JPH03273Y2 - - Google Patents
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- JPH03273Y2 JPH03273Y2 JP2482787U JP2482787U JPH03273Y2 JP H03273 Y2 JPH03273 Y2 JP H03273Y2 JP 2482787 U JP2482787 U JP 2482787U JP 2482787 U JP2482787 U JP 2482787U JP H03273 Y2 JPH03273 Y2 JP H03273Y2
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- blank
- die
- forging
- chuck
- ram
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- 238000005242 forging Methods 0.000 claims description 75
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 12
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 10
- RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N [(2s,3r,6r)-6-[5-[5-hydroxy-3-(4-hydroxyphenyl)-4-oxochromen-7-yl]oxypentoxy]-2-methyl-3,6-dihydro-2h-pyran-3-yl] acetate Chemical compound C1=C[C@@H](OC(C)=O)[C@H](C)O[C@H]1OCCCCCOC1=CC(O)=C2C(=O)C(C=3C=CC(O)=CC=3)=COC2=C1 RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N 0.000 description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 description 11
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 239000010730 cutting oil Substances 0.000 description 2
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ラムの一往復動毎に機台の一側より
供給されたブランクを、該ラムの前面に保持され
た複数個の圧造パンチにより、これら各圧造パン
チと夫々対向するように配設された圧造ダイ内に
打込んで順次段階的に圧造加工して所定形状の製
品を成形するようにした多段式圧造成形機におい
て、上記圧造ダイ内に内挿されたブランク排出用
の押圧ピンにより蹴り出されて、該圧造ダイより
前方に排出されるブランクの過度の飛出しを確実
に防止するようにしたブランク飛出し防止装置に
関する。
供給されたブランクを、該ラムの前面に保持され
た複数個の圧造パンチにより、これら各圧造パン
チと夫々対向するように配設された圧造ダイ内に
打込んで順次段階的に圧造加工して所定形状の製
品を成形するようにした多段式圧造成形機におい
て、上記圧造ダイ内に内挿されたブランク排出用
の押圧ピンにより蹴り出されて、該圧造ダイより
前方に排出されるブランクの過度の飛出しを確実
に防止するようにしたブランク飛出し防止装置に
関する。
(従来の技術)
一般に、多段式圧造成形機には、機台の所定位
置に装備されたダイブロツクに粗から精に至る複
数個の圧造ダイが一定間隔に並設されていると共
に、上記ダイブロツクに対向するように配設され
且つ該ダイブロツクに向かつて往復動するラムの
前面には、上記複数個の圧造ダイと同数個の圧造
パンチが並設されている。そして、上記ラムの一
往復動毎に機台の一側より供給されたブランク
を、同じくラムの往復動作に同期して隣接する圧
造ダイ間で往復動する複数個の素材移送用チヤツ
クにより粗から精に至る圧造ダイへ順次移送しつ
つ、該ブランクを上記圧造パンチにより圧造ダイ
内へ打込んで段階的に圧造加工することにより、
ボルトやナツト等の各種製品を成形するようにな
つている。
置に装備されたダイブロツクに粗から精に至る複
数個の圧造ダイが一定間隔に並設されていると共
に、上記ダイブロツクに対向するように配設され
且つ該ダイブロツクに向かつて往復動するラムの
前面には、上記複数個の圧造ダイと同数個の圧造
パンチが並設されている。そして、上記ラムの一
往復動毎に機台の一側より供給されたブランク
を、同じくラムの往復動作に同期して隣接する圧
造ダイ間で往復動する複数個の素材移送用チヤツ
クにより粗から精に至る圧造ダイへ順次移送しつ
つ、該ブランクを上記圧造パンチにより圧造ダイ
内へ打込んで段階的に圧造加工することにより、
ボルトやナツト等の各種製品を成形するようにな
つている。
また、上記各圧造ダイ内には、ノツクアウトピ
ン(押圧ピン)が夫々内挿されており、該ノツク
アウトピンにより圧造ダイ内のブランクを圧造パ
ンチの後退に伴つて圧造ダイ内より前方に排出し
て素材移送用チヤツクにより捕促させるようにな
つている。
ン(押圧ピン)が夫々内挿されており、該ノツク
アウトピンにより圧造ダイ内のブランクを圧造パ
ンチの後退に伴つて圧造ダイ内より前方に排出し
て素材移送用チヤツクにより捕促させるようにな
つている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、上記のごとく圧造ダイ内へ打込まれ
たブランクの後端をノツクアウトピンにより蹴り
出して圧造ダイ内より前方に排出する際に、例え
ば第9図イに示すように、ブランクa1の軸方向の
長さが比較的長い場合には、該ブランクa1がノツ
クアウトピンbによりけり出されてから圧造ダイ
cより完全に排出されるまでの間に比較的時間の
余裕があり、その為、ブランクa1の軸部を左右一
対の素材移送用チヤツクdにより確実に捕促でき
るのであるが、第9図ロに示すように、ブランク
a2の軸方向の長さが極端に短い場合には、該ブラ
ンクa2がノツクアウトピンbによりけり出されて
から圧造ダイcより排出されるまでの間に時間的
な余裕がなく、その為、圧造ダイcより前方に排
出されたブランクa2を瞬時に左右一対の素材移送
用チヤツク間で捕促しなければならない。然し乍
ら、該ブランクa2の軸長が極端に短いが故に、こ
れを上記素材移送用チヤツクdにより確実に捕捉
することが困難となる。この為、ブランクa2を左
右一対の素材移送用チヤツクdにより次位圧造ダ
イの前面に移送することができなくなつて、連結
的な圧造加工を順調に行えなくなるといつた問題
が発生する。
たブランクの後端をノツクアウトピンにより蹴り
出して圧造ダイ内より前方に排出する際に、例え
ば第9図イに示すように、ブランクa1の軸方向の
長さが比較的長い場合には、該ブランクa1がノツ
クアウトピンbによりけり出されてから圧造ダイ
cより完全に排出されるまでの間に比較的時間の
余裕があり、その為、ブランクa1の軸部を左右一
対の素材移送用チヤツクdにより確実に捕促でき
るのであるが、第9図ロに示すように、ブランク
a2の軸方向の長さが極端に短い場合には、該ブラ
ンクa2がノツクアウトピンbによりけり出されて
から圧造ダイcより排出されるまでの間に時間的
な余裕がなく、その為、圧造ダイcより前方に排
出されたブランクa2を瞬時に左右一対の素材移送
用チヤツク間で捕促しなければならない。然し乍
ら、該ブランクa2の軸長が極端に短いが故に、こ
れを上記素材移送用チヤツクdにより確実に捕捉
することが困難となる。この為、ブランクa2を左
右一対の素材移送用チヤツクdにより次位圧造ダ
イの前面に移送することができなくなつて、連結
的な圧造加工を順調に行えなくなるといつた問題
が発生する。
そこで本考案は、多段式圧造成形機により各種
製品、特に軸方向の長さが極端に短い形状のパー
ツ類を成形する場合において、圧造ダイ内に内挿
されたノツクアウトピンにより蹴り出されて該圧
造ダイより排出されるブランクの過度の飛出しを
防止する装置を提供し、該ブランクを確実に素材
移送用チヤツクに捕捉させるようにすることを目
的とする。
製品、特に軸方向の長さが極端に短い形状のパー
ツ類を成形する場合において、圧造ダイ内に内挿
されたノツクアウトピンにより蹴り出されて該圧
造ダイより排出されるブランクの過度の飛出しを
防止する装置を提供し、該ブランクを確実に素材
移送用チヤツクに捕捉させるようにすることを目
的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するために、本考案は次のよ
うに構成したことを特徴とする。
うに構成したことを特徴とする。
即ち、機台の所定位置に装備されて該機台の一
側より供給される線材を一定寸法に切断するカツ
ターと、これに並設され且つ粗から精に至る複数
個の圧造ダイが一定間隔に並設されたダイブロツ
クと、該ダイブロツクに対向するように配設され
て上記圧造ダイと同数個の圧造パンチが並設され
且つダイブロツクに向かつて進退動するラムと、
上記圧造ダイの並設方向に往復動自在に機台上に
支持され且つ圧造ダイと同数個のブランク移送用
チヤツクをダイブロツクの前面に垂下させるよう
に取付けたチヤツクブロツクとを有すると共に、
上記ラムを進退動させるクランク軸に連動して揺
動することによりチヤツクブロツクを各ブランク
移送用チヤツクが隣接する圧造ダイ間で往復動す
るように駆動させるチヤツクブロツク駆動用レバ
ーと、上記クランク軸に連動して各ブランク移送
用チヤツクを上記ラムの進退動に同期して開閉さ
せるカム軸と、同じく上記クランク軸に連動して
揺動することにより上記カツターもしくは各圧造
ダイよりブランクを押し出して該ブランクを上記
素材移送用チヤツクに挾持さるべく押圧ピンを前
後動させる押圧ピン駆動用レバーとが備えられて
いる多段式圧造成形機におけるブランク飛出し防
止装置において、上記押圧ピン駆動用レバーの所
定位置に一端が枢着されて押圧ピンと同期して前
後に駆動される第1駆動ロツドと、該第1駆動ロ
ツドの他端に一端が枢着されて第1駆動ロツドに
より揺動される第1リンク部材と、上記チヤツク
ブロツク駆動用レバーの所定位置に一端が枢着さ
れてチヤツクブロツクと同期して同方向に往復動
される第2駆動ロツドと、上記第1リンク部材の
他端に一端が枢着されると共に、中間部が上記第
2駆動ロツドの他端に枢着されることにより、先
端部がチヤツクブロツクの往復動作に同期して、
所定の圧造ダイ前面位置と該圧造ダイ前面に上記
ラムの前進時に当接する圧造パンチより退避し得
る位置との間で揺動され、且つ第1リンク部材の
揺動に伴つて所定の圧造ダイ前面に対して離接す
る方向に移動される第2リンク部材と、該第2リ
ンク部材の先端に固設されて上記押圧ピンにより
所定の圧造ダイより排出されるブランクを受止す
るストツパー部材とを備えた構成とする。
側より供給される線材を一定寸法に切断するカツ
ターと、これに並設され且つ粗から精に至る複数
個の圧造ダイが一定間隔に並設されたダイブロツ
クと、該ダイブロツクに対向するように配設され
て上記圧造ダイと同数個の圧造パンチが並設され
且つダイブロツクに向かつて進退動するラムと、
上記圧造ダイの並設方向に往復動自在に機台上に
支持され且つ圧造ダイと同数個のブランク移送用
チヤツクをダイブロツクの前面に垂下させるよう
に取付けたチヤツクブロツクとを有すると共に、
上記ラムを進退動させるクランク軸に連動して揺
動することによりチヤツクブロツクを各ブランク
移送用チヤツクが隣接する圧造ダイ間で往復動す
るように駆動させるチヤツクブロツク駆動用レバ
ーと、上記クランク軸に連動して各ブランク移送
用チヤツクを上記ラムの進退動に同期して開閉さ
せるカム軸と、同じく上記クランク軸に連動して
揺動することにより上記カツターもしくは各圧造
ダイよりブランクを押し出して該ブランクを上記
素材移送用チヤツクに挾持さるべく押圧ピンを前
後動させる押圧ピン駆動用レバーとが備えられて
いる多段式圧造成形機におけるブランク飛出し防
止装置において、上記押圧ピン駆動用レバーの所
定位置に一端が枢着されて押圧ピンと同期して前
後に駆動される第1駆動ロツドと、該第1駆動ロ
ツドの他端に一端が枢着されて第1駆動ロツドに
より揺動される第1リンク部材と、上記チヤツク
ブロツク駆動用レバーの所定位置に一端が枢着さ
れてチヤツクブロツクと同期して同方向に往復動
される第2駆動ロツドと、上記第1リンク部材の
他端に一端が枢着されると共に、中間部が上記第
2駆動ロツドの他端に枢着されることにより、先
端部がチヤツクブロツクの往復動作に同期して、
所定の圧造ダイ前面位置と該圧造ダイ前面に上記
ラムの前進時に当接する圧造パンチより退避し得
る位置との間で揺動され、且つ第1リンク部材の
揺動に伴つて所定の圧造ダイ前面に対して離接す
る方向に移動される第2リンク部材と、該第2リ
ンク部材の先端に固設されて上記押圧ピンにより
所定の圧造ダイより排出されるブランクを受止す
るストツパー部材とを備えた構成とする。
(作用)
上記の構成によれば、第2リンク部材の先端に
ストツパー部材が取付けられているので、該スト
ツパー部材が所定の圧造ダイの前面位置と該圧造
ダイ前面にラムの前進に伴つて当接する圧造パン
チより退避し得る位置とに揺動されることにな
る。しかも、上記第2リンク部材が、ラムを進退
動させるクランク軸に連動されるチヤツクブロツ
ク駆動用レバーに第2ロツド部材を介して連結さ
れていることにより、上記ストツパー部材をラム
の進退動作、即ち、ラム前面の圧造パンチが圧造
ダイより後退する時間内において所定の圧造ダイ
の前面に位置させると共に、再びラムが前進して
圧造パンチが圧造ダイに当接するまでの間に圧造
パンチより退避させることが可能となる。
ストツパー部材が取付けられているので、該スト
ツパー部材が所定の圧造ダイの前面位置と該圧造
ダイ前面にラムの前進に伴つて当接する圧造パン
チより退避し得る位置とに揺動されることにな
る。しかも、上記第2リンク部材が、ラムを進退
動させるクランク軸に連動されるチヤツクブロツ
ク駆動用レバーに第2ロツド部材を介して連結さ
れていることにより、上記ストツパー部材をラム
の進退動作、即ち、ラム前面の圧造パンチが圧造
ダイより後退する時間内において所定の圧造ダイ
の前面に位置させると共に、再びラムが前進して
圧造パンチが圧造ダイに当接するまでの間に圧造
パンチより退避させることが可能となる。
更に、第2リンク部材の先端が、プツシヤー駆
動用レバーに第1駆動ロツドを介して連結された
第1リンク部材の揺動に伴つて所定の圧造ダイの
前面に対して離接する方向に移動されることにな
るので、上記プツシヤー駆動用レバーにより前後
動される押圧ピンにより押し出されて、所定の圧
造ダイよりブランクが前方に排出されるときに、
ストツパー部材が所定の圧造ダイの前面側に引き
寄せられることになつて、該圧造ダイより排出さ
れるブランクを受止し、該ブランクの前方への過
度の飛び出しを防止することになる。これによ
り、ブランクが所定の圧造ダイの前面に位置する
ブランク移送用チヤツクに確実に捕促されること
になる。その後、再び上記プツシヤー駆動レバー
による第1リンク部材の揺動に伴つてストツパー
部材が所定の圧造ダイの前面側より押し戻される
ことになつて、ブランク移送用チヤツクにより次
位圧造ダイの前面へ移送されるブランクの端面と
ストツパー部材とが接触することがない。これに
より、該ブランクを確実に次位圧造ダイの前面に
移送することが可能となる。
動用レバーに第1駆動ロツドを介して連結された
第1リンク部材の揺動に伴つて所定の圧造ダイの
前面に対して離接する方向に移動されることにな
るので、上記プツシヤー駆動用レバーにより前後
動される押圧ピンにより押し出されて、所定の圧
造ダイよりブランクが前方に排出されるときに、
ストツパー部材が所定の圧造ダイの前面側に引き
寄せられることになつて、該圧造ダイより排出さ
れるブランクを受止し、該ブランクの前方への過
度の飛び出しを防止することになる。これによ
り、ブランクが所定の圧造ダイの前面に位置する
ブランク移送用チヤツクに確実に捕促されること
になる。その後、再び上記プツシヤー駆動レバー
による第1リンク部材の揺動に伴つてストツパー
部材が所定の圧造ダイの前面側より押し戻される
ことになつて、ブランク移送用チヤツクにより次
位圧造ダイの前面へ移送されるブランクの端面と
ストツパー部材とが接触することがない。これに
より、該ブランクを確実に次位圧造ダイの前面に
移送することが可能となる。
(実施例)
次に、本考案の具体的な実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は、本考案に係るブランク飛び出し防止
装置が備えられた多段式圧造成形機の概略平面図
であり、第2、第3図は夫々第1図−,−
切断線よりみた拡大断面図である。
装置が備えられた多段式圧造成形機の概略平面図
であり、第2、第3図は夫々第1図−,−
切断線よりみた拡大断面図である。
第1図に示すように、本実施例の多段式圧造成
形機1における機台2の所定位置にはダイブロツ
ク3が配設されており、このダイブロツク3には
粗から精にいたる複数個の圧造ダイ4…4(第3
図参照)が一定間隔に並設されている。また、上
記ダイブロツク3の前方における機台2に装備さ
れたラム5の前面には、上記圧造ダイ4…4と同
数個の圧造パンチ6…6が各圧造ダイ4…4と
夫々対向するように保持されていると共に、該ラ
ム5の後端が当該圧造成形機1の駆動用モータ7
により回転されるフライホイール8と一体のクラ
ンク軸9に連結部材10を介して連結されること
により、該ラム5が上記ダイブロツク3に向かつ
て前後動するようになつている。尚、第3図に示
すようにダイブロツク3の側方には機台2の一側
後方より導入される線材A(第1図参照)を供給
するためのブランク供給用クイル4aが各圧造ダ
イと並設して設けられいると共に、該ブランク供
給用クイル4aより供給された線材を一定寸法に
切断するためのカツターCが設けられている。
形機1における機台2の所定位置にはダイブロツ
ク3が配設されており、このダイブロツク3には
粗から精にいたる複数個の圧造ダイ4…4(第3
図参照)が一定間隔に並設されている。また、上
記ダイブロツク3の前方における機台2に装備さ
れたラム5の前面には、上記圧造ダイ4…4と同
数個の圧造パンチ6…6が各圧造ダイ4…4と
夫々対向するように保持されていると共に、該ラ
ム5の後端が当該圧造成形機1の駆動用モータ7
により回転されるフライホイール8と一体のクラ
ンク軸9に連結部材10を介して連結されること
により、該ラム5が上記ダイブロツク3に向かつ
て前後動するようになつている。尚、第3図に示
すようにダイブロツク3の側方には機台2の一側
後方より導入される線材A(第1図参照)を供給
するためのブランク供給用クイル4aが各圧造ダ
イと並設して設けられいると共に、該ブランク供
給用クイル4aより供給された線材を一定寸法に
切断するためのカツターCが設けられている。
更に、上記ダイブロツク3上に前端部が載置さ
れ且つ後端部が機台2上に架設された支軸11に
軸支された支持フレーム12の前端内周部には、
チヤツクブロツク13が各圧造ダイ4…4の並設
方向に摺動自在に支持されていると共に、第3図
に拡大して示すように、該チヤツクブロツク13
の一側にはチヤツクブロツク駆動用ロツド14の
一端がピン15を介して枢着され、且つ該駆動用
ロツド14の他端が上記機台2の側壁部2aに支
持ブラケツト16により揺動自在に支持されたチ
ヤツクブロツク駆動用レバー17の上端部に軸1
8を介して枢着されている。そして、上記チヤツ
クブロツク駆動用レバー17の下端部には、上記
クランク軸9の一側に固設されたベベルギア19
(第1図参照)を介して該クランク軸9に連動さ
れる第1駆動用軸20上に固設された可動フレー
ム駆動用カム21に転接するローラ部材22が枢
着されていることにより、上記第1駆動軸20の
回転に伴つてチヤツクブロツク駆動用レバー17
が揺動されることになる。これにより、上記チヤ
ツクブロツク13が隣接する圧造ダイ4,4の間
隔に等しい距離だけ上記ラム5の後退している時
間内において一往復するようになつている。
れ且つ後端部が機台2上に架設された支軸11に
軸支された支持フレーム12の前端内周部には、
チヤツクブロツク13が各圧造ダイ4…4の並設
方向に摺動自在に支持されていると共に、第3図
に拡大して示すように、該チヤツクブロツク13
の一側にはチヤツクブロツク駆動用ロツド14の
一端がピン15を介して枢着され、且つ該駆動用
ロツド14の他端が上記機台2の側壁部2aに支
持ブラケツト16により揺動自在に支持されたチ
ヤツクブロツク駆動用レバー17の上端部に軸1
8を介して枢着されている。そして、上記チヤツ
クブロツク駆動用レバー17の下端部には、上記
クランク軸9の一側に固設されたベベルギア19
(第1図参照)を介して該クランク軸9に連動さ
れる第1駆動用軸20上に固設された可動フレー
ム駆動用カム21に転接するローラ部材22が枢
着されていることにより、上記第1駆動軸20の
回転に伴つてチヤツクブロツク駆動用レバー17
が揺動されることになる。これにより、上記チヤ
ツクブロツク13が隣接する圧造ダイ4,4の間
隔に等しい距離だけ上記ラム5の後退している時
間内において一往復するようになつている。
かかるチヤツクブロツク13の前面には、左右
一対とされた複数個のブランク移送用チヤツク2
3…23が上記圧造ダイ4…4と同数だけこれら
各圧造ダイ4…4と同じ間隔で取付けられている
と共に、上記支軸11の前方に該支軸11と平行
するように機台2上に配設されたカム軸24上に
は、各チヤツク23…23ごとのチヤツク開閉用
カム25…25が夫々固設されている。そして、
上記カム軸24の一端にはベベルギア26が固設
されており、このベベルギア26が上記第1駆動
軸20の一端に固設されたベベルギア27を介し
て該第1駆動軸20に連動される第2駆動軸28
上のベベルギア29に噛合されていることにより
カム軸24が第1駆動20ならびに第2駆動軸2
8と共に回転されることになる。これにより、カ
ム軸24上の各チヤツク開閉用カム25…25が
夫々回転して上記左右一対の各ブランク移送用チ
ヤツク23…23がラム5の前後動作に同期して
開閉されることににより、該ラム5の前進時にお
ける各圧造パンチ6…6と各チヤツク23…23
との干渉を回避し得るようになつている。
一対とされた複数個のブランク移送用チヤツク2
3…23が上記圧造ダイ4…4と同数だけこれら
各圧造ダイ4…4と同じ間隔で取付けられている
と共に、上記支軸11の前方に該支軸11と平行
するように機台2上に配設されたカム軸24上に
は、各チヤツク23…23ごとのチヤツク開閉用
カム25…25が夫々固設されている。そして、
上記カム軸24の一端にはベベルギア26が固設
されており、このベベルギア26が上記第1駆動
軸20の一端に固設されたベベルギア27を介し
て該第1駆動軸20に連動される第2駆動軸28
上のベベルギア29に噛合されていることにより
カム軸24が第1駆動20ならびに第2駆動軸2
8と共に回転されることになる。これにより、カ
ム軸24上の各チヤツク開閉用カム25…25が
夫々回転して上記左右一対の各ブランク移送用チ
ヤツク23…23がラム5の前後動作に同期して
開閉されることににより、該ラム5の前進時にお
ける各圧造パンチ6…6と各チヤツク23…23
との干渉を回避し得るようになつている。
更に、第2図に示すように、上記クランク軸9
の下方には該クランク軸9に適当な伝達機構(図
示せず)を介して連動されるエキセン主軸30な
らびに該主軸30に一体的に嵌合されたエキセン
輪30aが設けられており、該エキセン輪30a
に一端31aを支持されたコーンロツド31の他
端31bにはカム部材32が枢着されていること
により、該カム部材32が機台2の後端部下方に
横架された支軸33を中心に揺動されると共に、
同じく機台2の後端部上方に横架された支軸34
には上記カム部材32により該支軸34を中心と
して回動されるプツシヤー駆動用レバー(押圧ピ
ン駆動用レバー)35が枢支されている。そし
て、該プツシヤー駆動用レバー35の上端部には
プツシヤーピン(押圧ピン)36の後端が連結さ
れており、該プツシヤーピン36の前後動作に伴
つて、機台の一側よりブランク供給用クイル4a
を介して供給され、且つカツターCにより一定寸
法に切断されたブランクの後端をけり出して上記
素材移送用チヤツク23に挾持されるようになつ
ている。また、上記支軸33ならびに34には
夫々各圧造ダイ4…4内に内挿されて該圧造ダイ
4…4内のブランクを前方にけり出して素材移送
用チヤツク23に挾持させるためのノツクアウト
ピン(押圧ピン)37…37をそれぞれ前後動さ
せるノツクアウトピン駆動用レバー(押圧ピン駆
動レバー)38…38およびカム部材39…39
(第1図参照)が設けられている。
の下方には該クランク軸9に適当な伝達機構(図
示せず)を介して連動されるエキセン主軸30な
らびに該主軸30に一体的に嵌合されたエキセン
輪30aが設けられており、該エキセン輪30a
に一端31aを支持されたコーンロツド31の他
端31bにはカム部材32が枢着されていること
により、該カム部材32が機台2の後端部下方に
横架された支軸33を中心に揺動されると共に、
同じく機台2の後端部上方に横架された支軸34
には上記カム部材32により該支軸34を中心と
して回動されるプツシヤー駆動用レバー(押圧ピ
ン駆動用レバー)35が枢支されている。そし
て、該プツシヤー駆動用レバー35の上端部には
プツシヤーピン(押圧ピン)36の後端が連結さ
れており、該プツシヤーピン36の前後動作に伴
つて、機台の一側よりブランク供給用クイル4a
を介して供給され、且つカツターCにより一定寸
法に切断されたブランクの後端をけり出して上記
素材移送用チヤツク23に挾持されるようになつ
ている。また、上記支軸33ならびに34には
夫々各圧造ダイ4…4内に内挿されて該圧造ダイ
4…4内のブランクを前方にけり出して素材移送
用チヤツク23に挾持させるためのノツクアウト
ピン(押圧ピン)37…37をそれぞれ前後動さ
せるノツクアウトピン駆動用レバー(押圧ピン駆
動レバー)38…38およびカム部材39…39
(第1図参照)が設けられている。
然して本実施例においては、第2,3,4図に
示すように、上記ダイブロツク3の下方において
ブランク飛出し防止装置40が配設されている。
このブランク飛び出し防止装置40は、上記プツ
シヤー駆動用レバー35の所定位置に一端41a
が枢着されてプツシヤーピン36と同期して同方
向に前後動される第1駆動ロツド41と、該駆動
ロツド41の他端41bに一端が枢着されて支軸
42を中心に揺動される第1リンク部材43と、
上記チヤツクブロツク駆動用レバー17の所定位
置、即ち該駆動用レバー17の揺動支軸17aと
上端部における上記チヤツクブロツク駆動用ロツ
ド14と連結部との間に一端44aが球面ジヨイ
ント45を介して枢着されて、該チヤツクブロツ
ク13と同期して同方向に往復動される第2駆動
ロツド44と、上記第1リンク部材43の他端に
後端部が枢着されると共に、中間部が上記第2駆
動ロツド44の他端44bに枢着されて先端部が
上記チヤツクブロツク13と同期して所定の圧造
ダイ4の前面位置と、該圧造ダイ4の前面に上記
ラム5の前進時に当接する圧造パンチ6より退避
する位置とに揺動され且つ第1リンク部材43の
揺動に伴つて所定の圧造ダイ4の前面に対して離
接する方向に移動される第2リンク部材46と、
該第2リンク部材46の先端部に固設されて、上
記ノツクアウトピン37により後端部を蹴り出さ
れて所定の圧造ダイ4より前方に排出されるブラ
ンクを受止するストツパー部材47とから構成さ
れている。
示すように、上記ダイブロツク3の下方において
ブランク飛出し防止装置40が配設されている。
このブランク飛び出し防止装置40は、上記プツ
シヤー駆動用レバー35の所定位置に一端41a
が枢着されてプツシヤーピン36と同期して同方
向に前後動される第1駆動ロツド41と、該駆動
ロツド41の他端41bに一端が枢着されて支軸
42を中心に揺動される第1リンク部材43と、
上記チヤツクブロツク駆動用レバー17の所定位
置、即ち該駆動用レバー17の揺動支軸17aと
上端部における上記チヤツクブロツク駆動用ロツ
ド14と連結部との間に一端44aが球面ジヨイ
ント45を介して枢着されて、該チヤツクブロツ
ク13と同期して同方向に往復動される第2駆動
ロツド44と、上記第1リンク部材43の他端に
後端部が枢着されると共に、中間部が上記第2駆
動ロツド44の他端44bに枢着されて先端部が
上記チヤツクブロツク13と同期して所定の圧造
ダイ4の前面位置と、該圧造ダイ4の前面に上記
ラム5の前進時に当接する圧造パンチ6より退避
する位置とに揺動され且つ第1リンク部材43の
揺動に伴つて所定の圧造ダイ4の前面に対して離
接する方向に移動される第2リンク部材46と、
該第2リンク部材46の先端部に固設されて、上
記ノツクアウトピン37により後端部を蹴り出さ
れて所定の圧造ダイ4より前方に排出されるブラ
ンクを受止するストツパー部材47とから構成さ
れている。
次に本実施例の作用について説明すると、第4
図に示すように、ラム5が後退して該ラム前面の
各圧造パンチ6…6が圧造ダイ4…4の前面より
離反すると、該ラム5を進退動させるクランク軸
9に連動して揺動されるチヤツクブロツク駆動用
レバー17に連結された第2駆動ロツド44が矢
印X方向に駆動されることになる。これにより、
第2リンク部材46の先端が揺動して、該先端に
固設されたストツパー部材47が、鎖線で示すご
とく、所定の圧造ダイ4の前面に位置されること
になる。そして、この時、プツシヤー駆動用レバ
ー35に連結された第2駆動ロツド41が矢印Y
方向に移動されることにより、該駆動ロツド41
に一端を枢着された第1リンク部材43の他端が
反Y方向に揺動されることになる。これにより、
第5図に示すように上記ストツパー部材47が所
定の圧造ダイ4の前面側へ引き寄せられて、圧造
ダイ4内に内挿されたノツクアウトピン37によ
り蹴り出されて該圧造ダイ4より前方へ排出され
るブランクBを受止することになる。そして、該
ブランクBを所定の圧造ダイ4の前面とストツパ
ー部材47との間に位置するブランク移送用チヤ
ツク23の上記チヤツク開閉用カム25による閉
動作により確実に捕促させることが可能となる。
その後、再び上記プツシヤー駆動用レバー35に
連結された第2駆動ロツド41の反Y方向へ移動
に伴う第1リンク部材43の揺動により、第5図
に鎖線で示すようにストツパー部材47が所定の
圧造ダイ4の前面より押し戻されることになつ
て、上記ラム5の前進に伴つて隣接する圧造ダイ
4…4間で往復動されるブランク移送用チヤツク
23により次位圧造ダイ4の前面に移送されるブ
ランクBの端面と接触することがない。これによ
り、同じく第5図に鎖線で示すように、上記ブラ
ンクBをブランク移送用チヤツク23により確実
に次位圧造ダイ4の前面に移送することが可能と
なる。また、このとき上記ストツパー部材47も
ラム5の前進に伴つて、第4図に示した隣接する
圧造ダイ4,4の中間位置移動されることになつ
て、圧造パンチ6より退避し得ることになる。
図に示すように、ラム5が後退して該ラム前面の
各圧造パンチ6…6が圧造ダイ4…4の前面より
離反すると、該ラム5を進退動させるクランク軸
9に連動して揺動されるチヤツクブロツク駆動用
レバー17に連結された第2駆動ロツド44が矢
印X方向に駆動されることになる。これにより、
第2リンク部材46の先端が揺動して、該先端に
固設されたストツパー部材47が、鎖線で示すご
とく、所定の圧造ダイ4の前面に位置されること
になる。そして、この時、プツシヤー駆動用レバ
ー35に連結された第2駆動ロツド41が矢印Y
方向に移動されることにより、該駆動ロツド41
に一端を枢着された第1リンク部材43の他端が
反Y方向に揺動されることになる。これにより、
第5図に示すように上記ストツパー部材47が所
定の圧造ダイ4の前面側へ引き寄せられて、圧造
ダイ4内に内挿されたノツクアウトピン37によ
り蹴り出されて該圧造ダイ4より前方へ排出され
るブランクBを受止することになる。そして、該
ブランクBを所定の圧造ダイ4の前面とストツパ
ー部材47との間に位置するブランク移送用チヤ
ツク23の上記チヤツク開閉用カム25による閉
動作により確実に捕促させることが可能となる。
その後、再び上記プツシヤー駆動用レバー35に
連結された第2駆動ロツド41の反Y方向へ移動
に伴う第1リンク部材43の揺動により、第5図
に鎖線で示すようにストツパー部材47が所定の
圧造ダイ4の前面より押し戻されることになつ
て、上記ラム5の前進に伴つて隣接する圧造ダイ
4…4間で往復動されるブランク移送用チヤツク
23により次位圧造ダイ4の前面に移送されるブ
ランクBの端面と接触することがない。これによ
り、同じく第5図に鎖線で示すように、上記ブラ
ンクBをブランク移送用チヤツク23により確実
に次位圧造ダイ4の前面に移送することが可能と
なる。また、このとき上記ストツパー部材47も
ラム5の前進に伴つて、第4図に示した隣接する
圧造ダイ4,4の中間位置移動されることになつ
て、圧造パンチ6より退避し得ることになる。
しかも、上記ストツパー装置40がラム5を前
後動させるクランク軸9に連動して駆動されるこ
とになるので、該ストツパー装置40を駆動させ
るための新たな駆動源を用意する必要がない。
後動させるクランク軸9に連動して駆動されるこ
とになるので、該ストツパー装置40を駆動させ
るための新たな駆動源を用意する必要がない。
尚、第6図に示すように、複数のストツパー装
置40′,40″を並設させると共に、各装置4
0′,40″における第1リンク部材43′,4
3″ならびに第2リンク部材46′,46″を夫々
平行リンク50a,50bにより連結するように
すれば、上記と同様にこれら複数のストツパー装
置40′,40″を第1、第2駆動ロツド41′,
44′を介してラム5の動作に関連して駆動させ
ることが可能となる。
置40′,40″を並設させると共に、各装置4
0′,40″における第1リンク部材43′,4
3″ならびに第2リンク部材46′,46″を夫々
平行リンク50a,50bにより連結するように
すれば、上記と同様にこれら複数のストツパー装
置40′,40″を第1、第2駆動ロツド41′,
44′を介してラム5の動作に関連して駆動させ
ることが可能となる。
更に第7図に示すように、軸部の長さLが頭部
の長さL′より短くされた形状のブランクB′の場合
には、頭部が圧造ダイ4′より排出された瞬間に
該ブランクB′が下方に落下してしまうのである
が、図示のごとくストツパー部材47′を、上記
ブランクB′の頭部が圧造ダイ4′より排出される
直前に該ブランクB′に当接させてノツクアウト
ピン37′とストツパー部材47′との間でブラン
クB′を支持することにより、例え該ブランク
B′の頭部が圧造ダイ4′より排出された場合にお
いても、ブランクB′が下方に落下することがな
い。これにより、該ブランクB′をブランク移送
用チヤツク(図示せず)により確実に挟持させる
ことが可能となる。
の長さL′より短くされた形状のブランクB′の場合
には、頭部が圧造ダイ4′より排出された瞬間に
該ブランクB′が下方に落下してしまうのである
が、図示のごとくストツパー部材47′を、上記
ブランクB′の頭部が圧造ダイ4′より排出される
直前に該ブランクB′に当接させてノツクアウト
ピン37′とストツパー部材47′との間でブラン
クB′を支持することにより、例え該ブランク
B′の頭部が圧造ダイ4′より排出された場合にお
いても、ブランクB′が下方に落下することがな
い。これにより、該ブランクB′をブランク移送
用チヤツク(図示せず)により確実に挟持させる
ことが可能となる。
また、第8図に示すように、ストツパー部材に
かえて切削油等を噴射するノズル部材47″を取
付けて、圧造ダイ4″より排出されるブランク
B″の前面に切削油等を塗布することにより、例
えば次位圧造工程において該ブランクB″の前面
に圧造パンチにより凹部形成する場合における圧
造パンチのブランクB″前面への打込みが容易且
つ良好に行えることになる。
かえて切削油等を噴射するノズル部材47″を取
付けて、圧造ダイ4″より排出されるブランク
B″の前面に切削油等を塗布することにより、例
えば次位圧造工程において該ブランクB″の前面
に圧造パンチにより凹部形成する場合における圧
造パンチのブランクB″前面への打込みが容易且
つ良好に行えることになる。
(考案の効果)
以上のごとく本考案によれば、多段式圧造成形
機により軸方向の長さが極端に短いパーツ類を成
形する場合において、圧造ダイ内に内挿されたノ
ツクアウトピンによりけり出されて該圧造ダイよ
り排出されるブランクを受止して、該ブランクの
前方への過度の飛出しを防止するストツパー装置
を設けたので、該ブランクをブランク移送用チヤ
ツクより確実に捕促することが可能となり、連続
的な圧造加工を順調におこなうことができる。し
かも、上記ストツパー装置が当該多造成形機にお
けるラム駆動用のクランク軸に連動して駆動され
ることになるので、該ストツパーを駆動させるた
めの新たな駆動源を別途用意することがないと共
に、ラムと関連させて上記ストツパー装置を所定
の方向に移動させ、該ラム前面の圧造パンチより
退避させる場合等のタイミングならびにストロー
ク調整が容易に行えることになる。
機により軸方向の長さが極端に短いパーツ類を成
形する場合において、圧造ダイ内に内挿されたノ
ツクアウトピンによりけり出されて該圧造ダイよ
り排出されるブランクを受止して、該ブランクの
前方への過度の飛出しを防止するストツパー装置
を設けたので、該ブランクをブランク移送用チヤ
ツクより確実に捕促することが可能となり、連続
的な圧造加工を順調におこなうことができる。し
かも、上記ストツパー装置が当該多造成形機にお
けるラム駆動用のクランク軸に連動して駆動され
ることになるので、該ストツパーを駆動させるた
めの新たな駆動源を別途用意することがないと共
に、ラムと関連させて上記ストツパー装置を所定
の方向に移動させ、該ラム前面の圧造パンチより
退避させる場合等のタイミングならびにストロー
ク調整が容易に行えることになる。
第1〜第8図は本考案の実施例を示すもので、
第1図は本実施例に係るブランク飛出し防止装置
が備えられた多段式圧造成形機の概略平面図、第
2、第3図は夫々第1図−,−切断線よ
りみた拡大断面図、第4図は第3図−切断線
よりみた断面図、第5図は本実施例のブランク飛
出し防止装置の作動状態を示す概略図、第6〜8
図は夫々他の実施例のブランク飛出し防止装置を
示す平面図であり、また、第9図は従来の問題点
を示す断面図である。 1……多段式圧造成形機、2……機台、3……
ダイブロツク、4……圧造ダイ、5……ラム、6
……圧造パンチ、9……クランク軸、13……チ
ヤツクブロツク、17……チヤツクブロツク駆動
用レバー、23……ブランク移送用チヤツク、2
4……カム軸、35……プツシヤー駆動用レバ
ー、36……プツシヤーピン、37……ノツクア
ウトピン、38……ノツクアウトピン駆動レバ
ー、40……ストツパー装置、41……第1駆動
ロツド、43……第1リンク部材、44……第2
駆動ロツド、46……第2リンク部材、47……
ストツパー部材、A……線材、C……カツター。
第1図は本実施例に係るブランク飛出し防止装置
が備えられた多段式圧造成形機の概略平面図、第
2、第3図は夫々第1図−,−切断線よ
りみた拡大断面図、第4図は第3図−切断線
よりみた断面図、第5図は本実施例のブランク飛
出し防止装置の作動状態を示す概略図、第6〜8
図は夫々他の実施例のブランク飛出し防止装置を
示す平面図であり、また、第9図は従来の問題点
を示す断面図である。 1……多段式圧造成形機、2……機台、3……
ダイブロツク、4……圧造ダイ、5……ラム、6
……圧造パンチ、9……クランク軸、13……チ
ヤツクブロツク、17……チヤツクブロツク駆動
用レバー、23……ブランク移送用チヤツク、2
4……カム軸、35……プツシヤー駆動用レバ
ー、36……プツシヤーピン、37……ノツクア
ウトピン、38……ノツクアウトピン駆動レバ
ー、40……ストツパー装置、41……第1駆動
ロツド、43……第1リンク部材、44……第2
駆動ロツド、46……第2リンク部材、47……
ストツパー部材、A……線材、C……カツター。
Claims (1)
- 機台の所定位置に装備されて該機台の一側より
供給される線材を一定寸法に切断するカツター
と、これに並設され且つ粗から精に至る複数個の
圧造ダイが備えられたダイブロツクと、該ダイブ
ロツクに対向するように配設されて上記圧造ダイ
と同数個の圧造パンチが並設され且つダイブロツ
クに向かつて進退動するラムと、上記圧造ダイの
並設方向に往復動自在に機台上に支持され且つ圧
造ダイと同数個のブランク移送用チヤツクをダイ
ブロツクの前面に垂下させるように取付けたチヤ
ツクブロツクとを有すると共に、上記ラムを進退
動させるクランク軸に連動して揺動することによ
りチヤツクブロツクを各ブランク移送用チヤツク
が隣接する圧造ダイ間で往復動するように駆動さ
せるチヤツクブロツク駆動用レバーと、上記クラ
ンク軸に連動して各ブランク移送用チヤツクを上
記ラムの進退動に同期して開閉させるカム軸と、
同じく上記クランク軸に連動して揺動することに
より上記カツターもしくは各圧造ダイよりブラン
クを押し出して該ブランクを上記ブランク移送用
チヤツクに挾持させるべく押圧ピンを前後動させ
る押圧ピン駆動用レバーとが備えられている多段
式圧造成形機におけるブランク飛出し防止装置で
あつて、上記押圧ピン駆動用レバーの所定位置に
一端が枢着されて押圧ピンと同期して前後に駆動
される第1駆動ロツドと、該第1駆動ロツドの他
端に一端が枢着されて第1駆動ロツドにより揺動
される第1リンク部材と、上記チヤツクブロツク
駆動用レバーの所定位置に一端が枢着されてチヤ
ツクブロツクと同期して同方向に駆動される第2
駆動ロツドと、上記第1リンク部材の他端に後端
部が枢着されると共に、中間部が上記第2駆動ロ
ツドの他端に枢着されることにより、先端部がチ
ヤツクブロツクの往復動作に同期して、所定の圧
造ダイ前面位置と該圧造ダイ前面に上記ラムの前
進時に当接する圧造パンチより退避し得る位置と
の間で揺動され且つ第1リンク部材の揺動に伴つ
て所定圧造ダイ前面に対して離接する方向に移動
される第2リンク部材と、該第2リンク部材の先
端に固設されて上記押圧ピンにより所定の圧造ダ
イより排出されるブランクを受止するストツパー
部材とが備えられていることを特徴とする多段式
圧造成形機におけるブランク飛出し防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2482787U JPH03273Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2482787U JPH03273Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63133852U JPS63133852U (ja) | 1988-09-01 |
JPH03273Y2 true JPH03273Y2 (ja) | 1991-01-08 |
Family
ID=30824405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2482787U Expired JPH03273Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03273Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP2482787U patent/JPH03273Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63133852U (ja) | 1988-09-01 |
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