JPH03273927A - インバータクーラの冷却能力可変制御方法 - Google Patents

インバータクーラの冷却能力可変制御方法

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JPH03273927A
JPH03273927A JP7201590A JP7201590A JPH03273927A JP H03273927 A JPH03273927 A JP H03273927A JP 7201590 A JP7201590 A JP 7201590A JP 7201590 A JP7201590 A JP 7201590A JP H03273927 A JPH03273927 A JP H03273927A
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JP
Japan
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inverter
frequency
output frequency
cooling capacity
fan motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7201590A
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English (en)
Inventor
Takeshi Koga
猛 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03273927A publication Critical patent/JPH03273927A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、快適な車内環境を確保するための車両搭載用
インバータクーラの冷却能力可変制御方法の改良に関す
る。
(従来の技術) 近年、車内環境の快適さ確保する観点から冷却能力を連
続的に可変する第3図に示すようなインバータクーラの
冷却能力制御方法が開発されている。同図において1は
所定周波数の交流電源、2はクーラの冷媒を圧縮するた
めのコンプレッサであって、前記交流電源1から第1の
インバータ3を介して一定電圧、可変周波数の交流信号
を受けるようになっている。4はコンデンサを冷却する
ための室外ファンモータ、5はエバポレータに空気を吹
きつける室内ファンモータであって、これらは同じく交
流電源1から第2のインバータ6を通して一定電圧、可
変周波数の交流信号を受ける構成となっている。7は第
1のインバータ3および第2のインバータ6の出力周波
数を指定するための周波数設定手段である。
次に、第4図を用いて周波数設定手段7によるインバー
タ3.6の出力周波数の可変について説明する。この図
において縦軸は冷却能力を百分率をもって表し、横軸は
コンプレッサ2の動作周波数、すなわち、第1のインバ
ータ3の出力周波数低周波数F1minまで可変できる
ものとする。
また、曲線11.12は第2のインバータ6の等出力周
波数特性を示し、それぞれ最高周波数F21ax、最低
周波数F2a+inでの等出力周波数特性曲線となって
いる。従って、周波数設定手段7による第1のインバー
タ3、第2のインバータ6の出力可変周波数範囲は前記
最高周波数F 1 +oax s最低周波数F 1 w
in 、最高周波数F21axおよび最低周波数F2m
1nにより囲まれた斜線部分13となるが、従来の制御
方法の場合には破線14で示すカーブに沿う周波数可変
制御方法がとられている。従って、例えば冷却能力Pa
においてa点が動作点であるとき、周波数設定手段7に
て冷却能力をPaからpbまで高める場合、第1のイン
バータ3の出力周波数をFlaからFlbに可変する一
方、第2のインバータ6の出力周波数をF2aからF2
bに可変することにより、新しい動作点すに移行するよ
うに出力周波数を可変する。但し、この場合、破線14
に沿って動作点aから動作点すに移行するようにバラン
ス制御を行うものとする。
次に、第5図は車内温度とインバータ3,6の時間的動
作推移を示す図である。同図において縦軸はそれぞれ車
内温度、インバータ周波数を表し、横軸は時間を表す。
1点鎖線15は目標温度、折線16は実際の車内温度の
推移であって時刻T。
において車両のドアが開いて温度の高い外気が車内に入
ったとき、時刻T、で車内温度16が最大となる。この
とき、第1のインバータ3の出力周波数は折線17に示
す如く増加し、同様に第2のインバータ6の出力周波数
も折線18に示す如く増加し、さらに時刻T2において
一定の値に保持される。この状態は第4図の6点に対応
し、車内温度16を速く目標値に下げるためのオーバー
シュート制御量となる。車内温度16が目標温度に近づ
くと、このオーバーシュートが除かれて時刻T4で第4
図のb点の状態になる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、以上のようなインバータクーラの冷却能
力可変制御方法では、電車のドアが開くことによって急
激な温度上昇が発生すると、冷却能力を高めるために例
えば第4図に示す動作点aから動作点すに移行させるた
めにコンプレッサ2と室内ファンモータ5の回転数が同
時に高くなる。その結果、電車のドアが開く度に室内フ
ァンモータらの回転数が高くなって吹出風が増加し、こ
れに伴って風切音が急速に変化することから乗客に不快
感を与える問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、室内ファン
モータの回転数の変化によって乗客に不快感を与えない
ようにするインバータクーラの冷却能力可変制御方法を
提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、クーラ用コンプレ
ッサの電源周波数を可変する第1のインバータと室内フ
ァンモータの電源周波数を可変する第2のインバータと
が設けられ、これらインバータの周波数を可変すること
により冷却能力を制御するインバータクーラの冷却能力
可変制御方法において、 前記第2のインバータの周波数を固定とし、前記第1の
インバータの周波数のみを可変制御する第1の周波数処
理ステップと、前記第1のインバータの周波数を固定と
し、第2のインバータの周波数のみを可変制御する第2
の周波数処理ステップと、再び第2のインバータの周波
数を固定とし、第1のインバータの周波数のみを可変制
御する第3の周波数処理ステップとを用いることにより
、冷却能力を制御する方法である。
(作用) 従って、本発明は以上のような手段を講じたことにより
、冷却能力を急速に高めるとき、第1のインバータの出
力周波数のみを可変してコンプレッサの回転数を上げる
ことにより冷却能力を増加させることを優先させ、次に
、第2のインバータの出力周波数のみを漸増的に可変し
て室内ファンモータの回転数を緩やかに上昇させること
により不足分の冷却能力を補い、さらに第1のインバー
タの出力周波数を低くしてコンプレッサの回転数を下げ
ることにより通常のバランス制御に戻すことにより、室
内ファンモータの急激な回転数の変化を抑制することが
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第1図は本発明による方法の一実施例を説明する図で
ある。なお、同図において縦軸、横軸および曲線11.
12は第4図と符合しているので詳しい説明は省略する
。先ず、最初に同図(a)を参照して冷却能力を高める
場合について説明する。今、冷却能力Pdにおいてd点
が動作点であるとき、周囲温度が上昇したので冷却能力
をPgに高める場合、次のような周波数処理ステップに
よってインバータの周波数制御を行う。
第1の周波数処理ステップ・・・第2のインバータ6の
出力周波数を固定とすることにより室内ファンモータ5
の回転数を一定に維持し、第1のインバータ3の出力周
波数をF l waxまで高めることによりコンプレッ
サ2の回転数を上げていく。このとき、動作点の軌跡は
破線21で表され、動作点dが動作点eに移動すること
により、室内ファンモータ5の回転数を一定に維持した
まま冷却能力を高めることができる。
第2の周波数処理ステップ・・・次に、第1のインバー
タ3の出力周波数を固定とすることによりコンプレッサ
2の回転数を一定に維持し、第2のインバータ6の出力
周波数を漸増させ、破線22に沿って室内ファンモータ
5の回転数を緩やかに上げて動作点fに移動させる。こ
のとき、既に、第1の周波数処理ステップでコンプレッ
サ2の回転数を上げて冷却能力を高めているので、第2
の周波数処理ステップにおいて室内ファンモータ5の回
転数は乗客に気づかれないように緩やか上昇させること
ができる。
第3の周波数処理ステップ・・・しかる後、再度第2の
インバータ6の出力周波数を固定とし室内ファンモータ
5の回転数を一定に維持したまま、第1のインバータ3
の出力周波数を低くすることにより、車内温度を目標温
度に近付けていく。従って、動作点fは破線23にそっ
て動作点gに移動する。
次に、冷却能力を低くする場合の動作について同図(b
)を参照して説明する。
第1の周波数処理ステップ・・・初期状態において動作
点がhにあるとき、第2のインバータ6の出力周波数を
固定とすることにより室内ファンモータ5の回転数を一
定に維持し、第1のインバータ3の出力周波数をFl額
inまで低くすることによりコンプレッサ2の回転数を
下げる。このときの動作点の軌跡は破線24で表され、
動作点りが動作点iに移動することにより、室内ファン
モータ5の回転数を一定に維持したまま冷却能力を下げ
ることができる。
第2の周波数処理ステップ・・・次に、第1のインバー
タ3の出力周波数を固定とすることによりコンプレッサ
2の回転数を一定に維持し、第2のインバータ6の出力
周波数を漸減させ、破線25に沿って室内ファンモータ
5の回転数を緩やかに下げて動作点jに移動させる。こ
のとき、既に、第1の周波数処理ステップにおいてコン
プレッサ2の回転数を下げて冷却能力を低くしているの
で、第2の周波数処理ステップでの室内ファンモータ5
の回転数の下降は乗客に気づかれないように緩やかにす
ることができる。
第3の周波数処理ステップ・・・しかる後、再度第2の
インバータ6の出力周波数を固定として室内ファンモー
タ5の回転数を一定に維持したまま、第1のインバータ
3の出力周波数を高くすることにより、車内温度を目標
温度に近付けていく。従って、動作点jは破線26に沿
って動作点kに移動する。
従って、以上のような制御により冷却能力を高くする場
合には第2図に示すような時間推移による動作を行う。
但し、1点鎖線25は目標温度、折線26は実際の車内
温度推移を表わす。
今、時刻T。において車両のドアが開いて温度の高い外
気が車内に入ったとすると、時刻T、で車内の温度26
が最大となる。そこで、第1の周波数処理ステップによ
る制御が行われると、第1のインバータ3の出力周波数
が折線27のように一定の値に保持された状態となり、
第2のインバータ6の出力周波数が折線28のように急
速に増加し、時刻T6において第1図(a)における動
作点eに対応するF1■aXとなる。次に、時刻T7か
ら第2の周波数処理ステップが開始されると、第1のイ
ンバータ3の出力周波数が折線27のように一定の値に
保持された状態で、第2のインバータ6の出力周波数が
折線28のように緩やかに上昇し、時刻T8で第1図(
a)における動作点fに対応する状態になる。次に、第
3の周波数処理ステップが開始されると、第2のイン/
<−タ6の出力周波数が一定の値に保持された状態で第
1のインバータ3の出力周波数が漸減し、時刻T9で第
1図(a)の動作点gに移動する。
従って、以上のような実施例の方法によれば、車内温度
が急変しても、最初はインノく一夕の周波数のみを可変
することとにより室内ファンモータ5の回転数を緩やか
に増減させることができ、乗客に不快感を与えることな
く車内の温度を一定値に制御できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、複数のステップ動
作に分けて2台のインノ(−夕の出力周波数を交互に変
えていくことにより、室内ファンモータの回転数を緩や
かに増減でき、常に乗客に快適さを与えうる車内環境を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明方法を説明するために示し
たもので、第1図は本発明方法の一実施例における動作
説明図、第2図は車内温度およびインバータ周波数の時
間的推移を表すタイムチャート、第3図は従来の一般的
なインノく一タクーラの冷却可変制御装置の構成図、第
4図は従来方法の動作説明図、第5図は従来方法におけ
る車内温度およびインバータ周波数の時間的推移を表す
タイムチャートである。 1・・・交流電源装置、2・・・コンプレ・ソサ、3・
・・インバータ、4・・・室外ファンモータ、5・・・
室内ファンモータ、6・・・インバータ、7・・・周波
数設定手段。 第1図(a) 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  クーラ用コンプレッサの電源周波数を可変する第1の
    インバータと室内ファンモータの電源周波数を可変する
    第2のインバータとが設けられ、これらインバータの周
    波数を可変することにより冷却能力を制御するインバー
    タクーラの冷却能力可変制御方法において、 前記第2のインバータの周波数を固定とし、前記第1の
    インバータの周波数のみを可変制御する第1の周波数処
    理ステップと、前記第1のインバータの周波数を固定と
    し、第2のインバータの周波数のみを可変制御する第2
    の周波数処理ステップと、再び第2のインバータの周波
    数を固定とし、第1のインバータの周波数のみを可変制
    御する第3の周波数処理ステップとを用いることにより
    、冷却能力を制御することを特徴とするインバータクー
    ラの冷却能力可変制御方法。
JP7201590A 1990-03-23 1990-03-23 インバータクーラの冷却能力可変制御方法 Pending JPH03273927A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012520795A (ja) * 2009-03-20 2012-09-10 アクサ パワー アンパーツゼルスカブ 自給式冷却モジュールを備えた事前調節式空気ユニット
JP2012520796A (ja) * 2009-03-20 2012-09-10 アクサ パワー アンパーツゼルスカブ 可変周波数駆動による事前調節式空気ユニット

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9771169B2 (en) 2009-03-20 2017-09-26 Axa Power Aps Preconditioned air unit with variable frequency driving
US9902505B2 (en) 2009-03-20 2018-02-27 Axa Power Aps Preconditioned air unit with self-contained cooling modules

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