JPH0327184A - 透湿性防水布帛 - Google Patents

透湿性防水布帛

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JPH0327184A
JPH0327184A JP16236989A JP16236989A JPH0327184A JP H0327184 A JPH0327184 A JP H0327184A JP 16236989 A JP16236989 A JP 16236989A JP 16236989 A JP16236989 A JP 16236989A JP H0327184 A JPH0327184 A JP H0327184A
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JP
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synthetic polymer
moisture
fabric
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JP16236989A
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English (en)
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Tsunekatsu Furuta
古田 常勝
Kenichi Kamemaru
亀丸 賢一
Kazuhiro Komori
一廣 小森
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Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、外衣.スポーツ衣料などの各種衣料用として
用いる透湿性防水布帛に関するものである. 従来の技術 従来から乾式あるいは湿式コーティング加工法により得
られる透湿性防水布帛として、樹脂層が無孔質のものと
、多孔質のものとが知られている。
特に多孔質の樹脂層を有ずる透湿性防水布帛は、乾式あ
るいは湿式コーティング加工の際、樹脂層に水蒸気の発
散が可能な程度の連続した微細孔を無数に形成させるの
で、高透湿性能を有するものとして知られている. 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の透湿性防水布帛は、樹脂層表面に
孔径1〜3μmの細孔′が存在しているので、着用時の
汗や油などの汚染物質や洗濯時の洗剤が吸着して、多孔
質の樹脂層の親水化が起こり、防水性能が著しく低下し
、たとえば家庭洗濯10回における防水性能保持率が6
0%以下となるなどの問題があった. 本発明は上記のような問題を解決するもので、すぐれた
透湿性能を有し、かつ防水性能の低下のないすぐれた洗
濯耐久性を有する透湿性防水布帛を提供することを目的
とするものである.課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明の透湿性防水布帛は
、繊維布帛上にフッ素変性ポリウレタン主体の合成重合
体またはフッ素変性ポリアミノ酸ウレタン主体の合威重
合体の少なくともいずれかからなる多孔質の樹脂層ある
いはフッ素含有合成重合本とポリアミノ酸ウレタンとの
混合物からなる多孔質の樹脂層を形成したものである.
本発明で用いる繊維荀帛としては、ナイロン6やナイロ
ン66で代表されるボリアミド系合成繊維,ポリエチレ
ンテレフタレートで代表されるポリエステル系合成繊維
,ボリアクリ口ニトリル系合成繊維.ポリビニルアルコ
ール系合成繊維、トリアセテートなどの半合成4m維、
あるいはナイロン67木綿,ポリエチレンテレフタレー
ト/木綿などの混合繊維からなる織物,編物,不織布な
どを挙げることができる. 本発明では、上記の繊維布帛に碗水剤処理を施したもの
を用いてもよく、これは樹脂溶液の布帛内部への浸透を
肋ぐための一手段である.用いる攬水剤としては、パラ
フィン系攬水剤やポリシロキサン系椀水剤,フッ素系撓
水刑などの公知のものでよく、その処理は一般に行なわ
れている公知の方法で行なえばよい.特に良好な碗水性
を必要とする場合にはフッ素系碗水剤を使用し、たとえ
ばアサヒガード730(フッ素系碗水剤エマルジョン:
旭硝子■製)を5%の水分散液でバディング(絞り率3
5%)後、160℃で1分間の熱処理を行なう方法など
によって行なえばよい. 本発明において、上記の繊維布帛上には、フッ素変性ポ
リウレタン主体の合成重合体またはフッ素変性ポリアミ
ノ酸ウレタン主体の合成重合体の少なくともいずれかか
らなる多孔質の樹脂層あるいはフッ素含有合成重合体と
ポリアミノ酸ウレタンとの混合物からなる多孔質の樹脂
層を形成している. ここでいうフッ素変性ポリウレタン主体の合成重合体と
は、合成重合体としてフッ素変性ポリウレタンを60〜
100%含むものをいい、その他の合成重合体として、
たとえばポリアクリル酸,ポリ塩化ビニル,ポリスチレ
ン,ポリブタジエン.ボリアミノ酸などや、これの共重
合体などを40%未溝の範囲で含んでいてもよい。
フッ素変性ポリウレタンは、ポリウレタンとフッ素含有
合成重合体とを高分子反応によって共重合させる方法や
、ポリウレタンにあらかじめ官能基を導入しフッ素化合
物と化学反応させる方法などにより得られるものを挙げ
ることができる.フッ素変性ポリウレタンのフッ素含有
率は用いる用途によって適宜選択すればよいが、通T,
10〜・50%が好ましい.ここでポリウレタンとして
は、イソシアネート成分として芳香族ジイソシアネート
,脂肪族ジイソシアネートおよびlIlii環族ジイソ
シアネートの単独またはこれらの混合物を用い、たとえ
ばトリレン2・4−ジイソシアネート,4.4′−ジフ
エニルメタンジイソシアネート.16−ヘキサンジイソ
シアネート,1.4−シクロヘキサンジイソシアネート
などを用い、またボリオール戊分としてはポリエーテル
ボリオール.ポリエステルボリオールを用い、ポリエー
テルボリオールはポリエチレングリコール,ポリ1口ピ
レングリコール.ポリデトラメチレングリコールなどを
用い、ポリエステルボリオールはエチレングリコール,
プロピレングリコールなどのジオールとアジビン酸,セ
バチン酸などの2塩基酸との反応生成物やカプロラクト
ンなどの開環重合物を用いる.またフッ素含有合或重合
体は、ボリフッ化ビニル,ボリフッ化ビニリデン,ポリ
へキサフルオ口プロピレン,ポリトリフルオロエチレン
,ポリテトラフルオロエチレン,ボリフッ化アクリル酸
,ボリフッ化アミノ酸などを用いる.ポリウレタンとフ
ッ素含有合成重合体とを共重合させる方法として、たと
えば、ポリウレタンのイソシアネート基(−NCU)と
フッ素含有合成重合体とを反応させる場合、上記フッ素
含有合成重合体の末端に活性水素を有するような官能基
などを導入すればよく、官能基としては水酸基,アミノ
藁,カルボキシル基などを用いる. フッ素変性ポリアミノ酸ウレタン主体の合成重合体とは
、合成重合体としてフッ素変性ポリアミノ酸ウレタンを
70〜100%含むものをいい、その他の合成重合体と
して、たとえばポリーγ−アルキルグルタメートとブタ
ジエンのブロック共垂合体やポリーγ−アルキルグルタ
メートとロイシンのブロック共重合体などを30%未満
の範囲で含んでいてもよい. フッ素変性ポリアミノ酸ウレタン(以下フッ素変性PA
Uという)は、あらかじめ合成したウレタンプレボリマ
ーとフッ素を含有させた含フッ素アミノ酸N一カルボン
酸く以下N一カルボン酸無水物をNCAという)、たと
えば0−フルオローL−フェニルアラニンーNCA,O
−フルオロし−チロシンーNCA,4−フルオローL−
}リブトファンーNCAとを共重合させる方法や、上記
の方法でポリウレタンにフッ素を導入しポリアミノ酸と
共重合させる方法などによるポリアミノ酸とポリウレタ
ンとの共重合体を挙げることができる.フッ素変性PA
U中のフッ素含有率は、用いる用途によって適宜選択す
ればよいが、通常10〜50%が好ましい.ここでアミ
ノ酸としては、DL−アラニン,L−アスパラギン酸,
l、一シスチン,L−グルタミン酸,グリシン,し−リ
ジン,し−メチオニン.し一ロイシンなとおよびその誘
導体を用い、含フッ素アミノ酸としては、たとえばO−
7ルオローL−フェニアラニン,m−フルオローし−フ
エニルアラニン,P−フルオローLーフエニルアラニン
,ペンタフルオローL−フェニルアラニン,o−トリフ
ルオロメチルーL−フェニルアラニン,m一トリフルオ
ロメチルーL−フエニルアラニン,P−トリフルオロメ
チルーL一フェニルアラニン,O−フルオローL−チロ
シン,m−フルオローし−チロシン,4−フルオローL
一トリブトファン,5−フルオローL−}リブトファン
26−フルオローし一トリプトファンなどおよびその誘
導体を用いる.またポリウレタンとしては上記のものを
用いればよい。ポリアミノ酸の合成は、アミノ酸とホス
ゲンからアミノ酸−NCAを得るLeuchs法, C
urtiuS法, ruchs−Farthina法な
どの方法により行なう.またウレタンプレボリマーと含
フッ素アミノ酸NCAとの反応には、ヒドラジン,エチ
レンジアミン,ジエチルアミン,トリエチルアミン,エ
タノールアミンなどのアミン類を添加する.フッ素変性
PAUの合成時に用いる重合溶媒としては、アミノ酸N
CAの重合溶媒で活性水素を含まないこと、および末端
イソシアネート基を有するウレタンプレボリマーを溶解
することができることの2点を満足する溶媒を選択し、
このような溶媒には、たとえばジオキサン,テトラヒド
口フランなどの環状エーテル,#酸エチル.メチルエチ
ルケトンなどのケトン類,ジメチルホルムアミド.N−
メチルピロリドンなどの極性ゲミド溶媒などを挙げるこ
とができ、これらは単独溶媒として、あるいは混合溶媒
として用いる.これらの溶媒系のうち特に好ましいもの
は、生成する重合体を溶解または均一分散するもので、
たとえばジメチルホルムアミド単独溶媒,ジメチルホル
アミドとジオキサンの混合溶媒,メチルエチルケトンと
ジメチルホルムアミドとの混合溶媒などである。
これらの溶媒は、フッ素変性ポリウレタン樹脂層やフッ
素変性PAUI!l脂層のfM造時の溶液の安定性およ
び塗工性の面でもすぐれている.次に、フッ素含有合成
重合体とPAUとの混合物におけるフッ素含有合成重合
体としては、たとえばボリフヅ化ビニル,ボリフッ化ビ
ニリデンなどのフッ化ビニル系重合体やポリへキサフル
オロプロピレン,ポリトリフルオロエチレン,ポリテト
ラフロオはエチレンなどのフルオロアルキルオレフィン
系重合体やこれらの共重合体、上記のようなフッ素変性
ポリウレタンまたはフッ素変性PAUなどを用い、また
PAUとしてはウレタンプレボリマーとアミノ酸NCA
との反応による共重合体などを用いる. 本発明において、繊維布帛上への多孔質の(自)脂層の
形成方法は、上記のようにして準備したフッ素変性ポリ
ウレタン主体の合成重合体やフッ素変性PAU主体の合
成重合体の単独の溶液や両者の混合溶液もしくはフッ素
含有合成重合体とPAUとの混合溶液を、繊維布帛上に
通常のコーティング方法、たとえばナイフコー夕,コン
マコー夕,リバースコータなどを用いたコーティング法
により塗布した後、湿式凝固させる方法、あるいはフッ
素変性ポリウレタンやフッ素変性PAUをあらかじめ機
械発泡しやすい系,あるいはW/O型エマルジョン系に
改質した溶液を繊維布帛上に塗布し、乾燥する方法など
がある. 本発明では、樹脂層と繊維布帛あるいは樹脂層間の耐エ
リ離性を向上させる目的で、樹脂層あるいは繊維布帛と
の親和性の高い化合物を併用してもよく、この場合その
化合物としてインシアネート化合物を併用するとよい.
イソシアネート化合物としては、2.4−トリレンジイ
ソシアネート,ジフェニルメタンジイソシアネート,イ
ソフオロンジイソシアネート,ヘキサメチレンイソシア
ネートまたはこれらのジイソシアネート類3モルと活性
水素を含有する化合物(たとえばトリメチロールプロパ
ン,グリセリンなど)1モルとの付加反応によって得ら
れるトリイソシアネート類が使用できる.上記のインシ
アネート類は、インシアネート基が遊離した形のもので
あっても、あるいはフェノール,メチルエチルゲトオキ
シムなどを付加させることにより安定させ、その後の熱
処理によりブロックを解離させる形のものであっても、
いずれでも使用でき、作業性や用途などにより適宜使い
分ければよい.イソシアネート化合物を使用する際、そ
の使用量としては、フッ素変性ポリウレタンやフッ素変
性PAUに対して0.1〜10重量%の割合で使用する
ことが望ましい.使用量が0.1%未満であれば布帛に
対する樹脂層の接着力および樹脂層間の接着力が低く、
また10%を超えると風合が硬化する傾向が認められる
.本発明の透湿性防水布帛は、上記の構成によりJIS
L−0844(^−2法)の家庭洗濯30回繰返し後の
防水性能保持率が70%以上という高度の洗濯耐久性を
有するものである. 作用 本発明の透湿性防水布帛は、繊維布帛上にフッ素変性ポ
リウレタン主体の合成重合体またはフッ素変性PAU主
体の合成重合体の少なくともいずれかからなる多孔質の
樹脂層あるいはフッ素含有合或重合体とPAUとの混合
物からなる多孔質の樹脂層を形成したもので、水蒸気の
発散が円滑に行なわれて卓越した透湿性能を有するとと
もに、高度の防水性能を有し、かつその防水性能は家庭
洗濯30回繰返し後の保持率70%以上で洗濯耐久性が
極めてずぐれている.この透湿性防水布帛が高度の肋水
性能とその洗濯耐久性を有することの理由は必ずしも明
らかではないが、一応次のように考えられる. 従来の、繊維布帛上にポリウレタンやPAUからなる多
孔質の樹脂層を形成した透湿性防水布帛は、多孔質の樹
脂層と水との接触角が90゜以上を保持して防水性能を
有しているが、着用時に汗や油などの汚染vIJ質を吸
着したり、洗濯時に洗剤中の界面活性剤を吸着したりず
ることにより親水化され、接触角が小さくなって防水性
能が著しく低下する.これに対し本発明の透湿性防水布
帛は、上記のようにフッ素変性したポリウレタンやPA
Uやフッ素含有合成重合体を主体とする多孔質の繊維層
を形成しているので、攬水.撓油作用が働いて、汚染物
質や界面活性剤などの吸着が抑制されて、水との接触角
が常に90°以上に保たれ、洗濯を繰返してもすぐれた
防水性能が保持される.実施例 以下、本発明の実施例について説明するが、布帛の性能
の測定,評価は次の方法によって行なった. (1)耐水性・・・JIS L−1096 (低水圧法
)により、下記(5)項の洗濯耐久性テスト前,後の試
料の耐水圧を測定する. (2) I水性・JIS L−1096 ( ス7” 
L,一法)(3)透湿度・・・JIS Z−0208(
4)剥離強力・・・JIS K−6328(5)洗濯耐
久性テスト・・・JIS L−0844(A−2法)に
よる洗濯を繰返し30回行なう. なお防水性能保持率は下記式で求めた.実施例1〜3 まずフッ素変性ポリウレタン《以下F−PUという)お
よびフッ素変性PAU (以下F−PAUという)を次
の方法で製造した. (i)  F − P U ポリテトラメチレングリコール(OH価56.9) 1
970gと1−6−へキサメチレンジイソシアネート5
04gを90℃で5時間反応させて末端にインシアネー
ト基を有するウレタンプレボリマー(NGO当量234
0 )を得た.このウレタンプレボリマ−85gと末端
に水酸基を導入したフッ化ビニルボリマ21gをジメチ
ルホルムアミド/ジオキサン《垂量比=7/3〉の混合
溶媒415gに溶解し、かきまぜながら2%ジメチルア
ミン溶液47gを添加し、30℃で5時間反応を行なっ
て、粘度39,OOOc p s ( 25℃)の黄褐
色の流動性の良好なF−PU溶液を得た. (iD  F − P A U 上記のF−PtJ製造の際に得たウレタンプレボリマー
85gと0−フルオローし−フエニルアラニンーNCA
85gとをジメチルホルムアミド/ジオキサン《重量比
=7/3)の混合溶媒666gに溶解し、かきまぜなが
ら2%トリエチルアミン溶液50gを添加し、30℃で
5時間反応を行ない、粘度32,OOQc p s (
 25℃)の黄褐色乳濁状の流動性の良好なF−PAt
J溶液を得た. 上記のF−PUとF−PAtJを用いて、次の方法によ
り透湿性防水布帛を製造した. まず、基布として経糸,緯糸の双方にナイロンマルチフ
ィラメント70デニール/34フィラメントを用いて、
経糸密度120本/インチ,11糸密度90本/インチ
の平織物《タフタ〉を製織し、これに対し通常の方法で
精練および酸性染料による染色を行なった後、フッ素系
撓水剤エマルジョンのアサヒガード710(旭硝子■製
)5%水溶液でパッディング(絞り率35%)し、16
0℃で1分間の熟処理を行なった.次に鏡面ロールを持
つカレンダー加工機を用いて温度160℃,圧力30h
g/dl、速度20m/分の条件でカレンダー加工を行
ない、引続き下記第1表に示す組成C1JLR部)で固
形分濃度20%の実施例1〜3の合或重合体溶液を、ナ
イフオーバーロールコーターを使用して塗布fi100
glrdにて塗布した後、直ち゛に15℃の水溶液中に
40秒間浸漬し樹脂層を凝固させた.続いて50℃の温
水中で10分間洗浄し、乾燥した.次に信越シリコンオ
イルKF−96(ジメチルボリシロキサン:信越化学工
業■製)の4%ミネラルターベン溶液をバッディング(
絞り率40%)し、乾燥後テンターにより170℃でl
分間の仕上げセットを行なって透湿性防水布帛を得た. 第1表 液に代えて、第2表に示す組成(重量部)で固形分濃度
20%の比較例1〜3の合或重合体溶液を用いるほかは
、上記実施例と同様の方法により・透湿性防水布帛を得
た. 比較例 上記実施例における第1表に示す合成重合体溶上記各実
施例および各比較間の透湿性防水布帛について、性能を
測定,評価し、その結果を第3表に示した. 第3表に示す結果から明らかなように、各実施例の透湿
性防水布帛は、比較例のものに比べてはるかにすぐれた
洗濯耐久性のある耐水圧を示し、しかも透湿性や樹脂層
と布帛との耐剥離性についてもすぐれた性能を有してい
た. 実施例4 上記実施r3i111〜3における第1表に示す合成重
合体溶液に代えて、下記組或の合成重合体溶液(固形分
濃度20%)を用いるほかは、上記実施例l〜3と同様
の方法により処理して透湿性防水布帛を得た。
PAU−200  <PAU:三菱化成一li!)・・
・80重量部 カイナー416(ボリフッ化ビニリデン:米国べンウォ
ルト社製)・・・20重量部 クリスボンBL50 (インシアネーl・化合物:大日
本インキ化学工業■製) ・・・1重量部 ジメチルホルムアミド    ・・・15重量部こめ透
湿性防水布帛について性能を測定したところ、耐水圧は
洗濯前300001m+,洗濯後2160m,保持率7
2%という良好な洗濯耐久性を有しており、その他の性
能も透湿度8500 g / rf・24hes ,撓
水性100.剥離強力330g/aIlで、非常にすぐ
れていた. 発明の効果 以上のように本発明の透湿性防水布帛は、繊維布帛上に
フッ素変性ポリウレタン主体の合成主合体またはフッ素
変性PAU主体の合成重合体の少なくともいずれかから
なる多孔質の樹脂層あるいはフッ素含有合成重合体とP
AUとの混合物からなる多孔質の樹脂層を形成したもの
であり、良好な透湿性と防水性能を有し、しかも防水性
能の洗濯耐久性が極めてすぐれており、各種衣料その他
に用いることができ、特にスポーツ衣料用に好適である
. ゛代理人   森  木  義  弘

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維布帛上にフッ素変性ポリウレタン主体の合成重
    合体またはフッ素変性ポリアミノ酸ウレタン主体の合成
    重合体の少なくともいずれかからなる多孔質の樹脂層を
    形成したことを特徴とする透湿性防水布帛。 2、繊維布帛上にフッ素含有合成重合体とポリアミノ酸
    ウレタン樹脂との混合物からなる多孔質の樹脂層を形成
    したことを特徴とする透湿性防水布帛。
JP16236989A 1989-06-23 1989-06-23 透湿性防水布帛 Pending JPH0327184A (ja)

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