JPH03268696A - ダイレクト・インワード・ダイヤリングにおける回線解放方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は構内交換機（ＰＢＸ）のダイレクト・インワー
ド・ダイヤリング（Ｄ　Ｉ　Ｄ）機能の着信時において
発呼者途中放棄時の回線解放の方法に関する。

〔従来の技術） ＤＩＤ方式について、第２図及び第３図を用いて説明す
る。

まず、交換網からＤＩＤ着信（極性反転されＩＲが送出
されてくる）が到来しＣＯＴ　（局線トランク）の着信
検出回路にて着信を検出する。着信検出後、−次応答と
して局線トランクの直流ループを形成する。相手交換機
は、直流ループを検出後、Ｌｌ、Ｌ２を反転する。

次に、ＰＢ倍信号受信できることを知らせるためにメツ
セージを送出後、ＳＤＴ　（システムのダイヤルトーン
）を送出する。発呼者側では、ＳＤＴを聴取後、ＰＢＸ
内線番号をＰＢ倍信号て送出する。ＰＢＸ側では、ＰＢ
倍信号ＰＢＲトランク（ＰＢ信号レシーバ）で受信解析
し対応の内線電話機を呼出すと同時に交換網側に対し、
ＲＢＴ（リングバックトーン）を送出する。次にＰＢＸ
の内線応答にて通話に入る。

以上がＤＩＤ方式の着信から通話に入るまでの動作シー
ケンスである。

本方式において従来の発呼者の途中放棄時の回線解放方
法を第４図に示す。

まず、メツセージ受信中、ＳＤＴ受信中及びＲＢＴ受信
中に途中放棄した場合、ある時間を要してから分散着信
となる。（ＰＢＸによっては、次応答後から分散になる
までの時間を可変タイマーを用い監視して設定時間後に
分散着信となるものもある。） 本説明では、−次応答後から分散になるまでの時間を２
０秒とした場合に関して説明する。

（１）メツセージ受信中の途中放棄の場合メツセージ送
出時間を１２秒とするとメツセージが始まってから６秒
後に相手が途中放棄したとすると１４秒後に分散着信と
なる。

（２）ＳＤＴ受信中の相手途中放棄の場合ＳＤＴが２秒
送出されてから相手が途中放棄したとすると６秒後に分
散着信となる。

（３）ＲＢＴ受信中の相手途中放棄の場合この状態は、
対応の内線を呼出している状態であり、内線の不応答に
対する時間を可変タイマーとして監視している場合があ
るので、本説明では６０秒不応答の場合、分散着信にな
なる方式について説明する。

ＲＢＴを２０秒聞いた後に相手が途中放棄したとすると
４０秒後に分散着信となる。

以上のような場合に分散着信となり、任意の内線が応答
しく話中音（ＢＴ）が聞こえる）、内線切断にて回線が
解放される方法となっていた。

【発明が解決しようとする課題］ 上記従来技術は、交換網側で途中放棄してから、ある時
間後に分散着信となり、内線側で一旦応答し切断しなけ
れば回線が解放とならない。

よって、途中放棄した者が再度発信してもその回線は、
話中状態となり使用することが出来ない。

また、ＰＢＸ内線では、相手途中放棄による分散着信に
対して応答した時、交換網のＢＴが聴取するだけで不快
感を与える。

本発明は、相手途中放棄に対して即座に回線が解放され
ることを目的としており、さらに回線を有効に使用可能
とし、又ＰＢＸの内線使用者に不快感を与えないことを
ＤＩＤ着信において提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、ＤＩＤ着信トランクに交換
網側の発呼者の途中放棄により、交換網側からＰＢＸへ
送出されてくる話中音を検出する回路を設け、話中音検
出にて回線を解放することにより達成される。

［作用］ ＤＩＤ回線に着信させた発呼者の一次応答後の途中放棄
により交換網側は話中音を送出してくるので、局線トラ
ンクへ話中音検出回路を設け、検出結果をＰＢＸの制御
部へ伝達し、制御部から局線トランクへの回線解放指示
により局線トランクは、回線を解放する。

〔実施例Ｊ 以下に本発明の一実施例を第１図により説明する。同図
は、ＰＢＸの局線トランクのブロック図である。

交換網と接続されるＬＬ、Ｌ２の回線、交換網から着信
時送出されてくる着信信号を検出する着信検出部１１着
信に対して応答する直流ループ形成回路２．Ｔはハイブ
リットトランス３．２線４線変換をするハイブリット回
路部４．この発明に必要な話中音（ＢＴ）を検出する話
中音検出部（ＢＴ検出部）５７通話路を接続する通話路
制御部６．ＰＢ倍信号受信解析するＰＢＲトランク１１
゜ＰＢＸのシステム全体を制御するシステム制御部７、
内線電話機９．内線電話機を制御するためのＬＩＮＳで
構成される。

ＤＩＤ着信時の動作について第１図及び第４図を用いて
説明する。

まず、ＤＩＤ着信があると着信検出部で着信を検出し、
システム制御部へ着信情報を送出する。

システム制御部では、着信があると一次応答として局線
トランクへ直流ループの形成をさせるための情報を送出
し局線トランクで直流ループを形成する。次にＰＢＲか
らメツセージ及びＳＤＴが送出される。発呼者は、ＳＤ
Ｔを聴取後、内線番号をＰＢ倍信号よりダイヤルしてく
る。ＰＢ倍信号ＰＢＲトランクにより受信し、受信情報
をシステム制御部へ送信し、システム制御部では対応の
内線電話機に着信させる。内線電話機が応答にて通話と
なる。

以上がＤＩＤ方式の動作であるが、本発明に関する発信
者の途中放棄時には、相手の交換機から送出されてくる
ＢＴ信号を受話部に設けたＢＴ検出回路部で検出し、情
報をシステム制御部へ送信しシステム制御部では、直流
ループ開放の指示を局線トランクへ送信する。局線トラ
ンクでは、直流ループを開放し回線を解放状態にする。

以上の様に、ＢＴ検出部を局線トランクへ設けることに
なり相手途中放棄を検出でき、即座に回線を解放するこ
とが出来る。

［発明の効果］ 本発明によれば、相手途中放棄後、ある時間を要してか
ら分散着信とな番バ任意の内線が応答にてＢＴが聞こえ
る様なこともなくなる。また、相手が切断しているにも
かかわらず回線が使用状態になってしまうこともなくな
り、使用者に対して不快感を与えることもない。同時に
、回線の無効捕捉もなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の構成を示すブロック構成図、第２図
は、ＰＢＸの構成を示すブロック図、第３図は、ＰＢＸ
と交換網とのＤＩＤの着信から通品に入るまでの動作シ
ーケンス図、第４図は、ＰＢＸと交換網とのＤＩＤ着信
時の相手途中放棄時の動作シーケンス図である。 １・・・着信検出部、２・・・直流ループ形成回路、３
・・・ハイブリットトランス、４・・・ハイブリット回
路部、５・・・ＢＴ検出部、６・・・通話路制御部、７
・・・システム制御部、８・・・ライン回路、９・・・
内線電話機、１０・・・ＰＢ受信トランク、１１・・・
局線トランク、１２・・・通話路制御部及びシステム制
御部。 ／／）、 第 ２ 図 第３図 １４　１閃

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ダイレクト・インワード・ダイヤリング方式の回線
   を収容するトランクに、回線の話中音を検出する話中音
   検出回路を設け、該話中音検出回路で話中音を検出した
   場合、回線の解放処理を行なうことを特徴とするダイレ
   クト・インワード・ダイヤリングにおける回線解放方式
   。