JPH03266816A - 液晶表示素子用基板の配向膜形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は液晶表示素子用基板の配向膜形成方法に関する
。

［従来の技術１ 周知の如く、液晶表示素子は、第２図に示すような構造
よりなる。即ち、ガラス等の透明板からなる上基板ｌ及
び下基板２には、それぞれ電極３．４が形成され、更に
電極３．４上には配向膜５．６が形成されている。そし
て、内基板ｌ、２の電極３．４を対向させ、周囲をシー
ル材７でシルし、内部に液晶８を封入、封止してなる。

かかる液晶表示素子においては、液晶分子に所定のねじ
れを持たせるための配向を得るために、前記配向膜５．
６には微細で規則的な小さな一方向に沿った溝が形成さ
れている。

従来、溝を有する配向膜５．６を形成するための表面処
理手段として、ラビング法及び斜方蒸着法等が知られて
いる。

ラビング法は、基板面に有機樹脂の薄膜を付着形成させ
た後に、布、紙等で一方向にこすって表面に溝を形成す
るものである。

斜方蒸着法は、所定の角度に基板を傾けて蒸着し、蒸着
表面に溝状の形状を形成するものである。

［発明が解決しようとする課題］ 上記ラビング法は、電気光学的特性の再現性が悪く、ま
た液晶配向の均一性が良好でないという問題点を有する
。

この点、斜方蒸着法は、前記したラビング法の問題点を
ほぼ解消することができる。しかし、この斜方蒸着法は
、真空装置を必要とし、装置が多かかりとなり、また無
駄になる蒸着物が多く、更に装置の清掃に多大の時間を
必要とする等の問題点を有し、コスト高になるという問
題があった。

本発明の目的は、簡単な装置で配向膜を形成することが
でき、大輪なコストダウンが図れる液晶表示素子用基板
の配向膜形成方法を提供することにある。

［課題を解決するための手段コ 上記目的は、電極が形成された基板上に配向物質を塗布
した後、基板に振動を与えるか、又は熱ジェット気流を
吹き付けて配向膜を形成することにより達成される。

［作用］ 電極が形成された基板上に配向物質を塗布した後、基板
に振動を与えるか、又は熱ジェット気流を吹き付けて配
向膜を形成するので、簡単な装置で、しかも容易に配向
膜を形成することができる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。まず
、同図（ａ）に示すように、電極が形成された基板ｌＯ
上に溶融状態の配向物質１１を塗布する。この塗布方法
は、基板ｌＯ上に配向物質１１を印刷又はスプレー等で
塗布してもよく、又はデイ−２プ法で塗布してもよい０
次に同図（ｂ）に示すように、基板ｌＯに振動２０．２
１を与えるか、又は熱ジェット気流２２を吹き付ける。

これにより、配向物質１１は波状となって配向膜１２が
形成される。

このように、非常に簡単な方法で配向！１１２を形成す
ることができる。また配向膜１２の形成するための装置
も簡単でよい。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、簡単
な装置で、しかも容易に配向膜を形成することができる
ので、大輪なコストダウンが図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）（ｂ）は本発明の一実施例を示す概略説明
図、第２図１よ液晶表示素子の断面図である。 １０：基板、　　　　　１１：配向物質、１２：配向膜
、　　　２０．２１：振動、２２：熱ジェット気流。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電極が形成された基板上に配向物質を塗布した後
   、基板に振動を与えるか、又は熱ジェット気流を吹き付
   けて配向膜を形成することを特徴とする液晶表示素子用
   基板の配向膜形成方法。