JPH03273193A - 使用済核燃料の貯蔵方法 - Google Patents
使用済核燃料の貯蔵方法Info
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- JPH03273193A JPH03273193A JP2074891A JP7489190A JPH03273193A JP H03273193 A JPH03273193 A JP H03273193A JP 2074891 A JP2074891 A JP 2074891A JP 7489190 A JP7489190 A JP 7489190A JP H03273193 A JPH03273193 A JP H03273193A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、使用済核燃料の貯蔵方法に関するものである
。
。
「従来の技術とその課題」
一般C,−1原子炉で使用された燃料集合体は、解体処
理するとともに、プルトニウム等の有用物質を取り出す
再処理を行なう計画である。
理するとともに、プルトニウム等の有用物質を取り出す
再処理を行なう計画である。
しかし、軽水型原子炉において使用されるウラン燃料か
、供給過剰で価格が低下している場合や、高速増殖炉の
実用化が遅れる場合等であると、経済P」:の点で、使
用済核燃料を直ちに再処理することが不Iすに通ること
ら考えられる。
、供給過剰で価格が低下している場合や、高速増殖炉の
実用化が遅れる場合等であると、経済P」:の点で、使
用済核燃料を直ちに再処理することが不Iすに通ること
ら考えられる。
従来、核燃料再処理サイクルに送られる使用済核燃料は
、その処理開始まで、例えば、原子炉の燃料プール等に
一時保管される貯蔵方法が採られているが、次々に生成
された使用済核燃料か−に述のl(情で再処理サイクル
に回さなくなる機会が多くなると、燃料プール等の保管
施設が満杯状態とむる恐れがある。
、その処理開始まで、例えば、原子炉の燃料プール等に
一時保管される貯蔵方法が採られているが、次々に生成
された使用済核燃料か−に述のl(情で再処理サイクル
に回さなくなる機会が多くなると、燃料プール等の保管
施設が満杯状態とむる恐れがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、使
用済核燃料が大量に生成された場合や、使用済燃料を再
処理までの待機期間が長期に及ぶ場合等において、使用
済核燃料を安全に貯蔵することを目的とするものである
。
用済核燃料が大量に生成された場合や、使用済燃料を再
処理までの待機期間が長期に及ぶ場合等において、使用
済核燃料を安全に貯蔵することを目的とするものである
。
「課題を解決するための手段」
かかる目的を達成するために、使用済燃料集合体を容器
壁からその外方にフィンを突出させた状態のキャニスタ
に収納して密封し、使用済燃料集合体を収納したキャニ
スタをセル室内に上下方向に配された収納管に装填する
とともに、該収納管の内部空気を強制的に入れ替えるこ
とを特徴とする使用済核燃料の貯蔵方法としている。
壁からその外方にフィンを突出させた状態のキャニスタ
に収納して密封し、使用済燃料集合体を収納したキャニ
スタをセル室内に上下方向に配された収納管に装填する
とともに、該収納管の内部空気を強制的に入れ替えるこ
とを特徴とする使用済核燃料の貯蔵方法としている。
「作用 」
使用済核燃料を解体処理することなく、キャニスタ内に
収納して密閉すると、放射性物質から放出される崩壊熱
によって、キャニスタの容器壁が加熱され、フィンによ
り冷却効果が高められる。
収納して密閉すると、放射性物質から放出される崩壊熱
によって、キャニスタの容器壁が加熱され、フィンによ
り冷却効果が高められる。
キャニスタをセル室の収納管内に装填した状態であると
、フィンか介在することによってキャニスタの容器壁と
収納管内面との間に間隙が形成され、該間隙が収納管の
内部空気の通路となる。この内部空気を強制的に入れ替
えることによって、キャニスタの冷却が促進され、使用
済核燃料から放出される崩壊熱の除去を行ないながら貯
蔵が行なわれるものである。
、フィンか介在することによってキャニスタの容器壁と
収納管内面との間に間隙が形成され、該間隙が収納管の
内部空気の通路となる。この内部空気を強制的に入れ替
えることによって、キャニスタの冷却が促進され、使用
済核燃料から放出される崩壊熱の除去を行ないながら貯
蔵が行なわれるものである。
「実施例」
以下、第1図ないし第3図を参照して、本発明に係る使
用済核燃料の貯蔵方法の一実施例について説明する。
用済核燃料の貯蔵方法の一実施例について説明する。
第1図は、加圧水型原子炉に使用される燃料集合体X、
を特殊形状のキャニスタY、に収納して、使用済燃料集
合体収納キャニスタZ1とする状況を示すもので、キャ
ニスタY1は、容器壁aの外側方に複数のフィンもが突
出状態に一体に複数段++′られ、容器壁aの下部にス
カートCが設けられるとともに、頭部に吊持具dが設け
られた構造であり、そして、フィンbの外接円の直径り
は、例えばガラス固化体の外径と同一となるように設定
されている。
を特殊形状のキャニスタY、に収納して、使用済燃料集
合体収納キャニスタZ1とする状況を示すもので、キャ
ニスタY1は、容器壁aの外側方に複数のフィンもが突
出状態に一体に複数段++′られ、容器壁aの下部にス
カートCが設けられるとともに、頭部に吊持具dが設け
られた構造であり、そして、フィンbの外接円の直径り
は、例えばガラス固化体の外径と同一となるように設定
されている。
また、第2図は、沸騰水型原子炉に使用される燃料集合
体X、を、特殊形状のキャニスタY、に収納して、使用
済燃料集合体収納キャニスタZ。
体X、を、特殊形状のキャニスタY、に収納して、使用
済燃料集合体収納キャニスタZ。
とする状況を示すものであり、燃料集合体Xtの大きさ
の相異をフィンbの寸法で調整して、フィンbの外接円
の直径りをガラス固化体の外径と同一となる設定として
いる。
の相異をフィンbの寸法で調整して、フィンbの外接円
の直径りをガラス固化体の外径と同一となる設定として
いる。
一方、第3図は、前述の使用済燃料集合体収納キャニス
タZ、・Zt、または高レベル放射性廃棄物をガラス固
化する等の処理を施してなる固化パッケージを、必要期
間貯蔵するための貯蔵庫の構造例を示すものである。
タZ、・Zt、または高レベル放射性廃棄物をガラス固
化する等の処理を施してなる固化パッケージを、必要期
間貯蔵するための貯蔵庫の構造例を示すものである。
第3図において、符号1は前記キャニスタZ・Z、を多
数保管貯蔵するためのセル室、2はセル室1を囲んでい
るコンクリート壁、3はセル室lの上方に設けられる搬
送室、4はセル室1と搬送室3とを仕切っているコンク
リート壁からなる天井スラブ、5はセル室Iの中に水平
に架設されている支持構造物(支持架橋)、6は」中下
の支持構造物5に吊持状態に配設されてキャニスタZ1
・Z、を縦積み状態に複数装填するための鋼管等の収納
管(内管)、7は筒状冷却流路、8は支持構造物5に支
持されかつ収納管6を筒状冷却流路7を空けて囲んでい
る外管、9は外気人口、10は空気出口、11は給気ン
ヤフト、12は排気シャフト、13は給気シャフト11
の下部と前記筒状冷却流路7の下部とを接続する下部プ
レナム、14は排気シャフト12の下部と前記筒状冷却
流路7の上部とを接続する上部ブレナム、15は収納管
6の内部の空気を強制的に入れ替えるための強制換気手
段、16はキャニスタZ、・Z2を収納管6の内部に装
填ずろために天井スラブ4に明けた穴を閉塞する閉塞l
[である。
数保管貯蔵するためのセル室、2はセル室1を囲んでい
るコンクリート壁、3はセル室lの上方に設けられる搬
送室、4はセル室1と搬送室3とを仕切っているコンク
リート壁からなる天井スラブ、5はセル室Iの中に水平
に架設されている支持構造物(支持架橋)、6は」中下
の支持構造物5に吊持状態に配設されてキャニスタZ1
・Z、を縦積み状態に複数装填するための鋼管等の収納
管(内管)、7は筒状冷却流路、8は支持構造物5に支
持されかつ収納管6を筒状冷却流路7を空けて囲んでい
る外管、9は外気人口、10は空気出口、11は給気ン
ヤフト、12は排気シャフト、13は給気シャフト11
の下部と前記筒状冷却流路7の下部とを接続する下部プ
レナム、14は排気シャフト12の下部と前記筒状冷却
流路7の上部とを接続する上部ブレナム、15は収納管
6の内部の空気を強制的に入れ替えるための強制換気手
段、16はキャニスタZ、・Z2を収納管6の内部に装
填ずろために天井スラブ4に明けた穴を閉塞する閉塞l
[である。
そして、前記収納管6の内径は、前述の直径D、Lりも
大きくなるように設定され、また、前記強X1ill換
気丁段15は、外気取り入れ1」17と、該外気取り入
れ017に対して弁18及びフィルタ19を介して収納
??6の下部間[」を接続するための外気(J(給管2
0と、収納管6の各」二部開口縁の間に架設されかつ支
持構造物5の上部を閉塞している水平仕切り板21と、
該水平仕切り板21と天井スラブ4との間に介7tする
集気ヘッダ22と、該集気ヘッダ22に接続され搬送室
3の外に高温空気を導くための排気管23と、該排気管
23にフィルタ24及び弁25を介して接続されるブロ
ア26と、該ブロア26の排気を導くための吐出管27
と、該吐出管27を排気シャフト12に接続するための
連通口28とを備えている。
大きくなるように設定され、また、前記強X1ill換
気丁段15は、外気取り入れ1」17と、該外気取り入
れ017に対して弁18及びフィルタ19を介して収納
??6の下部間[」を接続するための外気(J(給管2
0と、収納管6の各」二部開口縁の間に架設されかつ支
持構造物5の上部を閉塞している水平仕切り板21と、
該水平仕切り板21と天井スラブ4との間に介7tする
集気ヘッダ22と、該集気ヘッダ22に接続され搬送室
3の外に高温空気を導くための排気管23と、該排気管
23にフィルタ24及び弁25を介して接続されるブロ
ア26と、該ブロア26の排気を導くための吐出管27
と、該吐出管27を排気シャフト12に接続するための
連通口28とを備えている。
このようなキャニスタZ1 ・Z、と貯蔵庫とを組み合
わせて使用することにより、以下に述べるように、燃料
集合体X、・X、を安全に貯蔵することが可能となる。
わせて使用することにより、以下に述べるように、燃料
集合体X、・X、を安全に貯蔵することが可能となる。
使用済燃料集合体XI ’X!を、第1図及び第2図に
示すように、容器壁aからその外方にフィンbを突出さ
せた状態のキャニスタY、・Ytに収納密封して、第1
図(A)及び第2図(A)に示す状態の使用済燃料集合
体収納キャニスタZ1・Z、とし、該使用済燃料集合体
収納キャニスタZ、・Z、を、第3図に示す貯蔵庫まで
搬送して、遮蔽蓋I6を外した状態で、セル室1の中に
吊り降ろして、収納管6の中に装填した後、遮蔽116
を落としてセル室lを密封した保管状態にするとともに
、強制換気手段15におけるブロア26を作動させて収
納管6の中の空気を吸引し、収納管6の管壁と使用済燃
料集合体収納キャニスタZ1 ・Z。
示すように、容器壁aからその外方にフィンbを突出さ
せた状態のキャニスタY、・Ytに収納密封して、第1
図(A)及び第2図(A)に示す状態の使用済燃料集合
体収納キャニスタZ1・Z、とし、該使用済燃料集合体
収納キャニスタZ、・Z、を、第3図に示す貯蔵庫まで
搬送して、遮蔽蓋I6を外した状態で、セル室1の中に
吊り降ろして、収納管6の中に装填した後、遮蔽116
を落としてセル室lを密封した保管状態にするとともに
、強制換気手段15におけるブロア26を作動させて収
納管6の中の空気を吸引し、収納管6の管壁と使用済燃
料集合体収納キャニスタZ1 ・Z。
との間の間隙Gに空気を挿通させ゛て、収納管6の内部
空気を強制的に入れ替え、使用済燃料集合体収納キャニ
スタZ、・Z、から放出される崩壊熱を直接冷却して除
去する。
空気を強制的に入れ替え、使用済燃料集合体収納キャニ
スタZ、・Z、から放出される崩壊熱を直接冷却して除
去する。
この場合にあって、再処理のための解体処理を行なうこ
とム<、使用済核燃料X、・X、をキャニスタY、・Y
t内に収納して密閉すると、放射1’h物質から放出さ
れる崩壊熱によって、キャニスタY、・Y、の容器壁a
が加熱され、フィンbにより冷却効果が高められるとと
もに、使用済燃料集合体収納キャニスタZI −Z、を
セル室Iの収納管6内に装填した状態にすると、フィン
わが介(EすることによってキトニスタY、−Y、の容
器壁aと収納管6の内面との間に間隙Gが形成され、該
間隙Gが収納管6の内部空気の通路となる。この内部空
気をブロア26の作動によって強制的に入れ替え、使用
済燃料集合体収納キャニスタZ1χ、の冷却を促進した
状態を維持しながら、例えば使用済燃料集合体X、・X
、の再処理が必要となるまで、恒久的に貯蔵が行なわれ
ることになる。
とム<、使用済核燃料X、・X、をキャニスタY、・Y
t内に収納して密閉すると、放射1’h物質から放出さ
れる崩壊熱によって、キャニスタY、・Y、の容器壁a
が加熱され、フィンbにより冷却効果が高められるとと
もに、使用済燃料集合体収納キャニスタZI −Z、を
セル室Iの収納管6内に装填した状態にすると、フィン
わが介(EすることによってキトニスタY、−Y、の容
器壁aと収納管6の内面との間に間隙Gが形成され、該
間隙Gが収納管6の内部空気の通路となる。この内部空
気をブロア26の作動によって強制的に入れ替え、使用
済燃料集合体収納キャニスタZ1χ、の冷却を促進した
状態を維持しながら、例えば使用済燃料集合体X、・X
、の再処理が必要となるまで、恒久的に貯蔵が行なわれ
ることになる。
また、第3図例の貯蔵庫に前述の固化パッケージを貯蔵
することも可能であり、この場合には、使用済燃料集合
体X1 ・X、と同様に収納管6に縦積み状態に複数装
填されることになるが、強制換気手段15を作動させた
状態と、停止させたままの状態との両方で、貯蔵しなが
ら冷却を行なうことができる。
することも可能であり、この場合には、使用済燃料集合
体X1 ・X、と同様に収納管6に縦積み状態に複数装
填されることになるが、強制換気手段15を作動させた
状態と、停止させたままの状態との両方で、貯蔵しなが
ら冷却を行なうことができる。
強制換気手段I5を停止させたまま、自然換気によって
固化パッケージを冷却する場合であると、固化パッケー
ジが崩壊熱を放出することにより収納管6の管壁が加熱
されて温度が高くなり、収納管6と外管8との間の筒状
冷却流路7の空気が加熱されて、比重差に基づいて上昇
する自然対流が生じ、第3図に破線の矢印で示すように
、低温の冷却空気が外気人口9から取り入れられて、給
気シャフト11、下部ブレナム13、筒状冷却流路7、
集気ヘッダ22、排気シャフト12、空気出口10を経
由してセル室1の外に排出される空気の対流がr1然に
生じ、収納管6と外管8との間の筒状冷却流路7に低温
状態の空気が順次供給されることにより、収納管6の冷
却が行なわれるものとなる。
固化パッケージを冷却する場合であると、固化パッケー
ジが崩壊熱を放出することにより収納管6の管壁が加熱
されて温度が高くなり、収納管6と外管8との間の筒状
冷却流路7の空気が加熱されて、比重差に基づいて上昇
する自然対流が生じ、第3図に破線の矢印で示すように
、低温の冷却空気が外気人口9から取り入れられて、給
気シャフト11、下部ブレナム13、筒状冷却流路7、
集気ヘッダ22、排気シャフト12、空気出口10を経
由してセル室1の外に排出される空気の対流がr1然に
生じ、収納管6と外管8との間の筒状冷却流路7に低温
状態の空気が順次供給されることにより、収納管6の冷
却が行なわれるものとなる。
なお、上記の実施例にあっては、強制換気手段15を作
動させることによって、使用済燃料集合体X、・X、を
強制冷却するものとしたが、使用済燃料集合体X1 ・
Xtの放出崩壊熱量が、貯蔵中に徐々に少なくなった場
合、あるいは外気温度が低く十分な冷却効果が1υられ
る場合等に、強制換気手段15を非作動状態に切り替え
て、対流現象による白熊換気を利用して冷却を行なうこ
とができる。
動させることによって、使用済燃料集合体X、・X、を
強制冷却するものとしたが、使用済燃料集合体X1 ・
Xtの放出崩壊熱量が、貯蔵中に徐々に少なくなった場
合、あるいは外気温度が低く十分な冷却効果が1υられ
る場合等に、強制換気手段15を非作動状態に切り替え
て、対流現象による白熊換気を利用して冷却を行なうこ
とができる。
[−発明の効果コ
以上説明したように、本発明に係る使用済核燃料の貯蔵
方法によれば、使用済燃料集合体をキャニスタに収納し
て密封し、使用済燃料集合体収納キャニスタをセル室内
に上下方向に配された収納管に装填することにより、フ
ィンが介在する分だけキャニスタと収納管との間に間隙
を生じさ0、かつ、この間隙の内部空気を強制的に入れ
賛えるしのであるから、放射杜物質を拡散さ0ることな
く、使用済燃料集合体を十分に冷却して、安全に長Ju
1間貯蔵することができる。
方法によれば、使用済燃料集合体をキャニスタに収納し
て密封し、使用済燃料集合体収納キャニスタをセル室内
に上下方向に配された収納管に装填することにより、フ
ィンが介在する分だけキャニスタと収納管との間に間隙
を生じさ0、かつ、この間隙の内部空気を強制的に入れ
賛えるしのであるから、放射杜物質を拡散さ0ることな
く、使用済燃料集合体を十分に冷却して、安全に長Ju
1間貯蔵することができる。
また、キャニスタにわけるフィンの寸法を適宜に設定す
ることにより、使用済核燃料と固化パッケージとの貯蔵
を兼用することが可能となり、使用済核燃料を再処理ま
での任意期間貯蔵することや、使用済核燃料の再処理に
よって生じた放射性廃棄物を、使用済核燃料の「?蔵箇
所に再度貯蔵する等により、貯蔵施設の構築費低減等の
経済性を高めることができる等の優れた効果を奏するし
のである。
ることにより、使用済核燃料と固化パッケージとの貯蔵
を兼用することが可能となり、使用済核燃料を再処理ま
での任意期間貯蔵することや、使用済核燃料の再処理に
よって生じた放射性廃棄物を、使用済核燃料の「?蔵箇
所に再度貯蔵する等により、貯蔵施設の構築費低減等の
経済性を高めることができる等の優れた効果を奏するし
のである。
第1図ないし第3図は本発明に係る使用済核燃料の貯蔵
方法の一実施例を示し、第1図(A)は加圧水型原子炉
用燃料集合体をキャニスタに収納した状態の正断面図、
第1図(I3 )は第1図(A)の13−B線矢視図、
第1図(C)は加圧水型原子炉用燃料集合体の正面図、
第2図(A)は沸騰水型原子炉用燃料集合体をキャニス
タに収納した状態の正断面図、第2図(1)は第2図(
A)の13−B線矢視図、第2図(C)は沸騰水型原子
炉用燃料集合体の正面図、第3図は使用済燃料集合体収
納キャニスタをセル室の収納管に装填した状態の「?蔵
庫の正断面図である。 ・燃料集合体、 × I −x、 ・・・ y、−Y。 ′/、1 ・ Z。 a・・・・容2非壁、 し・・・・・・フィン、 C・・・・・スカート、 (1・・・・・吊持具、 G・・・・・間隙、 ・・・・セル室、 2・・・・・・コンクリート壁、 3・・・・・搬送室、 4・・・・・・天井スラブ、 5・・・・・・支持構造物(支持架構 6 ・・・収納管(内管)、 7・・・・・筒状冷却流路、 8・・・・・外管、 9・・・・・・外気人口、 10・・・・空気出口、 口・・・・・・給気ンヤフト、 I2・・・・・・排気シャフト、 キャニスタ、 ・・使用済燃料集合体収納キャニスタ、3・・・・・・
下部ブレナム、 4・・・・上部ブレナム、 5・・・・強制換気手段、 6・・・・・閉塞蓋、 7・・・・・・外気取り入れ口、 8・・・・・弁、 19・・・・・フィルタ、 20・・・外気供給管、 21・・・・・・水平仕切り板、 22・・・・・・集気ヘッダ、 23・・・・・・排気管、 24・・・・・・フィルタ、 25・・・・・・弁、 26・・・・・・ブロア、 27・・・・・・吐出管、 28・・・・・・連通口。 第1図fA) 第1図fcl
方法の一実施例を示し、第1図(A)は加圧水型原子炉
用燃料集合体をキャニスタに収納した状態の正断面図、
第1図(I3 )は第1図(A)の13−B線矢視図、
第1図(C)は加圧水型原子炉用燃料集合体の正面図、
第2図(A)は沸騰水型原子炉用燃料集合体をキャニス
タに収納した状態の正断面図、第2図(1)は第2図(
A)の13−B線矢視図、第2図(C)は沸騰水型原子
炉用燃料集合体の正面図、第3図は使用済燃料集合体収
納キャニスタをセル室の収納管に装填した状態の「?蔵
庫の正断面図である。 ・燃料集合体、 × I −x、 ・・・ y、−Y。 ′/、1 ・ Z。 a・・・・容2非壁、 し・・・・・・フィン、 C・・・・・スカート、 (1・・・・・吊持具、 G・・・・・間隙、 ・・・・セル室、 2・・・・・・コンクリート壁、 3・・・・・搬送室、 4・・・・・・天井スラブ、 5・・・・・・支持構造物(支持架構 6 ・・・収納管(内管)、 7・・・・・筒状冷却流路、 8・・・・・外管、 9・・・・・・外気人口、 10・・・・空気出口、 口・・・・・・給気ンヤフト、 I2・・・・・・排気シャフト、 キャニスタ、 ・・使用済燃料集合体収納キャニスタ、3・・・・・・
下部ブレナム、 4・・・・上部ブレナム、 5・・・・強制換気手段、 6・・・・・閉塞蓋、 7・・・・・・外気取り入れ口、 8・・・・・弁、 19・・・・・フィルタ、 20・・・外気供給管、 21・・・・・・水平仕切り板、 22・・・・・・集気ヘッダ、 23・・・・・・排気管、 24・・・・・・フィルタ、 25・・・・・・弁、 26・・・・・・ブロア、 27・・・・・・吐出管、 28・・・・・・連通口。 第1図fA) 第1図fcl
Claims (1)
- 使用済燃料集合体を容器壁からその外方にフィンを突出
させた状態のキャニスタに収納して密封し、使用済燃料
集合体を収納したキャニスタをセル室内に上下方向に配
された収納管に装填するとともに、該収納管の内部空気
を強制的に入れ替えることを特徴とする使用済核燃料の
貯蔵方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074891A JPH03273193A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 使用済核燃料の貯蔵方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074891A JPH03273193A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 使用済核燃料の貯蔵方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03273193A true JPH03273193A (ja) | 1991-12-04 |
Family
ID=13560453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2074891A Pending JPH03273193A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 使用済核燃料の貯蔵方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03273193A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004509327A (ja) * | 2000-09-15 | 2004-03-25 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 使用済み核燃料または放射性材料のための貯蔵設備 |
JP2012520443A (ja) * | 2009-03-11 | 2012-09-06 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | 閉鎖を改善した使用済み核燃料用の貯蔵容器 |
CN105371597A (zh) * | 2014-08-20 | 2016-03-02 | Gns核能服务有限公司 | 用于将容纳在燃料棒贮藏器中的燃料棒干燥的方法和设备 |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP2074891A patent/JPH03273193A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004509327A (ja) * | 2000-09-15 | 2004-03-25 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 使用済み核燃料または放射性材料のための貯蔵設備 |
JP2012520443A (ja) * | 2009-03-11 | 2012-09-06 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | 閉鎖を改善した使用済み核燃料用の貯蔵容器 |
CN105371597A (zh) * | 2014-08-20 | 2016-03-02 | Gns核能服务有限公司 | 用于将容纳在燃料棒贮藏器中的燃料棒干燥的方法和设备 |
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