JPH03273788A - 動き適応型輝度信号色信号分離フィルタ - Google Patents

動き適応型輝度信号色信号分離フィルタ

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JPH03273788A
JPH03273788A JP7474290A JP7474290A JPH03273788A JP H03273788 A JPH03273788 A JP H03273788A JP 7474290 A JP7474290 A JP 7474290A JP 7474290 A JP7474290 A JP 7474290A JP H03273788 A JPH03273788 A JP H03273788A
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JP
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signal
circuit
luminance signal
correlation
separation
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JP7474290A
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Mitsuru Ishizuka
充 石塚
Noriyuki Yamaguchi
山口 典之
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、色信号を輝度信号の高域周波数領域に周波
数多重した複合カラーテレビジョン信号(以下、「V信
号」という)から輝度信号(以下、「Y信号」または単
に「Y」という)および色信号(以下、C信号」または
単に「C」という)を分離するための動き適応型輝度信
号色信号分離フィルタに関するものである。
〔従来の技術〕
動き適応型VC分離フィルタは、画像が静止画像である
か、動画像であるかを局所的に判断し、その各部の画素
信号に適したYC分離を行うフィルタである。
現行のNTSC信号方式では、カラーテレビジョン信号
はC信号をY信号の高域周波数領域に周波数多重した複
合信号となっている。このため、受像機では、YC分離
が必要であり、その分離の不完全さはクロスカラーやド
ツトクロールなどの画質劣化を生じさせる。
この画質劣化を改善するために、近年発達した大容量の
ディジタルメモリによる、テレビジョン信号の垂直走査
周波数に等しいか、それ以上の遅延時間を有する遅延回
路(以下、単に「遅延回路]という)を利用した動き適
応YC分離などの画質改善のための信号処理回路が種々
提案されている。
第14図は従来の動き適応型YC分離フィルタの一例を
示すブロック回路図である。この第14図において、入
力端子1にはNTSC方式のV信号101が入力され、
フィールド内YC分離回路4、フレーム間VC分離回路
5、Y信号動き検出回路6およびC信号動き検出回路7
の入力端にそれぞれ与えられる。
フィールド内YC分離回路4においては、図示していな
いフィールド内フィルタによってYC分離が行なわれ、
YC分離されたフィールド内YC分離Y信号102と、
フィールド内YC分離C信号103はそれぞれY信号混
合回路9の第1の入力端とC信号混合回路10の第1の
入力端に人力される。
また、フレーム間YC分離回路5においては、図示して
いないフレーム間フィルタによってYC分離が行なわれ
、YC分離されたフレーム間YC分離Y信号104と、
フレーム間YC分離C信号105はそれぞれY信号分離
回路9の第2の入力端とC信号混合回路10の第2の入
力端に入力される。
他方、Y信号動き検出回路6により検出されたY信号動
き量106は、合成回路8の一方の入力端に入力され、
また、C信号動き検出回路7により検出されたC信号動
き量を示す信号107は合或回路8の他方の入力端に入
力される。
合成回路8にて台底された動き検出信号108はY信号
混合回路9の第3の入力端およびC信号混合回路10の
第3の入力端にそれぞれ入力される。なお、Y信号動き
検出回路6、C信号動き検出回路7および合成回路8に
より動き検出回路80が構成されている。
Y信号混合回路9の出力である動き適応YC分離Y信号
109は出力端2より送出される。
また、C信号混合回路10の出力である動き適応YC分
離C信号110は出力端3より送出される。
次に、この従来例の動作について説明する。動き検出回
路80は、■信号101をYC分離するにあたり、Y信
号動き検出回路6の出力106およびC信号動き検出回
路7の出力107を合成回路8で台底して、■信号10
1が静止している画像を表わす信号か、動きを表わす信
号かを判別する。
Y信号動き検出回路6はたとえば第15図のように、入
力端51から■信号101を入力して1フレーム遅延回
路53で1フレーム遅延させた信号と、直接人力された
■信号101とを減算器54で減算して、■信号101
の1フレーム差分を求め、低域通過フィルタ(以下、r
LPFJという)55を通したのち、絶対値回路56で
その絶対値を求め、この絶対値を非線形変換回路57で
Y信号の低域成分の動き量を示す信号106に変換して
出力端52に出力する。
また、C信号動き検出回路7は、たとえば第16図のよ
うに入力端11から入力されるV信号101を2フレ一
ム遅延回路41で2フレーム遅延させた信号と、直接人
力された■信号101とを減算器42で減算して、2フ
レ一ム差分を求め、帯域通過フィルタ(以下rBPFJ
という)43を通したのち、絶対値回路44でその絶対
値を求め、この絶対値を非線形変換回路45でC信号の
動き量を示す信号107に変換して出力端49より出力
する。
合成回路8は、たとえばY信号動き量106とC信号動
き量107のうち、大きい方の値を選択して出力するよ
うに、構成されている。
この判別結果は、動き係数k(0≦に≦1)という形で
表わされ、たとえば、画像を完全なる静止画像と判別し
た場合には、k=o、また画像を完全なる動画像と判別
した場合には、k=1というように、Y信号混合回路9
とC信号混合回路10に制御信号10Bとして与えられ
る。
一般に、画像が静止画像である場合には、フレーム間相
関を利用したフレーム間YC分離を行って、Y信号とC
信号を分離する。
フレーム間YC分離回路5は、たとえば、第17図のよ
うに入力端61から入力された■信号101を1フレー
ム遅延回路64でlフレーム遅延させた信号と、直接人
力されたV信号101とを加算器65で加算して、1フ
レーム和を求めてYF信号104を抽出して、出力端6
2に出力するとともに、減算器66で入力端61から入
力された■信号101からYF信号104を減すること
により、CF信号105を抽出して出力端63から出力
している。
また、一般に画像が動画像である場合には、フィールド
内相関を利用したフィールド内YC分離を行ってY信号
とC信号を分離する。フィールド内YC分離回路4は、
たとえば、第18図のように入力端71から入力したV
信号101を1ライン遅延回路74で1ライン遅延させ
た信号と、直接入力したV信号101とを加算器75で
加算して、1ライン和を求めてYf信号102を抽出し
、出力端72から出力するとともに、減算器76で入力
端71から人力される■信号101からYf信号102
を減することにより、Cf信号103を抽出して、出力
端73から出力している。
動き適応型YC分離フィルタでは、このようにフィール
ド内YC分離回路4とフレーム間YC分離回路5とを並
置し、合成回路8にて台底された動き係数kにより、Y
信号混合回路9に以下のような演算を行わせて、動き適
応YC分離Y信号109を出力端2から出力する。
Y=kYf+ (1−k)YF 0 ここで、 Yf:フィールド内YC分離Y信号出力102YF:フ
レーム間YC分離Y信号出力104である。
同様に、制御信号10Bにより、C信号混合回路10に
以下のような演算を行わせて、動き適応YC分離C信号
110を出力端3から出力する。
C=kCf+ (C−k)CF ここで、 Cf:フィールド内VC分離C信号出力103CF:フ
レーム内YC分離C信号出力105である。
この動き適応型YC分離フィルタのうち、C信号動き検
出回路7は、また第19図のような構成でも実現できる
この第19図において、入力端11からV信号101が
入力され、色復調回路46により2種類の色差信号R−
Y、B−Yが復調される。
これら2種類の色差信号R−Y、B−Yは時分割多重回
路47にである周波数で時分割多重され、2フレ一ム遅
延回路41で2フレーム遅延されたのち、減算回路42
で、2フレ一ム遅延回路41の出力と時分割多重回路4
7の出力との減算を行って、2フレ一ム差分が得られる
この2フレ一ム差分をLPF4Bに通してY信号成分を
除き、絶対値回路44により絶対値をとり、さらに非線
形変換回路45で非線形変換することにより、C信号の
動き検出量107を出力端49から送出できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の動き適応型YC分離フィルタは以上のように構成
されており、Y信号動き検出回路6およびC信号動き検
出回路7によりそれぞれ検出された動き量を台底した量
に基づいて、フィールド内YC分離回路4によるYf信
号とCf信号、およびフレーム間VC分離回路5による
YF信号とCF信号をそれぞれ混合するようにしている
したがって、静止画におけるフィルタ特性と動画におけ
るフィルタ特性とが全く異なることにより、画像が静止
画から動画に移る場合、または動1 2 画から静止画に移る場合に解像度に極端な変化があるの
で、動画処理時の画質劣化が目立つという問題点があっ
た。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、上記のような処理の切換えが多い画像でも
、解像度が高く、画質劣化の少ない画像を再生すること
のできる動き適応型輝度信号色信号分離フィルタを得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る動き適応型輝度信号色信号分離フィルタ
は、動き検出回路が動画を検出したとき、フィールド間
の相関を局所的に検出して、その検出結果によりフィー
ルド間処理とフィールド内処理を適応的に切換える処理
を行ってフレーム内YC分離Y信号とフレーム内YC分
離C信号を出力するフレーム内YC分離回路を設けたも
のである。
〔作用〕
この発明におけるフレーム内YC分離回路は、動き検出
回路で動画と判断しても、フィールド間での相関が大き
ければフィールド間でYC分離を行い、フィールド間の
相関がない場合または小さい場合にのみフィールド内で
YC分離を行って、フレーム内YC分離Y信号とフレー
ム内YC分離C信号を出力する。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の第1の実施例による動き適応型輝度
信号色信号分離フィルタを示すブロック図であり、この
第1図においては、第14図におけるフィールド内YC
分離回路4の部分を、フレーム内YC分離回路50に置
き換えただけであるので、その他の部分の構成、動作に
ついての説明は省く。
第1図におけるフレーム内VC分離回路50の詳細なブ
ロック構成を第2図に示す。
この第2図において、入力端子11には■信号101が
人力される。このV信号101は2画素遅延回路14.
35および262ライン遅延回路15の入力端に人力さ
れる。
2画素遅延回路14で2画素遅延された信号は、3 4 フィールド内YC分離回路17の入力端と加算器20,
21.22の第1の入力端と、減算器24の第1の入力
端にそれぞれ入力されている。
262ライン遅延回路15で262ライン遅延されたV
信号は1ライン遅延回路16と2画素遅延回路23と4
画素遅延回路18の入力端と、加算器20の第2の入力
端に人力される。
1ライン遅延回路16で1ライン遅延されたV信号は2
画素遅延回路19の入力端に入力される。
4画素遅延回路18で4画素遅延されたV信号は加算器
21の第2の入力端に入力される。2画素遅延回路19
で2画素遅延されたV信号は加算器22の第2の入力端
に入力される。
フィールド内YC分離回路17でフィールド内処理によ
り分離されたY信号は信号選択回路34の第1の入力端
に人力される。加算器20の出力は信号選択回路34の
第2の入力端とBPF25の入力端に入力される。加算
器21の出力は信号選択回路34の第3の入力端とBP
F26の入力端に人力される。加算器22の出力は信号
選択回路34の第4の入力端に人力される。
2画素遅延回路23の出力は減算器24の第2の入力端
に入力される。減算器24の出力はLPF27の入力端
に入力される。
BPF25の出力は絶対値回路2日の入力端に、BPF
26の出力は絶対値回路28の入力端に、LPF27の
出力は絶対値回路30の入力端にそれぞれ人力される。
絶対値回路28の出力は最大値選択回路31の第1の入
力端に、絶対値回路29の出力は最大値選択回路31の
第2の入力端に、絶対値回路30の出力は最大値選択回
路31の第3の入力端にそれぞれ入力される。
最大値選択回路31の出力は孤立点除去回路32の入力
端に入力される。孤立点除去回路32の出力はしきい値
判定回路33の入力端と、信号選択回路34の第5の入
力端に入力され、またしきい値判定回路33の出力は信
号選択回路34の第6の入力端に人力され、この2つの
入力により第1から第4の入力を選択制御する。
5 6 信号選択回路34の出力はフレーム内YC分離Y信号1
12として出力12から出力され、また減算器36の第
1の入力端に人力される。
2画素遅延回路35の出力は減算器36の第2の入力端
に入力される。減算器36の出力はフレーム内YC分離
C信号113として出力端13から出力される。
第2図における孤立点除去回路32の詳細なブロック槽
底を第3図に示す。第3図において、入力端81には相
関信号114が人力される。この相関信号114は、l
フレーム遅延回路83.1ライン遅延回路84.2画素
遅延回路85に入力される。lフレーム遅延回路83の
出力は比較回路91.4画素遅延回路87.1ライン遅
延回路88に人力される。1ライン遅延回路84の出力
は、4画素遅延回路86、比較回路92に入力される。
4画素遅延回路86.87の出力はそれぞれ比較回路9
1.92に入力される。1ライン遅延回路88の出力は
、2画素遅延回路89に入力され、さらに2画素遅延回
路89の出力は比較回路93に入力される。2画素遅延
回路85の出力は比較回路93,263ライン遅延回路
90に入力される。比較回路91,92.93および2
63ライン遅延回路90の出力は選択回路94に人力さ
れ、選択回路94は出力端82から制御信号115を出
力する。
次に第1図のフレーム内YC分離回路の動作について説
明する。画面の水平方向をy軸、画面の垂直方向をy軸
、y軸とy軸で構成される平面に垂直な方向に時間軸で
あるt軸をとると、y軸。
y軸およびt軸で槽底できる3次元時空間を考えること
ができる。
第4図は3次元時空間を表わした図であり、第4図(a
)はt軸とy軸で構成される平面、第4図中)。
はy軸とy軸で構成される平面である。
第4図(a)には、インクレース走査線も表わしており
、破線は一つのフィールドであることを、実線は色副搬
送波が同位相であることを示している。
また、第4図(ロ)の実線および破線はnフィールド、
n−1フイールドの走査線を示しており、第7 8 4図(C)の実線および破線はn + 1フイールド、
nフィールドの走査線を示している。
走査線上の「○J+  r・」、「△」、「ム」の4種
類の印はV信号を色副搬送波周波数fsc  (=3.
58MHz)の4倍でディジタル化したときの色副搬送
波が同位相の標本点を表している。
いま、注目標本点を「◎」で表すと、同一フィールドで
あるnフィールドでは2標本点前後と、1ライン上下の
4つの点a、’b、c、dで色副搬送波位相が180°
異なっている。
そこで、ディジタル回路によりラインくし形フィルタや
、特開昭58−242367号公報に示された適応型Y
C分離フィルタなどが構成できる。
また、第4図(a)に示すように1フレーム離れた同一
標本点で色副搬送波位相が180°異なるので、フレー
ム間YC分離フィルタもまた構成できる。
さらに、第4図(b)かられかるように、注目標本点か
ら1フイールド前のn−1フイールドでは、1ライン上
の標本点または1ライン下の2標本点前後で逆位相とな
るので、これらア、イ、つの3点のうちいずれかと注目
点とでフィールド間YC分離が可能となる。
また、上記のX軸、y軸およびt軸に対応した周波数軸
として、水平周波数軸であるμ軸、垂直周波数軸である
μ軸および時間周波数であるf軸を考え、互いに直交す
るμ軸、μ軸、f軸で構成できる3次元周波数空間を考
えることができる。
第5図は上記3次元周波数空間の投影図を表わしている
。第5図(a)は上記3次元周波数空間を斜め方向から
見た図、第5図(b)は上記3次元周波数空間をf軸の
負の方向から見た図、第5図(C)は上記3次元周波数
空間をμ軸の正の方向から見た図である。
この第5図(a)〜第5図(C)には3次元周波数空間
上でのV信号のスペクトル分布も表わしである。
第5図(a)〜第5図(C)かられかるように、Y信号
のスペクトルは3次元周波数空間の原点を中心に広がっ
ており、C信号のスペクトルは色副搬送波周波数fsc
でI信号、Q信号が直交二相変調されて9 0 いるので、第5図(a)〜第5図(C)のような4個所
の空間に位置している。
しかし、第5図(C)のように■信号をμ軸上でみると
、C信号は第2象限と第4象限のみに存在している。
これは、第4図(a)で色副搬送波の同位相を表わす実
線が時間とともに上がっていることに対応している。
それにもかかわらず、従来例では、画像の動きを検出し
た場合、フィールド内での相関を利用したYC分離を行
っていたので、μ軸、μ軸方向の帯域制限は可能である
が、f軸方向の帯域制限を加えることはできなかった。
したがって、本来Y信号が存在する周波数空間をC信号
として分離することになり、動画におけるY信号の帯域
が狭くなっていた。
そこで、前述のようにフィールド間処理によるYC分離
を行うことにより、動画におけるY信号の帯域を拡げる
ことができる。
第4図(b)において、n−1フイールドの中で注目標
本点「◎」の近傍にあり、色副搬送波位相が180°異
なる点は、標本点「・」ア、¥、つがある。これら3点
のいずれかとの演算によりフィールド間YC分離が可能
となる。
第1に、第4図(b)における注目標本点「◎」と標本
点「・」アとの演算によるYC分離を考える。
これら二つの標本点の和により、Y信号が得られ、差に
よりC信号が得られる。これをフィールド間YC分離A
とする。
第6図(a)〜第6図((1は第5図(a)〜第5図(
C)と同じく3次元周波数空間を表わしており、注目標
本点と標本点アとの間の演算で得られたY信号とC信号
の存在する周波数空間を示している。
第2に、第4図(b)における注目標本点「◎」と標本
点「・」イとの演算によるYC分離を考えると、これら
の二つの標本点の和により、Y信号が得られ、差により
C信号が得られる。これをフィールド間YC分離Bとす
る。
第7図(a)〜第7図(C)も同じく注目標本点と標本
点イとの間の演算で得られたY信号とC信号の存1 2 在する周波数空間を示している。第7図(a)〜第7図
(C)を見ると、分離されたY信号に一部C信号が含ま
れるようであるが、Y信号にC信号が含まれることは極
めて少ない。
第3に、第4図中)における注目標本点「◎」と標本点
「・」つとの演算によるYC分離を考えると、これら二
つの標本点の和により、Y信号が得られ、差によりC信
号が得られる。これをフィールド間YC分離Cとする。
第8図(a)〜第8図(C)も同じく注目標本点と標本
点つとの間の演算で得られたY信号とC信号の存在する
周波数空間を示している。
第8図(a)〜第8図(C)を見ると、分離されたY信
号に一部C信号が含まれるようであるが、第7図(a)
〜第7図(C)と同様の理由から、Y信号にC信号が含
まれることは極めて少ない。
これら3種類のフィールド間YC分離を適応的に切り換
え制御するため、注目標本点「◎」と標本点「・」ア、
イ、つとの間での相関を検出する必要がある。
画像の相関を検出する方法について以下に述べる。一般
に画像を局所的に見た場合、3次元時空間のある方向に
のみ相関が極めて強いことがしばしばある。そこで、こ
の発明は、■信号の特徴を考慮し、■信号が動画を表現
する場合でも、3次元時空間のある方向に相関が強い時
はフィールド間YC分離を行わずに、前述の3種類のフ
ィールド間YC分離を選択して用いるものである。
そしてこの発明は■信号の相関を検出する方法として、
3次元周波数空間においてY信号のスペクトルが広がっ
ている方向を検出する方法を用いる。
この手法により相関が検出されない場合は、フィールド
間VC分離の代わりに、フィールド内YC分離を用いる
3種類のフィールド間YC分離を選択制御するためのY
信号のスペクトルの広がりを検出する周波数領域につい
て図示すると第9図、第10図。
第11図のそれぞれ実線部分となる。第9図はフィール
ド間YC分離Aを選択するためのY信号の3 4 スペクトルの広がりを検出する周波数領域である。
この領域は第4図(b)における注目標本点「◎」と標
本点「・」アとの差にLPFを通過させることにより検
出することができる。
第10図はフィールド間YC分離Bを選択するためのY
信号スペクトルの広がりを検出する周波数領域である。
この領域は第4図(b)における注目標本点「◎」と標
本点「・」イとの和にBPFを通過させることにより検
出できる。
第11図はフィールド間YC分離Cを選択するためのY
信号スペクトルの広がりを検出する周波数領域である。
この領域は第4図(b)における注目標本点「◎」と標
本点「・」つとの和にBPFを通過させることにより検
出することができる。
次に上記第2図の構成のフレーム内YC分離回路の動作
について説明する。この発明は、動き検出回路80で画
像が動画であると判断したときに動画処理として、3種
類のフィールド間YC分離またはフィールド内YC分離
のうち最適なものを用いることを特徴としている。
第2図において、入力端11から入力された■信号10
1は2画素遅延回路14で2画素遅延され、また、26
2ライン遅延回路15で262ライン遅延される。
2画素遅延回路14で2画素遅延された■信号はフィー
ルド内YC分離回路17でフィールド内YC分離を行い
、Y信号を出力する。このフィールド内YC分離回路1
7は従来用いられている回路と同様でよい。
262ライン遅延回路15の出力と2画素遅延回路14
で2画素遅延された■信号は加算器20で加算されて、
第4図(ハ)における注目標本点と標本点つとの間の和
による第1のフィールド間YC分離を行い、Y信号を出
力する。
262ライン遅延回路15の出力は4画素遅延回路18
で4画素遅延され、加算器21で2画素遅延回路14の
出力と加算され、第4図(b)における注目点と標本点
イとの間の和による第2のフィールド間YC分離を行い
、Y信号を出力する。
262ライン遅延回路15の出力はまた1ライ5 6 ン遅延回路16でさらに1ライン遅延され、2画素遅延
回路19を介して、2画素遅延回路14の出力と加算器
22で加算されて、第4図(b)における注目点と標本
点アとの間の和による第3のフィールド間YC分離を行
い、Y信号を出力する。
以上の4種類のYC分離によるY信号は、信号選択回路
34に人力され、後に述べる孤立点除去回路32としき
い値判定回路33の出力により選択される。
2画素遅延回路23を通した262ライン遅延回路15
の出力と2画素遅延回路14の出力は減算器24で減算
され、その結果は2.IMH2以下を通過域とするLP
F27を通し、さらに絶対値回路30で絶対値化され、
最大値選択回路31に入力されて、第4図(b)におけ
る注目点と標本点アとの間の相関を検出する。
加算器20の出力はまた2、1MHz以上を通過域とす
るBPF25にも入力され、その出力はさらに絶対値回
路28で絶対値化され、最大値選択回路31に入力され
て、第4図(b)における注目点と標本点つとの間の相
関を検出する。
加算器21の出力はまた2、1MHz以上を通過域とす
るBPF26にも人力され、その出力はさらに絶対値回
路29で絶対値化されて、最大値選択回路31に入力さ
れて、第4図中)における注目点と標本点イとの間の相
関を検出する。
最大値選択回路31は上記の3種類の絶対値出力のうち
の最大のもの、すなわち相関検出量が最大のものを選択
する。最大値選択回路31の出力は後に述べる孤立点除
去回路32に入力される。
孤立点除去回路32の出力は、しきい値判定回路33に
入力され、あるしきい値に達しない場合は、フィールド
間の相関はないものとみなして、信号選択回路34にて
フィールド内YC分離回路17の出力を選択してフレー
ム内YC分離Y信号11−2として出力する。一方、し
きい値を越える場合は、絶対値回路28の出力が最大の
時は加算器20の出力を、絶対値回路29の出力が最大
の時は加算器21の出力を、絶対値回路30の出力が最
大の時は加算器22の出力をそれぞれ選択して、7 8 フレーム内YC分離Y信号112として出力する。
2画素遅延回路35は遅延補償のための2画素遅延を行
い、減算器36でフレーム内YC分離Y信号112を減
算して、フレーム内YC分離C信号113を出力する。
孤立点除去回路32の動作について示す。第3図におい
て、入力された相関信号114から、1フレーム遅延さ
れた第4図中)のつの信号と、1ラインと4画素遅延さ
れた第4図(C)の力の信号を比較回路91に入力する
。比較回路91は、もし力の標本点がnフィールドの注
目標本点と相関があり、かつつの標本点が同じ方向でn
−2フイールドの標本点と相関がある場合は、nフィー
ルドの注目標本点はn−1フイールドの標本点つと相関
があると判定し、注目標本点の相関検出結果を修正する
また1フレームと4画素遅延された第4図(b)のイの
信号と、1ライン遅延された第4図(C)のオの信号は
、比較回路92に人力される。比較回路92は、もしオ
の標本点がnフィールドの注目標本点と相関があり、か
つイの標本点が同じ方向でn2フイールドの標本点と相
関がある場合は、nフィールドの注目標本点はn−1フ
イールドの標本点イと相関があると判定し、注目標本点
の相関検出結果を修正する。
また1フレームと1ラインと2画素遅延された第4図(
b)のアの信号と2画素遅延した第4図(C)の工の信
号は、比較回路93に入力される。比較回路93はもし
工の標本点がnフィールドの注目標本点と相関があり、
かつアの標本点が同し方向でn−2フイールドの標本点
と相関がある場合は、nフィールドの注目標本点はn−
1フイールドの標本点アと相関があると判定し、注目標
本点の相関検出結果を修正する。
もしすべての比較回路において、修正がなされなかった
場合、注目標本点の相関検出結果はそのまま出力される
ように選択回路94は制御し、2つ以上の修正がなされ
た場合は、いずれかの修正が優先されるように制御し出
力する。
以上、注目画素の相関検出結果とその隣接する9 0 フィールド間の近傍画素の相関検出結果とを比較して相
関の孤立点を除去するようにしたものを示したが、フィ
ールド間の近傍画素ではなくフィールド内の近傍画素の
相関検出結果を用いるようにしてもよい。
以下、このフィールド内の近傍画素の相関検出結果を用
いる本発明の第2の実施例について説明する。
この第2の実施例の全体構成は第1図に示す第1の実施
例と同様であり、また第1図のフレーム内YC分離回路
の構成も第2図に示す通りであり、第2図の孤立点除去
回路の構成が第1の実施例と異なるものである。
第2図における孤立点除去回路の詳細なブロック図を第
12図に示す。第12図において、入力端子81には、
相関検出結果114が入力される。
この相関検出結果114は、1ライン遅延器183.1
画素遅延器18Bに入力される。lライン遅延器183
の出力は、1画素遅延器184.2画素遅延器185、
遅延器183の出力は、1画素遅延器184.2画素遅
延器185.比較回路189.1ライン遅延器186に
入力される。1画素遅延器184の出力は、選択回路1
91で制御され、2画素遅延器1,85の出力は、比較
回路189で比較制御され、比較回路189の出力は、
選択回路191に送られる。■ライン遅延器186の出
力は、1画素遅延器187に入力される。
1画素遅延器187,188の出力は、比較回路190
に入力され、比較回路190の出力は、選択回路191
に人力され、選択回路191は、制御信号115を出力
する。
ここで、画面の水平方向をy軸、画面の垂直方向をy軸
、y軸とy軸で構成される平面に垂直な方向に時間軸で
あるt軸をとると、y軸、y軸およびt軸で構成できる
3次元時空間を考えることができる。
第13図は3次元時空間を表わした図であり、第13図
(a)はt軸とy軸で構成される平面、第13図(ロ)
はy軸とy軸で構成される平面である。
第13図(a)には、インクレース走査線も表わし1 2 ており、破線は一つのフィールドであることを、実線は
色副搬送波が同位相であることを示している。
また、第13図(b)の実線および破線はnフィールド
、n−1フイールドの走査線を示しており、第13図(
C)の実線および破線はn+1フィールド。
nフィールドの走査線を示している。走査線上の「○」
、「・」、「△」、「ム」の4種類の印はV信号を色副
搬送波周波数fsc  (−3,58MHz)の4倍で
ディジタル化したときの色副搬送波が同位相の標本点を
表わしている。
いま、注目標本点を「◎」で表わすと、同一フィールド
であるnフィールドでは2標本点前後と、1ライン上下
の4つの点a、b、c、dで色副搬送波位相が180°
異なっている。
そこで、ディジタル回路によるラインくし形フィルタや
、特開昭58−242367号公報に示された適応型Y
C分離フィルタなどが構成できる。
また、第13図(a)に示すように1フレーム離れた同
一標本点で色副搬送波位相が180°異なるので、フレ
ーム間YC分離フィルタもまた構成できる。
さらに、第13図(b)かられかるように、注目標本点
から1フイールド前のn−1フイールドでは、1ライン
上の標本点または1ライン下の2標本点前後で逆位相と
なるので、これら3点ア、イ、つのうちいずれかと注目
標本点とでフィールド間YC分離が可能となる。
また、この実施例でも上記のy軸、y軸およびt軸に対
応した周波数軸として、水平周波数軸であるμ軸、垂直
周波数軸であるy軸および時間周波数であるf軸を考え
、互いに直交するμ軸、y軸、f軸で構成できる3次元
周波数空間を考えることができる。
次に孤立点除去回路32の動作について示す。
第12図において、入力された相関信号114から1ラ
イン遅延された第13図(C)のキの信号と、さらに2
画素遅延されたオの信号を比較回路89に入力する。比
較回路89は、もしキの標本点の相関の方向とオの標本
点の相関の方向が同しなら3 4 ば、注目標本点の相関の方向は、その方向であると判定
し、注目標本点の相関検出結果を修正する。
また1画素遅延された信号工と、さらに2ライン遅延さ
れた信号力は、比較回路90に入力される。比較回路9
0は、もし標本点工の相関の方向と標本点力の相関の方
向が同しならば、注目標本点の相関は、その方向である
と判定し、注目標本点の相関検出結果を修正する。
両方の比較回路において、修正がされなかった場合、注
目標本点の相関検出結果は、そのまま出力されるように
選択回路91は制御し、2つの修正が威された場合は、
いずれかの修正が優先されるように出力する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る動き適応型輝度信号色信
号分離フィルタによれば、動き検出回路による動画の検
出時に、フレーム内YC分離回路において、フィールド
間またはフィールド内の相関を局所的に検出してフィー
ルド間での相関が大きければ、フィールド間でYC分離
を行い、フィールド間の相関がない場合または小さい場
合にのみ、フィールド内でYC分離を行うように構成し
たので、動き適応YC分離フィルタおける動画処理にお
いて、画像の相関を利用して最適なYC分離が可能とな
り、動画でもクロスカラー、ドツト妨害等の画質劣化が
少ないYC分離を行う動き適応YC分離フィルタを構成
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例による動き適応型YC
分離フィルタを示すブロック図、第2図は同実施例にお
けるフレーム内YC分離回路の詳細な構成を示すブロッ
ク図、第3図は本発明の第1の実施例による孤立点除去
回路の一構成例を示すブロック図、第4図(a)は3次
元時間空間において色副搬送波の4倍ディジタル化され
たV信号の配列をt軸とy軸で構成する平面図、第4図
(b)および第4図(C)は同V信号の配列をy軸とy
軸で構成される平面図、第5図(a)は3次元周波数空
間における■信号のスペクトル分布を斜め方向から見た
図、第5図(b)は同スペクトル分布をf軸の負の5 6 方向から見た図、第5図(C)は同スペクトル分布をμ
軸の正の方向から見た図、第6図(a)はこの発明によ
る第1のフィールド間YC分離で得られたY信号とC信
号のスペクトル分布を3次元周波数空間上で斜め方向か
ら見た図、第6図(b)は同スペクトル分布をf軸の負
方向から見た図、第6図(C)は同スペクトル分布をμ
軸の正の方向から見た図、第7図(a)はこの発明によ
る第2のフィールド間YC分離で得られたY信号とC信
号のスペクトル分布を3次元周波数空間上で斜め方向か
ら見た図、第7図(ハ)は同スペクトル分布をf軸の負
方向から見た図、第7図(C)は同スペクトル分布をμ
軸の正の方向から見た図、第8図(a)はこの発明によ
る第3のフィールド間YC分離で得られたY信号とC信
号のスペクトル分布を3次元周波数空間上で斜め方向か
ら見た図、第8図(b)は同スペクトル分布をf軸の負
方向から見た図、第8図(C)は同上スペクトル分布を
μ軸の正方向から見た図、第9図(a)は第1のフィー
ルド間YC分離フィルタを選択するための相関検出の周
波数領域を3次元周波数空間上で斜め方向から見た図、
第9図(b)は同周波数領域をf軸の負方向から見た図
、第9図(C)は同周波数領域をμ軸の負方向から見た
図、第10図(a)は第2のフィールド間YC分離フィ
ルタを選択するための相関検出の周波数領域を3次元周
波数空間上で斜め方向から見た図、第10図(b)は同
周波数M域をf軸の負方向から見た図、第10図(C)
は同周波数領域をμ軸の負方向から見た図、第11図(
a)は第3のフィールド間YC分離フィルタを選択する
ための相関検出の周波数領域を3次元周波数空間上で斜
め方向から見た図、第11図(b)は同周波数領域をf
軸の負方向から見た図、第1F図(C)は同周波数領域
をμ軸の負方向から見た図、第12図は本発明の第2の
実施例による孤立点除去回路の一構成例を示すブロック
図、第13図(a)は3次元時間空間において色副搬送
波の4倍ディジタル化された■信号の配列をt軸とy軸
で構成する平面図、第13図(ハ)および第13図(C
)は同V信号の配列をy軸とy軸で構成される平面図、
第14図は従来の動き適応型YC分離フィルタのブロア ツク図、第15図は第14図の動き適応型YC分離フィ
ルタにおけるY信号動き検出回路の詳細な槽底を示すブ
ロック図、第16図は第14図の動き適応型YC分離フ
ィルタにおけるC信号動き検出回路の詳細な槽底を示す
ブロック図、第17図は第14図の動き適応型YC分離
フィルタにおけるフレーム間YC分離回路の詳細な槽底
を示すブロック図、第18図は第14図の動き適応型Y
C分離フィルタにおけるフィールド内VC分離回路の詳
細な槽底を示すブロック図、第19図は従来のC信号の
動き検出回路の他の例を示すブロック図である。 図において、5はフレーム間YC分離回路、6はY信号
動き検出回路、7はC信号動き検出回路、8は合成回路
、9はY信号混合回路、10はC信号混合回路、50は
フレーム内YC分離回路、80は動き検出回路である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)色信号を輝度信号の高域周波数領域に周波数多重
    した複合カラーテレビジョン信号から輝度信号と色信号
    を分離するフィルタにおいて、フレーム間の相関を利用
    して局所的に画像の動きを検出する動き検出回路と、 この動き検出回路が静止画を検出したときにフレーム間
    相関を利用したフレーム間輝度信号、色信号の分離を行
    ってフレーム間輝度信号色信号分離輝度信号およびフレ
    ーム間輝度信号色信号分離色信号を出力するフレーム間
    輝度信号色信号分離回路と、 上記動き検出回路が動画を検出したときには、フィール
    ド間の相関を局所的に検出し、注目画素の相関検出結果
    とその隣接するフィールド間の近傍画素の相関検出結果
    とを比較して相関の孤立点を除去する孤立点除去回路と
    、 その検出結果によりフィールド間処理とフィールド内処
    理を適応型に切換える処理を行ってフレーム内輝度信号
    色信号分離輝度信号およびフレーム内輝度信号色信号分
    離色信号を出力するフレーム内輝度信号色信号分離回路
    と、 上記動き検出回路の出力に基づき上記フレーム間輝度信
    号色信号分離輝度信号と上記フレーム内輝度信号色信号
    分離輝度信号を混合して動き適応輝度信号色信号分離輝
    度信号を出力する輝度信号混合回路と、 上記動き検出回路の出力に基づき上記フレーム間輝度信
    号色信号分離色信号と上記フレーム内輝度信号色信号分
    離色信号を混合して動き適応輝度信号色信号分離色信号
    を出力する色信号混合回路とを備えたことを特徴とする
    動き適応型輝度信号色信号分離フィルタ。
  2. (2)色信号を輝度信号の高域周波数領域に周波数多重
    した複合カラーテレビジョン信号から輝度信号と色信号
    を分離するフィルタにおいて、フレーム間の相関を利用
    して局所的に画像の動きを検出する動き検出回路と、 この動き検出回路が静止画を検出したときにフレーム間
    相関を利用したフレーム間輝度信号、色信号の分離を行
    ってフレーム間輝度信号色信号分離輝度信号およびフレ
    ーム間輝度信号色信号分離色信号を出力するフレーム間
    輝度信号色信号分離回路と、 上記動き検出回路が動画を検出したときには、フィール
    ド間の相関を局所的に検出し、注目画素の相関検出結果
    とフィールド内の近傍画素の相関検出結果とを比較して
    相関の孤立点を除去する孤立点除去回路と、 その検出結果によりフィールド間処理とフィールド内処
    理を適応型に切換える処理を行ってフレーム内輝度信号
    色信号分離輝度信号およびフレーム内輝度信号色信号分
    離色信号を出力するフレーム内輝度信号色信号分離回路
    と、 上記動き検出回路の出力に基づき上記フレーム間輝度信
    号色信号分離輝度信号と上記フレーム内輝度信号色信号
    分離輝度信号を混合して動き適応輝度信号色信号分離輝
    度信号を出力する輝度信号混合回路と、 上記動き検出回路の出力に基づき上記フレーム間輝度信
    号色信号分離色信号と上記フレーム内輝度信号色信号分
    離色信号を混合して動き適応輝度信号色信号分離色信号
    を出力する色信号混合回路とを備えたことを特徴とする
    動き適応型輝度信号色信号分離フィルタ。
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