JPH0327503Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0327503Y2
JPH0327503Y2 JP3036786U JP3036786U JPH0327503Y2 JP H0327503 Y2 JPH0327503 Y2 JP H0327503Y2 JP 3036786 U JP3036786 U JP 3036786U JP 3036786 U JP3036786 U JP 3036786U JP H0327503 Y2 JPH0327503 Y2 JP H0327503Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
bathtub
flange
locking
half tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3036786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62142338U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3036786U priority Critical patent/JPH0327503Y2/ja
Publication of JPS62142338U publication Critical patent/JPS62142338U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0327503Y2 publication Critical patent/JPH0327503Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車などに積み込んで所望地区まで
運搬し、そこで身障者や老人を入浴させるのに用
いられる浴槽に関し、特に分割、組立が簡易、迅
速に可能となるようにすると共に、分割状態での
重積配置が安定化されるよう構成した分割浴槽に
係るものである。
〔従来の技術〕
従来この種の浴槽は、分割不要であつたため、
等身大以上の長さを有し、この結果可成り大きな
自動車でないと運搬できないので、道路巾の狭い
ところまで進入できなかつたり、また駐車不能と
なる不便であるだけでなく、当該自動車から出し
た浴槽を高層ビルの高所に居住する病人宅まで運
搬する際、可成り重く、かつ長尺であることか
ら、極めて運搬性が悪いものとなつており、また
このような浴槽を収納した自動車には、それほど
多くのものを積み込めない状態になつてしまう難
点があつた。
そこで、当該浴槽を分割可能として、運搬性を
改善しようとする浴槽も提案されているのである
が、この場合、組立、分解に可成りの時間と労力
を必要とするだけでなく、分解状態で積み重ね、
これを自動車等で運搬する際、走行時の動揺など
によつて、重積状態の分割単体が変移して不安定
となるため、これを何等かの手段で拘束しなけれ
ばならなかつたり、また不本意な当該変移によ
り、分割単体を損傷したりしてしまう欠陥があつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、第1半割
槽と第2半割槽とを固定用クランプの手動操作に
より、連結と分割とが可能となるようにすると共
に、第1半割槽を第2半割槽に内装重積したと
き、第2半割槽から突設した支承用腕部が、第1
半割槽の上縁フランジに載置されるように構成す
ることで、当該重積状態の安定化をはかるように
し、これによつて全体の積荷底面積を小さくする
と共に、第2半割槽が不本意に変移することを阻
止して、簡易、迅速な運搬を可能となし、しかも
変移による不本意な損傷から浴槽を保護し得るよ
うにするのが、その目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するために、第1半
割槽と第2半割槽の長手方向一側端に夫々第1、
第2連結フランジを形成し、当該両連結フランジ
を当接状態で、所要複数の固定用クランプによる
締着により、分割自在なるよう浴槽本体が形成さ
れ、第2半割槽の周壁外面からは、当該第2半割
槽が前記第1半割槽に内装重積された際、第1半
割槽の上縁フランジ上面に載置される所要複数個
の支承用腕部を突設してなる分割浴槽を提供しよ
うとするものである。
〔作用〕
本考案に係る分割浴槽を組立てることで、浴槽
本体を構成しようとするときは、第1半割槽と第
2半割槽を夫々第1、第2連結フランジが衝当状
態となるようにし、この状態にて所要数箇所の固
定用クランプを手動操作すれば、組立作業が迅速
かつ容易に完了され、逆にこれを分解して所定位
置に格納しておいたり、自動車によつて運搬しよ
うとするときには、第1半割槽内に第2半割槽を
落し込むことで、両槽を重積状態とすればよく、
これによつて第2半割槽に設けてある支承用腕部
が、下積みである第1半割槽の上縁フランジ上面
に載置され、このようにして第2半割槽は第2半
割槽の上位にあつて安定的に支承保持され、自動
車などによる動揺にも、それほど変動することな
く、両槽が互いに衝当したり擦れ合つたりしない
ので、不本意な損傷を受けることがなくなる。
〔実施例〕
本考案を図示の実施例によつて詳記すれば、第
1図と第2図に示す通り、先ず強化プラスチツク
などにより形成した第1半割槽1と第2半割槽2
とを後述のように連結することで、浴槽本体を分
解自在に組立て得ることにするが、図示例では、
第1半割槽1は端壁1a寄りに脚部1bを、連結
開口1c寄りに補助脚1dを夫々具備し、当該連
結開口1cは第1連結フランジ1eによつて画成
されており、図中3は上記の端壁1aに設けた給
湯口1fと切換え給湯可能なるよう付設されたシ
ヤワー用具である。
さらに、図示例では上記の第1連結フランジ1
eにあつて、その左右辺部4a,4aおよび下辺
部4bに、外向きに開口の係止溝5a,5a,5
b,5b,6が穿設されていると共に、同フラン
ジ1eの内面側に固定用フランジ7,7・・・8
が取着されている。
これに対し第2半割槽2には、その端壁2a側
に洗髪槽2dが形成されており、第2連結フラン
ジ2eにより画成の連結開口2c寄りに、脚部2
bが設けられ、当該脚部2bは固定脚管9に内嵌
した摺動脚杆10を、所望長だけ引き出し、当該
位置を固定用ピン11で固定することができ、そ
の高さを調節するようにしてある。
さらに、図示例では上記の第2連結フランジ2
eにあつて、その左右辺部12a,12aには、
外向きに開口し、かつ前記係止溝5a,5a,5
b,5bに対応した位置に、係止溝13a,13
a,13b,13bが穿設されていると共に、下
辺部12bには前記第1半割槽1にあつて、第1
連結フランジ1eの下辺部4bに穿設の係止溝6
から突出されている係止杆8aに、係嵌載置可能
な係止溝14を下向き開口にて穿設してあり、こ
こで上記係止杆8aは後に詳記する通り、前掲固
定用クランプ8の手動操作によつて出入自在に作
動するのであり、前記の補助脚1dは、下位に付
設した固定用クランプ7,7の取付部7aから下
向きに突設されている。
第1、第2連結フランジ1e,2eとして図示
したものは、前記の如く強化プラスチツクによつ
て形成された第1、第2槽フランジ15,16
に、第3図が明示している通り第1、第2金属当
接フランジ15a,16aを接着剤15b,16
bにより接着すると共に、これら15,15a,
15b,16,16a,16bに貫設のボルト、
ナツトなどによる多数の締着具17a,17a…
…,17b,17b……により、当該部材を固定
することで形成してある。
さらに、第2連結フランジ2eには、その連結
面となる第2金属当接フランジ16aの外面にあ
つて、第2図と第3図に明示の如くシールパツキ
ング18を、同フランジ16aの内周縁に沿つて
出頭状態となるよう埋設するのであり、図示例で
は合成樹脂などによる断面円形のものを、蟻溝状
の嵌合溝条19に係嵌するようにしてある。
図中20,20は第2連結フランジ2eの左右
上端に固設したL字状の連結跨装金具で、その長
手方向に延出した部分が、組立てに際し第1半割
槽1の第1連結フランジ1eにあつて、その左右
上端に係当されることとなり、21は同じく組立
てに際し第1連結フランジ1eの嵌合孔22に嵌
合する位置合せ用の突起である。
ここで、さらに本考案では第2半割槽2の左右
側壁2f,2fに、夫々一対宛の支承用腕部2
3,23……を突設するのであり、図示例では同
壁2f,2fから突出の腕片23aに、取付具2
3bによつて合成樹脂などによる支承皿23cを
下突させ、当該腕片23aと同槽2の上縁フラン
ジ2gとの間に通隙24が離間形成されるように
してあり、図中25はシヤワーフツク、26は排
水管を示している。
そこで、上記の第1、第2半割槽1,2を組立
てるまで、すなわち自動車などで運搬する場合な
どには、第1図に示す通り、第1半割槽1に、第
2半割槽2を落し込んで内装重積状態にするので
あり、このようにすることで、上記した第2半割
槽2の支承用腕部23,23……における支承皿
23cが、第1半割槽1の上縁フランジ1g上に
載置されて、当該第2半割槽1が安定すると同時
に、自動車の動揺などによつて両槽1,2が損傷
されることもない。
次に上記第1、第2半割槽の連結組立を行うに
は、所定箇所に静置されている第1半割槽1に対
し、第2半割槽2を近ずけることにより、第1半
割槽1の前記した前記係止杆8aに、第2半割槽
2の前記係止溝14を係入するのであり、これに
よつて第1、第2連結フランジ1e,2eが、互
に突き合せ状態となり、さらに両フランジ1e,
2eを当設することで嵌合孔22に突起21を係
嵌し、この状態にて前記した固定用クランプ7,
7……8を手動操作し、当該両連結フランジ1
e,2eを締着することで、浴槽本体を形成する
のである。
ここで、上記固定用クランプ7としては、適宜
のものを使用することができるが、第6図に示す
ものは、第1連結フランジ1eに取着された取付
部7aに、手動操作部7bが付設され、同部bは
取付部7aに縦装の軸ピン7cにて枢着の把手7
dと、これに縦装の軸ピン7eにて枢着した締着
杆7fとからなり、この締着杆7fは軸ピン7e
に枢着の基杆7gと、これに螺合した操作杆7h
とからなり、図中7iが当該螺合状態を操作杆7
hの所要延出長で固定するための回り止めナツ
ト、7jが同杆7hに固設した四辺形状の係止片
である。
一方前記第2連結フランジ2eの内面側には、
第6図の如く係受金具27が取着されており、そ
の外側へ曲折された起立片部27a側には、同フ
ランジ2eの係止溝13bと合致するよう係止溝
27bが切設されている。
従つて、このような固定用クランプ7の場合に
は、第6図のbに示す如き状態から、操作杆7h
を回動させることで、これを第1、第2連結フラ
ンジ1e,2eの係止溝5a,13bから、係受
金具27の係止溝27bに係入した後、把手7d
を矢印方向に回動操作することで、操作杆7fの
係止片7hにより、係受金具27を介して第1、
第2連結フランジ1e,2eを締着するのであ
る。
次に固定用クランプ8としては、第5図に示す
如きものを使用することができる。
すなわち、第1連結フランジ1eに取着した取
付部8bと固定の軸承筒8cには、前記の係止杆
8aが貫通しており、当該係止杆8aの基端側に
手動操作部8dが、そして先端側に係止端8eが
設けられている。
上記の手動操作部8dは、軸承筒8cに軸ピン
8fにて枢着の作動片8gと、同片8gの他端に
軸ピン8hにより枢着の連枢片8iと把手8jと
を具備し、同片8iを軸ピン8kによつて係止杆
8aの基端に枢着すると共に、作動片8gには把
手8jが衝当自在な押当部8lを設けるようにし
たもので、この把手8jを第4図のaの状態から
矢印方向へ手動することで、係止杆8aを引込め
るようにし、その係止端8cによつて、係止溝1
4を設けた第2連結フランジ2eの係当部28に
押当させ、これにより第1、第2連結フランジ1
e,2eを強力に締着できるようにしてある。
〔考案の効果〕
本考案は上記のようにして構成することができ
るものであるから、第1、第2半割槽1,2を突
き合せ状態として、固定用クランプ8,8…によ
り締着するだけで、組立作業を簡易迅速に行うこ
とができるだけでなく、分解作業も容易に、かつ
速やかに完了できると共に、分解時には第1、第
2半割槽1,2を重積状態として占有面積を小さ
くでき、しかも、この際下積みの半割槽に、上積
みの半割槽が支承用腕部23,23……により、
上縁フランジ1gの上面に安定載置され、この結
果自動車による遅延にも至便で、不本意な変移動
により浴槽を損傷するといつたことも防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る分割浴槽の分解積み重ね
状態を示す正面図、第2図は同浴槽の組立途上を
示す斜視図、第3図は同浴槽の第2半割槽を示す
連結開口側の端面図、第4図は同浴槽の第1、第
2半割槽を示す突き合せ直前における第1、第2
連結フランジの部分縦断正面図、第5図a,bは
同浴槽に用いられる固定用クランプの一例を示す
夫々非締着、締着状態の部分背面図、第6図a,
bは同クランプの他例を示した夫々締着、非締着
状態の部分平面図、同図cは係受金具の正面図で
ある。 1……第1半割槽、2……第2半割槽、1e…
…第1連結フランジ、1g……上縁フランジ、2
e……第2連結フランジ、2g……上縁フラン
ジ、7……固定用クランプ、8……固定用クラン
プ、23……支承用腕部、24……通〓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1半割槽と第2半割槽の長手方向一側端に
    夫々第1、第2連結フランジを形成し、当該両
    連結フランジを当接状態で、所要複数の固定用
    クランプによる締着により、分割自在なるよう
    浴槽本体が形成され、第2半割槽の周壁外面か
    らは、当該第2半割槽が前記第1半割槽に内装
    重積された際、第1半割槽の上縁フランジ上面
    に載置される所要複数個の支承用腕部を突設し
    てなる分割浴槽。 (2) 支承用腕部の周壁外面への取付高さが、第2
    半割槽の上縁フランジ下縁と、当該支承用腕部
    との間に、ホース等の載置用である通〓を形成
    する位置である実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の分割浴槽。
JP3036786U 1986-03-03 1986-03-03 Expired JPH0327503Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3036786U JPH0327503Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3036786U JPH0327503Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62142338U JPS62142338U (ja) 1987-09-08
JPH0327503Y2 true JPH0327503Y2 (ja) 1991-06-13

Family

ID=30835104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3036786U Expired JPH0327503Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0327503Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100928962B1 (ko) * 2008-12-05 2009-11-26 창림정공(주) 장애우용 조립욕조

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62142338U (ja) 1987-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5190337A (en) Collapsible pipe rack for pickup trucks
US5647455A (en) Folding sawhorse
JPH0327503Y2 (ja)
JPH0327502Y2 (ja)
JPH0327505Y2 (ja)
JPH0510056Y2 (ja)
JPH05311743A (ja) 建築構造材の連結工法及びそれに用いる連結材
KR200360211Y1 (ko) 적재 운반용 랙
JPH0514656Y2 (ja)
EP0465455B1 (fr) Etrier de liaison pour construction auto-portante préfabriquée
JPH05146316A (ja) テーブル
JPH0354871Y2 (ja)
JP3395057B2 (ja) 浴室用収納パネル
JPH1081391A (ja) 組立式輸送容器の補強及び防水構造
JPS6120896Y2 (ja)
JPS6132002Y2 (ja)
JPH0323866Y2 (ja)
JPS6218495Y2 (ja)
JPH0514657Y2 (ja)
JPH0321675Y2 (ja)
JP3862820B2 (ja) 柱・柱接合金物および接合構造
JPH073368U (ja) テーブルの脚の取付構造
JP3920169B2 (ja) コンクリート型枠支保治具
JPS6126220Y2 (ja)
JPH0724522Y2 (ja) 鉄骨床端部コンクリート打止板