JPH03270850A - 複合加工工作機械及び該工作機械の制御方法 - Google Patents

複合加工工作機械及び該工作機械の制御方法

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JPH03270850A
JPH03270850A JP6633590A JP6633590A JPH03270850A JP H03270850 A JPH03270850 A JP H03270850A JP 6633590 A JP6633590 A JP 6633590A JP 6633590 A JP6633590 A JP 6633590A JP H03270850 A JPH03270850 A JP H03270850A
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JP
Japan
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machining program
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tool path
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Application number
JP6633590A
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English (en)
Inventor
Kunio Hatta
八田 邦夫
Hiroshi Usui
臼井 浩詞
Masaru Kato
勝 加藤
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Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、加工時において相対向するワーク主軸を有す
る複合加工工作機械及び該工作機械の制御方法に関する
(b)、従来の技術 最近、加工時において相対向する第1及び第2の2個の
ワーク主軸を有し、それ等第1及び第2のワーク主軸に
ワークをそれぞれ保持させて。
第1工程及び第2工程の加工を行なう複合加工工作機械
の提案が、特開昭63−272402等に提案されてい
る。
こうした工作機械における加工プログラムを作成する場
合、各ワーク主軸で行なう第1工程及び第2工程の加工
について全く独立した形で2個のプログラムを作成し、
また、作成されたプログラムをチェックする場合、第1
工程及び第2工程の2個のプログラムについて全く独立
した形でチェックしていた。
(C)0発明が解決すべき問題点 しかし、これでは加工プログラムの作成が極めて煩雑で
あるばかりか、1個のワークに関する2個のプログラム
を一度にチェックすることが出来ないので、第1工程の
プログラムと第2工程のプログラムの整合性、即ち加工
部分のつながり、加工重複などをチェックすることが出
来ないという不都合が有った。
本発明は、前述の欠点を解消す人く、第1工程と第2工
程等の両ワーク主軸で行なう加工の整合性を好適にチェ
ックすることが出来る複合加工工作機械及び該工作機械
の制御方法を提供することを目的とするものである。
(d)0問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、互いに対向した形で相対的に接近離反
自在に設けられた第1の主軸台(3)及び第2の主軸台
(5)を有し、それ等第1及び第2の主軸台に対応した
形で第1の刃物台(7)及び第2の刃物台(9)を前記
主軸台に対して相対的に移動駆動自在に設けた複合加工
工作機械(1)において、単一のワーク(6)の加工に
関する前記第1及び第2の主軸台(3,5)についての
加工プログラム(PR○□、PRO2)を格納した加工
プログラム格納手段(GPR,19)を有し、前記ワー
ク(6)に関するシフト量決定情報(WL、PL)を格
納したシフト量決定情報格納手段(GPR,19)を設
け、前記加工プログラム(PRO)の制御対象となる主
軸台を示す制御対象主軸台定義指令(SDP)を格納し
た制御対象主軸台定義指令格納手段(GPR,19)を
設け、前記加工プログラム(PRO)の内容を解析して
、当該加工プログラムの工具経路(TP)を求める工具
経路演算手段(22,23,31)を設け、前記制御対
象主軸台定義指令格納手段に格納された制御対象主軸台
定義指令(SDP)に基づいて、前記工具経路演算手段
により解析される加工プログラム(PRO)の制御対象
となる主軸台(3,5)を判定する制御対象主軸台判定
手段(20)を設け、前記シフト量決定情報格納手段に
格納されたシフト量決定情報(WL、PL)に基づいて
、製品長相当距離(PL’)だけ離れた第1の表示基準
点(BPよ)と第2の表示基準点(B P 2 )を設
定する表示基準点設定手段(32)を設け、前記制御対
象主軸台判定手段により判定された主軸台が第1の主軸
台(3)の場合には前記表示基準点設定手段により設定
された第1の表示基準点(BP□)を選択し、前記制御
対象主軸台判定手段により判定された主軸台が第2の主
軸台(5)の場合には前記表示基準点設定手段により設
定された第2の表示基準点(B P2)を選択し、前記
工具経路演算手段により求められた工具経路(TP)を
前記選択された表示基準点(BP)に対応するように修
正する工具経路修正手段(32)を設け、該工具経路修
正手段により修正された工具経路(TP)を表示する表
示手段(26)を設けて構成される。
また、本発明は、互いに対向した形で相対的に接近離反
自在に設けられた第1の主軸台(3)及び第2の主軸台
(5)を有し、それ等第1及び第2の主軸台に対応した
形で第1の刃物台(7)及び第2の刃物台(9)を前記
主軸台に対して相対的に移動駆動自在に設けた複合加工
工作機械(1)において、単一のワーク(6)の加工に
関する前記第1及び第2の主軸台(3,5)についての
加工プログラム(PRol、PRO2)を加工プログラ
ム格納手段(GPR119)に格納しておき、前記ワー
ク(6)に関するシフト量決定情報(WL、PL)をシ
フト量決定情報格納手段(GPR,19)に格納してお
き、前記加工プログラム(PRO)の制御対象となる主
軸台を示す制御対象主軸台定義指令(SDP)を制御対
象主軸台定義指令格納手段(GPR119)に格納して
おき、前記ワークの加工に先立って加工プログラム(P
RO)をチェックするに際して、前記シフト量決定情報
格納手段からシフト量決定情報(WL、PL)を読み出
し、該シフト量決定情報(WL、PL)に基づいて製品
長相当距離(PL′)だけ離れた第1の表示基準点(B
Pl)と第2の表示基準点(BP2)を設定し、前記加
工プログラム格納手段から前記加工プログラム(PRO
)を加工順序に従って読み出し、該読み出された加工プ
ログラム(PRO)の内容を解析して、当該加工プログ
ラムの工具経路(TP)を求め、前記制御対象主軸台定
義指令格納手段から制御対象主軸台定義指令(SDP)
を読み出し、該制御対象主軸台定義指令(SDP)に基
づいて前記読み出された加工プログラム(PRO)の制
御対象となる主軸台(3,5)を判定し、該判定された
主軸台が第工の主軸台(3)である場合には前記設定さ
れた第1の表示基準点(Bpx)を選択し。
前記判定された主軸台が第2の主軸台(5)である場合
には前記設定された第2の表示基準点(Bp z )を
選択し、前記求められた工具経路(TP)を、表示手段
(26)に前記選択された表示基準点(BP)を基準に
して実際のワーク(6)の全体形状に即した形で表示す
るようにして構成される。
なお、括弧内の番号などは1図面における対応する要素
を示す、便宜的なものであり、従って。
本記述は図面上の記載に限定されるものでは無い。
以下の、  r(e)、作用」の欄についても同様であ
る。
第4図は包括側ニブログラムの一例を示す図、第5図は
工具経路の表示態様の一例を示す図、第6図は工具経路
の表示態様の別の例を示す図である。
(e)1作用 上記した構成により、本発明は、第1及び第2の主軸台
(3,5)に関する工具経路(TP)が同時に1つの表
示手段(26)に表示されるように作用する。
(f)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明による複合加工工作機械の1実施例を示
す制御ブロック図、 第2図は本発明による複合加工工作機械の1実施例を示
す正面図、 第3図は包括側ニブログラムの概略構造を示す模式図、 複合加工工作機械工は、第2図に示すように。
機体2を有しており、機体2の両側には、第1主軸台3
及び第2主軸台5が2軸方向である矢印A、B方向に互
いに対向した形でそれぞれ移動駆動自在に設けられてい
る。各主軸台3及び5にはワーク主#13a、5aがそ
の細心を一致させた形で回転駆動自在に支持されており
、ワーク主軸3a、5aには主軸軸心方向に貫通孔3c
、5Cが貫通穿設され、更にワーク主軸3a、5aの先
端にはチャック3b、5bが装着されている6チヤツク
3bには棒状のワーク6が把持されており、更に第1主
軸台3及び第2主軸台5の紙面の奥方には、キャリッジ
8.8が矢印A、B方向に移動駆動自在に支持されてい
る。各キャリッジ8には第1刃物台7及び第2刃物台9
が、X軸方向である紙面と垂直な方向にそれぞれ移動駆
動自在に設けられている。各第1刃物台7、第2刃物台
9には多角形の筒状に形成されたタレット7a、9aが
装着されており、それら各タレット7a、9aは互いに
側面7b、9bが向い合った配置、即ち背面的な配置で
装着されている。各タレット7a、9aには、バイトな
どの旋削工具10やミーリング等の回転工具10が工具
交換自在に装着されている。
また、機体2の第2図上方には数値制御装置11が設け
られており、数値制御装置11は、第1図に示すように
、主制御部12を有している。
主制御部12にはバス線13を介して入力制御部15、
表示制御部16、シミュレーション制御部31、同時表
示制御部32、システムプログラムメモリ30、第1座
標系制御部17.第2座標系制御部18、加工プログラ
ムメモリ19、プロセス解析制御部20、工程判定制御
部21、第1シーケンス解析制御部22、第2シーケン
ス解析制御部23、第1主軸台3側の制御軸を制御する
第1軸制御部24、第2主軸台側の制御軸を制御する第
2軸制御部25が接続している。入力制御部上5にはキ
ーボード等の入力部27が接続しており、表示制御部1
6にはデイスプレィなどの表示部26が接続している。
また、第1軸制御部24及び第2軸制御部25には各制
御軸を駆動する駆動モータ29が複数個接続されている
複合加工工作機械工は、以上のような構成を有するので
、ワーク6の加工は、加工プログラムメモリ19から当
該ワーク6に対応する包括側ニブログラムGPRを読み
出し、該包括側ニブログラムGPHに基づいて所定の加
工を行なう。例えば、ワーク6は、第2図に示すように
、第2工程側部位6bを第1主軸台3のチャック3bに
把持された状態で、第1工程側部位6aについて第1工
程の加工が行われ、その後、第1主軸台3から第2主軸
台5に受は渡され、第1工程側部位6aを第2主軸台5
のチャック5bに把持された状態で、第2工程側部位6
bについて第2工程の加工が行なわれる。なお、対向す
る2個の主軸台を有する複合加工工作機械における各種
ワークの加工方法は、特開昭63−272405.特開
昭63−272404等において公知なのでここではそ
の詳細な説明は省略する。
ワーク6の加工に先立って、オペレータ又はプログラマ
(以下、単にオペレータという)は、必要に応じて、加
工に使用される包括加工プログラムGPR中の加工プロ
グラムPROの工具経路TPが正しく設定されているか
否かを、当該加工プログラムPROを表示部26上でシ
ミュレーションすることにより表示させ、チェックする
。工具経路TPのシミュレーションは、加工プログラム
メモリ19からチェックすべき包括側ニブログラムGP
Rを読み出し、第1主軸台3に関する加工プログラムを
解析する第1シーケンス解析制御部22と第2主軸台5
に関する加工プログラムを解析する第2シーケンス解析
制御部23を同時に起動して、各シーケンス解析制御部
22.23及びシミュレーション制御部31を介して、
包括加工プログラムGPR中の加工プログラムPROに
基づいて、工具経路TPを表示部26上の所定位置を基
準とする表示座標系上に展開する形で演算して求め、表
示部26上に求められた工具経路TPを描画してゆくこ
とにより行う、この際、包括加工プログラムGPR中に
は、後述のように、第1主軸台3又は第2主軸台5に関
する複数の加工プログラムPROが格納されているので
、各加工プログラムPROの工具経路TPを表示部26
上に表示する際には、包括側ニブログラムGPHに格納
された順序で各加工プログラムPROの工具経路TPを
重ねる形で表示して行くと共に、同時表示制御部32を
介して、2つの主軸台に関して。
それぞれの工具経路TPを相対的にシフトする形で、即
ち、各工具経路TPが展開される表示座標系を相対的に
シフトする形で表示する。
即ち、包括側ニブログラムGPRは、第3図に示すよう
に、工程分割プロセスFDP、加工プログラムPR○、
ワーク移動プロセスWTPを所定の単位とする(ワーク
移動プロセスWTPは、主軸台間のワーク移動が無い場
合には、無い。)プログラム単位PUTが、1個以上連
続した形で格納されており、各プログラム単位PUTに
おける工程分割プロセスFDPによって、当該プロセス
以降に指令されている加工プログラムPR○の内容がど
の主軸台に関するものかが定義されている。
例えば、第4図に示す包括側ニブログラムGPRの場合
には、最初の工程分割プロセスPDP1において、制御
対象主軸台定義指令SDPとしてrHeadJ桁にrl
Jが格納されて、以後の加工プログラムPR○1が第1
主軸台3に関する加工プログラムであることが定義され
ている。更に、次の工程分割プロセスFDP、において
、制御対象主軸台定義指令SDPとしてrHeadJ桁
に「2」が格納されて、以後の加工プログラムPRO,
が第2主軸台5に関する加工プログラムであることが定
義されている。
そして、包括側ニブログラムGPHの加工プログラムP
ROをシミュレーションする際には。
工程判定制御部21が、包括加工プログラムGPR中の
処理すべきプログラムが工程分割プロセスFDPに属す
るものであるか、又は加工プログラムPR○に属するも
のであるか、更にはワーク移動プロセスWTPに属する
ものであるかを判定して、工程分割プロセスFDPに属
するものである場合には、プロセス解析制御部20を介
して、制御対象主軸台の判定を行う。また、加工プログ
ラムPR○に属するものである場合には、シーケンス解
析制御部22.23、シミュレーション制御部3工、同
時表示制御部32を介して、当該加工プログラムPR○
を表示部26上でシミュレーションする。
まず、プロセス解析制御部20は、包括側ニブログラム
GPHの工程分割プロセスPDP1から制御対象主軸台
定義指令5DPrlJを読み出すと、加工プログラムP
RO,は第1主軸台3における加工指令と判断する。そ
して、第1シーケンス解析制御部22は、加工プログラ
ムPR01の内容を解析し、シミュレーション制御部3
1は、解析された加工プログラムPRO工の第1刃物台
7及び第1主軸台3に関する動作指令に基づいて、第5
図に示す表示部26の画面上の所定位置に設定された第
1表示基準点BP1を基準とする表示座標系上に展開す
る形で、即ち、加工プログラムPR○1中の加工基準点
が表示部26に表示された際に第1表示基準点BP□に
一致するように当該加工プログラムPR○、の工具経路
TP、を演算して求める。そして、同時表示制御部32
は、加工プログラムPRO1の制御対象が第1主軸台3
であると判定されると、後述の制御対象が第2主軸台5
であると判定された場合のようなシミュレーション制御
部3工により求められた工具経路TP工の修正は行わず
、工具経路TP1が展開される表示座標系の基準を第1
表示基準点BP1のままにする。そして1表示制御部1
6は、第5図に示すように、シミュレーション制御部3
1により第1表示基準点BPiが基準となるように求め
られた工具経路TP、を、そのまま表示部26に表示す
る。そして、オペレータは、表示部26に表示された工
具経路TP工をチェックし、必要な場合には入力部27
を介して加工プログラムPR○□を修正する。
次に、プロセス解析制御部20は、第4図の包括加工プ
ログラムGPHの次の工程分割プロセスPDP2から制
御対象主軸台定義指令5DPr2Jを読み出すと、加工
プログラムPR02は第2主軸台5における加工指令と
判断する。そして、第2シーケンス解析制御部23は、
加工プログラムPR○2の内容を解析し、シミュレーシ
ョン制御部31は、解析された加工プログラムPR○2
の第2刃物台9及び第2主軸台5に関する動作指令に基
づいて、前述の第1表示基準点BP工を基準とする表示
座標系上に展開する形で当該加工プログラムPR02の
工具経路TP2を演算して求める。
また、同時表示制御部32は、加工プログラムPRO,
の制御対象が第2主軸台5であると判定されると、包括
加工プログラムGP’R中に格納された製品長さPL(
製品長さPLは、包括加工プロダラムGPR中に格納さ
れた素材長さWLに基づいて、加工における切込量等を
考慮して演算して求めるようにしてもよい)に基づいて
、表示部26の画面上において当該製品長さPLに相当
する製品長相当距離PL’を、表示部26上での工具経
路TPの表示倍率に対応するように演算して求め、更に
、第5図に示すように表示部26の画面上の前述の第1
表示基準点BP1に対して当該水められた製品長相当路
@PL’だけ離れた位置に第2表示基準点BP、を設定
する。そして、同時表示制御部32は、シミュレーショ
ン制御部31により求められた加工プログラムPRO□
の工具経路TP、を、当該工具経路TP、が前記第2表
示基準点BP、を基準にして表示部26に表示されるよ
うに、即ち、工具経路TP、が展開される表示座標系の
基準を第1表示基準点BP1から第2表示基準点BP2
に変更するように演算して修正する。そして1表示制御
部16は、第5図に示すように、同時表示制御部32に
より第2表示基準点BP2が基準となるように修正され
た工具経路TP2を、前述のように既に表示されている
加工プログラムPRO工の工具経路TP工に重ねて、表
示部26に表示してゆく。そして、オペレータは、表示
部26に表示された工具経路TP2をチェックし、必要
な場合には入力部27を介して力aニブログラムPR○
2を修正する。
この際、第1主軸台3に関する第1工程の加工プログラ
ムPR○、の工具経路TP1と、第2主軸台5に関する
第2工程の加工プログラムPRO2の工具経路TP、と
か、同時に表示部26に表示されるので、第1工程によ
る加工部位6aと第2工程による加工部位6bとが連結
する箇所6cにおいて寸法等が一致しているか、第1工
程と第2工程において加工が重複している部分がないか
などの、第1主軸台3に関する第1工程の加工プログラ
ムPRO工と第2主軸台5に関する第2工程の加工プロ
グラムPR○2との整合性のチェックを、2つの加工プ
ログラムPRO□、PRO,の各工具経路TP□、TP
、を比較しながら適正に行うことが出来る(従来、表示
部26に工具経路TPを表示する際には1画面を切り換
える形で両生軸台に関して交互に表示することしか出来
なかったので、両生軸台に関する工具経路を同時に比較
することは出来なかった)6更に、第1主軸台3に関す
る第1工程の加工プログラムPR○□の工具経路TP1
と第2主軸台5に関する第2工程の加工プログラムPR
02の工具経路TP2とは、製品長相当距離PL’だけ
離れた別々の表示基準点BP□、BP、を基準にして展
開されるので、各工具経路TP工、TP、は、ワーク(
製品)6を中心にして、実際のワーク(製品)6の全体
形状に即した形で表示部26に表示される。従って、第
1工程による加工部位6aと第2工程による加工部位6
bとが最終的に連結する箇所6cが、画面上で連結する
形で表示されるので、オペレータは、第1主軸台3に関
する第工工程の加工プログラムPRO□と第2主軸台5
に関する第2工程の加工プログラムPRO2との整合性
のチェックを容易に行うことが出来る。即ち、表示部2
6における通常のシミュレーションは、第6図に示すよ
うに、単一の表示基準点BP、を基準に工具経路TPを
展開するため、単に、加工プログラムPRO□の工具経
路TP工と加工プログラムPRO,の工具経路TP2と
を同時に表示部26に表示するだけでは、ワーク6が2
分割される形となり、第1工程による加工部位6aと第
2工程による加工部位6bとが連結する箇所6cは、表
示部26の画面上では図中左右両端に分かれて表示され
てしまう。
しかし、加工プログラムPR○1と加工プログラムPR
O,に関して別々の表示基準点BP1、BP2を設定し
、更に、2個の表示基準点BP1、BP2を製品長相当
距離PL’だけ離すことによって、上述のように、加工
プログラムPR○□と加工プログラムPRO,間の整合
性のチェックを容易に行うことが出来、プログラムの編
集等を容易に行うことが出来る。
こうして、オペレータは、シミュレーション制御部31
、同時表示制御部32による包括加工プログラムGPR
中の各加工プログラムPR○の表示部26上でのシミュ
レーションを見ながら。
各加工プログラムPR○をチェックしてゆくが、各加工
プログラムPR○のシミュレーションは、加工プログラ
ムPR○が包括加工プログラムGPRに格納された順序
、即ち加工順序で行われるので、前述のように複数の工
程の工具経路TPが同時に表示されることと相俟って、
オペレータは、工程の割り振りを容易にチェックするこ
とが出来る。
尚、上述の実施例においては、第2主軸台5に関する工
具経路TP2の表示基準点BPのみを第1表示基準点B
P、から第2表示基準点BP2ヘシフトする場合につい
て述べたが、第1主軸台3に関する工具経路TP1の表
示基準点BPと第2主軸台5に関する工具経路TP□の
表示基準点BPとが製品長相当面IPL’だけ離れてい
ればよいので、第1主軸台3に関する工具経路TP、の
表示基準点BPをシフトするようにしてもよく、また、
各主軸台3.5に関する工具経路TP□、TP2のそれ
ぞれの表示基準点BPをシフトするようにしてもよい。
こうして、包括加工プログラムGPR中の各加工プログ
ラムPR○についてのシミュレーションが終了して、工
具経路TPの修正も完了すると、オペレータからの指令
に基づいて、主制御部12は、チェックされた包括加工
プログラムGPRを実行して、ワーク6の加工を行う。
包括加工プログラムGPRの実行に際しては、工程判定
制御部21が常に現在実行中のプログラムが工程分割プ
ロセスFDPに属するものであるか、または加工プログ
ラムPROに属するものであるか、更にはワーク移動プ
ロセスにWTPに属するものであるかを判定して、現在
実行中のプログラムが工程分割プロセスFDPに属する
ものである場合には、プロセス解析制御部20を介して
制御対象主軸台を判定して所定の処理を行なう。
また、1!1在実行中のプログラムが加工プログラムP
R○に属するものである場合には、座標系制御部17.
18、シーケンス解析制御部22.23を介して加工プ
ログラムを解析し、第1軸制御部24、第2軸制御部2
5を介して各駆動モータ29を駆動制御し、所定の加工
をワーク6に対して行なう、更に、現在実行中のプログ
ラムがワーク移動プロセスWTPに属するものであると
判定された場合には、工程判定制御部21はプロセス解
析制御部20に対して、ワーク移動プロセスWTPに指
令された内容を解析して、該プロセスWTPで指定され
たワーク受は渡し動作を実行させるようにする。
まず、第4図における工程分割プロセスFDP□におい
て、プロセス解析制御部20は、rHead」桁に格納
された制御対象主軸台定義指令5DPr1」により、以
後の加工プログラムPR○は第1主軸台3を制御対象と
するものと判定し、「パターン」桁に格納された制御対
象主軸台定義指令APDr独立」により、動作パターン
は独立パターン、即ち、制御対象主軸台及び該主軸台に
対応した刃物台が、他の主軸台とは無関係に動作するパ
ターンであると判定する(当該制御対象主軸台以外の主
軸台の動作は不定である)。尚、工程分割プロセスFD
Pにより指定された制御対象主軸台と動作パターンは、
再度工程分割プロセスFDPが指令され、新たな制御対
象主軸台と動作パターンが定義されるまでは、当該工程
分割プロセスFDPにより指定された制御対象主軸台と
動作パターンが有効となり、その定義された状態が以後
の加工プログラムPR○において保持される。従って、
加工プログラムPRO1は第1主軸台3における加工指
令と判断され、プロセス解析制御部20は、各種の指令
を軸制御部24.25に対して出力し、次に実行される
プログラム単位PUT工の加工プログラムPRO工の実
行が円滑に行えるようにする。
そして、加工プログラムPR○□においては、第1シー
ケンス解析制御部22、第1座標系制御部17が加工プ
ログラムPR○□を、第1主軸台3側の制御座標系を基
準に展開し、これにより。
ワーク6は第1主軸台3のチャック3bに把持された形
で第1主軸台3側の第1刃物台7により所定の加工が行
なわれる。
こうして、加工プログラムPRO工によりワーク6の第
1工程側部位6aに対して所定の加工が行なわれ、第1
工程の加工が終了したところで、包括加工プログラムG
PRは次のワーク移動プロセスWTP工に入り、第1主
軸台3に把持された第1工程加工済みのワーク6を第2
主軸台のチャック5bに受は渡す作業を行なう。
即ち、ワーク移動プロセスWTP□の「モード」桁に格
納された受渡種別指令T CrcHKJによって、ワー
ク6を単純にチャック3b、5b間で受は渡すチャック
ワーク受渡が指令されると、プロセス解析制御部20は
、 rHeadJ桁に格納されたワーク受渡態様指令T
Mを参照し、ワーク6の受渡がどちらの主軸台側から行
なわれるかを判定する。第4図に示す場合は、指令TM
は「1→2」となっているので、ワーク6は彫工主軸台
3から第2主軸台5へ受は渡されるものと判定し、第1
主軸台3を制御上のメイン主軸台として扱い、第2主軸
台をサブ主軸台として扱う(尚、指令TMが「2→l」
の場合には、ワークは第2主軸台5から第1主軸台3へ
受は渡され、第2主軸台5が制御上のメイン主軸台とし
て扱われ、第1主軸台3がサブ主軸台として扱われる)
そして、プロセス解析制御部20は、システムプログラ
ムメモリ30からワーク受渡プログラムWTPRを読み
出し、該ワーク受渡プログラムWTPRに基づいて、第
1軸制御部24及び第2軸制御部25を介して駆動モー
タ29を駆動し、第1刃物台7及び第2刃物台9をX軸
原点位置にまで退避させる動作を行なう6次に、「主軸
」桁に格納された、受渡に際しての各主軸の動作モード
を規定するモード規定指令MCを参照し、該指令MCが
「4」のワーク主軸を所定のC軸位置に位置決めするC
軸位置決めモードの場合には、ミルモードの内、所定C
軸角度位置にドリル加工などを施す際に用いられるミル
点加工モードをメイン及びサブ主軸台(第1及び第2主
軸台3.5)について設定する指令並びに、チャックワ
ーク受渡モードの開始及びサブ主軸台側のチャック(5
b)のアンクランプの指令を出力する。
次に、ワーク6の受は渡しを行なう所定のC軸角度位置
に、メイン主軸台(第1主軸台3)とサブ主軸台(第2
主軸台5)のワーク主軸3a。
5aの位置決めを行なう。こうして、各ワーク主軸3a
、5aが回転され、C@位置決めされたところで、プロ
セス解析制御部20は、受渡に際してワークを各チャッ
クに押し付けてチャックによる把持動作を確実化するか
否かを指令する押し付は定義指令pcを参照して、該定
義指令pcがrlJのワーク受は渡しに際して押し付は
動作を行わない場合には、メイン主軸台(第1主軸台3
)をZ軸方向に所定距離だけ移動させると共に、サブ主
軸台側でも、サブ主軸台(第2主軸台5)を2軸方向に
所定距離だけ移動させ、両生軸台3゜5をZ軸方向の所
定の受渡位置に位置決めする。
尚、「段取り」桁に格納されたパラメータ登録番号指令
PBによって、ワークの受渡に際しての受渡位置やオフ
セット量などのパラメータが指定される。この時点で、
メイン主軸台(第1主軸台3)側のワーク6は、第2図
に示す、加工済の第1工程側部位6aがサブ主軸台(第
2主軸台5)のチャック(5b)内に嵌入する。ワーク
6がサブ主軸台(第2主軸台5)に嵌入したところで、
メイン主軸台(第1主軸台3)のチャック(3b)を開
放し、サブ主軸台(第2主軸台5)のチャック(5b)
を閉じて、ワーク6の第1工程側部位6aをサブ主軸台
(第2主軸台5)側に把持し、ワーク6の受は渡しを完
了する。
次に、プロセス解析制御部20は、メイン主軸台(第1
主軸台3)側のワーク受渡モードを解除し、ワーク受渡
プログラムWTPRに基づくワーク6の受は渡し動作を
完了する。
以上の動作で、第4図に示す、ワーク移動プロセスWT
P、の実行が完了し、主制御部12は包括前ニブログラ
ムGPHの工程分割プロセスPDP、を実行する。工程
分割プロセスFDP2の解析はプロセス解析制御部20
で行なわれる。
即ち、プロセス解析制御部20は、工程分割プロセスP
DP2の解析に当たり、直前のプログラム単位PUTの
工程分割プロセスFDP□を参照し、両プロセスFDP
0、PDP2で指示された、制御対象主軸台定義指令S
DP工、5DP2及び動作パターン定義指令APD工、
APD、から、次のプログラム単位PUT2において制
御対象主軸台及びその動作パターンがどのように変わる
かを判定する。制御対象主軸台及びその動作パターンの
変化を判定したところで、プロセス解析制御部20は、
システムプログラムメモリ30から主軸台切り換え制御
プログラムSSPを読み出して、該プログラムSSPに
基づいて判定された動作パターンの変化に応じて、各種
の指令を対応する軸制御部24.25に対して出力し1
次に実行されるプログラム単位PUT2の加工プログラ
ムPRO。
の実行が円滑に行なえるようにする。
第4図に示す、工程分割プロセスPDP□及びPDP、
の場合は、プロセス解析制御部20により、制御対象主
軸台がプログラム単位PUT工での勇士主軸台3の「独
立」制御から、次に実行すにきプログラム単位P U 
T、、での第2主軸台5の「独立」制御に移行し、プロ
グラム単位PUT2の加工プログラムPR○2は、第2
主軸台5を制御対象主軸台とした形で実行される。即ち
、包括前ニブログラムGPRは、プログラム単位PUT
□では、第1主軸台3が制御対象主軸台として制御され
て加工が行なわれ、プログラム単位PUT2では、第2
主軸台5が制御対象主軸台として制御されて加工が行な
われる。
こうして、プロセス解析制御部20が次のプログラム単
位PUT2における主軸台の動作制御パターンを設定し
たところで、主制御部12は、プログラム単位PUT、
の加工プログラムPRO2の実行を第2シーケンス解析
制御部23、第2座標系制御部18を介して行い、ワー
ク6の第2工程側部位6bについて第2工程の加工を行
う。こうして、工程判定制御部21により、包括前ニブ
ログラムGPRが現在実行中のプログラムを判定し、更
にシーケンス解析制御部22,23、座標系制御部17
.18が各プログラム単位P’UTの加工プログラムP
ROの実行を制御し、更にプロセス解析制御部20がワ
ークの受渡及び主軸台の制御状態の切り換えを行ないつ
つ、包括加工プログラムGPRが実行されて行く。
即ち、第4図に示す、包括加工プログラムGPRは、最
初のプログラム単位PUT工の実行に際して、工程分割
プロセスPDP1で当該プログラム単位PUT□が第1
主軸台3に関するプログラムであり、しかも第1主軸台
3は第2主軸台とは無関係に制御されることが定義され
、この定義により、加工プログラムPRO1は第1主軸
台3に関する加工プログラムとして実行される。当該側
ニブログラムPR○、が実行されてワーク6の第1工程
側部位6aに対して第1工程の加工が完了したところで
、ワーク移動プロセスWTP工を実行し、第1工程の完
了したワーク6を第1主軸台3から第2主軸台5へ、受
は渡しに際してワーク6のC軸上での角度位置を保持し
た形で、受渡に際してのワーク押し付は動作を行なうこ
と無く受は渡される。次に、プログラム単位PUT、の
実行に入り、工程分割プロセスFDP、で当該プログラ
ム単位PUT、が第2主軸台5に関するプログラムであ
り、しかも第2主軸台5は第I主軸台3とは無関係に制
御されることが定義され、この定義により、加工プログ
ラムPR02は第2主軸台5に関する加工プログラムと
して実行される。
そして、ワーク6の第2工程側部位6bに対して第2工
程の加工が行われるが、前述のように、加工プログラム
PR○1と加工プログラムPRO,間の整合性などがシ
ミュレーションによりチェックされているので、ワーク
6は、第1工程と第2工程において適正な加工が行われ
る。
上述の実施例においては、第1主軸台3及び第2主軸台
5をそれぞれZ軸方向へ移動駆動自在に設けた場合につ
いて述べたが、両生軸台3,5はワークの受渡に際して
相対的に接近離反することが出来れば良いので、2つの
主軸台3.5の内、一方を機体2に固定するようにして
もよい。この場合、少なくとも機体2に固定された方の
主軸台に対応する刃物台をZ軸方向へ移動駆動自在にす
る。
(g)0発明の詳細 な説明したように本発明によれば、互いに対向した形で
相対的に接近離反自在に設けられた第1主軸台3及び第
2主軸台5等の第1の主軸台及び第2の主軸台を有し、
それ等第1及び第2の主軸台に対応した形で第1刃物台
7及び第2刃物台9等の第1の刃物台及び第2の刃物台
を前記主軸台に対して相対的に移動駆動自在に設けた複
合加工工作機械1において、単一のワークの加工に関す
る前記第1及び第2の主軸台3.5についての加工プロ
グラムPROを格納した包括加工プログラムGPR,加
工プログラムメモリ19等の加工プログラム格納手段を
有し、前記ワークに関する素材長さWL、製品長さPL
等のシフト量決定情報を格納した包括加工プログラムG
PR,加工プログラムメモリ19等のシフト量決定情報
格納手段を設け、前記加工プログラムPROの制御対象
となる主軸台を示す制御対象主軸台定義指令SDPを格
納した包括加工プログラムGPR1加エプロクラムメモ
リ19等の制御対象主軸台定義指令格納手段を設け、前
記加工プログラムPROの内容を解析して、当該側ニブ
ログラムPROの工具経路TPを求めるシーケンス解析
制御部22゜23、シミュレーション制御部31等の工
具経路演算手段を設け、前記制御対象主軸台定義指令格
納手段に格納された制御対象主軸台定義指令SDPに基
づいて、前記工具経路演算手段により解析される加工プ
ログラムPROの制御対象となる主軸台を判定するプロ
セス解析制御部20等の制御対象主軸台判定手段を殻け
、前記シフト量決定情報格納手段に格納されたシフト量
決定情報に基づいて、製品長相当距離PL’だけ離れた
第1表示基準点BP□、第2表示基準点BP2等の第1
の表示基準点と第2の表示基準点を設定する同時表示制
御部32等の表示基準点設定手段を設け、前記制御対象
主軸台判定手段により判定された主軸台が第1の主軸台
の場合には前記表示基準点設定手段により設定された第
1の表示基準点を選択し。
前記制御対象主軸台判定手段により判定された主軸台が
第2の主軸台の場合には前記表示基準点設定手段により
設定された第2の表示基準点を選択し、前記工具経路演
算手段により求められた工具経路TPを前記選択された
表示基準点に対応するように修正する同時表示制御部3
2等の工具経路修正手段を設け、該工具経路修正手段に
より修正された工具経路TPを表示する表示部26等の
表示手段を設けて構成したので、第1及び第2の主軸台
に関する加工プログラムの工具経路TPを、同時に1つ
の表示手段に表示することが出来ると共に、ワーク(製
品)を中心にした形で表示することが出来る。従って、
単一のワークに関する複数の加工プログラムのチェック
を、表示手段に表示された各加工プログラムの工具経路
TPを比較しながら行うことが出来、各加工プログラム
の整合性を好適にチェックすることが出来るので、加工
プログラムの編集等を容易に行うことが出来る。
また1本発明は、互いに対向した形で相対的に接近離反
自在に設けられた第1主軸台3及び第2主軸台5等の第
1の主軸台及び第2の主軸台を有し、それ等第1及び第
2の主軸台に対応した形で第1刃物台7及び第2刃物台
9等の第1の刃物台及び第2の刃物台を前記主軸台に対
して相対的に移動駆動自在に設けた複合加工工作機械工
において、単一のワークの加工に関する前記第1及び第
2の主軸台3.5についての加工プログラムPR○を包
括加工プログラムGPR1加工プログラムメモリエ9等
の加工プログラム格納手段に格納しておき、前記ワーク
に関する素材長さWL、製品長さPL等のシフト量決定
情報を包括加工プログラムGPR1加工プログラムメモ
リ19等のシフト量決定情報格納手段に格納しておき、
前記加工プログラムPR○の制御対象となる主軸台を示
す制御対象主軸台定義指令SDPを包括加工プログラム
GPR1加工プログラムメモリ19等の制御対象主軸台
定義指令格納手段に格納しておき、前記ワークの加工に
先立って加工プログラムPR○をチェックするに際して
、前記シフト量決定情報格納手段からシフト量決定情報
を読み出し、該シフト量決定情報に基づいて製品長相当
距離PL′だけ離れた第1表示基準点BP□、第2表示
基準点BP2等の勇士の表示基準点と第2の表示基準点
を設定し、前記加工プログラム格納手段から前記加工プ
ログラムPR○を加工順序に従って読み出し、該読み出
された加工プログラムPR○の内容を解析して、当該加
工プログラムの工具経路TPを求め、前記制御対象主軸
台定義指令格納手段から制御対象主軸台定義指令SDP
を読み出し、該制御対象主軸台定義指令SDPに基づい
て前記読み出された加工プログラムPROの制御対象と
なる主軸台を判定し、該判定された主軸台が第1の主軸
台である場合には前記設定された第1の表示基準点を選
択し、前記判定された主軸台が第2の主軸台である場合
には前記設定された第2の表示基準点を選択し、前記求
められた工具経路TPを、表示部26等の表示手段に前
記選択された表示基準点を基準にして実際のワークの全
体形状に即した形で表示するようにして構成したので、
単一のワークについて実行される勇士及び第2の主軸台
に関する加工プログラムについて、1つの表示手段にワ
ーク(製品)を中心にした形で同時に表示された各加工
プログラムの工具経路TPを比較しながら、加工部分の
つながりは適正にされているか、加工重複がないかなど
の加工プログラムの整合性のチェックを好適に行うこと
が出来る。
また、表示手段に表示された各加工プログラムの工具経
路TPに基づいて、第1又は第2の主軸台によって行う
第1工程、第2工程等の各工程の割り振りを容易にチェ
ックすることが出来る。従って、加工プログラムの編集
等を容易に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による複合加工工作機械の1実施例を示
す制御ブロック図、 第2図は本発明による複合加工工作機械のl実施例を示
す正面図、 第3図は包括加工プログラムの概略構造を示す模式図、 第4図は包括加工プログラムの一例を示す図。 第5rj!Iは工具経路の表示形態の一例を示す図、第
6図は工具経路の表示形態の別の例を示す図である。 ・・・・・・複合加工工作機械 ・・・・・・第1の主軸台(第1主軸台)・・・・・・
第2の主軸台(第2主軸台)・・・・・・ワーク ・・・・・・第1の刃物台(第1刃物台)・・・・・・
第2の刃物台(第2刃物台)9・・・・・・加工プログ
ラム格納手段シフト量決定情報格納手段 制御対象主軸台定義指令格納手段 (加工プログラムメモリ) O・・・・・・制御対象主軸台判定手段(プロセス解析
制御部) 2・・・・・・工具経路演算手段 (第1シーケンス解析制御部) 23・・・・・・工具経路演算手段 (第2シーケンス解析制御部) 26・・・・・・表示手段(表示部) 31・・・・・・工具経路演算手段 (シミュレーション制御部) 32・・・・・・表示基準点設定手段 工具経路修正手段 (同時表示制御部) BP・・・・・・表示基準点 BP工・・・・・・第1の表示基準点 (第1表示基準点) BPl・・・・・第2の表示基準点 (第2表示基準点) GPR・・・・・・加工プログラム格納手段シフト量決
定情報格納手段 制御対象主軸台足m指令格納手段 (包括加工プログラム) PL・・・・・・シフト量決定情報(製品長さ)PL’
・・・・・・製品長相当距離 PR○・・・・・・加工プログラム SDP・・・・・・制御対象主軸台定義指令TP・・・
・・工具経路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、互いに対向した形で相対的に接近離反自在に設
    けられた第1の主軸台及び第2の主軸台を有し、それ等
    第1及び第2の主軸台に対応した形で第1の刃物台及び
    第2の刃物台を前記主軸台に対して相対的に移動駆動自
    在に設けた複合加工工作機械において、 単一のワークの加工に関する前記第1及び 第2の主軸台についての加工プログラムを格納した加工
    プログラム格納手段を有し、 前記ワークに関するシフト量決定情報を格 納したシフト量決定情報格納手段を設け、 前記加工プログラムの制御対象となる主軸 台を示す制御対象主軸台定義指令を格納した制御対象主
    軸台定義指令格納手段を設け、 前記加工プログラムの内容を解析して、当 該加工プログラムの工具経路を求める工具経路演算手段
    を設け、 前記制御対象主軸台定義指令格納手段に格 納された制御対象主軸台定義指令に基づいて、前記工具
    経路演算手段により解析される加工プログラムの制御対
    象となる主軸台を判定する制御対象主軸台判定手段を設
    け、 前記シフト量決定情報格納手段に格納され たシフト量決定情報に基づいて、製品長相当距離だけ離
    れた第1の表示基準点と第2の表示基準点を設定する表
    示基準点設定手段を設け、前記制御対象主軸台判定手段
    により判定さ れた主軸台が第1の主軸台の場合には前記表示基準点設
    定手段により設定された第1の表示基準点を選択し、前
    記制御対象主軸台判定手段により判定された主軸台が第
    2の主軸台の場合には前記表示基準点設定手段により設
    定された第2の表示基準点を選択し、前記工具経路演算
    手段により求められた工具経路を前記選択された表示基
    準点に対応するように修正する工具経路修正手段を設け
    、 該工具経路修正手段により修正された工具 経路を表示する表示手段を設けて構成した複合加工工作
    機械。
  2. (2)、互いに対向した形で相対的に接近離反自在に設
    けられた第1の主軸台及び第2の主軸台を有し、それ等
    第1及び第2の主軸台に対応した形で第1の刃物台及び
    第2の刃物台を前記主軸台に対して相対的に移動駆動自
    在に設けた複合加工工作機械において、 単一のワークの加工に関する前記第1及び 第2の主軸台についての加工プログラムを加工プログラ
    ム格納手段に格納しておき、 前記ワークに関するシフト量決定情報をシ フト量決定情報格納手段に格納しておき、 前記加工プログラムの制御対象となる主軸 台を示す制御対象主軸台定義指令を制御対象主軸台定義
    指令格納手段に格納しておき、 前記ワークの加工に先立って加工プログラ ムをチェックするに際して、 前記シフト量決定情報格納手段からシフト 量決定情報を読み出し、該シフト量決定情報に基づいて
    製品長相当距離だけ離れた第1の表示基準点と第2の表
    示基準点を設定し、 前記加工プログラム格納手段から前記加工 プログラムを加工順序に従って読み出し、 該読み出された加工プログラムの内容を解 析して、当該加工プログラムの工具経路を求め、前記制
    御対象主軸台定義指令格納手段から 制御対象主軸台定義指令を読み出し、該制御対象主軸台
    定義指令に基づいて前記読み出された加工プログラムの
    制御対象となる主軸台を判定し、 該判定された主軸台が第1の主軸台である 場合には前記設定された第1の表示基準点を選択し、前
    記判定された主軸台が第2の主軸台である場合には前記
    設定された第2の表示基準点を選択し、前記求められた
    工具経路を、表示手段に前記選択された表示基準点を基
    準にして実際のワークの全体形状に即した形で表示する
    ようにして構成した複合加工工作機械の制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016056504A1 (ja) * 2014-10-07 2016-04-14 シチズンホールディングス株式会社 工作機械の制御装置

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