JPH0326881B2 - - Google Patents

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JPH0326881B2
JPH0326881B2 JP59160811A JP16081184A JPH0326881B2 JP H0326881 B2 JPH0326881 B2 JP H0326881B2 JP 59160811 A JP59160811 A JP 59160811A JP 16081184 A JP16081184 A JP 16081184A JP H0326881 B2 JPH0326881 B2 JP H0326881B2
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adhesive
self
adhesive layer
resin
insulated wire
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JP59160811A
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JPS6139407A (ja
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Sueji Chahata
Keiji Nakano
Kichizo Ito
Katsuhiko Ueda
Hirokazu Iizuka
Hisao Myako
Katsumi Fukagawa
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication of JPH0326881B2 publication Critical patent/JPH0326881B2/ja
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、特に耐フロン性の優れた自己接着
性絶縁電線およびこれを用いた密閉形圧縮機用電
動機(以下「ハーメチツクモータ」と呼ぶ)に関
するものである。
〔従来技術とその問題点〕
近年、空調機器、冷蔵庫を始め、各種冷凍機器
の著るしい需要増加および用途の拡大に伴つて技
術的進歩はめざましいものがある。これら冷凍機
器に用いられるハーメチツクモータは、フロン、
などの冷媒と冷凍機油との共存環境下で負荷変動
の激しい状態で運転される。
一方、技術の進歩に伴つて機器の小型軽量化、
高性能化とともに高信頼性の要求がますます高く
なつている。ハーメチツクモータは上述のよう
に、圧縮機内に組み込まれ、冷媒、冷凍機油の共
存下で運転されるため、モータに用いられるマグ
ネツトワイヤー等の有機絶縁材料がこれら冷媒お
よび冷凍機油によつ侵されず、劣化しないことが
重要な要件となる。特に、冷媒のR−22等のフロ
ンは、それ自体が化学的に安定であるとともに溶
媒としての溶解力が著るしく強く、しかもモータ
の受ける負荷変動が大きく、これに伴い温度、圧
力の急激な変化が絶えず繰り返されるため、これ
ら外部要因に十分に耐え、長期にわたり安定に使
用できる材料が必要である。
したがつて、高信頼性のハーメチツクモータを
得るには、それに使用されるマグネツトワイヤも
汎用モータに必要な特性の他に次のような特性が
不可欠となる。
(1) 冷媒の種々の条件下において、抽出、軟化、
膨潤、冷媒吸収等を起しにくいこと。
(2) 冷媒、冷凍機油共存環境下で十分な絶縁耐
力、高絶縁抵抗を保持していること。
(3) 耐ブリスター性、耐過負荷性を有しているこ
と。
(4) 短時間拘束運転による温度上昇に耐える耐熱
性を有している。
(5) 冷媒中での電磁振動、機械振動等により変形
のない強靭な絶縁皮膜を有していること。
このような特性がハーメチツクモータの絶縁シ
ステムに高信頼性を付与するために特に重要であ
る。
また、ハーメチツクモータに、さらに高い信頼
性を付与するには、マグネツトワイヤの磁歪振動
を抑える必要がある。このため、従来のエポキシ
樹脂系含浸ワニスによるマグネツトワイヤの固定
などが行われていた。しかしながら、この方法に
よると、モータのステータ全体に含浸ワニスが固
着し、これによつてステータとロータとのクリア
ランスにアンバランスが生じたり、ワイヤ同志の
固着状態に不均一が生じたりする欠点があつた。
そこでこのような欠点を解決し、さらにはワニス
含浸工程での作業環境の改善、含浸作業の合理化
等を計るため、自己接着性絶縁電線の使用が試み
られた。
しかしながら、自己接着性絶縁電極は、一般に
小型変圧器や汎用回転機の一部に使われているも
のの、油入機器としては、変圧器等のような静止
機器に使用されるのみであつた。これは、従来の
自己接着性絶縁電線をハーメチツクモータに使用
した場合、自己接着性絶縁電線の接着層が、溶解
力の強いフロン等の冷媒に侵され、接着層の樹脂
等がフロンに一部溶解し、この溶解物が圧縮機か
ら凝縮器、蒸発器に至る配管やキヤピラリーに付
着し、ついには目詰りを起したり、圧縮機のピス
トンやロータあるいはシリンダに付着して焼付き
や摩耗を起したりする欠点があつたためである。
[実験] そこで、本発明者らは、ハーメチツクモータに
好適に用いうる自己接着性絶縁電線の接着層に要
求される特性について詳細に検討を行つた。
(検討) 接着層に、ポリビニルブチラール樹脂、ポリア
ミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスルホン樹
脂、ポリエーテルサルホン樹脂、エポキシ樹脂、
フエノキシ樹脂などの熱可塑性樹脂を単に用いた
従来の自己接着性絶縁電線は、コイル捲回成形後
の固着力の温度依存性が大きい。特に高温時
(100℃以上)の固着力が弱く、B種、F種の汎用
回動機のように高温で電磁振動や機械振動がコイ
ルに加わる場合には成形したコイルがバラバラに
分裂することがある。特にハーメチツクモータに
適用する場合溶解力の強いフロン等が存在するの
で、接着層が膨潤、軟化、抽出、溶解されること
にもなる。結局、ハーメチツクモータに使用され
る自己接着性絶縁電線の接着層は、高温でのコイ
ル固着力が電磁振動力、機械振動力に十分耐えう
ることおよび高温下で冷媒に膨潤、溶解しないこ
とが必要となる。したがつて、接着層は、化学架
橋した三次元構造とすることが必要となる。
(検討) ところで、油浸変圧器に既に使用されている自
己接着性絶縁電線の接着層は、架橋型の三次元構
造のもので、その樹脂組成は、例えばフエノキシ
樹脂80重量部、エポキシ樹脂20重量部、メラミン
樹脂30重量部とからなるものが一般的である。そ
こで、この組成の接着層を有する自己接着性絶縁
電線がフロン中でどの程度の安定性を有している
か、従来のエポキシ系含浸ワニス処理絶縁電線を
対照として検討した。
まず、80℃のフロン(R−22)中に10日以上浸
潰し、抽出率を調べた。その結果、上記組成の架
橋型接着層は、エポキシ系含浸ワニスに比較して
抽出分が多く、50日の浸潰で0.8%程度となつて
おり、ハーメチツクモータ用の自己接着性絶縁電
線としては不適である。
一方、エポキシ系含浸ワニスのエポキシ樹脂
は、一般に耐薬品性が優れ、抽出量も前述の自己
接着性絶縁電極繰に比較すれば少ないもののハー
メチツクモータ用としてはまだ満足できるもので
はない。
また、上記抽出テストで抽出された抽出物を分
析調査したところ、分子量の小さいポリマーであ
つた。
よつて、ハーメチツクモータ用自己接着性絶縁
電線の接着層のベースポリマーとしては、フロン
に膨潤、抽出、溶解しにくい高重合度のものを選
ぶことが重要となる。
他方、エポキシ樹脂は製造過程で、HClが副生
されるのでこのHClをNa2CO3などで中和して、
NaClとして除去している。しかしながら、微量
のNaClがどうしても樹脂中に残存する。このよ
うな電解質が微量ではあるが樹脂中に含まれてい
ると、これを用いて形成した接着層から冷媒中に
電解質が溶出し圧縮機等の銅配管等を腐食する原
因となる。また、このように腐食によつて生成し
たCuイオンは、モーターのローターシヤフト等
に化学メツキされ、モーターの運転効率をも低下
させることになる。
したがつて、接着層を形成する樹脂中には
NaClで代表されるような電解質を極力含まない
ようにする必要もある。
また、上記抽出テストで抽出された抽出物を分
析調査したところ、分子量の小さいポリマーであ
つた。
よつて、ハーメチツクモータ用自己接着性絶縁
電線の接着層のベースポリマーとしては、フロン
に膨潤、抽出、溶解しにくい高重合度のものを選
ぶことが重要となる。
(検討) −ブリスターサイクルテストおよびフロン中での
接着テスト− ハーメチツクモータは、運転時に冷媒中である
熱履歴下に圧力変化を繰り返しうける。したがつ
て、この状況を促進すると考えられるブリスター
サイクルテストは自己接着性絶縁電線の耐冷媒性
の評価手段として重要なものである。よつて上述
の従来の架橋型自己接着性絶縁電線とエポキシ系
含浸ワニス処理絶縁電線とについて、ブリスター
サイクル後の絶縁破壊電圧を測定した。その結
果、従来の架橋型自己接着性絶縁電線はやはりエ
ポキシ系含浸ワニス処理絶縁電線よりもブリスタ
ーサイクル後の絶縁破壊電圧が劣つていることが
判明した。
また、ハーメチツクモータ用自己接着性絶縁電
線として、高温のフロン中で磁歪振動に十分耐え
る接着力を有している事も重要な要件の1つであ
る。このため、フロン(R−22)中に捲回成形後
のコイルを錘をつけて浸潰し、フロンの温度を変
化させて、コイルが分裂する荷重を求め、フロン
中での接着力を測定した。この結果も従来の架橋
型自己接着性絶縁電線は、エポキシ系含浸ワニス
処理絶縁電線に比べて接着力がかなり低いことが
判つた。
(検討) 接着性のフロンによる抽出量を減少させるに
は、高重合度のポリマーを用いるだけでなく、そ
の架橋密度も重要な役割を担つている。
そこで、従来の架橋型自己接着性絶縁電線とエ
ポキシ系含浸ワニス処理絶縁電線との架橋密度
を、クロロホルム(80℃、24hr)中のゲル分率で
求めたところ、従来の架橋型自己接着性絶縁電線
は90%、エポキシ系含浸ワニス処理絶縁電線では
95%であつた。
このことから、ハーメチツクモータ用の自己接
着性絶縁電線としては、架橋密度を少なくともエ
ポキシ系含浸ワニス処理の95%程度にまで上げる
必要があることがわかる。
また、上記架橋密度の増加とともに、架橋速度
の増大も重要な要件となる。すなわち、現在のハ
ーメチツクモータの製造プロセスはいわゆるバツ
チ式が主であるが、将来は当然自動組立コンベア
ーライン等が導入されることになり、製造速度の
大幅な向上が見込まれる。したがつて、自己接着
性絶縁電線の接着層の架橋時間の短縮が要求され
ることが予測される。よつて、接着層は短時間に
高度に架橋することが必要となつてくるが、従来
の架橋型自己接着性絶縁電線はこの要求レベルに
は到つていない。
このように、自己接着性絶縁電線をハーメチツ
クモータの巻線として実用化するには上記種々の
要求条件を満足しなければならないことが判明し
た。
[発明の目的および構成] 本発明は上記知見に基づいてなされたもので、
フロン等の冷媒や冷凍機油中に高温でかつ長期間
浸潰されても、その層耐層が冷媒等に侵された
り、あるいは溶解したりせず、冷凍機としての不
都合を起すことのない、ハーメチツクモータに好
適な自己接着性絶縁電線およびこの自己接着性絶
縁電線をステータのコイルとして捲回してなるハ
ーメチツクモータを提供することを目的とするも
ので、その構成は塩化ナトリウムを含有率が
5ppm以下で、テトラヒドロフランを溶媒とし、
25℃で求めた極限粘度が0.440以上のフエノキシ
樹脂および/またはエポキシ樹脂100重量部と、
n−ベチル化メラミン樹脂20〜100重量部と、か
らなり、硬化後の架橋密度が94%以上となる混合
物を接着層として、絶縁層を介して導体上に設け
てなる耐フロン性の自己接着性絶縁電線およびこ
の自己接着性絶縁電線をステータのコイルに捲回
成形してなるハーメチツクモータである。
この自己接着性絶縁電線の接着層を構成する混
合物のベースポリマーには、エピクロルヒドリン
とビスフエノールAとを縮合させて得られるフエ
ノキシ樹脂またはエポキシ樹脂およびこれ等の混
合物が用いられる。
そして、これらフエノキシ樹脂およびエポキシ
樹脂は、いずれもNal含有量が5ppm以下であつ
て、かつテトラヒドロフランを溶媒とし、測定温
度25℃で測定した比粘度から求めた極限粘度が
0.440以上のものが使用される。
NaCl含有率を5ppm以下としたのは、先に述べ
たように、接着層中のNaClが冷媒中に溶出し、
銅配管を腐食する等の不都合を防止するためであ
つてその実用上の上限を5ppmとした。
これら樹脂中のNaCl含有率を5ppm以下とする
には、超音波等による温水洗浄法などを利用して
樹脂を精製することによつて達成される。
極限粘度は、周知のようにポリマーの粘度平均
分子量を表わすもので、同一条件で測定してその
値が大きくなれば分子量が高く、小さければ低く
なる。したがつて、上述のように耐フロン性を向
上させるには、高分子量の樹脂が必要であること
がわかつているので、極限粘度の大きなものが望
ましいことになる。本発明者らは、種々のフエノ
キシ樹脂およびエポキシ樹脂について、テトラハ
イドロフラン中、25℃で極限粘度を求めるととも
にこれらの樹脂の耐フロン性を検討したところ、
上記測定条件下での極限粘度が0.440以上であれ
ば十分な耐フロン性が得られることを知つた。
また、より一層耐フロン性を向上させるため
に、フエノキシ樹脂およびエポキシ樹脂の分子量
分布をゲルパーミエイシヨンクロマトクラフイー
法等で測定し、低分子量分の少ない樹脂を選択す
ることも望ましい。第1図には2種のフエノキシ
樹脂についてのゲルパーミエイシヨンクロマトグ
ラフイー法による分子量分布が示してあるが、第
1図中で示したようなフエノキシ樹脂が好まし
い。また、のフエノキシ樹脂のような場合に
は、その良溶媒のメチルエチルケトンと貧溶媒の
トルエンとの混合溶媒で処理し、低分子量部分を
選択的に除去するようにしてもよい。
フエノキシ樹脂にエポキシ樹脂を混合すること
により、フエノキシ樹脂自体の優れた耐薬品性、
密着性、耐摩耗性に加えて、架橋反応に関与する
反応基が増加し、架橋密度および架橋速度の向上
に寄与する。また、エポギシ樹脂のエポキシ基
は、フロンと冷凍機油との反応によつて生成する
HClを補捉し、モータおよび圧縮機等の金属部分
の腐食を防止する硬化を有する。そしてまたフエ
ノキシ樹脂とエポキシ樹脂との混合物を用いる場
合にはその混合物をフエノキシ樹脂70〜90wt%、
エポキシ樹脂30〜10wt%程度とする。
また、前記樹脂の架橋剤として用いるn−ブチ
ル化メラミン樹脂は、分子内のアミノ基がベース
ポリマーのエポキシ基と反応することで架橋を進
めるもので、特にn−ブチル化されているため、
硬化後の接着層が高架橋密度にもかかわらず、良
好な可撓性を示すようになり、しかもベースポリ
マーとの相溶性が良好となる。また、そのアミノ
基がフロンと冷凍機油との反応によつて生成する
HClを同様に補捉し、腐食を防止する効果も有し
ている。
そして、このn−ブチル化メラミン樹脂は、上
記ベースポリマー100重量部に対して20〜100重量
部の範囲で添加される。この添加量が20重量部未
満であると、ベースポリマーを十分架橋させるこ
とができず、硬化後の接着層の架橋密度を94%以
上とすることが不可能であり、さらに高温での接
着力等においても目的とする特性が得られず、ま
た100重量部を越えると架橋反応が進みすぎ、硬
化後の接着層が脆くなり、機械的強度が低くなる
とともに、接着ワニスとして塗布焼付工程で架橋
反応が進行する恐れが生ずる。
そして、上記ベースポリマー、n−ブチル化メ
ラミン樹脂からなる混合物は、シクロヘキサノ
ン、セロソロブなどの溶剤に溶解されて固形分10
〜20wt%の接着ワニスとされたうえ、導体上に
絶縁層を介して塗布、焼付されて、接着層とな
る。上記絶縁層としては、特に限定されることが
ないが、得られる自己接着性絶縁電線全体として
の耐熱性、耐薬品性を考慮すると、ポリエステル
イミド塗料、ポリアミドイミド塗料、ポリエステ
ルアミドイミド塗料、ポリエステル塗料などの絶
縁塗料を塗布、焼付して形成した絶縁層が好適で
あるが、接着層が半硬化の状態でモーター巻線を
ステータ鉄芯に巻回成形する必要から、接着層を
使用しない一般の絶縁電線に比べて、モーターの
製造性が一般に悪化する。これは、接着層の皮膜
硬度が従来の絶縁電線に比べて柔らかい為に、モ
ーター巻線挿入時及びエンドコイル成形時に治工
具等により最外層の接着層が損傷を受け易い為で
ある。
しかしながら、接着層と接する部分の絶縁層に
ポリアミドイミドを使用することにより接着層と
の間に著るしい皮膜の機械的強度差を有すること
が可能となり、このため接着層に加わる治工具等
の機械的圧力、摩擦力を接着層を犠牲にする事に
より絶縁層を保護することが可能となる。
例えば、絶縁層にポリエステルイミドやポリエ
ステル等を用いた場合では、モーター製造時に接
着層に加わる機械的加工劣化(損傷)を接着層だ
けで防止する事は困難であり、接着層の機械的悪
化因子がそのまま絶縁層に影響してしまう。
しかしながら、接着層と接する部分の絶縁層の
組合せとして、ポリアミドイミドを使用する事
は、接着層硬化後の接着層の耐熱性を維持する上
からも最適であり、モーター製造時の損傷防止上
著るしい効果がある。そして、接着層と接する部
分の絶縁層のポリアミドイミドの皮膜厚さは5μ
m以上とすることが望ましく、又絶縁層の材料コ
スト低減の上からポリアミドイミド層の下層の絶
縁層としてポリエステル系の材料を使用し、絶縁
層を2層構造としたものは際めて実用的である。
上記接着ワニスの塗布、焼付は、一般のエナメ
ル綿製造装置で行うことができ、焼付炉の温度を
250℃程度に設定しておく。接着層の仕上り厚み
は5〜50μm程度の範囲で用途等によつて適宜選
択されるが、ハーメチツクモータ用としたとき
は、通常15μm程度とされる。
以上のようにして得られた本発明の耐フロン性
の自己接着性絶縁電線は、またステータのコイル
に捲回成型されて本発明のハーメチツクモータと
される。これは一般にケイ素鋼板からなるラミネ
ートコアに上記自己接着性絶縁電線を捲回して主
コイルおよび補助コイルを形成しつづいて相間絶
縁、コイル成型、リード線接続、コイル緊縛、成
型、サージテスト、アニール等の各工程を経たの
ち、例えば、硬化炉に送り、コイルをコアごと加
熱して接着層を加熱架橋させる。加熱条件は120
〜250℃で5分〜30時間程度とされる。かくして、
コイルに捲回された自己接着性絶縁電線の接着層
は、一旦、溶融し、各線間が溶融樹脂で満され、
連続する。ついで、架橋反応が始まり、接着層は
硬化し、各線間が硬化接着層で相互に固着し一体
化したステータコイルとなる。このようにして得
られたステータは、別に製造されたロータと組み
合され、目的とするハーメチツクモータとされ、
圧縮機に組み込まれる。
このようにして得られたハーメチツクモータの
ステータコイルは、このコイルを形成する自己接
着性絶縁電線の接着層に、特定のフエノキシ樹脂
および/またはエポキシ樹脂とをn−ブチル化メ
ラミン樹脂で架橋硬化し、その架橋密度が94%以
上のものを用いているので、接着層が高分子量の
ベースポリマーを高架橋密度で架橋した状態とな
り、冷媒のフロン等に膨潤したり、溶解したりす
ることがなく、極めて高い耐フロン性を有するこ
とになる。よつて、このステータコイルを有する
ハーメチツクモータも耐フロン性の優秀なものと
なり、フロンの存在下長期にわたつて安定して運
転できるとともに冷凍機内の圧縮機、配管系統、
キヤピラリー等に種々の不都合を起すこともな
い。
[実施例] 以下、実施例を示し、本発明の作用効果を具体
的に説明する。
実施例 1 まず、第1表の配合例に示す接着層を構成する
樹脂組成物に用意し、これら組成物をシクロヘキ
サノに溶解し、固形分17wt%の接着ワニスを調
整する。
なお、第1表中、フエノキシ樹脂()は
NaCl含有率500ppm、極限粘度(25℃、テトラヒ
ドロフラン)0.332のもの、フエノキシ樹脂()
はNaCl含有率3ppm、極限粘度(25℃、テトラヒ
ドロフラン)0.450のもの、エポキシ樹脂()
はNaCl含有率500ppm、極限粘度(25℃、テトラ
ヒドロフラン)0.332のもの、エポキシ樹脂()
はNaCl含有率3ppm極限粘度(25℃、テトラヒド
ロフラン)0.450のものである。また、n−ブチ
ル化メラミン樹脂は、ユーバン20SE(三井東圧化
学(社)製)を用いた。
ついで、径1.0mmの軟銅線上にポリエステルイ
ミド塗料を塗布、焼付してなる膜厚40μmの一時
絶縁層と、ポリアミドイミド塗料を塗布、焼付し
てなる膜厚10μmの二次絶縁層とが設けられた絶
縁電線に、上記接着ワニスを塗布し、温度を250
℃に設定した焼付炉に導入して焼付け、膜厚15μ
mの接着層を設けて、自己接着性絶縁電線を製造
した、 ついで、この自己接着性絶縁電線を180℃で0.5
時間加熱して接着層を硬化させて、次に行う試験
の試料とした。
これらの試料について、第2表に示す試験項目
によつて耐フロン性を検討した。その結果を第2
表に示す。なお、第2表には従来例として比較配
合例3の電線に接着層を設けずにエポキシ系含浸
ワニス(ペデグリー923.ピー・デイー・ジヨージ
社製)を塗布焼付して用意した試料についての結
果も併せて示した。
第2表から明らかなように、本発明の自己接着
性絶縁電線の接着層は、従来の自己接着性絶縁電
線(比較配合品1〜4)は勿論の事n−ブチル化
メラミン樹脂の配合量が本発明の範囲外の自己接
着性絶縁電線(比較配合品5〜10)、ハーメチツ
クモータに実績のある従来のエポキシ系含浸ワニ
ス処理絶縁電線よりも格段に耐フロン性が向上し
ていることがわかる。さらにまた、第1表の本発
明配合品No.1〜15および比較配合品No.5〜10を、
1.0mmφの銅線にポリエステルイミド絶縁層
(20μ)およびポリイミドアミド絶縁層(10μ)を
順次塗布、焼付けた被膜上に10μの厚さの接着層
として形成して自己接着性絶縁電線とした。
ついでこの自己接着性絶縁電線について、可と
う性について調べた。結果を第3表に示す。
可とう性の評価は試料3本に対するクラツクの
発生した本数で表わした。
第3表から明らかなように、フエノキシ樹脂
()或いはエポキシ樹脂()100重量部に対し
てn−ブチル化メラミン樹脂を20〜100重量部、
特に20〜60重量部を配合した組成物からなる接着
層は、可とう性が優れていることが判る。よつ
て、n−ブチル化メラミン樹脂の添加量はフエノ
キシ樹脂()および/またはエポキシ樹脂
()100重量部に対して20〜100重量部の範囲と
するのが良いことが判る。
実施例 2 第1表中の本発明配合例2および8の組成より
なる接着層を有する自己接着性絶縁電線(以下、
本発明電線2および8と云う。)とエポキシ系含
浸ワニス処理絶縁電線(以下、比較電線と云う。)
と従来の第1表比較配合例3で示した自己接着性
絶縁電線(以下、従来電線と云う。)ことについ
て、さらに 高温下(80℃)でのフロン(R−22)による
抽出特性 ブリスターサイクルテスト 2−1 ブリスターサイクル後の電気的強度 2−2 ブリスターサイクル後の接着力 R−22中での接着力 を比較した。
まず、高温(80℃)でのR−22による抽出特性
の結果を第2図に示す。本発明電線2,8は高温
下でもR−22に抽出されにくいことがわかる。こ
れは、ベースポリマーの分子量の特定およびn−
ブチル化ラミン樹脂の効果と考えられる。
ブリスターサイクルテストは、ハーメチツクモ
ータが運転時に冷媒中である熱履歴下に圧力変化
を繰り返し受ける状況を再現、促進するテストで
あり、絶縁電線の耐冷媒性評価の重要な判断項目
となる。ここでは1サイクルを、冷媒浸潰90℃×
72時間、加熱150℃×10分間とした。冷媒はR−
22である。そしてブリスターサイクル後の絶縁破
壊電圧の残存率(%)と接着力(Kg)を測定し
た。接着力の測定は、NEMA NW−1000によつ
た。結果を第3図および第4図に示す。
冷媒中での接着力の判定は、ハーメチツクモー
タとしたときの磁歪振動に耐えうるか否かの判断
基準となるものであり、試料の電線を密着巻にし
て加熱処理して一体化したコイルを作り、その一
端に錘をつけて冷媒R−22の満された容器に全体
を浸潰し、R−22の温度を徐々に昇温させてコイ
ルが分裂する温度および荷重を求めた。結果を接
着力の温度依存性として第5図に示す。
第2図ないし第5図のグラフからも明らかなよ
うに、本発明絶縁電線は、従来電線および比較電
線に比べて優れた特性を有していることが判断で
き、よつて本発明絶縁電線を捲回成型してなるハ
ーメチツクモータは、長期にわたり、高い信頼性
を持つて運転されうることが予想される。
実施例 3 つぎに、上記本発明絶縁電線2および8を用い
て、3.75KW−3相−200Vのハーメチツクモータ
を10台組み立て、第6図に示すような冷凍サイク
ルにおける加速寿命テストを行つた。比較のた
め、ポリエステルイミド、ポリアミドイミドを順
次塗布・焼付けした絶縁電線でステータコイルを
捲回成形したモータおよびこのステータコイルを
従来のエポキシ系含浸ワニスに浸潰して固定した
モータについても同様に試験をした。
第6図は、この実験に用いられたハーメチツク
モータ加速寿命試験装置を示すものである。供試
モータ1は冷媒R−22が満された容器2内に収め
られ、電磁接触器3を介してテスト用電源4に接
続されている。また容器2内のR−22は管5を経
て冷却器6に送られ、ここで冷却液化されて管
7、電磁弁8を経て、再び容器2に送られる。冷
却器6には冷凍器9で冷却された別の冷媒が送り
込まれ、容器2からの気化状態の冷媒R−22を冷
却し、液化する。
供試モータ1にはON/OFFサイクルが6/
234秒の電流を流し、モータ1のロータをロツク
(固定)し、過電流負荷を高くして電磁振動の最
も激しい状態を再現し、モータ1が焼損するまで
のON/OFFサイクル回数からモータ1の寿命を
相対比較した。結果を第4表に示す。
第4表から明らかなように、本発明の自己接着
性絶縁電線を使用したハーメーチツクモータは、
従来から実績のあう絶縁電線をエポキシ系含浸ワ
ニスで処理したハーメチツクモータに比較して、
優れた寿命を有することおよびその寿命のバラツ
キが少ないことがわかる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は塩化ナトリウ
ムの含有量が少なく、高分子量のフエノキシ樹脂
および/またはエポキシ樹脂をベースポリマーと
し、これに特定量のn−ブチル化メラミン樹脂を
架橋剤とし、その硬化後の架橋密度が94%以上と
なる組成物で接着層を形成した耐フロン性の自己
接着性絶縁電線およびこの自己接着性絶縁電線を
ステータコイルとして使用したハーメチツクモー
タである。
したがつて、この自己接着性絶縁電線を捲回成
形したコイルやハーメチツクモータのステータコ
イルの接着層は、R−22等のフロン冷媒に対して
極めて高い安定性を示し、事実上ほとんどフロン
に溶解しなくなる。よつて、冷凍機の圧縮機から
凝縮器、蒸発器に至る配管やキヤピラリーに樹脂
分が付着して目詰りを起こしたり、あるいは圧縮
機のピストンやシリンダに付着して焼付きや摩耗
を起したりすることがない。また、塩化ナトリウ
ムがフロン中に溶出しなくなるので、これによる
銅配管の腐食が防止され、銅イオンの溶出による
モータシヤフト等への化学メツキ現象が防止さ
れ、モータの運動効率が低下することもない。さ
らに、接着層の接着力が高く、高温においてもそ
の低下度合が少ないので、コイルの固着力も高く
なり、これらコイルは電磁振動や機械振動に十分
に耐えうるものとなる。またさらに、ベースポリ
マーのエポキシ樹脂のエポキシ基およびn−ブチ
ル化メラミン樹脂のアミノ基は、フロンと冷凍機
油との反応によつて生じる塩酸を補捉し、この反
応を抑制する作用を有し、この塩酸による冷凍機
内の金属部分の腐食が防止される。
したがつて、本発明のハーメチツクモータは、
密閉形冷凍機内に組み込れ、フロン等の冷媒と冷
凍機油の存在下、負荷変動の厳しい状態で運転さ
れても、従来品に比べて、長期間にわたり、格段
に高い信頼性を伴つて安定に動作し、圧縮機等の
周辺機器に何んら不都合を起すことがない。ま
た、このハーメチツクモータの製造にあつては、
従来の含浸ワニス等に比べ製造時間が短縮され、
作業能率の向上、コストの低減が計れる
【図面の簡単な説明】
第1図は2種のフエノキシ樹脂の分子量分布を
示すグラフ、第2図は自己接着性絶縁電線の接着
層のフロン(R−22)による抽出率を示すグラ
フ、第3図は同じくブリスターサイクル後の絶縁
破壊電圧残存率を示すグラフ、第4図は同じくブ
リスターサイクル後の接着力を示すグラフ、第5
図は、同じくR−22中の接着力の温度依頼性を示
すグラフ、第6図はハーメチツクモータの加速寿
命試験装置を示す概略構成図である。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩化ナトリウム含有量が5ppm以下、テトラ
    ヒドロフランを溶媒として25℃で求めた極限粘度
    が0.440以上のフエノキシ樹脂および/またはエ
    ポキシ樹脂100重量部と、n−ブチル化メラミン
    樹脂20〜100重量部とからなり、硬化後の架橋密
    度が94%以上となる混合物を接着層として絶縁層
    を介して導体上に設けてなる耐フロン性を有する
    自己接着性絶縁電線。 2 塩化ナトリウム含有量が5ppm以下、テトラ
    ヒドロフランを溶媒として25℃で求めた極限粘度
    が0.440以上のフエノキシ樹脂および/またはエ
    ポキシ樹脂100重量部と、n−ブチル化メラミン
    樹脂20〜100重量部とからなり、硬化後の架橋密
    度が94%以上となる混合物を接着層として絶縁層
    を介して導体上に設けてなる自己接着性絶縁電線
    をステータのコイルとして用いた密閉形圧縮機用
    電動機。
JP16081184A 1984-07-31 1984-07-31 自己接着性絶縁電線およびこれを用いた密閉形圧縮機用電動機 Granted JPS6139407A (ja)

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