JPH03271644A - 塵埃除去装置 - Google Patents

塵埃除去装置

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JPH03271644A
JPH03271644A JP6841890A JP6841890A JPH03271644A JP H03271644 A JPH03271644 A JP H03271644A JP 6841890 A JP6841890 A JP 6841890A JP 6841890 A JP6841890 A JP 6841890A JP H03271644 A JPH03271644 A JP H03271644A
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JP
Japan
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air
dust
shower room
dust removal
load
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Pending
Application number
JP6841890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Taniwaki
谷脇 幸憲
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Techno Ryowa Ltd
Original Assignee
Techno Ryowa Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は荷物の塵埃を除去する塵埃除去装置の改良に関
するものである。
[従来の技術] 従来より、医薬品工場の資材取入口には、衛生上の観点
からGMP基準に基づいて、塵埃除去装置を設置するこ
とが義務付けられることが多い。
この塵埃除去装置は、密閉されたエアシャワー室で、搬
入された荷物の塵埃を除去するよう構成されている。ま
た、通常の工場施設においても加工精度の進歩から無塵
状態を要求される区域が広がっている。従って、この様
な無塵区域への荷物の搬出穴の際にも塵埃除去装置が利
用されており、需要が高まっている。
上記の様な塵埃除去装置の従来例を図面を参照して説明
する。
すなわち、第5図に示すように、塵埃除去空間となるエ
アシャワー室1は、両側に設置された開閉自在の自動ま
たは手動シャッター2によって密閉されている。また、
エアシャワー室1の中央部にはベルトコンベア3によっ
て搬送される荷物9が置かれている。さらに、エアシャ
ワー室1の自動または手動シャッター2が形成されてい
ない向い合う壁面1aの上部及び天井1bには複数のバ
ンカールーバ型の吹出口4が配設されている。
般に、これらの吹出口4はエアシャワー室1内部に吹出
風速25m/s程度の風速を有する気流aを供給するよ
うになっている。また、吹出口4の背面にはメインフィ
ルタ5が設置されている。
一方、エアシャワー室1の壁面1aの下部には吸気口6
が設置されている。この吸気口6の背面にはプレフィル
タ7が設けられている。さらにプレフィルタ7の後方に
はエアシャワー室1内の気流aを吸気口6に吸込むよう
ファン8が配設されている。このファン8は吸込んだ気
流aをメインフィルタ5に供給するようになっている。
以上のような構成を有する従来例によれば、荷物9に付
着した塵埃を取除くよう吹出口4から気流aが噴射され
る。この気流aはファン8の働きにより吸気口6から吸
込まれ、プレフィルタ7及びメインフィルタ5を通過し
て濾過される。この様にして清浄化された気流aは再度
吹出口4から吹出され、循環して利用される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記のような塵埃除去装置においては次のよ
うな課題が指摘されていた。
即ち、上記従来例における吹出風速25m/s程度の風
速を有する気流aでは、荷物9に付着した塵埃を取除く
のに十分な風力を確保することが困難だった。そこで、
高い塵埃除去性能を獲得するためには吹出口4の設置数
または消費出力を増大させる必要があり、その結果、設
備コストが高騰して経済的な負担が大きくなった。
ところで、−船釣に荷物9には合成繊維や合成樹脂を使
用する部分が多い。その結果、荷物9の帯電性が高い。
また、近年、医薬品工場などに搬入される荷物9には電
子装置や精密機械が増える傾向にある。
以上のような状況から荷物9に対する静電気対策が強く
望まれている。即ち、この様な静電気は、荷物9の吸塵
率を上昇させて塵埃を取れに<<シ、同時に電子装置な
どの器材の故障原因ともなり得た。しかし、現段階では
荷物9に対する除電は行われておらず、問題となってい
た。
以上のように、従来技術においては塵埃除去性能が低く
、また荷物の静電気が除去されないという課題が存在し
た。
本発明は、上記のような従来技術の持つ課題に鑑み提案
されたものであり、簡単な構成によって優れた塵埃除去
性能を発揮でき、且つ荷物に帯電した静電気の除電を行
う塵埃除去装置を提供することを目的とするものである
[課題を解決するための手段] 以上のような課題を解決するために、請求項1の塵埃除
去装置は、エアシャワー室内に荷物へ圧縮エアを吹付け
るエアノズルを配設したことを特徴とする。
また、請求項2の塵埃除去装置はエアシャワー室に荷物
に接触するダスターを取付けたことを特徴とするもので
ある。
さらに、請求項3の塵埃除去装置はエアシャワー室に荷
物に接触する導電性部材を備えたことを構成上の特徴と
する。
[作用] 以上のような構成を有する本発明は、エアノズルから噴
射される圧縮エアまたはダスターか、荷物の塵埃を取除
く。と同時に、気流の吹出口から噴射される気流が取除
かれた塵埃を吸気口まで運ぶので、優れた塵埃除去性能
を確保できる。しかも、エアノズルまたはダスターを任
意に配設することにより、吹出口からの気流が当たりに
くい部分に対しても局所的に塵埃を取除くことが可能で
ある。
さらに、エアシャワー室に導電性部材が設けられる場合
、この導電性部材が荷物に接触して荷物の静電気を取除
くことができる。従って、荷物の吸塵率が低下し、塵埃
が荷物に付着しにくくなる。
さらに、荷物に収納された器材の性能低下を防止でき、
かつ作業の安全性が向上する。
[実施例] 以上説明したような本発明の塵埃除去装置の一実施例を
図面を参照して具体的に説明する。なお、従来技術と同
一の部材に関しては同符号を付し、説明は省略する。
■ 第1実施例 第1実施例は本発明の請求の範囲第1項に対応する。即
ち、第1図に示すように、エアシャワー室1の向い合う
壁面1a及び天井1bには、支軸・10が固定されてい
る。第2図に示すように支軸10の先端には回動自在な
ノズル支持部11が設置されており、このノズル支持部
11には複数のエアノズル12が形成されている。これ
らのエアノズル12は荷物9に対して圧縮エアpを噴射
するようになっている。また、エアノズル12に圧縮エ
アpを供給する配管(図示せず)は工場施設に設置され
た既存のものから分岐して設けられている。(勿論、専
用のニアコンプレッサを設けることも有効である。) 以上のような構成を有する本実施例の作用は次の通りで
ある。
即ち、ノズル支持部11と共に回転するエアノズル12
から圧縮エアpが噴射される。従って、圧縮エアpはま
んべんなく荷物9に当たり、荷物9の塵埃を取除く。そ
して、吹出口4から噴射される気流aが塵埃をエアシャ
ワー室1の下方に運び、吸気口6に吸込まれる。この時
、気流aに含まれた塵埃はプレフィルタ7及びメインフ
ィルタ5により取除かれ、清浄化された気流aが再び吹
出口4から吹出される。以上のように本実施例によれば
、エアシャワー室1にエアノズル12を配設して、優れ
た除塵性能を発揮できる。しかも、本実施例はエアノズ
ル12に圧縮エアpを供給する配管として既存のものを
利用しているため、設備コストを抑えることが可能であ
る。
■ 第2実施例 第2実施例は本発明の請求の範囲第2項に対応するもの
である。即ち、第3図に示すように吹出口4の周囲にダ
スターとしてハタキ13を設置する。このハタキ13は
荷物9の表面に接触する長さに設定されており、吹出口
4からの気流aによってなびくようになっている。
以上のような構成を有する第2本実施例によれば、吹出
口4からの気流aによりハタキ13がなびき、荷物9の
表面に付着した塵埃を落とすことができる。従って、前
述の第1実施例と同様、高い塵埃除去性能を確保するこ
とができる。しかも、本実施例は殆ど設備コストアップ
にならず、極めて経済的である。
■ 第3実施例 第3実施例は本発明の請求の範囲第3項に対応しており
、前記第2実施例におけるハタキ13が第4図に示すよ
うな導電性繊維14から形成されている。
この様な構成を有する第3実施例の作用は次の通りであ
る。
即ち、導電性繊維14が荷物9の表面を撫でると、導電
性繊維14に荷物9と逆の電荷が誘電される。その為、
強い電界が発生し、コロナ放電が行われる。つまり導電
性繊維14の周囲の空気が電離してイオン化される。そ
して、導電性繊維14の極性イオン移動によって、荷物
9の電荷が結合(中和)され、静電気が取除かれる。
以上のような第3実施例によれば、荷物9から静電気が
取除かれているため、塵埃が付着しにくい。従って、吹
出口4の風力が多少弱くとも、十分な除塵性を確保でき
る。さらに、荷物9内に電子器材などが収納されている
場合でも、静電気による器材への悪影響を防止できるた
め、装置の信頼性が向上する。しかも、作業中、静電気
のショックがないため、安全性が向上する。
なお、本発明の塵埃除去装置は、以上のような実施例に
限定されるものではなく、例えば、第1実施例と第3実
施例を組合わせることにより、除電作用による吸塵率の
低下と圧縮エアによる除塵作用が相乗効果を発揮し、極
めて高い除塵性能を獲得することができる。さらに、第
1実施例におけるエアノズルは所望の箇所に集中的に圧
縮エアを噴射できるよう既成のノズルガンなどを利用し
ても良い。また、各実施例における部材の形状、寸法、
設置箇所及び設置数は適宜変更可能であり、例えば、導
電性繊維の形状は単にテープ状であったり、紐状であっ
ても同様の作用効果を得ることができる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、エアシャワー室に
圧縮エアを噴射するエアノズルまたはダスターを組合わ
せるという簡単な構成によって、効率良く荷物の塵埃を
取除くことができ、優れた塵埃除去性能を確保できる塵
埃除去装置を提供することができる。
さらに、エアシャワー室に導電性部材を設けた本発明に
よれば、導電性部材の導電性及びコロナ放電が荷物の静
電気を取除き、荷物の吸塵率を低下させ、且つ装置の信
頼性及び安全性を向上させる優れた塵埃除去装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す側面図、第2図は第
1実施例の要部側面図、第3図は本発明の第2実施例を
示す側面図、第4図は本発明の第3実施例の要部側面図
、第5図は従来例の側面図である。 1・・・エアシャワー室、2・・・自動または手動シャ
ッター、3・・・ベルトコンベア、4・・・吹出口、5
・・・メインフィルタ、6・・・吸気口、7・・・プレ
フィルタ、8・・・ファン、9・・・荷物、10・・・
支軸、11・・・ノズル支持部、12・・・エアノズル
、13・・・ハタキ、14・・・導電性繊維。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密閉され、気流の吹出口及び吸気口が配設された
    エアシャワー室で、このエアシャワー室内に置かれた荷
    物の塵埃を除去する塵埃除去装置において、 前記荷物に圧縮エアを吹付けるエアノズルを備えたこと
    を特徴とする塵埃除去装置。
  2. (2)密閉され、気流の吹出口及び吸気口が配設された
    エアシャワー室で、このエアシャワー室内に置かれた荷
    物の塵埃を除去する塵埃除去装置において、 荷物に接触するダスターを備えたことを特徴とする塵埃
    除去装置。
  3. (3)密閉され、気流の吹出口及び吸気口が配設された
    エアシャワー室で、このエアシャワー室内に置かれた荷
    物の塵埃を除去する塵埃除去装置において、 荷物に接触する導電性部材を備えたことを特徴とする塵
    埃除去装置。
JP6841890A 1990-03-20 1990-03-20 塵埃除去装置 Pending JPH03271644A (ja)

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