JPH0327218B2 - - Google Patents

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JPH0327218B2
JPH0327218B2 JP18200382A JP18200382A JPH0327218B2 JP H0327218 B2 JPH0327218 B2 JP H0327218B2 JP 18200382 A JP18200382 A JP 18200382A JP 18200382 A JP18200382 A JP 18200382A JP H0327218 B2 JPH0327218 B2 JP H0327218B2
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coordinate data
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JP18200382A
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Shohachi Ugawa
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、遊技盤形成データ入力装置に関
し、特に遊技盤に釘を形成するためのデータを入
力するのに用いられる遊技盤形成データ入力装置
に関する。
[従来の技術] 周知のようにパチンコ機やコインゲーム機のよ
うなパチンコ玉を打球して遊技する弾球遊技機に
おいては、遊技盤に数百本の(たとえば250本)
を釘を適宜の箇所に点在させて形成している。遊
技盤に形成された各釘は、玉の移動方向に変化を
持たせ、またヤクモノやセーフ孔へ入賞する確率
を変化させるものであるため、その形成位置およ
び間隔が重要な要素となる。
従来、遊技盤に釘を形成する場合は、作業者が
人為的に所定の位置へ釘を打込むことによつて行
なわれていた。このような遊技盤の製造方法は、
生産能率が悪く、しかも釘と釘との間隔などに誤
差を生じやすいので、歩留りが悪いという問題点
を含む。そこで、最近では、釘を自動的に打ち込
む自動釘打ち装置が提案されている。この自動釘
打ち装置は、釘を1本ずつ供給し、作業者が遊技
盤を手で持つて釘打ち位置に位置決めし、フツト
スイツチを踏むことによつて釘を1本ずつ打ち込
むものである。このような装置は、人為的に釘を
打つものに比べて生産能率を向上できるが、遊技
盤の位置決めを人手に頼るので正確性に欠き、よ
り一層の能率的な遊技盤の製造を実現できないと
いう問題点があつた。
そこで、最近では、遊技盤をX方向とそれに直
交するY方向に駆動する手段を設け、この駆動手
段を数値制御によつて制御する装置が提案され
た。このような数値制御装置は、熟練したプログ
ラムが遊技盤に釘打ちすべく座標データをプログ
ラム設定し、そのプログラムを穿孔テープなどに
転送し、穿孔テープから座標データを読取つて遊
技盤駆動手段を駆動するものである。ところがパ
チンコ機の遊技盤の種類は各社各様であり数十な
いし数百種類もあるので、それを各機種ごとにプ
ログラム設定していたのでは座標データをプログ
ラム設定するための処理時間が長くなり、迅速な
処理を行なえないという問題点に遭遇する。
[発明が解決しようとする課題] そこで、上述のような従来のものの問題点を解
消するために、次のごとくして遊技盤の製造する
方法ないし装置が考えられる。
第1A図および第1B図はこの発明の背景とな
る遊技盤の製造方法の工程(ステツプ)を説明す
るための図であり、特に第1A図は製造工程順次
の図解図を示し、第1B図は製造工程順次のフロ
ー図を示す。次に、第1A図および第1B図を参
照して、この発明の背景となる遊技盤形成データ
入力装置とそれを用いた遊技盤の製造方法の工程
を説明する。なお、第1A図におけるa〜gの工
程図は、第1B図の各ステツプに対応するので、
対応ステツプに対応の参照番号a〜gを付して示
す。
まず、aにおいて、ケント紙またはグラフ用紙
などの用紙1上に、鉛筆などで遊技盤の釘を形成
すべき配列の設計製図が行なわれる。bにおい
て、設計製図された用紙1の上に塩化ビニールフ
イルム2が重ねられる。そして、その上から用紙
1に製図された釘の形成位置ごとに先の尖つたケ
ガキ棒などで穴をあけされて、釘の配例位置がフ
イルム2に転写される。cにおいて、フイルム2
が遊技盤3上の適宜の位置となるように重ねら
れ、その上からポンチなどでフイルム2の穴のあ
いている部分ごとにポンチ穴が形成される。これ
によつて、用紙1に描かれた釘の配列位置が、遊
技盤3上に転写される。
このようにして、ポンチ穴の形成された遊技盤
3は、釘を打つべき座標データを入力するために
用いるものであつて、1つの種類の遊技盤に対し
て1回だけこのような作業が行なわれる。したが
つて、実際に釘を打込まれる遊技盤は、別の方法
で釘を打つべき位置ごとにポンチ穴が形成され
る。
dにおいて、釘の配列位置ごとにポンチ穴のあ
けられた遊技盤3から座標データが読取られる。
座標データの読取りは座標読取機(いわゆるデジ
タイザ)によつて行なわれる。すなわち、遊技盤
3から座標データを読取る場合は、遊技盤3を座
標読取機の平板上に載せ、座標読取機に含まれる
操作部を遊技盤3に形成されたポンチ穴へ位置決
めし、その位置で座標データ読取指令スイツチを
操作する。これによつて、操作部のX軸方向とY
軸方向との座標位置に相当する座標データが操作
部の座標位置を検出する手段から導出される。こ
のようにして読取つた座標データがメモリに書込
まれ記憶される。
一方、eにおいて、ゲージ原板が形成される。
ゲージ原板4は、鉄板が用いられ、その表面にフ
イルム2に形成されたケガキ穴と同じ位置に釘の
配列位置に示す印が写される。このゲージ原板4
には、釘の配列位置に対応する部分に先端のとが
つた転写ピン4aの頭の部分が1本ずつ埋め込ま
れる。そして、転写ピン4aの形成されたゲージ
原板4を用いて、釘を形成すべく遊技盤にポンチ
穴が形成される。
fにおいて、前述のdで入力された座標データ
が読出され、釘打ち機に与えられる。gにおい
て、釘打ち装置は座標データに基づいてポンチ穴
の形成された遊技盤に釘を1本ずつ打込む。
すなわち第1A図および第1B図示す遊技盤の
製造方法では、遊技盤を形成するためのデータを
入力するために、設計製図したり、設計図から釘
の位置を塩ビフイルムなどへ転写したり、さらに
塩ビフイルムから遊技盤へ転写し、釘形成位置に
ポンチ穴のあけられた遊技盤から各穴ごとにそれ
を座標読取機で位置決めして座標データを入力し
なければならなかつた。このため、先に述べたプ
ログラマが座標データを設定入力する場合に比べ
て、プログラマのような熟練者であることを必要
としないが、座標データの入力のための工程が増
加し、1枚の遊技盤の座標データを入力するため
の所定時間がプログラマ設定するものとさほど変
わらない程度時間を要していた。また、釘の配列
位置を設計製図した用紙からその配列位置を何回
かにわたつて転写し、転写したものを座標読取機
で読取つているので、転写誤差や読取誤差が生じ
やすく、釘と釘との間隔を決めるためのデータを
高精度に入力できないという問題点に遭遇する。
さらに、座標読取機で読取る際に、釘を打つべき
順序に沿つて座標読取操作を行なわなければなら
ないので、釘打ち順序を無視して座標データを入
力することができず、迅速な処理を行なえないと
いう問題点を含む。
それゆえに、この発明の目的は、特殊なプログ
ラム設定を必要とすることなく、簡単な操作によ
つてデータを入力することができ、誤差が少なく
て済み、迅速かつ能率的にデータを入力すること
ができ、しかも簡単な構成でありかつ安価に製作
できるような、遊技盤形成データ入力装置を提供
することである。
[課題を解決するための手段] この発明は、遊技盤に少なくとも釘を形成する
ためのデータを入力する装置であつて、 第1の方向、および該第1の方向に交差する第
2の方向の座標位置を指示する座標位置指示手
段、 該座標位置指示手段を前記第1の方向へ摺動自
在に支持する第1の支持手段、 該第1の指示手段を前記第2の方向へ摺動自在
に支持する第2の指示手段、 前記第1の指示手段で支持されている座標位置
指示手段が前記第1の方向へ移動した量に相関す
る信号を発生する第1の信号発生手段、 前記第2の指示手段で支持されている第1の指
示手段が前記第2の方向へ移動した量に相関する
信号を発生する第2の信号発生手段、 前記第1の信号発生手段の出力信号と前記第2
の信号発生手段の出力信号とに基づいて、前記座
標位置指示手段によつて支持された座標位置を少
なくとも釘を打つべき釘打ち位置座標データとし
て入力可能な座標データ入力手段、ならびに 該座標データ入力手段によつて入力された釘打
ち位置座標データを、外部からの読出指令信号に
基づいて読書可能な状態に記憶する登録データ記
憶手段を含むことを特徴とする。
[作用] この発明によれば、座標位置指示手段が第1の
方向とその第1の方向に交差する第2の方向とに
摺動自在に支持されており、その座標位置指示手
段の第1の方向と第2の方向との移動量に相関す
る信号がそれぞれ第1の信号発生手段と第2の信
号発生手段とから導出される。それらの信号発生
手段から導出された出力信号に基づいて、座標デ
ータ入力手段の働きにより、前記座標位置指示手
段によつて指示された座標位置を少なくとも釘を
打つべき釘打ち位置座標データとして入力でき
る。さらに、その座標データ入力手段によつて入
力された釘打ち位置座標データが登録データ記憶
手段に記憶される。また、その登録データ記憶手
段に記憶されている釘打ち位置座標データは、外
部から読出指令信号に基づいて読出可能であり、
釘打ち位置座標データを読出して遊技盤上への釘
打ち作業に利用できる。
[発明の実施例] 以下に、図面を参照してこの発明の具体的な実
施例について説明する。
第2A図はこの発明の遊技盤形成データ入力装
置に含まれる各種の装置を図解的に示した図であ
る。第2図Bはこの発明明の遊技盤形成データ入
力装置を用いて遊技盤を形成する工程を示すフロ
ー図である。
次に、第2A図を参照して、この発明の遊技盤
形成データ入力装置の概略を説明する。図におい
て、ハウジング10には、製図機能付座標データ
入力装置(以下製図装置と略称する)20が接続
される。このハウジング10には、後述の第3図
に示すマイクロプロセツサ30および第3図に示
す記憶装置50が内蔵されるとともに、キーボー
ド40が設けられる。また、ハウジング10に
は、必要に応じてCRTデイスプレイ11が設け
られるとともに、磁気記録再生装置33へ磁気デ
イスクを挿入するための穴12が形成される。
製図装置20は、製図板21上を移動自在に支
持された座標位置指示手段22を含む。この座標
位置指示手段22は、後述の第4図に詳細を示す
がスケール22x,22yを支持するための回転
ヘツド22aを含む。この回転ヘツド22aは、
第1の支持手段の一例を支持レール23によつて
第1の方向(縦方向またはX軸方向)へ摺動自在
に支持される。支持レール23は、第2の支持手
段の一例の支持レール24によつて、第2の方向
(横方向またはX軸方向)へ摺動自在に支持され
る。この支持レール23,24には、それぞれス
ケール22x,22yの交点で指定される座標位
置のデータを発生するためのロータリエンコーダ
(第5A図〜第5C図参照)が関連的に設けられ
るが、その詳細について後述する。
また、ハウジング10に含まれるマイクロプロ
セツサには、釘打ち機(図示せず)が直接接続さ
れるか、または記憶装置を介して接続される。な
お、釘打ち機が複数台設けられる場合またはマイ
クロプロセツサから離れた場所に設けられる場
合、入力された遊技盤形成のためのデータがフロ
ツピーデイスクや磁気テープなどの記録媒体に一
旦記録された後、釘打ち機へ転送される。
次に、第2A図に示すような各種装置によつて
遊技盤形成のためのデータを入力し、そのデータ
に基づいて遊技盤を形成する場合の工程順次の概
略を、第2B図を参照して説明する。
ステツプ1において、回転ヘツド22aを移動
させて基準位置の座標データ、すなわち製図板2
1上に貼られた用紙に遊技盤の輪郭を描いた場合
において遊技盤の原点座標のデータが設定入力さ
れる。
ステツプ2において、製図装置20を用いて、
遊技盤釘を打つべきすべての座標位置ごとに、釘
を打つべき位置を表わす記号または印が各釘ごと
に順次用紙に描かれる。
ステツプ3において、製図が終つた後、用紙に
記入した釘を打つべき座標位置に、スケール22
x,,22yの交点(またはカーソル)を合わせ
て、各釘打ち位置の座標位置に位置決めした後、
座標データの読込を指令するキー(図示せず)が
操作される。
ステツプ4において、入力された座標データが
所定の釘打ち順序の条件に適合する条件に並べ替
えられて、記憶装置へ書込まれる。
ステツプ5において、作業者は用紙に描かれた
図面を目視して確認し、各釘打ち位置の座標デー
タの入力もれがないかどうかを判断し、入力もれ
があればステツプ3へ戻り、入力もれがなければ
ステツプ6へ進む。
ステツプ6において、登録された座標データが
記録媒体または記憶装置へ書込まれる。ステツプ
7において記録媒体を介して座標データが釘打ち
機へ転送されて、釘打ち機に含まれるメモリ(図
示せず)へ書込まれる。釘打ち機は、転送された
データに基づいて、釘を打つべき座標位置に順次
釘を打込む。
ところで、上述のステツプ2〜5の説明では、
用紙上に予め釘を打つべきすべての座標位置に対
応する位置へ製図しておき、かつ後で各釘打ち位
置の座標データを順次まとめて入力する場合を述
べた。しかし、釘を打つべき1つの座標位置の記
入と同時に座標データを入力してももよい。その
場合は、ステツプ2′〜5′の順序で行なわれる。す
なわち、ステツプ2′では、スケール22x,22
yに替わるカーソル(図示せず)の1部に釘を打
つべきことを表わす記号などを記入するための切
欠部が形成され、そのカーソルが遊技盤の釘を打
つべき1つの座標位置に位置決めされた後、用紙
へ記号が記入される。ステツプ3′において、カー
ソルをその位置のままとしておき、カーソルで指
定される座標位置の座標データが読込指令され
る。ステツプ4′・ステツプ5′ではステツプ4,5
と同様に動作が行なわれる。。但し、遊技盤に打
つべきすべての釘の座標データが入力完了してい
ないことが判断されると、ステツプ2′へ戻り、ス
テツプ2′〜5′の動作が繰返される。
次に、より具体的な構成および作用を説明す
る。第3図はこの発明の一実施例の遊技盤形成デ
ータ入力装置のブロツク図である。図において、
マイクロプロセツサ30は、中央処理装置(以下
CPU)31および入出力インタフエース32を
含む。このマイクロプロセツサ30は、製図装置
20およびキーボード40の操作によつて入力さ
れた遊技盤を形成するためのデータを記憶装置5
0のメモリ50Bへ書込む制御手段として働く。
CPU31は、動作処理のために用いられる内
部メモリ(またはレジスタ)を含む。内部メモリ
には、アドレスカウンタADR、順序カウンタ
CT1およびCT2、第1の計数手段の一例のレジス
タYR、第2の計数手段の一例のレジスタXRな
らびに置数レジスタNRが含まれる。ここで、ア
ドレスカウンタADRは後述のメモリ50Bの書
込または読出アドレスを指定するのに用いられ
る。順序カウンタ(以下カウンタCT1は、座標デ
ータが入力されるごとに、その座標データで順次
指定される座標位置へ打つべき釘の順序を計数す
るのに用いられる。順序カウンタCT2は、ヤクモ
ノ取付位置のデータの入力数を計数するのに用い
られる。レジスタXRおよびレジスタYRは、座
標位置指示手段22によつて指定されるX軸、Y
軸の座標データをそれぞれ一時記憶するのに用い
られる。置数レジスタNRは、キーボード40に
含まれる数値キーによつて入力された置数データ
をストアするものである。
入出力インタフエース32は、第1の信号発生
手段の一例のロータリエンコーダ25、第2の信
号発生手段の一例のロータリエンコーダ26、キ
ーボード40、数字表示器221および磁気記録
再生装置33が接続される。また、メモリまたは
フロツピーデイスクに記録された遊技盤形成デー
タを読出して表示する必要のある場合は、必要に
応じて入出力インタフエース32に関連して
CTRデイスプレイ11接続される。ロータリエ
ンコーダ25および26の詳細は、後述する第5
A図〜第5C図を参照して説明する。キーボード
40の詳細は後述の第7図を参照して説明する。
磁気記録再生装置33は、後述のメモリ50Bで
記録されているデータをフロツピーデイスクに記
録したり、フロツピーデイスクに記録されたプロ
グラムなどのデータを読取るのに用いられる。
CPU31には、記憶装置50が接続される。
記憶装置50は、プログラム記憶用メモリ(た
とえばROM)50Aおよび登録データ記憶手段
の一例のデータ記憶用メモリ(RAM)50Bを
含む。メモリ50Aは、後述の第11A図および
第11B図に示すプログラムを設定記憶してい
る。メモリ50Bは、座標位置指示手段22およ
びキーボード40の操作によつて入力された座標
データを含む各種の登録データを記憶するもので
あつて、後述の第8図を参照してその記憶領域の
詳細を述べる。
なお、記憶装置50は、CRTデイスプレイ1
1を設ける必要のある場合であれば、キヤラクパ
ターン記憶用メモリ(ROM)50Cおよび表示
データ記憶用メモリ(RAM)50Dを含む。こ
のメモリ50Cは、入力された座標データまたは
予め登録された座標データに基づいて、釘を打つ
べき座標位置に釘の記号をCRTデイスプレイ1
1で表示したり、遊技盤の形状パターンや各種の
キヤラクタをCRデイスプレイ11に表示させる
ためのキヤラクタまたはパターンデータを予め設
定記憶している。メモリ50DはCRTデイスプ
レイ11の画面上における複数の画素ごとに対応
する記憶エリア(またはビツト)を含み、各記憶
エリアに対応する画素の表示の有無を表わすデー
タを記憶するものである。
さらに、記憶装置50は、座標データの入力順
序にかかわらず釘を遊技盤に打つ場合の予め定め
る条件に適合する順序に各釘の座標データを並べ
替えて記憶するために、必要に応じてメモリ50
C′(図示せず)を含む。これらのメモリ50A〜
Dは、ICメモリ以外の記憶装置、たとえばフロ
ツピーデイスクまたは磁気テープなどに置換でき
る。
第4図は製図装置20の要部の詳細を示す平面
図であり、特に座標位置指示手段22とそれに関
連する各部の詳細を示す。図において、座標位置
指示手段22は、回転ヘツド22aを含む。回転
ヘツド22aは支持部材22bによつて支持レー
ル23の長手方向(縦方向またはY軸方向)へ摺
動自在に支持される。転ヘツド22aはスケール
取付部22cを含み、このスケール取付部22c
に数字表示器221および222が取付けられ
る。数字表示器221は、スケール22x,22
yとの交点の座標(すなわちp点の座標)を表示
するのに用いられる。数字表示器222は、回転
ヘツド22aの回転角度を表示するのに用いられ
る。また、スケール取付部22cには、原点キー
223、座標データ読込キー(以下読込キーと略
称する)224、スタート(または開始キー)2
25が設けられる。ここで、原点キー223は、
スケールの22xと22yとの交点pで指定され
る座標位置が遊技盤3aの原点であることを指定
するのに用いられる。読込キー224は、点pで
指定される座標位置の座標データを読込指令する
のに用いられる。開始キー225は、動作モード
を開始指令するのに用いられる。
第5A図は座標位置指示手段のY軸方向の位置
を検出するための第1の信号発生手段とそれに関
連する支持レール23との詳細な断面図である。
図において、支持レール23は、その側面の一部
に長手方向(Y軸方向)に沿つて切欠部23aが
形成され、その底面23bの中央の長手方向に沿
つてガイドレール23cが形成される。ガイドレ
ール23cの内側一方面には、ラツク23dが形
成される。支持部材22bは、支持レール23の
切欠部23aに挿入され、ガイドレール23cを
挾むようにローラ23eが形成される。ロール2
3eは、ガイドレール23cでガイドされながら
底面23bの上を転動することによつて、支持部
材22bを支持レール23の長手方向(Y軸方
向)へ摺動自在にさせるものである。支持部材2
2bには、第1の信号発生手段の一例のロータリ
エンコーダ25が装着される。ロータリエンコー
ダ25の軸には、ラツク23dと噛合してY軸の
値を読取るための歯車25aが固着される。
これによつて、ロータリエンコーダ25は、座
標位置指示手段22をY軸方向に所定量(たとえ
ば1ミリ)移動させるごとに、パルスを発生す
る。この場合、ロータリエンコーダ25は、座標
位置指示手段22の移動方向すなわち上方向から
下方向かによつてそれを識別するために、パルス
の極性を異ならせる(たとえば上方向であれば正
パルス、下方向であれば負パルス)か、または移
動量を表わすパルスの極性を同じとしかつ上方向
に移動するか下方向に移動するかによつて移動方
向を表わす信号(上方向であればハイレベル、下
方向であればローレベル)を導出するように構成
される。
第5B図および第5C図は座標位置指示手段の
X軸方向の位置を検出するための第2の信号発生
手段とそれに関連する部分の詳細図であり、特に
第5B図は一部断面を示す平面図、第5C図は第
5B図におけるC−C方向に沿う縦断面図を示
す。図において、支持レール24は、その断面が
逆U字状のガイド部24aの下片の両外側につば
状部24bを長手方向に沿つて形成している。逆
U字状部24aの内側一方面には、ラツク24c
が形成される。一方、支持レール23の上端部2
3fは、支持レール24を両側から挾むように鉤
状に形成される。この上端部23fの支持レール
24を挾む内側には、ローラ23gが軸支され
る。ローラ23gはつば状部24bに載せられ
る。これによつて、支持レール23が支持レール
23が支持レール24上をX軸方向へ摺動自在に
支持される。上端部23fには、X軸方向の位置
を検出するための第2の信号発生手段の一例のロ
ータリエンコーダ26が固着される。ロータリエ
ンコーダ26の回転軸には、歯車26aが固着さ
れる。歯車26aは、逆U字状部24aの内側に
形成されたリツク24cと噛合うことによつて、
支持レール23がX軸方向へ移動するのに伴つて
回転する。これによつて、ロータリエンコーダ2
6は座標位置指示手段22のX軸方向への移動に
伴つて所定長さ移動するごとにパルスを発生す
る。この場合、ロータリエンコーダ26は、移動
方向を知ることができるようにするために、右方
向へ移動するとき正パルスを導出しかつ左方向へ
移動するとき負パルスを導出するように構成され
るか、または所定の移動量ごとに1つのパルスを
発生するものとしかつ移動方向によつてハイレベ
ルまたはローレベルの信号を導出するように構成
される。
第6A図および第6B図は座標位置指示手段の
他の実施例を示す図解図であり、第6A図はその
平面図、第6B図はカーソルの要部拡大図を示
す。この実施例の座標位置指示手段22′が第4
図と異なる点は、スケール22x,22yに代え
てカーソル27を用いたことである。このカーソ
ル27は、X軸方向の所定長さごとに目盛が形成
され、ほぼ中央部に十字状の切欠部、すなわち切
欠部27xとそれに直交する方向の切欠部27Y
とを形成したことである。これによつて、カーソ
ル27の切欠部27x,27yの交点を用紙上に
おける釘を形成すべき位置に置き、切欠部27
x,27yに沿つて鉛筆などで線を引くことによ
つて、釘を形成すべき座標位置を表わす記号(た
とえば十字記号)を容易に描くことができる。
この場合、より好ましくは、読込キー224に
代えて、センサ27a,27bが27x,27y
の一部に関連的に設けられ、鉛筆などで切欠溝2
7x,27yに沿つて線を描く状態を検出し、2
つのセンサ27a,27bの出力があるとき座標
データを読込指令するようにしてもよい。その場
合、センサ27a,27bとしては、筆記用具が
シヤープペンシルのような金属を含むものであれ
ば、タツチスイツチなどが用いられる。そして、
センサ27a,27bのタツチスイツチ部にシヤ
ープペンシルの金属部分が接触することによつて
人体をアースして変化する静電容量などに基づい
て線の引かれたことを検出する。
この実施例のように座標位置指示手段22′を
構成すれば、釘を打つべき座標位置に十字の線を
引くだけで座標データを入力でき、読込キー22
4を不要にできるとともにその操作を省略でき、
座標データの入力操作を迅速に行なえる利点があ
る。
第7図はキーボード40の詳細図である。キー
ボード40は、操作パネル41上の各種のキーま
たまキースイツチもしくはスイツチを含む。たと
えば、キーボード40は、数値キー42、クリア
キー43、アルフアベツト/カナキー44、フア
ンクシヨンキー群45および電源スイツチ46を
含む。数値キー42は、置数データ(または数値
データ)を入力するものであつて、たとえば釘打
ち順序やゲージ番号(遊技盤の機種番号)や間隔
データの入力などに用いられる。クリアキー43
は、入力したデータをクリアするのに用いられ
る。アルフアベツト/カナキー44は、フアンク
シヨンキー群45に含まれない機能を行なわせる
ための命令語またはアルフアベツトもしくはカナ
データを入力するのに用いられる。
フアンクシヨンキー群45は、たとえば開始キ
ー451、終了キー452、ゲージ番号キー45
3、データ転送キー454、原点キー455、釘
打ちキー45a、ヤクモノ取付キー45b、釘順
序変更キー45cおよび鬼釘キー45dを含む。
ここで、開始キー451は、1つの機種の遊技盤
を形成するためのデータを入力し始めることを指
定するものである。終了キーは452は、1つの
機種の遊技盤の形成データを入力完了したときに
操作される。ゲージ番号キー453は、遊技盤の
機種すなわちゲージ番号を数値キー42の操作に
よつて入力したことを指定する。データ転送キー
454は、入力し終えた遊技盤の形成データを磁
気記録再生装置33または釘打ち機へ転送させる
ことを指定するものである。
釘打ちキー45aは、座標位置指示手段22に
よつて指示される座標データの種類が釘を打つべ
き位置であることを指定するものである。ヤクモ
ノ取付キー45bは、座標データがヤクモノの取
付位置であることを指定するものである。ヤクモ
ノ取付位置を表わす種類または種別のデータが入
力された場合は、その座標位置に釘を打つことな
く、後でヤクモノを取付けるための孔またはポン
チ穴のみが形成される。なお、ポンチ穴の形成を
第1A図に示すようなゲージ原板を用いて行なう
場合は、ヤクモノ取付キー45bによるヤクモノ
取付位置のデータが入力が不要となる。この釘打
ちキー45aおよびヤクモノ取付キー45bは、
好ましくは残留接点のキースイツチが用いられ、
両方を同時にオンできないように構成される。こ
のようにすれば、釘打ち位置の座標データを入力
する場合は、釘打ちキー45aを押圧保持させて
おき、読込キー224のみを押圧するごとに座標
データを入力することができる。座標データがヤ
クモノ取付位置を表わす場合は、ヤクモノ取付キ
ー45bのみが押圧保持されて、読込キー224
の押圧ごとに座標データが読込まれる。なお、釘
打ちキー45a、ヤクモ取付キー45bが通常の
復帰式キースイツチの場合は、これと同じものを
カーソル取付部22cに設け、これらのキーの押
圧によつて座標データを読込指令するようにし、
読込キー224を省略してもよい。
鬼釘キー45dは、釘と釘との間隔が厳密に規
定される場合に、その2つの釘のうち一方の座標
位置のデータを座標位置指示手段22の位置決め
によつて入力した後、数値キー42を操作して間
隔データを入力した後で押圧される。
第8図はデータ記憶用メモリ50Bの記憶領域
を図解的に示した図である。図において、メモリ
50Bは、遊技盤を形成するためのデータを記憶
する記憶領域51およびその他の記憶領域52を
含む。記憶領域51は、1枚の遊技盤に形成すべ
き最大釘数よりも大きな番地(アドレス)が割当
てられる。また、必要に応じて、記憶領域51
は、ヤクモノ取付位置のデータを記憶する場合で
あれば、その数を加えた番地を含む。図示では、
メモリ50Bのアドレスが1桁を16進表示で示さ
れる。記憶領域51の各アドレス領域は、少なく
ともX軸方向の座標データを記憶するエリア51
aおよびY軸方向の座標データを記憶するエリア
51bを含む。また、必要に応じて、釘以外のも
の(たとえばヤクモノ、ポンチ穴)などの形成の
ための座標データを記憶する場合は、種別データ
記憶領域51cが設けられる。釘打ち順序を記憶
させる場合は順序データ記憶領域51dが用いら
れる。
記憶領域52には、少なくとも、1枚の遊技盤
に打込まれる釘数データを記憶するエリア52a
および遊技盤の機種を識別するためのゲージ番号
を記憶するエリア52bが含まれる。
このメモリ50Bは、座標位置指示手段22お
よびキーボード40の操作によつて入力されたデ
ータを入力順次に一時記憶するのに用いられる。
そして、メモリ50Bに記憶されている入力順次
の座標データを釘打ち順序の条件に適合する順序
に並べ替えたデータを記憶するために、メモリ5
0B′(図示せず)が用いられる。このメモリ50
B′は、メモリ50Bと同様の記憶領域を含む。
ただし、釘を打つべき座標データは、アドレス順
に読出せば釘打ち順序となるように配列を変更し
て書込まれるので、メモリ50B′にはエリア5
1dが不要となる。
第9図はこの発明によつて入力された座標デー
タに基づいて釘を形成される遊技盤の主解図であ
る。図示では、釘を打つべき座標位置およびヤク
モノなどの釘以外に部材を形成するための位置ま
たは孔もしくは領域を示している。図示では、釘
などの形成される遊技3aがX軸とY軸の座標の
うち第象限のみで示される。ただし、Y軸方向
の値は+の値とする。・印の部分は、釘の形成さ
れる座標位置である。通常、釘を打つべき座標位
置のデータ(すなわち座標データ)を入力する場
合、釘打ち機(図示せず)に含まれる釘の把持す
るためのホルダ(図示せず)が先に打つた釘に当
たらないように配慮する必要がある。しかし、こ
の実施例では、座標データの入力に際しては入力
順序を問題とせず、後でホルダが先に打つた釘に
当たらないように配慮すべく演算処理をしてい
る。
第10A図および第10B図は釘打ち順序を考
慮せずに釘の座標データを入力した場合に釘打ち
順序に適合する条件となる順序に座標データの書
込み順序を変更する場合の動作を説明するための
図解図である。たとえば、遊技盤3aの左側上端
部分の或る点をXY座標の原点と定め、遊技盤3
aの釘を形成すべき領域におけるX軸方向および
Y軸方向をそれぞれ所定長さdx,dyに分割して
複数の分割領域a(ただし=1,2…n)を
定める。そして、各分割領域aには、釘打ち機
で釘を打つ順序に適合する条件となるような優先
順位(第1番〜第n番)が定められる。ここで、
釘打ち順序に適合する条件には、次の2つの条件
がある。すなわち、第1の条件は、座標データの
うちX軸方向の値xの小さな方を優先とすること
である。第2の条件は、座標データ(x,y)の
うちX軸方向(図示では右方向)の値xと、Y軸
方向(図示では下方向)の値yとの和の値(x+
y)が小さい方が優先することである、したがつ
て、第10A図に示すように、X軸方向、Y軸方
向に分割された最小単位の長さをそれぞれdx,
dyとすれば、図示のような順序で優先順位が決
められる。このような釘打ち順序に適合する優先
順位の条件または第10A図に示すような分割領
域ごとに優先順位を表わす設定テーブルが前述の
メモリ50Aに予め設定記憶されているものとす
る。
たとえば、第10B図に示すような座標位置
P1(x=1,y=1)、P2(1.2)P3(2,1)、P4
(1,3)、P5(3,1)…P9(5,3)へ釘を打
つ場合を想定する。この場合は、座標位置P1
x+y=2で最小であるので、最も優先される。
座標位置P2,P3については、いずれもx+y=
3であるが、xの値の小さな方が優先されるの
で、P2,P3の順序と決められる。同様にして、
その他の座標位置P4〜P9については、添字の番
号の若い順、すなわち矢印に示す順序で優先順位
が決められる。
第11A図および第11B図はこの発明の一実
施例の遊技盤形成データ入力装置を説明するため
のフローチヤートであり、特に、遊技盤形成デー
タの入力手順およびそのデータの登録処理を示
す。
次に、第2A図〜第11B図を参照して、遊技
盤を形成するためのデータを入力する場合の動作
を述べる。
キー入力がない場合および開始時における動
作 キー入力がない場合は、CPU31は以下の動
作を繰返して行ないつつキー入力のあるのを待機
している。すなわち、ステツプ11において、原点
キー223または455が押圧されたか否かが判
断される。原点キー223または455の押圧さ
れていないことが判断されると、、ステツプ12へ
進む。ステツプ12において、ロータリエンコーダ
26からのパルス入力あるか否かが判断される。
通常、座標データが入力していない状態では、座
標位置指示手段22が移動されないので、ロータ
リエンコーダ26からパルスが入力されない。パ
ルス入力のないことが判断されると、ステツプ13
において、ロータリエンコーダ25からのパルス
入力があるか否かが判断される。もし、パルス入
力のないことが判断されると、ステツプ14におい
ていずれかのキー操作があるか否かが判断され
る。もし、いずれのキー入力もないことが判断さ
れると、ステツプ11へ戻り、ステツプ11〜14の動
作が繰返される。
そして、1つの遊技盤を形成するためのデータ
(釘打ち位置の座標データなど)を入力し始める
際は、開始キー451(または223)が押圧さ
れる。これに応じて、前述のステツプ14におい
て、いずれかのキー操作のあることが判断され
て、ステツプ15へ進む。ステツプ15において、開
始キー451を操作されたことが判断される。続
いて、ステツプ16において、アドレスレジスタ
ADRが初期化(先頭番地の設定)され、カウン
タCT1,CT2に1がプリセツトされる。また、
入力された座標データをCRTデイスプレイ11
上に表示する必要のある場合は、ステツプ16aに
おいて、遊技盤の形状パターンを表わすデータが
メモリ50Cから読出されて、メモリ50Dへ書
込まれる。このメモリ50Dに書込まれたデータ
に基づいて、形状パターンがCTRデイスプレイ
11上に表示される。その後、ステツプ11へ戻
る。
その後、作業者は、座標位置指示手段22(ま
たは22′)を用いて遊技盤の形状を用紙に製図
し、遊技盤の原点となる位置へ座標位置指示手段
22のスケール22xと22yとの交点pまたは
カーソル27の十字の交点を位置決めし、原点キ
ー223(または455)を押圧する。これに応
じて、ステツプ17において、レジスタXR、レジ
スタYRがクリアされる。その後、作業者は座標
位置指示手段22を移動させて、釘打ち位置ごと
の座標データの入力を開始する。座標位置指示手
段22が移動されると、ロータリエンコーダ25
および26のいずれか一方または両方がパルスを
導出する。たとえば、座標位置指示手段22がX
軸方向へ移動されると、ロータリエンコーダ26
がパルスを発生する。このため、ステツプ12にお
いてそれが判断されて、ステツプ18へ進む。ステ
ツプ18において、座標位置指示手段22の移動方
向が正方向(または右方向)か否かが判断され
る。この判断は、たとえばロータリエンコーダ2
6から入力されるパルスの極性などによつて判断
される。もし、正方向への移動であることが判断
されると、ステツプ19においてレジスタXRの内
容に1が加算される。このステツプ11,12,18,
19の動作がロータリエンコーダ26からパルス入
力のあるごとに繰返される。これとは逆に、ステ
ツプ18において、正方向への移動でないこと、
すなわち負方向(左方向)への移動であることが
判断されると、パルス入力のあるごとにステツプ
20においてレジスタXRの内容から1が減算され
る。
一方、ステツプ12において、ロータリエンコー
ダ26からのパルス入力のないことが判断され、
ステツプ13においてロータリエンコーダ25から
のパルス入力のあることが判断されると、ステツ
プ21へ進む。ステツプ21において、正方向(また
は上方向)への移動か否かが判断される。正方向
への移動であることが判断されると、ステツプ22
においてレジスタYRの内容に1が加算される。
これとは逆に、負方向への移動であることが判断
されると、ステツプ23においてレジスタYRの内
容から1が減算される。このステツプ22または23
の動作は、ロータリエンコーダ25からのパルス
入力のあるごとに繰返される。
釘打ち位置の座標データ入力入力動作 釘打ち位置の座標データを入力する場合は、釘
打ちキー24aを押圧保持させた状態で、座標位
置指示手段22をX軸方向および/またはY軸方
向へ移動させて所望の座標位置に位置決めした
後、読込キー224を押圧する。このとき、位置
決めと同時に釘を打ちべき座標位置であることを
示す記号を用紙に記入するか、または予め遊技盤
に釘を打ちべきすべての座標位置に記号を描いて
おき後でその座標位置を1つずつ順次まとめて指
定してもよい。
この場合において、読込キー224が押圧され
ると、前述のステツプ14においていずれかのキー
操作のあることが判断され、ステツプ15において
開始キーでないことが判断され、ステツプ24にお
いて読込キー224であることが判断されて、ス
テツプ25へ進む。ステツプ25において、釘打ちキ
ー45aがオン状態になつていることが判断され
て、ステツプ26へ進む。ステツプ26において、レ
ジスタXR,YRでストアされている座標データ
(x1,y1)がアドレスカウンタADRの計数値で
指定されるメモリ50Bのアドレス(最初
「0001」)のエリア51a,51bへ書込まれる。
また、必要に応じて、今入力された座標データが
釘を打つべきことを表わす種別データ(たとえば
「1」)がそのアドレスのエリア51dに書込まれ
る。この場合、釘を打つべき位置を示す座標デー
タの書込順序は、遊技盤3aに釘を打つべき順序
とは無関係であり、入力順によつて決められる。
ステツプ27において、アドレスカウンタADRの
計数値が歩進(すなわち1が加算)され、カウウ
ンタCT1が歩進される。なお、必要に応じて、
ステツプ27aにおいて、レジスタXR,YRにスト
アされている座標データに基づいて、その座標位
置に対応するメモリ50Dのエリアに釘打ち位置
を示す記号(たとえば・印)が書込まれる。その
後、ステツプ11へ戻る。
前述のような動作が釘を打ちべき座標位置のデ
ータの入力ごとに、すなわち座標位置指示手段2
2の操作および読込キー224の操作ごとに行な
われる。このとき、カウンタCT1は、遊技盤に
釘を形成すべき座標データを入力した回数を計数
している。S12〜S16,S18〜S27により、前記第
1の信号発生手段の出力信号と前記第2の信号発
生手段の出力信号とに基づいて、前記座標位置指
示手段によつて指示された座標位置を少なくとも
釘を打つべき釘打ち位置座標データとして入力可
能な座標データ入力手段が構成されている。
ヤクモノ取付位置の座標データ入力動作 ヤクモノ取付位置の座標データを入力する場合
は、ヤクモノ取付キー45bを押圧保持させた状
態で、座標位置指示手段22を操作してヤクモノ
を取付けるべき座標位置を指定し、読込キー24
を押圧する。たとえばヤクモノ取付位置pKの座標
データを入力する場合は、座標位置指示手段22
のスケール22xと22yとの交点が図面上の座
標位置pkとなるように位置決めされる。このと
き、その座標位置に相関する座標データ(xk
yk)が前述のステツプ18〜23の動作によつて、レ
ジスタXR,YRにストアされている。その後、
読込キー224が押圧されると、ステツプ24にお
いてそれが判断される。続いて、ステツプ25にお
いて、釘打ちキー45aが押圧保持されていない
ことが判断され、ステツプ28においてヤクモノ取
付キー24bが押圧保持されていることが判断さ
れて、ステツプ29へ進む。ステツプ29において、
ヤクモノを取付けるべき位置の座標データおよび
種別データがアドレスカウンタADRの計数値で
指定されるメモリ50Bのアドレスエリア51a
〜51cへ書込まれる。ここで、種別データは、
ヤクモノ取付位置であるので、釘を打たないこ
と、すなわち釘とばしであることを意味するデー
タ(たとえば2)である。ステツプ30において、
アドレスカウンタADRが歩進され、カウンタCT
2が歩進される。なお、必要に応じて、ステツプ
30aにおいて、レジスタXR,YRにストアされて
いるそのときの座標データ(xk,yk)に基づい
て、その座標データに対応するメモリ50Dのエ
リアに釘とばしを示す記号(たとえばx印)が書
込まれる。この釘とばしを示す記号は、メモリ5
0Dから読出されて、CRTデイスプレイ11で
表示される。
同様にして、ヤクモノ取付キー45bが押圧保
持されている期間中において、座標位置指示手段
22および読込キー224が接作されるごとに、
前述の動作が繰返される。
なお、この実施例の遊技盤形成データ入力装置
が釘を打つべき座標位置のデータのみを入力する
のに用いられる場合は、ヤクモノ取付キー45b
およびステツプ28〜30aのプログラムが不要とな
る。
そして、遊技盤3aに釘を打つべき座標位置の
すべての座標データの入力が終了した後、また釘
を打つべき座標位置の座標データおよびヤクモノ
取付位置の座標データの入力が終了すると、釘順
序の自動変更動作を進む。
釘順序自動変更動作 前述の釘打ち位置の座標データ入力動作におい
ては、座標データが釘打ち順序とは無関係に入力
順序にメモリ50Bへ書込まれる。このため、メ
モリ50Bの座標データはそのまま読出して釘打
ち機に与えたのでは、釘打ち機の釘打ち順序が所
定の釘を打つべき条件に適合せず、先に打つた釘
にホルダが当たつて釘を打てなくなる事態が生じ
る。そこで、以下には、メモリ50Bへ書込まれ
た座標データを釘打ち順序の条件に適合する順序
に並べ替えて、座標データを自動的に再登録する
場合を述べる。
座標データの順序を釘打ち機に適合するように
変更する場合は、釘順序変更キー45cが押圧さ
れる。応じて、ステツプ14においていずれかのキ
ー操作にあつたことが判断され、ステツプ15にお
いて開始キー451でないことが判断され、ステ
ツプ24において読込キー224でないことが判断
され、ステツプ31において釘順序変更キー45c
の操作されたことが判断されて、ステツプ32へ進
む。ステツプ32において、メモリ50Bから各ア
ドレスの座標データが順次読出される。そして、
ステツプ33において、読出された各座標データを
第10A図を参照して説明したようにdx,dyの
単位の分割領域に区分する。続いて、ステツプ34
において、第10A図および第10B図を参照し
て説明した第1の条件および第2の条件に基づい
て、各分割領域に区分さた座標データの順位を決
定し、それぞれの順位をエリア51dへ書込む。
ステツプ35において、カウンタCT1で計数され
ている最大釘数と最後に決定した順位とが一致し
ているか否かが判断される。そして、一致してい
ないことが判断されると、ステツプ34および35の
動作で繰返されて、メモリ50Bのエリア51
a,51bにストアされている各座標データごと
に、釘打ち順位が決定される。そして、すべての
座標データについて釘打ち順位が決定されると、
ステツプ36において決定された順位に従つて座標
データが読出され、メモリ50B′の番地順にそ
の座標データが書込まれる。この動作が最後の釘
打ち順位の座標データをメモリ50B′へ書込み
終了するまで繰返される。
このように釘打ち順序に適合する所定の条件と
なるように入力順次の座標データの配列順序を並
べ替えてメモリ50B′へ書込みによつて、メモ
リ50B′に記憶されている座標データを番地順
序に読出して釘打ち機に与えれば、先に述べたよ
うな問題を解消し得る。
なお、このような釘順序の変更のための処理の
他の例としては、次のようにしてもよい。すなわ
ち、データ転送キー454が押圧された場合に、
後述のステツプ49の判断動作の後ステツプ32〜35
の動作を行ない、後述のステツプ50においてメモ
リ50Bのデータの読出しに際して順序データに
基づいて座標データを順次読出すようにすればよ
い。このようにすれば、順序変更キー45cがデ
ータ転送キー454で兼用でき、メモリ50
B′が不要となる。
鬼釘に関する座標データの入力動作 周知のように、パチンコ遊技機においては、入
賞孔またはセーフ孔の真上に位置する2本の釘
は、その傾きまたは間隔によつて入賞確率に大き
な影響を与えるものであることから、いわゆる鬼
釘と呼ばれている。この鬼釘は、2本の釘の間隔
が1/10〜1/100mmの単位で厳密に調整する
必要がある。そこで、この実施例では、以下のご
とくして鬼釘の間隔が正確に所定の間隔となるよ
うに、鬼釘の座標データの入力が行なわれる。
すなわち、鬼釘を形成すべき座標位置のデータ
を入力する場合は、一方の鬼釘(たとえば遊技盤
の正面から見て左側)の座標データが前述のステ
ツプ11〜15,18〜27の動作によつて入力される。
その後、数値キー42を操作して一方の鬼釘と他
方の鬼釘との間隔データが入力される。この間隔
データは小数点以下第一または第十の位程度の厳
密な値(ただし、単位はmm)に選ばれる。
今、数値キー42は操作して間隔データが入力
されると、ステツプ37においてそれが判断され
て、ステツプ38へ進む。ステツプ38において、数
値キー42の操作によつて入力された間隔データ
が置数レジスタNRにストアされる。
その後、鬼釘キー45dが押圧される。これに
応じて、ステツプ39において鬼釘キー45dの押
圧されたことが判断されて、ステツプ40へ進む。
ステツプ40において、数値キー42の操作によつ
て間隔データが入力されていなければ間隔データ
の入力を待ち、間隔データが入力されていればス
テツプ41へ進む。ステツプ41において、座標位置
指示手段22で指定された直前の座標データ
(xo,yo)と間隔データ(△x)とに基づいて、
他方の鬼釘の座標データ(xo+△x,yo)が求め
られる。ステツプ42において、アドレスカウンタ
ADRの計数値で指定されるアドレスエリア51
a〜51cに、他方の鬼釘の座標データ(xo+△
x,yo)、種別データが書込まれる。ステツプ43
において、アドレスカウンタADRの計数値が歩
進され、カウンタCT1の計数値が歩進される。
なお、必要に応じて、ステツプ44において、座標
データ(xo+△x,yo)に基づいて、表示用メモ
リ50Dの対応のエリアに釘打ち記号のデータが
書込まれる。
このようにして、鬼釘に関する座標データを入
力する場合は、座標位置指示手段2の操作のみな
らず、数値キー42を操作して入力しているので
極めて正確な間隔となるように座標データを入力
できる利点がある。
その他の動作 前述のごとくして遊技盤形成データの登録され
た遊技盤のゲージ番号を入力する場合は、数値キ
ー42を操作してゲージ番号を入力した後、ゲー
ジ番号キー453を押圧することによつて行なわ
れる。この場合は、数値キー42の操作によつて
入力されたゲージ番号が前述のステツプ37および
38の処理によつて置数レジスタNRにストアされ
る。そして、ゲージ番号キー453が押圧される
と、ステツプ45においてそれが判断されて、ステ
ツプ46へ進む。ステツプ46において、置数レジス
タNRにストアされているゲージ番号データがメ
モリ50B(または50B′)のエリア52bへ書
込まれる。なお、ゲージ番号の入力は、登録の最
初に入力してもよい。また、ゲージ番号はCRT
デイスプレイ11で表示してもよい。
前述のごとくして、1つの遊技盤を形成するた
めのデータの入力が完了すると、終了キー452
が押圧される。これに応じて、ステツプ47におい
て終了キー452の押圧されたことが判断され
て、ステツプ48へ進む。ステツプ48において、カ
ウンタCT1の計数値すなわち遊技盤に打込まれ
る釘数データがメモリ50B(または50B′)の
エリア52aへ書込まれる。
メモリ50B(または50B′)に登録されたデ
ータをフロツピーデイスクへ転送する場合は、デ
ータ転送キー454が押圧される。応じて、ステ
ツプ49においてデータ転送キー454の押圧され
たことが判断されて、ステツプ50へ進む。ステツ
プ50において、メモリ50Bまたは50B′に記
憶されているデータが読出されて、磁気記録再生
装置33へ転送される。磁気記録再生装置33
は、メモリ50Bまたは50B′に記憶されてい
るすべてのデータをフロツピーデイスクに書込
む。なお、釘打ち機へ登録データを直接転送する
場合は、インタフエース32に関連してコネクタ
が接続され、そのコネクタを介して釘打ち機にデ
ータが転送される。
ところで、前述の第11A図に示す実施例で
は、釘打ち順序とは無関係に釘を打つべき座標位
置のデータを入力した後、釘順序変更キー45c
の操作によつて自動的に釘を打つべき順序に適合
する条件となるように座標データの記憶順序を変
更する場合を述べた。しかし、この発明の技術思
想は、すべての釘の座標データを入力した後一括
的に釘順序を変更するものに限らず、座標データ
の入力ごとに釘を打つべき順序の条件に適合する
かどうかを判断して、書込アドレスをそれまでに
入力された座標データの中で所定の釘打ち順序と
なるように変更するものであつてもよい。
第12図はこの発明の特徴となる釘の座標デー
タの入力に応じて書込動作する場合の他の実施例
のフローチヤートである。この実施例が第11A
図と異なる点は、ステツプ26に代えてステツプ51
〜60の動作処理を行なうプログラムをメモリ50
Aに予め設定記憶し、かつステツプ31〜36のプロ
グラムを不要にしたものである。
より具体的に説明すると、前述のステツプ25に
おいて釘打ちキー45aの押圧されたことが判断
されると、ステツプ51へ進む。ステツプ51におい
て、今回座標位置指示手段22の操作によつて入
力された座標データ(xo,yo)と、これまでに入
力された座標データであつてメモリ50Bの座標
データの書込まれている最も大きなアドレス(こ
のときのアドレスをmとする)に対応するエリア
51a,51bの座標データ(xo-1,yo-1)と
が、第10A図および第10B図を参照して述べ
た第1の条件および第2の条件を満足するか否か
が判断される。すなわち、xo+yoがxo-1+yo-1
りも大きいか(xo+yo<xo-1+yo-1)か、または
両者が等しい場合であつてもxoの方がxo-1よりも
大きい(xo<xo-1)ことを判断したとき、ステツ
プ52へ進む。ステツプ52において、そのときアド
レスカウンタADRの計数値で指定されるメモリ
50Bのアドレスへ、座標データ(xo,yo)が書
込まれる。その後、ステツプ22へ進む。
一方、前述のステツプ51において、第1の条件
および第2の条件を満足しないことを判断した場
合は、ステツプ53へ進む。たとえば、第10B図
に示すようにP1〜P7に示す順序で座標データを
入力すべき所を、P1,P2,P3,P4,P6,P7,P5
と入力した場合を設定して、座標データの順序を
釘打ち順序に適合するように変更する場合を述べ
る。座標位置P1〜P7までの座標データの入力は、
第1の条件および第2の条件を満足している。し
かし、P5の座標データを入力した時点において
は、このP5の座標データが本来P6よりも前のア
ドレスに記憶されるべきである。そこで、この場
合、ステツプ53において、P5の座標データを入
力したときのアドレスカウンタADRの計数値
(7)が置数レジスタNRへ書込まれる。続いて、
ステツプ54において、アドレスカウンタADRの
計数値(7)が1だけ減算されて、6となる。そ
の後、ステツプ55において、ステツプ51と同様の
判断が行なわれるが、この状態では未だ第1の条
件および第2の条件を満足していないので、ステ
ツプ54へ戻る。ステツプ54において、アドレスカ
ウンタADRの計数値が1だけ減算(そのときの
値が5)される。再び、ステツプ55において、ア
ドレスカウンタADRの計数値(5)で指定され
るエリアに記憶されている座標データ(x6,y6
と座標データ(x5,y5)との関係が第1の条件お
よび第2の条件を満足しているか否かが判断され
る。この場合においても、2つの条件を満足して
いないことが判断されて、ステツプ54へ戻る。ス
テツプ54において、再びアドレスカウンタADR
の計数値1だけ減算される。ステツプ55におい
て、アドレスカウンタADRの計数値(4)で指
定されるアドレスの座標データ(x4,y4)と座標
データ(x5,x5)との関係で第1および第2の条
件を満足しているか否かが判断されるが、この場
合は2つの条件を満足しているのでそれが判断さ
れてステツプ56へ進む。ステツプ56において、そ
のときにアドレスカウンタADRの計数値(4)
で指定されるアドレス(4番地)よりも1番地大
きなアドレス(5番地)以上のアドレスに対応す
るエリアのデータが上位番地方向へ1番地ずつシ
フトされて書込まれる。ステツプ57において、ア
ドレスカウンタADRの計数値が進歩される。ス
テツプ58において、そのときのアドレスカウンタ
ADRの計数値(5)で指定されるアドレスへ、
レジスタXR,YRにストアされている座標デー
タ(x5,x5)が書込まれる。ステツプ59におい
て、アドレスカウンタADRが進歩されて、その
計数値が6となる。ステツプ60において、アドレ
スカウンタADRの計数値(6)と置数レジスタ
NRの内容7とが等しくないことが判断されて、
再びステツプ59の動作が行なわれる。その後、ス
テツプ60において、両者が等しいことが判断され
て、ステツプ61へ進む。すなわち、ステツプ57〜
60の動作は、アドレスカウンタADRの計数値を
元の計数値に戻すためである。そして、ステツプ
61において、置数レジスタNRがクリアされた
後、前述のステツプ26へ進む。
このようにすれば、座標データを入力するごと
に、それまでに入力された座標データと今回入力
された座標データとの関係で、今回入力された座
標データをどのアドレスへ書込めば予め定める釘
打ち順序に適合するかを判断しているので、メモ
リ50B′や釘順序変更キー45cを不要にでき
る利点がある。
上述の各実施例では、遊技盤形成データの一例
としと、釘打ち位置およびヤクモノ取付位置の座
標データを入力する場合を述べたが、この発明の
技術思想はこれに限ることなく、ルータ加工など
のデータを入力するのにも用いられる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、遊技盤に少
なくとも釘を形成するための座標位置のデータを
入力する場合において、座標データの入力が簡単
な操作で迅速に行なえ、熟練者でなくても容易に
行なえるとともに、遊技盤形成のためのデータの
設定入力に要する工数を従来に比べて少なくで
き、製造コストを低減できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図はこの発明の背景とな
る遊技盤製造方法の工程順次の図解図である。第
2A図はこの発明の遊技盤形成データ入力装置に
用いられる各種の装置の図解図であり、第2B図
はこの発明の遊技盤形成データ入力装置を用いて
遊技盤を形成する工程の概略を示すフロー図であ
る。第3図はこの発明の一実施例の遊技盤形成デ
ータ入力装置のブロツク図である。第4図は製図
装置20の要部の平面図である。第5A図〜第5
C図はロータリエンコーダ25,26とそれに関
連する各部の詳細図である。第6A図および第6
B図は製図装置の他の実施例の詳細図である。第
7図はキーボードの詳細図である。第8図はメモ
リ50Bの記憶領域を図解的に示した図である。
第9図は遊技盤3aの平面図である。第10A図
および第10B図は釘打ち順序に適合するように
座標データを入力する場合の動作を説明するため
の図である。第11A図および第11B図はこの
発明の一実施例の遊技盤形成データ入力装置の動
作を説明するためのフローチヤートである。第1
2図はこの発明の他の実施例の遊技盤形成データ
入力装置の動作を説明するためのフローチヤート
である。 図において、3aは遊技盤、20は製図機能付
座標データ入力装置、22は座標位置指示手段、
22x,22yはスケール、23,24は支持レ
ール、25,26はロータリエンコーダ、27は
カーソル、30はマイクロプロセツサ、31は
CPU、32は入出力インタフエース、40はキ
ーボード、50は記憶装置を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遊技盤に少なくとも釘を形成するためのデー
    タを入力する装置であつて、 第1の方向、および該第1の方向に交差する第
    2の方向の座標位置を指示する座標位置指示手
    段、 該座標位置指示手段を前記第1の方向へ摺動自
    在に支持する第1の支持手段、 該第1の指示手段を前記第2の方向へ摺動自在
    に支持する第2の指示手段、 前記第1の指示手段で支持されている座標位置
    指示手段が前記第1の方向へ移動した量に相関す
    る信号を発生する第1の信号発生手段、 前記第2の指示手段で支持されている第1の指
    示手段が前記第2の方向へ移動した量に相関する
    信号を発生する第2の信号発生手段、 前記第1の信号発生手段の出力信号と前記第2
    の信号発生手段の出力信号とに基づいて、前記座
    標位置指示手段によつて指持された座標位置を少
    なくとも釘を打つべき釘打ち位置座標データとし
    て入力可能な座標データ入力手段、ならびに 該座標データ入力手段によつて入力された釘打
    ち位置座標データを、外部からの読出指令信号に
    基づいて読出可能な状態に記憶する登録データ記
    憶手段を含む、遊技盤形成データ入力装置。 2 前記第1の信号発生手段は、前記座標位置指
    示手段が前記第1の方向へ移動した量に相関する
    数のパルスを発生する第1のロータリエンコーダ
    を含み、 前記第2の信号発生手段は、前記座標位置指示
    手段が前記第2の方向へ移動した量に相関する数
    のパルスを発生する第2のロータリエンコーダを
    含む、特許請求の範囲第1項記載の遊技盤形成デ
    ータ入力装置。 3 前記座標データ入力手段は、 前記第1のロータリエンコーダの出力パルスを
    計数する第1の計数手段と、 前記第2のロータリエンコーダの出力パルスを
    計数する第2の計数手段と、 前記第1の計数手段の計数値および前記第2の
    計数手段の計数値に基づく座標データを、前記登
    録データ記憶手段へ書込む書込手段とを含む、特
    許請求の範囲第2項記載の遊技盤形成データ入力
    装置。 4 前記座標データ入力手段は、 前記座標位置指示手段で指示された座標位置が
    遊技盤上の原点であることを指定する原点キー
    と、 該原点キーの操作に基づいて前記第1の計数手
    段および前記第2の計数手段の計数値をリセツト
    させる手段を含む、特許請求の範囲第3項記載の
    遊技盤形成データ入力装置。 5 前記座標データ入力手段は、前記座標データ
    を釘打ち順序に適合する順序に並べ替えて前記書
    込手段によつて前記登録データ記憶手段へ書込ま
    せる順序変更手段をさらに含む、特許請求の範囲
    第3項記載の遊技盤形成データ入力装置。 6 前記座標データ入力手段は、前記第1の信号
    発生手段の出力信号および前記第2の信号発生手
    段の出力信号に基づく座標データの読込みを能動
    化させる読込キーを含む、特許請求の範囲第1項
    記載の遊技盤形成データ入力装置。 7 前記座標データ入力手段は、 前記第1の信号発生手段の出力信号および前記
    第2の信号発生手段の出力信号で指定される座標
    データが釘を打つべき釘打ち位置座標データであ
    ることを指定する釘打ちキーと、 前記座標データの読込みを能動化する読込キー
    とを含む、特許請求の範囲第1項記載の遊技盤形
    成データ入力装置。
JP18200382A 1982-10-15 1982-10-15 遊技盤形成デ−タ入力装置 Granted JPS5971769A (ja)

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JPS5971769A JPS5971769A (ja) 1984-04-23
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