JPH03272072A - フロッピーディスクのクリーニング方法および装置 - Google Patents

フロッピーディスクのクリーニング方法および装置

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JPH03272072A
JPH03272072A JP7069590A JP7069590A JPH03272072A JP H03272072 A JPH03272072 A JP H03272072A JP 7069590 A JP7069590 A JP 7069590A JP 7069590 A JP7069590 A JP 7069590A JP H03272072 A JPH03272072 A JP H03272072A
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JP
Japan
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case
voltage
dust
magnetic
magnetic sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP7069590A
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English (en)
Inventor
Yoichi Hayashi
洋一 林
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH03272072A publication Critical patent/JPH03272072A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フロッピーディスクを製造する工程において
磁気ディスク表面等に付着した塵埃を除去するフロッピ
ーディスクのクリーニング方法および装置に関するもの
であり、詳しくは、空気吸引により上記塵埃を除去する
方法および装置に関するものである。
(従来の技術) 今日、フロッピーディスクと相称されて市場に出回って
いるフレキシブル磁気ディスクは、一般に偏平でコンパ
クトなケース内に収納されて外部の塵埃から保護されて
いる。さらに、このケース内壁にはライナー(一般に不
織布で形成されている)が貼付されており、ヘッド挿入
用開口部を通して流入しディスク表面に付着した塵埃を
磁気ディスク回転の際にこのライナーでふき取ることで
ディスク表面の除塵を図るようにしている。
ところで、このような磁気ディスクをケース内に収納す
る製造組立工程では組立時の機械的衝撃、特にケースの
上下ハーフを超音波溶着にて接着するような場合には、
その超音波によって上記ライナーが振動しそのライナー
の微細構成粉が塵埃として磁気ディスク表面に落下し付
着する。また、塵埃をふき取ったライナーは多量の塵埃
を内部に蓄積していくこととなるため、この後このケー
スに振動が加わった場合等において、ライナー中の塵埃
が磁気ディスク表面に落下し付着する。すなわち塵埃を
ふき取るべきライナーが却って塵埃を発生するソースと
なってしまう。このような状態のまま磁気ディスクを記
録再生操作に供するとライナーにより除去しきれなかっ
た塵埃が磁気ディスクと磁気ヘッドの間に挟まっていわ
ゆるドロップアウト発生の原因になるという問題があっ
た。
このような問題解決のため、ディスク製造のディスクク
リーニング工程において、フロッピーディスクを回転さ
せながら、ヘッド挿入用開口部から収納ケース内部の空
気を吸引し、このケース内部の塵埃を外に排出させよう
とする方法が知られている(特開昭[12−27008
7号公報、特開昭83−64685号公報等)。
(発明が解決しようとする課題)〜 しかしながら、特に上述した超音波溶着によってライナ
ーから発生した塵埃は激しい振動により電荷を帯びライ
ナー外表面や収納ケースの内壁等にも強く付着する。こ
のようにして付着した匹埃の除去を上記空気吸引により
行なうとクリーニング工程に長時間を要し製造効率の向
上が図れないという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑み、クリーニング工程にお
いて上記電荷を帯びた塵埃を短時間のうちに除去して、
製造効率の向上を図り得るフロッピーディスクのクリー
ニング方法および装置を堤供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本願発明のフロッピーディスクのクリーニング方法は、
収納ケース内部の空気を吸引しながら磁気ディスクに高
圧交流電流を印加し、これにより上記ケース内の塵埃に
対し、振動を与えるとともにこれを除電することを特徴
とするものである。
また、本願発明のフロッピーディスクのクリーニング装
置は、磁気ディスクを磁気ディスク回転手段により回転
させ、空気吸引手段によりヘッド挿入用開口部を通して
ケース内部の空気を吸引し、高圧交流電圧発生手段によ
り高圧の交流電圧を発生せしめ、電気接続手段を介して
この交流電圧を上記磁気ディスクに印加するようにして
上記ケース内の塵埃に対し、振動を与えるとともにこれ
を除電することを特徴とするものである。
(作  用) 本願発明のフロッピーディスクのクリーニング方法およ
び装置によれば、磁気ディスクに高圧交流電圧を印加し
て収納ケース内の塵埃を除電し、振動を与えるようにし
ており、特にライナー外表面やケース西壁部に付着して
いる塵埃をこれらの部分から振り落とすことができるの
で、空気吸引により塵埃を容易にケース外部に排除する
ことが可能となる。
(実 施 例〉 以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図面は本発明に係る磁気ディスクのクリーニング装置の
一実施例を示す概略図である。この装置は3.5′マイ
クロフロツピーデイスクの磁気ディスク(以下実施例で
は磁気シートという)1を回転させるための回転用アタ
ッチメント2、磁気シート1を収納する上下両ハーフ3
a、 3bに各々形成された磁気ヘッド挿入用開口部5
a、 5bを通してケース3内の空気を吸引するための
空気吸引手段である一対のエアー吸引用ノズル4a、 
4b、磁気シート1に印加すべき高圧交流電圧を発生さ
せる電圧発生手段9およ、びこの電圧発生手段9により
発生された高圧電流電圧を回転用アタッチメント2に印
加するケーブル10からなっている。このケーブル10
の先端は電気ブラシ10aとなっており、このブラシl
eaが上記回転アタッチメント2に常に接触するように
なっている。また、上記回転アタッチメント2はスピン
ドルモータ8によって回転されるようになっており、ま
た、この回転アタッチメント2の上面部は磁石からなり
、この上に磁性金属からなるセンタコア部l】が載設さ
れ両者は容易に係合されるようになっている。
さらに、この装置は上記ノズル4a、 4bによるエア
ー吸引が行なわれる際に、このノズル4a、 4bを所
定位置に設定するための一対のストッパ6a、 6bを
備えている。なお、上記磁気ヘッド挿入用開口部5a、
 5bは少なくとも上記磁気シート1の記録領域の半径
方向幅に対応する幅を有するように形成されたものであ
り、また上記エアー吸引用ノズル4a、 4bは少なく
とも上記磁気ヘッド挿入用開口部5a、 5bの幅と同
程度の幅の吸引口を有するように形成されたものである
また、上記高圧電源袋wt9で発生する高圧交流電圧は
、所定の除電効果を得るためには電圧500V以上、周
波数2011z以上に設定することが必要であるが、こ
の印加電圧と周波数は一定値に保たず漸増又は漸減パタ
ーンを以って印加し、除塵効果を向上させることも可能
である。
以下、上記装置を用いて上記磁気シート1をクリーニン
グする方法を説明する。まず、上記磁気シート1が回転
アタッチメント2上にセットされる。このとき上記両ノ
ズル4a、 4bと上記磁気シート1の間隔は図面に示
す間隔よりも離れた状態に設定されており、上記磁気シ
ート1のセットが容易に行なわれるように構成されてい
る。
この後上記両ノズル4a、 4bは互いにその間隔を狭
めるように上記磁気シート1に向って移動し、この両ノ
ズル4a、 4bの先端が各々上記ストッパ6a。
6bの位置にきたときその移動を停止する。このときこ
れら両ノズル4a、 4bの吸引口は各々ケース3の磁
気ヘッド押入用開口部5a、 5bと対向する位置に設
定されるようになっている。なお、かかるストッパGa
、 6bと上記磁気シート1との間隔は磁気シート表面
の塵埃付着量および吸引Il!1間等を考慮して適当な
値に設定すればよい。
この後、上述した両ノズル4a、 4bにより各々矢印
B方向、C方向へのエアー吸引を行なうと同時に高圧電
源袋wt9をON状態とし上記回転用アタッチメント2
に高圧交流電圧を印加する。このとき上記回転用アタッ
チメント2に接触している金属性の上記センタコア1.
1および上記磁気シート1もこの回転用アタッチメント
2と同様の電位となり上記ライナー7等に付着している
電荷を帯びたル埃は振動し、かつ除電され、上記ライナ
ー7等から振り落とされる。振り落とされた塵埃は上記
磁気シート1上に落下する。さらに、上記ケース3内部
が負圧となった後、回転用アタッチメント2を矢印A方
向に回転させることにより磁気シート1をその方向に回
転させる。これにより上記磁気シート1上に落下した塵
埃は上記両ノズル4a。
4bから外部へ排出される。なお、ノズル4a、 4b
の吸引孔他端部は適切なエアー吸引源に接続されている
。また、このときの磁気シート1の回転速度は10〜1
1000rp+程度、好ましくは300rpmに設定さ
れ、両ノズル4a、 4bによるエアー吸引流量は双方
とも0.5m3/分程度に設定され、またクリーニング
期間は上記磁気シート1が3回転以上する期間に設定さ
れている。なお、塵埃の帯電量を減少させるためには湿
度が50%以上であることが望ましい。
ところで図面に示すようなフロッピーディスクは組立工
程において上下ハーフ3a、 3bを接着するため超音
波78着を用いている。しかし、このときの振動により
、磁気シート表面保護のためにケース3の内壁に張付さ
れたライナー7内からのライナー構成粉が電荷を帯びこ
のライナー7の外表面やケース3の内壁部に強く付着す
る。このような状態をそのままにすると信号記録再生時
にこのライナー構成粉が上記磁気シート1上に落下し、
これによりドロップアウトが発生するが、本発明の方法
によれば上記超音波溶着により発生したライナー構成粉
等の塵埃を振動させ、かつ除電してライナー7等から振
り落とすようにしており、これを上記吸引ノズル4a、
 4bのエアー吸引により除去することができるのでド
ロップアウトの発生を未然に防止することができる。
なお、本発明を適応し得る磁気シートの大きさおよびケ
ースの形状としては必ずしも上記実施例のものに限られ
るものではない。
また、上記実施例では高圧交流電圧はケーブル10によ
り、回転アタッチメント2を介してセンタコア11に印
加するようにしているが、このセンタコア11付近の磁
気シート1上あるいは上記センタコア11上に金属の接
触子か導電性の糸等を接触せしめて上記磁気シート1上
に直接印加することも可能である。
また、磁気シートの回転速度、エアー吸引流量およびク
リーニング期間は必ずしも上記実施例のものに限られる
ものではなく、ディスク表面に付着した塵埃量の多少等
によりその状況に応じた適切な値を選択すればよい。
なお、上述した実施例においては、磁気シートを回転ア
タッチメントにセットした後吸引ノズルを磁気シート方
向に移動せしめるようにして、磁気シート取付けの隙の
便宜を図っているが、これに代えて2つの吸引ノズルの
間隔は固定しておき磁気シートをセットした回転アタッ
チメントを磁気シートの直径方向に移動させるようにし
てもよい。
(発明の効果) 本発明のフロッピーディスクのクリーニング方法および
装置によれば、磁気ディスクに高圧交流電圧を印加する
ようにしており、塵埃をライナーやケース内壁部から振
り落とし、ケース外部に排出することが容易となるので
クリーニング工程に要する期間を短時間とすることがで
き、これによりフロッピーディスクの製造効率の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のフロッピーディスクのクリーニング装置
の一実施例を示す断面図である。 1・・・磁気ディスク   2・・・回転アタッチメン
ト3・・・ケース      3a・・・上ハーフ3b
・・・下ハーフ     4a、 4b・・・吸引ノス
゛ル5a、 5b・・・磁気ヘッド11F入用開口部7
・・・ライナー     8・・スピンドルモータ9・
・・品圧交流電圧   10・・・ケーブル、」−1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケース内に収納された磁気ディスクを回転させな
    がら、該ケースに形成されたヘッド挿入用開口部を通し
    て該ケース内部の空気を吸引するフロッピーディスクの
    クリーニング方法において、前記ケース内部の空気を吸
    引しながら、前記磁気ディスクに高圧交流電圧を印加す
    ることを特徴とするフロッピーディスクのクリーニング
    方法。
  2. (2)ケース内に収納された磁気ディスクを回転させる
    磁気ディスク回転手段と、 該ケースに形成されたヘッド挿入用開口部と対向する位
    置に配設され、該ケース内部の空気を吸引する空気吸引
    手段と、 前記磁気ディスクに印加すべき高圧交流電圧を発生する
    電圧発生手段と、 この電圧発生手段と前記磁気ディスクとを電気的に接続
    する電気接続手段とからなることを特徴とするフロッピ
    ーディスクのクリーニング装置。
JP7069590A 1990-03-20 1990-03-20 フロッピーディスクのクリーニング方法および装置 Pending JPH03272072A (ja)

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