JP3519903B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
LEDアレイヘッドを用いて電子写真法により画像を形
成するプリンタ、デジタル複写機、ファクシミリ装置等
の画像形成装置に関する。
るプリンタでは、光書込手段としてレーザ光源とそのレ
ーザ光を偏向走査させるポリゴンミラー等によるレーザ
走査光学系を用いるのが主流であるが、近年では、装置
全体の小型・簡易化等を図るため、光書込手段としてL
EDアレイとレンズアレイとを組み合わせたLEDアレ
イヘッドを用いた画像形成装置も注目されている。LE
Dアレイは、多数のLED素子をライン状に配設させた
ものであり、各LED素子を画像データに応じて発光制
御することにより感光体上に対する光書込みが行われ、
静電潜像が形成される。
(a)に示すような構造とされている。即ち、このLE
Dアレイ1はベース基板2上に多数のLED素子3を直
線Lで示すような1直線上に配設させてなり、各々のL
ED素子3から互い違いに個別電極4が引き出された構
造とされている。より詳細には、図8(a)(b)に示
すように、ベース基板2上に積層形成されたN層5とP
層6とのPN接合構造によりLED素子3が形成され、
個別電極4とは逆側には共通電極7が形成されている。
そこで、個別電極4・共通電極7間に電圧を印加すると
LED素子3はN層5とP層6との界面部8で発光する
ことになる。9は絶縁膜である。このような構造のLE
D素子3においては、個別電極4近傍の方が電流密度が
高いため、図8(c)に示すように、個別電極4付近な
る部分8aでの発光強度が強くなるような特性を示し、
発光分布に偏りを生ずる。
ると、図7(b)に示すように隣り合うLED素子3間
では発光分布の中心(最も強度の強い部分)が直線Lか
らずれて千鳥状となってしまう。この結果、各LED素
子3により書込み形成される1画素分のドット10も図
7(c)に示すように直線Lからずれて千鳥状となって
しまい、画像としては段差を生じてしまう。特に、副走
査方向のずれを生ずることからLED素子3により形成
されるスポット径によってはドット10の重なりを生ぜ
ず、画像に白すじや濃淡を生じてしまうことがある。
−44777号公報によれば、互いに隣接するLED素
子の配設位置を中心線に対して交互に左右にずらし、L
ED素子をベース基板の長さ方向に沿って配列させるこ
とにより、各LED素子の発光強度が最大となる個別電
極側の部分を中心線上に一致させることで中心線に沿っ
た多数のLED素子からなる帯状照射部の光分布を均一
にし、各LED素子相互間での発光分布のずれをなくす
ようにしている。つまり、LED素子自体を千鳥状に配
設させている。
−44777号公報方式によれば、LED素子に関して
個別電極付近が発光強度が強くなるという条件下に、ア
レイ状のLED素子による発光ドット列の光分布を一様
化し得る。しかし、LED素子を図7(a)のように1
直線上に配設させてLEDアレイを形成する場合に比し
て、LED素子を千鳥状に配設しかつ個別電極を交互に
互い違いに形成する構造のLEDアレイは複雑となって
しまう。
各LED素子相互間での発光分布のずれを補正する方法
もあるが、発光開始タイミングのずれによる画像のず
れ、段差を生ずる可能性があり、不完全である。
直線上に配設させるヘッド構造のままで、各LED素子
相互間での発光分布のずれをなくして、形成される画像
のずれや段差を実質的に解消し得る画像形成装置を提供
することを目的とする。
場合や異なるタイプのLEDアレイを用いた場合に生ず
る発光分布のずれにも対処し得る画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
態を視認した後で適正な画像となるように調整し得る画
像形成装置を提供することを目的とする。
画像データに応じて発光制御される多数のLED素子が
1直線上に配設され各々の前記LED素子から互い違い
に個別電極が引き出されこれらの個別電極とは逆側に共
通電極が形成されたLEDアレイを像担持体に対峙させ
て電子写真法により画像を形成する画像形成装置におい
て、各LED素子について異なる発光時間に設定された
複数回の発光を繰り返して画像データに応じた1画素分
の画像を形成させるとともに、各LED素子毎に異なる
発光時間による発光順序を異ならせるようにして各々の
前記LED素子の1画素形成に関与する実質的な光量分
布を1直線上に揃えるようにした。従って、1直線上に
配設されたLED素子はそれらの発光分布に偏りを持つ
が、各々のLED素子を1画素に対して1回だけの発光
ではなく複数回の発光を繰り返すものとし、かつ、それ
らの発光の発光時間を各々異ならせるとともにLED素
子相互間では異なる発光時間による発光順序を異ならせ
ることで、各々のLED素子の1画素形成に関与する実
質的な光量分布を1直線上に揃えることができる。よっ
て、形成される画像のずれや段差は実質的に解消され
る。
て発光制御される多数のLED素子が1直線上に配設さ
れ各々の前記LED素子から互い違いに個別電極が引き
出されこれらの個別電極とは逆側に共通電極が形成され
たLEDアレイを像担持体に対峙させて電子写真法によ
り画像を形成する画像形成装置において、各LED素子
により複数回の発光を繰り返して1画素分を形成するた
めに各々異なる発光時間の複数の分割発光パルスを生成
する分割パルス生成手段と、各LED素子に応じて異な
る発光時間の前記分割発光パルスの出力順序を切り換え
る分割パルス出力順序切換手段と、この分割パルス出力
順序切換手段から出力される分割発光パルスと画像デー
タとに基づき各LED素子を発光させる駆動手段とを備
え、各LED素子毎に異なる発光時間による発光順序を
異ならせるようにして各々の前記LED素子の1画素形
成に関与する実質的な光量分布を1直線上に揃えるよう
にした。従って、1直線上に配設されたLED素子はそ
れらの発光分布に偏りを持つが、各々のLED素子を1
画素に対して1回だけの発光ではなく分割パルス生成手
段により生成された複数の分割発光パルスに従い複数回
の発光を繰り返すものとし、かつ、分割パルス出力順序
切換手段による切り換えに従いそれらの発光時間を異な
らせた分割発光パルスの出力順序を各LED素子で異な
らせることで、各々のLED素子の1画素形成に関与す
る実質的な光量分布を1直線上に揃えることができる。
よって、形成される画像のずれや段差は実質的に解消さ
れる。
像形成装置において、分割パルス出力順序切換手段は、
奇数番目のLED素子と偶数番目のLED素子とで分割
発光パルスの出力順序を異ならせる。従って、各LED
素子に対する電極が互い違いに配設された最も一般的な
LEDアレイを用いた場合に、形成される画像のずれや
段差をなくすことができる。
像形成装置において、分割パルス出力順序切換手段は、
各LED素子毎に分割発光パルスの出力順序が変更自在
である。従って、LEDアレイを交換した場合や異なる
タイプのLEDアレイを用いた場合でも、その状況に応
じて異なる発光時間の分割発光パルスの出力順序を適宜
変更することで、その発光分布のずれにも容易に対処で
き、汎用性を持つことになる。
像形成装置において、分割パルス出力順序切換手段は、
外部入力装置からの指示信号に基づき分割発光パルスの
出力順序が変更自在である。従って、実際に作成された
出力画像を見ながらその副走査方向の画像のずれや段差
に応じて外部入力装置から適宜指示信号を与えること
で、それらの画像のずれや段差をなくすように調整で
き、良好なる画質の画像が得られる。
し図6に基づいて説明する。本実施の形態の画像形成装
置は、LEDアレイプリンタに適用されている。まず、
図2はLEDアレイプリンタの書込み部の概略構造を示
し、像担持体であるドラム状の感光体11に近接対峙さ
せてLEDアレイヘッド12が設けられている。このL
EDアレイヘッド12は図7等に示した構造のLEDア
レイ1とレンズアレイ13とにより構成されている。即
ち、本実施の形態で用いられるLEDアレイ1も多数の
LED素子3をベース基板2上に直線Lで示すような1
直線上に配設させてなり、個別電極4が互い違いに引き
出されている(図1(a)参照)。
Dアレイ制御部14が接続されている。このLEDアレ
イ制御部14には画像データが与えられているととも
に、その制御を受け持つコントローラ部15が接続され
ている。これにより、基本的には、外部装置、例えばフ
レームメモリ、スキャナ等から画像データがコントロー
ラ部15からの主走査ライン同期信号/LSYNCをト
リガとして主走査1ライン毎にLEDアレイ制御部14
に送出され、LEDアレイ1上の各LED素子3がその
画像データに応じて発光し、その発光光がレンズアレイ
13を通して感光体11上に照射結像されることで静電
潜像が形成される。
まれて駆動手段となるLEDアレイ駆動部16の構成を
示すブロック図である。このLEDアレイ駆動部16は
周知構成のものであり、シフトレジスタ17とラッチ1
8とANDゲート19とLEDドライバ20とにより構
成されている。ただし、本実施の形態では、後述するよ
うに主走査1ラインを8分割して書き込むものであり、
8分割同期信号/HSYNC(ライン同期信号/LSY
NCを8分割した信号)を用いるため、図4に示す駆動
タイミングのように、シフトレジスタ17は8分割同期
信号/HSYNCによってリセットされるように構成さ
れている。このシフトレジスタ17はクロック信号CL
OCKによって“0”又は“1”なる1ドット2値の画
像データをドット1から順番に入力し、内部ではその各
ドットデータを各レジスタに送るように動作する。n個
分の全てのドットデータが送られるとラッチ18がその
データをラッチし、奇数用/偶数用のストローブパルス
STB‐ODD,STB‐EVENがANDゲート19
に入力されると、画像データの“1”が送られたドット
(LED素子)のみがLEDドライバ20によってスト
ローブパルスSTB‐ODD,STB‐EVENの幅だ
け発光することを基本とする。奇数ドットはストローブ
パルスSTB‐ODDに従い、偶数ドットはストローブ
パルスSTB‐EVENに従う。
構成を図5に示すブロック図に基づき説明する。まず、
1ビット2値の画像データを1ライン分外部から取り込
むためのFIFO(First-In First-Out)メモリ2
1が前記LEDアレイ駆動部16の入力側に設けられて
いる。このFIFOメモリ21はコントローラ部15か
らの主走査ライン同期信号/LSYNCによってリセッ
トされ、主走査1ライン分の画像データを取り込む。そ
して、同じくコントローラ部15からの8分割同期信号
/HSYNCでLEDアレイ駆動部16がリセットさ
れ、発振器22から発生したクロック信号CLOCKに
より前記FIFOメモリ21から画像データがドット1
からドットnまで順次LEDアレイ駆動部16に送出さ
れる。コントローラ部15から8分割同期信号/HSY
NCが出力される毎にFIFOメモリ21から各々同じ
画像データの出力が同様に繰り返される。
いて前記LEDアレイ駆動部16に対しては、分割パル
ス生成手段となるストローブパルス発生部23が、分割
パルス出力順序切換手段となる2つのセレクタ24,2
5を介して接続されている。ストローブパルス発生部2
3は例えばカウンタ、コンパレータ等により構成されて
おり、図6に示すようなSTB0〜STB7なる8種類
のストローブパルス(分割発光パルス)を発生する。こ
れらのストローブパルスSTB0〜STB7は、各々発
光時間が異なっており、ストローブパルスSTB0の時
間幅をtとしたとき、STB1=2t,STB2=4
t,STB3=8t,STB4=16t,STB5=3
2t,STB6=64t,STB7=128tなる2の
べき乗関係に設定されている。前記セレクタ25は偶数
用のストローブパルスSTB‐EVEN用であり、1ラ
イン分を8分割同期信号/HSYNCにより8分割した
各分割タイミングを順にT0〜T7とした時、タイミン
グT0ではストローブパルスSTB0、タイミングT1
ではストローブパルスSTB1、…、タイミングT7で
はストローブパルスSTB7を各々ANDゲート19に
対して出力するようにセレクト動作する。一方、前記セ
レクタ24は奇数用のストローブパルスSTB‐ODD
用であり、ストローブパルスSTB‐EVENとは各ス
トローブパルスSTB0〜STB7の出力順序が異な
る、具体的には、逆となるようにセレクト動作する。即
ち、タイミングT0ではストローブパルスSTB7、タ
イミングT1ではストローブパルスSTB6、…、タイ
ミングT7ではストローブパルスSTB0を各々AND
ゲート19に対して出力するようにセレクト動作する。
が“1”の奇数ドットが奇数用のストローブパルスST
B‐ODDのタイミングで発光し、画像データが“1”
の偶数ドットが偶数用のストローブパルスSTB‐EV
ENのタイミングで発光することになる。
により光書込みを行った場合の様子を図1を参照して説
明する。図1(b)中における8本ずつの横線は8分割
されたタイミングT0〜T7でのストローブパルスST
B‐ODD,STB‐EVENに基づく分割発光におけ
る各々の発光強度分布での最大強度位置を示しており、
タイミングT0〜T7に従いその位置が順次副走査方向
に移動していく。ここに、各タイミングで奇数ドットと
偶数ドットとでは最大強度位置が元々の強度分布の偏り
(図7(b)参照)に従ってずれているが、何れもタイ
ミングT0〜T7の移り変わりに伴い副走査方向に移動
していく。この際、奇数ドットと偶数ドットとでは各々
のタイミングT0〜T7におけるストローブパルスが異
なることからその発光エネルギーが異なっている。具体
的には、奇数ドット側ではタイミングT0からT7へ移
行していくに従い発光時間が短くなって発光エネルギー
が小さくなるように変遷し(STB7→STB6→〜→
STB0)、偶数ドット側ではタイミングT0からT7
へ移行していくに従い発光時間が長くなって発光エネル
ギーが大きくなるように変遷する(STB0→STB1
→〜→STB7)。この結果、各々のLED素子3の1
画素形成に関与する合成された実質的な光量分布は奇数
ドット、偶数ドットを問わず図1(c)に示すように中
央寄りに修正されて直線Lなる1直線上に揃えることが
できる。よって、形成される画像(1画素分のドット1
0)も図1(d)に示すように直線Lなる1直線上に揃
うこととなり、隣接ドット間も重なり合うことになり、
画像に白すじ等を生じない。
形成を8回の発光の繰り返しにより行うようにしたが、
8回に限らず、適宜分割回数とすればよい。また、発光
順序(ストローブパルスの出力順序)も徐々に時間が長
くなる順序と徐々に時間が短くなる順序との2通りだけ
としたが、このような形態に限らず、実際のLED素子
の発光分布等に応じて適宜順序に設定すればよい。
仕様(発光分布特性の異なるもの)のものを用いた場合
にも同様であり、実際のLED素子の発光分布等に応じ
て適宜順序に設定すればよい。このため、セレクタ2
4,25としてはストローブパルスの出力順序に関する
セレクト動作を自在に変更し得る構成とするのがよい。
より具体的な例としては、実際の出力画像を見ながら副
走査方向の画像のずれや段差を調整するため、コントロ
ーラ部15等に接続された操作パネル26等の外部入力
装置から指示信号を任意に入力し得るように構成するの
がよい。即ち、オペレータが出力画像を見ながら操作パ
ネル26から適宜指示信号を入力することにより、セレ
クタ24,25のセレクト動作が切り換えられてストロ
ーブパルスの出力順序が変更されるようにすればよい。
に応じて発光制御される多数のLED素子が1直線上に
配設され各々の前記LED素子から互い違いに個別電極
が引き出されこれらの個別電極とは逆側に共通電極が形
成されたLEDアレイを像担持体に対峙させて電子写真
法により画像を形成する画像形成装置において、各LE
D素子について異なる発光時間に設定された複数回の発
光を繰り返して画像データに応じた1画素分の画像を形
成させるとともに、各LED素子毎に異なる発光時間に
よる発光順序を異ならせるようにして各々の前記LED
素子の1画素形成に関与する実質的な光量分布を1直線
上に揃えるようにしたので、各LED素子について1画
素分の形成を複数回の発光の繰り返しとその異なる発光
時間及び発光順序との組合せにより発光制御すること
で、各々のLED素子の1画素形成に関与する実質的な
光量分布を1直線上に揃えることができ、よって、多数
のLED素子が1直線上に配設された簡単なLEDアレ
イを用いる条件下に、各LED素子の光量分布の偏りに
伴う画像のずれや段差を実質的になくすことができる。
に応じて発光制御される多数のLED素子が1直線上に
配設され各々の前記LED素子から互い違いに個別電極
が引き出されこれらの個別電極とは逆側に共通電極が形
成されたLEDアレイを像担持体に対峙させて電子写真
法により画像を形成する画像形成装置において、各LE
D素子により複数回の発光を繰り返して1画素分を形成
するために各々異なる発光時間の複数の分割発光パルス
を生成する分割パルス生成手段と、各LED素子に応じ
て異なる発光時間の前記分割発光パルスの出力順序を切
り換える分割パルス出力順序切換手段と、この分割パル
ス出力順序切換手段から出力される分割発光パルスと画
像データとに基づき各LED素子を発光させる駆動手段
とを備え、各LED素子毎に異なる発光時間による発光
順序を異ならせるようにして各々の前記LED素子の1
画素形成に関与する実質的な光量分布を1直線上に揃え
るようにしたので、各々のLED素子の1画素形成に関
与する実質的な光量分布を1直線上に揃えることがで
き、よって、多数のLED素子が1直線上に配設された
簡単なLEDアレイを用いる条件下に、各LED素子の
光量分布の偏りに伴う画像のずれや段差を実質的になく
すことができる。
載の画像形成装置において、分割パルス出力順序切換手
段は、奇数番目のLED素子と偶数番目のLED素子と
で分割発光パルスの出力順序を異ならせるようにしたの
で、各LED素子に対する電極が互い違いに配設された
最も一般的なLEDアレイを用いた場合に、形成される
画像のずれや段差をなくすことができる。
載の画像形成装置において、分割パルス出力順序切換手
段は、各LED素子毎に分割発光パルスの出力順序が変
更自在であるので、LEDアレイを交換した場合や異な
るタイプのLEDアレイを用いた場合でも、その状況に
応じて異なる発光時間の分割発光パルスの出力順序を適
宜変更することで、その発光分布のずれにも容易に対処
でき、汎用性を持たせることができる。
載の画像形成装置において、分割パルス出力順序切換手
段は、外部入力装置からの指示信号に基づき分割発光パ
ルスの出力順序が変更自在であるので、実際に作成され
た出力画像を見ながらその副走査方向の画像のずれや段
差に応じて外部入力装置から適宜指示信号を与えること
で、それらの画像のずれや段差をなくすように調整で
き、良好なる画質の画像を得ることができる。
制御系ブロックとともに示す斜視図である。
ある。
る。
ある。
ートである。
示す説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 画像データに応じて発光制御される多数
のLED素子が1直線上に配設され各々の前記LED素
子から互い違いに個別電極が引き出されこれらの個別電
極とは逆側に共通電極が形成されたLEDアレイを像担
持体に対峙させて電子写真法により画像を形成する画像
形成装置において、 各LED素子について異なる発光時間に設定された複数
回の発光を繰り返して画像データに応じた1画素分の画
像を形成させるとともに、各LED素子毎に異なる発光
時間による発光順序を異ならせるようにして各々の前記
LED素子の1画素形成に関与する実質的な光量分布を
1直線上に揃えるようにしたことを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項2】 画像データに応じて発光制御される多数
のLED素子が1直線上に配設され各々の前記LED素
子から互い違いに個別電極が引き出されこれらの個別電
極とは逆側に共通電極が形成されたLEDアレイを像担
持体に対峙させて電子写真法により画像を形成する画像
形成装置において、 各LED素子により複数回の発光を繰り返して1画素分
を形成するために各々異なる発光時間の複数の分割発光
パルスを生成する分割パルス生成手段と、 各LED素子に応じて異なる発光時間の前記分割発光パ
ルスの出力順序を切り換える分割パルス出力順序切換手
段と、 この分割パルス出力順序切換手段から出力される分割発
光パルスと画像データとに基づき各LED素子を発光さ
せる駆動手段と、を備え、 各LED素子毎に異なる発光時間による発光順序を異な
らせるようにして各々の前記LED素子の1画素形成に
関与する実質的な光量分布を1直線上に揃えるようにし
た ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 分割パルス出力順序切換手段は、奇数番
目のLED素子と偶数番目のLED素子とで分割発光パ
ルスの出力順序を異ならせることを特徴とする請求項2
記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 分割パルス出力順序切換手段は、各LE
D素子毎に分割発光パルスの出力順序が変更自在である
ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 分割パルス出力順序切換手段は、外部入
力装置からの指示信号に基づき分割発光パルスの出力順
序が変更自在であることを特徴とする請求項4記載の画
像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11551897A JP3519903B2 (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11551897A JP3519903B2 (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10305611A JPH10305611A (ja) | 1998-11-17 |
JP3519903B2 true JP3519903B2 (ja) | 2004-04-19 |
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ID=14664516
Family Applications (1)
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JP11551897A Expired - Fee Related JP3519903B2 (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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---|---|---|---|---|
JP4557145B2 (ja) * | 2004-08-24 | 2010-10-06 | 株式会社リコー | 画像書込装置 |
-
1997
- 1997-05-06 JP JP11551897A patent/JP3519903B2/ja not_active Expired - Fee Related
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