JPH0327477Y2 - - Google Patents

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JPH0327477Y2
JPH0327477Y2 JP1985161185U JP16118585U JPH0327477Y2 JP H0327477 Y2 JPH0327477 Y2 JP H0327477Y2 JP 1985161185 U JP1985161185 U JP 1985161185U JP 16118585 U JP16118585 U JP 16118585U JP H0327477 Y2 JPH0327477 Y2 JP H0327477Y2
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JP
Japan
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seat
cover
band
cloth
sewn
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JP1985161185U
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JPS6268639U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、リヤシートの複数のシートバツク
間に形成される隙間の下部を帯状ボロ隠しで覆う
様にした可倒式リヤシートの側部隙間カバー装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来の自動車には、例えば第12図に示した様
に、リヤシート1のシートクツシヨン2の後端部
両側部上に固定シートバツク3,3を設け、この
固定シートバツク3,3間にリクライニング式の
可倒シートバツク4,4を設けて、この可倒シー
トバツク4,4を前方に倒伏させることにより、
車室5後部の荷室6の前端を前方に開放し得る様
にしたタイプのものがある(昭和58年10月に日産
自動車(株)式会社が発行した「NISSAN サ
ービス周報 第491号(BL−14)」の−第54頁
参照)。
この自動車においては、可倒シートバツク4の
リクライニング装置(図示せず)が固定シートバ
ツク3と可倒シートバツク4との間に配設される
ため、固定シートバツク3と可倒シートバツク4
との間に隙間(図示せず)が形成され、この隙間
の下部から荷室6の底部側が見える。
この点を考慮して、第13図に示した様に、固
定シートバツク3側部の下部に帯状ボロ隠し7の
上端部を縫着して、この帯状ボロ隠し7を固定シ
ートバツク3と可倒シートバツク4との間の隙間
の下部を閉成することにより、荷室6の底部側が
見えない様にすることが考えられる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上述した様に帯状ボロ隠し7の上端部
のみを縫着した場合には、帯状ボロ隠し7の下端
部が自由状態にあるため、可倒シートバツク4を
何回も起倒させると、帯状ボロ隠し7が折り曲げ
られて変形し、上述した隙間の下部を充分に閉成
できなくなる虞があつた。
そこで、この考案は、可倒シートバツクを何回
起倒させても、帯状ボロ隠しが変形しにくい可倒
式リヤシートの側部隙間カバー装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、この考案は、リヤシ
ートの後端部上に複数のシートバツクを設けて、
前記シートバツクの少なくとも一つを前方に倒伏
させることにより、前記シートバツク後方の荷室
の前端を前方に開放し得る様にすると共に、前記
各シートバツク間に形成される隙間の下端部を前
記隣接するシートバツクの一方の側部に縫着した
帯状ボロ隠しで覆う様にした可倒式リヤシートの
側部隙間カバー装置であつて、前記帯状ボロ隠し
を上端部と下端部の2点で前記側部に縫着した可
倒式リヤシートの側部隙間カバー装置としたこと
を特徴とするものである。
(作用) この様な構成によれば、帯状ボロ隠しは、上下
の2点でシートバツクの側部に固定されるので、
シートバツク間の隙間を常に所定の状態で閉成す
る。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図〜第11図
に基づいて説明する。
第10図において、8は自動車の車体、9は車
体8内の車室、10は車室9内のリヤシート、1
1は車室9後部の荷室である。
リヤシート10は、第10図、第11図に示し
た様に、一つのシートクツシヨン12と、シート
クツシヨン12の後端部両側上に夫々固定された
固定シートバツク13,13と、固定シートバツ
ク13,13間に配設されたリクライニング式の
可倒シートバツク14,14を備えている。この
可倒シートバツク14は、第1図に示したリクラ
イニング装置15を介してシートクツシヨン12
の後端部に前後に起倒調整可能に装着されてい
る。第1図中、16はリクライニング装置15の
リクライニングレバーである。
固定シートバツク13は、第2図に示した様
に、シートバツク本体17とシートカバー18か
ら構成されている。このシートカバー18は、第
2図に示した側部のカバー布片19,20と、正
面のカバー布片21,22と、第3図、第5図に
示した底部のカバー布片23とを有する。そし
て、カバー布片19〜23は互いに隣接する部分
が縫着されている。
固定シートバツク13と可倒シートバツク14
との間には、リクライニング装置15による隙間
24が第2図の如く形成されている。この隙間2
4の下部には帯状ボロ隠し25が配設されてい
る。この帯状ボロ隠し25は第6図に示した布片
26を折り畳んで一部を縫着することにより形成
したものである。
この布片26は、略中央の折畳線27で左右に
分けられた左布部28と右布部29とを有すると
共に、図中、右下部の折畳線30で右布部29か
ら分けられた折返し布部31を有する。
そして、左布部28の左側縁には図中下方に向
かうに従つて左方に向かう段付傾斜辺32が設け
られ、右布部29の右側縁には下方に向かうに従
つて右方に向かう段付傾斜辺33が設けられてい
る。段付傾斜辺32は、上部傾斜辺部32a、下
部傾斜辺部32c及び此の上部傾斜辺部32a、
下部傾斜辺部32c間の段部32bを有する。ま
た、段付傾斜辺33は、上部傾斜辺部33aと段
部33bを有する。しかも、上部傾斜辺部32a
と33a、段部32bと33b及び下部傾斜辺部
32cと33cは、折畳線27を中心に左右対称
に設けられている。
また、左布部28の下縁左部には図中左上方に
向かう傾斜辺34が形成され、左布部28の下縁
右部には段部35と図中右上方に向かう傾斜辺3
6が形成されている。一方、右布部29の下縁右
部には図中右上方に向かう傾斜辺37が形成さ
れ、右布部29の下縁左部には段部38と図中左
上方に向かう傾斜辺39が形成されている。しか
も、傾斜辺34と37、段部35と38、及び傾
斜辺36と39は折畳線27を中心に左右対称に
設けられている。
さらに、左・右布部28,29の上端部間には
略V字状の切込40が形成され、右布部29と折
返し布部31との下縁部間には逆V字状の切込4
1が形成されている。しかも、傾斜辺36,39
の接合点42と切込40とを結ぶ線が上述した折
畳線27となり、切込41と段部32bの端43
とを結ぶ線が上述した折畳線30となる。この結
果、布片26の折畳位置が容易に確認できる様に
なつている。
この様な布片26の左布部28を折畳線27を
中心に右布部29上に第6図の矢印44方向に折
り畳むと、第7図の状態となる。この状態から折
返し布部31を第7図の矢印45方向に左布部2
8上に折り畳むと、布片26は第8図、第9図の
状態となる。この様に折り畳んだ状態で、左・右
布部28,29及び折返し布部31を此の折返し
布部31縁部に沿つて縫着すると共に、この様に
して形成される縫着線46を上部傾斜辺部32
a,33aの部分まで設ける。これによつて、上
述した帯状ボロ隠し25が形成され、この帯状ボ
ロ隠し25の上部傾斜辺32a,33aに沿う部
分がシートカバー18側への縫着代47となり、
傾斜辺34,37に沿う部分が縫着代48とな
る。
この様な帯状ボロ隠し25上端部の縫着代47
は、第4図の如く、カバー布片19,21の縫着
縁部19a,21a間に介装されていると共に、
縫着部49で縫着縁部19a,21aと一体に結
合されている。また、帯状ボロ隠し25の下端部
の縫着代48は、第5図の如く、カバー布片1
9,23の縫着縁部19b,23a間に介装され
ていると共に、縫着部50で縫着縁部19b,2
3aと一体に結合されている。そして、帯状ボロ
隠し25の中間部とシートカバー18の側部との
間にはリクライニングレバー16の先端部が挿通
されている。従つて、帯状ボロ隠し25は、上述
した隙間24の下部を覆つて、後方の荷室11底
部側及びリクライニング装置15が露出するのを
防止している。
(考案の効果) この考案は、以上説明したように、リヤシート
の後端部上に複数のシートバツクを設けて、前記
シートバツクを少なくとも一つを前方に倒伏させ
ることにより、前記シートバツク後方の荷室の前
端を前方に開放し得る様にすると共に、前記各シ
ートバツク間に形成される隙間の下端部を前記隣
接するシートバツクの一方の側部に縫着した帯状
ボロ隠しで覆う様にした可倒式リヤシートの側部
隙間カバー装置であつて、前記帯状ボロ隠しを上
端部と下端部の2点で前記側部に縫着したので、
可倒シートバツクを何回起倒させても、帯状ボロ
隠しが変形するのを確実に防止して、常時、リヤ
シート後方の荷室の底部側を帯状ボロ隠しで見え
なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る可倒式リヤシートの側
部隙間カバー装置の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の−線に沿う概略断面図、第3図
は第1図に示した固定シートバツクの要部斜視
図、第4図は第3図を−線に沿つて切断した
斜視図、第5図は第3図を−線に沿つて切断
した斜視図、第6図は第1図に示した帯状ボロ隠
しの展開図、第7図は第6図の布片の折畳途中を
示す説明図、第8図は第1図に示した帯状ボロ隠
しの背面図、第9図は第8図の−線に沿う断
面図、第10図は第1図の固定シートバツクを備
える自動車の部分斜視図、第11図は第10図に
示した可倒式リヤシートの斜視図、第12図は従
来の可倒式リヤシートを備える自動車の部分斜視
図、第13図は第12図の可倒式リヤシートに帯
状ボロ隠しを適用した場合の説明図である。 9……車室、10……リヤシート、11……荷
室、12……シートクツシヨン、13……固定シ
ートバツク、14……可倒シートバツク、15…
…リクライニング装置、16……リクライニング
レバー、18……シートカバー、24……隙間、
25……帯状ボロ隠し。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リヤシートの後端部上に複数のシートバツクを
    設けて、前記シートバツクの少なくとも一つを前
    方に倒伏させることにより、前記シートバツク後
    方の荷室の前端を前方に開放し得る様にすると共
    に、前記各シートバツク間に形成される隙間の下
    端部を前記隣接するシートバツクの一方の側部に
    縫着した帯状ボロ隠しで覆う様にした可倒式リヤ
    シートの側部隙間カバー装置であつて、 前記帯状ボロ隠しを上端部と下端部の2点で前
    記側部に縫着したことを特徴とする可倒式リヤシ
    ートの側部隙間カバー装置。
JP1985161185U 1985-10-21 1985-10-21 Expired JPH0327477Y2 (ja)

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JPS6268639U JPS6268639U (ja) 1987-04-30
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