JPH03270594A

JPH03270594A - 電話システム

Info

Publication number: JPH03270594A
Application number: JP7148490A
Authority: JP
Inventors: Terunori Suwa; 諏訪　照典
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-03-20
Filing date: 1990-03-20
Publication date: 1991-12-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野〉この発明は構内電話交換機などの電話システムに関する
ものである。

（従来の技術）従来、構内電話交換機においては、マルチアピアランス
（ＭＵｌｔｉＤｕｌ−Ａｔ）ｌ）ｅａｒａｎＣｅ　）の
設定が可能となっている。このマルチアピアランスでは
、例えば第６図に示すように電話端末１１１１〜１１１
３に対し同一の選択管理情報ＤＮ（デイレクトリナンバ
）１１２〜１１４（このうち一つでもよい〉が設定され
る。そして、例えば、選択管理情報１１２に着信がある
とこの宛先情報が設定されている全電話端末１１１１〜
１１１３に着信が生じ着信音が発生され、いずれの電話
端末１１１１〜１１１３においても応答可能である。従
って、選択管理情報を第６図に示すように３通り割り当
てると、３通りの選択管理情報を用いて所望電話端末を
呼び出すことができ、便利である。

しかしながら、上記従来の構内電話交換機によると、制
御部６０１はマルチアピアランスの選択管理情報毎にビ
ジィ−（閉）かアイドル（空〉かを管理して記憶部６０
２内に管理テーブル６０３を有しているだけである。従
って、第６図に示すように、選択管理情報１１２による
着信に電話端末１１１３が応答し、選択管理情報１１３
による着信に電話端末１１１２が応答した場合には管理
チルプル６０３は、選択管理情報１１２、１１３がビジ
ィ−とされる。しがして、かかる状態で選択管理情報１
１２による着信が生じると、制御部６０１は選択管理情
報１１２の状態を管理テーブル６０３から検出しく■〉
、選択管理情報１１２がビジィ−であると判ると（■）
、図示せぬトーン発生部から発呼側に対しビジィ−トー
ンを返送する（■）ようになっていた。このため、発呼
者は再ダイヤルして選択管理情報１１４を用いるまで、
相手を呼び出すことができず不便ならのとなっていた。

即ち、選択管理情報が設定された電話端末のうちにアイ
ドル状態の電話端末があっても着信がなされない問題点
があった。

（発明が解決しようとする課題）上記のように従来の電話システムにおいて、複数の端末
に同一の選択管理情報を設定するときには、選択管理情
報毎に空塞管理を行うようにしているため、同じ選択管
理情報が設定された端末のうちにアイドル状態の端末が
あっても既に当該選択管理情報による着信がなされ応答
されているときには、後の当該選択管理情報による着信
に対してはビジィ−となる問題点があった。

本発明はこのような従来の電話システムの問題点を解決
せんとしてなされたもので、その目的は、複数の端末に
同一の選択管理情報を設定する電話システムにおける着
信呼出しがなされる確度を上げ、発呼側に煩しさを感じ
させる度合の少ない電話システムを提供することである
。

［発明の構成］〈課題を解決するための手段〉本発明では、複数の端末に対して同一の選択管理情報が
設定された電話システムにおいて、前記選択管理情報に
基づく着信がなされると、当該選択管理情報による先の
着信がなされているかを検出し、先の着信があると判断
すると当該選択管理情報が設定されている空状態の端末
を検索する全端末検索手段と、この全端末検索手段が検索し、た端末に対し前記着信を
転送する着信制御手段とを備えさせて、電話システムを
構成した。

（作用）上記構成によると、複数の端末に対して同一の選択管理
情報が設定されているシステムにおいて、既に同じ選択
管理情報による着信がなされていても、当該宛先情報が
設定されている端末の空塞まで検出して空状態の端末へ
着信が行われ、同じ選択管理情報を用いた着信がなされ
たときの着信呼出しのなされる確率が向上する。

（実施例）以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
１図に本発明の一実施例の機能ブロック図を示す。本実
施例では、第６図の従来例に比し、記憶部１０２内に各
選択管理毎の状態の管理テーブル１０３以外に、各選択
管理情報１１２〜１１４が設定された電話端末の識別情
報とその状態の管理テーブル１０４〜１０６が備えられ
ている。更に、制御部１０１には選択管理情報による着
信がなされると、当該選択管理情報による先の着信がな
されているかを検出し、先の着信があることが判ると当
該選択管理情報が設定されている空状態（アイドル状態
）の端末を管理テーブル１０４〜１０６から検索する全
端末検索手段１０７と、この全端末検索手段１０７が検
索した端末に対し着信を転送する着信制御手段１０８と
が設けられている。

このような構成の電話システムにおいて、選択管理情報
１１２による着信に対し電話端末１１１３が応答し、選
択管理情報１１３による着信に対し電話端末１１１２が
応答ｉ−た場合には管理テーブル１０３〜１０６は図示
の如くされる。そこで、選択管理情報１１２による着信
が生じると、全端末検索手段１０７は選択管理情報１１
２の状態を管理テーブル６０３から検出しく■）、選択
管理情報１１２がビジィ−であると判ると（■〉、管理
テーブル１０４を参照し選択管理情報１１２が設定され
ている端末に空状態のものがあるか検索する（■）。こ
の検索の結果、電話端末１１１１が空状態であることを
検出するから（■〉、着信制御手段１０Ｂへ電話端末１
１１１への着信転送要求が出され、この電話端末１１１
１が呼び出される（■）。

上記の電話システムは、実際には例えば、第２図に示さ
れる構内電話交換システムとして実現される。第２図に
おいて工は構内電話交換機の本体を示し、交換回路１１
．内線回路１２−ｌ〜１２−１、局線回路１３−１〜１
３−ｍが設けられている。内線図＃ｔ１２−１〜１２−
１には内線電話機２−１〜２−１が接続され、局線回路
１３−１〜１３−ｍには局線３−１〜３−ｍが接続され
る。交換口８１１は制御部４の制御下において、内線回
路１２−１〜１２−ｍ相互間の通話路を形成し、また、
内線回路１２−１〜１２−ｍと局線回路１３−１〜１３
−ｍ間の通話路を形成する。制御部４は例えばマイクロ
コンピュータにより構成され、内線回路１２−１〜１２
−Ｊｌを介してフック情報等を受は取り、また、逆にベ
ル鳴動制御信号や表示指示信号等を送出する。また、制
御部４は局線回路１３−１〜１３−ｍから着信情報を受
は取り、逆にダイヤルデータを与えてダイヤル信号を送
出させる等する。制御部４には第１図の記憶部１０２と
等価な記憶部５が接続されるとともに、制御部４ヘマル
チアピアランスの設定データ等の運用データを与え記憶
部５へ記憶させるためのデータ入力を行う保守用ターミ
ナル６が接続されている。

以上のような構成の構内電話交換システムでは、記憶部
５に第３図に示すような管理テーブル３１〜〜３４が備
えられる。第３図の管理テーブル３１はデイレクトリナ
ンバ（ＤＮ）に対応に空塞状態が格納されるメモリテー
ブルである。管理テーブル３２はマルチアピアランスの
デイレクトリナンバ（ＭＵＬ　　ＤＮ＞対応に端末識別
情報（内線端末２−１〜２−ｍの識別情報）が格納され
るメモリテーブルであり、この情報は保守用ターミナル
６より入力される。管理テーブル３３は内線端末２−１
〜２−１対応にその空塞状態が格納されるメモリテーブ
ルである。管理テーブル３４はマルチアピアランスのデ
イレクトリナンバ（ＭＵＬ　　ＤＮ）がビジィ−となっ
ているときにこのＭＵＬ　　ＤＮが割当てられた空状態
の内線端末があれば仮想デイレクトリナンバ（ＤＮ）を
割当てるためのメモリテーブルである。管理テーブル３
２は保守用ターミナル６からの入力によって、その他の
管理テーブル３１．３３．３４は制御部４が必要データ
を収集することによって、書き換えられる。

制御部４は第４図、第５図に示されるフローチャートの
プログラムを有し、これに基づきマルチアピアランスの
制御を行うのでこれを説明する。

まず、例えば局線３から着信がなされると、制御部４は
局線口＆４１３から宛先情報であるＤＮを受取り、第３
図の管理テーブル３１を検索してこのＤＮが空状態（Ｉ
ＤＬ）であるか検出する（４−ａ＞。

ここで空状態であれば、このＤＮを使用して着信を行う
（４−ｂ）。即ち、ＤＮ対応の内線端末２が１つであれ
ばこれに着信させ、また、マルチアピアランスであれば
、該当の全内線端末２へ着信させる。

一方、着信宛先のＤＮがビジィ−であれば、管理テーブ
ル３２を検索してマルチアピアランスが設定されたＭＵ
Ｌ　　ＤＮであるか否か検出する（４−ｃ）。ＭＵＬ　
　ＤＮであれぽ管理テーブル３２から端末識別情報を求
め、この端末識別情報から管理テーブル３３を検索して
空状態の端末があるかを検出する（４−ｄ）。空状態の
端末があるときには、仮想ＤＮをＭＵＬ　　ＤＮに管理
テーブル３４において割り付ける（４−ｅ）。次に、仮
想ＤＮが割り付けられたかを検出して（４−ｆ＞、この
仮想ＤＮを用いて上記空状態の端末に対する着信処理を
行う（４−ｇ）。つまり、空状態の端末（複数であれば
それら全て〉へベル鳴動の制御信号を送り、応答を待つ
。応答のときには、図示せぬ通話中メモリに仮想ＤＮ、
内線端末識別情報を格納する。一方、ステップ４−ｃ、
　４−ｄ、　４−ｆでＮＯへ分岐したときは図示せぬト
ーン発生回路がら発呼者の端末へビジィ−トーンを返送
して（４ｈ〉エンドとなる。

また、通話の終了をフック情報等により制御部４が検出
すると第５図に示すように、ＤＮが仮想かを調べる（５
−ａ＞、つまり、前述のように通話中メモリには仮想Ｄ
Ｎが格納されるため、管理テーブル３４を参照して検出
する。ここで、仮想ＤＮでなければこのＤＮを用いて各
管理テーブル３１３３等をクリヤ（ＲＬＳ）処理を行う
（５−ｄ）。

一方、仮想ＤＮであれば、この仮想ＤＮを用いて管理テ
ーブル３３のクリヤ（ＲＬＳ）等を行う（５−ｂ）とと
もに、管理テーブル３４の仮想ＤＮの割り付けをクリヤ
してエンドとなる。

以上の実施例では内線端末を電話機の如く説明したが、
中継台（アテンダントコンソール）等の端末であっても
よい。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば複数の端末に対し選
択管理情報が設定されているシステムにおいても、既に
同じ選択管理情報による着信がなされていても、当該選
択管理情報が設定されている端末の空塞状態を検出して
空状態の端末へ着信を行うため、同じ選択管理情報を用
いた着信がなされたときにビジィ−となる確率が低下し
、着信呼出しのなされる確率が増加し、発呼側に煩しさ
など不快感を与える度合が減少する。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の一実施例の機能ブロック図、第２図は
本発明により構成した構内電話交換システムのブロック
図、第３図は本発明の一実施例で用いられる管理テーブ
ルのメモリマツプを示す図、第４図、第５図は本発明の
一実施例の動作を説明するためのフローチャート、第６
図は従来の電話システムを示すブロック図である。１・・・本体２−１〜２−１・・・内線端末３−１〜３−ｍ・・・局線４．１０１・・・制御部５．１０２・・・記憶部６・・・保守用ターミナル１１・・・交換回路１２−１〜１２−１・・・内線回路１３−工〜１３−ｍ・・・局線回路３１〜３４．１０３〜１０６・・・管理テーブル１０７
・・・空端末検索手段１０８・・・着信制御手段

Claims

【特許請求の範囲】複数の端末に対して同一の選択管理情報が設定された電
話システムにおいて、前記選択管理情報に基づく着信がなされると、当該選択
管理情報による先の着信がなされているかを検出し、先
の着信があると判断すると当該選択管理情報が設定され
ている空状態の端末を検索する空端末検索手段と、この空端末検索手段が検索した端末に対し前記着信を転
送する着信制御手段とを備えたことを特徴とする電話シ
ステム。