JPH03268210A - 垂直磁気ヘッド - Google Patents

垂直磁気ヘッド

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JPH03268210A
JPH03268210A JP6432690A JP6432690A JPH03268210A JP H03268210 A JPH03268210 A JP H03268210A JP 6432690 A JP6432690 A JP 6432690A JP 6432690 A JP6432690 A JP 6432690A JP H03268210 A JPH03268210 A JP H03268210A
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JP
Japan
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coil
layer
magnetic pole
main magnetic
block
Prior art date
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Pending
Application number
JP6432690A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Uehara
裕二 上原
Kenji Sato
賢治 佐藤
Hitoshi Kanai
均 金井
Masaaki Kanamine
金峰 理明
Hidekazu Kanda
英一 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 磁気ディスク装置において、情報の記録・再生を行なう
垂直磁気ヘッドに関し、 コイルの発熱による保護膜の割れを防止することを目的
とし、 軟磁性材料よりなるスライダブロックの端面に導体コイ
ルおよび主磁極を積層して成る垂直磁気ヘッドにおいて
、上記スライダブロックと主磁極との距離をあけるため
に設けられる非磁性層として、ダイアモンド層又は熱伝
導率の高い非磁性金属層を使用するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気ディスク装置において、情報の記録・再
生を行なう垂直磁気ヘッドに関する。
近年、磁気ディスク装置の大容量化に伴い、記録媒体上
の磁化パターンの大きさが急激に小さくなってきている
。このため、再生出力の低下を防ぐために、記録再生用
導体コイルの巻数は年々増(1) (2) 加の傾向にある。このためコイルからの発熱による悪影
響を防止することが重要な課題となっている。
〔従来の技術〕
従来の垂直薄膜磁気ヘッドの斜視図及び断面図を第3図
に示す。これは浮上スライダをなすフェライトからなる
スライダブロック1の端部に、ガラスからなる非磁性層
2を介してCuからなる導体コイル3と、熱硬化させた
フォトレジストからなる有機絶縁層4と、NiFeから
なる主磁極5が形成され、これら薄膜パターンをA I
2203等からなる加工保護膜6で覆った構成を有して
いる。そして情報の記録は、情報に従って導体コイル3
に流される電流によって生じた磁束が主磁極5から磁気
ディスク7の磁気記録層8を垂直に通り、さらに裏打ち
層9を経てスライダブロック1に入り、主磁極5に戻る
途中で磁気記録層8を垂直に磁化して情報を記録するよ
うになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の垂直薄膜磁気ヘッドでは、導体コイル3の巻
数増加にともなってコイル抵抗が増加するため、記録電
流印加時に、コイル抵抗による発熱により、導体コイル
3を覆っている有機絶縁層4の発ガス、膨張等をひきお
こし、加工保護膜6に割れが発生するという問題がある
本発明は上記従来の問題点に鑑み、コイルの発熱による
保護膜の割れを防止可能とした垂直磁気ヘッドを提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明の垂直磁気ヘッドでは、
軟磁性材料よりなるスライダブロック10の端面に導体
コイル13および主磁極11を積層して成る垂直磁気ヘ
ッドにおいて、上記スライダブロック10と主磁極11
との距離をあけるために設けられる非磁性層としてダイ
アモンド層12又は、熱伝導率の高い非磁性金属層16
を使用したことを特徴とする。
(3) (4) 〔作 用〕 導体コイル13に発生した熱は、主磁極11とスライダ
ブロック10との間に設けた熱伝導率の高いダイアモン
ド層12又は非磁性金属層16を通してスライダブロッ
ク10へ拡散されるため導体コイル13は高温とならず
、加工保護膜15の割れを防ぐことができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1の実施例を示す断面図である。
同図において、lGは浮上スライダを構成する軟磁性フ
ェライトからなるスライダブロックであり、該スライダ
ブロック10の端部には、主磁極11に接続する部分を
除いた部分を低くし、そこに厚さ10〜30IIn1程
度のダイアモンド層(非磁性層)12が形成されている
。そして該ダイアモンド層12の上にはCuからなる導
体コイル13と、熱硬化させたフォトレジストからなる
有機絶縁層14が設けられている。また該有機絶縁膜1
4のコイル中心部に窓あけし、その部分にNiFeなど
からなる主磁極11がスライダブロック10に接続して
設けられ、該主磁極11の他端は下方に延びてスライダ
ブロック10の下面と一致している。さらに上記各薄膜
を覆ってA A 、0.などからなる加工保護膜15が
設けられている。
なお前記非磁性層として設けられるダイアモンド層12
はCVD法によって形成することができる。
この方法は平行平板電極を有する真空容器内の、一方の
電極上に基板を設置しておき、CH4とH2をCH4/
H2” 2%、圧力gM200Torrとなるように導
入し、この状態で両電極間に高周波電圧を印加してプラ
ズマを発生させることによって基板上にダイアモンド膜
を形成することができる。
以上の本実施例によれば、ダイアモンドが熱伝導率の良
好な物質であることにより、導体コイル13で発生した
熱はダイアモンド層12を通ってスライダブロック10
へ拡散される。このため導体コイル13は高温とならず
、従って有機絶縁物14の発ガス、膨張等は起らず、加
工保護膜15の割れ発生は(5) (6) 防止される。
第2図は本発明の第2の実施例を示す図である。
同図において第1図と同一部分は同一符号を付して示し
た。
本実施例は基本的には前実施例と同様であり、異なると
ころは、スライダブロック10と導体コイル13との間
に設けたダイアモンド層120代りに熱伝導率の高い例
えばCu等の非磁性金属層16を用い且つ該非磁性金属
層16と導体コイル13との間に5in2等の絶縁膜1
7を介在させたことである。なお非磁性金属層16の厚
さは10〜30−程度で良く、めっき、スパッタ等で形
成することができる。
このように構成された本実施例は、導体コイル13で発
生した熱は非磁性金属層16を通してスライダブロック
10に拡散されるため、前実施例と同様な効果を得るこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、導体コイルで発生
する熱をコイル部分から速やかに拡散させるごとができ
るため、発熱による加工保護膜の割れを防ぐことが可能
となり、垂直磁気ヘッドの信頼性の向上に寄与するとこ
ろ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す断面図、第2図は
本発明の第2の実施例を示す断面図、第3図は従来の垂
直磁気ヘッドを示す図である。 図において、 10はスライダブロック、 11は主磁極、 12はダイアモンド層、 13は導体コイル、 14は有機絶縁膜、 15は加工保護膜、 16は非磁性金属層、 17は絶縁膜 を示す。 (7) (8)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軟磁性材料よりなるスライダブロック(10)の端
    面に導体コイル(13)および主磁極(11)を積層し
    て成る垂直磁気ヘッドにおいて、 上記スライダブロック(10)と主磁極(11)との距
    離をあけるために設けられる非磁性層としてダイアモン
    ド層(12)を使用したことを特徴とする垂直磁気ヘッ
    ド。 2、軟磁性材料よりなるスライダブロック(10)の端
    面に導体コイル(13)および主磁極(11)を積層し
    て成る垂直磁気ヘッドにおいて、 上記スライダブロック(10)と主磁極(11)との距
    離をあけるために設けられる非磁性層として熱伝導率の
    高い非磁性金属層(16)を使用したことを特徴とする
    垂直磁気ヘッド。
JP6432690A 1990-03-16 1990-03-16 垂直磁気ヘッド Pending JPH03268210A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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