JPH03275412A

JPH03275412A - 自動プラスチックフィルム包装機

Info

Publication number: JPH03275412A
Application number: JP2301262A
Authority: JP
Inventors: Franca Errani; フランカ　エラニ
Original assignee: Derifan SpA
Current assignee: Derifan SpA
Priority date: 1989-11-08
Filing date: 1990-11-08
Publication date: 1991-12-06
Also published as: EP0430902A1; EP0430902B1; DE69009701D1; ES2057517T3; IT1235937B; IT8903696A0; US5168691A; DE69009701T2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は自動プラスチックフィルム包装機に係り、特に
スーツケースの包装に適した、ターンテーブルを備えた
種類の自動プラスチックフィルム包装機に関する。

〔従来の技術〕

従来から、適当なプラスチックフィルムで周囲を包むこ
とによって四角形又はその他の荷物を包装するのに適し
たターンテーブル付の包装機が既知である。

最もよく知られている例では、該機械は包装すべき荷物
を配置するターンテーブルより成り、フィルム把持用グ
リッパが該ターンテーブルに固定されているので、ター
ンテーブルが始動するとリールからのプラスチックフィ
ルムの巻きもどしと荷物の包装が同時に実施されるよう
になっている。

所定数の回転後、または包装終了後、フィルムは適当な
装置により切断されるので、包装済みの荷物はターンテ
ーブルから並進移動可能となっている。通常、該包装機
は、大きな荷物及び又は重い荷物を処理するように設計
されている。

一方、軽量の、及び又は、不安定な荷物を包装する場合
、該機械には、ターンテーブルの垂直軸線に沿って荷物
を安定保持するために加圧する頂板体が設けられている
。この垂直圧力のシステムにより、包装サイクル中に荷
物が移動したりひっくり返ったりすることがなくなるが
、荷物をテーブル上に出来る限り軸方向に６立てする必
要が生じる。当然のことながら、かかる機械は、例えば
通常市販されている個人的なスーツケースのように軽量
で小型の荷物に適しており、加うるに該機械は熟練した
作業員による作動が必要となっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の目的は、スーツケース又はそれに類する小荷物
の周囲をプラスチックフィルムで包装するのに特に適し
たターンテーブルを該機械に取り付けることである。

本発明の別の目的は、狭い場所にでも該機械を使用可能
なように全体寸法を最小限にすることである。

〔課題を解決するための手段〕

前記及び後述の他の目的は、本発明による自動包装機に
より全て達成可能であり、該自動包装機は、ターンテー
ブルを連結した本体を有し、包装サイクル中に荷物を固
定保持するのに適した２個の位置決めエレメント（固定
エレメント及び可動エレメント）と、２個の連結カムに
より開閉が制御される２個の摺動板により形成されるプ
ラスチックフィルム把持用グリッパと、支持体に固定し
た有歯ブレードにより形成され、ブレード自体の前進位
相又は逆位相のいずれかの間に切断するための切断装置
と、該ターンテーブルを回転させてプラスチックフィル
ム切断装置を作動させる電気機械装置とを備えることを
特徴とする。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を添付の図面を参照して説明する
。

本発明の包装機は、適切な特徴を有するターンテーブル
２を連結した適当な形状の本体ｌを有し、該ターンテー
ブル２には固定位置決めエレメント３と可動位置決めエ
レメント４を配置し、又該ターンテーブル２にはス、ロ
ット７を介してプラスチツクフィルム６を把持するため
のグリッパ５を固定しである。

ターンテーブル２には、可動位置決めエレメント４の運
動を可能ならしめるスロット２ａを設けてあり、この場
合、該スロット２ａは所定の長さで該位置決めエレメン
ト４の作動フィールドを形成し、適当な埋込み部２ｂは
包装機の作動位相時におけるグリッパ５０座となってい
る。

ターンテーブル２には、軸８と垂直ラック９が固定され
ており、該ラック９はプレート１２を介して支持体１３
に固定した二重歯車１１により水平ラック１０と連結し
ている。

水平ラック１０は支持体１５に固定した水平スライド１
４内を摺動し、可動位置決めエレメント４は金属ストラ
ップ１６及びプレート１７を介して該水平ラック１０と
連結している。支持体１３には、ばね１９の座としても
機能するパイプ１８内を軸８が垂直に摺動可能なように
適当な穴を設けである。

貫通ピン２１により回転運動が伝達される軸８が内部に
て回転するパイプ２０は、該支持体１３にしっかり固定
される。該パイプ２０は、ターンテーブル２の垂直軸線
を中心とする回転運動を可能ならしめるテーパ軸受２３
ａ、２３ｂによって連結するパイプ２２の内側にある。

本体１のフレーム１ａにしっかり固定したパイプ２２は
、テーバ軸受２５ａ、２５ｂによって第３バイブ２４と
相互に作用しあう。パイプ２２に溝を介して取り付けた
滑車２６によって、回転運動をターンテーブル２に伝達
可能となり、滑車２７によってそれと連結しているパイ
プ２４への運動伝達が可能となる。垂直カム２９が溶着
された水平カム２８は、パイプ２４に固定され、適当な
形状の該カム２９は、グリッパを形成するプレート５ａ
及び５ｂに固定した対をなす小ピン３２ａ−３２ｂ及び
３２ｃｍ３２ｄ間に挿入され、ガイド３３ａ、３３ｂ内
を摺動するトラニオン３１を支持するアーム３０を介し
てグリッパ５を作動させる。

ピン３５を介してプレート３４に固定したアーム３０は
、該垂直カム２９上を摺動する縁部３６を備えている（
第６図は、第５図に示した該構成部分の機能原理の概略
のみを示している）。

平型ガイドによって並進運動を可能ならしめる該プレー
ト３４は、支持体１３に固定したエレメント３７と連結
し、水平カム２８と接触するローラ３８を備えている。

スプリング３９．４０は、水平カム２８とローラ３８、
及び垂直カム２９と縁部３６との連続接触を確実なもの
とし、可動装置３０．３４が同じ戻り機能を有するよう
にしている。

本発明による機械の機能上の基本的構成部品はプラスチ
ックフィルム６の切断装置であり、この場合該フィルム
６は、フレーム１ａに固定しブッシング４３によって該
フレーム１ａにゆるく取り付けたリールホルダ４２に設
けたり−ル４１から巻き戻されるものである。該切断装
置は、二重切断縁を有する有歯ブレード４４よ・りなり
、該ブレード４４の上部は、所与の円形セクタ内をそれ
自体の軸線を中心に回転し、又支持体４６ａ、４６ｂに
よってフレームｌａに固定される成形棒４５の上方部分
に固定される。該成形棒４５の下部にはピン４７を設け
、バネ４８の一端を該ピン４７に固定し、滑車５２と同
軸取付けした滑車５１を介して有歯ベルト５０により作
動する滑車４９に該ばね４８の他端を固定する。この場
合、該滑車５２は、３つの溝を有する溝付滑車５５が連
結したギャードモータ５４によって駆動するベルト５３
により作動する。滑車２６．２７は、それぞれベル）５
６．５７を介して該溝付滑車５５によって駆動する。ベ
ルト５３の張力を正確に維持するためにベルト引張器５
８を設け、滑車４９．５１、及びベルト５３は、支持体
５９及び６０によってフレーム１ａに固定される。切断
装置を完成させるためには電磁石６２により作動するレ
バー付開放装置６１を設ける。プラスチックフィルム６
の正確な巻き戻しを可能ならしめるために連結アイドル
ローラ６３ａ−６３ｂとアイドルローラ６４をフィルム
を伸張するために設ける。

機械の作動位相の概略を第９図に示す。第９ａ図は機械
の始動位相であり、荷物をのせない（ばね１９によって
上方位置にくるように）ターンテーブル２と、プラスチ
ックフィルム６を保持するグリッパ５を示す。第９ｂ図
は次の位相を示すものであり、この位相において、グリ
ッパ５を座２ｂに位置決めして、荷物６５を、その前側
部がグリッパ５に接して一方の側部が固定位置決めエレ
メント３に接するようにターンテーブル２の上に置くと
、荷物６５自体の重さによってターンテーブル２は降下
し、ラック９．１０及び二重歯車１１によって得られる
運動によって該ターンテーブルが作動する行゛程の終り
にて、固定位置決めエレメント３により支持される部分
の反対側にあるスーツケース６５の側部に接する可動位
置決めエレメント４が並進運動する。かくて、荷物は安
定し、ターンテーブル２の回転中、及びプラスチックフ
ィルム６での包装中にひっくり返ることがなくなる。こ
の時にターンテーブル２が所定数だけ回転するので荷物
をプラスチックフィルム６で包装する位相が開始される
。

第９Ｃ図はグリッパ５が降下して開口することによりプ
ラスチックフィルム６を開放する位相を示すものであり
、かかる運動は、可動装置３０゜３４及びそれらと機能
的に連結する補助部品を介してカム２８．２９の協働作
業により実施される。

第９ｄ図は降下位置にて開口し、ターンテーブル２から
離れたグリッパ５を示すものであり、第９ｅ図の位相は
ブレード４４によってプラスチックフィルム６を切断し
、ターンテーブル２から離れた上方閉鎖位置にてグリッ
パ５がプラスチックフィルム６の新しい縁を把持するも
のである。

この位相において、プラスチックフィルム６で包装した
スーツケース６５を持ち上げ可能であり、スーツケース
６５が偶発的に開いて中味がとびだしたりすることはな
く、同時にスーツケース６５を様々な偶発的衝撃又はひ
っかき傷から保護する。

スーツケース６５の下方偏部の保護をよりよくするよう
にスーツケース６５の下部へのプラスチックフィルム６
の接着状態を改良するために、ターンテーブル２を傾斜
させ、荷物の包装中に傾斜部がプラスチックフィルム６
のガイドとして働（ようにする。ターンテーブル２から
スーツケース６５を持ち上げると、ばね１９は第９ａ図
の場合と同様第９ｆ図に示すように戻る。

本発明をより理解しやすくなるために、第９ａ−ｂ−ｃ
−ｄ−ｅ−ｆ図にはターンテーブル自体の軸線に対する
ターンテーブル２とグリッパ５の位置の概略を示す。

本発明の機械には、チケット又はコイン又はカードの挿
入後にブシュボタン装置によって機械が作動するように
制御箱６６を設ける。

本発明の目的は、必要な保護を保証するために各種寸法
のスーツケースの周囲にプラスチックフィルムの包装を
可能ならしめる本発明装置によって全て達成可能となる
。熟練作業員を必要としないようなあらゆる操縦方法、
機械及び部品が考えられるので、大量のスーツケースを
取り扱う駅、港、エアポート等で本発明の機械を使用可
能である。

前述の如く本発明の詳細な説明してきたが、本発明の範
囲を逸脱することなく各種別型及び改変型が可能である
。実際には、各部品の形状や寸法及びそれらの作動リン
ク並びに使用材料は請求の範囲に記載されている本発明
の範囲を逸脱するものでされなければ必要に応じていか
なるものでもよく、又技術的詳細部も同等なものと代替
可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は荷物をのせてない機械の斜視図、第２図はプラ
スチックフィルムによる包装サイクル中のスーツケース
をのせた機械の斜視図、第３図は位置決めエレメントを備える荷物支持用ターン
テーブルの平面図、第４図は関連装置を備えるターンテーブルの概略断面図
、第５図はターンテーブル及びプラスチックフィルム把持
用グリッパの制御装置の概略部分断面図、第６図は主動歯車を備える該グリッパを示す図、第７図
はプラスチックフィルム切断装置の概略図、第８図は主要装置を駆動可能な運動チェーンの概略図、第９図はグリッパの主要作動位相と、ターンテーブル荷
物、プラスチックフィルム及び切断装置に対する相対位
置を示すものである。１・・・本体、２・・・ターンテーブル、３・・・固定
位置決めエレメント、４・・・可動位置決めエレメント
、５・・・グリッパ、６・・・プラスチックフィルム、
７・・・スロット、８・・・軸、９．１０・・・ラック
、１１・・・歯車、１２．１７．３４・・・プレート、
１３．１５・・・支持体、１４・・・スライド、１６・
・・ストラップ、１Ｂ、２０，２２．２４・・・パイプ
、１９，３９．４０．４８・・・ばね、２１．３５・・
・ピン、２３．２５・・・軸受、２６．４９，５１，５
２．５５・・・滑車、２８．２９・・・カム、３０・・
・アーム、３１・・・トラニオン、３３・・・ガイド、
３８・・・ローラ、４１・・・リール、５０，５３，５
６．５７・・・ベルト、５８・・・ベルト引張器、６３
．６４・・・アイドルローラ。第図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）包装すべき荷物をのせるターンテーブルを連結し
た本体を有し、該ターンテーブルには荷物を横方向に安
定させるための位置決めエレメントと、プラスチックフ
ィルムを把持するグリッパと、包装サイクルの終りにて
プラスチックフィルムを切断する装置と、ターンテーブ
ルを回転させ、該フィルム切断装置を作動させるための
電気機械装置とを設けることを特徴とする、特にスーツ
ケースを包装するのに適した自動プラスチックフィルム
包装機。
（２）該２個の位置決めエレメントのうちの少なくとも
１つが可動で、それの並進運動が、包装すべき荷物をの
せる該ターンテーブルの垂直運動と連結する請求項（１
）に記載の自動プラスチックフィルム包装機。
（３）該グリッパが、レバー装置を介して２個の連結カ
ムにより開閉するガイド内へ摺動する２個のプレートに
より形成される請求項（１）に記載の自動プラスチック
フィルム包装機。
（４）該カムの１つが該ターンテーブルに対して水平か
つ平行で、他方が該ターンテーブルに対して垂直かつ鉛
直である請求項（３）に記載の自動プラスチックフィル
ム包装機。
（５）該ターンテーブルが所定数だけ回転した後で、プ
ラスチックフィルムの開放を保証するように該カムを適
切に成形した請求項（３）又は（４）に記載の自動プラ
スチックフィルム包装機。
（６）該グリッパが、該カムによって作動するレバー装
置及びスライドにより該ターンテーブルから離れ、フィ
ルムの新たな縁を把持し、続いてすぐに荷物を包装した
フィルムを切断可能となり、この切断が該ターンテーブ
ル自体から包装済みの荷物をピックアップするのに必要
なことを特徴とする前記請求項（１）乃至（５）のいず
れかに記載の自動プラスチックフィルム包装機。
（７）該ターンテーブル及びカムが異なる角速度で回転
するので、該ターンテーブルの回転及びプラスチックフ
ィルム切断の必要度に対してグリッパの作動位相が正確
に連続可能となる前記請求項（１）乃至（６）のいずれ
かに記載の自動プラスチックフィルム包装機。
（８）該切断装置が、所定円形セクタ内にて回転可能な
支持体に固定した適当な有歯ブレードにより形成され、
該支持体が該ブレード自体の前進位相又は逆位相のいず
れかの間に切断を可能にするような機構を介して作動す
る前記請求項（１）乃至（７）のいずれかに記載の自動
プラスチックフィルム包装機。
（９）該ブレード自体の上端部が該支持体に固定されて
いるので、グリッパを閉鎖してブレード自体によりフィ
ルム切断が可能となる請求項（８）に記載の自動プラス
チックフィルム包装機。