JPH03265529A - 光学部品の製造方法および製造された光学部品と発光素子あるいは受光素子との位置合わせ方法 - Google Patents

光学部品の製造方法および製造された光学部品と発光素子あるいは受光素子との位置合わせ方法

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JPH03265529A
JPH03265529A JP2319589A JP31958990A JPH03265529A JP H03265529 A JPH03265529 A JP H03265529A JP 2319589 A JP2319589 A JP 2319589A JP 31958990 A JP31958990 A JP 31958990A JP H03265529 A JPH03265529 A JP H03265529A
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レンズとレンズホルダとが一体化された光学
部品に係り、特にレンズを加圧成形する際に、レンズ素
材の変形量が最小になり且つレンズ素材とレンズホルダ
との密着性が良好になる光学部品の製造方法ならびに製
造された光学部品を発光素子に位置合わせして固定する
光学部品と発光素子あるいは受光素子との位置合わせ方
法に関する。
〔従来の技術1 光通信装置や、光学式情報読取装置などの各種分野にお
いて、レンズがレンズホルダに保持されている光学部品
が使用されている。従来この種の光学部品において、レ
ンズはプレス工程などにより単体に製作されており、こ
の単体のレンズがレンズホルダに接着されて固定されて
いるのが一般的である。また光通信装置用の光学部品で
は、レンズの外周面に金属膜を蒸着させ、この金属膜と
レンズホルダとを半田付けにより固定している。
このように従来はレンズとレンズホルダとの固定作業が
煩雑であり、またレンズとレンズホルダとの位置決めも
不十分であった。
[発明が解決しようとする課題] そこで、レンズを光学ガラス材料によりプレス成形する
際に、レンズをレンズホルダの内面に圧着させて一体化
する技術が考えられている。しかしながら、この製造方
法では、プレスされたレンズをレンズホルダの内面に安
定して固着させることが非常に困難である0例えば、特
公平1−29129号公報に記載されている技術では、
レンズ素材を予めレンズホルダの内面に接着などにより
固定し、その状態でレンズプレス工程へ移行させ、プレ
ス成形されたレンズとレンズホルダとが互いに固着され
るようにしている。しかしながら、レンズ素材とレンズ
ホルダとを予め接着などする作業は非常に煩雑である。
また前記特公平1−29129号公報などに開示されて
いる従来の技術では、プレス用のレンズ素材として円板
状(平板状)のものが使用されている。
したがってこのレンズ素材から凸レンズを加圧成形する
と、凸曲面の光学面を形成するために肉が中央に偏り過
ぎることになり、その分レンズホルダの内面へのレンズ
素材の圧着力が低下することになる。また平板状のレン
ズ素材から凸形状の光学面をプレス成形する場合、曲率
が小さ過ぎると、加圧時の素材の変動量が大きくなり、
成形精度に悪影響を及ぼす、よって平板状のレンズ素材
を使用する場合、光学面の曲率に限界が生じる。
また、レンズの肉厚の大きいものも成形しにくい。
さらに、光通信機器などでは、前記従来例によりレンズ
素材とレンズホルダとが一体になった光学部品を、半導
体レーザなどの発光素子に対し位置決めして組み込むこ
とが必要である。この組み立てに際し、従来は、半導体
レーザとレンズホルダの双方を保持する保持部材を設け
ているのが一般的であるが、この保持部材の加工精度な
らびに半導体レーザのケースの寸法公差を加味すると、
保持部材に保持された状態の半導体レーザの発光点とレ
ンズの光軸とを正確に一致させて固定することは非常に
困難である。また保持部材を使用する分だけ光学部品の
設置構造が複雑で大型化することになる。
本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、
レンズ素材の変形量・変動量をなるべく小さくして、凸
曲面を効率よく成形し、またプレス後のレンズ素材とレ
ンズホルダとを確実に圧着できるようにした光学部品の
製造方法、さらにはこの方法により製造された光学部品
を発光素子あるいは受光素子の発光点あるいは受光点に
正確に位置決めでき且つ他の保持部材などを使用するこ
となく光学部品と発光素子あるいは受光素子の相互の固
定ができる位置合わせ方法を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段1 本発明による光学部品の製造方法は、レンズホルダの貫
通穴の内周面に突部を形成し、球形状のレンズ素材をレ
ンズホルダの貫通穴内に挿入して前記突部に当接させ、
加熱された前記レンズ素材を型により加圧し、球形状の
レンズ素材を変形させて前記突部を含む穴内面に圧着さ
せるとともにレンズ光学面を成形するものである。
また、上記手段において、球形状のレンズ素材を加圧し
た際に、少なくとも一方のレンズ光学面を、レンズホル
ダの端面から突出させて成形するものである。
さらに本発明による光学部品と発光素子あるいは受光素
子の位置合わせ方法は、上記手段により製造された光学
部品ならびにそのレンズホルダの外周面が光軸方向へ摺
動自在に挿通される支持部材を使用し、支持部材を光学
素子あるいは受光素子のカバー前面に設置し且つ光学部
品のレンズホルダを支持部材内に挿入し、支持部材がら
突出している部分にてレンズホルダを保持し、レンズホ
ルダを支持部材内に摺動させて光軸方向の位置合わせを
行ないまた支持部材をカバー前面に摺動させて光軸と直
交する平面方向の位置合わせを行ない、位置合わせ完了
後にカバーと支持部材および支持部材とレンズホルダと
を固定するものである。
[作 用] 上記手段では、球形状のレンズ素材をレンズホルダの大
向にて加熱加圧しているため、球面や非球面の凸レンズ
を成形する際、レンズ素材の変位量が最小限となり光学
面を効率よく成形できる。
またレンズホルダの大向の突部に球形状のレンズ素材が
支持されてその位置で加熱加圧されるため、球形状のレ
ンズ素材がこの突部に当たるまでの変位量が小さ(、よ
って突部を含む穴内面に対するレンズ素材の圧着力が強
くなる。さらに、レンズ素材が球形状であるため、どの
ような曲率の光学面であっても成形しやすい。
また球形状のレンズ素材を変形させてレンズ光学面を成
形する際に、少なくとも一方のレンズ光学面をレンズホ
ルダの端面から突出して形成している。このとき、球形
状のレンズ素材面からレンズ光学面を形成しているため
、加圧変形時にレンズ素材がレンズホルダの端面にはみ
出すことがなく、レンズ光学面とレンズホルダの端面と
が滑らかに連続する光学部品を製造することができる。
さらに前記光学部品と発光素子あるいは受光素子との位
置合わせ方法では、レンズと一体化されたレンズホルダ
の外周面を支持部材に挿入し、支持部材を発光素子ある
いは受光素子のカバーの前面に設置する。調整作業では
支持部材から突出しているレンズホルダを治具などによ
り直接保持し、レンズホルダを支持部材内にて摺動させ
、且つ支持部材をカバー前面に摺動させる。この三次元
の調整作業によりレンズの光軸と発光素子あるいは受光
素子の発光点あるいは受光点とが位置合わせされた状態
で発光素子あるいは受光素子のカバーと支持部材ならび
に支持部材とレンズホルダとを溶接などにより固定する
[実施例] 以下本発明の詳細な説明する。
第1図と第2図は本発明の第1実施例を示しており、第
1図は成形後の光学部品を示す断面図、第2図は成形装
置を示す断面図である。
第2図に示す成形装置において、符号1は下型、2は上
型である。下型1内には入子3が、上型2内には入子4
が摺動自在に設けられている。
入子3の上面と入子4の下面とが凹球面または凹非球面
の光学転写面3a、4aである。
符号5はレンズホルダである。このレンズホルタ5はフ
ェライト系のステンレス鋼などにより形成されている。
レンズホルダ5の貫通穴の内周面には突部5bが形成さ
れており、この突部5bには斜面(テーバ面)5aが形
成されている0図の実施例では、斜面5aは“その断面
が直線傾斜であるが、凸状または凹状にやや湾曲する斜
面であってもよい。
第2図において符号6は球形状のレンズ素材である。こ
のレンズ素材6は、光学ガラス材料、例えば酸化鉛系ガ
ラス材料の5FSO1などにより形成されている。
次に、光学部品の製造方法を説明する。
レンズホルダ5は、下型lの上面凹部1a内に位置決め
されて嵌着される。また球形状のレンズ素材6は、前記
レンズホルダ5の内周面から突出する突部5bの斜面5
a上に設置される。この突部5bによりレンズ素材6が
位置決めされる。
第2図では省略されているが、レンズホルダ5の外周に
は加熱部材が対向しており、この加熱部材によってレン
ズホルダ5が加熱され、さらにレンズ素材6が軟化点以
上の温度に加熱される。
またレンズ素材6は予熱された状態でレンズホルダ5内
に供給されてもよい、そして入子3と4とが挟圧方向に
駆動され、球形状のレンズ素材6が各光学転写面3aと
48とによって加圧成形され、第1図に示すように、球
面または非球面の光学面6bと60とを有するレンズ6
aがプレス成形される。
上記の成形過程において、レンズ素材6が球形状である
ため、入子3と4の光学転写面3aと4aとで加圧され
たときに、素材の変位・変動が小さくても凸状の光学面
6bと60が効率よく成形できる。また第2図に示すよ
うに、球形状のレンズ素材6の表面と、レンズホルダ5
の斜面5aならびにその周辺との隙間αが最小である。
よってレンズ素材6からレンズ6aがプレス成形される
際に、加圧されたレンズ素材6が自然に無理なく斜面5
aならびにレンズホルダ5の内面に加圧され、よってレ
ンズのレンズホルダ5に対する圧着力も強くなる。また
第1図に示すようにレンズ成形完了後、レンズホルダ5
の突部5bと斜面5aがレンズ内に食い込んだ状態とな
り、レンズ6aが確実に保持される。また球形状のレン
ズ素材6を使用することにより、肉厚の大きい両凸レン
ズ6aを自由に形成できるようになる。
第3図は第1図に示す光学部品を使用した発光光学装置
を断面図によって示している。
第3図において、符号31は基板であり、この基板31
には半導体レーザチップ32が絶縁性の接合剤33によ
り固定されている。そしてチップ32に導通される導電
性端子34aと34bが絶縁性の接合剤35により基板
31に固定されている。
基板31はカバー20に覆われ、このカバー20にレン
ズ6aが一体化された前記レンズホルタ5が固定されて
いる。またカバー20の内部には窒素などの不活性ガス
が充填されている。前記レンズホルダ5をカバー20に
取付ける場合には、レンズホルダ5の段差からの突出部
をカバー20の穴2Oa内に挿入する。そしてカバー2
0とレンズホルダ5とを抵抗溶接により固着する。
次に、レンズ6aとレンズホルダ5とが固定されたカバ
ー20を基板31に固定する。このときには、カバー2
0の基部の折曲げフランジの底面20ゝbと基板31と
を当接させ、両者を抵抗溶接により固定する。このとき
カバー20の内部に窒素などの不活性ガスを充填する。
この不活性ガスは半導体レーザチップ32の酸化を防止
するためのものである。
第4図は本発明の第2実施例を示している。
符号15はレンズホルダである。このレンズホルダ15
の内周面には斜面15aを有する突部15bが形成され
ている。−点鎖線で示す符号16は球形状のレンズ素材
である。この実施例では、レンズ素材16はレンズホル
ダ15の上下へ突出する程度の大径寸法のものとなって
いる。レンズホルダ15が第2図に示すのと同様の成形
装置に設置され、入子によってレンズ素材16が加圧さ
れると、第4図の実線で示すレンズ16aが成形される
。この実施例では球形状のレンズ素材16の外面とレン
ズホルダ15の内面との隙間Bが小さく、しかもレンズ
ホルダ15の内周面15cと斜面15aがレンズ素材1
6の外面にほぼ沿う形状である。よって、レンズ素材1
6が型内にて加熱されて加圧されると、光学面16b。
16cの成形と共に、レンズ素材16が内周面15cと
斜面15aに強く確実に圧着される。また球形状のレン
ズ素材16から第4図に示すレンズ16aを成形すると
、レンズ素材16のそれぞれの部分の加圧時の変位・変
動に無理がなく、効率よくレンズ16aが成形される。
また、第4図の実施例では、上側の光学面16cがレン
ズホルダ15の上方へ突出した形状であるが、この光学
面16cの縁部Aは、レンズホルダ15の図示上面には
み出すことはなく、この縁部Aとレンズホルダ15の上
面とがスムーズに連接されている。これは、球形状のレ
ンズ素材16を使用していることにより実現できるもの
である。すなわち、第4図に示す球形状のレンズ素材1
6を上下から光学転写面(第2図の3a。
4a参照)で挟圧すると、レンズ素材がレンズホルダ1
5の穴内に充填され、また−点鎖線で示す球面から光学
面16cが形成される。このように球面から光学面を形
成しているために、凸形状の光学面の成形に無理がない
、よって入子の光学転写面を適性な凹形状に設定してお
くことにより、レンズホルダ15の上面にレンズ素材が
はみ出なくなる。
また、成形された後のレンズ16aはレンズホルダ15
の内周面15cと斜面15aとに圧着されるため、レン
ズ16aはレンズホルダ15から抜は出ることがなく、
確実に保持される。第4図に示すレンズホルダ15とレ
ンズ16aは第5図に示すような光通信装置に使用され
る。
第5図に示すように、前記レンズホルダ15は、ホルダ
41の前面41aに溶接されて固定されている。光ファ
イバ42はコネクタ43に保持されており、このコネク
タ43がホルダ41に装着されている。また対向するホ
ルダ44には発光光学装置49が取付けられている。
この光学装置49は、基板31に半導体レーザチップ3
2が取付けられ、カバーガラス46を有するカバー20
が取付けられている。
カバー20の穴の周縁部20cはテーバ状に削られてい
る。第4図に示すレンズ16aはその光学面16cがレ
ンズホルダ15から突出しており、しかも光学面16c
の縁部Aがレンズホルダ15の上面にはみ出していない
、よって第4図、第5図のように、レンズ16aと発光
光学装置のカバー20とを接近させて配置した場合、カ
バー20のテーバ状の周縁部20cにレンズ16aの光
学面16cが寸法余裕を有して対向できる。このように
第5図の光通信装置では、レンズ16aの光学面16c
をカバー20の大向に挿入できる位置まで接近させるこ
とができるため、レンズ16aとチップ32との距離を
短くでき、装置の軸方向の寸法を最短にできる。
第5図に示す装置では半導体レーザチップ32からの発
散レーザがレンズ16aにより集光され、光ファイバ4
2の端面に入光する。
なお、第5図に示す装置では、レンズホルダ15を、ホ
ルダ41に対し図の上下方向へ調整して固定することに
より、光ファイバ42とレンズ16aとの光軸合わせを
行なうことができ、また発光光学装置49をホルダ44
に対し図の上下方向に調整して固定することにより、レ
ンズ16aとチップ32の光軸合わせも行なえる。
第6図は本発明の第3実施例による光学部品を示してい
る。
第6図において、符号45はレンズホルダであり、この
レンズホルダ45にレンズ16aが一体に加圧されて成
型されている。レンズホルダ45は第4図に示した実施
例のレンズホルダ15とほぼ同じであり、内面には斜面
45aと突部45bが形成されている。第6図に示す光
学部品の製造方法は第4図の実施例と同じであり、球形
状のレンズ素材16がレンズホルダ45内の斜面45a
に位置決めされ加熱加圧されることにより、光学面16
bと16cを有するレンズ16aがプレス成型される。
第6図は第4図と上下逆さまに示しており、成型の際に
はレンズホルダ45は第4図に示すように突部45bが
下側に向けられ、その上に球形状のレンズ素材16が設
置されてプレス成型される。
第6図に示すように、レンズホルダ45の突部45b側
の開口面の内周にはテーパ面45cが形成されている。
レンズ16aがプレス成型された後、光学面16bと1
6cには反射時、止膜がコーティングされるが、このコ
ーティングが第6図の上方から施されると、光学面16
bとテーパ面45cに前記膜がコーティングされる。こ
のテーパ面45cの開き角度が小さすぎるとレンズ面1
6bに均一なコーティングができないため、このテーパ
面45cの開き角度には限界がある。第6図のθはこの
限界角度(例えば25°)を示している。この限界角度
θを確保することによって、レンズホルダ45の軸方向
長さ寸法をi!、、だけでなくI22とβ3のように長
く確保できる。
第7図は、上記のようにレンズホルダ45の軸方向長さ
寸法を長くしたことの利点を利用して、レンズ16aの
光軸Oと、半導体レーザチップ32の発光点Hとを位置
合わせして且つ、光学部品と半導体レーザのカバーとを
固定する位置合わせ方法を示しているものである。
第7図において、符号50は半導体レーザチップ32の
カバーであり、その開口部50aの内側にはカバーガラ
ス46が設置されている。なおこのカバーガラス46は
設けなくてもよい、第7図に示す実施例では、光学部品
のレンズホルダ45の軸方向の長さ寸法を長くし、その
外周面の図示上方に溝45eが形成されている。符号4
7は支持リングである。この支持リング47の内周面4
7aは前記レンズホルダ45の外周面45dがほとんど
隙間なく摺動できるような寸法に仕上げられている。ま
た支持リング47の第7図の図示下面47bは内周面4
7aに対する直角度が高精度に仕上げられている。
位置合わせ作業では、レンズホルダ45の外周面45d
が支持リング47の内周面47aに隙間なく挿通され、
また支持リング47の下面47bがカバー50の前面に
設置される。このときレンズホルダ45の外周面45d
は支持リング47から上方へやや突出しており前記溝4
5eは支持リング47の外部にある。そして保持爪48
により前記溝45eが保持される0例えば第8図(第7
図の平面図)に示すように、満45eは保持爪48によ
り三方から保持される。
保持爪48をZ軸方向へ動かすと、レンズホルダ45の
外周面45dが支持リング47の内周面47a内にて光
軸Oの方向へ移動し、これによりレンズ面と発光点Hと
の光軸方向の位置合わせが行なわれる。また保持爪48
をX方向ならびにY方向(X方向と直交する方向)へ移
動させると、レンズ16aの光軸0と発光点Hとの平面
方向の位置合わせが行なわれる。なお上記三次元の位置
合わせの間、支持リング47の下面47bはカバー50
の前面に密着させたままとする。この三次元の位置合わ
せ作業によりレンズ16aの位置が決まった状態で、(
イ)で示す位置を溶接してカバー46と支持リング47
を固定し、また(口)で示す位置を溶接することにより
、支持リング47とレンズホルダ45とを固定する。な
お第8図に示すように、レンズホルダ45は保持爪48
により三方から保持されているので、(イ)と(ロ)で
示す溶接部は保持爪48の中間位置にて行なうことにな
る。
第6図に示す光学部品は、レンズホルダ45の内部にて
レンズ素材16をプレス成型したものであるため、レン
ズホルダ45の外周面45dとレンズ16aの光軸Oと
の同心度は高精度に確保されている。また支持リング4
7の内周面47aと下面47bも高精度に製作できるた
め、上記の三次元の位置合わせ作業により、レンズ16
aと発光点Hとが高精度に位置決めできる。また保持爪
48によりレンズホルダ45を直接保持してx−y−z
の三次元方向の位置合わせを行なっているため、位置合
わせ作業が高精度である。さらに位置合わせ後に溶接し
た後は、レンズホルダ45と半導体レーザのカバー50
とが一体になっているものであるため、これらのひとつ
の部品をして扱うことができ、光ファイバなどに対する
位置決めならびに取付作業が容易になる。
第9図は第7図と同種の位置合わせ作業を異なる方法に
より行なう場合を示している。
第9図に示す作業に使用される光学部品のレンズホルダ
45は軸方向の長さ寸法が比較的短く、第6図に!、で
示す程度の寸法のものが使用される。
第7図に示したのと同様に、レンズホルダ45の外周面
45dは支持リング47の内周面47aにほとんど隙間
なく挿通され、支持リング47の下面47bはカバー5
0の前面に設置される。保持治具としては外筒51の内
側に吸着筒53が重ねられたものが使用される。外筒5
1には2方向の延びるガイド溝51aが形成され、吸着
筒53の外面に設けられた摺動ビン52がガイド溝り1
a内に挿入され、外筒51に対して吸着筒53が相対的
にZ方向へ移動できるようになっている。
位置合わせ作業では、保持治具の外筒51により支持リ
ング47の外周面47cを保持する。また吸着筒53の
下端をレンズホルダ45の上面に当接させ、内部53a
の負圧によりレンズホルダ45を吸着する。この状態で
吸着筒53をZ方向へ移動させることにより、レンズホ
ルダ45を支持リング47内にて軸方向へ摺動させ、レ
ンズ16aの光軸方向の位置合わせを行なう、また外[
51をX方向ならびにY方向へ移動させることにより、
支持リング47をカバー50の前面にて摺動させ、レン
ズ16aの光軸Oと発光点Hとの位置合わせを行なう。
なお、上記各実施例ではレンズ素材6.16が球形状で
あるが、この形状は必ずしも厳密な球形状である必要は
な(、ある断面が楕円形状などのように多少変形した球
形状であってもよい。
また、第4図の実施例において、レンズ16aの下側の
光学面16bが、上側の光学面16cと同様にレンズホ
ルダ15の下端面から突出する形状であってもよい。
さらに上記実施例ではレンズと発光素子との位置合わせ
を例として説明したが、レンズと受光素子との位置合わ
せにおいても実施できる。
[効果] 以上のように本発明によれば、球形状のレンズ素材によ
り、加圧してレンズ光学面を成形している。よって凸形
状のレンズであっても、素材の変位・変動が小さく光学
面が効率的に成形される。
また、レンズホルダの内面に突部が形成されているので
、レンズホルダの内面がレンズ素材の外面に沿う形状で
ある。よって加圧時にレンズ素材の変形量が最小で、且
つレンズ素材がレンズホルダの内面に確実に圧着される
。また、レンズホルダの突部によりレンズが確実に保持
されてレンズホルダの圧着力が増強される。
特に図の実施例では、突部に斜面が形成されているため
、この斜面ならびにレンズホルダの内周面が球形状のレ
ンズ素材の外面に沿う形状となり、よってレンズ素材が
加圧されたときに、最小の変形量でレンズホルダの内面
に確実に圧着されるようになる。
また、第4図の実施例のようにレンズの光学面がレンズ
ホルダから突出するような場合、球形状のレンズ素材を
使用することにより、レンズ素材がレンズホルダの端面
にはみ出ることを防止でき、レンズ光学面とレンズホル
ダの端面とが滑らかに連続する光学部品を製造できるよ
うになる。
また、球形状のレンズ素材を使用しているため、レンズ
ホルダ内に肉厚が大きいレンズや曲率の小さいレンズを
自由に成形できるようになる。
さらに本発明による光学部品と発光素子あるいは受光素
子との位置合わせ方法によれば、レンズホルダを直接保
持して位置合わせ作業を行なっているため、余分な部品
が不要で高精度な位置合わせが可能である。また製作さ
れたものは発光素子あるいは受光素子と光学部品とが一
体になっているので、取り扱いが容易であり、光ファイ
バなどに対する位置合わせ固定も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示すものであり
、第1図は光学部品の断面図、第2図は成形装置の断面
図、第3図は光学部品を使用した発光光学装置を示す断
面図、第4図〜第5図は本発明の第2実施例を示すもの
であり、第4図は光学部品の断面図、第5図は光学部品
を使用した光通信装置の断面図、第6図は第2実施例に
よる光学部品の部分断面図、第7図は光学部品と発光素
子との位置合わせ作業を示す断面図、第8図は第7図の
平面図、第9図は他の実施例による光学部品と発光素子
の位置合わせ作業を示す断面図である。 1・・・下型、2・・・上型、3.4・・・入子、51
5・・・レンズホルダ、6.16・・・レンズ素材、6
a、16a=−レンズ、6b、6c、16b。 16c・・・レンズ光学面、45・・・レンズホルダ、
47・・・支持リング、48・・・保持爪、50・・・
半導体レーザのカバー、51・・・外筒、53・・・吸
着筒。 5・・・レンズホルダ 6・・・レンズ素材 5b・・・突部 髄・・・レンズ 6 15・・・レンズホルダ 16・・・レンズ素材 15b・・・突部 16a・・・レンズ 第4図 第3図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、レンズホルダの貫通穴の内周面に突部を形成し、球
    形状のレンズ素材をレンズホルダの貫通穴内に挿入して
    前記突部に当接させ、加熱された前記レンズ素材を型に
    より加圧し、球形状のレンズ素材を変形させて前記突部
    を含む穴内面に圧着させるとともにレンズ光学面を成形
    する光学部品の製造方法 2、球形状のレンズ素材を加圧した際に、少なくとも一
    方のレンズ光学面を、レンズホルダの端面から突出させ
    て成形する請求項1記載の光学部品の製造方法 3、請求項1記載の方法により製造された光学部品なら
    びにそのレンズホルダの外周面が光軸方向へ摺動自在に
    挿通される支持部材を使用し、支持部材を光学素子のカ
    バー前面に設置し且つ光学部品のレンズホルダを支持部
    材内に挿入し、支持部材から突出している部分にてレン
    ズホルダを保持し、レンズホルダを支持部材内に摺動さ
    せて光軸方向の位置合わせを行ないまた支持部材をカバ
    ー前面に摺動させて光軸と直交する平面方向の位置合わ
    せを行ない、位置合わせ完了後にカバーと支持部材およ
    び支持部材とレンズホルダとを固定する光学部品と発光
    素子あるいは受光素子との位置合わせ方法
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