JPH03270561A - アレー光源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野〉 この発明は、ファクシミリ装置や複写装置などの光電変
換素子へ原稿等の反射光を与えるべく原稿へ光を照射す
るために用いられるアレー光源装置に関する。

（従来の技術） 上記ファクシミリ装置等の光源としては、蛍光灯以外に
ＬＥＤ等の発光素子を複数個並べて構成したアレー光源
が用いられるようになってきた。

しかしながら、このアレー光源に３いては、ＬＥＤ等を
等間隔に並べると第２図に示すように光強度がアレー光
源の両端で弱く、中央部で強くなる。

このようなアレー光源をそのまま用いると、原稿の両端
部が黒ずむ、または、原稿の中央部の色が薄くなるなど
の不具合が生じる。

そこで、従来は光路にシェーデイング板と称される上記
光強度の変化をフラットとするための特殊形状の白色板
等を介装させたり、ＬＥＤ等の発光素子の配置間隔を変
える（中央部で間隔を広くする）等の対策がとられてい
た。

しかしながら、このような対策はアレー光源が全て均一
とは限らないから、装置毎に調整が必要であり、シェー
デイング板の製作力吠変であったり、発光素子の間＠調
整に手間どるという不具合があった。

（発明が解決しようとする課題） 上記のように従来のアレー光源装置によると、そのシェ
ーディング補正を行うためのシェーデイング板の製作や
発光素子の間隔調整が大変であり、工数がかかり、しが
も、各装置の個別調整が必要で一般的な補正を行えない
という問題点があった。

本発明はこのような従来のアレー光源装置が有する問題
点を解決すべくなされたもので、その目的は、シェーデ
ィング補正を簡単にしがも装置の固体差に係りなく行い
得るアレー光源装置を提供することである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明て′は、発光素子をアレー状に並べた光源におい
て、各発光素子の発光時間を個別に制御するようにして
、アレー光源装置を構成した。

（作用） 上記構成によって発光量の累積値を変えることができ所
定時間内でみると光強度の分布が平均されることになり
、シェーディング補正を行い得る。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
１図は本発明の一実施例である。アレー光源上はＬＥＤ
２がＮ個並べられて構成されている。アレー光源１の光
は原稿３に照射される。

この光は原稿３から反射されてレンズ４へ到り、ＣＣＤ
５の光電変換面に結像される。尚、動作の当初は原稿３
として白色のものが用いられ、補正値設定モードが実行
される。ＣＣＤ５にはクロック発生器６から転送りロッ
クが与えられており、転送された信号はアナログシフト
レジスタ７へ到り、クロック発生器６から与えられるロ
ード信号でロードされる。アナログシフトレジスタ７の
信号はクロック発生器６から与えられるクロ・ツクで１
画素分づつ出力さｈＡ、／Ｄ変換器８へ到る。Ａ、／′
Ｄ変換器８では各画素骨づつの信号がディジタル化され
て重み演算部９へ与えられる。ここで、ＬＥＤ２の数Ｎ
とＣＣＤ５の画素の数とがｌ対１に対応するとすると、
重み演算部９はアドレス発生部１０からアレー光源ｌの
ＬＥＤ２の位置対応のアドレスを与えられてこの位置に
対応して重みデータを掛けて発光時間データを発生する
。具体的には、第２図に示されるように光強度が変化す
るから、これとは逆の重み（両端側の方が大きい値）を
かけて発光時間データとする。この発光時間データはア
ドレス発生部１０が発生するＲＡＭ１１内のアドレスへ
格納される。このアドレスはアレー光源１におけるＬＥ
Ｄ２の位置に対応するものである。上記の動作は補正値
設定モードで設定される。

このモードではＣＰｔｊ１２がＲＡＭＩＩをライト状態
とする。このようにして各ＬＥＤ２１〜２Ｎに対応する
発光時間が設定される。

次に通常の動作モードを説明する。通常の動作モードで
はＣＰＵ１２はＲＡＭＩＩをリード状態とする。そして
、ＣＰＵ１２はＲＡＭ１１からアレー光源１におけるＬ
ＥＤ２の発光時間データを次々に読み出し、ＬＥＤ駆動
部１３にセットする。このセ・ソト値が、ＣＣＤ５にお
ける信号の蓄積時間間隔７丁（第３図）に対し、アレー
光源１の両端のＬＥＤ２で６Ｔ、更に、両端から中央方
向へ２個づつのＬＥＤ２で５丁、残りのＬＥＤ２で４丁
であるとする。すると、ＬＥＤ駆動部１３は設定された
発光時間データ６Ｔ〜４丁に基づきクロック発生器６か
ら与えられる転送りロックから対応するＬＥＤ２の点灯
を開始し発光時間データ６Ｔ〜４Ｔに応じて消灯を行う
。このような点灯と消灯とを繰り遅し全体としては第２
図の一点鎖線で示されるように光強度がアレー光源１の
位置に関係なく平均化されることになる。このような発
光を行わせて原稿３の読み取りを行った場合には、Ａ／
Ｄ変換器８の出力は図示せぬ画像処理部へ送られて用い
られることになる。

なお、以上の実施例では、発光時間は転送り口ツク間に
おいて連続的にとったが、第４図に示すように転送りロ
ック間において数パルス分に相当する発光時間をとって
もよい。また、実施例では、両端のＬＥＤ２の発光時間
を同じにするなど、所定のＬＥＤ２において発光時間を
同じとしたが、ＬＥＤ２の固体差があるため、このよう
にせずに夫々で異ならせてもよい。また、発光時間デー
タはＲＡＭに格納せずにＲＯＭに格納するようにしても
よい。このようにすると、バックアップ等が不要となり
好適である。

更に、ＬＥＤ２の１個とＣＣＤ５の画素１個とが対応す
ることとしたが、−船釣には１個のＬＥＤ２にＣＣＤ５
の素子が数個対応すると考えられ、二のため、アドレス
発生部１０はアナログシフトレジスタ７のクロックを数
分用したクロックでアドレスを歩進するようにしてもよ
い。また、発光時間のみでなく発光時間間隔についても
メモリに格納してもよい。このようなメモリを用いるこ
とによって、第４図のように転送りロック間において発
光を区々に行うことができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば発光素子毎の発光時
間データが記憶手段に記憶されるため、発光時間を個別
に制御でき、人手による調整を不要としてシェーディン
グ補正を簡単にでき、発光素子の固体差を吸収できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図はシェ
ーディング補正を示す図、第３図、第４図は本発明の一
実施例の動作を説明するためのタイムチャートである。 １・・・アレー光源　　　　２１〜２Ｎ・・・ＬＥＤ３
・・・原稿　　　　　　　４・・・レンズ５・・・ＣＣ
Ｄ　　　　　　　６・・・クロック発生器７・・・アナ
ログシフトレジスタ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）発光素子が複数個並べられて形成されたアレー光
   源と、 前記発光素子に対応して発光時間データが記憶された記
   憶手段と、 この記憶手段の発光時間データに基づき対応する発光素
   子に対し所定時間間隔おきに前記発光時間による発光を
   行わせる発光制御手段とを備えることを特徴とするアレ
   ー光源装置。
2. （２）発光素子が複数個並べられて形成されたアレー光
   源と、 前記発光素子に対応して発光時間及びその間隔のデータ
   が記憶された記憶手段と、 この記憶手段内のデータに基づき対応する発光素子の発
   光を制御する発光制御手段とを備えたことを特徴とする
   アレー光源装置。