JPH03272182A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH03272182A
JPH03272182A JP7418090A JP7418090A JPH03272182A JP H03272182 A JPH03272182 A JP H03272182A JP 7418090 A JP7418090 A JP 7418090A JP 7418090 A JP7418090 A JP 7418090A JP H03272182 A JPH03272182 A JP H03272182A
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JP
Japan
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gate electrode
insulating film
impurity
film
oxide film
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JP7418090A
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Katsuya Ishikawa
克也 石川
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体基板上にMOS)ランジスタを備え
た半導体装置の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の半導体装置の製造方法を第4図に基づいて説明す
る。
第4図(a)〜(C)は従来の半導体装置の製造方法を
示す工程順断面口である。
第4V(a)に示すように、シリコン基板1 (1,0
0面に形成されたP型ウェル領域)に、L OCOS法
により、素子分離領域2が形成され、LPCVD法によ
り、ゲート酸化膜3が形成され、さらにゲート酸化膜3
上にポリシリコン膜からなるゲート電極4が形成される
そしてゲート電極4をマスクとして用い、ドーズ量約I
 X 1013cm−”のP9を注入することにより、
注入層13(n−−P注入層)が形成され次に第4図(
b)に示すように、ゲート電極4.注入層I3上に酸化
膜(図示せず)を堆積し、この酸化膜を異方性のドライ
エツチングにより、エツチングすることによって、ゲー
ト電極4の側壁にサイドウオール酸化膜14が形成され
る。
そして、このサイドウオール酸化膜14をマスクとして
用い、ドーズ量約5 X 10”cm−”のAs”″を
注入することにより、MOS)ランジスタのドレインお
よびソースとなる注入層15(n’As注入層)が形成
される。
その後第4図(C)に示すように、素子分離領域2ゲー
ト電極4およびサイドウオール酸化膜14上に眉間絶縁
膜11が形成される。
このように従来のMOSトランジスタは、ソースおよび
ドレインの構造をLDD(Light・Doped・D
rain)構造とすることで、ドレイン付近の電界を緩
和し、ホットエレクトロン耐性を向上させている。
このような従来の半導体装置の製造方法においては、ソ
ースおよびドレインとなる注入層13゜15 (n−−
P注入層、n”−As注入層)を制御性良く形成するこ
とが最も重要である。
なおこの従来例は従来の半導体装置の製造方法をNチャ
ンネルMOS1−ランジスタに適用した例であるが、P
チャンネルMOS)ランジスタを形成する場合は、シリ
コン基板■のnウェル領域を用い、かつ第4図(b)の
工程において、As”を注入する代わりに、BF2”を
注入することより、ドレインおよびソースとして、p’
  BF2注大層が形成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら半導体装置の高集積化に伴い、MOSトラ
ンジスタのゲート長(ゲート電極4の幅)が微細になる
に伴い、MOSトランジスタのソースおよびドレインと
なる注入層の形成を制御することが困難になってきてい
る。
例えば従来例のNチャンネルMO3l−ランジスタにお
いては、L D D構造の注入層13(nP注入N)を
形成することによって、ホットエレクトロン耐性を向上
させているが、このような注入層13および注入層15
(n”″−As注入層)の二層の組み合わせからなる不
純物プロファイルでは、ゲート長の微細化にともない、
チャンネル長(ソースおよびドレイン間の距離)の制御
が困難となってきおり、ホットエレクトロン耐性の向上
が困難となってきている。
またPチャンネルMO3)ランジスタにおいては、注入
層の形成の際、ゲート電極の側壁に形成したサイドウオ
ール酸化膜により、B′″の拡散を制御するが、B゛の
拡散係数は、前述のNチャンネルMO3)ランジスタの
注入層13.15の形成のために注入されるPおよびA
sの拡散係数に比べて非常に大きいため、ゲート長が微
細になるに伴い、チャンネル長の制御が非常に困難にな
ってきている。
さらにこのような従来の半導体装置の製造方法において
は、ドレインおよびソースとなる注入層の形成のために
不純物を注入する際、サイドウオール酸化膜14をマス
クとして用いるため、このサイドウオール酸化膜14中
にも、高濃度の不純物が注入されることとなる。その結
果サイドウオール酸化膜14の膜質に劣化が生しるとい
う問題があった。
またサイドウオール酸化膜14と、この表面に形成され
る層間絶縁膜14との膜質の違いにより、サイドウオー
ル酸化11114に結晶欠陥が生じるという問題があっ
た。
この発明の目的は、上記問題点に鑑み、ゲート長が微細
化しても、チャンネル長を制御でき、かつホットエレク
トロン耐性を向上することができる半導体装置の製造方
法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)記載の半導体装置の製造方法は、半導体基
板上にゲート電極を形成する工程と、このゲート電極を
覆うように第1の絶縁膜を形成する工程と、この第1の
絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極
上に形成した第1の絶縁膜が表出するまで第2の絶縁膜
をエッチバックする工程と、ゲート電極を覆う第1の絶
縁膜をエツチングする工程と、ゲート電極の表面に酸化
膜を形成する工程と、この酸化膜および第2の絶縁膜を
マスクとして、半導体基板をエツチングすることにより
、ゲート電極の端下の半導体基板に溝を形成する工程と
、この溝に導電膜を埋め込む工程と、第2の絶縁膜と酸
化膜とを除去する工程と、溝に形成した導電膜中に不純
物をイオン注入する工程と、第1の絶縁膜を除去する工
程と、半導体基板中に不純物をイオン注入する工程と、
半導体基板を熱処理することにより、導電膜中の不純物
と、ソースおよびドレインとなる注入層中の不純物とが
ゲート電極の端下にオーバラップするように拡散させる
工程とを含む。
請求項(2)記載の半導体装置の製造方法は、半導体基
板上にゲート電極を形成する工程と、このゲート電極を
覆うように第1の絶縁膜を形成する工程と、この第1の
絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極
上に形成した第1の絶縁膜が表出するまで第2の1!!
縁膜をエッチバックする工程と、ゲート電極を覆う第1
の絶縁膜をエツチングする工程と、ゲート電極の表面に
酸化膜を形成する工程と、この酸化膜および第2の絶縁
膜をマスクとして、ゲート電極の端下の半導体基板中に
不純物をイオン注入する工程と、第1の絶縁膜と第2の
絶縁膜と酸化膜とを除去する工程と、半導体基板中に不
純物をイオン注入する工程と、半導体基板を熱処理する
ことにより、ゲート電極の端下に注入した不純物と、ソ
ースおよびドレインとなる注入層中の不純物とがゲート
電極の端下にオーバラップするように拡散させる工程と
を含む。
〔作用〕
請求項(1)記載の構成によれば、ゲート電極の端下の
半導体基板に溝を形成し、この溝中に埋め込んだ導電膜
に不純物をイオン注入し、さらに半導体基板中に不純物
をイオン注入してソースおよびドレインとなる注入層を
形成した後、熱処理を行う際に、拡散長の小さい導電膜
からの不純物拡散を制御することによって、ゲート長の
微細なMOSトランジスタにおいても、チャンネル長の
制御性に優れることができる。
また従来のようにゲート電極の側壁に形成されるサイド
ウオール酸化膜が不必要となるため、このサイドウオー
ル酸化膜の劣化およびサイドウオール酸化膜によるソー
ス、ドレインへのストレスをなくすことができる。
請求項(2)記載の構成によれば、ゲート電極の端下の
半導体基板中のみに予め不純物をイオン注入し、さらに
半導体基板中に不純物をイオン注入してソースおよびド
レインとなる注入層を形成することによりゲート電極の
端下の不純物濃度を高濃度とし、熱処理を行う際に、こ
の高濃度の不純物領域からの不純物拡散を制御すること
によって、ゲート電極の端下付近の不純物濃度分布をな
だらかにすることができる。
また従来のようにゲート電極の側壁に形成されるサイド
ウオール酸化膜が不必要となるため、このサイドウオー
ル酸化膜の劣化およびサイドウオール酸化膜によるソー
ス、ドレインへのストレスをなくすことができる。
1 [実施例] この発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。
第1図(a)〜(ロ)は、この発明の第1の実施例の半
導体装置の製造方法をNチャンネルMO3)ランジスタ
に適用した例を示す工程順断面図である。
第1図(a)に示すように、シリコン基板1 (100
)面のP型ウェル領域)に、LOCO3法により素子分
離領域2を形成し、また厚さ約150人のゲート酸化膜
3を形成する。このゲート酸化膜3上に、L P CV
 D法(減圧CVD法)により厚さ約6000人のポリ
シリコン膜(図示せず)を堆積させ、このポリシリコン
膜をドライエツチングにより配線形状にエツチングして
、ゲート電極4を形成する。
次に第1図ω)に示すように、素子骨1i11 IN域
2ゲート酸化膜3およびゲート電極4上に、LPCVD
法により、第1の絶縁膜となる膜厚約2000Aの窒化
膜5を形成し、そしてこの窒化膜5上に、第2の絶縁膜
となる厚み約8000人の酸化膜2 (図示せず)を堆積した後、ゲート電極4上に形成した
窒化膜5が表出するまで、酸化膜をエッチバックするこ
とにより、酸化膜6を形成する。
次に第1図(C)に示すように、ゲート電極4を覆う窒
化膜5を異方性のドライエツチングにより、エツチング
する。
その後、ゲート電極4の表面を酸化させて、厚み約30
0人のポリシリコン酸化膜7を形成する。
次に第1図(d)に示すように、酸化膜6およびポリシ
リコン酸化膜7をマスクとして、異方性のドライエツチ
ングにより、シリコン基板1に深さ約8000人程度の
溝8を形成する。
次に第1図(e)に示すように、溝8にポリシリコン(
図示せず)を堆積した後、このポリシリコンをシリコン
基板1の表面までエッチバックして、埋め込みポリシリ
コン膜9(導電膜)を形成する。
そして酸化膜6およびポリシリコン酸化膜7をウェット
エツチングにより除去した後、窒化膜5をマスクとして
用い、埋め込みポリシリコン膜9中に、ドーズ量5X 
10”cm−”程度のAs(ヒ素)をイオン注入(矢印
A)する。
次に第1図(f)に示すように、窒化膜5を除去した後
、シリコン基板1中に、ドーズ量5X10”cm−2程
度のAs(ヒ素)をイオン注入(矢印B)し、ソースお
よびドレインとなる注入層10を形成する。
次に第1同(のに示すように、窒素雰囲気中、温度90
0°Cで約30分間のアニール処理を行うことにより、
注入層10中の不純物(As)を活性化させ、ゲート電
極4の端下にオーバラップするように拡散させる。
この際、埋め込みポリシリコン膜9にイオン注入した不
純物(A s )も拡散するが、埋め込みポリシリコン
膜9からの不純物拡散は、通常のシリコン基板1中の不
純物拡散に比較すると、拡散長が小さい。したがってア
ニール処理における温度および処理時間等を制御し、拡
散長の小さい埋め込みポリシリコン膜9からの不純物の
拡散を制御することによって、ゲート長の微細なMOS
)ランジスタにおいても、チャンネル長を制御すること
ができ、かつ闇値電圧Vア制御をすることができる。
次に第1図(ロ)に示すように、全面にCVD法により
、BPSG等を約800OA堆積させることによって層
間絶縁膜11を形成する。
このようにゲート電極4の端下に、埋め込みポリシリコ
ン膜9を形威し、この埋め込みポリシリコン膜9にAs
(ヒ素)等の不純物をイオン注入し、ソースおよびドレ
インとなる注入層10を形威した後に、アニール処理を
行い、埋め込みポリシリコンM9からの不純物の拡散を
制御することにより、チャネル長を制御することができ
る。
またPチ゛ヤンネルMO3I−ランジスタの不純物とな
るホウ素(B)は、拡散係数が大きいため、この不純物
をイオン注入して、ゲート長の微細なMOS)ランジス
タを形成することは困難であるが、上述の方法を用いる
と、例えばゲート長が0゜6μm程度しかないものを形
威した場合でも、チャンネル長を制御することができ、
閾値電圧■。
を制御することができる。
5 第2図(a)〜(g)はこの発明の第2の実施例の半導
体装置の製造方法をNチャンネルMOSトランジスタに
適用した例を示す工程順断面図である。
第21M(a)に示すように、シリコン基板1 (10
0面のP型ウェル領域)に、LOCO3法により素子分
離領域2を形威し、また厚さ約150人のゲート酸化膜
3を形成する。このゲート酸化膜3上に、LPCVD法
(減圧CVD法)により、厚さ約6000人のポリシリ
コン膜(開示せず)を形威し、このポリシリコン膜をド
ライエツチングにより、配線形状にエツチングして、ゲ
ート電極4を形威する。
次に第2図(b)に示すように、素子分離領域2゜ゲー
ト酸化膜3およびゲート電極4上に、LPCVD法によ
り、第1の絶縁膜となる膜厚約2000人の窒化膜5を
形威し、そしてこの窒化膜5上に、厚み約8000人の
酸化膜(図示せず)を堆積した後、ゲート電極4上に形
成した窒化膜5が表出するまで、酸化膜をエッチバック
することにより、第2の絶縁膜となる酸化膜6を形威す
る。
6 次に第21M(C)に示すように、ゲート電極4を覆う
窒化膜5を異方性のドライエツチングにより、シリコン
基板1の表面までエツチングする。
その後、ゲート電極4の表面を酸化させて、厚み約30
0人のポリシリコン酸化膜7を形威する。
次に第2図(d)に示すように、酸化膜6およびポリシ
リコン酸化膜7をマスクとして用い、ドーズ量5 X 
10”cm−”程度のAs(ヒ素)をイオン注入(矢印
A)L、シリコン基板1中にn”−As注入層12を形
威する。
次に第2rl(e)に示すように、ウェットエツチング
により、酸化膜6.窒化膜5およびポリシリコン酸化膜
7を除去し、さらにゲート酸化膜3を配線形状にエツチ
ングする。
その後、MOS)ランジスタのソースおよびドレインの
形威のため、ゲート酸化膜3を介してシリコン基板1中
に、ドーズ量5X1015cm−”程度のAs(ヒ素)
をイオン注入(矢印B)L、ソースおよびドレインとな
る注入層10を形威する。
この際、第2図(d)に示す工程において、n ゛As
注入層12を形成し、さらに第2図(e)に示す工程に
おいて、注入1tilOを形成することにより、ゲート
電極3の端下には、高濃度不純物(As)領域(図示せ
ず)が形成される。
次に第2図(f)に示すように、窒素雰囲気中、温度9
00 ’Cで約30分間のアニール処理を行うことによ
り、n”−As注入1112中の不純物と、ソースおよ
びドレインとなる注入層10中の不純物とを活性化させ
、ゲート電極4の端下にオーパラシブするように拡散さ
せる。
この際、ゲート電極3の端下に形威した高濃度の不純物
領域(n”−As注入層12)からの拡散を制御するこ
とにより、チャンネル長を制御する。
次に第2図(h)に示すように、CVD法により、BP
SGを約8000人堆積させ、層間絶縁膜11を形威す
る。
このようにゲート電極3の端下に予め、不純物をイオン
注入することによりn”−As注入層12を形威し、さ
らにソースおよびトレインとなるン主入層10の形成の
ために不純物をイオン注入することによりゲート電極3
の端下に高濃度不純物領域を形成し、この高濃度不純物
の拡散の制御により、MOS)ランジスタのチャンネル
長を制御する。
なお第1および第2の実施例において、第4図に示す従
来のようなサイドウオール酸化膜14の形成が不必要と
なるため、このサイドウオール酸化膜の劣化およびサイ
ドウオール酸化膜によるソース、ドレインへのストレス
をなくすことができる。
また第1および第2の実施例においては、Nチャンネル
MOSトランジスタに適用した例を説明したが、Pチャ
ンネルMO3)ランジスタを製造する場合は、シリコン
基板1のn型ウェル領域を用い、不純物としてAsの代
わりにBF、をイオン注入すれば良い。
第3図はこの発明の第2の実施例の半導体装置の製造方
法を適用したNチャンネルMOS)ランジスタおよび従
来例のゲート電極の付近の不純物9 濃度分布を示す同である。
第3図において、縦軸は不純物濃度の対数目盛り〔単位
は任意〕を示し、横軸はゲート電極の端部からゲート電
極の中央部までの位置を示す。
また破線Xは、この発明の第2の実施例の半導体装置の
製造方法を適用したMOS)ランジスタのゲート電極の
端部の不純物濃度分布曲線、実線Yは従来のMOS)ラ
ンジスタのゲート電極の端部の不純物濃度分布曲線を示
す。
第2図から明らかなように、従来例の不純物濃度(実線
Y)は、ゲート電極の端部から中央部にかけて、急激に
変化しているのに対し、第2の実施例の不純物濃度(破
線X)は、ゲート電極の端部から中央部にかけて緩やか
に低下している。したがって第2の実施例のゲート電極
に電圧を印加した場合、このゲート電極の端下での電界
の勾配を緩和することができ、ホットエレクトロン耐性
を向上させることができる。
〔発明の効果〕
請求項(1)記載の構成によれば、ゲート電極の端0 下の半導体基板に溝を形威し、この溝中に埋め込んだ導
電膜に不純物をイオン注入し、さらに半導体基板中に不
純物をイオン注入してソースおよびドレインとなる注入
層を形成した後、熱処理を行う際に、拡散長の小さな導
電膜からの不純物拡散を制御することよって、ゲート長
の微細なMOSトランジスタにおいても、チャンネル長
の制御性に優れることができる。
その結果、例えばイオン注入する不純物となるホウ素の
拡散係数が大きいために拡散を制御することが困難であ
り、したがって微細なゲート長を有するものを形成する
ことが困難となっていたPチャンネルMO3)ランジス
タにおいても、上述導電膜からの不純物拡散を制御する
ことにより、チャンネル長を制御でき、ゲート長を微細
化することができる。
また従来のようにゲート電極の側壁に形成されるサイド
ウオール酸化膜が不必要となるため、このサイドウオー
ル酸化膜の劣化およびサイドウオール酸化膜によるソー
ス、ドレインへのストレスによる結晶欠陥をなくすこと
ができる。
請求項(2)記載の構成によれば、ゲート電極の端下の
半導体基板中のみに予め不純物をイオン注入し、さらに
半導体基板中に不純物をイオン注入してソースおよびド
レインとなる注入層を形成することによりゲート電極の
端下の不純物濃度を高濃度とし、熱処理を行う際に、こ
の高濃度不純物領域からの不純物拡散を制御することに
よって、チャンネル長の制御性に優れることができ、ソ
ースおよびトレイン付近の不純物濃度分布をなだらかに
することができる。
その結果、例えばゲート長の微細なNチャンネルMOS
)ランジスタにおいても、ゲート電極の端下の電界の勾
配を緩和することができ、ホットエレクトロン耐性を向
上させることができる。
また従来のようにゲート電極の側壁に形成されるサイド
ウオール酸化膜が不必要となるため、このサイドウオー
ル酸化膜の劣化およびサイドウオール酸化膜によるソー
ス、ドレインへのストレスによる結晶欠陥をなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(5)は、この発明の第1の実施例の半
導体装置の製造方法をNチャンネルMO3)ランジスタ
に適用した例を示す工程順断面図、第2図(a)〜(8
)はこの発明の第2の実施例の半導体装置の製造方法を
NチャンネルMO3)ランジスタに適用した例を示す工
程順断面図、第3図はこの発明の第2の実施例の半導体
装置の製造方法を適用したNチャンネルMO3I−ラン
ジスタおよび従来例のゲート電極の付近の不純物濃度分
布を示す図、第4図(a)〜(C)は従来の半導体装置
の製造方法を示す工程順断面図である。 1・・・半導体基板、4・・・ゲート電極、5・・・窒
化膜(第1の絶縁膜)、6・・・酸化膜(第2の絶縁膜
)、8・・・溝、9・・・埋め込みポリシリコン膜(導
電膜)、10・・・注入層(ソースおよびドレインとな
る注入層) 3 ・・・半導体基板 ・・・ゲート電極 ・・・窒化膜(第 ・−・酸化膜(第 1の絶縁膜) 2の絶縁膜) 0・・・注入層 (ソースおよびドレインとなる圧入15)第 2 図 ◆ ◆ ψ ↓ 場 ◆ 「−一へ 1 2 第 4 図 第 図 げ゛−Y唱刃植刃植 刃−1−嘩1鈑中欠舒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上にゲート電極を形成する工程と、 このゲート電極を覆うように第1の絶縁膜を形成する工
    程と、 この第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記ゲート電極上に形成した前記第1の絶縁膜が表出す
    るまで前記第2の絶縁膜をエッチバックする工程と、 前記ゲート電極を覆う前記第1の絶縁膜をエッチングす
    る工程と、 前記ゲート電極の表面に酸化膜を形成する工程と、 この酸化膜および前記第2の絶縁膜をマスクとして、前
    記半導体基板をエッチングすることにより、前記ゲート
    電極の端下の前記半導体基板に溝を形成する工程と、 この溝に導電膜を埋め込む工程と、 前記第2の絶縁膜と前記酸化膜とを除去する工程と、 前記溝に形成した導電膜中に不純物をイオン注入する工
    程と、 前記第1の絶縁膜を除去する工程と、 前記半導体基板中に不純物をイオン注入することにより
    、ソースおよびドレインとなる注入層を形成する工程と
    、 前記半導体基板を熱処理することにより、前記導電膜中
    の不純物と、前記ソースおよびドレインとなる注入層中
    の不純物とが前記ゲート電極の端下にオーバラップする
    ように拡散させる工程とを含む半導体装置の製造方法。
  2. (2)半導体基板上にゲート電極を形成する工程と、 このゲート電極を覆うように第1の絶縁膜を形成する工
    程と、 この第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記ゲート電極上に形成した前記第1の絶縁膜が表出す
    るまで前記第2の絶縁膜をエッチバックする工程と、 前記ゲート電極を覆う前記第1の絶縁膜をエッチングす
    る工程と、 前記ゲート電極の表面に酸化膜を形成する工程と、 この酸化膜および前記第2の絶縁膜をマスクとして、前
    記ゲート電極の端下の前記半導体基板中に不純物をイオ
    ン注入する工程と、 前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜と前記酸化膜とを
    除去する工程と、 前記半導体基板中に不純物をイオン注入することにより
    、ソースおよびドレインとなる注入層を形成する工程と
    、 前記半導体基板を熱処理することにより、前記ゲート電
    極の端下に注入した不純物と、前記ソースおよびドレイ
    ンとなる注入層中の不純物とが前記ゲート電極の端下に
    オーバラップするように拡散させる工程とを含む半導体
    装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007110098A (ja) * 2005-09-13 2007-04-26 Infineon Technologies Ag 応力変形させた半導体装置およびその製造方法

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