を行うようにしてある
から舞台の組立て、解体を一人で容易に且つ迅速
に行うことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案舞台の好ましい一実施例を示すも
ので、第1図は2つ折りにして小嵩にまとめた状
態の斜面図、第2図乃至第4図は2つ折りされた
舞台本体を開放して組み立てる状態を順序的に示
した斜面図、第5図はカーテン支持棒が略直角に
折れている状態を示す斜面図、第6図は同じくそ
の底面図、第7図は直線状に組み立てられたカー
テン支持棒の斜面図、第8図は同じくその底面
図、第9図は黒幕支持棒の斜面図、第10図は黒
幕の正面図、第11図は本考案人形劇用舞台の分
解斜面図、第12図はその組み立てられた状態の
斜め横からみた斜面図、第13図は同じく略正面
からみた斜面図、第14図は組み立てられた本考
案舞台を平面直角に折つて使用している状態の斜
面図である。 1…舞台本体、2…箱状半体、3…蝶番、5…
上台板、6…下台板、7…側板、18…キヤスタ
ー、19…支持孔、21…袖板、22…袖板支
柱、23…カーテン支持棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 舞台本体を、前板の周囲に上下台板及び左右側
    板を固着して後方が開放した一対の箱状半体を該
    後方開放部が対向するよう2つ折り可能に蝶番連
    結して構成し、これら一対の箱状反対の下部に
    夫々キヤスターを取付け、夫々の箱状半体の上台
    板の端部位置に袖板支柱挿入用の支持孔を穿設
    し、この支持孔に左右の袖板を支持した袖板支柱
    を着脱可能としてあり、同じく2つ折り可能に蝶
    番連結したカーテン支持棒を設け、このカーテン
    支持棒の端部に支持穴を形成し、この支持穴に袖
    板支柱の上端を嵌入離脱可能として該カーテン支
    持棒を左右袖板支柱間に架設可能としたことを特
    徴とする人形劇用舞台。
JP7795486U 1986-05-23 1986-05-23 Expired JPH0327680Y2 (ja)

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JP7795486U JPH0327680Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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JP7795486U JPH0327680Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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JPS62189800U JPS62189800U (ja) 1987-12-02
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