JPH03267929A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
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- JPH03267929A JPH03267929A JP2339538A JP33953890A JPH03267929A JP H03267929 A JPH03267929 A JP H03267929A JP 2339538 A JP2339538 A JP 2339538A JP 33953890 A JP33953890 A JP 33953890A JP H03267929 A JPH03267929 A JP H03267929A
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- screen
- film
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Links
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Landscapes
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フィルム上の画面内に撮影画像とは異なる情
報、例えば日付やメモ等のデータを写し込むことのでき
るカメラに関する。
報、例えば日付やメモ等のデータを写し込むことのでき
るカメラに関する。
近年、通常の例えば[36mmx 24mm]の標準的
な撮影画面とは異なる形状・大きざの横長の特殊な撮影
画面で撮影することによって、擬似的にパノラマ写真的
な印象を得られるようにすることか行われ、撮影画面を
標準的なものと特殊なものとに切り替えられるようにす
ることも提案されている。この場合、従来がらの構成の
大部分を利用して若干の改造を加えることで上述の構成
にすることが望まれ、そのため、標準的な基準画面に対
して遮光部材を撮影光路に出退自在に挿入して特殊画面
を現出するようにしている。一方、撮影情報とは異なる
情報(以下、別情報と称する)を写し込むことのできる
カメラにおいては、その写し込みを画面の変更にどのよ
うに対処させるかも、解決すべき問題の一つである。
な撮影画面とは異なる形状・大きざの横長の特殊な撮影
画面で撮影することによって、擬似的にパノラマ写真的
な印象を得られるようにすることか行われ、撮影画面を
標準的なものと特殊なものとに切り替えられるようにす
ることも提案されている。この場合、従来がらの構成の
大部分を利用して若干の改造を加えることで上述の構成
にすることが望まれ、そのため、標準的な基準画面に対
して遮光部材を撮影光路に出退自在に挿入して特殊画面
を現出するようにしている。一方、撮影情報とは異なる
情報(以下、別情報と称する)を写し込むことのできる
カメラにおいては、その写し込みを画面の変更にどのよ
うに対処させるかも、解決すべき問題の一つである。
従来、何れの画面に対してもそれぞれ別情報を写し込む
ための手段を設けるものや、或いは、何れの画面におい
ても露光範囲となる位置に別情報を写し込めるようにし
たものが知られている。
ための手段を設けるものや、或いは、何れの画面におい
ても露光範囲となる位置に別情報を写し込めるようにし
たものが知られている。
しかし、前者の構成にあっては、各撮影画面ごとに写し
込みのための手段か必要であるから、必然的に構成の複
雑化やコストア・ノブを招来するものであった。また、
後者の構成にあっては、写し込み位置が同じであるので
、その位置か基準画面において中央部分に近くなりがち
で、主要な被写体上に別情報が写し込まれる虞があった
。
込みのための手段か必要であるから、必然的に構成の複
雑化やコストア・ノブを招来するものであった。また、
後者の構成にあっては、写し込み位置が同じであるので
、その位置か基準画面において中央部分に近くなりがち
で、主要な被写体上に別情報が写し込まれる虞があった
。
本発明の目的は、上記実情に鑑み、コスト的に有利に、
かつ、なるべく撮影情報に支障を来さないように、別情
報の写し込み機能を撮影画面の大きさの変更に対処させ
ることができるカメラを提供することにある。
かつ、なるべく撮影情報に支障を来さないように、別情
報の写し込み機能を撮影画面の大きさの変更に対処させ
ることができるカメラを提供することにある。
本発明によるカメラの特徴構成は、遮光部材を撮影光路
に出退自在に挿入して、フィルム上の露光範囲を基準画
面からそれより小さな特殊画面に切り替える画面切替機
構と、前記フィルム上の特殊画面外で基準画面内となる
位置に撮影画像とは異なる情報を写し込むための写し込
み手段と、前記特殊画面の現出状態で前記情報の写し込
みか不能であることを警告する警告手段を設けたことに
ある。
に出退自在に挿入して、フィルム上の露光範囲を基準画
面からそれより小さな特殊画面に切り替える画面切替機
構と、前記フィルム上の特殊画面外で基準画面内となる
位置に撮影画像とは異なる情報を写し込むための写し込
み手段と、前記特殊画面の現出状態で前記情報の写し込
みか不能であることを警告する警告手段を設けたことに
ある。
つまり、画面切替機構の作動で、基準画面のフィルム部
分を露光させるための撮影光学系はそのままにして、遮
光部材の撮影光路への出退だけで、基準画面と特殊画面
とを切り替えることかできる。そして、別情報の写し込
み位置を特殊画面外で基準画面内とすることで、基準画
面の端に別情報を写し込めるから、基準画面内の主要な
被写体に別情報が重なって写し込まれる虞を少なくてき
る。一方、特殊画面では別情報の写し込みは行わせない
ようにし、そのため、撮影者にそのことを報知して注意
を喚起すべく、警告を行うのである。従って、この場合
、撮影者が別情報の写し込みか行われていると思い込ん
だまま撮影してしまうことを防止することができる。
分を露光させるための撮影光学系はそのままにして、遮
光部材の撮影光路への出退だけで、基準画面と特殊画面
とを切り替えることかできる。そして、別情報の写し込
み位置を特殊画面外で基準画面内とすることで、基準画
面の端に別情報を写し込めるから、基準画面内の主要な
被写体に別情報が重なって写し込まれる虞を少なくてき
る。一方、特殊画面では別情報の写し込みは行わせない
ようにし、そのため、撮影者にそのことを報知して注意
を喚起すべく、警告を行うのである。従って、この場合
、撮影者が別情報の写し込みか行われていると思い込ん
だまま撮影してしまうことを防止することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の詳細な説明する。
第2図ないし第4図は、本発明によるカメラの全体の概
略構成図である。このカメラは、カメラボディ(1)と
、このカメラボディ(1)のレンズマウント(IA)に
着脱自在に取り付けられた撮影レンズ(2)と、カメラ
ボディ(1)のホットシュー(IB)に着脱自在に取り
付けられたフラッシュ装置(3)と、カメラボディ(1
)の裏蓋(IC)内に組込まれたデータパック装置(4
)とから構成されている。
略構成図である。このカメラは、カメラボディ(1)と
、このカメラボディ(1)のレンズマウント(IA)に
着脱自在に取り付けられた撮影レンズ(2)と、カメラ
ボディ(1)のホットシュー(IB)に着脱自在に取り
付けられたフラッシュ装置(3)と、カメラボディ(1
)の裏蓋(IC)内に組込まれたデータパック装置(4
)とから構成されている。
第2図および第4図はフラッシュ装置(3)を装着しな
い状態を示し、第3図は撮影レンズ(2)を装着しない
状態を示している。
い状態を示し、第3図は撮影レンズ(2)を装着しない
状態を示している。
(II)は撮影動作を行なうためのレリーズボタン、(
12)〜(14)は、カメラの動作モードを切り替える
ための操作キーである。
12)〜(14)は、カメラの動作モードを切り替える
ための操作キーである。
(12)は、通常の画面サイズで撮影する(フルサイズ
モード)と通常の画面サイズの上下をカットした半分の
画面サイズで撮影する(パノラマモード)とを切り替え
るための画面サイズ切替キーである。(13)は、通常
の自動焦点調節状態て撮影する(プログラムモード)と
、被写界深度を優先した自動焦点調節状態で撮影する(
デプスモード)とを切り替えるためのフォーカスモード
切替キーである。(14)は、自動焦点調節動作を行な
うための焦点検出エリアを切り替えるためのフォーカス
エリア切替キーである。
モード)と通常の画面サイズの上下をカットした半分の
画面サイズで撮影する(パノラマモード)とを切り替え
るための画面サイズ切替キーである。(13)は、通常
の自動焦点調節状態て撮影する(プログラムモード)と
、被写界深度を優先した自動焦点調節状態で撮影する(
デプスモード)とを切り替えるためのフォーカスモード
切替キーである。(14)は、自動焦点調節動作を行な
うための焦点検出エリアを切り替えるためのフォーカス
エリア切替キーである。
上述した各種の動作モードについては後述する。
(15)は各種の動作モードやフィルムカウント数等を
表示する表示装置のボディ表示部である。
表示する表示装置のボディ表示部である。
第1図は、本発明によるカメラの内部電気回路のブロッ
ク図であり、撮影レンズ(2)、フラッシュ装置(3)
、データパック装置(4)をも、併せて示しである。
ク図であり、撮影レンズ(2)、フラッシュ装置(3)
、データパック装置(4)をも、併せて示しである。
(100)はカメラの動作制御用のCPUて、カメラボ
ディ(1)内の各装置、フラッシュ装置(3)、データ
パック装置(4)等も含めて、カメラシステムの全体の
動作を制御する。(101)はフィルム感度読取回路で
、パトローネ室内に設けた端子をフィルムパトローネに
接触させてそのフィルムの感度情報を読み取る。(20
0)は撮影レンズ(2)内のレンズ回路で、CP U
(100)との間でレンズデータ等を授受する。(10
2)は表示制御回路で、前述のボディ表示部(15)な
らびにファインダ内に設けたファインダ表示部(16)
による撮影情報等の表示を制御する。
ディ(1)内の各装置、フラッシュ装置(3)、データ
パック装置(4)等も含めて、カメラシステムの全体の
動作を制御する。(101)はフィルム感度読取回路で
、パトローネ室内に設けた端子をフィルムパトローネに
接触させてそのフィルムの感度情報を読み取る。(20
0)は撮影レンズ(2)内のレンズ回路で、CP U
(100)との間でレンズデータ等を授受する。(10
2)は表示制御回路で、前述のボディ表示部(15)な
らびにファインダ内に設けたファインダ表示部(16)
による撮影情報等の表示を制御する。
(103)は測光回路で、6個の受光素子(105)か
らの受光信号か入力される自然光測光用多分割回路(1
04)との間で信号の授受を行なうとともに、フラッシ
ュ調光用の受光素子(107)からの受光信号が入力さ
れる調光回路(106)の動作を制御する。この調光回
路(106)は、前記受光素子(107)の受光量か所
定量に達したときに、フラッシュ装置(3)内のフラッ
シュ制御回路(300)に、フラッシュ発光を停止させ
る信号を出力する。(108)はX接点用のサイリスタ
で、CP U (100)の出力信号が“H″ルベル変
わることで、フラッシュ装置(3)内のフラッシュ制御
回路(300)に発光開始用のトリガ信号を出る。
らの受光信号か入力される自然光測光用多分割回路(1
04)との間で信号の授受を行なうとともに、フラッシ
ュ調光用の受光素子(107)からの受光信号が入力さ
れる調光回路(106)の動作を制御する。この調光回
路(106)は、前記受光素子(107)の受光量か所
定量に達したときに、フラッシュ装置(3)内のフラッ
シュ制御回路(300)に、フラッシュ発光を停止させ
る信号を出力する。(108)はX接点用のサイリスタ
で、CP U (100)の出力信号が“H″ルベル変
わることで、フラッシュ装置(3)内のフラッシュ制御
回路(300)に発光開始用のトリガ信号を出る。
(DB)はデータパック装置(4)内のデータ制御回路
で、CP U (100)からの写し込み開始信号(I
MF)に応じて、必要なデータをフィルム上に記録すべ
く作動制御する。
で、CP U (100)からの写し込み開始信号(I
MF)に応じて、必要なデータをフィルム上に記録すべ
く作動制御する。
(109)は焦点検出用受光センサーアレー(以下CC
Dと称する)で、被写体に対する撮影レンズ(2)の合
焦位置からの偏差を検出するための受光信号をCP U
(100) G:出力する。(110)は駆動用ドライ
バで、上記偏差を解消すべく行なう焦点調節動作用のA
Fモータ(AFM)、フィルムを巻き上げるための巻上
モータ(WM)、フィルムを巻き戻すための巻戻モータ
(RWM)、シャッタ、絞り、ミラー機構をチャージす
るためのチャージモータ(CHM)の各モータの駆動、
ならびに、レリーズ開始用マグネット(111)、絞り
停止用マグネット(112)、シャッタの1幕スタート
用マグネツト(113)、シャッタの2幕スタート用マ
グネツト(114)の各マグネットの駆動を行なう。
Dと称する)で、被写体に対する撮影レンズ(2)の合
焦位置からの偏差を検出するための受光信号をCP U
(100) G:出力する。(110)は駆動用ドライ
バで、上記偏差を解消すべく行なう焦点調節動作用のA
Fモータ(AFM)、フィルムを巻き上げるための巻上
モータ(WM)、フィルムを巻き戻すための巻戻モータ
(RWM)、シャッタ、絞り、ミラー機構をチャージす
るためのチャージモータ(CHM)の各モータの駆動、
ならびに、レリーズ開始用マグネット(111)、絞り
停止用マグネット(112)、シャッタの1幕スタート
用マグネツト(113)、シャッタの2幕スタート用マ
グネツト(114)の各マグネットの駆動を行なう。
(121)はシャッタ検出用フォトカプラで、後述する
シャッタの中間位置通過を検出する。
シャッタの中間位置通過を検出する。
(122)はレンズ位置検出用フォトカプラで、焦点調
節中の撮影レンズ(2)の位置を検出する。
節中の撮影レンズ(2)の位置を検出する。
(123)は絞り検出用フォトカプラで、絞りの絞り込
み状態を検出する。
み状態を検出する。
前記CP U (100)には、各種のスイッチ(SR
C)〜(SDN)からの状態信号が入力されている。
C)〜(SDN)からの状態信号が入力されている。
(SRC)は裏蓋スイッチで、カメラの裏蓋(IC)か
閉じられることで開放される。(SLS)はローディン
グ検出スイッチで、フィルムの初期巻上げが成功するこ
とで開放される。 (SFいはフィルム検知スイッチで
、フィルムかカメラのアパーチャ部分に有る場合に開放
状態にある。(SWC)は−コマスイッチで、フィルム
の1コマの給送の完了時に開放される。(SCH)はチ
ャージ検出スイッチで、シャッタチャージの完了時に開
放される。(SMO)は画面サイズ切替キー(12)の
操作に連動して閉成される画面サイズ切替スイッチであ
る。
閉じられることで開放される。(SLS)はローディン
グ検出スイッチで、フィルムの初期巻上げが成功するこ
とで開放される。 (SFいはフィルム検知スイッチで
、フィルムかカメラのアパーチャ部分に有る場合に開放
状態にある。(SWC)は−コマスイッチで、フィルム
の1コマの給送の完了時に開放される。(SCH)はチ
ャージ検出スイッチで、シャッタチャージの完了時に開
放される。(SMO)は画面サイズ切替キー(12)の
操作に連動して閉成される画面サイズ切替スイッチであ
る。
(Sl)は、前記レリーズボタン(11)の第1のスト
ロークの押下げ操作て閉成される測光スイッチで、この
測光スイッチ(Sl)の閉成て、測光動作と焦点検出動
作とか開始される。
ロークの押下げ操作て閉成される測光スイッチで、この
測光スイッチ(Sl)の閉成て、測光動作と焦点検出動
作とか開始される。
(S2)は、前記レリーズボタン(11)の第1のスト
ロークを越える第2のストロークの押下げ操作で閉成さ
れるレリーズスイッチで、このレリーズスイッチ(S2
)の閉成で、実際の撮影動作か開始される。
ロークを越える第2のストロークの押下げ操作で閉成さ
れるレリーズスイッチで、このレリーズスイッチ(S2
)の閉成で、実際の撮影動作か開始される。
(SNP)は画面サイズか[フルサイズ]である場合に
閉成されるフルサイズ検知スイッチ、(SPP)は画面
サイズが[パノラマサイズコである場合に閉成されるパ
ノラマサイズ検知スイッチである。
閉成されるフルサイズ検知スイッチ、(SPP)は画面
サイズが[パノラマサイズコである場合に閉成されるパ
ノラマサイズ検知スイッチである。
(SAP)はフォーカスエリア切替キー(14)の操作
に連動して閉成されるフォーカスエリア切替スイッチ、
(SDN)はフォーカスモード切替キー(13)の操作
に連動して閉成されるフォーカスモード切替スイッチで
ある。
に連動して閉成されるフォーカスエリア切替スイッチ、
(SDN)はフォーカスモード切替キー(13)の操作
に連動して閉成されるフォーカスモード切替スイッチで
ある。
次に、このカメラの動作の制御を、第5図ないし第12
図のフローチャートを用いて説明する。
図のフローチャートを用いて説明する。
第5図のフローチャートは、カメラの全体の動作を制御
するメインルーチンであり、スイッチの状態変化によっ
て起動する。このメインルーチンでは、前述したいくつ
かのスイッチ(SRC)、 (SMO)、 (SAP)
、 (SDP)の状態を判別しく#5〉〜<#30〉、
その判別結果に応じた動作を行なう。
するメインルーチンであり、スイッチの状態変化によっ
て起動する。このメインルーチンでは、前述したいくつ
かのスイッチ(SRC)、 (SMO)、 (SAP)
、 (SDP)の状態を判別しく#5〉〜<#30〉、
その判別結果に応じた動作を行なう。
裏蓋(IC)が開けられた場合には〈#5〉、フィルム
の巻戻しの完了を示す巻戻完了フラグ(RWCF)を“
0′にしく#6> 、フィルムカウンタ値を“0”にし
て<#7> 、プログラムの実行を停止する。裏蓋(I
C)が閉じられた場合には<#10>、サブルーチン(
裏蓋閉動作)をコールした後<#11> 、プログラム
の実行を停止する。第6図にこのサブルーチンのフロー
チャートを示す。
の巻戻しの完了を示す巻戻完了フラグ(RWCF)を“
0′にしく#6> 、フィルムカウンタ値を“0”にし
て<#7> 、プログラムの実行を停止する。裏蓋(I
C)が閉じられた場合には<#10>、サブルーチン(
裏蓋閉動作)をコールした後<#11> 、プログラム
の実行を停止する。第6図にこのサブルーチンのフロー
チャートを示す。
このサブルーチンでは、まずフィルムの有無を判別しく
#100>、フィルムかなければそのままリターンし、
フィルムが有れば、ローディング検出スイッチ(SLS
)が開放されるまで巻上モータ(WM)を駆動して、フ
ィルムの初期巻上げを行なう<#105>〜<#115
>。その後、フィルムカウンタ値を“1”にしく#12
0>、フィルム感度情報を入力して<#125> 、対
数変換したフィルム感度値(S 、、 )をフィルム感
度レジスタ(SVR)に格納しく#130>、フィルム
かネガフィルムであるか否かに応じて<#135>、リ
バーサルフィルムの場合はネガポジフラグ(NPF)を
“1″にしく1140>、ネガフィルムの場合はネガポ
ジフラグ(NPF)を“0”にしだ後<#145>、リ
ターンする。
#100>、フィルムかなければそのままリターンし、
フィルムが有れば、ローディング検出スイッチ(SLS
)が開放されるまで巻上モータ(WM)を駆動して、フ
ィルムの初期巻上げを行なう<#105>〜<#115
>。その後、フィルムカウンタ値を“1”にしく#12
0>、フィルム感度情報を入力して<#125> 、対
数変換したフィルム感度値(S 、、 )をフィルム感
度レジスタ(SVR)に格納しく#130>、フィルム
かネガフィルムであるか否かに応じて<#135>、リ
バーサルフィルムの場合はネガポジフラグ(NPF)を
“1″にしく1140>、ネガフィルムの場合はネガポ
ジフラグ(NPF)を“0”にしだ後<#145>、リ
ターンする。
メインルーチンの説明を続けると、画面サイズ切替スイ
ッチ(SMO)か閉成された場合にはく#15〉、サブ
ルーチン(画面サイズ切替)をコールした後<#16>
、プログラムの実行を停止する。第7図にこのサブル
ーチンのフローチャートを示す。
ッチ(SMO)か閉成された場合にはく#15〉、サブ
ルーチン(画面サイズ切替)をコールした後<#16>
、プログラムの実行を停止する。第7図にこのサブル
ーチンのフローチャートを示す。
このサブルーチンに入ると、裏蓋(IC)が開いている
場合<#200> 、フィルムかアパーチャ部分になく
て< #202>かっ巻戻完了フラグ(RWCF)が“
1” (裏蓋間で“0”に戻る)の場合<#204>
、ネガフィルムであって<#206>かつフィルムカウ
ンタ値か“1”ではない場合<#208> 、何れも、
メインルーチンにリターンし、それ以外の場合にのみ、
<1210>のステップ以降のフローに進んで画面サイ
ズを切り替える。つまり、リバーサルフィルムか装填さ
れている場合およびフィルムが装填されていなくてカメ
ラの裏蓋(IC)が閉じられている場合には、何時でも
画面サイズの切替えか可能で、ネガフィルムが装填され
ている場合には、フィルムカウンタ値が“1”のときに
のみ画面サイズの切替えが可能である。
場合<#200> 、フィルムかアパーチャ部分になく
て< #202>かっ巻戻完了フラグ(RWCF)が“
1” (裏蓋間で“0”に戻る)の場合<#204>
、ネガフィルムであって<#206>かつフィルムカウ
ンタ値か“1”ではない場合<#208> 、何れも、
メインルーチンにリターンし、それ以外の場合にのみ、
<1210>のステップ以降のフローに進んで画面サイ
ズを切り替える。つまり、リバーサルフィルムか装填さ
れている場合およびフィルムが装填されていなくてカメ
ラの裏蓋(IC)が閉じられている場合には、何時でも
画面サイズの切替えか可能で、ネガフィルムが装填され
ている場合には、フィルムカウンタ値が“1”のときに
のみ画面サイズの切替えが可能である。
ここで、このカメラにおける画面サイズについて説明す
ると、このカメラでは、第13図に示すように、35m
m版のフィルムを用いて、そのフィルムの全幅を露光範
囲とした縦横比が2対3の[フルサイズコ (これをフ
ルサイズ画面(F、)と称する)で撮影する(フルサイ
ズモード)と、前記フィルムの幅方向の中間部を露光範
囲として縦横比か1対3の[パノラマサイズコ (これ
をパノラマ画面(F、)と称する)で撮影する(パノラ
マモード)とを切り替えられるようにしである。
ると、このカメラでは、第13図に示すように、35m
m版のフィルムを用いて、そのフィルムの全幅を露光範
囲とした縦横比が2対3の[フルサイズコ (これをフ
ルサイズ画面(F、)と称する)で撮影する(フルサイ
ズモード)と、前記フィルムの幅方向の中間部を露光範
囲として縦横比か1対3の[パノラマサイズコ (これ
をパノラマ画面(F、)と称する)で撮影する(パノラ
マモード)とを切り替えられるようにしである。
そして、撮影済のフィルムをDP処理するに際して、前
記[パノラマサイズコのコマについては、[フルサイズ
]のコマに対して2倍の焼付倍率で拡大して印画紙に焼
き付けることによって、縦寸法が同じで、Uパノラマサ
イズコては[フルサイズ]に比してパノラマ的な印象の
ある横長のプリントを得られるようにしである。
記[パノラマサイズコのコマについては、[フルサイズ
]のコマに対して2倍の焼付倍率で拡大して印画紙に焼
き付けることによって、縦寸法が同じで、Uパノラマサ
イズコては[フルサイズ]に比してパノラマ的な印象の
ある横長のプリントを得られるようにしである。
そして、上述のように、DP処理時での焼付倍率が異な
るため、焼付処理を必要とするネガフィルムの場合には
、1本のフィルムに対して全て同じ画面サイズにしてD
P処理の繁雑化を回避するべく、撮影動作の開始前にの
み、画面サイズの切替えを許容するようにしである。
るため、焼付処理を必要とするネガフィルムの場合には
、1本のフィルムに対して全て同じ画面サイズにしてD
P処理の繁雑化を回避するべく、撮影動作の開始前にの
み、画面サイズの切替えを許容するようにしである。
方、リバーサルフィルムの場合には、得られたトランス
ペアレンジ−を1コマづつマウントに保持させるもので
あり、例えば、映写段階てグループ分けして倍率を異な
らせた映写を行なうことも比較的容易で、1本のフィル
ムに両サイズのコマを混在させてもDP処理の繁雑化を
来すことかないことから、何時でも画面サイズの切替え
を行なえるようにしである。さらに、フィルムか装填さ
れていない場合には、カメラの機構・動作の確認のため
に、何時でも画面サイズを切り替えられるようにしであ
る。
ペアレンジ−を1コマづつマウントに保持させるもので
あり、例えば、映写段階てグループ分けして倍率を異な
らせた映写を行なうことも比較的容易で、1本のフィル
ムに両サイズのコマを混在させてもDP処理の繁雑化を
来すことかないことから、何時でも画面サイズの切替え
を行なえるようにしである。さらに、フィルムか装填さ
れていない場合には、カメラの機構・動作の確認のため
に、何時でも画面サイズを切り替えられるようにしであ
る。
次に、上述した画面サイズの切替えを行なうための構成
について説明すると、第14図(イ)〜(ハ)に示すよ
うに、前記[フルサイズコの画面に相当するシャツタ開
口(20a)を有するシャッタユニット(20)に、フ
ィルムの長手方向に直交する方向(便宜上、この方向を
画面の上下方向と称する)に沿ってそれぞれスライド自
在な上下一対の遮光部材(21A)、 (21B)を、
シャッタを構成する第1幕(22P)および第2幕(2
2S)とともに、かつ、最もフィルム(F)に近い位置
に一体に組み込んで設けてある。
について説明すると、第14図(イ)〜(ハ)に示すよ
うに、前記[フルサイズコの画面に相当するシャツタ開
口(20a)を有するシャッタユニット(20)に、フ
ィルムの長手方向に直交する方向(便宜上、この方向を
画面の上下方向と称する)に沿ってそれぞれスライド自
在な上下一対の遮光部材(21A)、 (21B)を、
シャッタを構成する第1幕(22P)および第2幕(2
2S)とともに、かつ、最もフィルム(F)に近い位置
に一体に組み込んで設けてある。
これら一対の遮光部材(21A)、 (21B)は、通
常は、第15図(イ)に示すように、各別のスプリング
(23A)、 (23B)の付勢力によって、前記シャ
ツタ開口(20a)を全て露呈する位置に保持されてお
り、この状態で、[フルサイズ]の画面での撮影を可能
にする。それら両遮光部材(21A)。
常は、第15図(イ)に示すように、各別のスプリング
(23A)、 (23B)の付勢力によって、前記シャ
ツタ開口(20a)を全て露呈する位置に保持されてお
り、この状態で、[フルサイズ]の画面での撮影を可能
にする。それら両遮光部材(21A)。
(21B)には、それぞれシャッタユニット(20)の
側方に突出する姿勢の突起(21a)、 (21b)を
形成してあり、第16図および第17図に示すように、
それら各別の突起(21a)、 (21b)に係止して
前記両遮光部材(21A)、 (21B)をスライド操
作する一対の操作部材(24A)、 (24B)を、カ
ム板(25)およびギヤ連動機構(26)を介して、フ
ィルム巻戻し用の巻戻モータ(RWM)に連動連結しで
ある。
側方に突出する姿勢の突起(21a)、 (21b)を
形成してあり、第16図および第17図に示すように、
それら各別の突起(21a)、 (21b)に係止して
前記両遮光部材(21A)、 (21B)をスライド操
作する一対の操作部材(24A)、 (24B)を、カ
ム板(25)およびギヤ連動機構(26)を介して、フ
ィルム巻戻し用の巻戻モータ(RWM)に連動連結しで
ある。
第17図は[フルサイズ]現出用の状態を示しており、
この状態で、フルサイズ検知スイッチ(SNP)か閉成
されており、パノラマサイズ検知スイッチ(SPP)は
開放されている。
この状態で、フルサイズ検知スイッチ(SNP)か閉成
されており、パノラマサイズ検知スイッチ(SPP)は
開放されている。
第16図に示すように、前記ギヤ連動機構(26)中に
、遊星ギヤ対からなる伝動切替部材(26a)を介装し
てあり、巻戻モータ(RWM)の正転時には、この伝動
切替部材(26a)自体も正転してフィルムパトローネ
に係合する巻戻しフォーク(22)への巻戻し伝動機構
(28)に咬合して駆動力を巻戻しフォーク(27)に
伝達するフィルム巻戻し状態に切り替わり、かつ、巻戻
しモータ(RWM)の逆転時には、前記伝動切替部材(
26a)自体も逆転して前記巻戻し伝動機構(28)か
ら外れ、前記ギヤ連動機構(26)に咬合して駆動力を
前記カム板(25)に伝達する画面サイズ切替状態に切
り替わるように構成しである。
、遊星ギヤ対からなる伝動切替部材(26a)を介装し
てあり、巻戻モータ(RWM)の正転時には、この伝動
切替部材(26a)自体も正転してフィルムパトローネ
に係合する巻戻しフォーク(22)への巻戻し伝動機構
(28)に咬合して駆動力を巻戻しフォーク(27)に
伝達するフィルム巻戻し状態に切り替わり、かつ、巻戻
しモータ(RWM)の逆転時には、前記伝動切替部材(
26a)自体も逆転して前記巻戻し伝動機構(28)か
ら外れ、前記ギヤ連動機構(26)に咬合して駆動力を
前記カム板(25)に伝達する画面サイズ切替状態に切
り替わるように構成しである。
そして、上述した画面サイズ切替状態において、第15
図(イ)に示す[フルサイズ]フィルム画面から、第1
7図において巻戻しモータ(RWM)の逆転で前記カム
板(25)を時計方向へ半回転させることによって、カ
ム板(25)のカム面(25a)かピン(24a)、
(24b)を押圧して、一対の操作部材(24A)、
(24B)が上下方向に隔離するようにスライド操作さ
れる。それに伴なって、それら操作部材(24A)、
(24B)が遮光部材(21A)、 (21B)の突起
(21a)、 (21b)に係止して、一対の遮光部材
(21A)、 (21B)を、前記各別のスプリング(
23A)。
図(イ)に示す[フルサイズ]フィルム画面から、第1
7図において巻戻しモータ(RWM)の逆転で前記カム
板(25)を時計方向へ半回転させることによって、カ
ム板(25)のカム面(25a)かピン(24a)、
(24b)を押圧して、一対の操作部材(24A)、
(24B)が上下方向に隔離するようにスライド操作さ
れる。それに伴なって、それら操作部材(24A)、
(24B)が遮光部材(21A)、 (21B)の突起
(21a)、 (21b)に係止して、一対の遮光部材
(21A)、 (21B)を、前記各別のスプリング(
23A)。
(23B)の付勢力に抗して、互いに近接する方向にス
ライド操作する。その結果、第15図(ロ)に示すよう
に、前記シャツタ開口(20a)の上下の中間部分のみ
が露呈され、[パノラマサイズ]の画面での撮影を可能
にする。この状態では、フルサイズ検知スイッチ(SN
P)が開放され、パノラマ検知スイッチ(SPP)が閉
成されている。
ライド操作する。その結果、第15図(ロ)に示すよう
に、前記シャツタ開口(20a)の上下の中間部分のみ
が露呈され、[パノラマサイズ]の画面での撮影を可能
にする。この状態では、フルサイズ検知スイッチ(SN
P)が開放され、パノラマ検知スイッチ(SPP)が閉
成されている。
この状態から、第17図において巻戻しモータ(RWM
)の逆転で前記カム板(25)を時計方向にさらに半回
転させることによって、カム板(25)のカム面(25
a)による一対の操作部材(24A)、 (24B)の
ピン(24a)、 (24b)に対する抑圧状態が解除
される。それに伴なって、一対の操作部材(24A)。
)の逆転で前記カム板(25)を時計方向にさらに半回
転させることによって、カム板(25)のカム面(25
a)による一対の操作部材(24A)、 (24B)の
ピン(24a)、 (24b)に対する抑圧状態が解除
される。それに伴なって、一対の操作部材(24A)。
(24B)は各別のスプリング(29A)、 (29B
)の付勢力によって元の位置に戻り、一対の遮光部材(
21A)、 (21B)も各別のスプリング(23A)
、 (23B)の付勢力によって元の位置に戻り、第1
5図(イ)に示す[フルサイズ]現出用の状態に戻る。
)の付勢力によって元の位置に戻り、一対の遮光部材(
21A)、 (21B)も各別のスプリング(23A)
、 (23B)の付勢力によって元の位置に戻り、第1
5図(イ)に示す[フルサイズ]現出用の状態に戻る。
ここで、シャッタの作動についても説明しておくと、第
18図(()、 (0)に示すように、このシャッタは
縦走りのフォーカルブレーンシャッタに構成してあり、
第14図(イ)〜(ハ)に示すように、光軸(L)に沿
って前方側から第1幕(22P)、第2幕(22S)の
順に、シャッタユニット(20)に組み込んである。
18図(()、 (0)に示すように、このシャッタは
縦走りのフォーカルブレーンシャッタに構成してあり、
第14図(イ)〜(ハ)に示すように、光軸(L)に沿
って前方側から第1幕(22P)、第2幕(22S)の
順に、シャッタユニット(20)に組み込んである。
撮影準備のためにチャージモータ(CHM)の作動でシ
ャッタの第1幕(22P)が移動され、第18図(イ)
に示すように、この第1幕(22P)の2枚の羽根(2
2Pa)、 (22Pb)によってシャツタ開口(20
a)を閉鎖する。この状態で、第1幕(22P)は係止
部材(図示せず)によって位置保持状態にある。
ャッタの第1幕(22P)が移動され、第18図(イ)
に示すように、この第1幕(22P)の2枚の羽根(2
2Pa)、 (22Pb)によってシャツタ開口(20
a)を閉鎖する。この状態で、第1幕(22P)は係止
部材(図示せず)によって位置保持状態にある。
この状態からレリーズ動作が開始されると、1幕スター
ト用マグネツト(114)の作動で前記係止部材による
係止が解除されて第1幕(22P)の2枚の羽根(22
Pa)、 (22Pb)か上方に移動し、第18図(ロ
)に示すように、シャツタ開口(20a)を露呈する。
ト用マグネツト(114)の作動で前記係止部材による
係止が解除されて第1幕(22P)の2枚の羽根(22
Pa)、 (22Pb)か上方に移動し、第18図(ロ
)に示すように、シャツタ開口(20a)を露呈する。
その後、所定のシャッタスピードの計時後、2幕スター
ト用マグネツト(115)の作動て第2幕(22S)の
2枚の羽根(22Sa)。
ト用マグネツト(115)の作動て第2幕(22S)の
2枚の羽根(22Sa)。
(22Sb)か上方に移動し、シャツタ開口(20a)
を閉鎖する。
を閉鎖する。
さて、このようなフォーカルプレーンシャッタを用いて
、フラッシュ併用撮影を行なう場合、被写体に影が生じ
ないように、シャツタ開口(20a)が撮影画面に対し
て全開の状態で、フラッシュを発光させる必要かあり、
そのために、シャッタの開口状態を検出するようになっ
ている。
、フラッシュ併用撮影を行なう場合、被写体に影が生じ
ないように、シャツタ開口(20a)が撮影画面に対し
て全開の状態で、フラッシュを発光させる必要かあり、
そのために、シャッタの開口状態を検出するようになっ
ている。
このカメラでは、上述したように、撮影画面が上下に狭
い[パノラマサイズ]での撮影を行なえるようになって
おり、この[パノラマサイズ]てのフラッシュ併用撮影
を行なう場合には、前述したシャツタ開口(20a)の
全てが露呈されなくても、先に述べた一対の遮光部材(
21A)。
い[パノラマサイズ]での撮影を行なえるようになって
おり、この[パノラマサイズ]てのフラッシュ併用撮影
を行なう場合には、前述したシャツタ開口(20a)の
全てが露呈されなくても、先に述べた一対の遮光部材(
21A)。
(21B)によって上下か制限された範囲のシャツタ開
口(20a)の部分か露呈された状態で、フラッシュを
発光させればよい。そこで、第18図(()、 (11
)および第19図に示すように、通常は遮光され、前記
シャッタの第1幕(22P)の後側の羽根(22Pb)
の下端縁が、前記一対の遮光部材(21A)、 (21
B)のうちの上側の遮光部材(21A)の下端縁に達し
たタイミングで、前記後側の羽根(22Pb)の揺動ア
ーム(30)に形成した孔(30a)を介して光が透過
する位置に、シャッタの中間位置検出用のフォトカブラ
(121)を設けてあり、このフォトカブラ(121)
による受光タイミングで、X接点を閉成して、フラッシ
ュを発光させるように構成しである。
口(20a)の部分か露呈された状態で、フラッシュを
発光させればよい。そこで、第18図(()、 (11
)および第19図に示すように、通常は遮光され、前記
シャッタの第1幕(22P)の後側の羽根(22Pb)
の下端縁が、前記一対の遮光部材(21A)、 (21
B)のうちの上側の遮光部材(21A)の下端縁に達し
たタイミングで、前記後側の羽根(22Pb)の揺動ア
ーム(30)に形成した孔(30a)を介して光が透過
する位置に、シャッタの中間位置検出用のフォトカブラ
(121)を設けてあり、このフォトカブラ(121)
による受光タイミングで、X接点を閉成して、フラッシ
ュを発光させるように構成しである。
なお、[フルサイズ]でのフラッシュ併用撮影に際して
は、上述したフォトカブラ(121)によるシャッタの
中間位置検出のタイミングから計時を開始して、前記後
側の羽根(22Pb)の下端縁が[パノラマサイズ]現
出用の状態の上側の遮光部材(21A)の下端縁を通過
してから、前記シャツタ開口(20a)の上側端縁に達
するまでに要する時間の経過後に、X接点を閉成して、
フラッシュを発光させるように構成しである。
は、上述したフォトカブラ(121)によるシャッタの
中間位置検出のタイミングから計時を開始して、前記後
側の羽根(22Pb)の下端縁が[パノラマサイズ]現
出用の状態の上側の遮光部材(21A)の下端縁を通過
してから、前記シャツタ開口(20a)の上側端縁に達
するまでに要する時間の経過後に、X接点を閉成して、
フラッシュを発光させるように構成しである。
上述したように、[フルサイズ]の画面に比して、しパ
ノラマサイズ]の画面は、シャッタの両幕(22P)、
(22S)の走行方向に沿う寸法か小さいものであり
、[パノラマサイズJての撮影時に、シャッタの第1幕
(22P)の後側の羽根(22Pb)の下端縁か、[パ
ノラマサイズ]の画面の上端縁を通過した時点で、X接
点を閉成してフラッシュ発光用のシンクロ信号を出力す
るようにしであるから、[パノラマサイズ]での撮影時
にシャッタが撮影画面に対して全開となるシャッタスピ
ードが[フルサイズ]での撮影時のそれよりも短いこと
を利用して、[パノラマサイズ]でのフラッシュ同調速
度を速くできるようにしである。
ノラマサイズ]の画面は、シャッタの両幕(22P)、
(22S)の走行方向に沿う寸法か小さいものであり
、[パノラマサイズJての撮影時に、シャッタの第1幕
(22P)の後側の羽根(22Pb)の下端縁か、[パ
ノラマサイズ]の画面の上端縁を通過した時点で、X接
点を閉成してフラッシュ発光用のシンクロ信号を出力す
るようにしであるから、[パノラマサイズ]での撮影時
にシャッタが撮影画面に対して全開となるシャッタスピ
ードが[フルサイズ]での撮影時のそれよりも短いこと
を利用して、[パノラマサイズ]でのフラッシュ同調速
度を速くできるようにしである。
第7図に戻ってサブルーチン(画面サイズ切替)の説明
を続けると、<#210>のステップ以降、前述した画
面サイズの切替えを行なう。まず、<#210>のステ
ップては、現在の画面サイズモードを判別する。
を続けると、<#210>のステップ以降、前述した画
面サイズの切替えを行なう。まず、<#210>のステ
ップては、現在の画面サイズモードを判別する。
(フルサイズモード)の場合には、パノラマサイズ検知
スイッチ(SPP)が閉成されるまで、巻戻しモータ(
RWM)を逆転させて画面サイズを[パノラマサイズコ
に切り替え<#220>〜<#224>、[パノラマサ
イズ]ては画面の中に多くの被写体が位置することとな
るので、被写界深度を優先した撮影条件での撮影を行な
う(デプスモード)に切り替え<#226> 、それを
ボディ表示部(15)に表示しく#228> 、次いで
、画面サイズモードを(パノラマモード)に切り替えて
<#230> 、同じく表示を行ない< #232>、
続いて、データ制御回路(DB)からの信号を入力する
<#234>。
スイッチ(SPP)が閉成されるまで、巻戻しモータ(
RWM)を逆転させて画面サイズを[パノラマサイズコ
に切り替え<#220>〜<#224>、[パノラマサ
イズ]ては画面の中に多くの被写体が位置することとな
るので、被写界深度を優先した撮影条件での撮影を行な
う(デプスモード)に切り替え<#226> 、それを
ボディ表示部(15)に表示しく#228> 、次いで
、画面サイズモードを(パノラマモード)に切り替えて
<#230> 、同じく表示を行ない< #232>、
続いて、データ制御回路(DB)からの信号を入力する
<#234>。
データバック装置(4)がある場合には、[パノラマサ
イズ]における撮影画面がフィルムの標準画面に比して
上下をカットしたものであることから、撮影年月日等の
フィルムの写し込みを行なっても、前述した[パノラマ
サイズコ用のDP処理によって得られる横長のプリント
上にはその写し込まれた情報か記録されないので、その
旨をデータパック装置(4)の表示部(4a)を用いて
撮影者に報知すべく、プリント写し込み不能信号(IM
PNQT)をデータ制御回路(DB)へ伝送した後<#
236>、 <#238>、また、データパック装置
(4)かない場合にはそのまま、何れもメインルーチン
にリターンする。なお、第4図のデータバック装置(4
)の表示部(4a)において、「×」印が、プリント写
し込み不能を示す表示である。
イズ]における撮影画面がフィルムの標準画面に比して
上下をカットしたものであることから、撮影年月日等の
フィルムの写し込みを行なっても、前述した[パノラマ
サイズコ用のDP処理によって得られる横長のプリント
上にはその写し込まれた情報か記録されないので、その
旨をデータパック装置(4)の表示部(4a)を用いて
撮影者に報知すべく、プリント写し込み不能信号(IM
PNQT)をデータ制御回路(DB)へ伝送した後<#
236>、 <#238>、また、データパック装置
(4)かない場合にはそのまま、何れもメインルーチン
にリターンする。なお、第4図のデータバック装置(4
)の表示部(4a)において、「×」印が、プリント写
し込み不能を示す表示である。
一方、<#210>の判断で現在の画面サイズモードが
(パノラマモード)の場合には、フルサイズ検知スイッ
チ(SNP)が閉成されるまで、巻戻しモータ(RWM
)を逆転させて画面サイズを[フルサイズ]に切り替え
<#240>〜< #244>、[フルサイズ]では通
常の撮影条件での撮影を行なう(プログラムモード)に
切り替え<#246> 、それをボディ表示部(15)
に表示しく#248> 、次いで、画面サイズモードを
(フルサイズモード)に切り替えて<#250> 、同
じく表示を行ない<#252> 、プリント写し込み可
能信号(IMPOK)を出力した後<#254>、メイ
ンルーチンにリターンする。
(パノラマモード)の場合には、フルサイズ検知スイッ
チ(SNP)が閉成されるまで、巻戻しモータ(RWM
)を逆転させて画面サイズを[フルサイズ]に切り替え
<#240>〜< #244>、[フルサイズ]では通
常の撮影条件での撮影を行なう(プログラムモード)に
切り替え<#246> 、それをボディ表示部(15)
に表示しく#248> 、次いで、画面サイズモードを
(フルサイズモード)に切り替えて<#250> 、同
じく表示を行ない<#252> 、プリント写し込み可
能信号(IMPOK)を出力した後<#254>、メイ
ンルーチンにリターンする。
二二で上述した各種の動作モードのボディ表示部(15
)への表示形態を説明すると、第2図には、実際に同時
に表示されることはないか、表示される記号を全て示し
である。セグメント表示になる数字は、フィルムカウン
タ値を示す。
)への表示形態を説明すると、第2図には、実際に同時
に表示されることはないか、表示される記号を全て示し
である。セグメント表示になる数字は、フィルムカウン
タ値を示す。
rPANORAMA」の文字表示は、(パノラマモード
)であることを示しくパノラマモード表示)、(フルサ
イズモード)では表示されない。rFULL」の文字表
示は、(フルサイズモード)であることを示しくフルサ
イズモード表示)、(パノラマモード)では表示されな
い。
)であることを示しくパノラマモード表示)、(フルサ
イズモード)では表示されない。rFULL」の文字表
示は、(フルサイズモード)であることを示しくフルサ
イズモード表示)、(パノラマモード)では表示されな
い。
rDEPTHJの文字表示は、(デプスモード)である
ことを示しくデプスモード表示)、(プログラムモード
)では表示されない(プログラムモード表示)。
ことを示しくデプスモード表示)、(プログラムモード
)では表示されない(プログラムモード表示)。
第5図に戻って、メインルーチンの説明を続けると、画
面サイズ切替スイッチ(SMO)の閉成ではなく、フォ
ーカスエリア切替スイッチ(SAP)が閉成された場合
には<#20>、 <#22>のステップ以下のフロ
ー8に進んで焦点検出対象となるフす一カスエリアの切
替動作を行なう。
面サイズ切替スイッチ(SMO)の閉成ではなく、フォ
ーカスエリア切替スイッチ(SAP)が閉成された場合
には<#20>、 <#22>のステップ以下のフロ
ー8に進んで焦点検出対象となるフす一カスエリアの切
替動作を行なう。
すなわち、現在選択されているフォーカスエリアモード
を判別しく#22>〜<#26>、(全体)であれば(
中央)に切り替え<#22>、 <#23>、(中央
)であれば(左側)に切り替え<#24> 。
を判別しく#22>〜<#26>、(全体)であれば(
中央)に切り替え<#22>、 <#23>、(中央
)であれば(左側)に切り替え<#24> 。
<#25>、(左側)であれば(右側)に切り替え<#
26> 、 <127> 、上述した何れでもなければ
、即ち(右側)であれば(全体)に切り替えた後<#2
6>、 <#28>、選択フォーカスエリアの表示を
切り替え<#29〉、その後、プログラムの実行を停止
する。
26> 、 <127> 、上述した何れでもなければ
、即ち(右側)であれば(全体)に切り替えた後<#2
6>、 <#28>、選択フォーカスエリアの表示を
切り替え<#29〉、その後、プログラムの実行を停止
する。
ここで、上述した4種類のフォーカスエリアと、それの
ファインダ内への表示形態を説明する。第20図に撮影
範囲の全体を示しである。
ファインダ内への表示形態を説明する。第20図に撮影
範囲の全体を示しである。
番外側の枠(F、)か、[フルサイズコの撮影画面(フ
ルサイズ画面)であり、それを二本のラインで上中下に
3分割した真中の枠(F、)か、[パノラマサイズ]の
撮影画面(パノラマ画面)である。そして、このパノラ
マ画面(F、)の内側に破線で示した3つの枠(PL)
、 (FC)、 (PR)が、前述したフォーカスエリ
アである。
ルサイズ画面)であり、それを二本のラインで上中下に
3分割した真中の枠(F、)か、[パノラマサイズ]の
撮影画面(パノラマ画面)である。そして、このパノラ
マ画面(F、)の内側に破線で示した3つの枠(PL)
、 (FC)、 (PR)が、前述したフォーカスエリ
アである。
フォーカスエリアモードか(全体)の場合には、全ての
フォーカスエリア(F、)、 (Fo)、 (PR)か
らの焦点検出情報を用いて自動焦点調節動作を行なう。
フォーカスエリア(F、)、 (Fo)、 (PR)か
らの焦点検出情報を用いて自動焦点調節動作を行なう。
また、フォーカスエリアモードが(中央)、(左側)、
(右側)の何れかの場合には、それぞれ、対応するフォ
ーカスエリア(FC)。
(右側)の何れかの場合には、それぞれ、対応するフォ
ーカスエリア(FC)。
(F、)、 (F、)からの焦点検出情報を用いて自動
焦点調節動作を行なう。
焦点調節動作を行なう。
また、この撮影範囲の説明に付随して説明しておくと、
被写体の輝度情報を得るための測光エリアも、撮影範囲
の全体を6分割した構成としである。それら6つの測光
エリアのうちの3つ(左側エリア(BL)、中央エリア
(Bc)、右側エリア(BR))は、それぞれ前述した
3つのフォーカスエリア(PL)、 (FC)、 (F
ll)を各別に含む若干広い範囲に設定されており、残
りの3つは、それら3つの測光エリア(B、)、 (B
c)、 (BR)以外の部分のパノラマ画面(F、)に
相当する範囲に設定された中間エリア(B、。)、およ
び、この中間エリア(B、c)の上下(すなわちパノラ
マ画面(F、)外のフルサイズ画面(F、))に設定さ
れた上側エリア(BS、)と下側エリア(B、o)であ
り、上述した6つの測光エリア(BL)、 (B、)、
(B、)、 (BS、)、 (B、U)。
被写体の輝度情報を得るための測光エリアも、撮影範囲
の全体を6分割した構成としである。それら6つの測光
エリアのうちの3つ(左側エリア(BL)、中央エリア
(Bc)、右側エリア(BR))は、それぞれ前述した
3つのフォーカスエリア(PL)、 (FC)、 (F
ll)を各別に含む若干広い範囲に設定されており、残
りの3つは、それら3つの測光エリア(B、)、 (B
c)、 (BR)以外の部分のパノラマ画面(F、)に
相当する範囲に設定された中間エリア(B、。)、およ
び、この中間エリア(B、c)の上下(すなわちパノラ
マ画面(F、)外のフルサイズ画面(F、))に設定さ
れた上側エリア(BS、)と下側エリア(B、o)であ
り、上述した6つの測光エリア(BL)、 (B、)、
(B、)、 (BS、)、 (B、U)。
(B、o)に対して、既に説明した6個の受光素子(1
05)か各別に対応している。
05)か各別に対応している。
さて、ファインダ内の表示について第21図(イ)〜(
ハ)を用いて説明すると、第21図(イ)には、実際に
同時に表示されることはないが、表示されるマーク類を
全て示しである。横方向の2本のラインは、(パノラマ
モード)においてパノラマ画面(F、)の上下の境界を
示すための表示である。また、中央部分の3つの枠は、
フォーカスエリアを示すための表示であり、3つのフォ
ーカスエリアの何れかが選択されている場合には、例え
ば(パノラマモード)で(左側)であれば、第211N
(III)に示すように1つの枠のみが表示され、フォ
ーカスエリアモードが(全体)の場合には、例えば(フ
ルサイズモード)であれば、第21図(ハ)に示すよう
に、全体が大きな1つの枠として表示されるようになっ
ている。
ハ)を用いて説明すると、第21図(イ)には、実際に
同時に表示されることはないが、表示されるマーク類を
全て示しである。横方向の2本のラインは、(パノラマ
モード)においてパノラマ画面(F、)の上下の境界を
示すための表示である。また、中央部分の3つの枠は、
フォーカスエリアを示すための表示であり、3つのフォ
ーカスエリアの何れかが選択されている場合には、例え
ば(パノラマモード)で(左側)であれば、第211N
(III)に示すように1つの枠のみが表示され、フォ
ーカスエリアモードが(全体)の場合には、例えば(フ
ルサイズモード)であれば、第21図(ハ)に示すよう
に、全体が大きな1つの枠として表示されるようになっ
ている。
なお、ファインダー視野の右側の稲妻マークはフラッシ
ュ発光用のコンデンサの充電完了時に点灯するフラッシ
ュ表示、その下の丸印は被写体に対して撮影光学系が合
焦状態にある状態で緑色に点灯される合焦表示である。
ュ発光用のコンデンサの充電完了時に点灯するフラッシ
ュ表示、その下の丸印は被写体に対して撮影光学系が合
焦状態にある状態で緑色に点灯される合焦表示である。
第5図に戻ってメインルーチンの説明を続けると、フォ
ーカスエリア切替スイッチ(SAP)の閉成ではなくて
、フォーカスモード切替スイッチ(SDP)が閉成され
た場合には、現在選択されているフォーカスモードを判
別しく#35>、(デプスモード)であれば(プログラ
ムモード)に切り替え<#36>、(プログラムモード
)であれば(デプスモード)に切り替えた後< #37
>、フォーカスモードの表示を切り替えた後<#39>
、プログラムの実行を停止する。
ーカスエリア切替スイッチ(SAP)の閉成ではなくて
、フォーカスモード切替スイッチ(SDP)が閉成され
た場合には、現在選択されているフォーカスモードを判
別しく#35>、(デプスモード)であれば(プログラ
ムモード)に切り替え<#36>、(プログラムモード
)であれば(デプスモード)に切り替えた後< #37
>、フォーカスモードの表示を切り替えた後<#39>
、プログラムの実行を停止する。
なお、フォーカスモードの表示は、既に説明したように
、第2図に示すボディ表示部(15)において、(デプ
スモード)においてはrDEPTH」の文字を表示し、
(プログラムモード)においては、その文字表示を消す
ことにより行なうようになっている。
、第2図に示すボディ表示部(15)において、(デプ
スモード)においてはrDEPTH」の文字を表示し、
(プログラムモード)においては、その文字表示を消す
ことにより行なうようになっている。
さて、フォーカスモード切替スイッチ(St)P)の閉
成でもない場合には、続いて、サブルーチン(演算・制
御)をコールした後<#40> 、プログラムの実行を
停止する。第8図ないし第10図にこのサブルーチンの
フローチャートを示す。
成でもない場合には、続いて、サブルーチン(演算・制
御)をコールした後<#40> 、プログラムの実行を
停止する。第8図ないし第10図にこのサブルーチンの
フローチャートを示す。
このサブルーチンでは、まず、測光回路(103)によ
る測光を開始させるとともに焦点検出回路(209)に
よる焦点検出用のCCDの蓄積を開始させ<#300>
、その蓄積か完了すれば< #302>、レンズ内回
路(200)からの焦点距離情報等のレンズデータを入
力しく#304> 、焦点検出回路(109)からCC
Dの蓄積データを入力した後<#306> 、各フォー
カスエリア(PL)、 (FC)、 (PR)毎のデフ
ォーカス量(DF、−)、 (DFc、、、 )、 (
DF、−)を求める<#308>〜<#312>。
る測光を開始させるとともに焦点検出回路(209)に
よる焦点検出用のCCDの蓄積を開始させ<#300>
、その蓄積か完了すれば< #302>、レンズ内回
路(200)からの焦点距離情報等のレンズデータを入
力しく#304> 、焦点検出回路(109)からCC
Dの蓄積データを入力した後<#306> 、各フォー
カスエリア(PL)、 (FC)、 (PR)毎のデフ
ォーカス量(DF、−)、 (DFc、、、 )、 (
DF、−)を求める<#308>〜<#312>。
なお、このカメラでは、後述する(デプスモード)との
関係上、焦点調節動作を未だ行なっていない初期状態に
おいて、撮影レンズ(2)内の可動レンズを無限遠に合
焦する状態(これを撮影レンズ(2)の初期位置と称す
る)に位置させてあり、上述したデフォーカス量(DF
L、 )。
関係上、焦点調節動作を未だ行なっていない初期状態に
おいて、撮影レンズ(2)内の可動レンズを無限遠に合
焦する状態(これを撮影レンズ(2)の初期位置と称す
る)に位置させてあり、上述したデフォーカス量(DF
L、 )。
(DFc、−)、 (DFR,、、)も、その初期位置
からの前記可動レンズの移動量に相当するものとして求
められている(添字のr 00 Jは無限遠からのデフ
ォーカス量であることを示している)。
からの前記可動レンズの移動量に相当するものとして求
められている(添字のr 00 Jは無限遠からのデフ
ォーカス量であることを示している)。
さて、各フォーカスエリア(PL)、 (F、)、 (
PR)ごとのデフォーカス量演算の後、フォーカスエリ
アモードを判別しく#314>〜<#318> 、その
判別結果に応じて、フォーカスエリアモードが(全体)
の場合には、前記3つのデフォーカス量(DFL、、、
)、 (DF、、 )、 (DF、、、、 )のうち
の最大のもの、すなわち、最もカメラに近い被写体のデ
フォーカス量を、使用デフォーカス量(DF、、、)と
してセットしく#320> 、フォーカスエリアモード
か(全体)以外の場合には、選択されているフォーカス
エリアモードに応じて、対応するフォーカスエリアに対
するデフォーカス量を、使用デフォーカス量(DF、、
、 )としてセットする<#322>〜<#326>。
PR)ごとのデフォーカス量演算の後、フォーカスエリ
アモードを判別しく#314>〜<#318> 、その
判別結果に応じて、フォーカスエリアモードが(全体)
の場合には、前記3つのデフォーカス量(DFL、、、
)、 (DF、、 )、 (DF、、、、 )のうち
の最大のもの、すなわち、最もカメラに近い被写体のデ
フォーカス量を、使用デフォーカス量(DF、、、)と
してセットしく#320> 、フォーカスエリアモード
か(全体)以外の場合には、選択されているフォーカス
エリアモードに応じて、対応するフォーカスエリアに対
するデフォーカス量を、使用デフォーカス量(DF、、
、 )としてセットする<#322>〜<#326>。
使用デフォーカス量(DF〜)のセット後、それを実際
のレンズ駆動用のパルス値(LD、、、 ’)に変換し
く#330> 、そのパルス値(LD〜)に基づいて撮
影レンズ(2)の可動レンズを駆動しく#322> 、
その終了後にファインダ内の合焦表示を点灯する< #
334>。続いて、測光回路(103)から測光データ
を入力しく#336>、フラッシュ装置(3)内のフラ
ッシュ制御回路(300)からフラッシュデータを入力
した後<#338> 、サブルーチン(露出演算)をコ
ールして、露出値等を演算する<#340>。このサブ
ルーチンについては後程説明する。
のレンズ駆動用のパルス値(LD、、、 ’)に変換し
く#330> 、そのパルス値(LD〜)に基づいて撮
影レンズ(2)の可動レンズを駆動しく#322> 、
その終了後にファインダ内の合焦表示を点灯する< #
334>。続いて、測光回路(103)から測光データ
を入力しく#336>、フラッシュ装置(3)内のフラ
ッシュ制御回路(300)からフラッシュデータを入力
した後<#338> 、サブルーチン(露出演算)をコ
ールして、露出値等を演算する<#340>。このサブ
ルーチンについては後程説明する。
サブルーチン(露出演算)からリターンした後、レリー
ズスイッチ(S2)と測光スイッチ(sl)とをチエツ
クしく#345>、 <#350>、レリーズスイッ
チ(S2)が閉成されていれば<#345>、(レリー
ズ)のルーチンに進み、一方、測光スイッチ(Sl)の
みか閉成されていれば<#345>と< #350>と
のステップを繰り返してスイッチ(S、)、 (S2)
の状態変化を待ち、測光スイッチ(Sl)も開放されて
いれば<#350>、フラッシュ表示と合焦表示とを消
しく#352> 、撮影レンズ(2)の可動レンズを初
期位置に戻しく #354>、測光動作を停止した後<
#356>、メインルーチンにリターンする。
ズスイッチ(S2)と測光スイッチ(sl)とをチエツ
クしく#345>、 <#350>、レリーズスイッ
チ(S2)が閉成されていれば<#345>、(レリー
ズ)のルーチンに進み、一方、測光スイッチ(Sl)の
みか閉成されていれば<#345>と< #350>と
のステップを繰り返してスイッチ(S、)、 (S2)
の状態変化を待ち、測光スイッチ(Sl)も開放されて
いれば<#350>、フラッシュ表示と合焦表示とを消
しく#352> 、撮影レンズ(2)の可動レンズを初
期位置に戻しく #354>、測光動作を停止した後<
#356>、メインルーチンにリターンする。
第9図のフローチャートは、上述した(レリーズ)のル
ーチンである。
ーチンである。
このルーチンでは、まず、レリーズ中にはファインダ像
は見えなくなるので、フラッシュ表示と合焦表示も消し
く#360> 、続いて、データパック装置(4)があ
る場合にのみ< #362>、フィルム感度値(Sv)
と、データ写し込み開始信号(IMF)とをデータ制御
回路(DB)に伝送する<#364>、 <#366
> 。
は見えなくなるので、フラッシュ表示と合焦表示も消し
く#360> 、続いて、データパック装置(4)があ
る場合にのみ< #362>、フィルム感度値(Sv)
と、データ写し込み開始信号(IMF)とをデータ制御
回路(DB)に伝送する<#364>、 <#366
> 。
その後、レリーズマグネット(111)を作動させてレ
リーズ動作を開始するとともに<#370>、タイマに
ミラーアップに要する時間(TA)をセットしてスター
トさせ<#372>、 <#374>、絞り検出用フ
ォトカプラ(123)に連動する絞りカウンタ(APC
)をチエツクして<#376> 、絞り込み量が所定量
に達すれば、絞り停止用マグネット(112)を作動さ
せて絞りを固定しく#378> 、上記タイマかタイム
アツプする、すなわちミラーアップか完了するのを待つ
< #380>。
リーズ動作を開始するとともに<#370>、タイマに
ミラーアップに要する時間(TA)をセットしてスター
トさせ<#372>、 <#374>、絞り検出用フ
ォトカプラ(123)に連動する絞りカウンタ(APC
)をチエツクして<#376> 、絞り込み量が所定量
に達すれば、絞り停止用マグネット(112)を作動さ
せて絞りを固定しく#378> 、上記タイマかタイム
アツプする、すなわちミラーアップか完了するのを待つ
< #380>。
ミラーアップが完了すれば、フラッシュ装置(3)を併
用しての(フラッシュモード)か否かをチエツクして<
#382>、(フラッシュモード)の場合にのみ、フラ
ッシュ装置(3)を同調発光させるためのシンクロ用割
込(XPC割込)を許可した後<#384>、シャッタ
の第1幕(22P)をスタートさせ<#386>、シャ
ッタスピード計時用のシャッタタイマ(SS)をスター
トさせ<#388> 、そのシャッタタイマ(SS)の
タイムアツプを待った後<#390>、シャッタの第2
幕(22S)をスタートさせる<#392>。
用しての(フラッシュモード)か否かをチエツクして<
#382>、(フラッシュモード)の場合にのみ、フラ
ッシュ装置(3)を同調発光させるためのシンクロ用割
込(XPC割込)を許可した後<#384>、シャッタ
の第1幕(22P)をスタートさせ<#386>、シャ
ッタスピード計時用のシャッタタイマ(SS)をスター
トさせ<#388> 、そのシャッタタイマ(SS)の
タイムアツプを待った後<#390>、シャッタの第2
幕(22S)をスタートさせる<#392>。
その後、タイマーに第2幕(22S)の走行に要する時
間(Ts)をセットしてスタートさせた後<#394>
、 <#396>、そのタイマのタイムアツプを待っ
た後<#398> 、引続く(巻上げ)のル−チンに進
む。
間(Ts)をセットしてスタートさせた後<#394>
、 <#396>、そのタイマのタイムアツプを待っ
た後<#398> 、引続く(巻上げ)のル−チンに進
む。
(フラッシュモード)の場合のシンクロ用割込(XPC
PCl4、上述したシャッタタイマ(SS)のタイムア
ツプ待ちの間<#388>〜<#390>に生じる。シ
ンクロ用割込(XPCPCl4、先に説明したシャッタ
の中間位置検出用のフォトカプラ(121)の受光タイ
ミング、すなわち、シャッタの第1幕(22P)の下端
縁がパノラマ画面(F、)の上側端縁に相当する位置に
達したタイミングで生じる。
PCl4、上述したシャッタタイマ(SS)のタイムア
ツプ待ちの間<#388>〜<#390>に生じる。シ
ンクロ用割込(XPCPCl4、先に説明したシャッタ
の中間位置検出用のフォトカプラ(121)の受光タイ
ミング、すなわち、シャッタの第1幕(22P)の下端
縁がパノラマ画面(F、)の上側端縁に相当する位置に
達したタイミングで生じる。
シンクロ用割込(XPCPCl4生じると、(パノラマ
モード)か否かを判別しく#400>、(パノラマモー
ド)であれば、シャッタは[パノラマサイズ]の全開状
態にあるので、フラッシュ制御回路(300)にトリが
信号を出力した後< #402>、リターンする。一方
、(フルサイズモード)であれば、シャッタの第1幕(
20A)の下端縁かパノラマ画面(F、)の上側端縁に
相当する位置からフルサイズ画面(F、)の上側端縁に
相当する位置まで走行するのに要する時間(T、)をタ
イマにセットしてスタートさせる<#410> 。
モード)か否かを判別しく#400>、(パノラマモー
ド)であれば、シャッタは[パノラマサイズ]の全開状
態にあるので、フラッシュ制御回路(300)にトリが
信号を出力した後< #402>、リターンする。一方
、(フルサイズモード)であれば、シャッタの第1幕(
20A)の下端縁かパノラマ画面(F、)の上側端縁に
相当する位置からフルサイズ画面(F、)の上側端縁に
相当する位置まで走行するのに要する時間(T、)をタ
イマにセットしてスタートさせる<#410> 。
<#412>。
ここで、シャッタの走行とフラッシュ装置(3)の同調
のタイミングを説明する。第22図に、パノラマ画面(
F、)に対応するパノラマサイズ用開口(A、)と、フ
ルサイズ画面(F、)に対応するフルサイズ用開口(A
P)に対しての、シャッタの第1幕(22P)および第
2幕(22S)の走行形態を、横軸に時間軸をとって表
しである。図中(I)のラインが第1幕(22P)の走
行を示し、図中(I[p)、 (I[p)のラインかそ
れぞれ(パノラマモード)および(フルサイズモード)
における第2幕(22S)の走行を示す。また、各ライ
ンにおいて「○」印が走行開始を「・」印が走行停止を
示す。
のタイミングを説明する。第22図に、パノラマ画面(
F、)に対応するパノラマサイズ用開口(A、)と、フ
ルサイズ画面(F、)に対応するフルサイズ用開口(A
P)に対しての、シャッタの第1幕(22P)および第
2幕(22S)の走行形態を、横軸に時間軸をとって表
しである。図中(I)のラインが第1幕(22P)の走
行を示し、図中(I[p)、 (I[p)のラインかそ
れぞれ(パノラマモード)および(フルサイズモード)
における第2幕(22S)の走行を示す。また、各ライ
ンにおいて「○」印が走行開始を「・」印が走行停止を
示す。
(パノラマモード)の場合には、前述したように、第1
幕(2OA)がパノラマサイズ用開口(A、)を通り過
ぎたタイミング(tl)でトリガーか掛かる。(フルサ
イズモード)の場合には、(パノラマモード)の場合よ
りも開口か大きく同調可能なシャッタスピードか遅いの
で、前述のシンクロ用割込(XPCPCl4は、第1幕
(22P)がフルサイズ用開口(A、)を通り過ぎた時
点(t2)でトリガ信号を出力するが、スローシンクロ
も可能としであるので、このタイミングは図示のように
所定のシャツタスピー) (SS、)か経過して第2幕
(22S)か走行開始した後の場合もある。
幕(2OA)がパノラマサイズ用開口(A、)を通り過
ぎたタイミング(tl)でトリガーか掛かる。(フルサ
イズモード)の場合には、(パノラマモード)の場合よ
りも開口か大きく同調可能なシャッタスピードか遅いの
で、前述のシンクロ用割込(XPCPCl4は、第1幕
(22P)がフルサイズ用開口(A、)を通り過ぎた時
点(t2)でトリガ信号を出力するが、スローシンクロ
も可能としであるので、このタイミングは図示のように
所定のシャツタスピー) (SS、)か経過して第2幕
(22S)か走行開始した後の場合もある。
そこで、シンクロ用割込(XPCPCl4説明に戻ると
、(フルサイズモード)の場合には、前述のように、シ
ャッタの第1幕(22P)か中間地点を通過したタイミ
ングでタイマをスタートさせた後<1412>、トリガ
信号の出力と、所定のシャッタスピードの経過待ちとの
双方を割込ルーチンの中で実行し、それら両者が完了す
るまで待った後、<#394>のステップ以下のフロー
に移行するようにしである。
、(フルサイズモード)の場合には、前述のように、シ
ャッタの第1幕(22P)か中間地点を通過したタイミ
ングでタイマをスタートさせた後<1412>、トリガ
信号の出力と、所定のシャッタスピードの経過待ちとの
双方を割込ルーチンの中で実行し、それら両者が完了す
るまで待った後、<#394>のステップ以下のフロー
に移行するようにしである。
すなわち、シャッタタイマ(SS)がタイムアツプすれ
ば第2幕(22S)の走行開始した後<#414> 。
ば第2幕(22S)の走行開始した後<#414> 。
<#416>、トリガ信号の出力が完了していれば第2
幕(22S)の走行カウントに移行しく#418> 。
幕(22S)の走行カウントに移行しく#418> 。
<#394> 、完了していなければタイマかタイムア
ツプするまで待って<#418> 、 <#422>、
トリガ信号を出力する<#424>。その後、シャッタ
タイマ(SS)かタイムアツプしていれば第2幕(22
S)の走行カウントに移行する<#426> 。
ツプするまで待って<#418> 、 <#422>、
トリガ信号を出力する<#424>。その後、シャッタ
タイマ(SS)かタイムアツプしていれば第2幕(22
S)の走行カウントに移行する<#426> 。
< #394>。<#414>でシャッタタイマC8S
’)がタイムアツプしていなければ<1420>のステ
ップに進み、トリガ信号の出力後の場合には<#414
>のステップに戻ってシャッタタイマC85)のタイム
アツプを待ち、トリガ信号の出力前の場合には<#42
2>のステップに進んでタイマのタイムアツプを待つ。
’)がタイムアツプしていなければ<1420>のステ
ップに進み、トリガ信号の出力後の場合には<#414
>のステップに戻ってシャッタタイマC85)のタイム
アツプを待ち、トリガ信号の出力前の場合には<#42
2>のステップに進んでタイマのタイムアツプを待つ。
<#422>のステップでタイマがタイムアツプ前の場
合には<#428>のステップに進み、シャッタタイマ
(SS)がタイムアツプしていれば<#422>のステ
ップに戻ってタイマのタイムアツプを待つ。<1426
>のステップおよび<#428>のステップでシャッタ
タイマ(SS)がタイムアツプしていない場合には、<
#414>のステップに戻ってシャッタタイマ(SS)
のタイムアップを待つ。
合には<#428>のステップに進み、シャッタタイマ
(SS)がタイムアツプしていれば<#422>のステ
ップに戻ってタイマのタイムアツプを待つ。<1426
>のステップおよび<#428>のステップでシャッタ
タイマ(SS)がタイムアツプしていない場合には、<
#414>のステップに戻ってシャッタタイマ(SS)
のタイムアップを待つ。
さて、第2幕(22S)の走行が完了すれば<#398
> 、既に述べたように、続いて、(巻上げ)のルーチ
ンに進む。第1O図のフローチャートはこの(巻上げ)
のルーチンである。
> 、既に述べたように、続いて、(巻上げ)のルーチ
ンに進む。第1O図のフローチャートはこの(巻上げ)
のルーチンである。
このルーチンでは、まず、チャージモータ(CHM)の
駆動を開始して、チャージ検出スイッチ(SCH)が開
放されるまで、シャッタ、絞り、ミラー機構のチャージ
を行なう<#430>〜〈#434〉。ここで、フィル
ムか無い場合には<#436>空写しであるので、フィ
ルムの巻上げを行なわずにメインルーチンにリターンす
る。
駆動を開始して、チャージ検出スイッチ(SCH)が開
放されるまで、シャッタ、絞り、ミラー機構のチャージ
を行なう<#430>〜〈#434〉。ここで、フィル
ムか無い場合には<#436>空写しであるので、フィ
ルムの巻上げを行なわずにメインルーチンにリターンす
る。
フィルムが有れば、続いて巻上モータ(WM)の駆動を
開始しく#438> 、タイマに1コマ分のフィルム給
送に要する時間をセットしてスタートさせ<#440>
、 <#442>、1コマスイツチ<SWC>が開放
されるのを待った後<#444> 、巻上モータ(WM
)の駆動を停止しく #448>、フィルムカウンタ値
をインクリメントする< #450>。そして、測光ス
イッチ(Sl)が開放されるのを待って<#452>
、撮影レンズ(2)の可動レンズを初期位置に戻しく#
454> 、測光動作を停止した後<#456>、メイ
ンルーチンにリターンする。
開始しく#438> 、タイマに1コマ分のフィルム給
送に要する時間をセットしてスタートさせ<#440>
、 <#442>、1コマスイツチ<SWC>が開放
されるのを待った後<#444> 、巻上モータ(WM
)の駆動を停止しく #448>、フィルムカウンタ値
をインクリメントする< #450>。そして、測光ス
イッチ(Sl)が開放されるのを待って<#452>
、撮影レンズ(2)の可動レンズを初期位置に戻しく#
454> 、測光動作を停止した後<#456>、メイ
ンルーチンにリターンする。
1コマ分のフィルムの巻上げを待つ間に、タイマのタイ
ムアツプか生じるか否かをチエツクしている<#446
>。タイマがタイムアツプすれば、フィルムの終端に達
してフィルムに突張りが生じたと判断し、<#460>
のステップ以下の(巻戻し)のルーチンに進む。
ムアツプか生じるか否かをチエツクしている<#446
>。タイマがタイムアツプすれば、フィルムの終端に達
してフィルムに突張りが生じたと判断し、<#460>
のステップ以下の(巻戻し)のルーチンに進む。
このルーチンでは、まず巻上モータ(WM)の駆動を停
止しく#460>、フィルムが終了したことを報知すべ
く、フィルムカウンタ値の表示を点滅させ<#462>
、測光動作を停止しく#464>、撮影レンズ(2)
の可動レンズを初期位置に戻す< 11466>。そし
て、測光スイッチ(Sl)が開放されるのを待って<#
468> 、巻戻モータ(RWM)を正転駆動してフィ
ルムの巻戻しを開始しく#470〉、フィルム検知スイ
ッチ(SFL)が閉成されるのを待つ<#472>。続
いて、タイマにフィルムの先端かフィルム検知スイッチ
(SFL)の位置からフィルムパトローネ内に巻き込ま
れるのに要する時間(T、w)をセットしてスタートさ
せ<#474>、 <#476>、そのタイマのタイ
ムアツプを待って<#478> 、巻戻モータ(RWM
)の駆動を停止する。
止しく#460>、フィルムが終了したことを報知すべ
く、フィルムカウンタ値の表示を点滅させ<#462>
、測光動作を停止しく#464>、撮影レンズ(2)
の可動レンズを初期位置に戻す< 11466>。そし
て、測光スイッチ(Sl)が開放されるのを待って<#
468> 、巻戻モータ(RWM)を正転駆動してフィ
ルムの巻戻しを開始しく#470〉、フィルム検知スイ
ッチ(SFL)が閉成されるのを待つ<#472>。続
いて、タイマにフィルムの先端かフィルム検知スイッチ
(SFL)の位置からフィルムパトローネ内に巻き込ま
れるのに要する時間(T、w)をセットしてスタートさ
せ<#474>、 <#476>、そのタイマのタイ
ムアツプを待って<#478> 、巻戻モータ(RWM
)の駆動を停止する。
ここで画面サイズを判別しく#482>、[パノラマサ
イズ]の場合にのみ、フルサイズ検知スイッチ(SNP
)が閉成されるまで巻戻モータ(RWM)を逆転駆動し
て画面サイズを[フルサイズ]に切り替える<#484
>〜< #488>。
イズ]の場合にのみ、フルサイズ検知スイッチ(SNP
)が閉成されるまで巻戻モータ(RWM)を逆転駆動し
て画面サイズを[フルサイズ]に切り替える<#484
>〜< #488>。
その後、フォーカスモードを(プログラムモード)に設
定しく#490> 、それをボディ表示部(15)に表
示しく#492> 、画面サイズモードを(フルサイズ
モード)に設定しく#494> 、同じく表示を行ない
<#496> 、巻戻完了フラグ(RWCF)を“1″
にした後<#498>、メインルーチンにリターンする
。
定しく#490> 、それをボディ表示部(15)に表
示しく#492> 、画面サイズモードを(フルサイズ
モード)に設定しく#494> 、同じく表示を行ない
<#496> 、巻戻完了フラグ(RWCF)を“1″
にした後<#498>、メインルーチンにリターンする
。
第11図および第12図のフローチャートは、上述した
サブルーチン(演算・制御)の<#340>のステップ
でコールされるサブルーチン(露出演算)である。
サブルーチン(演算・制御)の<#340>のステップ
でコールされるサブルーチン(露出演算)である。
このサブルーチンでは、まず、フラッシュ表示を消しく
#500> 、フォーカスモードを判別しく#502>
、(フラッシュモード)か否かを判別する<#504>
。(プログラムモード)の場合と(フラッシュモード)
の場合とは、(通常演算)のルーチンに進む。このルー
チンについては後述する。それ以外の場合には、< #
506>のステップ以下の(デプスモード演算)のルー
チンに進む。
#500> 、フォーカスモードを判別しく#502>
、(フラッシュモード)か否かを判別する<#504>
。(プログラムモード)の場合と(フラッシュモード)
の場合とは、(通常演算)のルーチンに進む。このルー
チンについては後述する。それ以外の場合には、< #
506>のステップ以下の(デプスモード演算)のルー
チンに進む。
この(デプスモード演算)のルーチンでは、先に述べた
3つのフォーカスエリア(PL)、 (FC)。
3つのフォーカスエリア(PL)、 (FC)。
(PR)内に位置する被写体に対して、それをできるだ
けピントの合った状態で撮影することかできるように、
手振れを生じない範囲で絞りを絞り込んで被写界深度を
大きく取り、かつ、その被写界深度を逸脱しない範囲で
主被写体(選択されたフォーカスエリア内の被写体或は
(全体)の場合には最近接被写体)に対する合焦位置か
ら撮影レンズ(2)の可動レンズを移動させる。
けピントの合った状態で撮影することかできるように、
手振れを生じない範囲で絞りを絞り込んで被写界深度を
大きく取り、かつ、その被写界深度を逸脱しない範囲で
主被写体(選択されたフォーカスエリア内の被写体或は
(全体)の場合には最近接被写体)に対する合焦位置か
ら撮影レンズ(2)の可動レンズを移動させる。
このことをさらに説明すると、上述した被写界深度か存
在するのは、次の理由による。つまり、被写体の各部を
点の集まりで構成されていると考えると、それら各点が
撮影レンズを通してフィルム面に結像されることにより
画像が記録されることとなる。この場合に物体側の点が
完全に像側の点として結像されれば理想的な像となるが
、実際にはレンズ収差やピントずれ等に起因して、点と
はならず、ある程度ボケた像となる。ところか、人間の
眼の能力はそれらを弁別することかずできず、点のボケ
がある範囲以下であれば点として認識する。この人間の
眼の能力の限界は、ボケだ点像の直径で定義でき、それ
を許容錯乱円径「δ」と言っている。従って、像面で焦
点を結ぶ点に対して、像面の前後でボケの大きさか許容
錯乱円径「δj内になる範囲であれば、ピントのズレは
気にならない。
在するのは、次の理由による。つまり、被写体の各部を
点の集まりで構成されていると考えると、それら各点が
撮影レンズを通してフィルム面に結像されることにより
画像が記録されることとなる。この場合に物体側の点が
完全に像側の点として結像されれば理想的な像となるが
、実際にはレンズ収差やピントずれ等に起因して、点と
はならず、ある程度ボケた像となる。ところか、人間の
眼の能力はそれらを弁別することかずできず、点のボケ
がある範囲以下であれば点として認識する。この人間の
眼の能力の限界は、ボケだ点像の直径で定義でき、それ
を許容錯乱円径「δ」と言っている。従って、像面で焦
点を結ぶ点に対して、像面の前後でボケの大きさか許容
錯乱円径「δj内になる範囲であれば、ピントのズレは
気にならない。
この範囲が焦点深度であり、この焦点深度内に焦点を結
ぶ被写体の範囲が被写界深度であり、被写界深度内の被
写体については、ピントの合った(と人間の眼で認識さ
れる、という意味合いて用いる。以下同様である)写真
が得られることとなる。
ぶ被写体の範囲が被写界深度であり、被写界深度内の被
写体については、ピントの合った(と人間の眼で認識さ
れる、という意味合いて用いる。以下同様である)写真
が得られることとなる。
さて、上述のように許容錯乱円径「δ」を規定すると(
例えば、−例として[33,3μm])、それによって
焦点深度の大きさを求めることかできる。第23図に示
すように光路を描くと、ピント位置(PF)から片側に
ボケの許容できる範囲[PDF]として、 f/D=PDF/δ (i)であり、撮影レ
ンズ(2)のFナンバー(F)は[F=f/D]で定義
されるから、上式から、PDF=F・δ
(ii)となり、焦点深度(FD)はこの許容範囲[
PDF]の2倍であるから、 FD=2・F・δ (iii)となる。
例えば、−例として[33,3μm])、それによって
焦点深度の大きさを求めることかできる。第23図に示
すように光路を描くと、ピント位置(PF)から片側に
ボケの許容できる範囲[PDF]として、 f/D=PDF/δ (i)であり、撮影レ
ンズ(2)のFナンバー(F)は[F=f/D]で定義
されるから、上式から、PDF=F・δ
(ii)となり、焦点深度(FD)はこの許容範囲[
PDF]の2倍であるから、 FD=2・F・δ (iii)となる。
上述の考えに基づいて、今度は被写界深度を考え、ある
遠近方向の範囲に位置する複数の被写体に対してピント
の合った写真を撮るためには、その範囲に位置する被写
体か何れも焦点深度内に結像されるようにすればよく、
そのためには、上掲の(ii)式或は(ii)式を見れ
ば、許容錯乱円径「δ」は撮影レンズ(2)に固有の値
であるから、その撮影レンズ(2)のFナンバ(F)を
変更すればよいことが分る。
遠近方向の範囲に位置する複数の被写体に対してピント
の合った写真を撮るためには、その範囲に位置する被写
体か何れも焦点深度内に結像されるようにすればよく、
そのためには、上掲の(ii)式或は(ii)式を見れ
ば、許容錯乱円径「δ」は撮影レンズ(2)に固有の値
であるから、その撮影レンズ(2)のFナンバ(F)を
変更すればよいことが分る。
例えば、まず、第24図(イ)に示すように、ある主被
写体の像かフィルム面(■の位置)上に焦点を結んでい
る状態を考える。このとき、その主被写体より遠側に位
置する副液写体(例えば、無限遠に位置する被写体)の
像は、■の位置に焦点を結ぶ。従って、フィルム面上で
の副液写体の一点の像は、[δ、]の径となり、許容錯
乱円径[δ]よりも大であるから、このままの状態で露
光を行うと、副液写体にはピントが合わないこととなる
。
写体の像かフィルム面(■の位置)上に焦点を結んでい
る状態を考える。このとき、その主被写体より遠側に位
置する副液写体(例えば、無限遠に位置する被写体)の
像は、■の位置に焦点を結ぶ。従って、フィルム面上で
の副液写体の一点の像は、[δ、]の径となり、許容錯
乱円径[δ]よりも大であるから、このままの状態で露
光を行うと、副液写体にはピントが合わないこととなる
。
この状態では、
F、=f/p、=DFd/δ1(iv)ただしF、コ撮
影レンズ(2)のFナンバf:焦点距離 DI=撮影レンズ(2)の有効口径 DFd :主被写体に対する副液写体 のデフォーカス量 の関係か成立する。
影レンズ(2)のFナンバf:焦点距離 DI=撮影レンズ(2)の有効口径 DFd :主被写体に対する副液写体 のデフォーカス量 の関係か成立する。
この状態から、撮影レンズ(2)は■の位置に置いたま
まで、撮影レンズ(2)の絞りを変更することによって
、フィルム面(■)上での副液写体の一点の像か許容錯
乱円径[δコと等しくなる、即ち、副液写体が被写界深
度の端に入るようにするには、撮影レンズ(2)のFナ
ンバ(F)を、次式で求める最大デプス優先Fナンバ(
Fdepm)にすればよい。即ち、 F depm= f / D2=DFd/δ (
v)である。
まで、撮影レンズ(2)の絞りを変更することによって
、フィルム面(■)上での副液写体の一点の像か許容錯
乱円径[δコと等しくなる、即ち、副液写体が被写界深
度の端に入るようにするには、撮影レンズ(2)のFナ
ンバ(F)を、次式で求める最大デプス優先Fナンバ(
Fdepm)にすればよい。即ち、 F depm= f / D2=DFd/δ (
v)である。
この状態で露光を行えば、理論上は、副液写体にもピン
トの合った写真が得られる訳であるか、実際には、被写
体は通常平面的なものでなく立体的なものであるので光
軸に沿った方向に凹凸を有しているから、副液写体が被
写界深度の端にあったのでは必ずしも副液写体にピント
か合った写真か得られるとは限らない。そこで、少しで
も深度に余裕のある状態で露光を行うことか好ましい。
トの合った写真が得られる訳であるか、実際には、被写
体は通常平面的なものでなく立体的なものであるので光
軸に沿った方向に凹凸を有しているから、副液写体が被
写界深度の端にあったのでは必ずしも副液写体にピント
か合った写真か得られるとは限らない。そこで、少しで
も深度に余裕のある状態で露光を行うことか好ましい。
一方、撮影レンズ(2)には、絞り込める限度があり、
また、被写体の輝度が低い撮影条件では、絞り込み量を
多くするとシャッタスピードが長くなって手振れを生じ
る確率が高くなることから、絞りの変更だけでは主被写
体と副液写体とをともにピントの合った状態で撮影する
ことがむつかしいこともある。
また、被写体の輝度が低い撮影条件では、絞り込み量を
多くするとシャッタスピードが長くなって手振れを生じ
る確率が高くなることから、絞りの変更だけでは主被写
体と副液写体とをともにピントの合った状態で撮影する
ことがむつかしいこともある。
そこで、そのような場合にも対処できるようにするため
に、撮影レンズ(2)か■の位置にある状態では主被写
体の像はフィルム面(■)上に焦点を結んでいてその両
側に深度の余裕があることから、撮影レンズ(2)の合
焦位置を副被写体側に寄った補正合焦位置に移動させる
制御をも併用することで、撮影レンズ(2)のFナンバ
(F)を先に述べた最大デプス優先Fナンバ(Fdep
m)よりも小さなもの(即ち、より大きな開口)にてき
るようにし、もって、撮影レンズ(2)における絞り込
み限度や明るさ等による絞り込みの制約を少なくすると
ともに、しかも、主被写体と副液写体とがともにピント
の合った写真を得られるようにしである。
に、撮影レンズ(2)か■の位置にある状態では主被写
体の像はフィルム面(■)上に焦点を結んでいてその両
側に深度の余裕があることから、撮影レンズ(2)の合
焦位置を副被写体側に寄った補正合焦位置に移動させる
制御をも併用することで、撮影レンズ(2)のFナンバ
(F)を先に述べた最大デプス優先Fナンバ(Fdep
m)よりも小さなもの(即ち、より大きな開口)にてき
るようにし、もって、撮影レンズ(2)における絞り込
み限度や明るさ等による絞り込みの制約を少なくすると
ともに、しかも、主被写体と副液写体とがともにピント
の合った写真を得られるようにしである。
このことを第24図(イ)を用いて説明すると、まず、
デプス優先ナンバ(Fdep)として、撮影レンズ(2
)が■の位置にある状態で副液写体の一点のフィルム面
(■)上での像か許容錯乱円径[δ]よりは若干大きく
なるが(iv)式における副液写体の一点の像の大きさ
[δ1]よりは小さくなる大きさ[δ1′](δ1′=
α・δ、α≧1)となるものを求める。即ち、 F dep = f / D =DFd/δ+’=DF
d/a・δ−(vi)ただし、αは1以上の定数 であり、これは、■の位置にある撮影レンズ(2)の有
効口径を[D]にしたもので、この有効口径は、最大デ
プス優先Fナンバ(Fdel)m)を与える撮影レンズ
(2)の有効口径である[D2]よりは大きく、結果と
して、このようなデプス優先処理のための絞り込み量か
少ないものとなっている。
デプス優先ナンバ(Fdep)として、撮影レンズ(2
)が■の位置にある状態で副液写体の一点のフィルム面
(■)上での像か許容錯乱円径[δ]よりは若干大きく
なるが(iv)式における副液写体の一点の像の大きさ
[δ1]よりは小さくなる大きさ[δ1′](δ1′=
α・δ、α≧1)となるものを求める。即ち、 F dep = f / D =DFd/δ+’=DF
d/a・δ−(vi)ただし、αは1以上の定数 であり、これは、■の位置にある撮影レンズ(2)の有
効口径を[D]にしたもので、この有効口径は、最大デ
プス優先Fナンバ(Fdel)m)を与える撮影レンズ
(2)の有効口径である[D2]よりは大きく、結果と
して、このようなデプス優先処理のための絞り込み量か
少ないものとなっている。
次に、撮影レンズ(2)の有効口径が[D]のままで、
副液写体の一点のフィルム面(■)上での像か許容錯乱
円径[δ]よりも小さくなる大きさ[δ2コ (δ2=
k・δ;0.5≦にく1)となる■の位置まで、撮影レ
ンズ(2)を移動させる。この状態では、 Fdep = f /D= (DFd−DFc) /δ
2−(vi)ただし、DFc :撮影レンズの移動量(
以下、補正デフォーカス量と称する) の関係か成立する。
副液写体の一点のフィルム面(■)上での像か許容錯乱
円径[δ]よりも小さくなる大きさ[δ2コ (δ2=
k・δ;0.5≦にく1)となる■の位置まで、撮影レ
ンズ(2)を移動させる。この状態では、 Fdep = f /D= (DFd−DFc) /δ
2−(vi)ただし、DFc :撮影レンズの移動量(
以下、補正デフォーカス量と称する) の関係か成立する。
従って、この(vi)式と前掲の(vi)式とから、
DFc = DFd −δ2−Fdep=α・δ−Fd
ep −k ・δ−Fdep=(α−k)・δ・F d
ep となるから、[β=α−k]とすれば、DFc=β・δ
−Fdep (vi)となる。
ep −k ・δ−Fdep=(α−k)・δ・F d
ep となるから、[β=α−k]とすれば、DFc=β・δ
−Fdep (vi)となる。
つまり、予め3つの定数[δ]、 Eαコ。
[β]を定めておけば、上述した絞り込み動作と撮影レ
ンズ(2)の移動との協働によるデプス優先処理を行う
に際して、まず、焦点検出動作で求めた主被写体と副液
写体とのデフォーカス1t(DFd)を用いて、(vi
)式によってデプス優先Fナンバ(Fdep)を求めて
絞り制御を行い、次いて、そのデプス優先Fナンバ(F
dep)を用いて、(vi)式によって補正デフォー
カス量(DFc)を求めてレンズ位置の制御を行えばよ
いことが分かる。
ンズ(2)の移動との協働によるデプス優先処理を行う
に際して、まず、焦点検出動作で求めた主被写体と副液
写体とのデフォーカス1t(DFd)を用いて、(vi
)式によってデプス優先Fナンバ(Fdep)を求めて
絞り制御を行い、次いて、そのデプス優先Fナンバ(F
dep)を用いて、(vi)式によって補正デフォー
カス量(DFc)を求めてレンズ位置の制御を行えばよ
いことが分かる。
これにより、主被写体の目立つ程のピントズレか生じる
ことなく、かつ、絞り込み量の少ない状態で、遠近方向
の広い範囲の被写体にピントの合った撮影を行うことが
できることになる。
ことなく、かつ、絞り込み量の少ない状態で、遠近方向
の広い範囲の被写体にピントの合った撮影を行うことが
できることになる。
なお、(vi)、 (vi)、 (viu)の各式がら
、DFc/ DFd =β・δ・Fdep/α−δ F
dep=β/α=1−に/α (ix) であって、例えば、補正合焦位置として、主被写体の像
と副液写体の像とのほぼ中間位置を想定して、 DFc/ DFd = 1/2 となるように、[α=1.β=0.5]とすれば、第2
4図(ロ)に示すように、副液写体の像は、フィルム面
(■)よりも前方の■の位置に焦点を結び、フィルム面
(■)上での副液写体の一点の像の大きさは[δ/2]
となり、一方、主被写体の像は、フィルム面(■)より
も後方の■の位置に焦点を結び、フィルム面(■)上で
の主被写体の一点の像の大きさは[δ/2コよりも若干
小さくなっており、両波写体の何れに対しても、充分余
裕を持って被写界深度内に位置させた状態で撮影を行う
ことができる。
、DFc/ DFd =β・δ・Fdep/α−δ F
dep=β/α=1−に/α (ix) であって、例えば、補正合焦位置として、主被写体の像
と副液写体の像とのほぼ中間位置を想定して、 DFc/ DFd = 1/2 となるように、[α=1.β=0.5]とすれば、第2
4図(ロ)に示すように、副液写体の像は、フィルム面
(■)よりも前方の■の位置に焦点を結び、フィルム面
(■)上での副液写体の一点の像の大きさは[δ/2]
となり、一方、主被写体の像は、フィルム面(■)より
も後方の■の位置に焦点を結び、フィルム面(■)上で
の主被写体の一点の像の大きさは[δ/2コよりも若干
小さくなっており、両波写体の何れに対しても、充分余
裕を持って被写界深度内に位置させた状態で撮影を行う
ことができる。
また、撮影の状況によっては、撮影レンズ(2)の移動
を併用しても、被写体の輝度が低かったり、主被写体と
副液写体とのデフォーカス量か大きすぎて絞り込みによ
ってカメラ振れが生じる虞があったり、最小絞りよりも
さらに絞り込む必要があったりして、両波写体にともに
ピントの合った写真を撮ることかむつかしい場合がある
。この場合にも、カメラ振れの生じない絞り、または、
最小の絞りまで絞り込み、主被写体の像か焦点深度から
外れることは防止しながら、副液写体の像かできるだけ
焦点深度に近くなるように、その絞りに応じた量で撮影
レンズ(2)移動させる。
を併用しても、被写体の輝度が低かったり、主被写体と
副液写体とのデフォーカス量か大きすぎて絞り込みによ
ってカメラ振れが生じる虞があったり、最小絞りよりも
さらに絞り込む必要があったりして、両波写体にともに
ピントの合った写真を撮ることかむつかしい場合がある
。この場合にも、カメラ振れの生じない絞り、または、
最小の絞りまで絞り込み、主被写体の像か焦点深度から
外れることは防止しながら、副液写体の像かできるだけ
焦点深度に近くなるように、その絞りに応じた量で撮影
レンズ(2)移動させる。
このことを第24図(ハ)を用いて説明すると、上述し
たカルラ振れが生じない絞り、或は、最小絞りに応じた
Fナンバ(PL、M)において撮影レンズ(2)の有効
口径が[DFで、撮影レンズ(2)か■の位置にあると
すれば、この状態で主被写体像はフィルム面上(■)上
に焦点を結んでおり、副液写体の像はフィルム面(■)
より手前の■の位置に焦点を結んでいる。この状態から
、(vi)式において上述のFナンバ(PL、、M)を
デプス優先Fナンバ(Fdep)に置き替えて、補正デ
フォーカス量(DFc)を求める。即ち、DFc =β
・δ・F LIM =β・δ・f/D である。
たカルラ振れが生じない絞り、或は、最小絞りに応じた
Fナンバ(PL、M)において撮影レンズ(2)の有効
口径が[DFで、撮影レンズ(2)か■の位置にあると
すれば、この状態で主被写体像はフィルム面上(■)上
に焦点を結んでおり、副液写体の像はフィルム面(■)
より手前の■の位置に焦点を結んでいる。この状態から
、(vi)式において上述のFナンバ(PL、、M)を
デプス優先Fナンバ(Fdep)に置き替えて、補正デ
フォーカス量(DFc)を求める。即ち、DFc =β
・δ・F LIM =β・δ・f/D である。
この補正デフォーカス量(DFc)たけ撮影レンズ(2
)を■の位置から■の位置まて移動させると、主被写体
の像はフィルム面(■)より後方の■の位置で焦点を結
び、フィルム面(■)上での主被写体の一点の像の大き
さは、[β・δコよりも小さくなっているので主被写体
には余裕のある状態でピントが合っており、他方、副液
写体の像はフィルム面(■)の前方の■の位置に焦点を
結び、フィルム面(■)上での副液写体の一点の像の大
きさは、許容錯乱円径[δ1よりは大きいが、撮影レン
ズ(2)が■の位置にある場合の大きさ[δ1]よりも
小さくなっており、少しでもピントの合った状態に近づ
いていると言える。
)を■の位置から■の位置まて移動させると、主被写体
の像はフィルム面(■)より後方の■の位置で焦点を結
び、フィルム面(■)上での主被写体の一点の像の大き
さは、[β・δコよりも小さくなっているので主被写体
には余裕のある状態でピントが合っており、他方、副液
写体の像はフィルム面(■)の前方の■の位置に焦点を
結び、フィルム面(■)上での副液写体の一点の像の大
きさは、許容錯乱円径[δ1よりは大きいが、撮影レン
ズ(2)が■の位置にある場合の大きさ[δ1]よりも
小さくなっており、少しでもピントの合った状態に近づ
いていると言える。
そして、この(デプス演算モード)では、まず、無限遠
の副液写体を想定して主被写体に対するデプス優先Fナ
ンバ(Fcfep)に相当するデプス優先絞り値(Av
d+)を求め(以下、このように2つの被写体を被写界
深度内に収めるための処理をデプス優先処理と称し、そ
のためのデプス優先絞り値(Avd)の演算をデプス演
算と称する)、その後、他のフォーカスエリア内に位置
する被写体との間てデプス優先処理か可能であればその
準備のためにデプス演算を行ない、最大絞り値と手振れ
限界のシャッタスピードとを勘案して調整した後、それ
から求めた補正デフォーカス量に基づいて撮影レンズ(
2)の微調整を行なうのである。そして、上述のように
、無限遠に副液写体を想定した場合の計算の迅速化のた
めに、このカメラでは、デフォーカス量を無限遠からの
ものとして求めているのである。
の副液写体を想定して主被写体に対するデプス優先Fナ
ンバ(Fcfep)に相当するデプス優先絞り値(Av
d+)を求め(以下、このように2つの被写体を被写界
深度内に収めるための処理をデプス優先処理と称し、そ
のためのデプス優先絞り値(Avd)の演算をデプス演
算と称する)、その後、他のフォーカスエリア内に位置
する被写体との間てデプス優先処理か可能であればその
準備のためにデプス演算を行ない、最大絞り値と手振れ
限界のシャッタスピードとを勘案して調整した後、それ
から求めた補正デフォーカス量に基づいて撮影レンズ(
2)の微調整を行なうのである。そして、上述のように
、無限遠に副液写体を想定した場合の計算の迅速化のた
めに、このカメラでは、デフォーカス量を無限遠からの
ものとして求めているのである。
さて、サブルーチン(露出演算)の説明に戻って(デプ
スモード)のルーチンの説明を続ける。なお、説明中の
絞り値や輝度値等は、全て対数表示のAPEX方式によ
っている。
スモード)のルーチンの説明を続ける。なお、説明中の
絞り値や輝度値等は、全て対数表示のAPEX方式によ
っている。
このルーチンでは、まず、主被写体に対する先に求めた
使用デフォーカス量(DF、、)を用いて前掲の(vi
)式によりデプス優先Fナンバ(Fdep)を求め、そ
れに対応する第1デプス優先絞り値(Avd+)を求め
る<#506>。
使用デフォーカス量(DF、、)を用いて前掲の(vi
)式によりデプス優先Fナンバ(Fdep)を求め、そ
れに対応する第1デプス優先絞り値(Avd+)を求め
る<#506>。
次いて、その第1デプス優先絞り値(Avdυを開放絞
り値(Avo)および最大絞り値(Avm)と比較して
<#508>、 <#510>、第1デプス優先絞り
値(Avd +)が開放絞り値(Avo)よりも小さけ
れば開放絞り値(Av、o)を第1デプス優先絞り値(
Avd 、 )にセットしく#512>、この場合と、
第1デプス優先絞り値(Avd + )が開放絞り値(
Avo)と最大絞り値(Avm)との間である場合とは
、デプス演算か可能であることを示すべく、第1デプス
演算フラグ(DPF 、 )を“0”としく#514>
、第1デプス優先絞り値(Avd+)が開放絞り値(
Avo)よりも大きい場合には、最大絞り値(Avm)
を第1デプス優先絞り値(Avd+)にセットするとと
もに<#516>、もはや絞り込みが不能であることが
らデプス演算が不能であることを示すべく、第1デプス
演算フラグ(DPF、)を“1”とする<#510>。
り値(Avo)および最大絞り値(Avm)と比較して
<#508>、 <#510>、第1デプス優先絞り
値(Avd +)が開放絞り値(Avo)よりも小さけ
れば開放絞り値(Av、o)を第1デプス優先絞り値(
Avd 、 )にセットしく#512>、この場合と、
第1デプス優先絞り値(Avd + )が開放絞り値(
Avo)と最大絞り値(Avm)との間である場合とは
、デプス演算か可能であることを示すべく、第1デプス
演算フラグ(DPF 、 )を“0”としく#514>
、第1デプス優先絞り値(Avd+)が開放絞り値(
Avo)よりも大きい場合には、最大絞り値(Avm)
を第1デプス優先絞り値(Avd+)にセットするとと
もに<#516>、もはや絞り込みが不能であることが
らデプス演算が不能であることを示すべく、第1デプス
演算フラグ(DPF、)を“1”とする<#510>。
その後、サブルーチン(輝度演算l)をコールして、選
択されたフォーカスエリアに応じて、部分重点平均を行
なって、第1輝度値(Bv l )を求める<#520
>。この演算式を次頁の表1および表2に纏めて示す。
択されたフォーカスエリアに応じて、部分重点平均を行
なって、第1輝度値(Bv l )を求める<#520
>。この演算式を次頁の表1および表2に纏めて示す。
表中の[選択領域]か選択されたフォーカスエリアを示
し、「近傍領域」は、選択されたフォーカスエリアに位
置する被写体とデフォーカス量がほぼ同じ被写体か存在
するフォーカスエリアを示す。なお、「選択領域」か左
右の何れかのフォーカスエリアの場合には、そのフォー
カスエリアに位置する被写体とデフォーカス量かほぼ同
じ被写体が少なくとも中央のフォーカスエリアに存在す
る場合にのみ、「近傍領域」として扱うようにしである
。
し、「近傍領域」は、選択されたフォーカスエリアに位
置する被写体とデフォーカス量がほぼ同じ被写体か存在
するフォーカスエリアを示す。なお、「選択領域」か左
右の何れかのフォーカスエリアの場合には、そのフォー
カスエリアに位置する被写体とデフォーカス量かほぼ同
じ被写体が少なくとも中央のフォーカスエリアに存在す
る場合にのみ、「近傍領域」として扱うようにしである
。
また、繁雑になるので左側のフォーカスエリアについて
のみ掲げる。他の領域か選択された場合にも、同様の計
算式で演算できる。
のみ掲げる。他の領域か選択された場合にも、同様の計
算式で演算できる。
表1か(パノラマモード)の場合を示し、表2か(フル
サイズモード)の場合を示し、何れの場合においても、
演算式は「選択領域」および「近傍領域」から得られた
被写体輝度情報を重視した重み付けを行なうものである
。なお、表中の「S」は、各領域の面積を示す。
サイズモード)の場合を示し、何れの場合においても、
演算式は「選択領域」および「近傍領域」から得られた
被写体輝度情報を重視した重み付けを行なうものである
。なお、表中の「S」は、各領域の面積を示す。
次に、先に求めた残りのデフォーカス量のうち、使用デ
フォーカス量(DF、、、 )よりも小さな(被写体か
より遠方に位置する)デフを一カス量(DF)を見付け
る<#522>。
フォーカス量(DF、、、 )よりも小さな(被写体か
より遠方に位置する)デフを一カス量(DF)を見付け
る<#522>。
このような小デフォーカス量(DF)かなければ<15
24> 、残りのフォーカスエリアの被写体との間でデ
プス優先処理を行なうことかできないから、第2デプス
演算フラグ(DPF、)と第3デプス演算フラグ(DP
F、)とをともに“l”としく#542〉、その後、<
#550>のステップに進む。
24> 、残りのフォーカスエリアの被写体との間でデ
プス優先処理を行なうことかできないから、第2デプス
演算フラグ(DPF、)と第3デプス演算フラグ(DP
F、)とをともに“l”としく#542〉、その後、<
#550>のステップに進む。
一方、そのような小デフォーカス量(DF)が1つでも
あれば、それらのうちの小さいものを第1デフオーカス
量(DF、) 、大きいものを第2デフオーカス量(D
F2)とじ<#526> 、その値に応じて<#528
>〜<#532> 、上述の第2、第3デプス演算フラ
グ(DPF2)、 (DPF3)の設定を行なう。
あれば、それらのうちの小さいものを第1デフオーカス
量(DF、) 、大きいものを第2デフオーカス量(D
F2)とじ<#526> 、その値に応じて<#528
>〜<#532> 、上述の第2、第3デプス演算フラ
グ(DPF2)、 (DPF3)の設定を行なう。
すなわち、両デフォーカス量(DF、)、 (DF2)
がともにほぼ“θ″に等しければ、それら両波写体はと
もにほぼ無限遠に位置しているわけて、既に無限遠に副
液写体を想定して主被写体に対するデプス演算を< #
506>のステップで行なっていることから、改めてデ
プス優先処理の必要はないこととなり、第2、第3のデ
プス演算フラグ(DPF2)、 (DPF、)をともに
“1“にした後<#542> 、その後、<#550>
のステップに進む。
がともにほぼ“θ″に等しければ、それら両波写体はと
もにほぼ無限遠に位置しているわけて、既に無限遠に副
液写体を想定して主被写体に対するデプス演算を< #
506>のステップで行なっていることから、改めてデ
プス優先処理の必要はないこととなり、第2、第3のデ
プス演算フラグ(DPF2)、 (DPF、)をともに
“1“にした後<#542> 、その後、<#550>
のステップに進む。
また、両デフォーカス量(DF、)、 (DF2)のう
ち、第1デフオーカス量(DFυか“0”でなくかつ第
2デフオーカス量(DF、)にほぼ等しい場合には、デ
プス演算は1回だけ行なえばよいので第2デプス演算フ
ラグ(DPF2)を“0”に第3デプス演算フラグ(D
PF2 )を“1”にした後<#538>、一方策2デ
フォーカス量(DF、)か“0”でない場合には、第2
デプス演算フラグ(DPF2)を“1″に第3デプス演
算フラグ(DPF、)を“0”にした後<#540>
、何れも<#550>の叉テップに進む。
ち、第1デフオーカス量(DFυか“0”でなくかつ第
2デフオーカス量(DF、)にほぼ等しい場合には、デ
プス演算は1回だけ行なえばよいので第2デプス演算フ
ラグ(DPF2)を“0”に第3デプス演算フラグ(D
PF2 )を“1”にした後<#538>、一方策2デ
フォーカス量(DF、)か“0”でない場合には、第2
デプス演算フラグ(DPF2)を“1″に第3デプス演
算フラグ(DPF、)を“0”にした後<#540>
、何れも<#550>の叉テップに進む。
すなわち、上述の2つの場合には、何れか一方のフォー
カスエリアに位置する被写体を対象としてのデプス優先
処理を行なうことか可能なことを示している。
カスエリアに位置する被写体を対象としてのデプス優先
処理を行なうことか可能なことを示している。
両デフォーカス量(DF、)、 (DF2)については
、<#526>のステップで[DF2 >DPI ]の
条件かあるので、第1デフオーカス量(DPI)か“0
”でなく、両デフォーカス量(DPI)、 (DF2)
等しくなければ、第2デフオーカス量(DF2)か′0
”であることはなく、各別にデプス演算を行なうべく両
デプス演算フラグ(DPF2)、 (DPFa)をとも
に“0″にしく#536> 、その後、<#550>の
ステップに進む。
、<#526>のステップで[DF2 >DPI ]の
条件かあるので、第1デフオーカス量(DPI)か“0
”でなく、両デフォーカス量(DPI)、 (DF2)
等しくなければ、第2デフオーカス量(DF2)か′0
”であることはなく、各別にデプス演算を行なうべく両
デプス演算フラグ(DPF2)、 (DPFa)をとも
に“0″にしく#536> 、その後、<#550>の
ステップに進む。
<#550>のステップから<#564>のステップま
でルーチンでは第1デフオーカス量(1)Fl)を用い
て(第2デプス演算)を行ない、<#570>のステッ
プから<#584>のステップまでのルーチンでは、第
2デフオーカス量(DF2)を用いて(第3デプス演算
)を行なう。そして、〈#55o〉のステップでは前述
した第2デプス演算フラグ(DPF2)をチエツクし、
また、< #570> (7) ステップでは第3演算
フラグ(DPFs)をチエツクして、それらのデプス演
算が不能であるか不必要である場合には、スキップする
。
でルーチンでは第1デフオーカス量(1)Fl)を用い
て(第2デプス演算)を行ない、<#570>のステッ
プから<#584>のステップまでのルーチンでは、第
2デフオーカス量(DF2)を用いて(第3デプス演算
)を行なう。そして、〈#55o〉のステップでは前述
した第2デプス演算フラグ(DPF2)をチエツクし、
また、< #570> (7) ステップでは第3演算
フラグ(DPFs)をチエツクして、それらのデプス演
算が不能であるか不必要である場合には、スキップする
。
(第2デプス演算)のルーチンでは、使用デフォーカス
量(DF、、、 )から第1デフオーカス量(DPI)
を引いてデプス演算用の第1デフオーカス差(DFd、
)を求め<#552> 、続いて、その第1デフオーカ
ス差(DFcl 、 ’)を用いて前掲の(vi )式
により、第2デプス優先絞り値(Avdz)を求める<
#554>。
量(DF、、、 )から第1デフオーカス量(DPI)
を引いてデプス演算用の第1デフオーカス差(DFd、
)を求め<#552> 、続いて、その第1デフオーカ
ス差(DFcl 、 ’)を用いて前掲の(vi )式
により、第2デプス優先絞り値(Avdz)を求める<
#554>。
次いで、その第2デプス優先絞り値(Avdz)を開放
絞り値(Avo)および最大絞り値(Avm)と比較し
て<#556>、 <#558>、第2デプス優先絞
り値(Avdz)が開放絞り値(Avo)よりも小さけ
れば開放絞り値(Avo)を第2デプス優先絞り値(A
vdz)にセットしく #562>、この場合と第2デ
プス優先絞り値(Avdz)が開放絞り値(Avo)と
最大絞り値(Avm)との間である場合とは、サブルー
チン(輝度演算2)をコールして、選択されたフォーカ
スエリアに応じて重点平均を行なった第2輝度値(Bv
z)を求めた後<#564> 、一方、第2デプス優先
絞り値(Avdz)が最大絞り値(Avm)よりも大き
い場合には、もはや絞り込みができないので第2デプス
演算フラグ(DPF2)を“1”にした後<#560>
、何れも<#570>のステップに進む。
絞り値(Avo)および最大絞り値(Avm)と比較し
て<#556>、 <#558>、第2デプス優先絞
り値(Avdz)が開放絞り値(Avo)よりも小さけ
れば開放絞り値(Avo)を第2デプス優先絞り値(A
vdz)にセットしく #562>、この場合と第2デ
プス優先絞り値(Avdz)が開放絞り値(Avo)と
最大絞り値(Avm)との間である場合とは、サブルー
チン(輝度演算2)をコールして、選択されたフォーカ
スエリアに応じて重点平均を行なった第2輝度値(Bv
z)を求めた後<#564> 、一方、第2デプス優先
絞り値(Avdz)が最大絞り値(Avm)よりも大き
い場合には、もはや絞り込みができないので第2デプス
演算フラグ(DPF2)を“1”にした後<#560>
、何れも<#570>のステップに進む。
(第3デプス演算)のルーチンでは、使用デフォーカス
1(DF、、)から第2デフオーカス量(DF2)を引
いてデプス演算用の第2デフオーカス差(DFd2)を
求め<#572> 、続いて、その第2デフオーカス差
(DFd2)を用いて前掲の(vi)式により、第3デ
プス優先絞り値(Avdz)を求める< #574>。
1(DF、、)から第2デフオーカス量(DF2)を引
いてデプス演算用の第2デフオーカス差(DFd2)を
求め<#572> 、続いて、その第2デフオーカス差
(DFd2)を用いて前掲の(vi)式により、第3デ
プス優先絞り値(Avdz)を求める< #574>。
次いで、その第3デプス優先絞り値(Avd3)を開放
絞り値(Avo)および最大絞り値(Avm)と比較し
て<#576>、 <#578>、第3デプス優先絞
り値(Avda)が開放絞り値(Avo)よりも小さけ
れば開放絞り値(Avo)を第3デプス優先絞り値(A
vd3)にセットしく#582>、この場合と、第3デ
プス優先絞り値(Avds)が開放絞り値(Avo)と
最大絞り値(Avm)との間である場合とは、サブルー
チン(輝度演算3)をコールして、選択されたフォーカ
スエリアに応じて重点平均を行なって第3輝度値(BV
3)を求めた後<#584>、方、第3デプス優先絞り
値(Avd3)か最大絞り値(Avm)よりも大きい場
合には、もはや絞り込みができないので第3デプス演算
フラグ(DPF3)を“l”にしだ後<1580> 、
何れも<#590>のステップに進む。
絞り値(Avo)および最大絞り値(Avm)と比較し
て<#576>、 <#578>、第3デプス優先絞
り値(Avda)が開放絞り値(Avo)よりも小さけ
れば開放絞り値(Avo)を第3デプス優先絞り値(A
vd3)にセットしく#582>、この場合と、第3デ
プス優先絞り値(Avds)が開放絞り値(Avo)と
最大絞り値(Avm)との間である場合とは、サブルー
チン(輝度演算3)をコールして、選択されたフォーカ
スエリアに応じて重点平均を行なって第3輝度値(BV
3)を求めた後<#584>、方、第3デプス優先絞り
値(Avd3)か最大絞り値(Avm)よりも大きい場
合には、もはや絞り込みができないので第3デプス演算
フラグ(DPF3)を“l”にしだ後<1580> 、
何れも<#590>のステップに進む。
上述した(輝度演算2)および(輝度演算3)における
第2輝度値(BV2)および第3輝度値(Bv、)の演
算式を、次頁の表3に纏めて示す。
第2輝度値(BV2)および第3輝度値(Bv、)の演
算式を、次頁の表3に纏めて示す。
なお、この表には、(パノラマモード)の場合のみを掲
げる。(フルサイズモード)の場合も、先に掲げた第1
輝度値(Bv+)の場合と同様に、表3の演算式に周辺
領域の測光値の項を追加することで演算できる。
げる。(フルサイズモード)の場合も、先に掲げた第1
輝度値(Bv+)の場合と同様に、表3の演算式に周辺
領域の測光値の項を追加することで演算できる。
<#590>のステップでは、撮影レンズ(2)の焦点
距離値(f)から、手振れ限界に対応する手振シャッタ
スピード値(Tvf)を求める。次に、前述した3つの
デプス演算フラグ(DPF、)。
距離値(f)から、手振れ限界に対応する手振シャッタ
スピード値(Tvf)を求める。次に、前述した3つの
デプス演算フラグ(DPF、)。
(DPF2)、 (DPF−)の値に応じて、<# 5
92 >〜<# 596 >第1デプス演算フラグ(D
PFI)が“0”で第1デプス優先絞り値(Avd+)
が求められた場合には、<#600>のステップ以下の
(第1デプス優先プログラム演算)のルーチンに進み、
第1デプス優先絞り値(Avd + )が求められずに
、第2デプス演算フラグ(DPF2)が“0”で第2デ
プス優先絞り値(Avd2)か求められた場合には、<
#620>のステップ以下の(第2デプス優先プログラ
ム演算)のルーチンに進み、さらに第1および第2デプ
ス優先絞り値(Avd+)、 (Avd2)の何れも求
められずに第3デプス演算フラグ(DPF3)のみが求
められた場合には、<#640>のステップ以下の(第
3デプス優先プログラム演算)のルーチンに進み、何れ
のデプス優先絞り値も求められなかった場合には、<#
660>のステップ以下の(通常デプスプログラム演算
)のルーチンに進む。
92 >〜<# 596 >第1デプス演算フラグ(D
PFI)が“0”で第1デプス優先絞り値(Avd+)
が求められた場合には、<#600>のステップ以下の
(第1デプス優先プログラム演算)のルーチンに進み、
第1デプス優先絞り値(Avd + )が求められずに
、第2デプス演算フラグ(DPF2)が“0”で第2デ
プス優先絞り値(Avd2)か求められた場合には、<
#620>のステップ以下の(第2デプス優先プログラ
ム演算)のルーチンに進み、さらに第1および第2デプ
ス優先絞り値(Avd+)、 (Avd2)の何れも求
められずに第3デプス演算フラグ(DPF3)のみが求
められた場合には、<#640>のステップ以下の(第
3デプス優先プログラム演算)のルーチンに進み、何れ
のデプス優先絞り値も求められなかった場合には、<#
660>のステップ以下の(通常デプスプログラム演算
)のルーチンに進む。
まず、(第1デプス優先プログラム演算)では、第1輝
度値(Bv l)とフィルム感度値(Sv)とから第1
露出値(Eve)を求め<1600> 、続いて、先に
求めた第1デプス優先絞り値(Avd 、 )と手振シ
ャッタスピード値(Tvf)とからデプス優先露出値(
Evc)を求め<#602> 、それら第1露出値(E
ve)とデプス優先露出値(Eve)とを比較する<#
804>。
度値(Bv l)とフィルム感度値(Sv)とから第1
露出値(Eve)を求め<1600> 、続いて、先に
求めた第1デプス優先絞り値(Avd 、 )と手振シ
ャッタスピード値(Tvf)とからデプス優先露出値(
Evc)を求め<#602> 、それら第1露出値(E
ve)とデプス優先露出値(Eve)とを比較する<#
804>。
第1露出値(Eve)がデプス優先露出値(Evc)よ
りも小さければ、この第1露出値(Ev 、 )による
プログラム制御はできないので、以下のステップに進ま
ず、<#594>のステップに進む。
りも小さければ、この第1露出値(Ev 、 )による
プログラム制御はできないので、以下のステップに進ま
ず、<#594>のステップに進む。
一方、第1露出値(Ev、)がデプス優先露出値(Ev
c)以上であれば、第1露出値(Eve)とデプス優先
露出値(Evc)と第1デプス優先絞り値(Avd、)
とを用いて、 Av = (Eve−Eve) / 2 +Avd+の
式により、使用絞り値(Av)を求め< #606>、
その使用絞り値(Av)と最大絞り値(Avm)とを比
較する<#608>。
c)以上であれば、第1露出値(Eve)とデプス優先
露出値(Evc)と第1デプス優先絞り値(Avd、)
とを用いて、 Av = (Eve−Eve) / 2 +Avd+の
式により、使用絞り値(Av)を求め< #606>、
その使用絞り値(Av)と最大絞り値(Avm)とを比
較する<#608>。
使用絞り値(Av)が最大絞り値(Avm)を越えてい
る場合にのみ最大絞り値(Avm)を使用絞り値(Av
)としてセットしく#610> 、その後、第1露出値
(Eve)から使用絞り値(Av)を減じて使用シャッ
タスピード値(Tv)を求め<#612> 、その後、
<#680>のステップに進む。
る場合にのみ最大絞り値(Avm)を使用絞り値(Av
)としてセットしく#610> 、その後、第1露出値
(Eve)から使用絞り値(Av)を減じて使用シャッ
タスピード値(Tv)を求め<#612> 、その後、
<#680>のステップに進む。
次に、(第2デプス優先プログラム演算)では、第2輝
度値(BV2)とフィルム感度値(Sv)とから第2露
出値(EV2)を求め<#620> 、続いて、先に求
めた第2デプス優先絞り値(Avd2)と手振シャッタ
スピード値(Tvf)とからデプス優先露出値(Evc
)を求め<#622> 、それら第2露出値(EV2)
とデプス優先露出値(Evc)とを比較する<#624
> 。
度値(BV2)とフィルム感度値(Sv)とから第2露
出値(EV2)を求め<#620> 、続いて、先に求
めた第2デプス優先絞り値(Avd2)と手振シャッタ
スピード値(Tvf)とからデプス優先露出値(Evc
)を求め<#622> 、それら第2露出値(EV2)
とデプス優先露出値(Evc)とを比較する<#624
> 。
第2露出値(EV2)かデプス優先露出値(Evc)よ
りも小さければ、この第2露出値(EV2)によるプロ
グラム制御はできないので、以下のステップに進まず、
< #596>のステップに進む。
りも小さければ、この第2露出値(EV2)によるプロ
グラム制御はできないので、以下のステップに進まず、
< #596>のステップに進む。
一方、第2露出値(EV2)かデプス優先露出値(Ev
c)以上であれば、第2露出値(EV2)とデプス優先
露出値(Evc)と第2デプス優先絞り値(Avd2)
とを用いて、 Av = (EV2 EVC) / 2 +Avdz
の式により、使用絞り値(Av)を求め< #626>
、その使用絞り値(Av)と最大絞り値(Avm)とを
比較する<1628>。
c)以上であれば、第2露出値(EV2)とデプス優先
露出値(Evc)と第2デプス優先絞り値(Avd2)
とを用いて、 Av = (EV2 EVC) / 2 +Avdz
の式により、使用絞り値(Av)を求め< #626>
、その使用絞り値(Av)と最大絞り値(Avm)とを
比較する<1628>。
使用絞り値(Av)が最大絞り値(Avm)を越えてい
る場合にのみ最大絞り値(Avm)を使用絞り値(Av
)としてセットしく#630> 、その後、第2露出値
(EV2)から使用絞り値(Av)を減じて使用シャッ
タスピード値(Tv)を求め<#632> 、その後<
#680>のステップに進む。
る場合にのみ最大絞り値(Avm)を使用絞り値(Av
)としてセットしく#630> 、その後、第2露出値
(EV2)から使用絞り値(Av)を減じて使用シャッ
タスピード値(Tv)を求め<#632> 、その後<
#680>のステップに進む。
さらに、(第3デプス優先プログラム演算)では、第3
輝度値(BV2)とフィルム感度値(Sv)とから第3
露出値(EV3)を求め<#640> 、続いて、先に
求めた第3デプス優先絞り値(Avd3)と手振シャッ
タスピード値(Tvf)とからデプス優先露出値(Ev
e)を求め<#642> 、それら第3露出値(EV3
)とデプス優先露出値(Evc)とを比較する<#64
4>。
輝度値(BV2)とフィルム感度値(Sv)とから第3
露出値(EV3)を求め<#640> 、続いて、先に
求めた第3デプス優先絞り値(Avd3)と手振シャッ
タスピード値(Tvf)とからデプス優先露出値(Ev
e)を求め<#642> 、それら第3露出値(EV3
)とデプス優先露出値(Evc)とを比較する<#64
4>。
第3露出値(Ev、)がデプス優先露出値(Evc)よ
りも小さければ、この第3露出値(Ev、)によるプロ
グラム制御はできないので、以下のステップに進まず、
<#660>のステップ以下の(通常デプスプログラム
演算)のルーチンに進む。
りも小さければ、この第3露出値(Ev、)によるプロ
グラム制御はできないので、以下のステップに進まず、
<#660>のステップ以下の(通常デプスプログラム
演算)のルーチンに進む。
一方、第3露出値(Bv2)がデプス優先露出値(Ev
e)以上であれば、第3露出値(Ev、)とデプス優先
露出値(Evc)と第3デプス優先絞り値(Avd*)
とを用いて、 Av = (EV3− Evc) /2 +AVd3の
式により、使用絞り値(Av)を求め<#646>、そ
の使用絞り値(Av)と最大絞り値(Avm)とを比較
する<#648>。
e)以上であれば、第3露出値(Ev、)とデプス優先
露出値(Evc)と第3デプス優先絞り値(Avd*)
とを用いて、 Av = (EV3− Evc) /2 +AVd3の
式により、使用絞り値(Av)を求め<#646>、そ
の使用絞り値(Av)と最大絞り値(Avm)とを比較
する<#648>。
使用絞り値(Av)か最大絞り値(Avm)を越えてい
る場合にのみ最大絞り値(Avm)を使用絞り値(Av
)としてセットしく#650> 、その後、第3露出値
(EVE)から使用絞り値(Av)を減じて使用シャッ
タスピード値(Tv)を求め<#652> 、その後<
#680>のステップに進む。
る場合にのみ最大絞り値(Avm)を使用絞り値(Av
)としてセットしく#650> 、その後、第3露出値
(EVE)から使用絞り値(Av)を減じて使用シャッ
タスピード値(Tv)を求め<#652> 、その後<
#680>のステップに進む。
最後に、(通常デプスプログラム演算)では第1輝度値
(Bv 、 )とフィルム感度値(Sv)とから第1露
出値(Ev、)を求め<#660> 、続いて、開放絞
り値(Avo)と手振シャッタスピード値(Tvf)と
からデプス優先限界露出値(Even)を求め<#62
2> 、それら第1露出値(Ev+)とデプス優先限界
露出値(Even)とを比較する<#664>。
(Bv 、 )とフィルム感度値(Sv)とから第1露
出値(Ev、)を求め<#660> 、続いて、開放絞
り値(Avo)と手振シャッタスピード値(Tvf)と
からデプス優先限界露出値(Even)を求め<#62
2> 、それら第1露出値(Ev+)とデプス優先限界
露出値(Even)とを比較する<#664>。
第1露出値(Ev 1)がデプス優先限界露出値(Ev
e + )よりも大きければ、第1露出値(Ev、)か
ら手振シャッタスピード値(Tvf)を減じて使用絞り
値(Av)とじ<#666> 、手振シャッタスピード
値(Tvf)を使用シャッタスピード値(Tv)とじ<
#666> 、その後< #680>のステップに進む
。
e + )よりも大きければ、第1露出値(Ev、)か
ら手振シャッタスピード値(Tvf)を減じて使用絞り
値(Av)とじ<#666> 、手振シャッタスピード
値(Tvf)を使用シャッタスピード値(Tv)とじ<
#666> 、その後< #680>のステップに進む
。
一方、第1露出値(Bv+)がデプス優先限界露出値(
EVCI)よりも小さければ、第1露出値(IEv+)
から開放絞り値(Avo)を減じて使用シャッタスピー
ド値(Tv)とじ<#670> 、開放絞り値(Avo
)を使用絞り値(Av)としく#672> 、その後<
#680>のステップに進む。
EVCI)よりも小さければ、第1露出値(IEv+)
から開放絞り値(Avo)を減じて使用シャッタスピー
ド値(Tv)とじ<#670> 、開放絞り値(Avo
)を使用絞り値(Av)としく#672> 、その後<
#680>のステップに進む。
上述した4つのプログラム演算における演算制画を纏め
て示すと、第25図のプログラム線図に基づくものとな
る。図中(a)のラインが<#610>、 <#63
0>、 <#650>の各ステップで最大絞り値(A
vm)を使用絞り値(Av)とした演算ヲ示シ、図中(
b)フラビンが<#606> 、 <#626> 。
て示すと、第25図のプログラム線図に基づくものとな
る。図中(a)のラインが<#610>、 <#63
0>、 <#650>の各ステップで最大絞り値(A
vm)を使用絞り値(Av)とした演算ヲ示シ、図中(
b)フラビンが<#606> 、 <#626> 。
< #646>の各ステップでの演算を示し、図中(C
)および(d)のラインが(通常デプスプログラム演算
)のルーチンにおける演算を示す。図中(p)の点がデ
プス優先限界露出値(Evc l)を表わしており、(
C)のラインは<#666>のステップでの演算を、(
d)のラインは<#670>のステップでの演算を、そ
れぞれ示している。
)および(d)のラインが(通常デプスプログラム演算
)のルーチンにおける演算を示す。図中(p)の点がデ
プス優先限界露出値(Evc l)を表わしており、(
C)のラインは<#666>のステップでの演算を、(
d)のラインは<#670>のステップでの演算を、そ
れぞれ示している。
さて、上述した4つのプログラム演算の何れかによって
使用絞り値(Av)および使用シャッタスピード値を求
めた後、<#680>のステップでは、使用絞り値(A
v)をデプス優先Fナンバ(FNo)に変換し、続いて
、このデプス優先Fナンバ(FNo)を用いて、前述し
た(v1i+)式に基づく次式 %式%() により、ピント位置(FP)からの補正デフォーカス量
(DFc)を求める< #682>。
使用絞り値(Av)および使用シャッタスピード値を求
めた後、<#680>のステップでは、使用絞り値(A
v)をデプス優先Fナンバ(FNo)に変換し、続いて
、このデプス優先Fナンバ(FNo)を用いて、前述し
た(v1i+)式に基づく次式 %式%() により、ピント位置(FP)からの補正デフォーカス量
(DFc)を求める< #682>。
続いて、得られた補正デフォーカス量(DFc)をレン
ズ駆動用のパルス値(LDc)に変換しく#684>
、そのパルス値(LDc)に基づいて撮影レンズ(2)
の可動レンズを補正合焦位置まで駆動した後<#686
>、もとのルーチンにリターンする。
ズ駆動用のパルス値(LDc)に変換しく#684>
、そのパルス値(LDc)に基づいて撮影レンズ(2)
の可動レンズを補正合焦位置まで駆動した後<#686
>、もとのルーチンにリターンする。
第12図のフローチャートは、上述したサブルーチン(
露出演算)から(プログラムモード)と(フラッシュモ
ード)との場合に分岐して実行する(通常演算)のルー
チンである。
露出演算)から(プログラムモード)と(フラッシュモ
ード)との場合に分岐して実行する(通常演算)のルー
チンである。
このルーチンでは、まず、サブルーチン(輝度演算4)
をコールして、選択されたフォーカスモードに応じて、
主被写体の主輝度値(By、)を求め<#700> 、
続いて、サブルーチン(輝度演算5)をコールして、選
択されたフォーカスモードおよび画面サイズモードに応
じて、主被写体以外の従被写体の従輝度値(BvA)を
求める<#702>。
をコールして、選択されたフォーカスモードに応じて、
主被写体の主輝度値(By、)を求め<#700> 、
続いて、サブルーチン(輝度演算5)をコールして、選
択されたフォーカスモードおよび画面サイズモードに応
じて、主被写体以外の従被写体の従輝度値(BvA)を
求める<#702>。
両輝度値(B、、M)、 (B、、A)を求めるための
演算式を次頁の表4に纏めて示す。表中の「選択領域ノ
およびU近傍領域Jは、先に掲げた表1〜表3と同じも
のである。
演算式を次頁の表4に纏めて示す。表中の「選択領域ノ
およびU近傍領域Jは、先に掲げた表1〜表3と同じも
のである。
次に、(フラッシュモード)か否かを判別しく#710
>、(フラッシュモード)の場合には、<#720>の
ステップ以下の(フラッシュプログラム演算)のルーチ
ンに進み、(フラッシュモード)でない場合には、続い
て、測光データによって逆光状態か否かを判別しく#7
12> 、逆光状態であれば、主輝度値(BvM)のみ
用いて、Ev =BVM+SV の式より露出値(h)を求め<#714> 、一方、逆
光状態でなければ、主輝度値(BvM)と従輝度値(B
vA)とを用いて、 EV = (BVM+BVA) / 2 +SVの式よ
り、選択領域からの輝度値とその周辺の領域からの輝度
値とを平均化して露出値(Ev)を求め<#716>
、何れの場合もプログラム演算を行なって、求められた
露出値(Ev)から所定のプログラム線図に基づき、使
用絞り値(Av)と使用シャッタスピード値(Tv)と
を求めた後<#718>、もとのルーチンにリターンす
る。
>、(フラッシュモード)の場合には、<#720>の
ステップ以下の(フラッシュプログラム演算)のルーチ
ンに進み、(フラッシュモード)でない場合には、続い
て、測光データによって逆光状態か否かを判別しく#7
12> 、逆光状態であれば、主輝度値(BvM)のみ
用いて、Ev =BVM+SV の式より露出値(h)を求め<#714> 、一方、逆
光状態でなければ、主輝度値(BvM)と従輝度値(B
vA)とを用いて、 EV = (BVM+BVA) / 2 +SVの式よ
り、選択領域からの輝度値とその周辺の領域からの輝度
値とを平均化して露出値(Ev)を求め<#716>
、何れの場合もプログラム演算を行なって、求められた
露出値(Ev)から所定のプログラム線図に基づき、使
用絞り値(Av)と使用シャッタスピード値(Tv)と
を求めた後<#718>、もとのルーチンにリターンす
る。
一方、(フラッシュモード)の場合に分岐する<#72
0>のステップ以下の(フラッシュプログラム演算)の
ルーチンでは、まず、フラッシュ表示を点灯させた後<
#720> 、撮影レンズ(2)の焦点距離(f)から
手振れ限界の手振シャッタスピード値(Tvf)を求め
る<#722>。続いて、(パノラマモード)か否かを
判定する<#724>。
0>のステップ以下の(フラッシュプログラム演算)の
ルーチンでは、まず、フラッシュ表示を点灯させた後<
#720> 、撮影レンズ(2)の焦点距離(f)から
手振れ限界の手振シャッタスピード値(Tvf)を求め
る<#722>。続いて、(パノラマモード)か否かを
判定する<#724>。
(パノラマモード)の場合には、フラッシュ撮影用の同
調シャッタスピード値(Tvx)を、先に述べたように
高速同調か可能なので、[1/250秒]に相当する“
8”にセットしく #726>、(フルサイズモード)
の場合には、通常の場合と同じく同調シャッタスピード
値(Tvx)を[1/125秒]に相当する“7”にセ
ットする<#728>。
調シャッタスピード値(Tvx)を、先に述べたように
高速同調か可能なので、[1/250秒]に相当する“
8”にセットしく #726>、(フルサイズモード)
の場合には、通常の場合と同じく同調シャッタスピード
値(Tvx)を[1/125秒]に相当する“7”にセ
ットする<#728>。
その後、セットされた同調シャッタスピード値(Tvx
)と手振シャッタスピード値(Tvf)とを比較しく#
730> 、同調シャッタスピード値(Tvx)が手振
シャッタスピード値(Tvf)よりも小さい場合にのみ
、手振シャッタスピード値(Tvf)を同調シャッタス
ピード値(Tvx)としてセットした後<#732>
、開放絞り値(Avo)と手振シャッタスピード値(T
vf)とから、限界露出値(Evc)を求める<#73
4>。
)と手振シャッタスピード値(Tvf)とを比較しく#
730> 、同調シャッタスピード値(Tvx)が手振
シャッタスピード値(Tvf)よりも小さい場合にのみ
、手振シャッタスピード値(Tvf)を同調シャッタス
ピード値(Tvx)としてセットした後<#732>
、開放絞り値(Avo)と手振シャッタスピード値(T
vf)とから、限界露出値(Evc)を求める<#73
4>。
続いて、測光データによって逆光状態か否かを判別しく
#736> 、逆光状態の場合には、主被写体以外の従
被写体の従輝度値(B 、、A)を用い、主被写体に対
してフラッシュを発光させるので周辺が[IEv]オー
バーになるように、Ev =BvA+SV −1 の式によって露出値(Ev)を求め<#738> 、一
方、逆光状態でなければ、主輝度値(BvM)と従輝度
値(BvA)とを平均化し、かつ、フラッシュを発光さ
せるので全体か[IEv]アンダーになるように、 Ev = (EhM+BVA) /2 +Sv + 1
の式によって露出値(Ev)を求め<#740> 、何
れの場合も、続いて、得られた露出値(Ev)を限界露
出値(Evc)と比較する<#750>。
#736> 、逆光状態の場合には、主被写体以外の従
被写体の従輝度値(B 、、A)を用い、主被写体に対
してフラッシュを発光させるので周辺が[IEv]オー
バーになるように、Ev =BvA+SV −1 の式によって露出値(Ev)を求め<#738> 、一
方、逆光状態でなければ、主輝度値(BvM)と従輝度
値(BvA)とを平均化し、かつ、フラッシュを発光さ
せるので全体か[IEv]アンダーになるように、 Ev = (EhM+BVA) /2 +Sv + 1
の式によって露出値(Ev)を求め<#740> 、何
れの場合も、続いて、得られた露出値(Ev)を限界露
出値(Evc)と比較する<#750>。
露出値(Ev)が限界露出値(Evc)以下で暗い場合
には、手振シャッタスピード値(Tvf)を使用シャッ
タスピード値(Tv)とじ<#760> 、開放絞り値
(Avo)を使用絞り値(Av)としだ後< #762
>、(パノラマモード)か否かを判別しく#764>、
(パノラマモード)の場合には、フィルム感度値(Sv
)に“1/3”を加えたものを調光データとしてセット
した後<1766> 、一方、(フルサイズモード)の
場合には、フィルム感度値(Sv)をそのまま調光デー
タとしてセットした後<#768>、もとのルーチンに
リターンする。
には、手振シャッタスピード値(Tvf)を使用シャッ
タスピード値(Tv)とじ<#760> 、開放絞り値
(Avo)を使用絞り値(Av)としだ後< #762
>、(パノラマモード)か否かを判別しく#764>、
(パノラマモード)の場合には、フィルム感度値(Sv
)に“1/3”を加えたものを調光データとしてセット
した後<1766> 、一方、(フルサイズモード)の
場合には、フィルム感度値(Sv)をそのまま調光デー
タとしてセットした後<#768>、もとのルーチンに
リターンする。
ここで、(パノラマモード)の場合に調光データとして
フィルム感度値(Sv)に“1/3”を加えることの意
味を説明すると、既に説明したように、[パノラマサイ
ズ]は、[フルサイズコの上下の中間部分のみを撮影画
面としたものであり、そのために、(パノラマモード)
では、シャッタの開口(20a)を上下一対の遮光板(
21A)。
フィルム感度値(Sv)に“1/3”を加えることの意
味を説明すると、既に説明したように、[パノラマサイ
ズ]は、[フルサイズコの上下の中間部分のみを撮影画
面としたものであり、そのために、(パノラマモード)
では、シャッタの開口(20a)を上下一対の遮光板(
21A)。
(21B)によって遮光しである。従って、第14図(
[1)、 (ハ)に示すように、フィルム(F)で反射
されてフラッシュ併用撮影時のフラッシュ調光用の受光
素子(107)に入射する光量も、第14図(ハ)に示
す(パノラマモード)の方か、第14図(ロ)に示す(
フルサイズモード)よりも少ない。そこで、それら両モ
ード間で、前記受光素子(107)の感度を変えること
なく、各別の撮影画面に対するフラッシュ光の入射量を
適切に判断することかできるようにしである。すなわち
、このカメラの調光回路においては、受光素子(107
)の受光出力に測光データを加えたものを基準値と比較
し、基準値を越えたときに発光停止信号を出力するよう
に構成してあり、そのため、(パノラマモード)におい
ては、上記測光データに“l/3”の定数を加えること
によって、実質的に調光レベルを下げて通常の場合より
も早い時期に適正露光量に達したと判断させ、露出過多
となることを防止しであるのである。
[1)、 (ハ)に示すように、フィルム(F)で反射
されてフラッシュ併用撮影時のフラッシュ調光用の受光
素子(107)に入射する光量も、第14図(ハ)に示
す(パノラマモード)の方か、第14図(ロ)に示す(
フルサイズモード)よりも少ない。そこで、それら両モ
ード間で、前記受光素子(107)の感度を変えること
なく、各別の撮影画面に対するフラッシュ光の入射量を
適切に判断することかできるようにしである。すなわち
、このカメラの調光回路においては、受光素子(107
)の受光出力に測光データを加えたものを基準値と比較
し、基準値を越えたときに発光停止信号を出力するよう
に構成してあり、そのため、(パノラマモード)におい
ては、上記測光データに“l/3”の定数を加えること
によって、実質的に調光レベルを下げて通常の場合より
も早い時期に適正露光量に達したと判断させ、露出過多
となることを防止しであるのである。
さて、<#750>のステップで、得られた露出値(E
v)が限界露出値(Evc)よりも大きいと判断された
場合には、続いて、その露出値(Ev)から開放絞り値
(Avo)を減じて使用シャッタスピード値(Tv)を
求め<#770> 、その使用シャッタスピード値(T
v)か同調シャッタスピード値(TVX)よりも大きい
場合にのみ同調シャッタスピード値(Tvx)を使用シ
ャッタスピード値(Tv)とした後<#772>、
<#774>、続いて、得られた使用シャッタスピード
値(Tv)を露出値(Ev)から減じて使用絞り値(A
v)を求め<#776> 、その使用絞り値(Av)が
最大絞り値(Avm)よりも大きい場合にのみ最大絞り
値(Avm)を使用絞り値(Av)とする<#778>
、 <#780>。
v)が限界露出値(Evc)よりも大きいと判断された
場合には、続いて、その露出値(Ev)から開放絞り値
(Avo)を減じて使用シャッタスピード値(Tv)を
求め<#770> 、その使用シャッタスピード値(T
v)か同調シャッタスピード値(TVX)よりも大きい
場合にのみ同調シャッタスピード値(Tvx)を使用シ
ャッタスピード値(Tv)とした後<#772>、
<#774>、続いて、得られた使用シャッタスピード
値(Tv)を露出値(Ev)から減じて使用絞り値(A
v)を求め<#776> 、その使用絞り値(Av)が
最大絞り値(Avm)よりも大きい場合にのみ最大絞り
値(Avm)を使用絞り値(Av)とする<#778>
、 <#780>。
次に、逆光状態か否かを判別する< #782>。
逆光状態の場合には、先に<#738>のステップで周
辺領域の測光データのみを用いて露出値(Ev)を求め
たので、主被写体の主輝度値(BvM)を用いてフラッ
シュ調光用の調光補正値(△Sv)を求めるべく、まず △Ev ”AV + Tv (BvM十Sv) +
1の式により、補正用露出値(△Ev)を求める< #
784>。
辺領域の測光データのみを用いて露出値(Ev)を求め
たので、主被写体の主輝度値(BvM)を用いてフラッ
シュ調光用の調光補正値(△Sv)を求めるべく、まず △Ev ”AV + Tv (BvM十Sv) +
1の式により、補正用露出値(△Ev)を求める< #
784>。
上述の式の意味を説明すると、第27図に示すように、
主被写体に対する主露出値(Ev、)は、主輝度値(B
vM)とフィルム感度値(Sv)との和で求められ、一
方、先に求めた使用絞り値(Av)と使用シャッタスピ
ード値(Tv)との和として適正露出値(Ev、)か求
められるから、周辺領域の測光データから求めた露出値
(Ev)と上記主露出値(E 、、、’)との差として
求められる補正用露出値(△Ev)は、適正露出値(E
v、)から主露出値(EvM)を減じたものに、先に<
#738>のステップで[IEvlオーバーに設定した
分の“l”を加えたものとして得られるのである。
主被写体に対する主露出値(Ev、)は、主輝度値(B
vM)とフィルム感度値(Sv)との和で求められ、一
方、先に求めた使用絞り値(Av)と使用シャッタスピ
ード値(Tv)との和として適正露出値(Ev、)か求
められるから、周辺領域の測光データから求めた露出値
(Ev)と上記主露出値(E 、、、’)との差として
求められる補正用露出値(△Ev)は、適正露出値(E
v、)から主露出値(EvM)を減じたものに、先に<
#738>のステップで[IEvlオーバーに設定した
分の“l”を加えたものとして得られるのである。
次いて、得られた補正用露出値(△Ev)から、テーブ
ルを参照して調光補正値(△Sv)を求め<#786>
、続いて、(パノラマモード)か否かを判別して<#
788>、(パノラマモード)の場合には、フィルム感
度値(Sv)に上記調光補正値(△Sv)と前述した画
面サイズ調整用の定数の“1/3”とを加えたものを調
光データとしてセットした後<#790> 、また(フ
ルサイズモード)の場合には、フィルム感度値(Sv)
に上記調光補正値(△Sv)のみを加えたものを調光デ
ータとしてセットした後<#792> 、何れも、もと
のルーチンにリターンする。
ルを参照して調光補正値(△Sv)を求め<#786>
、続いて、(パノラマモード)か否かを判別して<#
788>、(パノラマモード)の場合には、フィルム感
度値(Sv)に上記調光補正値(△Sv)と前述した画
面サイズ調整用の定数の“1/3”とを加えたものを調
光データとしてセットした後<#790> 、また(フ
ルサイズモード)の場合には、フィルム感度値(Sv)
に上記調光補正値(△Sv)のみを加えたものを調光デ
ータとしてセットした後<#792> 、何れも、もと
のルーチンにリターンする。
一方、<#782>のステップでの判別で逆光状態でな
い場合には、続いて(パノラマモード)か否かを判別し
て<#794>、(パノラマモード)の場合には、先に
<1740>のステップで全体に[IEv]アンダーに
設定した分の“1″と前述した画面サイズ調整用の定数
の“1/3”とをフィルム感度値(Sv)に加えたもの
を調光データとしてセットした後<#796>、また、
(フルサイズモード)の場合には、同じ< [lEv]
アンダーに設定した分の“1”をフィルム感度値(Sv
)に加えたものを調光データとしてセットした後<#7
98> 、何れも、もとのルーチンにリターンする。
い場合には、続いて(パノラマモード)か否かを判別し
て<#794>、(パノラマモード)の場合には、先に
<1740>のステップで全体に[IEv]アンダーに
設定した分の“1″と前述した画面サイズ調整用の定数
の“1/3”とをフィルム感度値(Sv)に加えたもの
を調光データとしてセットした後<#796>、また、
(フルサイズモード)の場合には、同じ< [lEv]
アンダーに設定した分の“1”をフィルム感度値(Sv
)に加えたものを調光データとしてセットした後<#7
98> 、何れも、もとのルーチンにリターンする。
上述した(フラッシュプログラム演算)における演算制
御を纏めて示すと、第26図のプログラム線図に基づく
ものとなる。図中(q)の点が、限界露出値(Evc)
を示し、これより下側の露出値の場合には、<#760
>、 <#762>のステップての演算によって、こ
の点(q)に制御される。
御を纏めて示すと、第26図のプログラム線図に基づく
ものとなる。図中(q)の点が、限界露出値(Evc)
を示し、これより下側の露出値の場合には、<#760
>、 <#762>のステップての演算によって、こ
の点(q)に制御される。
また、図中(e)のラインか<#770>のステップで
の演算を示し、図中(f)のラインか<#776>〜<
#780>のステップでの演算を示している。
の演算を示し、図中(f)のラインか<#776>〜<
#780>のステップでの演算を示している。
上述したカメラにおいて、CP U (100)が、焦
点検出手段を構成しており、またCPU(100)、ド
ライバ(110)、AFモータ(AFM)か、焦点調節
手段を構成している。さらに、CPU(100)は、焦
点深度調節手段、焦点調節制御手段、焦点深度制御手段
を構成している。
点検出手段を構成しており、またCPU(100)、ド
ライバ(110)、AFモータ(AFM)か、焦点調節
手段を構成している。さらに、CPU(100)は、焦
点深度調節手段、焦点調節制御手段、焦点深度制御手段
を構成している。
以上述へた実施例において、上下一対の遮光部材(21
A)、 (21B)、それらに対する一対の操作部材(
24A)、 (24B)、カム板(25)、ギヤ連動機
構(26)、巻戻モータ(RWM)によって、画面切替
機構を構成し、CP U (100)が、写し込み手段
、および、警告手段を構成している。
A)、 (21B)、それらに対する一対の操作部材(
24A)、 (24B)、カム板(25)、ギヤ連動機
構(26)、巻戻モータ(RWM)によって、画面切替
機構を構成し、CP U (100)が、写し込み手段
、および、警告手段を構成している。
次に、本発明の別の実施例を列記する。
<1>フラッシュ併用撮影時の調光のための別の実施例
を説明する。第28図に示すように、この実施例ては、
調光用に3つの受光素子(107a) 〜(107C)
を設けてある。
を説明する。第28図に示すように、この実施例ては、
調光用に3つの受光素子(107a) 〜(107C)
を設けてある。
これら3つの受光素子(107a)〜(107C)は、
それぞれ、パノラマ画面(F、)を受光範囲とし、前記
3個のフォーカスエリア(Ft)、 (FC)、 (F
、)に対応させて設けてある。
それぞれ、パノラマ画面(F、)を受光範囲とし、前記
3個のフォーカスエリア(Ft)、 (FC)、 (F
、)に対応させて設けてある。
それら3つの受光素子(107a)〜(107c)に対
して、第29図に示すように、調光回路(106°)に
おいて、各別のオペアンプ(130a)〜(130c)
とスイッチング素子(131a)〜(131c)とを設
けてあり、測光回路(103)からの制御信号でオン状
態となったスイッチング素子(131a)〜(131c
)を介して選択された受光素子(107a)〜(107
c)による受光信号を、対数伸長用のトランジスタ(1
32)を経て、基準値と比較するためのコンパレータ(
134)に入力させである。
して、第29図に示すように、調光回路(106°)に
おいて、各別のオペアンプ(130a)〜(130c)
とスイッチング素子(131a)〜(131c)とを設
けてあり、測光回路(103)からの制御信号でオン状
態となったスイッチング素子(131a)〜(131c
)を介して選択された受光素子(107a)〜(107
c)による受光信号を、対数伸長用のトランジスタ(1
32)を経て、基準値と比較するためのコンパレータ(
134)に入力させである。
なお、図中(135)は調光開始制御用のフリップフロ
ップ、(136)は調光動作終了制御用のタイマである
。
ップ、(136)は調光動作終了制御用のタイマである
。
これら、3つの受光素子(107a)〜(107c)を
用いて調光を行なう場合の動作制御は、第30図に示す
ように、第12図における<#750>のステップで、
露出値(Ev)が限界露出値(Evc)以下であると判
断され、< #760>のステップと< #762>の
ステップとを実行した後、調光位置データ、すなわち焦
点検出用に選択された領域、および、近傍領域との数を
求め<#900> 、その数に応じて<#920>、
<#904>、1ケ所であればフィルム感度値(Sv
)を調光データとしてセットしく#906>、2ケ所で
あれば受光量が2倍になるのでそれを補正すべくフィル
ム感度値(Sv)に“1” (= log= 2 )を
加えたものを調光データとしてセットしく#908〉、
3ケ所であれば受光量が3倍になるのでそれを補正すべ
くフィルム感度値(Sv)に“1.58” (= lo
g23 )を加えたものを調光データとしてセットしく
#910> 、何れももとのルーチンにリターンする。
用いて調光を行なう場合の動作制御は、第30図に示す
ように、第12図における<#750>のステップで、
露出値(Ev)が限界露出値(Evc)以下であると判
断され、< #760>のステップと< #762>の
ステップとを実行した後、調光位置データ、すなわち焦
点検出用に選択された領域、および、近傍領域との数を
求め<#900> 、その数に応じて<#920>、
<#904>、1ケ所であればフィルム感度値(Sv
)を調光データとしてセットしく#906>、2ケ所で
あれば受光量が2倍になるのでそれを補正すべくフィル
ム感度値(Sv)に“1” (= log= 2 )を
加えたものを調光データとしてセットしく#908〉、
3ケ所であれば受光量が3倍になるのでそれを補正すべ
くフィルム感度値(Sv)に“1.58” (= lo
g23 )を加えたものを調光データとしてセットしく
#910> 、何れももとのルーチンにリターンする。
なお、この実施例では、受光素子(107a)〜(10
7c)の受光範囲をパノラマ画面(F、)のみとしてい
るか、それに替えて、受光範囲をフルサイズ画面(FF
)とし、先の実施例で説明したパノラマ画面(F、)用
の補正を加えたものを調光データとしてセットする構成
と組み合わせるようにしてもよい。
7c)の受光範囲をパノラマ画面(F、)のみとしてい
るか、それに替えて、受光範囲をフルサイズ画面(FF
)とし、先の実施例で説明したパノラマ画面(F、)用
の補正を加えたものを調光データとしてセットする構成
と組み合わせるようにしてもよい。
〈2〉フォーカスエリアの数は、3個に限られるもので
はなく、複数であれば、その数は不問である。
はなく、複数であれば、その数は不問である。
〈3〉デプス優先処理を行なうに際して、複数のフォー
カスエリア内に位置する複数の被写体のうち、少なくと
も2つの被写体を対象として実施すればよく、その数を
変更設定できるように構成してもよい。
カスエリア内に位置する複数の被写体のうち、少なくと
も2つの被写体を対象として実施すればよく、その数を
変更設定できるように構成してもよい。
〈4〉先の実施例では、デプス優先処理を、絞りの絞り
込み動作と補正合焦位置への撮影レンズ(2)の移動と
の双方によって行なう構成を説明したが、本発明を実施
するにあたって、絞りの絞り込み動作のみによって行な
う構成としてもよいし、或は、補正合焦位置への撮影レ
ンズ(2)の移動のみによって行なう構成としてもよい
。前者のように、デプス優先処理を絞りの絞り込み動作
のみによって行なう構成であれば、焦点調節のための構
成を備えていないカメラ、例えば、被写体に対して撮影
レンズ(2)が合焦位置にあるか否かを検出する機能の
みを持つ、所謂フォーカスエイド機能を持つカメラに対
して実施することも可能である。
込み動作と補正合焦位置への撮影レンズ(2)の移動と
の双方によって行なう構成を説明したが、本発明を実施
するにあたって、絞りの絞り込み動作のみによって行な
う構成としてもよいし、或は、補正合焦位置への撮影レ
ンズ(2)の移動のみによって行なう構成としてもよい
。前者のように、デプス優先処理を絞りの絞り込み動作
のみによって行なう構成であれば、焦点調節のための構
成を備えていないカメラ、例えば、被写体に対して撮影
レンズ(2)が合焦位置にあるか否かを検出する機能の
みを持つ、所謂フォーカスエイド機能を持つカメラに対
して実施することも可能である。
〈5〉焦点検出手段の具体的構成において適宜変更が可
能であり、例えばその検出原理は種々のものを採用でき
る。
能であり、例えばその検出原理は種々のものを採用でき
る。
以上述べてきたように、本発明のカメラによれば、基準
画面においては主要な被写体に重なる虞の少ない目立た
ない場所に撮影画像とは別の日付等の情報を写し込むこ
とかでき、一方、特殊画面では警告を行うことで別情報
の写し込みか不能なことを撮影者に認識させ、別情報が
写し込まれていると思い込んだまま撮影することを防止
することができるから、別情報の写し込みか可能なカメ
ラに画面の切替機能を持たせるに際して、大幅な改造等
を施すことなくコスト的に存利に対処できるのである。
画面においては主要な被写体に重なる虞の少ない目立た
ない場所に撮影画像とは別の日付等の情報を写し込むこ
とかでき、一方、特殊画面では警告を行うことで別情報
の写し込みか不能なことを撮影者に認識させ、別情報が
写し込まれていると思い込んだまま撮影することを防止
することができるから、別情報の写し込みか可能なカメ
ラに画面の切替機能を持たせるに際して、大幅な改造等
を施すことなくコスト的に存利に対処できるのである。
第1図ないし第27図は本発明に係るカメラの実施例を
示し、第1図は内部電気回路のブロック図、第2図は平
面図、第3図は正面図、第4図は背面図、第5図ないし
第12図はカメラの動作を示すフローチャート、第13
図はフィルムの正面図、第14図(イ)ないしくハ)は
シャッタ部分の断面図、第15図(イ)および(+1)
はシャッタの遮光部材部分の背面図、第16図および第
17図はシャッタの遮光部材の駆動機構の概略図、第1
8図(イ)および(0)はシャッタの羽根部分の背面図
、第19図はシャッタのフォトインタラプタ部分の断面
図、第20図は撮影画面の正面図、第21図(イ)ない
しくハ)はファインダ視野の正面図、第22図はシャッ
タの走行のタイムチャート、第23図は焦点深度の説明
図、第24図(イ)ないしくハ)はデプス優先処理の説
明図、第25図はデプス優先処理のプログラム線図、第
26図はフラッシュ撮影時のプログラム線図、第27図
は調光データの補正制御の説明図である。第28図ない
し第3Ω図は別の実施例を示し、第28図は撮影光路の
透視図、第29図は調光回路の回路図、第30図は調光
データ補正のためのフローチャートである。
示し、第1図は内部電気回路のブロック図、第2図は平
面図、第3図は正面図、第4図は背面図、第5図ないし
第12図はカメラの動作を示すフローチャート、第13
図はフィルムの正面図、第14図(イ)ないしくハ)は
シャッタ部分の断面図、第15図(イ)および(+1)
はシャッタの遮光部材部分の背面図、第16図および第
17図はシャッタの遮光部材の駆動機構の概略図、第1
8図(イ)および(0)はシャッタの羽根部分の背面図
、第19図はシャッタのフォトインタラプタ部分の断面
図、第20図は撮影画面の正面図、第21図(イ)ない
しくハ)はファインダ視野の正面図、第22図はシャッ
タの走行のタイムチャート、第23図は焦点深度の説明
図、第24図(イ)ないしくハ)はデプス優先処理の説
明図、第25図はデプス優先処理のプログラム線図、第
26図はフラッシュ撮影時のプログラム線図、第27図
は調光データの補正制御の説明図である。第28図ない
し第3Ω図は別の実施例を示し、第28図は撮影光路の
透視図、第29図は調光回路の回路図、第30図は調光
データ補正のためのフローチャートである。
Claims (1)
- 遮光部材を撮影光路に出退自在に挿入して、フィルム上
の露光範囲を基準画面からそれより小さな特殊画面に切
り替える画面切替機構と、前記フィルム上の特殊画面外
で基準画面内となる位置に撮影画像とは異なる情報を写
し込むための写し込み手段と、前記特殊画面の現出状態
で前記情報の写し込みが不能であることを警告する警告
手段を設けてあるカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339538A JPH03267929A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339538A JPH03267929A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | カメラ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1303513A Division JP2808750B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-22 | カメラ及びカメラ用シャッタユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03267929A true JPH03267929A (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=18328421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2339538A Pending JPH03267929A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03267929A (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2339538A patent/JPH03267929A/ja active Pending
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