JPH032706A - ズームレンズのレンズ位置制御装置 - Google Patents

ズームレンズのレンズ位置制御装置

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JPH032706A
JPH032706A JP13659889A JP13659889A JPH032706A JP H032706 A JPH032706 A JP H032706A JP 13659889 A JP13659889 A JP 13659889A JP 13659889 A JP13659889 A JP 13659889A JP H032706 A JPH032706 A JP H032706A
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lens
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zoom
focusing
group
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Katahide Hirasawa
平沢 方秀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はズームレンズのレンズ位置制御装置に関するも
のである。
[従来の技術] 第5図は、ズーミング機能を備えたレンズシステムの基
本的な構成図である。第5図に於て、501 、502
 、503及び504はそれぞれ第1群、第2群、第3
群及び第4群のレンズであり、505はこのレンズシス
テムの結像面である。このレンズシステムで焦点調節を
行う場合、代表的な方法として第1群のレンズ501を
フォーカシングに用いる場合と、第1群のレンズ501
以外のレンズ群をフォーカシングに用いる場合とに分類
する事が可能で、その分類を第1表に示す。
第  1 表 第1表は、この分類の一例として、第1群のレンズ50
1をフォーカシングに用いる場合及び、第3群のレンズ
503をフォーカシングに用いる場合の各レンズ群の役
割を示したものである。第1群のレンズでフォーカシン
グを行う場合、第1群のレンズで定められた撮像面に於
ける被写体距離がズーミングによって変化しない様に、
第2群のレンズの6勤に伴フて第3群のレンズが移動す
る。この第2群のレンズと第3群のレンズの連動は、m
成約なカム環を用いて行うのが一般的となっている。こ
の様に、第1群のレンズでフォーカシング、第2、第3
群のレンズでズーミングを行う場合には、ズーミングと
フォーカシングの各機能が独立しているので、前記カム
環上に刻まれた、レンズ群を導(為のカム溝は一組に特
定出来る。
一方、第3群のレンズ503でフォーカシングを行う場
合、第1表で示されるように、第3群のレンズがズーミ
ング時の焦点面保持の為の補正と焦点調節の2つの役割
を果たす。従って、第2群のレンズ502と第3群のレ
ンズ503の連動の相対的な軌跡は、被写体距離によっ
て異ったものとなる。
第6図は、第2群のレンズ502の位置を横軸にとり、
それに対する第3群レンズ503の位置を、被写体距離
をパラメータとして表わしたものである。第6図から明
らかなように、第3群のレンズ503でフォーカシング
を行う場合には、被写体距離によってカム軌跡が変化す
るので、第1のレンズ群でフォーカシングを行う場合の
ような、機械的なカム環を用いた焦点面の補正は難しい
そこで、第3群のレンズによってフォーカシングを行う
場合には、第6図に示されるように領域分割を行い、各
領域毎に第3群のレンズの代表速度を定め、第2群のレ
ンズ位置に対応してズーム中移動させようとする方式が
ある。この方式によれば、ズーミング開始前に定められ
た結像面上の被写体距離に対する第6図の曲線を、折れ
線近似でトレース出来るので、ボケの目立たないズーミ
ングが可能となる。
ところで、第5図の様なレンズ群構成でズーミングを行
う場合、第1表に示されるいずれのズーミング方式に於
ても、被写界深度はワイド(W)側はど深く、テレ(T
)側はど浅い。すなわち、ワイド側では、焦点調節を行
うレンズ群の位置情報が被写体距離に対して低くなるわ
けで、例えば第1群のレンズ501で焦点調節を行う前
者の方式の場合は、5mの被写体距離に対して、距離環
が2m−(1)の範囲回転してもボケが判別出来ないと
いった現象が起こる。また、第3群のレンズ503で焦
点調節を行う後者の方式の場合には、第6図からも明ら
かなように、第3群のレンズをほとんど動かさずに0.
6m−■の距離範囲にある被写体の合焦像を得られてし
まう。
近年、多く用いられる様になった、TCLのパッシブA
F方式では、これまで述べてきたズームレンズシステム
を通して得られた映像をもとに焦点調節を行うので、前
述の通りワイド側での焦点調節用レンズの被写体距離に
対する位置精度が低下する。
すなわち、第1群、第3群のいずれのレンズでフォーカ
シングを行う場合でも、ワイド側ではAFシステムが合
焦と判断するフォーカシングレンズの位置が、真の被写
体距離の位置ではない場合が多く、その位置を基本に、
テレ側へズーミングを行うと被写界深度が浅くなるにつ
れてボケが目立つようになる。
従来、ズーム中のこのようなボケは、AFシステムによ
り補正している。第1群のレンズでフォーカシングを行
う場合には、ズーム中に発生したボケを小さくする方向
に第1群のレンズを勅かし続け、又、第3群のレンズで
フォーカシングを行う場合には、同様の方向へ、トレー
スする曲線を変更して行く。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では、AFシステムが非合焦
と判断した時点で、その時のボケ量分の補正がかかるよ
うにフォーカシング用のレンズを作動する為、次の様な
欠点があつた。
(1)AFシステムが非合焦と判断して、補正命令を出
力しても、その命令が実行 された時には更に被写界深度が浅く なっており、補正命令の通りのボケ量 では十分補正しきれない。
(2)AFシステムの非合焦判断が被写界深度の変化速
度より速く行われないと、 結果としてボケが拡大して行く。
本発明の目的は、ズーム方向に関係なくボケの発生を抑
えることができるズームレンズのレンズ位置制御装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的を達成するための要旨とするところは、変
倍を行なう第1のレンズと、焦点調節を行なう第2のレ
ンズと、第1のレンズを駆動する第1のレンズ駆動手段
と、第2のレンズを駆動する第2のレンズ駆動手段と、
合焦状態を検出する合焦検出手段と、合焦検出手段から
の合焦情報を入力情報とし、焦点を自動調節すべく第1
のレンズ駆動手段および第2のレンズ駆動手段を駆動制
御する駆動制御手段とを備え、該制御手段は第1のレン
ズの駆動時に該合焦検出手段からの合焦情報に応じて第
1のレンズの移動速度を変化させるように第1のレンズ
駆動手段を駆動制御することを特徴とするズームレンズ
のレンズ位置制御装置゛にある。
[作   用] 上記した構成のズームレンズのレンズ位置制御装置は、
変倍動作中に合焦検出手段が非合焦判断を行なうと、焦
点調節が行なわれて再び合焦と判断されるまで第1のレ
ンズの移動速度を下げることによりズーム中のボケを目
立たなくした。
[実 施 例] 実施例1 第1図は、本発明によるズームレンズのレンズ位置制御
装置の実施例1を示すブロック図である。
101は固定された第1群のレンズ(以下Fレンズと称
す) 、102は変倍の為の第2群のレンズ(以下■レ
ンズと称す)、103は変倍に伴い焦点面を保持する為
の補正を行う第3群のレンズ(以下Cレンズと称す) 
、 104は絞り、105は撮像面に正しく結像させる
為の第4群のレンズ(以下RRレンズと称す)、106
はCCD等の撮像素子からなる撮像面、107は増幅回
路、108は増幅回路107の出力から特定の周波数成
分だけを抜き取る為のフィルター 109はAFを行う
為のマイクロコンピュータ(以下マイコンと略す)、1
10はAEを行う為の絞り調節回路、111〜113は
それぞれ、■レンズ102 、Cレンズ103及び絞り
104を駆動させる為の駆動源、114〜116はそれ
ぞれマイコン109及び絞り調節回路110から出力さ
れる補正命令に従って、駆動源110〜113を駆動さ
せるドライブ回路である。なお、■レンズ102及びC
レンズ103の位置情報は不図示のエンコーダー等によ
り夫々マイコン109に出力される。
また、第2図は、マイコン109の内部で実行されるプ
ログラムのフローチャートであり、201はプログラム
の開始を表わすブロック、202はフィルター108の
出力からボケの量を測定するプログラム、203はズー
ム中か否かを判断するプログラム、204はCレンズ1
03の速度を設定するプログラム、205 、208は
それぞれ前ピンボケか、アトピンボケかを判断するプロ
グラム、207はCレンズ103を停止させるプログラ
ム、208はCレンズ103を至近方向へ移動させるプ
ログラム、209はCレンズ103を■方向へ移動させ
るプログラム、210は、ボケ量が一定の閾値を越えた
か否を判断するプログラム、211はズームスピードを
標準より遅くするプログラム、212はズームスピード
を標準にするプログラム、213はズーム方向がワイド
側からテレ側へ向かう方向か否を判断するプログラム、
214はワイド側からテレ側に、215はテレ側からワ
イド側へズーミングを行なうプログラム、21Bは現在
の■レンズ102の位置を、又、217は現在のCレン
ズの位置を読みとるプログラム、218は、プログラム
216及び217の結果から、第6図の曲線を直線近似
でトレースする為のCレンズ103の速さを選択するプ
ログラム、219はプログラム218と同様にして、直
線近似でトレースする為のCレンズ103の駆動方向を
選択するプログラム、220はプログラム218と21
9で選択した速さと方向でCレンズ103を駆動させる
プログラム、221はプログラム220で設定した速度
よりも、至近側にCレンズ103を移動させるプログラ
ム、222はプログラム221 と反対に、ω側にCレ
ンズ103を移動させるプログラムである。
本実施例は、第1表に示された2つのレンズシステムの
うち、第3のレンズ群を焦点調節に用いる方式に関する
ものである。
レンズ群101〜105の光学系を通過した光は撮像面
106に投影される。この光は撮像面106で電気情報
に変換された後、増幅回路107で増幅されて、フィル
ター・108と絞り調節回路110に供給される。絞り
調節回路110ではこの電気信号から撮像面10’6に
於ける光量を測定し、その光量が適正な値となる様にド
ライブ回路115と駆動源112を介して絞り104を
開閉lノ、絞り調節を行う。一方、フィルター108で
はAFに必要な信号成分だけを抜きとり、適正なレベル
でマイコン109に出力する。マイコン109ではこの
信号成分から、現在、光学系が被写体に対して合焦と做
せる状態にあるか否かを判別し、合焦であればCレンズ
103を停止させ、非合焦であればどちらにどの程度ボ
ケでいるのかを認知した後、そのボケ量に見合う補正速
度で合焦方向にCレンズ103を移動させる。又、マイ
コン109では■レンズ102の駆動制御も行っており
、図には記されていないズームスイッチによフて、その
スイッチが閉じている間だけ、スイッチの指定方向にド
ライバー回路114、駆動源114を介してVレンズ1
02を移動させる。
以後第2図に基いてマイコン109のプログラムの説明
を行う。
201 によってプログラムがスタートすると、プログ
ラム(以下Pと略す)202によってフィルター108
の出力からボケ量の測定を行う。
P2O3でズームモードでないと判断されれば、■レン
ズ102は停止し、P2O4で、P2O2の結果からC
レンズ103の移動速さを設定する。更に、P2O5,
P2O6に於て、前ピン、アトピン、合焦の判断が為さ
れ、合焦(前ピンNo、後ピンNo)であれば停止、非
合焦であれば前ピン状態又は後ビン状態に応じてそれぞ
れ合焦方向にCレンズ103を設定された速さで移動さ
せて焦点調節を行う。そして焦点調節が終了すると、こ
のプログラムはP2O2に戻り、ズーム動作が開始され
るまでこの動作をくり返す。P2O3でズームモードで
あると判断された場合、P210でズームスピードを遅
らせる必要があるか否かの判断を行う、 P2O2の結
果、ズームスピードを遅らせなければボケを補正しきれ
ないと判断された場合、P211に於てズームスピード
を低下させる。又、ボケ量が、標準のズームスピードで
も補正可能な量であれば、P212で標準のズームスピ
ードを設定する。
更にP213でズームの方向を判断し、P214゜P2
15に於てズーム方向を設定する。P216とP217
では、図示されていないエンコーダを用いて現在の■レ
ンズ102とCレンズ103の位置をそれぞれ読みとり
、前述した第6図の分割領域のうち、どの領域にレンズ
が位置するのかを判断する。この結果をもとに、P21
8とP219に於て、ズーム中、Cレンズがどちらの方
向へ、どれだけのスピードで8勤すべきかを設定する。
そしてP2O4,P2O5に於て、ズーム中のボケがあ
るのかないのか、あれば前ピンか、後ピンかの判別をし
、合焦であればP218. P219の指定量で、又、
前ピンであれば指定量よりも(1)側よりに移動するよ
うに、後ピンであれば至近側に移動するようにして補正
を行う。
以上述べた様に、ズーム中のボケが大きく、補正しきれ
ないと判断した時、ズームスピードを落として焦点調節
を行う事により、ボケを確実に補正しながらズーミング
を行う事が可能となる。
次に大ボケ、前ピン、後ピンの判定について説明する。
一般に、映像信号のうち、比較的高い周波数成分は、光
学系の状態が被写体に対して合焦に近付く程増大し、遠
去かる程減少する。第7図はこの様子を示したもので、
横軸にフォーカシングレンズの位置、たて軸に、前記映
像信号の高周波成分をとっている。第1図に示すフィル
ター108の信号通過帯域を、第7図の如き出力が得ら
れる様に設定し、マイクロコンピュータ109でフィル
ター108の出力が常に最大となる様にフォーカシング
レンズを移動させる事により、自動焦点調節を行う事が
可能になる。
大ボケか否かの判定は、第7図の高周波成分のレベルに
よって行う事が出来る。すなわち、前述の通り、該レベ
ルは合焦状態から遠去かる程減少するので、大ボケか否
かを判断する閾値をマイクロコンピュータ109内に設
定しておき、フィルター108の出力レベルがこの閾値
を下回った時、大ボケと判定する。
又、前ピン、後ピンの判定は、フォーカシングレンズの
動きに伴うフィルター108の出力レベルの変化によっ
て行う事が出来る。例えば第7図に於て、フォーカシン
グレンズがAの位置にあるとすると、フィルター108
の出力レベルは、フォーカシングレンズが至近から■の
向きに移動する時増大し、■から至近の向きに移動する
時減少する。つまりフィルター108の最大値は位置A
よりも(1)側で得られる事になり、位置Aにフォーカ
シングレンズが存在する時、これは前ピンボケであると
判定される。
しかしながら、前述の通り、第1図の如く構成されるレ
ンズシステムに於ては、変倍に伴ってフォーカシングレ
ンズが第6図の軌跡に沿って移動する必要がある。第6
図から明らかな様に、ワイドからテレへ変倍中、フォー
カシングレンズはワイド側で■→至近へ、又、テレ側で
至近−■へ移動を続けるので、単純に上記前ピン/後ピ
ン判別の方法を適用する事は難しい。
そこで変倍中は、第8図に示される様なフォーカシング
レンズの駆動を行う事により、前ピン/後ピンの判別を
行う。第8図に於て、801は第6図に示されるカム軌
跡、802は第6図に示されるカム軌跡を正しくトレー
スする速度、803はカム軌跡801よりも前ピン側ヘ
フオーカシングレンズを移動させる速度、804は同様
にして後ビン側ヘフオーカシングレンズを移動させる速
度である。
例えば第8図に於て、変倍中フォーカシングレンズが、
合焦位置Oではない位置Bに存在する時、速度802で
移動すると、フォーカシングレンズも0からの偏位OB
を保ったままカム軌跡801とほぼ平行な軌跡を描いて
移動する。
従って、ボケ量に変化がないので前ピンなのか、後ピン
なのか、また合焦しているのかの判断が出来ない。そこ
で、変倍中は、フォーカシングレンズを速度803及び
804で交互に駆動する。こうする事により、フォーカ
シングレンズが位置已にあれば、速度803で駆動した
時フィルター10i1の出力レベルは低下し、速度80
4で駆動した時、上昇する。従って現在が前ピンだと判
定出来る。
速度803及び804を、視覚上ボケの拡大が検知され
ない値に設定すれば、不自然にボケる事なく前ピン/後
ピンの判定が可能となる。
もし、フォーカシングレンズが上記の如く複雑な動作を
行えない場合、図示していないアクチュエータを用いて
撮像面106を光軸と平行に振動させ、フィルター10
8の出力レベルの変化からボケ方向を検知する方法も、
よく知られている。
実施例2 第3図は実施例2のブロック図、第4図はその動作手順
を示すフローチャートで、第1図及び第2図に示された
各ブロックと同等の機能を有するブロックには、同一の
番号を付しである。
第3図に於て、301はFレンズ101を8勤させる為
の駆動源、302は■レンズ102とCレンズ103を
連動させる機械的なカム環305を回転させる駆動源、
303 、304はそれぞれ駆動源301 、302を
駆動させる為のドライブ回路である。
第4図は実施例1と同様、マイコン109で処理するプ
ログラムのフローを示したもので、401は本プログラ
ムの実行開始を宣言するブロックである。本実施例は、
第1群のレンズ101で焦点調節する方式のズームレン
ズシステムに適用したもので、以下、第4図に基いて説
明を行う。
401に於てプログラムがスタートすると、実施例1と
同様に、P2O2で合焦状態からどの程度ピントがズし
ているかという、定量的なボケ量が測定される。次にP
2O3では、ズームモードか否かの判別が為され、ズー
ム中でない場合には、P2O4以降でAF動作に入る。
すなわち、P2O4で、P2O2の結果から得られたボ
ケ量に対応したFレンズ101の移動スピードの設定を
行い、P2O5とP2O6で、前ピンなのかアトビンな
のかの判別を行う。そして、前ピンであればP2O9で
Fレンズlotを(1)側に動かし、アトビンであれば
P2O3でFレンズ101を至近側に動かす。また、合
焦と判断されればP2O7でFレンズ101を停止させ
る。
次にP2O3でズームモードと判定された場合には、P
210でP2O2の出力に基づいてズームスピードを下
げるべぎ値か否かの判別を行う。そして、大ボケ、すな
わちズームスピードを下げなければFレンズによる焦点
調節が間に合わないと判断された時、P211に於て、
低いズームスピードを設定する。又、ズームスピードを
下げなくてもFレンズによる焦点調節が十分追いつく程
度のボケ量であれば、P212でズームスピードを標準
に設定する。
更に、 P213に於て、図に示されていないズームス
イッチを読みとり、そのスイッチの示す方向にズームレ
ンズを移動させる。そして、前述のP2O4以降のプロ
グラムに入り、ズーム中も継続したAF動作を行う。尚
、このプログラムは一連の処理を完了後、P2O2に戻
り、くり返される。
実施例3 第9図は実施例3のフローチャートを示す。
上記した各実施例は変倍動作中にボケが生じた場合、ズ
ーム速度を低速にしているが、本実施例はフォーカシン
グレンズの移動速度を速めたものである。
^O1でプログラムがスタートすると、AO2でズーム
中か否かの判別を行う。その結果、ズーム中でなければ
゛、前述の実施例と同様な方法で通常のAFをAO3で
行う。
一方、ズーム中であれば、^04で第6図のどの位置に
フォーカスレンズが存在するのかを読みとり、更にAO
5で大ボケか否かの判別をして、大ボケでなければAO
6で、現在のフォーカスレンズの位置に対応する、その
速度を決定この、通常の曲線トレース速度の中には、第
8図で述べた3つの速度が含まれます。つまり、視覚上
ボケが検知出来ない範囲で、ズーミングに伴ってフォー
カスレンズが移動し続けるのに必要な速度は、全てAO
e内で選択される。
もし大ボケであれば、先ずこのボケをなくすためにAO
Iiで選ばれる速度よりもっと高速でピントを補正する
速度が選択される。例えば、第6図の横軸(ズームレン
ズ位置)をn分割し、第6図の領域をnコの“たんざく
”状領域に分ける。各たんざく領域の中には、それぞれ
最も前ピンにフォーカスレンズを移動させる速度と、最
も後ビンにフォーカスレンズを移動させる速度が必ず1
つずつ存在する。そこで、各たんざく領域について、こ
れら2つの速度よりもっと前ピン、後ビンにフォーカス
レンズを移動させる速度を1″1)ずつ設定し、これを
大ボケ補正速度とする。したがって、′大ボケ時にAO
8における判断により、AD9 / AIOのどちらか
が選択されれば、これらの速度は各たんざく領域内で必
ずフォーカスレンズを前ピン又は後ビン側に移動させる
速度であるから急速に大ボケ補正が出来る事になる。
[発明の効果] 以上述べた様に、本発明によれば、ズーム中に発生する
非合焦状態に応じてズームの移動速度を変化させたり、
フォーカス速度を変化させたりすることにより、自動焦
点調節の追従を行い易くする事で、ズーム中のボケを早
期に補正する事が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるズームレンズのレンズ位置制御装
置の実施例1を示すブロック図、第2図はその動作を説
明するフローチャート、第3図は実施例2のブロック図
、第4図はそのフローチャート、第5図はズームレンズ
の基本的構成を示す図、第6図は第2群のレンズ位置に
対する第3群のレンズ位置を、被写体距離をパラメータ
として表わした図、第7図はフォーカシングレンズの位
置と映像信号の高周波成分レベルとの関係を示す図、第
8図は前ピン、後ビンの判定を行うためのフォーカシン
グレンズの速度を示す図、第9図は実施例3のフローチ
ャートを示す。 101・・・第1群の・レンズ(Fレンズ)102・・
・第2群のレンズ(Vレンズ)103・・・第3群のレ
ンズ(Cレンズ)104 ・・・絞り 105・・・第4群のレンズ(RRレンズ)106・・
・撮像面     107・・・増幅回路108・・・
フィルター 109・・・マイクロコンピュータ(マイコン)110
・・・絞り調節回路 111〜113・・・駆動源 114〜116・・・ドライブ回路 他4名 第 図 W 第 ズームレンズの位置 図 ■ 第 図 フォーカシングレンズの位置 第 図 変倍レンズの位置 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 変倍を行う第1のレンズと、焦点調節を行う第2の
    レンズと、第1のレンズを駆動する第1のレンズ駆動手
    段と、第2のレンズを駆動する第2のレンズ駆動手段と
    、合焦状態を検出する合焦検出手段と、合焦検出手段か
    らの合焦情報を入力情報とし、焦点を自動調節すべく第
    1のレンズ駆動手段および第2のレンズ駆動手段を駆動
    制御する制御手段とを備え、 該制御手段は第1のレンズの駆動時に該合焦検出手段か
    らの合焦情報に応じて第1のレンズの移動速度を変化さ
    せるように第1のレンズ駆動手段を駆動制御することを
    特徴とするズームレンズのレンズ位置制御装置。 2 前記制御手段は第1のレンズの駆動時に合焦検出手
    段からの合焦情報に応じて第2のレンズの移動速度を変
    化させるように第2のレンズ駆動手段を駆動制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のズームレンズのレンズ
    位置制御装置。
JP13659889A 1989-05-30 1989-05-30 ズームレンズのレンズ位置制御装置 Pending JPH032706A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015155988A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 キヤノン株式会社 光学機器および制御方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015155988A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 キヤノン株式会社 光学機器および制御方法

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