JPH04189094A - 動き適応型輝度信号色信号分離フィルタ - Google Patents

動き適応型輝度信号色信号分離フィルタ

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JPH04189094A
JPH04189094A JP31893790A JP31893790A JPH04189094A JP H04189094 A JPH04189094 A JP H04189094A JP 31893790 A JP31893790 A JP 31893790A JP 31893790 A JP31893790 A JP 31893790A JP H04189094 A JPH04189094 A JP H04189094A
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JP31893790A
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Takuji Kurashita
蔵下 拓二
Noriyuki Yamaguchi
山口 典之
Mitsuru Ishizuka
充 石塚
Junko Taniguchi
谷口 淳子
Seiji Yao
八尾 政治
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、色信号を輝度信号の高域周波数領域に周波
数多重した複合カラーテレビジョン信号(以下、■信号
という)から輝度信号(以下、Y信号または単にYとい
う)および色信号(以下、C信号または単にCという)
を分離するための動き適応型輝度信号色信号分離フィル
タに関するものである。
[従来の技術] 動き適応型YC分離フィルタは、画像が静止画像である
か、動画像であるかを局所的に判断し、その各部の画素
信号に適したYC分離を行うフィルタである。
現行のNTSC信号方式では、C信号をY信号の高域周
波数領域に周波数多重した複合信号となっている。この
ため受像機では、YC分離が必要であり、その分離の不
完全さはクロスカラーやドツトクロールなどの画質劣化
を生じさせる。
したがって、近年大容量のディジタルメモリの発達に伴
い、テレビジョン信号の垂直走査周波数に等しいか、そ
れ以上の遅延時間を有する遅延回路(以下、単に遅延回
路という)を利用した動き適応YC分離などの画質改善
のための信号処理回路が種々提案されている。
第22図は従来の動き適応型YC分離フィルタの一例を
示すブロック回路図である。この第22図において、入
力端子lにはNTSC方式のV信号101が入力され、
フィールド内YC分離回路4、フレーム間YC分離回路
5、Y信号動き検出回路6およびC信号動き検出回路7
の入力端にそれぞれ与えられる。
フィールド内YC分離回路4にて、フィールド内フィル
タ(図示せず)により、YC分離されたフィールド内Y
C分離Y信号102と、フィールド内YC分離C信号1
03はそれぞれY信号混合回路9の第1の入力端とC信
号混合回路10の第1の入力端に入力される。
また、フレーム間YC分離回路5にて、フレーム間フィ
ルタ(図示せず)により、YC分離されたフレーム間Y
C分離Y信号104と、フレーム間YC分離C信号10
5はそれぞれY信号混合回路9の第2の入力端とC信号
混合回路lOの第2の入力端に入力される。
他方、Y信号動き検出回路6にて検出されたY信号動き
量106は、合成回路8の一方の入力端に入力され、ま
た、C信号動き検出回路7にて検出されたC信号動き量
を示す信号107は合成回路8の他方の入力端の入力さ
れる。
合成回路8にて合成された動き検出信号108はY信号
混合回路9の第3の入力端およびC信号混合回路10の
第3の入力端にそれぞれ入力され、Y信号動き検出回路
6、C信号動き検出回路7および合成回路8で動き検出
回路80を構成している。
Y信号混合回路9の出力である動き適応YCC分離倍信
号09は出力端2より送出される。また、C信号混合回
路10の出力である動き適応YC分離C信号110は出
力端3より送出される。
次に、この従来例の動作について説明する。
動き検出回路80は、■信号101をYC分離するに当
り、Y信号動き検出回路6およびC信号動き検出回路7
の出力を合成回路8で合成して、■信号101が静止し
ている画像を表わす信号か、動きを表わす信号かを判別
する。
Y信号動き検出回路6は、たとえば第23図のように、
入力端51からV信号101を入力して】フレーム遅延
回路53で1フレーム遅延させた信号と、直接入力され
たV信号101とを減算器54で減算して、■信号10
1の1フレーム差分を求め、低域通過フィルタ(以下、
LPFという)55を通したのち、絶対値回路56でそ
の絶対値を求め、この絶対値を非線形変換回路57でY
信号の低域成分の動き量を示す信号106に変換して出
力端52に出力する。
また、C信号動き検出回路7は、たとえば第24図のよ
うに入力端11から入力されるV信号101を2フレ一
ム遅延回路81で2フレーム遅延させた信号と、直接入
力されたV信号101とを減算器82で減算して、2フ
レ一ム差分を求ぬ、帯域通過フィルタ(以下、BPFと
いう)83を通したのち、絶対値回路84でその絶対値
を求め、この絶対値を非線形変換回路85でC信号の動
き量を示す信号107に変換して出力端89より出力す
る。
合成回路8は、たとえばY信号動き量106とC信号動
き量107のうち、大きい方の値を選択して出力するよ
うに、構成されている。
この判別結果は、動き係数k(0≦に≦1)という形で
表わされ、たとえば画像を完全なる静止画像と判別した
場合には、k=0、画像を完全なる動画像と判別した場
合には、k=1というように制御信号108として与え
られる。
一般に、画像が静止画像である場合には、フレーム間相
関を利用したフレーム間YC分離を行って、Y信号とC
信号を分離する。
フレーム間YC分離回路5は、たとえば第25図のよう
に入力端61から入力されたV信号101を1フレーム
遅延回路64で1フレーム遅延させた信号と、直接入力
されたV信号101とを加算器65で加算して、lフレ
ーム和を求めてYF信号104を抽出して、出力端62
に出力するとともに、減算器66で入力端61から入力
された■信号101からYF信号104を減することに
より、CF信号105を抽出して出力端63から出力し
ている。
また、一般に画像が動画像である場合には、フィールド
内相関を利用したフィールド内YC分離を行ってY信号
とC信号を分離する。フィールド内YC分離回路4は、
たとえば第26図のように入力端71から入力したV信
号101を1ライン遅延回路74で1ライン遅延させた
信号と、直接入力したV信号101とを加算器75で加
算して、1ライン和を求めてYf信号102を抽出し、
出力端72から出力するとともに、減算器76で入力端
71から入力されるV信号101からYf信号102を
減することにより、Cf信号103を抽出して、出力端
73から出力している。
動き適応型YC分離フィルタでは、このようなフィール
ド内YC分離回路4とフレーム間YC分離回路5とを並
置し、合成回路8にて合成された動き係数kにより、Y
信号混合回路9に以下のような演算を行わせて、動き適
応YCC分離倍信号09を出力端2から出力する。
Y=kyf+(1−k)YF ここで、 Yf  フィールド内YC分離Y信号出力102、YF
、フレーム間YC分離Y信号出力104、である。
同様に、制御信号108により、C信号混合回路10に
以下のような演算を行わせて、動き適応YC分離C信号
110を出力端3から出力する。
C=kCf+ (1−k)CF ここで、 Cf:フィールド内YC分離C信号出力103、CF:
フレーム間YC分離C信号出力105、である。
この動き適応型YC分離フィルタのうち、C信号動き検
出回路7は、また第27図のような構成でも実現できる
。同図において、入力端11から■信号Xolが入力さ
れ、色復調回路86により2種類の色差信号R−Y、 
 B−Yに復調される。
これら2種類の色差信号R−Y、B−Yは時分割多重回
路87である周波数で時分割多重され、zフレーム遅延
回路81で2フレ一ム遅延回路81の出力と時分割多重
回路87の出力との減算を行って、2フレ一ム差分が得
られる。
この2フレ一ム差分にLPF88を通してY信号成分を
除き、絶対値回路84により絶対値をとり、さらに非線
形変換回路85で非線形変換してC信号の動き検出量1
07を出力端89から送出できる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の動き適応型YC分離フィルタは以下のように構成
されているので、Y信号動き検出回路6およびC信号動
き検出回路7によりそれぞれ検出された動き量を合成し
た量に基づいて、フィールド内YC分離回路4によるY
f倍信号Cf信号、およびフレーム間YC分離回路5に
よるYF倍信号CF信号をそれぞれ混合するようにして
いる。
したがって、静止画におけるフィルタ特性と動画におけ
るフィルタ特性とが全く異なることにより、画像が静止
画から動画に移る場合、または動画から静止画に移る場
合に解像度に極端な変化があるので、動画処理時の画質
劣化が目立つという問題点があった。
また、静止画においてはドツト妨害、クロスカラー等の
クロストークは皆無であるが、動画では上記のクロスト
ークが起こって、画質劣化の原因となるという問題点が
あった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、上記のような処理の切り換えが多い画像で
も、解像度が高く、画質劣化の少ない画像を再生するこ
とのできる動き適応型YC分離フィルタを得ることを目
的とする。
[課題を解決するための手段] (1)この発明に係る動き適応型YC分離フィルタは、
動き検出回路が動画を検出したとき、フィールド内の相
関を利用して局所的に画像の垂直エツジ成分を検出する
垂直エツジ検出回路を設け、垂直エツジ成分が検出され
ない場合には、フレーム間の相関を局所的に検出して、
その検出結果によりフィールド間演算とフィールド内水
平、垂直双方の帯域制限とを含んだ複数のフレーム内処
理を適応的に切り換える処理を行い、また垂直エツジ成
分が検出された場合には、フレーム間の相関を局所的に
検出し、その検出結果によりフィールド間演算とフィー
ルド内水平方向のみの帯域制限とを含んだ複数のフレー
ム内処理を適応的に切り換える処理を行って、フレーム
内YC分離Y信月とフレーム内YC分離C信号を出力す
るフレーム内YC分離回路を設けたものである。
そして、この発明の第2の発明である動き適応型YC分
離フィルタは、(2)動き検出回路が動画を検出したと
き、フィールド内の相関を利用して局所的に画像の垂直
エツジ成分を検出する垂直エツジ検出回路と水平エツジ
成分を検出する水平エツジ検出回路とを設け、垂直エツ
ジ成分、水平エツジ成分の両成分とも検出されない場合
には、フレーム間の相関を局所的に検出して、その検出
結果によりフィールド間演算とフィールド内水平、垂直
双方の帯域制限とを含んだ複数のフレーム内処理を適応
的に切り換える処理を行い、また垂直エツジ成分のみが
検出された場合には、フレーム間の相関を局所的に検出
し、その検出結果によりフィールド間演算とフィールド
内水平方向のみの帯域制限とを含んだ複数のフレーム内
処理を適応的に切り換える処理を行い、また水平エツジ
成分のみが検出された場合には、フレーム間の相関を局
所的に検出し、その検出結果によりフィールド間演算と
フィールド内垂直方向のみの帯域制限とを含んだ複数の
フレーム内処理を適応的に切り換える処理を行い、垂直
エツジ成分、水平エツジ成分の両成分とも検出された場
合には、フレーム間の相関を局所的に検出して、その検
出結果によりフィールド間演算を含んだ複数のフレーム
内処理を適応的に切り換える処理を行って、フレーム内
YC分離′Y信号とフレーム内YC分離C信号を出力す
るフレーム内YC分離回路を設けたものである。
さらに、この発明の第3の発明である動き適応型YC分
離フィルタは、(3)動き検出回路が動画を検出したと
き、フィールド内の相関を利用して局所的に画像の垂直
エツジ成分を検出する垂直エツジ検出回路と水平エツジ
成分を検出する水平エツジ検出回路とを設け、垂直エツ
ジ成分、水平エツジ成分の両成分とも検出されない場合
には、フレーム間の相関を局所的に検出して、その検出
結果によりフィールド間演算とフィールド内水平、垂直
双方の帯域制限とを含んだ複数のフレーム内処理を適応
的に切り換える処理を行い、垂直エツジ成分または水平
エツジ成分の少なくともどちらか一方が検出された場合
には、フレーム間の相関を局所的に検出して、その検出
結果によりフィールド間演算を含んだ複数のフレーム内
処理を適応的に切り換える処理を行って、フレーム内Y
C分離Y信号とフレーム内YC分離C信号を出力するフ
レーム内YC分離回路を設けたものである。
[作用] この発明におけるフレーム内YC分離回路は、動き検出
回路で動画と判断した場合に、(+)垂直エツジ検出回
路で垂直エツジ成分が検出されない場合には、フレーム
間での相関を検出し、その相関の大小により、フィール
ド間演算とフィールド内水平、垂直双方の帯域制限とを
含んだ3種類のフレーム内YC分離回路のいずれかを選
択し、また垂直エツジ成分が検出された場合には、フレ
ーム間の相関を局所的に検出し、その検出結果によりフ
ィールド間演算とフィールド内水平方向のみの帯域制限
とを含んだ3種類のフレーム内YC分離回路のいずれか
を選択することによって、フレーム内YC分離Y信号と
フレーム内YC分離C信号を出力する。
また、(2)垂直エツジ検出回路および水平エツジ検出
回路でそれぞれ垂直エツジ成分および水平エツジ成分の
両成分とも検出されない場合には、フレーム間での相関
を検出し、その相関の大小により、フィールド間演算と
フィールド内水平、垂直双方の帯域制限とを含んだ3種
類のフレーム内YC分離回路のいずれかを選択し、また
垂直エツジ成分のみが検出された場合には、フレーム間
の相関を局所的に検出し、その検出結果によりフィール
ド間演算とフィールド内水平方向のみの帯域制限とを含
んだ3種類のフレーム内YC分離回路のいずれかを選択
し、また水平エツジ成分のみが検出された場合には、フ
レーム間の相関を局所的に検出し、その検出結果により
フィールド間演算とフィールド内垂直方向のみの帯域制
限とを含んだ3種類のフレーム内YC分離回路のいずれ
かを選択し・、また垂直エツジ成分および水平エツジ成
分の両成分とも検出された場合には、フレーム間の相関
を局所的に検出し、その検出結果によりフィールド間演
算を含んだ3種類のフレーム内YC分離回路のいずれか
を選択することによ、で、フレーム内YC分1m!Y信
号とフレーム内YC分離C信号を出力する。
さらに、(3)垂直エツジ検出回路および水平エツジ検
出回路でそれぞれ垂直エツジ成分および水平エツジ成分
の両成分とも検出されない場合には、フレーム間での相
関を検出し、その相関の大小により、フィールド間演算
とフィールド内水平、垂直双方の帯域制限とを含んだ3
種類のフレーム内YC分離回路のいずれかを選択し、ま
た垂直エツジ成分または水平エツジ成分の少なくともど
ちらか一方が検出された場合には、フレーム間の相関を
局所的に検出し、その検出結果によりフィールド開演算
を含んだ3種類のフレーム内YC分離回路のいずれかを
選択することによって、フレーム内YC分離Y信号とフ
レーム内YC分離C信号を出力する。
[実施例] 以下、この発明の動き適応型YC分離フィルタの実施例
を図について示す。第1図はその一実施例を示すブロッ
ク図であり、この第1図においては第22図におけるフ
ィールド内YC分離回路4の部分を、フレーム内YC分
離回路50に置き換えただけであるので、その他の部分
の構成、動作についての説明は省く。
第1図におけるフレーム内YC分離回路50の第1実施
例の詳細ブロック図を第2図に示す。
この第2図において、入力端子11にはV信号101が
入力される。この■信号101は263ライン遅延回路
14、lライン遅延回路23および2画素遅延回路25
の入力端に入力される。
263ライン遅延回路14で263ライン遅延されたV
信号は、2画素遅延回路15と262ライン遅延回路1
6の入力端にそれぞれ入力される。
2画素遅延回路15で2画素遅延された■信号はlライ
ン遅延回路38の入力端と減算器20.21.22.3
7.39の第1の入力端にそれぞれ入力される。262
ライン遅延回路16で262ライン遅延されたV信号は
4画素遅延回路17、lライン遅延回路18の入力端、
減算器26の第1の入力端と減算器20の第2の入力端
に入力される。4画素遅延回路17で4画素遅延された
V信号は減算器21の第2の入力端と減算器27の第1
の入力端に入力される。lライン遅延回路18で1ライ
ン遅延されたV信号は2画素遅延回路19の入力端に入
力される。2画素遅延回路19で2画素遅延されたV信
号は減算器22の第2の入力端と減算器28の第1の入
力端に入力される。
減算器20の出力信号は、第1の信号選択回路33の第
1の入力端に入力される。減算器21の出力信号は第1
の信号選択回路33の第2の入力端に入力される。減算
器22の出力信号は第1の信号選択回路33の第3の入
力端に入力される。
1ライン遅延回路23で1ライン遅延されたV信号は4
画素遅延回路24の入力端と減算器27の第2の入力端
に入力される。4画素遅延回路24で4画素遅延された
V信号は減算器26の第2の入力端に入力される。2画
素遅延回路25で2画素遅延された■信号は減算器28
の第2の入力端に入力される。
減算器26の出力は絶対値回路29の入力端に、減算器
27の出力は絶対値回路30の入力端に、減算器28の
出力は絶対値回路3Iの入力端にそれぞれ入力される。
絶対値回路29の出力は最小値選択回路32の第1の入
力端に、絶対値回路30の出力は最小値選択回路32の
第2の入力端に、絶対値回路31の出力は最小値選択回
路32の第3の入力端にそれぞれ入力される。
最小値選択回路32の出力は第1の信号選択回路33の
第4の入力端に入力され、これにより第1から第3の入
力を選択制御する。
第1の信号選択回路33の出力は、1ライン遅延回路3
4の入力端と減算器35、第2の信号選択回路41の第
1の入力端に入力される。lライン遅延回路34の出力
は減算器35の第2の入力端に入力される。減算器35
の出力は第2の信号選択回路41の第2の入力端に入力
される。
1ライン遅延回路38の出力は減算器39の第2の入力
端に入力される。減算器39の出力はLPF40の入力
端に入力される。LPF40の出ツノは第2の信号選択
回路41の第3の入力端に入力され、これにより第1と
第2の入力を選択制御する。
第2の信号選択回路32の出力は、BrF36の入力端
に入力される。BrF36の出力は、減算器37の第2
の入力端に入力され、またフレーム内YC分離C信号1
13として出力端13から出力される。減算器37の出
力はフレーム内YC分離Y信号112として出力端12
から出力される。
次に動作について説明する。
画面の水平方向をX軸、画面の垂直方向をy軸、X軸と
y軸で構成される平面に垂直な方向に時間軸であるt軸
をとると、X軸、y軸およびt軸で構成できる3次元時
空間を考えることができる。
第8図は3次元時空間を表わした図であり、第8図(a
)はt軸とy軸で構成される平面、第8図(b)(c)
はX軸とy軸で構成される平面である。第8図(a)に
は、インタレース走査線も表わしており、破線は一つの
フィールドであることを、実線は色副搬送波が同位相で
あることを示している。
また、第8図(b)の実線および破線はそれぞれnフィ
ールド、n−1フイールドの走査線を示しており、走査
線上の「○J、「・」、「△」、「ム」の4種類の印は
V信号を色副搬送波周波数fsc  (= 3.58旧
1z )の4倍でディジタル化したときの色副搬送波が
同位相の標本点を示している。
また、第8図(C)の実線および破線はそれぞれn+1
フィールド、nフィールドの走査線を示しており、走査
線上の「○」、「・」、「△」、「ム」の4種類の印は
第8図(b)と同様である。
いま、注目標本点を「◎」で表わすと、同一フィールド
であるnフィールドでは2標本点前後と、lライン上下
の4つの点a、b、c、dで色副搬送波位相が1800
異なっている。
そこで、ディジタル回路によるラインくし形フィルタや
、特開昭58−242367号公報に示された適応型Y
C分離フィルタなどが構成できる。
また、第8図(a)に示すように1フレーム離れた同一
標本点で色副搬送波位相が18o°異なるので、フレー
ム間YC分離フィルタもまた構成できる。
さらに、第8図(b)かられかるように、注目標本点か
ら1フイールド前のn−1フイールドでは、lライン上
の標本点またはlライン下の2標本点前後で逆位相とな
るので、これら3点ア、イ、つのうちいずれかと注目点
との演算によりフィールド間YC分離が可能となる。
また、上記のX軸、y軸およびt軸に対応した周波数軸
として、水平周波数軸であるμ軸、垂直周波数軸である
μ軸および時間周波数軸であるf軸を考え、互いに直交
する/l軸、μ軸、f軸で構成できる3次元周波数空間
を考えることができる。
第9図は上記3次元周波数空間の投影図を表わしている
。第9図(a)は上記3次元周波数空間を斜め方向から
見た図、第9図(b)は上記3次元周波数空間をf軸の
負の方向から見た図、第9図(C)は上記3次元周波数
空間をμ軸の正の方向から見た図である。
この第9図(a)〜(c)には3次元周波数空間上での
V信号のスペクトル分布の表わしである。第9図(a)
〜(c)かられかるように、Y信号のスペクトルは3次
元周波数空間の原点を中心に広がっており、C信号のス
ペクトルは色副搬送波周波数fscで■信号、Q信号が
直交二相変調さねているので、第9図(a)〜(C)の
ような4個所の空間に位置している。
しかし、第9図(c)のようにV信号をμ軸上でみると
、C信号は第2象限と第4象限のみに存在している。
これは、第8図(a)で色副搬送波の同位相を表わす実
線が時間とともに上がっていることに対応している。
それにもかかわらず、従来例では、画像の動きを検出し
た場合、フィールド内での相関を利用したYC分離を行
っていたので、μ軸、ν軸方向の帯域制限は可能である
が、f軸方向の帯域制限を加えることはできなかった。
したがって、本来Y信号が存在する周波数空間をC信号
として分離することになり、動画におけるY信号の帯域
が狭くなっていた。
そこで、前述のようにフィールド間処理によるYC分離
を行うことにより、動画におけるY信号の帯域を広げる
ことができる。
第8図(b)において、n−iフィールドの中で注目標
本点「◎」の近傍にあり、色副搬送波位相が180°異
なる点は、標本点「・」ア、イ、つがある。これら3点
のいずれかとの演算によりフィールド間YC分離が可能
となる。
第1に、第8図(b)における注目標本点「◎」と標本
点「・」アとの差によりC信号を含む3次元局波数空間
−トの高域成分を取り出すことができる。第2の信号選
択回路41が第1の入力端から入力される信号を選択し
た場合、B P F 36のみを通過してC信号が得ら
れる。またV信号からC信号を減算することによりY信
号が得られる。
これをフィールド間YC分離A1とする。
一方、第2の信号選択回路41が第2の入力端から入力
される信号を選択した場合、】ライン遅延回路34、減
算器35、BPF36で構成される2次元BPFを通過
してC信号が得られる。また■信号からC信号を減算す
ることによりY信号が得られる。これをフィールド間Y
C分離A2とする。
第10図(a)〜(c)は第9図(a) 〜(c)と同
じく3次元周波数空間を表わしており、フィールド間Y
C分[A2により得られたY信号とC信号の存在する周
波数空間を示している。第13図(a)〜(c)も同様
に3次元周波数空間を表わしており、フィールド間YC
分離AIにより得られたY信号とC信号の存在する周波
数空間を示している。
第2に、第8図(b)における注目標本点「◎Jと標本
点「・」イとの差によりC信号を含む3次元局波数空間
上の高域成分を取り出すことができる。第2の信号選択
回路41が第1の入力端から入力される信号を選択した
場合、BPF36のみを通過してC信号が得られる。ま
た■信号からC信号を減算することによりY信号が得ら
れる。
これをフィールド間YC分離B1とする。
一方、第2の信号選択回路41が第2の入力端から入力
される信号を選択した場合、上記の2次元B l) F
を通過してC信号が得られる。またV信号からC信号を
減算することによりY信号が得られる。これをフィール
ド間YC分離B2とする。
第11図(a)〜(e)も同じくフィールド間YC分離
B2により得られたY信号とC信号の存在する周波数空
間を示している。第14図(a)〜(c)も同じくフィ
ールド間YC分離Blにより得られたY信号とC信号の
存在する周波数空間を示している。第11図(a)〜(
C)および第14図(a)〜(c)を見ると、分離され
たY信号に一部C信号が含まれるようであるが、Y信号
とC信号は相互に相関が強いことから、Y信号にC信号
が含まれることは極めて少ない。
第3に、第8図(b)における注目標本点「◎」と標本
点「・」つとの差によりC信号を含む3次元局波数空間
上の高域成分を取り出すことができる。第2の信号選択
回路41が第1の入力端から入力される信号を選択した
場合、BPF36のみを通過してC信号が得られる。ま
たV信号からC信号を減算することによりY信号が得ら
れる。
これをフィールド間YC分1iclとする。
一方、第2の信号選択回路41が第2の入力端から入力
される信号を選択した場合、上記の2次元13 P F
を通過してC信号が得られる。またV信号からC信号を
減算することによりY信号が得られる。これをフィール
ド間YC分離C2とする。
第12図(a)〜(c)も同じくフィールド間YC分離
C2により得られたY信号とC信号の存在する周波数空
間を示している。第15図(a)〜(e)も同じくフィ
ールド間YC分離CIにより得られたY信号とC信号の
存在する周波数空間を示している。第12図(a)〜(
c)および第15図(a)〜(c)を見ると、分離され
たY信号に一部C信号が含まれるようであるが、Y信号
とC信号は相互に相関が強いことから、Y信号にC信号
が含まれることは極めて少ない。
これら6種類のフィールド間YC分離を適応的に切り換
え制御するため、注目標本点「◎」と標本点「・」ア、
イ、つとを結ぶ方向での画像の相関を検出する必要があ
る。そこで、それぞれの方向の画像の相関を、注目標本
点「◎」をはさむn−1フイールド内の標本点「・」ア
、イ、つとn+1フィールド内の標本点「・」工、オ、
力との演算により検出して、制御信号とすればよい。
次に上記第2図の構成のフレーム内YC分離回路の動作
について説明する。
この発明は、動き検出回路80で画像が動画であると判
断したときに動画処理として、フィールド内YC分離の
代わりに3種類のフィールド間演算と2種類のフィール
ド内帯域制限とをへんだフレーム内YC分離のうち最適
なものを用いることを特徴としている。
第2図において、入力端11から入力されたV信号10
1は263ライン遅延回路14で263ライン遅延され
、さらに2画素遅延回路工5で2画素遅延され、また2
62ライン遅延回路16で262ライン遅延される。
2画素遅延回路15で2画素遅延されたV信号と262
ライン遅延回路16の出力とを減算器20で減じること
により、フィールド間YC分離C1とフィールド間YC
分離C2のためのフィールド間差分を得る。
2画素遅延回路15で2画素遅延されたV信号と、4画
素遅延回路17の出力とを減算器21で減じることによ
り、フィールド間YC分離B1とフィールド間YC分離
B2のためのフィールド間差分を得る。
2画素遅延回路15で2画素遅延されたV信号と、2画
素遅延回路19の出力とを減算器22で減じることによ
り、フィールド間YC分離A1とフィールド間YC分離
A2のためのフィールド間差分を得る。
以上の3種類のフィールド間差分は第1の信号選択回路
33に入力され、後に述べる最小値選択回路32の出力
により選択される。
262ライン遅延回路16の出力と4画素遅延回路24
の出力とは減算器26で減算され、さらに絶対値回路2
9により絶対値化されて第8図(b)(c)における標
本点「・」つと力との間の相関を検出する。4画素遅延
回路17の出力と1ライン遅延回路23の出力とは減算
器27で減算され、さらに絶対値回路30により絶対値
化されて第8図(b)(e)における標本点「・」イと
オとの間の相関を検出する。2画素遅延回路19の出力
と2画素遅延回路25の出力とは減算器28で減算され
、さらに絶対値回路31により絶対値化されて第8図(
b)(c)における標本点「・」アと工との間の相関を
検出する。
最小値選択回路32は上記の3種類の絶対値出力のうち
最小のもの(相関検出量は最大のもの)を選択し、第1
の信号選択回路33を制御する。
すなわち、第1の信号選択回路33は絶対値回路29の
出力が最小の場合は減算器20の出力を、絶対値回路3
0の出力が最小の場合は減算器21の出力を、絶対値回
路31の出力が最小の場合は減算器22の出力をそれぞ
れ選択する。
さらに第1の信号選択回路33の出力は、第2の信号選
択回路41の第1の入ツノ端に入力され、またlライン
遅延回路34と減算器35で垂直高域成分のみを通過さ
れ、第2の信号選択回路41の第2の入力端に入力され
る。第2の信号選択回路41は後に述べるL P F 
40の出力によって2種類の信号を選択する。第2の信
号選択回路41の出力はBPF36により水平高域成分
のみを通過されて、フレーム内YC分離C信号113と
する。すなわち第1の信号選択回路33の出力を2次元
BPFまたは1次元BPFにより帯域制限をしてフレー
ム内YC分離C信号113とする。
2画素遅延回路15の出力はまたlライン遅延回路38
、減算器39により垂直高域成分を通過させ、さらに2
.1MHz以下を通過域とするLPF40によりC信号
を除くことによりY信号の垂直エツジを検出する。■信
号は一般にY信号とC信号との相関が強いので、Y信号
の垂直エツジが検出されるときには、C信号も垂直方向
に変化している場合が多い。したがって、第2の信号選
択回路41はY信号の垂直エツジが検出されたときには
、第1の入力端の信号を選択し、またY信号の垂直エツ
ジが検出されないときには、第2の入力端の信号を選択
するように制御される。
減算器37により、2画素遅延回路15の出力であるV
信号から、フレーム内YC分n1C信号113を減する
ことにより、フレーム内YC分離Y信号112を得るこ
とができる。
なお、第2図において、垂直高域成分のみを通過させる
ために1ライン遅延回路34と減算器35を用いたが、
これを複数個の1ライン遅延回路を用いた演算によって
も同様の効果が得られる。
第3図はこの発明である第1図におけるフレーム内YC
分離50の第2実施例の詳細ブロック図である。
第3図において、第2図と異なる点はフィールド内帯域
制限の方法のみである。第3図の構成のフレーム内YC
分離回路のうち、第2図と異なるフィールド内帯域制限
のみを説明する。第3図において第2図と同等の個所に
は同じ番号が付されている。
第1の信号選択回路33の出力は減算器90で2画素遅
延回路15の出力であるV信号から減算され、3次元周
波数空間上の3種類の低域成分のいずれかが出力される
。第1の信号選択回路33の出力はまたLPF91で3
次元周波数空間土の高域成分のうち水平低域成分のみが
通過される。
減算器92で第1の信号選択回路33の出力からL P
 F 91の出力が減算され、さらに1ライン遅延回路
93と加算器94により、3次元周波数空間上の高域成
分のうち水平高域でしかも垂直低域成分のみが通過され
る。第2の信号選択回路95は垂直エツジ検出出力であ
るLPF40の出力により、垂直エツジが検出されない
場合には信号を通過させ、また垂直エツジが検出された
場合には信号を遮断するように制御される。LPF91
の出力と第2の信号選択回路95の出力は加算器96で
加算され、さらに加算器97で減算器90の出力と加算
されてフレーム内YC分離Y信号112とする。すなわ
ち垂直エツジ検出出力により、第1の信号選択回路33
の出力である3次元周波数空間上の高域成分をラインく
し形フィルタで帯域制限するか、または1次元LPFに
より帯域制限するかを選択制御して、さらに3次元周波
数空間−Fの低域成分と加算してフレーム内YC分離Y
信号112とする。
減算器98により、2画素遅延回路15の出力であるV
信号から、フレーム内YC分離Y信号112を減するこ
とにより、フレーム内YC分#C信号113を得ること
ができる。
第4図は、この発明である第1図におけるフレーム内Y
C分離50の第3実施例の詳細ブロック図である。
第4図において第2図と異なる点は、フィールド内帯域
制限の方法のみである。
第4図の構成のフレーム内YC分離回路のうち、第2図
と異なるフィールド内帯域制限を行う回路のみを説明す
る。第4図において第2図と同等の個所には同じ番号が
付されている。
第1の信号選択回路33の出力の垂直方向に帯域制限さ
れた成分と帯域制限されない成分を垂直エツジ検出によ
り選択出力される第2の信号選択回路41の出力はBP
F36の入力端に入力されるとともに、第3の信号選択
回路43の第1の入力端に入力される。BPF36の出
力は第3の信号選択回路43の第2の入力端に入力され
る。
2画素遅延回路15の出力はまたBPF42の入力端に
入力される。BPF42の出力は第3の信号選択回路4
3の第3の入力端に入力される。
第3の信号選択回路43はBPF42により2種類の信
号を選択し、出力端13からフレーム内YC分離C信号
113として出力する。
第3の信号選択回路43の出力はまた減算器37により
V信号から減算され、出力端I2からフレーム内YC分
離Y信号112として出力される。
次に、動作について説明する。
第4図の構成によるフィールド間YC分離は以下のよう
な動作を行う。
第1に、第8図(b)における注目標本点「◎」と標本
点「・」アとの差によりC信号を含む3次元周波数空間
上の高域成分を取り出すことができる。このとき、第3
の信号選択回路43が第2の入力端から入力される信号
を選択した場合、フィールド間YC分離A1またはA2
によるY信号とC信号が得られる。
一方、第3の信号選択回路43が第】の入力端から入力
される信号を選択した場合、第2の信号選択回路41が
第1の入力端から入力される信号を選択していれば、注
目標本点「◎」と標本点「・」アとの差によりC信号を
含む3次元周波数空間上の高域成分が帯域制限されずに
そのままC信号として得られる。またV信号からC信号
を減算することによりY信号が得られる。これをフィー
ルド間YC分離A3とする。
また、第2の信号選択回路41が第2の入力端から入力
される信号を選択していれば、■ライン遅延回路30、
減算器31で構成される垂直BPFを通過してC信号が
得られる。またV信号からC信号を減算することにより
Y信号が得られる。
これをフィールド間YC分離A4とする。
第16図(a)〜(e)は第9図(a)〜(C)と同じ
く3次元周波数空間を表わしており、フィールド間YC
分離A3により得られたY信号とC信号の存在する周波
数空間を示している。第19図(a)〜(c)も同様に
3次元周波数空間を表わしており、フィールド間YC分
離A4により得られたY信号とC信号の存在する周波数
空間を示している。
第2に、第8図(b)における注目標本点「◎」と標本
点「・」イとの差によりC信号を含む3次元周波数空間
上の高域成分を取り出すことができる。このとき、第3
の信号選択回路43が第2の入力端から入力される信号
を選択した場合、フィールド間YC分離B1またはB2
によるY信号とC信号が得られる。
一方、第3の信号選択回路43が第1の入力端から入力
される信号を選択した場合、第2の信号選択回路41が
第1の入力端から入力される信号を選択していれば、注
目標本点「◎」と標本点「・」イとの差によりC信号を
含む3次元周波数空間上の高域成分が帯域制限されずに
そのままC信号として得られる。またV信号からC信号
を減算することによりY信号が得られる。これをフィー
ルド間YC分離B3とする。
また、第2の信号選択回路41が第2の入力端から入力
される信号を選択していれば、1ライン遅延回路30、
減算器31で構成される垂直BPFを通過してC信号が
得られる。またV信号からC信号を減算することにより
Y信号が得られる。
これをフィールド間YC分離B4とする。
第17図(a)〜(c)は第9図(a)〜(C)と同じ
く3次元周波数空間を表わしており、フィールド間YC
分離B3により得られたY信号とC信号の存在する周波
数空間を示している。第20図(a)〜(c)も同様に
3次元周波数空間を表わしており、フィールド間YC分
離B4により得られたY信号とC信号の存在する周波数
空間を示している。
第3に、第8図(b)における注目標本点「◎jと標本
点「・」つとの差によりC信号を含む3次元周波数空間
上の高域成分を取り出すことができる。このとき、第3
の信号選択回路43が第2の入力端から入力される信号
を選択した場合、フィールド間YC分離C1またはC2
によるY信号とC信号が得られる。
一方、第3の信号選択回路43が第1の入力端から入力
される信号を選択した場合、第2の信号選択回路41が
第1の入力端から入力される信号を選択していれば、注
目標本点「◎」と標本点「・」つとの差によりC信号を
含む3次元周波数空間上の高域成分が帯域制限されずに
そのままC信号として得られる。またV信号からC信号
を減算することによりY信号が得られる。これをフィー
ルド間YC分離C3とする。
また、第2の信号選択回路41が第2の入力端から入力
される信号を選択していれば、1ライン遅延回路30、
減算器31で構成される垂直B、PFを通過してC信号
が得られる。またV信号からC信号を減算することによ
りY信号が得られる。
これをフィールド間VC分離C4とする。
第18図(a) 〜(c)は第9図(a)〜(C)と同
じく3次元周波数空間を表わしており、フィールド間Y
C分1ic3により得られたY信号とC信号の存在する
周波数空間を示している。第21図(a)〜(c)も同
様に3次元周波数空間を表わしており、フィールド間Y
C分@C4により得られたY信号とC信号の存在する周
波数空間を示している。
第3の信号選択回路43は2種類の信号の切り替えを以
下のように行う。
2画素遅延回路15の出力は2.1MHzまでの水平高
域成分を通過させるBPF42により)′信号の水平エ
ツジを検出する。■信号は一般にY信号とC信号との相
関が強いので、Y信号の水平エツジが検出されるときに
は、C信号も水平方向に変化している場合が多い。した
がって第3の信号選択回路43は)′信号の水平エツジ
が検出されたときには、第1の入力端の信号を選択し、
またY信号の水平エツジが検出されないときには、第2
の入力端の信号を選択するように制御される。
減算器37により、2画素遅延回路15の出力であるV
信号から、フレーム内YC分離Y信号l13を減するこ
とにより、フレーム内YC分離C信号112を得ること
ができる。
第5図はこの発明である第1図におけるフレーム内YC
分離50の第4の実施例の詳細ブロック図である。第5
図において、第4図と異なる点はフィールド内帯域制限
の方法のみである。第5図の構成のフレーム内YC分離
回路のうち、第4図と異なるフィールド内帯域制限のみ
を説明する。
第5図において第4図と同等の個所には同じ番号が付さ
れている。
第1の信号選択回路33の出力は減算器90で2画素遅
延回路15の出力であるV信号から減算され、3次元周
波数空間上の3種類の低域成分のいずれかが出力される
。また第1の信号選択回路33の出ツノは第2の信号選
択回路70の第1の入力端に入力される。また第1の信
号選択回路33の出力はLPF58で3次元周波数空間
上の高域成分のうち水平低域成分のみが通過され、第2
の信号選択回路70の第2の入力端に入力される。
また第1の信号選択回路33の出力はlライン遅延回路
34と加算器50により、3次元周波数空間上の高域成
分のうち垂直低域成分のみが通過され、第2の信号選択
回路70の第3の入力端に入力される。また第1の信号
選択回路33の出力は1ライン遅延回路34で1ライン
遅延された信号と減算器35により減算された後、BP
F68で3次元周波数空間−Fの高域成分のうち水平高
域でしかも垂直高域成分のみが通過される。BPF68
の出力は減算器69で第1の信号選択回路33の出力か
ら減算され、3次元周波数空間上の高域成分のうち水平
高域でしかも垂直高域成分が除去された成分が通過され
、第2の信号選択回路70の第4の入力端に入力される
第2の信号選択回路70は垂直エツジ検出出力であるL
 P F 40と水平エツジ検出出力であるBPF42
の出力により、垂直エツジと水平エツジの双方とも検出
されない場合には第1の入力端の信号を選択し、水平エ
ツジのみが検出された場合には第2の入力端の信号を選
択し、垂直エツジのみが検出された場合には第3の入力
端の信号を選択し、垂直エツジと水平エツジの双方とも
検出された場合には第4の入力端の信号を選択するよう
に制御される。第2の信号選択回路70の出力は加算器
97で減算器90の出力と加算されてフレーム内YC分
離Y信号112とする。すなわち垂直エツジ、水平エツ
ジ検出出力により、第1の信号選択回路33の出力であ
る3次元周波数空間上の高域成分をラインくし形フィル
タで帯域制限するか、垂直フィルタで帯域制限するか、
1次元L■)Fにより帯域制限するか、または帯域制限
を全くしないかを選択制御して、さらに3次元周波数空
間−Fの低域成分と加算してフレーム内YC分離Y信号
112とする。
減算器98により、2画素遅延回路15の出力であるV
信号から、フレーム内YC分離Y信号112を減するこ
とにより、フレーム内YC分離C信列113を得ること
ができる。
第6図はこの発明である第1図におけるフレーム内YC
分離50の第5実施例の詳細ブロック図である。第6図
において、第4図と異なる点は、フィールド内帯域制限
の方法のみである。
第6図の構成のフレーム内YC分離回路のうち、第4図
と異なるフィールド内帯域制限を行う回路のみを説明す
る。第6図において第4図と同等の個所には同じ番号が
付されている。
第1の信号選択回路33の出力は、1ライン遅延回路3
4の入力端と減算器35、第2の信号選択回路44の第
1の入力端に入力される。lライン遅延回路34の出力
は減算器35の第2の入力端に入力されて第1の信号選
択回路33の出力と減算され、さらにBrF45により
水平高域成分のみが通過されて第2の信号選択回路44
の第2の入力端に入力される。垂直エツジ検出出力であ
るL P F 4.0の出力と水平エツジ検出出力であ
るBrF32の出力はそれぞれ第2の信号選択回路44
の第3、第4の入力端に入力される。第2の信号選択回
路44は垂直エツジ検出出力、水平エツジ検出出力によ
り、垂直エツジと水平エツジの双方とも検出されない場
合には第1の入力端の信号を選択し、垂直エツジと水平
エツジの少なくともどちらか一方が検出された場合には
第2の入力端の信号を選択するように制御される。第2
の信号選択回路44の出力はフレーム内YC分離C信号
113とする。すなわち、垂直エツジ、水平エツジ検出
出力により、第1の信号選択回路33の出力である3次
元周波数空間上の高域成分をライン(し形フィルタで帯
域制限するか、帯域制限を全くしないかを選択制御して
、フレーム内YC分離C信号113とする。減算器37
により、2画素遅延回路15の出力であるV信号から、
フレーム内YC分離C信号113を減することにより、
フレーム内YC分離Y信号112を得ることができる。
第7図はこの発明である第1図におけるフレーム内YC
分離50の第5実施例の詳細ブロック図である。第7図
において、第6図と異なる点は、フィールド内帯域制限
の方法のみである。
第7図の構成のフレーム内YC分離回路のうち、第6図
と異なるフィールド内帯域制限を行う回路のみを説明す
る。第7図において第6図と同等の個所には同じ番号が
付されている。
第1の信号選択回路33の出力は減算器90で2画素遅
延回路15の出力であるV信号から減算され、3次元周
波数空間上の3種類の低域成分のいずれかが出力される
。第]の信号選択回路33の出力はまたLPF46で3
次元周波数空間上の高域成分のうち水平低域成分のみが
通過される。
減算器77で第1の信号選択回路33の出力からLPF
46の出力が減算され、さらにlライン遅延回路78と
加算器79により、3次元周波数空間上の高域成分のう
ち水平高域でしかも垂直低域成分のみが通過される。L
PF46の出力と加算器79の出力は加算器67で加算
され、第2の信号選択回路60の第2の入力端に入力さ
れる。第2の信号選択回路60は垂直エツジ検出出力で
あるLPF40と水平エツジ検出出力であるBrF42
により、垂直エツジと水平エツジの双方とも検出されな
い場合には信号を通過させ、垂直エツジと水平エツジの
少な(ともどちらか一方が検出された場合には信号を遮
断するように制御される。第2の信号選択回路60の出
力は加算器97で減算器90の出力と加算されてフレー
ム内YC分離Y信号+12とする。すなわち、垂直エッ
ジ、水平エツジ検出出力により、第1の信号選択回路3
3の出力である3次元周波数空間上の高域成分をライン
くし形フィルタで帯域制限するが、帯域制限を全くしな
いかを選択制御して、さらに3次元周波数空間上の低域
成分と加算してフレーム内YC分離Y信号112とする
減算器98により、2画素遅延回路I5の出力であるV
信号から、フレーム内YC分離Y信号112を減するこ
とにより、フレーム内YC分離C信号113を得ること
ができる。
また、第2図〜第7図の実施例は全て、YC分離フィル
タを構成するためにnフィールドとn−1フイールドと
の間でフィールド開演算を行っているが、これをn+1
フィールドとnフィールドとの間でフィールド間演算を
行ってもよい。すなわち、3種類のフレーム間相関検出
の結果に従って、注目標本点「◎」とn+1フィールド
内の標本点「・」工、オ、力との間の演算によっても同
様のフレーム内YC分離回路が構成できる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば動き検出回路による動
画の検出時に、フレーム内YC分#!回路において、フ
ィールド間の相関を局所的に検出して3種類のフィール
ド間演算を適応的に切り換え、さらに(1)Y信号の垂
直エツジ成分を検出し、垂直エッソ成分が検出されない
場合はフィールド内水平、垂直双方の帯域制限を行い、
垂直エツジ成分が検出された場合はフィールド内水平方
向のみの帯域制限を行うように適応的に切り換えるフレ
ーム内でのYC分離を行うように構成したのでまた、(
2)Y信号の垂直エツジ成分と水平エツジ成分を検出し
、水平、垂直エツジ成分双方ともが検出されない場合は
フィールド内水平、垂直双方の帯域制限を行い、垂直エ
ツジ成分のみが検出された場合はフィールド内水平方向
のみの帯域制限を行い、水平エツジ成分のみが検出され
た場合はフィールド内水平方向のみの帯域制限を行い、
水平、垂直エツジ成分双方ともが検出された場合はフィ
ールド内帯域制限をまったくしないように適応的に切り
換えるフレーム内でのYC分離を行うように構成したの
で、また、(3)Y信号の垂直エツジ成分と水平エツジ
成分を検出し、水平、垂直エツジ成分双方ともが検出さ
れない場合はフィールド内水平、垂直双方の帯域制限を
行い、水平、垂直エツジ成分の少なくともどちらが一方
が検出された場合はフィールド内帯域制限を全くしない
ように適応的に切り換えるフレーム内でのYC分離を行
うように構成するようにしたので、動き適応型YC分離
フィルタにおける動画処理において、画像の相関を利用
して最適なYc分離が可能となり、動画でも解像度の劣
化が少なく、またクロストークも少ないYC分離を行う
動き適応型YC分離フィルタを構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による動き適応型YC分離
フィルタを示すブロック図、第2図は第1図の実施例に
おけるフレーム内YC分離回路の第1実施例の詳細な構
成を示すブロック図、第3図は第1図の実施例における
フレーム内Yc分離回路の第2の実施例の詳細な構成を
示すブロック図、第4図は第1図の実施例Iごおけるフ
レーム内YC分離回路の第3の実施例の詳細な構成を示
すブロック図、第5図は第1図の実施例におけるフレー
ム内YC分離回路の第4の実施例の詳細な構成を示すブ
ロック図、第6図は第1図の実施例におけるフレーム内
YC分離回路の第5の実施例の詳細な構成を示すブロッ
ク図、第7図は第1図の実施例におけるフレーム内YC
分離回路の第6の実施例の詳細な構成を示すブロック図
、第8図(a)は3次元時空間において色副搬送はの4
倍ディジタル化されたV信号の配列をf軸とy軸で構成
する平面図、第8図(b)(c)は同上V信号の配列を
y軸とy軸で構成する平面図、第9図(a)は3次元周
波数空間におけるV信号のスペクトル分布を斜め方向か
ら見た図、第9図(b)は同上スペクトル分布をf軸の
負の方向から見た図、第9図(c)は同上スペクトル分
布をμ軸の正の方向から見た図、第10図(a)はこの
発明による第1のフィールド間YC分離で得られたY信
号とC信号のスペクトル分布を3次元周波数空同上で斜
め方向から見た図、第1O図(b)は同上スペクトル分
布をf軸の負の方向から見た図、第10図(c)は同上
スペクトル分布をμ軸の正の方向から見た図、第11図
(a)はこの発明による第2のフィールド間YC分離で
得られたY信号とC信号のスペクトル分布を3次元周波
数空間上で斜め方向から見た図、第11図(b)は同上
スペクトル分布をf軸の負の方向から見た図、第11図
(c)は同上スペクトル分布をμ軸の正の方向から見た
図、第12図(a)はこの発明による第3のフィールド
間YC分離で得られたY信号とC信号のスペクトル分布
を3次元周波数空間上で斜め方向から見た図、第12図
(b)は同上スペクトル分布をf軸の負の方向から見た
図、第12図(c)は同上スペクトル分布をμ軸の正の
方向から見た図、第13図(a)はこの発明による第4
のフィールド間YC分離で得られたY信号とC信号のス
ペクトル分布を3次元周波数空間上で斜め方向から見た
図、第13図(b)は同上スペクトル分布をf軸の負の
方向から見た図、第13図(c)は同上スペクトル分布
をμ軸の正の方向から見た図、第14図(a)はこの発
明による第5のフィールド間YC分離で得られたY信号
とC信号のスペクトル分布を3次元周波数空間上で斜め
方向から見た図、第14図(b)は同上スペクトル分布
をf軸の負の方向から見た図、第14図(c)は同上ス
ペクトル分布をμ軸の正の方向から見た図、第15図(
a)はこの発明による第6のフィールド間YC分離で得
られたY信号とC信号のスペクトル分布を3次元周波数
空間上で斜め方向から見た図、第15図(b)は同上ス
ペクトル分布をf軸の負の方向から見た図、第15図(
C)は同上スペクトル分布をμ軸の正の方向から見た図
、第16図(a)はこの発明による第7のフィールド間
YC分離で得られたY信号とC信号のスペクトル分布を
3次元周波数空間上で斜め方向から見た図、第16図(
b)は同上スペクトル分布をf軸の負の方向から見た図
、第16図(C)は同上スペクトル分布をμ軸の正の方
向から見た図、第17図(a)はこの発明による第8の
フィールド間YC分離で得られたY信号とC信号のスペ
クトル分布を3次元周波数空間上で斜め方向から見た図
、第17図(b)は同上スペクトル分布をf軸の負の方
向から見た図、第17図(c)は同上スペクトル分布を
μ軸の正の方向から見た図、第18図(a)はこの発明
による第9のフィールド間YC分離で得られたY信号と
C信号のスペクトル分布を3次元周波数空間上で斜め方
向から見た図、第18図(b)は同上スペクトル分布を
f軸の負の方向から見た図、第18図(c)は同上スペ
クトル分布をμ軸の正の方向から見た図、第19図(a
)はこの発明による第1Oのフィールド間YC分離で得
られたY信号とC信号のスペクトル分布を3次元周波数
空間上で斜め方向から見た図、第19図(b)は同上ス
ペクトル分布をf軸の負の方向から見た図、第19図(
c)は同上スペクトル分布をμ軸の正の方向から見た図
、第20図(a)はこの発明による第11のフィールド
間YC分離で得られたY信号とC信号のスペクトル分布
を3次元周波数空間上で斜め方向から見た図、第20図
(b)は同上スペクトル分布をf軸の負の方向から見た
図、第20図(C)は同上スペクトル分布をμ軸の正の
方向から見た図、第21図(a)はこの発明による第1
2のフィールド間YC分離で得られたY信号とC信号の
スペクトル分布を3次元周波数空間上で斜め方向から見
た図、第21図(b)は同上スペクトル分布をf軸の負
の方向から見た図、第21図(C)は同上スペクトル分
布をμ軸の正の方向から見た図、第22図は従来の動き
適応型YC分離フィルタのブロック図、第23図は第2
2図の動き適応型YC分離フィルタにおけるY信号動き
検出回路の詳細な構成を示すブロック図、第24図は第
22図の動き適応型YC分離フィルタにおけるC信号動
き検出回路の詳細な構成を示すブロック図、第25図は
第22図の動き適応型YC分離フィルタにおけるフレー
ム間YC分離回路の詳細な構成を示すブロック図、第2
6図は第22図の動き適応型YC分離フィルタにおける
フィールド内YC分離回路の詳細な構成を示すブロック
図、第27図は従来のC信号動き検出回路の他の例を示
すブロック図である。 5・・・フレーム間YC分離回路、6・・・Y信号動き
検出回路、7・・・C信号動き検出回路、8・・・合成
回路、9・・・Y信号混合回路、10・・・C信号混合
回路、50・・・フレーム内YC分離回路、80・・・
動き検出回路。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)色信号を輝度信号の高域周波数領域に周波数多重
    した複合カラーテレビジョン信号から輝度信号と色信号
    を分離する回路において、フレーム間の相関を利用して
    局所的に画像の動きを検出する動き検出回路と、この動
    き検出回路が静止画を検出したときにフレーム間相関を
    利用したフレーム間輝度信号色信号分離を行ってフレー
    ム間輝度信号色信号分離輝度信号およびフレーム間輝度
    信号色信号分離色信号を出力するフレーム間輝度信号色
    信号分離回路と、上記動き検出回路が動画を検出したと
    きには、さらにフィールド内の相関を利用して局所的に
    画像の垂直エッジ成分を検出する垂直エッジ検出回路を
    設け、垂直エッジ成分が検出されない場合には、フレー
    ム間で色副搬送波の位相が同じである点での差分によっ
    て相関を局所的に検出し、その検出結果により、フィー
    ルド間演算とフィールド内水平、垂直双方の帯域制限と
    を含んだ複数のフレーム内処理を適応的に切り換える処
    理を行い、また垂直エッジ成分が検出された場合には、
    フレーム間で色副搬送波の位相が同じである点での差分
    によって相関を局所的に検出し、その検出結果により、
    フィールド間演算とフィールド内水平方向のみの帯域制
    限とを含んだ複数のフレーム内処理を適応的に切り換え
    る処理を行って、フレーム内輝度信号色信号分離色信号
    とフレーム内輝度信号色信号分離輝度信号を出力するフ
    レーム内輝度信号色信号分離回路と、上記動き検出回路
    の出力に基づき上記フレーム間輝度信号色信号分離輝度
    信号と上記フレーム内輝度信号色信号分離輝度信号を混
    合して動き適応輝度信号色信号分離輝度信号を出力する
    輝度信号混合回路と、上記動き検出回路の出力に基づき
    上記フレーム間輝度信号色信号分離色信号と上記フレー
    ム内輝度信号色信号分離色信号を混合して動き適応輝度
    信号色信号分離色信号を出力する色信号混合回路とを備
    えた動き適応型輝度信号色信号分離フィルタ。
  2. (2)上記のフレーム内輝度信号色信号分離回路の代わ
    りに、上記動き検出回路が動画を検出したときには、さ
    らにフィールド内の相関を利用して局所的に画像の垂直
    エッジ成分を検出する垂直エッジ検出回路と水平エッジ
    成分を検出する水平エッジ検出回路とを設け、垂直エッ
    ジ成分、水平エッジ成分の両成分とも検出されない場合
    には、フレーム間で色副搬送波の位相が同じである点で
    の差分によって相関を局所的に検出し、その検出結果に
    より、フィールド間演算とフィールド内水平、垂直双方
    の帯域制限とを含んだ複数のフレーム内処理を適応的に
    切り換える処理を行い、また垂直エッジ成分のみが検出
    された場合には、フレーム間で色副搬送波の位相が同じ
    である点での差分によって相関を局所的に検出し、その
    検出結果により、フィールド間演算とフィールド内水平
    方向のみの帯域制限とを含んだ複数のフレーム内処理を
    適応的に切り換える処理を行い、また水平エッジ成分の
    みが検出された場合には、フレーム間で色副搬送波の位
    相が同じである点での差分によって相関を局所的に検出
    し、その検出結果により、フィールド間演算とフィール
    ド内垂直方向のみの帯域制限とを含んだ複数のフレーム
    内処理を適応的に切り換える処理を行い、また垂直エッ
    ジ成分、水平エッジ成分の両成分とも検出された場合に
    は、フレーム間で色副搬送波の位相が同じである点での
    差分によって相関を局所的に検出し、その検出結果によ
    り、フィールド間演算を含んだ複数のフレーム内処理を
    適応的に切り換える処理を行って、フレーム内輝度信号
    色信号分離色信号とフレーム内輝度信号色信号分離輝度
    信号を出力するフレーム内輝度信号色信号分離回路に置
    き換えた動き適応型輝度信号色信号分離フィルタ。
  3. (3)上記のフレーム内輝度信号色信号分離回路の代わ
    りに、上記動き検出回路が動画を検出したときには、さ
    らにフィールド内の相関を利用して局所的に画像の垂直
    エッジ成分を検出する垂直エッジ検出回路と水平エッジ
    成分を検出する水平エッジ検出回路とを設け、垂直エッ
    ジ成分、水平エッジ成分の両成分とも検出されない場合
    には、フレーム間で色副搬送波の位相が同じである点で
    の差分によって相関を局所的に検出し、その検出結果に
    より、フィールド間演算とフィールド内水平、垂直双方
    の帯域制限とを含んだ複数のフレーム内処理を適応的に
    切り換える処理を行い、また垂直エッジ成分または水平
    エッジ成分の少なくともどちらか一方が検出された場合
    には、フレーム間で色副搬送波の位相が同じである点で
    の差分によって相関を局所的に検出し、その検出結果に
    より、フィールド間演算を含んだ複数のフレーム内処理
    を適応的に切り換える処理を行って、フレーム内輝度信
    号色信号分離色信号とフレーム内輝度信号色信号分離輝
    度信号を出力するフレーム内輝度信号色信号分離回路に
    置き換えた動き適応型輝度信号色信号分離フィルタ。
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