JPH03272304A - ピストンシリンダ装置の位置決め制御回路 - Google Patents

ピストンシリンダ装置の位置決め制御回路

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JPH03272304A
JPH03272304A JP2072979A JP7297990A JPH03272304A JP H03272304 A JPH03272304 A JP H03272304A JP 2072979 A JP2072979 A JP 2072979A JP 7297990 A JP7297990 A JP 7297990A JP H03272304 A JPH03272304 A JP H03272304A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分J) 本発明は、電磁マルナバルノのスプール等の位;r決め
に使用するO N 、’ 01;I”電磁弁とフィード
パ・ツク位置センサ及びビス1〜ンとシリンダで柘成さ
れる油圧アクチュエータ(7)位置決め制御回Iδに関
する乙のである。
(従来技術) ピストンシリンダ装置のそれぞれの圧力室に接続された
2個のON10 F Fの3方向電磁切換弁の内部また
は外部にチェック弁を設け、位置決めされている場合は
、両方の3方向電磁切換弁をON状態とし、負荷スプリ
ングとチェック弁の作用で中間位置に停止させることが
できるピストンシリンダ装置の位置決め精度を良くする
ための制御回路として、フィードバック位置センサかち
得られる現在値と指令値との偏差に比例したOFF時間
のパルスを電磁切換弁に与える方法があり、その例とし
て実開昭63−187703号公報に示ず方法がある。
(発明が解決しようとする課題) 偏差に比例したOFF時間のパルスを電磁切換弁に与え
る方法においては以下の課題がある。
(1)ピストンシリンダ装置の位置決めにON/OFF
電磁弁を使用する目的としては、加工精度がサーボ弁や
電磁比例弁程には要求されず安価に製作できるというこ
とがあり、この条件を残す限りにおいては、パルスに対
する個々の電磁切換弁の作動具合いのバラツキの大きい
ものである。
また、f、磁切換弁の可動鉄心とガイド間の摺動抵抗や
シリンダとピストン間のシールによる摺動抵抗等がある
ため一定のOFF時間のパルスを同一の電磁切換弁に与
えた場合においても電磁切換弁の作動具合いやチェック
弁およびピストンの動きに大きな差が足られる場合があ
る。それから]11然のこととして、切換回数、摺動回
数が増加すれば経年変化という形で電磁切換弁の作動誌
音いやピストンの動きに差が出てくる。
これらの機差や経年変化が位置決め精度に及ばず影響を
少なくする方法として偏差に対する・パルスの0ドF時
間の変化率を太きぐすることも考えられるが、このよう
にすると偏差−パルス幅変換の行える比例領域が少なく
なるために、何かの原因で行き過ぎが生じた場合やON
/OFF電磁弁の特性のバラツキによりハンチングをお
こす恐れが出て・くる。
(2)本考案に関するビストンシリンタ装置は、それぞ
れの圧力室に接続された2個のON / OFI?の3
方向電磁切換弁の内部または外部にチエ・ツク弁を設け
、位置決めされている場合は両方の3方向電磁切換弁を
ON状態とし、負荷スプリングとチェック弁の作用で中
間位置に停止させることができるものである。
ピストンを移動さぜる場合は進行方向の圧力室に接続さ
れた3方向電磁切換弁をOl” Fとすることで圧力室
の圧力をタンク圧とし、引っ張る、1うにビス!・ンを
移動するものであるが、第1図のようにスプリング力に
対抗して進む場合と第2目のようにスプリング力に加勢
されて進む場合の大きく異なる2つの制御形態が存在す
る。
スプリング力に対抗して進む場合は、OFFする電磁切
換弁が充分に切換わっでいないと移動しないのに対して
、スプリング力に加勢されてjlむ場合は、OFFする
電磁切換弁が充分に切換わっている必要はなく、電磁切
換弁の切換え過渡状態にて、圧力室の圧油がタンク1n
tlIに漏れるだけで移動を開始する。
そこで、実開昭63−187703号公報に示す回路で
の偏差に対するパルスのON時間比率(ONデユーティ
)の変化を書換えてみると第6国のように表すことかで
きる。
スプリング力に対抗し°〔進む場合は、土としてAの部
分、スフリングJ1に加勢されて進む場合は、主として
Bの部分を使用することになる。
不感帯を越えた直後のパルスのON時間比率を小さくす
るか、パルスのOF F時間そのものを長くすれば(パ
ルスの周期を長くする等)、不感帯を越えた直後のパル
スのON時間比率でいずれの方向にも移動するが、パル
スのON時間比率か小さくなりすぎると電磁切換弁の1
ランジヤが完全に戻りきってしまうと共に、コイルのイ
〉′ダクタンスに蓄積されていた電磁エネルギーも完全
に放出されてしまうため電磁切換弁のONおくれ時間の
改善ができな・くなる3 このため、スプリング力に加勢されて進むJJ向では、
不感帯内での位置停止ができなくなりハンチング状態と
なる。
そこで、ハンチング状態にならないように余t11をみ
て、不感帯を越えた直t4k<C点)のパルスのON時
間比率を大きくすると、第7図のHの部分が実質上の不
感帯となり不感帯幅が拡大される、。
しかし従来の方法では、電&!J、 L7J JIA弁
の電気的特性のバラツA・や電源電圧変動及び油温の変
動を考慮した上で5上記2つの異なる制御状態について
バランスのとれた最小01” にパルス幅及びパルス周
期を選択することは困難であった。
一方、−Z二に対するパルスのOlンt; u、′7間
比重、:a1変化率またはON時間比率の変化率、つま
りザボゲインについて考えてみると、スプリング力に対
抗し°ζ進む場すは、電磁切換弁が完全にOF F状態
になるまでにしないとピストンが移動しないため、次に
偏差が0°°になった時にON状態にして停止させよう
としても、電磁コイルのインダクタンスにより充分なコ
イル電流が直ちに流れないため、直ちに停止することが
できず行き過ぎを生じる。
次に、この1)き過ぎをf’ili正するために、スプ
リング力に加勢されて進む方向の電磁切換弁をOFドに
するが、この時、電磁切換弁を完全に01・゛[パする
状態までにすると同様に電磁コイルのインダクタンスに
より直ちに停止することができずハンチング状態になる
ので、スプリング力に対抗し、て進む場合に生じた行き
過ぎ状態においても、スプリング力に加勢されて進む方
向の電磁切換弁には、完全にOFll”状態になること
のないパルス電圧が印加されている<1要がある。
このため、偏差にbfするパルスのOトド時間比率の変
化率、つまりサーボゲインもそれ程大きくすることがで
きない。
このようにサーボゲインを大きくすることができない上
に、個々の電磁切換弁の応答おくれのバラツキが大きい
ために、応答性の悪い電磁弁で制御されるビスI〜ンシ
リンタ装置においては、より一層実質上の不感帯が大き
くなるものであ−)た。
従来の偏差−パルス幅変調という思考においてピストン
シリンダ装置の位置決めも°1度を良くしようとすると
、パルスに比例するか、電流に比例するかの違いだけで
電磁比例弁やサーボ弁と同様の性能か必要になる。
(3)商業電力からの誘導ノイズ等の定常的な外乱か、
ジョイステック等の指令装置からの指令信号線やフィー
1ζバツク位置センサからのフィードバック信号線及び
制御装置に入力された場合、この誘導ノイズに同期して
ピストンシリンダ装置のピストンが振動することがある
ため、制御装置の;1−懸帯の大きさは、この誘導ノイ
ズの大きさより大きな値に設定する必要がある。
しかしながら誘導ノイズの大きさは、指17信号線やフ
ィードバック信号線の長さベコ商業電力線からの距離、
シールド処理の有無及び処理方法など、つまり制御装置
の回路構成以外の要因により決まる場合が多い。
つまり、通常想定できる誘導ノイズが入力された場合に
おいてもピストンシリンダ装置のビス)・ンが振動しな
いように制御装置の不感帯の大きさを設定するならば、
誘導ノイズが入力されないように充分注意した場合に比
較して大きな不感帯が!g・要となる。
発明の課題は、従来の偏差−パルス幅変=114という
思考とは異なる制御方法を採用することで個々の電磁切
換弁の応答おくれ時間のバラツキをビストンシリンタ゛
装置の位置決め精度に影響させず、オペレータにははと
んと!みしない程度において、ジョイステックを操作し
た後のピストンシリンダ装置の応答時間に影響するよう
にしたじストンシリンダ装置の位置決め制御回路を提供
することにある。
つまり、建設U匁械の遠隔操作に使用する電磁マルチバ
ルブのスフ゛−ルの動きに要求されることを省えてみる
と、まず、オペレータがブームやアームを上下いずれか
の方向に動かそうとしてジョイステックを操作する。
スタート時と停止時はブームやアームのシリンダが低速
で動くように、中間では中速から高速で動くようにバケ
ッ1へやフックの先端等の動きを見ながらジョイステッ
クを操作する。
このようなことから、ブーム゛やアームの速度の分解能
、つまり電磁マルチバルブに取付けたピストンシリンダ
装置の位置決め精度はオペレータがジョイステックを操
作した時に操作できる指令信号の分解能と同等まで要求
されるのに対して、ジョイステックを操作した後オペレ
ータが希望するブームやアームのシリンダ速度になるま
では、オペレータが目で見て判断しジョイステックによ
り修11・、する程度の時間ま/こは、これ1゛、の1
グ;flを1−1、ごときに異和感を感じない程度の遅
れがあっても良いと言える。
この時間は一般的に0.2〜0.3秒程度と言われてい
る。
4、課題を解決するための手段 このため本発明は、ピストンシリンダ装置に備えられ、
それぞれの圧力室に接続された2個の0N10 F F
の3方向電磁切換弁の内部または外部にチェック弁を設
け、位置決めされている場合は両方の3方向電磁切換弁
をON状!ぷとし、チエ・ツク弁の作用で中間位置に停
止させることができるピストンシリンダ装置の位置決め
制御回路において、前記ピストンの位置を指示する指令
装置と、前記ピストンの位置を検出するフィードバック
センサと、前記指令装置からの指令信号と、前記−、ア
イ−ドパツクセンサからのフィードバック信号との差を
検出する偏差検出回路と前記鋼差検出回ν2の出力信号
に基づき、前記ピストンを保持し枝番−)るかまたは、
いずれかの方向に移動するかを判断するqt数または複
数の比較回路と、前記比較回路の出力信号に基づき電磁
切換弁をONにする方向には急速に充電または放電し、
OFl・゛にする方向には緩やかに放電または充電する
充放電回路と、前記充放電回路の出力電圧に比例した出
力パルスに変換する電圧−パルス幅変換回部とを備え′
(いることを特徴とするピストンシリンダ装置の位:6
決め制御回路としたものである。
(実施例) 第3図に本発明に係わる位置決め制御回路の実施例を示
す。
この制御回路は第11’fflの油圧回路に適用される
ものである。
第3図において符号51は、第1図でフィードバックセ
ンサ51として示されたフィードバック用位置センサと
しての作用を有する差動!・ランスであり、差動トラン
ス51は、ピストンに直結されたコア501の位置変化
にまりのピストン位置を検出する。
差動トランス51の出力は検波回&1853によってピ
ストンのストロークに比例した直流電圧に変換され、次
段の偏差検出回路54に入力される9偏差検出回路54
は、ジョイステック52からの指令電圧と差動l・ラン
ス51からのフィードバック電圧との差を出力する。
符号516は、センタ電圧′A整用の半固定1り変抵抗
器である。
符号50は比較回路であり、1騙差検出回路54の出力
電圧により、との電磁切換弁をOF Fに−するかとい
う論理判断機能を有する。
比較回路56の出力側には、C−M OSインバータ5
18 520((列えは°モトローラ1に2M(:14
069 )を設けているが、これは、比較器としてr・
E III している演算増幅器の出力振幅を大きく、
かつ対称にするために、また電流制限機能に注目して設
けたものであるが、必ずしも必要とはしないものである
符号57は、ダイオード502 503の作用によりO
Nにする方向には急、速に充電し、OF Fにり゛る方
向には緩やかに放電する充放電回路である。
n号504 505は、充放電用コンデン→1てあり、
符号’506 507は放電抵抗である、符号60は公
知の三角波発振回部であり、この回路より経過時間に比
例して上昇および下降を縁り返す三角波の出力電圧がi
′、1られる。
符号58は前記充放電回路の出力電圧に比例した出力パ
ルスに変換する 電圧−パルス幅変換回路であり、前記
三角波発振回Iff 6 (lの出力電圧と前記充放電
回路の出力電圧とを比較することで電圧−パルス幅変換
を行−)でいる。
n号55は、ジョイステック52が操作されていないこ
とを検出し、偏差検出回路54の出力電圧に無関係に両
方の3方向電磁LIJ換弁をOF +−’にするジョイ
ステック52の不感帯検出回路であり、この出力は、C
−MOSゲート回FIF1(例えばモトローラ社MC1
4081)で梢成されるスイッチ回路59に入力される
符号61は、スイッチ回路59から出力される電圧パル
スを電磁切換弁の切換えができる程度の電圧および電流
のパルスにするドライブ回路である。
符号510.512は、電磁切換弁513514をOF
Fした時に発生ずるサージ電圧によりパワートランジス
タ509511が耐電圧を越えて破損されるのを防止す
るサージ吸収器である。
ここで第1図のピストンシリンダ装置を接続した場合の
回路の動作を見ることにする。
なお、電磁切換弁のONおくれ時間を1 Ont se
c、電磁切換弁のOF I”おくれ時間および電磁コイ
ルの電磁エネルギーがサージ吸収器に完全に吸収されて
しまうまでの時間を2 m s e cと仮定する。
いま第1図のピストンシリンダ装置に接続された両方の
電磁切換弁がON状態にあり、ピストンが中間の位置に
保持されているものとする。 ジョイステック52が操
作されて指令電圧が変化し、偏差検出回路54の出°力
が+6.1■以上番こなると比較器517の出力が“1
”になり、インノ(−タ518の出力が“0”になる、
もう一方の比較器519の出力は“0”の状態のままで
あり、インバータ520の出力もl”の状態を維持する
一方、偏差検出回路54の出力が+5.9VIJ。
下になると比較器519の出力が“1”になり。
インバータ520の出゛力が“0”になる、もう−方の
比較器517の出力は“0”の状態σ〕ままであり、イ
ンバータ518の出力も“1”の状態を保持する。
また、偏差検出回路54の出力が+5.9v・〜+6.
IVの間であれば1両方のインノ(−夕518520の
出力は“1“の状態を保持する。
この間が偏差検出回路54の不感帯の幅となる。
インバータの出力が“0”になった方の充放電回路のコ
ンデンサ504または505σ)電荷6i放電抵抗50
6または507により放電され、コンデンサ504また
は505の電圧は第5図のように時間と共に下降する曲
線を描く。
回路定数として、充放電回路の充電時間の時定数は0.
1+n5ec、放電時間の時定数は200III S 
e C、また、放電開始後、電磁切換弁にノ旬レス電圧
が印加されるまでのおくれ時間は、50 m5ecに設
定されているものと仮定する。
逆に、以上の仮定に基づき、回路の電源電圧を12V、
ダイオード502 503での電圧ドロップを0.6V
として三角波発振回路60の出力電圧の振幅を求めれば
、3.12V〜8.88Vとなる。
ここでは、12V/2=6Vに対して対称の電圧にして
いるが、対称にこだわるよりは、放電開始後、電磁切換
弁にパルス電圧が印加されるまでのおくれ時間を25 
m s e c程度まで短縮し、なるべく放電時間の時
定数を長くとれるようにした方が良い。
第5図の斜線で示した部分は、前記仮定に基づき後段の
電圧−パルス幅変換でパルス幅変調されるコンデンサ5
04または505の電圧範囲を示している。
つまり、第5図においては、8.88V以上でパルスの
ON時間比率100%(連続ON)、3゜12V以下で
パルスのON時間比率θ%(連続0FF)になり、その
間ではパルスのON時間比率が電圧に比例する。
このことは、第5図の斜線内の時間と共に変わる電圧曲
線の電圧値がパルスのON時間比率を示していると言え
る。
偏差検出回路54の出力が+5.9V〜+6゜1■の間
にならない限り、時間と共にパルスのON時間比率が下
がっていくこと、電磁切換弁のOF Fおくれ時間に比
較してパルスのON時間比率の変化が充分縁やかである
ことから、コンデンサ504または505の電圧値が第
5図の斜線内にある間に必ず偏差値の補正が行われるこ
とになる。
ピストンが負荷スプリングに加勢されて進む場合は、第
5図の斜線の上の方で、ピストンが負荷スプリングに対
抗して進む場合は中央部から下の方で、ピストンが移動
することになる。
ピストンが移動することで フィードバックセンサから
のフィードバック信号が変化し、偏差検出[[l554
(7)出力が、+5.9V 〜+6.3V4.mなると
同時に、ダイオード502または503を通して、急速
にコンデンサ504または505に電荷が充電され、出
力パルスは連続ONの状態になる。
より高速化する方法として、(ニー M OSインバー
タ518 520を使用せずオープンコレクタ出力の比
較器の出力端子を比較的抵抗値の低い抵抗でプルアップ
したものを使用する、比較器として使用している演算増
幅器517 519で直接充電する、オーブンコレクタ
出力の比較器の出力でコンデンサ504または505を
放電する構成とし、コンデンサ5(J4または505の
電圧値が低くなった時に連続ONとし偏差検出回路54
の出力が不感帯の幅を越えた時にコンデンサ504また
は505を充電する方法がある。
ただし各場合につき、比較器の極性、比較器のドライブ
電流、三角波発振回路60の出力電圧の振幅および平均
値、ダイオード5(12503の極性に注意する必要が
ある。
両方の電磁切換弁513 514をON状態にしても、
ピストンを不恐帯内で停止することができず、tjき過
ぎが生じて、補正をしようとした場合、今度は反対側の
コンデンサ505または504の放電を開始することに
なるが、前記仮定に1.(づき50 m s e cの
間の出力パルスは連続ONの状態である。
電磁切換弁のONおくれ時間がl Om s (・(・
であるとの仮定によれば、@、磁切切換弁513514
がOF Fになっている時の状態によらず、電1社切換
弁513 514は完全なo N状態となる。
その後 電磁切換弁513または5111がパルス幅制
御され偏差を補正することになる。
このことは、ピストンが電荷スプリングに加勢されて圧
力室の圧油がタンク側に漏れるたけでピストンが移動す
る状態にて位置決め可能な不感帯幅まで不感帯幅を小さ
・くできるということである。
このような状態では、電磁切換弁もON状態に近い状態
であり、直ちにON状態に切換え可能であり、チェック
弁も作動しないので安定に位置決めしやすい。
ただしピストンの移動速度からみると、f(荷スプリン
グに対抗して進む場合に比較して速いので。
条件によっては位置決めしにくい場合もでてくる。
いずれにしても1本考案による位置決め制御Jl力式は
、位置決めしやすい方法で位置決めしてくれる。
次に外乱として商業電jJ線から誘導ノーfズが制御器
n人っ°ζきた場合について考えてみることにする。
商業電力線の周波数を50ヘルツとずれは、その周期は
20川secとなる。
偏差検出回路54は本来の鋼差値に誘導ノイズを重畳し
た信号を出力する。
この電圧がトロ、]v以下になればコンデンサ504を
瞬時に充電し、また +5,9V以上となればコンデン
サ505を瞬時に充電する。
反対に、この電圧が+6.IVジノ、上になればコンデ
ンサ504は放電を開l1ltシ、また −1−5,9
V以下となればコンデンサ505は放電を開始する。
このように放電もするが、前記仮定によれば、放電11
j1始挟50川5e(−経過しないとパルス幅制御され
ないのに比較して、誘尋ノイスは20 m secごと
にコンデンサ504 505を充電するように作用する
ため、誘導ノイズの振幅外たり実質上、不感帯幅が拡大
されることになる。
第4図に本発明の請求範囲 第2項に関4−る制御回路
の実施例を示ず9 第3図に重複する差動l・ランスお、LO″検波回路、
ジ・lイスチックの不恐帯検出回路、電!t11LJJ
換弁およびドライブ回路は省略しζいる。
符号604は指令電圧入力端子、11号603はフィー
ドバック電圧入力端子である。
符号601はセンタ電圧調整用の半固定11変抵抗器、
符号607は演算増幅器を使用した比I鮫器、符号60
8 609 610はC−MOSインバ−タ回路、符号
611 612は第3図と同じ急速に充電するためのダ
イオード、符号613614は第3図と同じ充放電用コ
ンデンサ、符号615 616は第3図と同し放電抵抗
、符号617618は第3図と同じ電圧−パルス幅変換
回路、符号619 620は第3図と同じジョイステッ
クが操作されていないことを示す信号により両方の3方
向電磁切換弁をOF l?にするC−M OSゲート回
!Iδである5 符号60は直流(a号では“1°°になることのない交
流成分検出のための回路であり比較器607の出力が振
動する点を発光ダイオード623で確認することでセン
タ電圧調整用の半固定可変抵抗器601を調整するため
のものである。
符号604はC−M OS−インバータ回路でありジョ
イステックの不感帯検出回路のC>+iゲート624の
出力が0”つまり、電磁切換弁l\の出力を禁止してい
る時に出力が“t ”となり、ダ、イオート626 0
27を通して充放電相コンー7〜ンサ613 614に
急速に充電するものである。
ジョイステックの出力電圧がジョイステックの不感帯を
越える直前では、偏差が生しているにもかかわらずゲー
ト回路619  (120によりフィードバックループ
が形成されないため大きな偏差が残ったままになってい
る。
もし、この機能が焦い場合には、ジョ、イステ・・ツク
の出力電圧がジョイステックの不感帯を越えゲート回路
f> 19 62 (’)が閑じた時、−・方の電磁切
換弁にはON時間比率lυ0%のパルスが印加され、も
う一方の電磁切換弁にはON時間比串0%のパルスが印
加される。
そこでピストンが移動し、偏差検出回路54の出力が1
5.9v〜+6.1■の間に入るとON時間比率O%の
電磁切換弁にON時間比率100%のパルスを与え、ヒ
ストンを停止しようとするが、この時、電磁切換弁のO
NJ!!れ時間とピストンの移動速度の積がそのままオ
ーバシュニドとじて表れることになる。
つまり、この回路を設けることで、ジョイステックの出
力電圧がジョイステックの不感帯を越えた直後でも両方
の電磁切換弁をON状態にしてからパルス幅制御ができ
るようになり、電磁マルナ弁の切換ショックの低減も期
待できる。
この回路は第3図に示してないが、第3し1にら適用す
れば同様の効果が得られる。符号628は電圧−パルス
幅変換のための光放電波形発生回路であり、これは、−
船釣に方形波発振回2δとして知17.れているもので
ある。ここで発振回路の組成を変更したのは、部品点数
を少なくするため゛(あり、ピストンシリンダ装:任−
軸に−ノき一−−−)の制御回路を設4する場合に有利
となる。
ここで注意をしなければならないのは、第一1 C4の
回り3そのものでは両方の電磁切換4+”をON状!J
にしてピストンを保持しているような安定点を持たない
ため微小な振動をすることである。
−ノより、この回路は、もともと商業電力線からの誘導
ノイズ等の周期的な外乱を期待しCいるものであり、こ
のような適当な外乱が得られない場合は、比較器607
を第3図のような不感帯を持つウィンドコンパレータと
するが、第3図に示す差動トランスのローパスフィルタ
のカットオフ周波数を高くするなどして、差動トランス
の励磁電流波形(第3図の符号515)が適当に漏れる
ようにすることが必要である。
(発明の効果) 本発明による制御回路を使用した場合、従来の偏差−パ
ルス幅変換方法のように、ある一定の偏差が残ってしま
うために長時間にわたって電磁切換弁にパルス電圧を与
えているが、ピストンが移動しないということはありえ
ないので、電磁切換弁ドライブ回路のパワートランジス
タやサージ吸収器の員担が軽くなり信頼性が向上した。
また、電磁切換弁からパルス電圧による異音が発生ずる
可能性も減少する。
それから、外乱ノイズを見込んだ制御上の不感帯幅をあ
らかじめ回路に組み込んでおく必要が無くなり、回銘楕
成上の不感帯幅を小さくすることができた。
同様に、フィードパ・ツクセンサに差動トランスを使用
した場合、従来の偏差−パルス幅変換方法の場合には、
励磁波形のリップルが制御回路の不感帯の幅より小さく
ないといけないので、制御回路の不感帯を小さくしよう
とすると、まず検波回路のフィルタのカットオフ周波数
を下げるなどしてフィルタを強化する必要があった。
しかし−船釣にはフィルタを強化するとフィードバック
信号の位相おくれが大きくなり、ピストンの行き過ぎ量
が大きくなる。
本発明による制御回路では励磁波形のリップル分だけ不
感帯の幅が自動的に大きくなるため、リップル分に対し
てひどく神経質になることもな・<。
フィルタのカットオフ周波数を高めにし、フィードバッ
ク信号の位相おくれを小さくすることができる。
このことにより、しステリシスが小さく分解能の良い制
9F回laが構成できた。
例えば第3図に示す回路では、限界性能でなく、量産時
を考えて不感帯の幅に余裕を持たせた場合でも、±6I
Iロnストロークの電磁マルチ弁に適用してヒステリシ
ス幅および分解能0.1n目11が達成できた。
回路を構成する部品点数でも、従来の回路に比較して、
少し多い程度でありなか・ら高性能な制御回路が構成で
きた。
また、従来と同様に特殊な部品を使用していないので、
ハイブリッt−I C化にも適しており、マイクロコン
ピュータを使用した制御回路と比較しても充分安価に構
成できるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図は本発明のピストンシリンダ装置の位
置決め制御回路が使用されるそれぞれ異なる油圧回路図
、第3図及び第4図はそれぞれ本発明の実施例回路を示
す。 第5図は、第3図に示す回路の作動を示すタイムチャー
ト。 第6図及び第7図は従来のピストンシリンダ装置の位置
決め制御回路の作動を説明するタイムチャートをそれぞ
れ示す。 51・・・・差動トランス(フィードバックセンザ)5
2・・・・ジョイステック(指や装置)54・・・・偏
差値検出回路 56・・・・比較回路 57・・・・充放電回路 58・・・・電圧−パルス幅変換回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ピストンシリンダ装置に備えられ、それぞれの圧
    力室に接続された2個のON/OFFの3方向電磁切換
    弁の内部または外部にチェック弁を設け、位置決めされ
    ている場合は、両方の3方向電磁切換弁をON状態とし
    、チェック弁の作用で中間位置に停止させることができ
    るピストンシリンダ装置の位置決め制御回路において、
    前記ピストンの位置を指示する指令装置と、前記ピスト
    ンの位置を検出するフィードバックセンサと、前記指令
    装置からの指令信号と、前記フィードバックセンサから
    のフィードバック信号との差を検出する偏差検出回路と
    前記偏差検出回路の出力信号に基づき、前記ピストンを
    保持し続けるかまたは、いずれかの方向に移動するかを
    判断する単数または複数の比較回路と、前記比較回路の
    出力信号に基づき電磁切換弁をONにする方向には急速
    に充電または放電し、OFFにする方向には緩やかに放
    電または充電する充放電回路と、前記充放電回路の出力
    電圧に比例した出力パルスに変換する電圧−パルス幅変
    換回路とを備えていることを特徴とするピストンシリン
    ダ装置の位置決め制御回路。
  2. (2)請求項第1項のピストンシリンダ装置の位置決め
    制御回路において、前記偏差検出回路を設けず、前記単
    数または複数の比較回路に前記フィードバック信号と前
    記指令信号を直接に入力するようにしたことを特徴とす
    るピストンシリンダ装置の位置決め制御回路。
JP2072979A 1990-03-22 1990-03-22 ピストンシリンダ装置の位置決め制御回路 Granted JPH03272304A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8067917B2 (en) 2008-04-08 2011-11-29 Liebert Corporation Hysteresis mitigation and control method

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